私的良スレ書庫
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元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」
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>>850
まーたツンデレしてる
まーたツンデレしてる
インターバル
妹「後輩さーん!!」ギュウ
後輩「だから、突然抱きつくのはやめてくださいよ!」
男「……」グッ
副部長「お前は行かないのか?」
男「相手クラスの奴が行くのはおかしいだろうよ」
副部長「まあ、それもそうだな」
妹「だって、後輩さんのこと大好きなんだもん!!」ギュウウウウウウウ
後輩「もう……」ナデナデ
男「……」ググググッ
副部長「めんどくせえから行ってこいよ」
妹「後輩さーん!!」ギュウ
後輩「だから、突然抱きつくのはやめてくださいよ!」
男「……」グッ
副部長「お前は行かないのか?」
男「相手クラスの奴が行くのはおかしいだろうよ」
副部長「まあ、それもそうだな」
妹「だって、後輩さんのこと大好きなんだもん!!」ギュウウウウウウウ
後輩「もう……」ナデナデ
男「……」ググググッ
副部長「めんどくせえから行ってこいよ」
A子「まさか、私たちがあのバスケ部部長がいるクラスと接戦だなんて……」
B美「ゆ、夢みたいだにゃ……」
妹「みんな頑張ってるもん! 絶対に勝てるよこの試合!」
後輩「……」
妹「後輩さん?」
後輩「えっ……? ああ、はい。勝てますよ、きっと」
B美「後輩さんが言うならいける気がしてきた……」
A子「確かに……」
妹「なによそれ! あたしの言葉が信用できないっての!?」
B美「だって」
A子「ねえ?」
妹「なんだとー!」
後輩「……」フラッ
A子「どうしたの」
後輩「すみません。ちょっと行ってきます」タッタッタ
B美「どこに行くんだにゃ……?」
妹「そんなの決まってるじゃない」
B美「ゆ、夢みたいだにゃ……」
妹「みんな頑張ってるもん! 絶対に勝てるよこの試合!」
後輩「……」
妹「後輩さん?」
後輩「えっ……? ああ、はい。勝てますよ、きっと」
B美「後輩さんが言うならいける気がしてきた……」
A子「確かに……」
妹「なによそれ! あたしの言葉が信用できないっての!?」
B美「だって」
A子「ねえ?」
妹「なんだとー!」
後輩「……」フラッ
A子「どうしたの」
後輩「すみません。ちょっと行ってきます」タッタッタ
B美「どこに行くんだにゃ……?」
妹「そんなの決まってるじゃない」
後輩「さあ、お仕置きタイムです!」
男「お、お仕置き? 俺が何をしたって言うんだよ」
後輩「自分の胸に手を当てて考えてみればいいのではないですかね? 試合そっちのけで美女二人に囲まれてにやにやしていたダメ彼氏さん」
男「言いがかりだ! むさくるしい女2人が近くにいただけで俺はなにも……」
後輩「うるさいです! とにかく、私の機嫌を損ねたのは事実なのですから、お仕置きです!」ギュウ
男「……!」
副部長「それのどこがお仕置きだよ」
男「お、お仕置き? 俺が何をしたって言うんだよ」
後輩「自分の胸に手を当てて考えてみればいいのではないですかね? 試合そっちのけで美女二人に囲まれてにやにやしていたダメ彼氏さん」
男「言いがかりだ! むさくるしい女2人が近くにいただけで俺はなにも……」
後輩「うるさいです! とにかく、私の機嫌を損ねたのは事実なのですから、お仕置きです!」ギュウ
男「……!」
副部長「それのどこがお仕置きだよ」
後輩「後半はちゃんと試合を観てくださいよ!」パッ
男「……わかった」
後輩「そろそろ試合が始まるので……」
男「まー、待てって」グイッ
後輩「な、なんですか?」
男「……」チュ
後輩「なっ……」
男「今回は間違えてないよな?」
後輩「……っ!」
男「好きだよ」
後輩「……やっぱり、先輩には敵わないなあ」
男「……わかった」
後輩「そろそろ試合が始まるので……」
男「まー、待てって」グイッ
後輩「な、なんですか?」
男「……」チュ
後輩「なっ……」
男「今回は間違えてないよな?」
後輩「……っ!」
男「好きだよ」
後輩「……やっぱり、先輩には敵わないなあ」
後輩「先輩は凄いです。私がしてほしいこと、かけてほしい言葉がわかるのですから」
男「彼氏だからな。これくらい当然だろ」
後輩「おかげで弱気になっていた心が前向きになりました」
男「そりゃあ良かった」ナデナデ
後輩「……先輩、大好きです。ずっと貴方の傍にいたいです」
男「俺もだよ」
後輩「待っていてください。必ず、勝ちます」
男「ああ。待ってる」
男「彼氏だからな。これくらい当然だろ」
後輩「おかげで弱気になっていた心が前向きになりました」
男「そりゃあ良かった」ナデナデ
後輩「……先輩、大好きです。ずっと貴方の傍にいたいです」
男「俺もだよ」
後輩「待っていてください。必ず、勝ちます」
男「ああ。待ってる」
副部長「お、お前よお、少しは周りの目とか気にしろよな」
妹「インターバルとはいえ、試合中だよ。キスするとか信じられないんだけど」
男「仕方ねえだろ。それしか、落ち着かせてやる方法が思い浮かばなかったんだから」
妹「はあ?」
男「いいから、後輩のこと応援してやってくれ」
妹「インターバルとはいえ、試合中だよ。キスするとか信じられないんだけど」
男「仕方ねえだろ。それしか、落ち着かせてやる方法が思い浮かばなかったんだから」
妹「はあ?」
男「いいから、後輩のこと応援してやってくれ」
後輩姉「見せつけてくれるわね」
後輩「羨ましいですか?」
後輩姉「少しは落ち着けたようね。良かった。後半、まともな勝負にならないんじゃないかって心配したのよ」
後輩「……なんの話でしょうか?」
後輩姉「3Pを決めたのに怯えた目で私を見るんだもの。すぐわかったわ。貴女が私に勝てないんじゃないかと弱気になっていることにね」
後輩姉「そりゃそうよね。隙をついて5点を奪えたからいいものの、実力差は明らかなんだから」
後輩「羨ましいですか?」
後輩姉「少しは落ち着けたようね。良かった。後半、まともな勝負にならないんじゃないかって心配したのよ」
後輩「……なんの話でしょうか?」
後輩姉「3Pを決めたのに怯えた目で私を見るんだもの。すぐわかったわ。貴女が私に勝てないんじゃないかと弱気になっていることにね」
後輩姉「そりゃそうよね。隙をついて5点を奪えたからいいものの、実力差は明らかなんだから」
後輩姉「5分、いえ3分で立ち直った心を打ち砕いてあげるわ」
後輩「私は諦めません。後半、貴女がどんな策を講じてきても、必ず攻略します」
後輩姉「たかがキスしたくらいで、よくもまあ、そこまで強気になれるわね」
後輩「貴女は知らないでしょうが、好きな人とするキスはそれほどの力があるのですよ」
後輩姉「この試合を勝った後に検証させてもらうわ」
後輩「それはどうですかね。もし勝てたとしても、先輩が貴女に振り向くことはないと思いますが」
後輩姉「それでいいのよ。あの男とキスをするなんておぞましくてたまらないもの」
後輩「はい……?」
後輩姉「さっ、後半を始めましょうか」
後輩「……?」
後輩「私は諦めません。後半、貴女がどんな策を講じてきても、必ず攻略します」
後輩姉「たかがキスしたくらいで、よくもまあ、そこまで強気になれるわね」
後輩「貴女は知らないでしょうが、好きな人とするキスはそれほどの力があるのですよ」
後輩姉「この試合を勝った後に検証させてもらうわ」
後輩「それはどうですかね。もし勝てたとしても、先輩が貴女に振り向くことはないと思いますが」
後輩姉「それでいいのよ。あの男とキスをするなんておぞましくてたまらないもの」
後輩「はい……?」
後輩姉「さっ、後半を始めましょうか」
後輩「……?」
>>865
ブーメラン刺さってるぞ
ブーメラン刺さってるぞ
後輩姉「……」ダムダム
後輩「……いつまでそうしているつもりですか」
後輩姉「そうね。20秒過ぎくらいまではこうしていようかしら」
男「姉はキープしているばかりで仕掛けてこないな」
副部長「あれはディレイオフェンスだからな」
妹「で、でも、ディレイオフェンスなんて、実力が劣るチームが採る戦術ですよ? 部長がいるのに、そんなことする必要ないですよ」
男「どういう戦術なんだ?」
妹「攻撃時間24秒を目一杯使いながら攻めるの。少しでも時間を稼いで、相手の攻撃回数を減らすためにね」
副部長「つまり、後輩のシュートチャンスを減らせるってことだ」
後輩「……いつまでそうしているつもりですか」
後輩姉「そうね。20秒過ぎくらいまではこうしていようかしら」
男「姉はキープしているばかりで仕掛けてこないな」
副部長「あれはディレイオフェンスだからな」
妹「で、でも、ディレイオフェンスなんて、実力が劣るチームが採る戦術ですよ? 部長がいるのに、そんなことする必要ないですよ」
男「どういう戦術なんだ?」
妹「攻撃時間24秒を目一杯使いながら攻めるの。少しでも時間を稼いで、相手の攻撃回数を減らすためにね」
副部長「つまり、後輩のシュートチャンスを減らせるってことだ」
後輩(ディレイオフェンスをしてくるなんて……)
後輩姉「取りにこなくていいの? 時間なくなっちゃうよ?」ダムダム
後輩「時間がないのは貴女も一緒でしょう」
後輩「それもそうだね。」スッ
後輩(無理にボールを奪いに行って体力を消耗するより)
後輩姉「よいしょっと」パサッ
後輩(速攻を繰り返して攻撃回数を増やすことに専念したほうがいい!)ダッ
後輩姉「そうはさせないよ」
後輩「!」
後輩姉「私のマークを振り切れるかな?」
後輩姉「取りにこなくていいの? 時間なくなっちゃうよ?」ダムダム
後輩「時間がないのは貴女も一緒でしょう」
後輩「それもそうだね。」スッ
後輩(無理にボールを奪いに行って体力を消耗するより)
後輩姉「よいしょっと」パサッ
後輩(速攻を繰り返して攻撃回数を増やすことに専念したほうがいい!)ダッ
後輩姉「そうはさせないよ」
後輩「!」
後輩姉「私のマークを振り切れるかな?」
後輩「フェイスガード……!」
後輩姉「なんで驚いてるのよ。私にフェイスガードされることくらいわかってたでしょ」
後輩姉「まあ、ディレイオフェンスとのコンボは想定してなかっただろうけど」
副部長「これは追い込まれたな。ディレイオェンスをやられて攻撃回数は減り、フェイスガードによってパスを受けることさえままならない」
妹「どうして部長はここまでやるんですか……たかが球技大会なのに……」
副部長「……姉にとっては、これがラストチャンスだからな」
男「……」
後輩姉「なんで驚いてるのよ。私にフェイスガードされることくらいわかってたでしょ」
後輩姉「まあ、ディレイオフェンスとのコンボは想定してなかっただろうけど」
副部長「これは追い込まれたな。ディレイオェンスをやられて攻撃回数は減り、フェイスガードによってパスを受けることさえままならない」
妹「どうして部長はここまでやるんですか……たかが球技大会なのに……」
副部長「……姉にとっては、これがラストチャンスだからな」
男「……」
後輩姉「さあ、どうする?」
後輩「そんなの決まってます!」ダッ
後輩姉「逃がさないよ」サッ
後輩「もう……」キュッ
後輩「しつこいですよ!」ダッ
後輩姉「ほらほら、もっと頑張ってよ」サッ
後輩「そんなの決まってます!」ダッ
後輩姉「逃がさないよ」サッ
後輩「もう……」キュッ
後輩「しつこいですよ!」ダッ
後輩姉「ほらほら、もっと頑張ってよ」サッ
・
・
・
副部長「……もう5分以上も後輩はボールに触れてないな」
妹「ボールを受けられる局面を何度も作ってるのに……」
副部長「そうだな。味方が素人集団でなければ、パスをもらえたはずだ」
妹「……これ以上、見てられません。あたしが後輩さんを助けます」
副部長「お前は出場を禁止されてるだろうが。顧問にバレたら総体予選に出れなくなるぞ」
妹「それでもいいです! このまま後輩さんが潰されるのは見てられませんよ!」
男「騒ぐなよ」
妹「だって!」
男「お前が今からコートにたっても勝敗は変わらねえよ」
妹「そんなことないもん! 後輩さんの力になるもん!」
男「馬鹿か。お前の力なんて必要ねえよ。後輩が自信満々に俺に待ってろって言ったんだ。それを信じろ」
・
・
副部長「……もう5分以上も後輩はボールに触れてないな」
妹「ボールを受けられる局面を何度も作ってるのに……」
副部長「そうだな。味方が素人集団でなければ、パスをもらえたはずだ」
妹「……これ以上、見てられません。あたしが後輩さんを助けます」
副部長「お前は出場を禁止されてるだろうが。顧問にバレたら総体予選に出れなくなるぞ」
妹「それでもいいです! このまま後輩さんが潰されるのは見てられませんよ!」
男「騒ぐなよ」
妹「だって!」
男「お前が今からコートにたっても勝敗は変わらねえよ」
妹「そんなことないもん! 後輩さんの力になるもん!」
男「馬鹿か。お前の力なんて必要ねえよ。後輩が自信満々に俺に待ってろって言ったんだ。それを信じろ」
後輩「……」ハァハァ
後輩姉「苦しそうね」
後輩「そうですね……さすがにちょっときついです」
後輩姉「私を振り切るために走り回っていたものね」
後輩「……もう5分になりますか」
後輩姉「ええ、そうよ。貴女がボールを触れていない時間はそんなになるのよ」
後輩「残念でしたね」
後輩姉「……なにが?」
後輩「3分で私の心を打ちのめすのではなかったのですか?」
後輩姉「苦しそうね」
後輩「そうですね……さすがにちょっときついです」
後輩姉「私を振り切るために走り回っていたものね」
後輩「……もう5分になりますか」
後輩姉「ええ、そうよ。貴女がボールを触れていない時間はそんなになるのよ」
後輩「残念でしたね」
後輩姉「……なにが?」
後輩「3分で私の心を打ちのめすのではなかったのですか?」
後輩姉「へえ……まだ、勝つつもりなんだ」
後輩「当然です。先輩を待たせているんです。負けるわけにはいきません」
後輩姉「この状況をどうやって打開するつもり?」
後輩「動いて動いてとにかく動き回りますよ」
後輩姉「それは無策と一緒よ」
後輩「仕方ないじゃないですか。用意していた策はことごとく貴女に潰されたのですから。いま出来ることはそれしかありません」
後輩姉「……最後まで体力が持つといいわね」
後輩「当然です。先輩を待たせているんです。負けるわけにはいきません」
後輩姉「この状況をどうやって打開するつもり?」
後輩「動いて動いてとにかく動き回りますよ」
後輩姉「それは無策と一緒よ」
後輩「仕方ないじゃないですか。用意していた策はことごとく貴女に潰されたのですから。いま出来ることはそれしかありません」
後輩姉「……最後まで体力が持つといいわね」
・
・
・
後輩姉(……残り3分。まだ、ボールにすら触れていない)
A子「ご、ごめん……」
後輩「ドンマイです! 切り替えて守備をしましょう!」
後輩姉(あれだけ動き回っているのだから、相当苦しいはず。……なのにどうして)
後輩「さあ、貴女からボールを奪って速攻です」
後輩姉(この子は諦めないの……)
・
・
後輩姉(……残り3分。まだ、ボールにすら触れていない)
A子「ご、ごめん……」
後輩「ドンマイです! 切り替えて守備をしましょう!」
後輩姉(あれだけ動き回っているのだから、相当苦しいはず。……なのにどうして)
後輩「さあ、貴女からボールを奪って速攻です」
後輩姉(この子は諦めないの……)
後輩姉「……もう諦めなさい。この状況を打開するのは無理よ」
後輩「なぜ?」
後輩姉「後半始まってから一度も触ってないのよ!?」
後輩「私と貴女の実力差を考えればあり得ない話ではないです」
後輩姉「そのヘロヘロな状態で何ができるの? 息は上がっていて、まとも走れていない。今の貴女では私に勝てないわよ!」
後輩「そんなのやってみないとわかりませんよ」
後輩姉「その根拠のない自信はどこからくるのよ!?」
後輩「先輩です。先輩が見守っていてくれている、待っていてくれる。だから、私は諦めません」
後輩「なぜ?」
後輩姉「後半始まってから一度も触ってないのよ!?」
後輩「私と貴女の実力差を考えればあり得ない話ではないです」
後輩姉「そのヘロヘロな状態で何ができるの? 息は上がっていて、まとも走れていない。今の貴女では私に勝てないわよ!」
後輩「そんなのやってみないとわかりませんよ」
後輩姉「その根拠のない自信はどこからくるのよ!?」
後輩「先輩です。先輩が見守っていてくれている、待っていてくれる。だから、私は諦めません」
後輩「貴女は何に怯えているのですか? 試合を有利に進めているのはそちらですよ」
後輩姉「……怯える? この私が?」
後輩「そんな怯えた目で強がられても説得力ないですよ」
後輩姉「ふ、ふざけたこと言わないで!」
後輩「事実ですし」
後輩姉「そんなこと……あるはずないでしょ!」ダッ
後輩「……遅い」サッ
後輩姉「!」スッ
「……」ガゴン
後輩姉「……怯える? この私が?」
後輩「そんな怯えた目で強がられても説得力ないですよ」
後輩姉「ふ、ふざけたこと言わないで!」
後輩「事実ですし」
後輩姉「そんなこと……あるはずないでしょ!」ダッ
後輩「……遅い」サッ
後輩姉「!」スッ
「……」ガゴン
後輩「リバウンド!」
A子「は、はい!」
後輩「ナイスキャッチです!」ダッ
A子「後輩さん!」スッ
後輩「……」パシッ
後輩姉「やらせない!」サッ
後輩「……」ニヤ
後輩姉「!?」ドン
ピィー
審判「アンスポーツマンライクファウル!」
後輩姉「なっ……!」
A子「は、はい!」
後輩「ナイスキャッチです!」ダッ
A子「後輩さん!」スッ
後輩「……」パシッ
後輩姉「やらせない!」サッ
後輩「……」ニヤ
後輩姉「!?」ドン
ピィー
審判「アンスポーツマンライクファウル!」
後輩姉「なっ……!」
男「ちっ、いま速攻のチャンスだったのに」
妹「でも、これでフリースロー2本ゲットだよ!」
男「ドリブル中だったからスローインだろ?」
妹「パーソナルファウルならそうだけど、いまのは速攻を意図的にファウルで止めたっていうでアンスポだからフリースローになんの!」
男「つまり……」
妹「2点奪える大チャンスってことだよ!」
妹「でも、これでフリースロー2本ゲットだよ!」
男「ドリブル中だったからスローインだろ?」
妹「パーソナルファウルならそうだけど、いまのは速攻を意図的にファウルで止めたっていうでアンスポだからフリースローになんの!」
男「つまり……」
妹「2点奪える大チャンスってことだよ!」
後輩姉「パーソナルファウルでしょ!?」
審判「い、いえ、明らかに速攻を潰しにいっていましたし……」
後輩姉「違うわよ! この子が止まったから接触したのよ!」
後輩「抗議してるとテクニカルファウル取られますよ」
後輩姉「こいつ……!」
副部長「……姉らしくないな」
男「そうか? あいつはあんなもんだろ」
妹「部長は、ワンマン速攻でも冷静に対応してファールなんてしないし、もしファールを取られたとしても抗議をするような人じゃないよ」
副部長「フリースローを2本決められたとしても、後輩はまだ2ゴール決めないといけない。慌てることなんてないはずなのに……」
男「まあ、姉妹だからな」
副部長「はあ……?」
男「虚勢を張ってるのは後輩だけじゃないってことさ」
審判「い、いえ、明らかに速攻を潰しにいっていましたし……」
後輩姉「違うわよ! この子が止まったから接触したのよ!」
後輩「抗議してるとテクニカルファウル取られますよ」
後輩姉「こいつ……!」
副部長「……姉らしくないな」
男「そうか? あいつはあんなもんだろ」
妹「部長は、ワンマン速攻でも冷静に対応してファールなんてしないし、もしファールを取られたとしても抗議をするような人じゃないよ」
副部長「フリースローを2本決められたとしても、後輩はまだ2ゴール決めないといけない。慌てることなんてないはずなのに……」
男「まあ、姉妹だからな」
副部長「はあ……?」
男「虚勢を張ってるのは後輩だけじゃないってことさ」
後輩「そんなに慌てなくても大丈夫ですよ。フリースローを2本とも決めたとしても、まだ3点残っているのですから」
後輩姉「勘違いしないで。私は貴女と違うの。動揺なんてしないし、怯えたりしない」
後輩「諦めない私に怯えて、それを指摘され動揺した人が何を言っているのですか」
後輩姉「……なにその妄想。つまらないわよ」
後輩「この試合を通してわかりました。私と貴女は似ています。自分を偽って、弱さを覆い隠そうとしている」
後輩「でも、私には弱さを受け入れてくれる人がいます。だからもう自分を偽ることはしません」
後輩姉「……」
後輩「では、フリースローを打たねばいけませんので」スタスタ
後輩姉「勘違いしないで。私は貴女と違うの。動揺なんてしないし、怯えたりしない」
後輩「諦めない私に怯えて、それを指摘され動揺した人が何を言っているのですか」
後輩姉「……なにその妄想。つまらないわよ」
後輩「この試合を通してわかりました。私と貴女は似ています。自分を偽って、弱さを覆い隠そうとしている」
後輩「でも、私には弱さを受け入れてくれる人がいます。だからもう自分を偽ることはしません」
後輩姉「……」
後輩「では、フリースローを打たねばいけませんので」スタスタ
後輩姉(私たちは似てないよ)
後輩「6点目」スッ
「……」パサッ
妹「ナイシュー!」
後輩姉(貴女は他人に嫌われてしまうのが怖い。でも、私は他人にどう思われたって構わない)
後輩「これで7点」スッ
「……」パサッ
後輩姉(私が嫌われたくないのは、失いたくないのは……)
後輩「6点目」スッ
「……」パサッ
妹「ナイシュー!」
後輩姉(貴女は他人に嫌われてしまうのが怖い。でも、私は他人にどう思われたって構わない)
後輩「これで7点」スッ
「……」パサッ
後輩姉(私が嫌われたくないのは、失いたくないのは……)
後輩「さあ、あと3点です」
後輩姉「……ねえ」
後輩「なんですか?」
後輩姉「私ね、好きな人がいるの。その人がいれば他人なんてどうでもいいの」
後輩「せ、先輩は渡しません!」
後輩姉「馬鹿ね。他人なんてどうでもいいって言ってるでしょ」
後輩「えっ……?」
後輩姉「私が好きなのは貴女よ。血のつながっている妹の貴女が愛おしくてたまらないの」
後輩姉「……ねえ」
後輩「なんですか?」
後輩姉「私ね、好きな人がいるの。その人がいれば他人なんてどうでもいいの」
後輩「せ、先輩は渡しません!」
後輩姉「馬鹿ね。他人なんてどうでもいいって言ってるでしょ」
後輩「えっ……?」
後輩姉「私が好きなのは貴女よ。血のつながっている妹の貴女が愛おしくてたまらないの」
後輩姉「ずっと隠してきたことを話すことができてすっきりしたわ」
後輩「な、なにを言って……」
後輩姉「んじゃ、勝負を再開しようか」ダッ
B美「にゃ……?」
後輩姉「失礼」ベシッ
B美「ふぇぇ!?」
後輩姉「ついてこれるかな?」ダムダム
後輩「は、はやい……!」
後輩姉「よっと」シュ
「……」パサッ
後輩姉「ふぅ……」
後輩「……ディレイオフェンスはどうしたのですか?」
後輩姉「もうそういうのはいいかなって。せっかく、貴女とバスケできるんだもん。目一杯楽しみたいの」
後輩姉「残り2分間、妙な策は一切なし。純粋にバスケの実力で勝負よ」
後輩「な、なにを言って……」
後輩姉「んじゃ、勝負を再開しようか」ダッ
B美「にゃ……?」
後輩姉「失礼」ベシッ
B美「ふぇぇ!?」
後輩姉「ついてこれるかな?」ダムダム
後輩「は、はやい……!」
後輩姉「よっと」シュ
「……」パサッ
後輩姉「ふぅ……」
後輩「……ディレイオフェンスはどうしたのですか?」
後輩姉「もうそういうのはいいかなって。せっかく、貴女とバスケできるんだもん。目一杯楽しみたいの」
後輩姉「残り2分間、妙な策は一切なし。純粋にバスケの実力で勝負よ」
後輩「わ、私は騙されません!」
後輩姉「なにが?」
後輩「貴女が私のことを好きだなんて……」
後輩姉「好きだよ。世界で一番好き。物心ついたときから妹一筋」
後輩「……っ!」
後輩姉「男くんとの仲を引き裂こうとしたのは、妹を奪われたくないから。今回の勝負だって、貴女を手に入れたいから画策したことなの」
後輩「う、うそ……」
後輩姉「貴女とバスケができて、しかも勝てば、あの冴えないチビ野郎と別れさせることができて一石二鳥! 素晴らしいでしょ?」
後輩姉「なにが?」
後輩「貴女が私のことを好きだなんて……」
後輩姉「好きだよ。世界で一番好き。物心ついたときから妹一筋」
後輩「……っ!」
後輩姉「男くんとの仲を引き裂こうとしたのは、妹を奪われたくないから。今回の勝負だって、貴女を手に入れたいから画策したことなの」
後輩「う、うそ……」
後輩姉「貴女とバスケができて、しかも勝てば、あの冴えないチビ野郎と別れさせることができて一石二鳥! 素晴らしいでしょ?」
後輩「だ、騙されません! 騙されませんよ!」シュッ
「……」ガゴン
後輩「!?」
副部長「シュートフォームがバラバラだ。あれじゃあ入りっこない」
妹「さすがに疲れちゃったのかな……?」
男「……」
「……」ガゴン
後輩「!?」
副部長「シュートフォームがバラバラだ。あれじゃあ入りっこない」
妹「さすがに疲れちゃったのかな……?」
男「……」
後輩姉「ほいっ」シュッ
「……」パサッ
後輩「……」
後輩姉「ほら、早く攻めなよ。時間なくなっちゃうよ」
後輩「……」ギロッ
後輩姉「あー、やっぱり怒ってる?」
後輩「当たり前でしょ、この愚姉! 告白するにしてもタイミングがあるでしょうよ!」
後輩姉「い、いやー、自分を偽ってるとか言われたからさあ……」
後輩「私に責任をおしつけないでください!」
後輩姉「でも、妹が可愛すぎるから好きになっちゃったわけだし、責任がないとは言えないよね」
後輩「馬鹿! 本当にどうしようもない馬鹿です!」
「……」パサッ
後輩「……」
後輩姉「ほら、早く攻めなよ。時間なくなっちゃうよ」
後輩「……」ギロッ
後輩姉「あー、やっぱり怒ってる?」
後輩「当たり前でしょ、この愚姉! 告白するにしてもタイミングがあるでしょうよ!」
後輩姉「い、いやー、自分を偽ってるとか言われたからさあ……」
後輩「私に責任をおしつけないでください!」
後輩姉「でも、妹が可愛すぎるから好きになっちゃったわけだし、責任がないとは言えないよね」
後輩「馬鹿! 本当にどうしようもない馬鹿です!」
妹「な、なんか揉めてますね」
副部長「そうだな、なにを話してるのかは聞こえないが……」
妹「止めに入りますか?」
男「やめとけ。せっかく姉妹喧嘩してるんだから」
副部長「そうだな、なにを話してるのかは聞こえないが……」
妹「止めに入りますか?」
男「やめとけ。せっかく姉妹喧嘩してるんだから」
後輩「もういいです! 3点決めて、このくだらない賭けを終わらせます! 話はその後です!」
後輩姉「……話してくれるんだ」
後輩「ええ。試合が終わったら厳しく事情聴取しますから」
後輩姉「そっか。……よし、今後の二人の交際について話し合おうね!」
後輩「そんな話なんてしませんよ!」
男「……」フッ
妹「なに笑ってんの?」
男「良かったなと思ってさ」
後輩姉「……話してくれるんだ」
後輩「ええ。試合が終わったら厳しく事情聴取しますから」
後輩姉「そっか。……よし、今後の二人の交際について話し合おうね!」
後輩「そんな話なんてしませんよ!」
男「……」フッ
妹「なに笑ってんの?」
男「良かったなと思ってさ」
・
・
・
試合終了後
妹「す、凄いよ! 部長のマークを振り切って3P決めちゃうなんて!」
後輩「いえ、あれは……」
男「お疲れ様」ポンポン
後輩「先輩……」
男「信じて待っててよかったよ」
後輩「……私、行かなくちゃいけないのです。一緒に来てもらえませんか?」
男「……」
・
・
試合終了後
妹「す、凄いよ! 部長のマークを振り切って3P決めちゃうなんて!」
後輩「いえ、あれは……」
男「お疲れ様」ポンポン
後輩「先輩……」
男「信じて待っててよかったよ」
後輩「……私、行かなくちゃいけないのです。一緒に来てもらえませんか?」
男「……」
部室
副部長「おい、姉!」
後輩姉「……なに? 負け犬に何か用?」
副部長「いや、お前、最後のは……」
後輩「シュートブロックできました、よね?」
後輩姉「なんで、貴女がここに……」
後輩「試合が終わったら事情聴取するって言いましたよ」
後輩姉「そうだけど……」
後輩「副部長。姉と二人にさせてもらえますか?」
副部長「……わかった。後は頼む」
副部長「おい、姉!」
後輩姉「……なに? 負け犬に何か用?」
副部長「いや、お前、最後のは……」
後輩「シュートブロックできました、よね?」
後輩姉「なんで、貴女がここに……」
後輩「試合が終わったら事情聴取するって言いましたよ」
後輩姉「そうだけど……」
後輩「副部長。姉と二人にさせてもらえますか?」
副部長「……わかった。後は頼む」
後輩姉「……男くんはどうしたの?」
後輩「二人で話し合ってこい、って怒られました」
後輩姉「そう……」
後輩「どうして、シュートブロックしなかったのです」
後輩姉「告白したときに気づいたんだ。私はずっと、貴女のことが好きって伝えたかったんだってことに」
後輩姉「だからもう良かったんだ。想いも伝えられたし、きっぱり諦めようって思ったの」
後輩「二人で話し合ってこい、って怒られました」
後輩姉「そう……」
後輩「どうして、シュートブロックしなかったのです」
後輩姉「告白したときに気づいたんだ。私はずっと、貴女のことが好きって伝えたかったんだってことに」
後輩姉「だからもう良かったんだ。想いも伝えられたし、きっぱり諦めようって思ったの」
後輩「……一方的に告白をしておいて、返事も聞かずに自己完結させないでくださいよ」
後輩姉「だ、だけど妹は男くんのことが……」
後輩「そうですよ。私は先輩が好きです。あの人がいない人生なんて考えられません」
後輩「でも……」
後輩「私は……お姉ちゃんのことも好きなのです」ポロポロ
後輩姉「だ、だけど妹は男くんのことが……」
後輩「そうですよ。私は先輩が好きです。あの人がいない人生なんて考えられません」
後輩「でも……」
後輩「私は……お姉ちゃんのことも好きなのです」ポロポロ
後輩姉「妹……」
後輩「ずっとずっとお姉ちゃんが憧れだったの。バスケを始めたのも、お姉ちゃんとプレーしたかったから。お姉ちゃんと一緒に居たかったから」
後輩「なのに、お姉ちゃんは全国大会に行ったのに、私の代は県予選で負けちゃって……どうして私はお姉ちゃんみたいになれないんだろうって悩んで、苦しんで……お姉ちゃんへの劣等感が大きくなって……それでお姉ちゃんを避け始めたの……」
後輩姉「いいよ、いいんだよ。私だって、嫌なことたくさんした、酷いことたくさん言ったもん……」ギュ
後輩「お姉ちゃん、お姉ちゃん……」ギュウ
後輩「ずっとずっとお姉ちゃんが憧れだったの。バスケを始めたのも、お姉ちゃんとプレーしたかったから。お姉ちゃんと一緒に居たかったから」
後輩「なのに、お姉ちゃんは全国大会に行ったのに、私の代は県予選で負けちゃって……どうして私はお姉ちゃんみたいになれないんだろうって悩んで、苦しんで……お姉ちゃんへの劣等感が大きくなって……それでお姉ちゃんを避け始めたの……」
後輩姉「いいよ、いいんだよ。私だって、嫌なことたくさんした、酷いことたくさん言ったもん……」ギュ
後輩「お姉ちゃん、お姉ちゃん……」ギュウ
副部長「……なんとかなったみたいだな」
男「そうみたいだな」
副部長「いいのか、入らなくて? 抱き合ってるみたいだぞ?」
男「バーカ。長い間、仲違いしていた姉妹が仲直りできたんだ。水差すようなマネするかよ」
副部長「それもそうだな」
後輩姉「……ねえ、妹」
後輩「なんですか……?」
後輩姉「仲直りの印にキスしようよ」
後輩「え、えっ?」
後輩姉「大丈夫大丈夫。男くんにバレなきゃ平気だって」
男「ち、ちょっと待て!」バンッ
男「そうみたいだな」
副部長「いいのか、入らなくて? 抱き合ってるみたいだぞ?」
男「バーカ。長い間、仲違いしていた姉妹が仲直りできたんだ。水差すようなマネするかよ」
副部長「それもそうだな」
後輩姉「……ねえ、妹」
後輩「なんですか……?」
後輩姉「仲直りの印にキスしようよ」
後輩「え、えっ?」
後輩姉「大丈夫大丈夫。男くんにバレなきゃ平気だって」
男「ち、ちょっと待て!」バンッ
後輩「せ、先輩……?」
後輩姉「やっぱり盗み聞ぎしてたのね」
男「そうじゃねえよ! 心配だったから、外にいただけで……」
後輩姉「姉妹の会話を盗み聞きするとか悪趣味ー」
男「違うっての!」
後輩「……」ジー
男「な、なんだよ?」
後輩「通報しましょうか?」
男「後輩!?」
後輩姉「やっぱり盗み聞ぎしてたのね」
男「そうじゃねえよ! 心配だったから、外にいただけで……」
後輩姉「姉妹の会話を盗み聞きするとか悪趣味ー」
男「違うっての!」
後輩「……」ジー
男「な、なんだよ?」
後輩「通報しましょうか?」
男「後輩!?」
後輩「嘘ですよ。心配してくれてありがとうございます」
男「目がマジすぎるって……」
後輩姉「……幸せそうね」フフッ
後輩「幸せです!」ニコッ
後輩姉「見せつけてくれちゃってー」
後輩「そ、そんなつもりは……」
後輩姉「……」ポンポン
後輩「……?」
後輩姉「男くんに幸せにしてもらうのよ」
後輩「~~~~~~! もちろんです!」ギュウ
後輩姉「男くん、私の妹をよろしくね」
男「……ああ。大事にするよ」
男「目がマジすぎるって……」
後輩姉「……幸せそうね」フフッ
後輩「幸せです!」ニコッ
後輩姉「見せつけてくれちゃってー」
後輩「そ、そんなつもりは……」
後輩姉「……」ポンポン
後輩「……?」
後輩姉「男くんに幸せにしてもらうのよ」
後輩「~~~~~~! もちろんです!」ギュウ
後輩姉「男くん、私の妹をよろしくね」
男「……ああ。大事にするよ」
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