私的良スレ書庫
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元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」
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男「えっ……」
後輩「どこかでお会いしたことありましたか?」
男「中学の時に同じ部活でしたけど……」
後輩「ということは、陸上部の方ですか?」
男「そうですけど……。僕のこと覚えてない?」
後輩「はい。先輩のことなんて知りません」
男「……」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1477304804
後輩「どこかでお会いしたことありましたか?」
男「中学の時に同じ部活でしたけど……」
後輩「ということは、陸上部の方ですか?」
男「そうですけど……。僕のこと覚えてない?」
後輩「はい。先輩のことなんて知りません」
男「……」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1477304804
後輩「人違いではないですか?」
男「そんなことあるわけない! 後輩さんが忘れているだけだよ!」
後輩「でも、二足歩行している豚なんて忘れることなんてないと思うんですけど」
男「うん。間違いない」
後輩「なにがですか?」
男「絶対、人違いじゃないよ。そんな目で僕を罵ってくれるのは、後輩さんだけだもん」
男「そんなことあるわけない! 後輩さんが忘れているだけだよ!」
後輩「でも、二足歩行している豚なんて忘れることなんてないと思うんですけど」
男「うん。間違いない」
後輩「なにがですか?」
男「絶対、人違いじゃないよ。そんな目で僕を罵ってくれるのは、後輩さんだけだもん」
後輩「先輩って物好きな人ですね。自分を罵倒する人に恋してるなんて」
男「だって、可愛いんだもん」
後輩「顔ですか」
男「やっぱり世の中、見た目こそすべて、見た目こそ正義だよ」
後輩「その価値観はわからなくもないですが、顔の造形だけで好意を寄せられても……」
男「もちろん身体も好きだよ? 陸上部の時、その豊満な胸を揺らしながら走っている後輩さんを見て、なんどトイレに駆け込んだことか」
後輩「ごめんなさい。そもそも先輩に好意を寄せられること自体が生理的に無理でした」
男「だって、可愛いんだもん」
後輩「顔ですか」
男「やっぱり世の中、見た目こそすべて、見た目こそ正義だよ」
後輩「その価値観はわからなくもないですが、顔の造形だけで好意を寄せられても……」
男「もちろん身体も好きだよ? 陸上部の時、その豊満な胸を揺らしながら走っている後輩さんを見て、なんどトイレに駆け込んだことか」
後輩「ごめんなさい。そもそも先輩に好意を寄せられること自体が生理的に無理でした」
男「……あのさ」
後輩「なんですか?」
男「僕のこと、どうして先輩って呼んでるの? 僕が誰なのかわからないのに」
後輩「……」
男「本当はわかってるんじゃないの。覚えていないふりをして、僕のことを虐めてやろうっていう魂胆なんでしょ?」
後輩「……」
男「ありがとうございます! 最高に興奮してます!」
後輩「こちらこそ、ありがとうございます。おかげで、通報する踏んぎりがつきました」
後輩「なんですか?」
男「僕のこと、どうして先輩って呼んでるの? 僕が誰なのかわからないのに」
後輩「……」
男「本当はわかってるんじゃないの。覚えていないふりをして、僕のことを虐めてやろうっていう魂胆なんでしょ?」
後輩「……」
男「ありがとうございます! 最高に興奮してます!」
後輩「こちらこそ、ありがとうございます。おかげで、通報する踏んぎりがつきました」
後輩「ネクタイですよ。うちの学校は学年ごとにネクタイの色が異なるじゃないですか」
男「そうだった……」
後輩「残念でしたね」
男「うん。後輩ちゃんに虐められているわけじゃないんだね……」
後輩「学校中から虐めてもらえるように、これまでの会話を流布しましょうか?」
男「そうだった……」
後輩「残念でしたね」
男「うん。後輩ちゃんに虐められているわけじゃないんだね……」
後輩「学校中から虐めてもらえるように、これまでの会話を流布しましょうか?」
男「俺は後輩さんに虐めてもらいたいんだ!」
後輩「お断りします」
男「ど、どうして……!」
後輩「むしろ、どうして理由を訊ねるのか不思議です」
男「……突き放して、俺の絶望した顔を見たいパターン?」
後輩「警察に通報して、先輩の顔を一生拝見したくないパターンです」
後輩「お断りします」
男「ど、どうして……!」
後輩「むしろ、どうして理由を訊ねるのか不思議です」
男「……突き放して、俺の絶望した顔を見たいパターン?」
後輩「警察に通報して、先輩の顔を一生拝見したくないパターンです」
男「これだけ昔みたいに喋っていたら、俺のこと思い出してこない?」
後輩「これまでの会話は、先輩のことを想起させるためのものだったんですか」
男「うん。陸上部の時とかこんな会話ばっかりしてたよ」
後輩「なるほど。もしかしたら、あんまりにも気持ちが悪いから、先輩のことを記憶から抹消したのかもしれませんね」
男「それで、記憶はサルページされたの?」
後輩「いいえ。今日のことも忘却したいと思うようになりました」
後輩「これまでの会話は、先輩のことを想起させるためのものだったんですか」
男「うん。陸上部の時とかこんな会話ばっかりしてたよ」
後輩「なるほど。もしかしたら、あんまりにも気持ちが悪いから、先輩のことを記憶から抹消したのかもしれませんね」
男「それで、記憶はサルページされたの?」
後輩「いいえ。今日のことも忘却したいと思うようになりました」
男「……わかった。今日は引き下がるよ」
後輩「……告白してきた割には簡単に諦めるのですね」
男「いいや、俺は諦めない! あの頃のことを思い出してもらう!」
後輩「……そうですか」
男「明日もチャレンジするからね!」
後輩「……明日、会えるといいですね」
男「後輩ちゃんが世界のどこにいても、僕が必ず、逢いに行くから」
後輩「刑務所の中で、無様にもがいていてください」
後輩「……告白してきた割には簡単に諦めるのですね」
男「いいや、俺は諦めない! あの頃のことを思い出してもらう!」
後輩「……そうですか」
男「明日もチャレンジするからね!」
後輩「……明日、会えるといいですね」
男「後輩ちゃんが世界のどこにいても、僕が必ず、逢いに行くから」
後輩「刑務所の中で、無様にもがいていてください」
男「さあ、帰ろう。途中まで送るよ」
後輩「途中まで?」
男「大丈夫。ちゃんと距離はとるよ」
後輩「やめてください。本当に通報しますよ」
男「えー。でも、一緒に帰りたいし……」
後輩「私をストーキングしているだけで、一緒に帰宅していることにはならないでしょう」
男「くっ……。じゃあ、どうしたらいいんだ……」
後輩「距離をあけずに私の家まで送ってくれればいいんです。彼氏なのですから」
男「……かれし? カレシ? 彼氏?」
男「かれしいいいいいいいいいいい!?」
後輩「途中まで?」
男「大丈夫。ちゃんと距離はとるよ」
後輩「やめてください。本当に通報しますよ」
男「えー。でも、一緒に帰りたいし……」
後輩「私をストーキングしているだけで、一緒に帰宅していることにはならないでしょう」
男「くっ……。じゃあ、どうしたらいいんだ……」
後輩「距離をあけずに私の家まで送ってくれればいいんです。彼氏なのですから」
男「……かれし? カレシ? 彼氏?」
男「かれしいいいいいいいいいいい!?」
後輩「なんで驚いているんですか。先輩が告白したのでしょう?」
男「え、でも!」
後輩「私は『覚えていない』とは言いましたが、『交際しない』とお断りしていません」
男「だけど、『生理的に無理』って……」
後輩「そういう風に言葉責めされるのが好きなんでしょう?」
男「はい! 大好物です!」
男「え、でも!」
後輩「私は『覚えていない』とは言いましたが、『交際しない』とお断りしていません」
男「だけど、『生理的に無理』って……」
後輩「そういう風に言葉責めされるのが好きなんでしょう?」
男「はい! 大好物です!」
男「遂に俺の気持ちが届いたんだね……!」
後輩「唾棄すべき醜悪な欲望でしたけどね」
男「ありがとう、ありがとう……」ポロポロ
後輩「なんで、泣いてるんですか?」
男「だって、ようやく両想いになれて……」
後輩「いえ、先輩の一方通行の恋のままですよ」
男「えっ」
後輩「唾棄すべき醜悪な欲望でしたけどね」
男「ありがとう、ありがとう……」ポロポロ
後輩「なんで、泣いてるんですか?」
男「だって、ようやく両想いになれて……」
後輩「いえ、先輩の一方通行の恋のままですよ」
男「えっ」
男「どういうこと!?」
後輩「最近、私の周囲では恋愛がブームでして。毎日のように主張されるんです。誰々が好きだと」
男「まあ、女子トークの王道だもんね」
後輩「ええ。女子らしく牽制しあうんです。『お前、あの男に手出すんじゃねえぞ』、と」
男「う、うん?」
後輩「休み時間に私の胸を盗撮しているような男と交際するわけないのに、どうして脅迫するような行動をするんでしょう。そんなことに精を出すなら、豊胸手術の費用を稼げばいいのに。まあ、まな
板にレーズンがのっているような胸を豊胸するには莫大な費用が掛かると思いますが」
男(やばい、この目はマジなやつだ……!)
後輩「最近、私の周囲では恋愛がブームでして。毎日のように主張されるんです。誰々が好きだと」
男「まあ、女子トークの王道だもんね」
後輩「ええ。女子らしく牽制しあうんです。『お前、あの男に手出すんじゃねえぞ』、と」
男「う、うん?」
後輩「休み時間に私の胸を盗撮しているような男と交際するわけないのに、どうして脅迫するような行動をするんでしょう。そんなことに精を出すなら、豊胸手術の費用を稼げばいいのに。まあ、まな
板にレーズンがのっているような胸を豊胸するには莫大な費用が掛かると思いますが」
男(やばい、この目はマジなやつだ……!)
>>13 訂正
男「どういうこと!?」
後輩「最近、私の周囲では恋愛がブームでして。毎日のように主張されるんです。誰々が好きだと」
男「まあ、女子トークの王道だもんね」
後輩「ええ。女子らしく牽制しあうんです。『お前、あの男に手出すんじゃねえぞ』、と」
男「う、うん?」
後輩「休み時間に私の胸を盗撮しているような男と交際するわけないのに、どうして脅迫するような行動をするんでしょう。そんなことに精を出すなら、豊胸手術の費用を稼げばいいのに。まあ、まな板にレーズンがのっているような胸を豊胸するには莫大な費用が掛かると思いますが」
男(やばい、この目はマジなやつだ……!)
男「どういうこと!?」
後輩「最近、私の周囲では恋愛がブームでして。毎日のように主張されるんです。誰々が好きだと」
男「まあ、女子トークの王道だもんね」
後輩「ええ。女子らしく牽制しあうんです。『お前、あの男に手出すんじゃねえぞ』、と」
男「う、うん?」
後輩「休み時間に私の胸を盗撮しているような男と交際するわけないのに、どうして脅迫するような行動をするんでしょう。そんなことに精を出すなら、豊胸手術の費用を稼げばいいのに。まあ、まな板にレーズンがのっているような胸を豊胸するには莫大な費用が掛かると思いますが」
男(やばい、この目はマジなやつだ……!)
後輩「私は、先輩と交際することで醜い駆け引きから解放されることを目論んでいるんです」
男「うーん」
後輩「言っておきますけど、先輩に拒否権はありません。先輩が告白したのですから」
男「拒否なんてしないよ。後輩ちゃんと付き合えるなら、どんな形でもいい」
後輩「……変な人」
男「変態って罵られるほうが嬉しいかな!」
男「うーん」
後輩「言っておきますけど、先輩に拒否権はありません。先輩が告白したのですから」
男「拒否なんてしないよ。後輩ちゃんと付き合えるなら、どんな形でもいい」
後輩「……変な人」
男「変態って罵られるほうが嬉しいかな!」
男「確認しておきたいんだけどさ。僕のことを好きになる可能性はある?」
後輩「限りなくゼロに近いですけどね」
男「そっか……。うん。可能性があるなら、頑張れる!」
後輩「……先輩が私からに愛想を尽かす可能性の方が高かったりして」
男「サッカーの試合で残り1分で5点差を逆転するくらいの確率であるかもね」
後輩「……なんですか、それ?」
男「可能性はあるけど、実際には起こりえないってことだよ」
後輩「限りなくゼロに近いですけどね」
男「そっか……。うん。可能性があるなら、頑張れる!」
後輩「……先輩が私からに愛想を尽かす可能性の方が高かったりして」
男「サッカーの試合で残り1分で5点差を逆転するくらいの確率であるかもね」
後輩「……なんですか、それ?」
男「可能性はあるけど、実際には起こりえないってことだよ」
翌日 朝
男「おはよう」
後輩「……なにしてるんですか?」
男「迎えに来たんだよ。昨日の別れ際に約束したじゃない」
後輩「確かに私の家の前で待ち合わせをする約束をしましたね」
男「だから約束通り……」
後輩「いま先輩がいるのは、家の居間ですよね?」
男「あはは。そのダジャレ面白いね」
後輩「私のお気に入りのマグカップで、先輩がコーヒーを飲んでいる光景はおぞましいですけどね」
男「おはよう」
後輩「……なにしてるんですか?」
男「迎えに来たんだよ。昨日の別れ際に約束したじゃない」
後輩「確かに私の家の前で待ち合わせをする約束をしましたね」
男「だから約束通り……」
後輩「いま先輩がいるのは、家の居間ですよね?」
男「あはは。そのダジャレ面白いね」
後輩「私のお気に入りのマグカップで、先輩がコーヒーを飲んでいる光景はおぞましいですけどね」
男「いや、後輩さんのお母さんが中に入れって言うもんだから」
後輩「あの人は……!」
男「優しいお母さんだね。後輩さんそっくり」
後輩「それで母はどこに? 姿が見えませんが」
男「あとはお若い二人で楽しんで、だって」
後輩「私の周りにはまともな人はいないんでしょうか」
後輩「あの人は……!」
男「優しいお母さんだね。後輩さんそっくり」
後輩「それで母はどこに? 姿が見えませんが」
男「あとはお若い二人で楽しんで、だって」
後輩「私の周りにはまともな人はいないんでしょうか」
後輩「お待たせしました」
男「早いね」
後輩「なにがですか?」
男「準備するのがさ。僕の妹なんて1時間くらい掛かるんだ」
後輩「朝の支度にそこまで時間をかける必要ありますか?」
男「そうだよね。ドーラ一味なら40秒で支度するのにね」
男「早いね」
後輩「なにがですか?」
男「準備するのがさ。僕の妹なんて1時間くらい掛かるんだ」
後輩「朝の支度にそこまで時間をかける必要ありますか?」
男「そうだよね。ドーラ一味なら40秒で支度するのにね」
後輩「先輩って、妹さんがいらっしゃったんですか」
男「あれ、知らない? 後輩さんと同じ学年だけど」
後輩「……確かに先輩と同じ苗字の方がいますが、先輩の妹さんではないと思います」
男「いやいや。俺の苗字は珍しいから、そうそう同じ苗字の人はいないって」
後輩「では、先輩は養子とか?」
男「なんでよ。僕の家族は全員血が繋がってるからね」
後輩「あんなに可愛らしい人が、先輩の妹なんて到底信じられません」
男「あれ、知らない? 後輩さんと同じ学年だけど」
後輩「……確かに先輩と同じ苗字の方がいますが、先輩の妹さんではないと思います」
男「いやいや。俺の苗字は珍しいから、そうそう同じ苗字の人はいないって」
後輩「では、先輩は養子とか?」
男「なんでよ。僕の家族は全員血が繋がってるからね」
後輩「あんなに可愛らしい人が、先輩の妹なんて到底信じられません」
男「可愛いかなあ? ただ、化粧で誤魔化してるだけだと思うけど」
後輩「豚の癖に、人間の容姿に難癖つけるなんて生意気ですよ」
男「ごちそうさまです!」
後輩「はあ……」
男「……妹が言うんだ。後輩さんみたいになりたいって」
後輩「わたしみたいに?」
男「うん。後輩さんみたいに、クールで美しくて芯の強い女性になりたいらしいよ」
後輩「……それは間違った認識ですね」
男「ごめんね。人の表面だけを見て評価するような奴だから。その裏にある大事なものに目を向けられないんだ」
後輩「豚の癖に、人間の容姿に難癖つけるなんて生意気ですよ」
男「ごちそうさまです!」
後輩「はあ……」
男「……妹が言うんだ。後輩さんみたいになりたいって」
後輩「わたしみたいに?」
男「うん。後輩さんみたいに、クールで美しくて芯の強い女性になりたいらしいよ」
後輩「……それは間違った認識ですね」
男「ごめんね。人の表面だけを見て評価するような奴だから。その裏にある大事なものに目を向けられないんだ」
後輩「まるで、先輩がわたしの内面を把握しているような発言ですね」
男「そういうつもりはなかったんだけどな」
後輩「……私の外見が好きなんでしょう?」
男「そうだよ。僕は後輩ちゃんの外見が好き。これ以上ないくらい愛してる」
後輩「なら、誤解を生むような発言は控えてください……」
男「わかった。気をつけるよ」
男「そういうつもりはなかったんだけどな」
後輩「……私の外見が好きなんでしょう?」
男「そうだよ。僕は後輩ちゃんの外見が好き。これ以上ないくらい愛してる」
後輩「なら、誤解を生むような発言は控えてください……」
男「わかった。気をつけるよ」
後輩「さあ、行きましょう。このままだと本当に遅刻します」
男「うわっ! もうこんな時間なの!?」
後輩「そうですよ、だから……」
男「ほら、俺の自転車で先に行って!」
後輩「……先輩はどうするんですか?」
男「俺は歩いていくよ。別に遅刻してもいいし」
後輩「そんな惰弱な考えは認めません」
男「いや、でも……」
後輩「私の彼氏なのでしょう」
男「うー。わかったよ。走っていくよ」
後輩「豚の走る姿なんて見たくありません」
男「じゃあ、どうしろと……」
後輩「……私のネズミになりなさい」
男「……ああ、そういうこと」
男「うわっ! もうこんな時間なの!?」
後輩「そうですよ、だから……」
男「ほら、俺の自転車で先に行って!」
後輩「……先輩はどうするんですか?」
男「俺は歩いていくよ。別に遅刻してもいいし」
後輩「そんな惰弱な考えは認めません」
男「いや、でも……」
後輩「私の彼氏なのでしょう」
男「うー。わかったよ。走っていくよ」
後輩「豚の走る姿なんて見たくありません」
男「じゃあ、どうしろと……」
後輩「……私のネズミになりなさい」
男「……ああ、そういうこと」
学校 休み時間 3年教室
男友「今日も遅かったな。いっそ、毎日遅刻すればいいのに」
男「うるせー」
男友「まあ、今日はしょうがねえか。失恋した翌日だもんな」
男「いや、付き合うことになったけど」
男友「う、嘘だろ!? あんな綺麗な子がお前のこと好きになるわけがねえ!」
男「俺のこと好きじゃないとか言ってたけどな」
男友「……はあ!?」
男友「今日も遅かったな。いっそ、毎日遅刻すればいいのに」
男「うるせー」
男友「まあ、今日はしょうがねえか。失恋した翌日だもんな」
男「いや、付き合うことになったけど」
男友「う、嘘だろ!? あんな綺麗な子がお前のこと好きになるわけがねえ!」
男「俺のこと好きじゃないとか言ってたけどな」
男友「……はあ!?」
男友「意味わかんねえんだけど」
男「俺は後輩さんが好き、後輩さんは俺のこと嫌いではない。だから、付き合う。おわかり?」
男友「あの子は好きでもない変態と付き合うってことか?」
男「お互いに好きだと伝えてないと付き合っちゃいけないのか?」
男友「当たり前だろ!?」
男「お前、高3にもなって、ピュアなこと言ってんじゃねえよ。中学生かよ。そんなんだから、童貞なんだよ」
男友「ど、ど、ど、童貞ちゃうし! って、まさかお前……!」
男「なに? 付き合って初日にヤッたのかって? 馬鹿じゃねえの、お前。結婚するまで体を重ねるわけねえだろ」
男友「てめえもピュアじゃねえかよ。だから童貞なんだよ、お前」
男「俺は後輩さんが好き、後輩さんは俺のこと嫌いではない。だから、付き合う。おわかり?」
男友「あの子は好きでもない変態と付き合うってことか?」
男「お互いに好きだと伝えてないと付き合っちゃいけないのか?」
男友「当たり前だろ!?」
男「お前、高3にもなって、ピュアなこと言ってんじゃねえよ。中学生かよ。そんなんだから、童貞なんだよ」
男友「ど、ど、ど、童貞ちゃうし! って、まさかお前……!」
男「なに? 付き合って初日にヤッたのかって? 馬鹿じゃねえの、お前。結婚するまで体を重ねるわけねえだろ」
男友「てめえもピュアじゃねえかよ。だから童貞なんだよ、お前」
男友「でも、良かったな。どんな形であれ付き合うことができて。中学生からずっと好きだったんだろ?」
男「まあ、そうだな。3年くらい片思いしてることになるな」
男友「もっと早くに告白すればよかったのに」
男「仕方ねえだろ。中学卒業してから会うことがなかったんだから」
男友「在学中に告白すればよかっただろ」
男「卒業式の日にしようしたんだけどな。当日に後輩さんが休んでしまってな。当時の俺は携帯を持ってなかったから、後輩さんとの連絡手段もなくて、もう会うこともないと思ったもんだ」
男友「部活一緒だったんだろ? OBとして顔出すとか方法はあったんじゃねえの」
男「俺が引退してすぐに、彼女は部活をやめた」
男友「OH……」
男「まあ、そうだな。3年くらい片思いしてることになるな」
男友「もっと早くに告白すればよかったのに」
男「仕方ねえだろ。中学卒業してから会うことがなかったんだから」
男友「在学中に告白すればよかっただろ」
男「卒業式の日にしようしたんだけどな。当日に後輩さんが休んでしまってな。当時の俺は携帯を持ってなかったから、後輩さんとの連絡手段もなくて、もう会うこともないと思ったもんだ」
男友「部活一緒だったんだろ? OBとして顔出すとか方法はあったんじゃねえの」
男「俺が引退してすぐに、彼女は部活をやめた」
男友「OH……」
男友「それで高校で再会するなんて、運命的だな」
男「まあな。でも、驚いたよ。後輩さんがうちの高校に来るなんて。彼女、違う高校にいくために勉強してたから」
男友「中一の時から? どんだけ、レベルの高い高校にいくつもりだったんだよ」
男「東高だよ」
男友「マジで!? 県一の進学校じゃん!」
男「しかも、妹の話じゃ、余裕で入れたんじゃないかって」
男友「凄いな。でもなんで、そんな秀才がうちみたいな中堅高にきたんだ?」
男「たぶん……」
男友「俺と会うために、なんてのは無しだぜ」
男「馬鹿。そこまでうぬぼれてねえよ。俺じゃなくて……」
「なんの話してるのー?」
男「こいつがいるからじゃねえの?」
男友「ああ、なるほどな」
後輩姉「んー?」
男「まあな。でも、驚いたよ。後輩さんがうちの高校に来るなんて。彼女、違う高校にいくために勉強してたから」
男友「中一の時から? どんだけ、レベルの高い高校にいくつもりだったんだよ」
男「東高だよ」
男友「マジで!? 県一の進学校じゃん!」
男「しかも、妹の話じゃ、余裕で入れたんじゃないかって」
男友「凄いな。でもなんで、そんな秀才がうちみたいな中堅高にきたんだ?」
男「たぶん……」
男友「俺と会うために、なんてのは無しだぜ」
男「馬鹿。そこまでうぬぼれてねえよ。俺じゃなくて……」
「なんの話してるのー?」
男「こいつがいるからじゃねえの?」
男友「ああ、なるほどな」
後輩姉「んー?」
後輩姉「ねえねえ、なんの話してたの? わたしも混ぜてよー」
男友「お前の妹の話だよ」
後輩姉「妹ちゃんの?」
男友「男と付き合うことになったんだってさ」
後輩姉「そ、そうなの!?」
男「ああ、うん。昨日、告白してな……」
後輩姉「知らなかった……」
男友「おいおい。お前ら姉妹だろ」
後輩姉「妹ちゃんは、あんまり自分のこと話してくれないから……」
男友「そ、そうなのか……」
男「……」
男友「お前の妹の話だよ」
後輩姉「妹ちゃんの?」
男友「男と付き合うことになったんだってさ」
後輩姉「そ、そうなの!?」
男「ああ、うん。昨日、告白してな……」
後輩姉「知らなかった……」
男友「おいおい。お前ら姉妹だろ」
後輩姉「妹ちゃんは、あんまり自分のこと話してくれないから……」
男友「そ、そうなのか……」
男「……」
後輩姉「あの妹ちゃんが男くんと付き合うなんて……」
男友「まあ、安心しろよ。こいつ、お前の妹にぞっこんだから」
後輩姉「そうなの?」
男「……うん」
後輩姉「だよね。そうじゃなきゃ付き合うわけないよね」
男友「……妹はそうでもないらしいけどな」ボソッ
後輩姉「えっ?」
男「なんでもない。こっちの話」
男友「まあ、安心しろよ。こいつ、お前の妹にぞっこんだから」
後輩姉「そうなの?」
男「……うん」
後輩姉「だよね。そうじゃなきゃ付き合うわけないよね」
男友「……妹はそうでもないらしいけどな」ボソッ
後輩姉「えっ?」
男「なんでもない。こっちの話」
教師「おーい、席につけ」
後輩姉「じゃあ、また後でね!」
男友「俺も席戻るわ」
男「待て」グイッ
男友「なんだよ!」
男「……あいつに余計なこと話すな」
男友「お、おう……」
後輩姉「じゃあ、また後でね!」
男友「俺も席戻るわ」
男「待て」グイッ
男友「なんだよ!」
男「……あいつに余計なこと話すな」
男友「お、おう……」
昼休み 1年教室前
妹「お兄ちゃん?」
男「おー」
妹「……あのさ、ちょっといい?」
男「えっ、いや、用事があるんだけど……」
妹「いいから、こっち来て!」グイッ
妹「お兄ちゃん?」
男「おー」
妹「……あのさ、ちょっといい?」
男「えっ、いや、用事があるんだけど……」
妹「いいから、こっち来て!」グイッ
妹「後輩さんと一緒に登校してきたらしいじゃない。それも二人乗りで」
男「なんで知ってんだよ?」
妹「うっそ、マジなの……」
男「もう噂になってるのか?」
妹「なってるよ! おかげであたし、休み時間になるたびに質問されるんだからね! お兄さんは、後輩さんとどういう関係なの、って」
男「うっわ……。後輩さんも質問責めされてるのかな……」
妹「いや、後輩さんに、『ご想像におまかせします』って微笑まれたら、それ以上追及できないからね……」
男「美人って得だよな……」
妹「……どうせ、あたしは美人じゃありませんよ」
男「なんで知ってんだよ?」
妹「うっそ、マジなの……」
男「もう噂になってるのか?」
妹「なってるよ! おかげであたし、休み時間になるたびに質問されるんだからね! お兄さんは、後輩さんとどういう関係なの、って」
男「うっわ……。後輩さんも質問責めされてるのかな……」
妹「いや、後輩さんに、『ご想像におまかせします』って微笑まれたら、それ以上追及できないからね……」
男「美人って得だよな……」
妹「……どうせ、あたしは美人じゃありませんよ」
妹「つーか、あたしの心配してよ。お兄ちゃんのせいで、大変な目に遭ったんだから……」
男「いや、彼氏たるもの、彼女の心配をするのは当然のことだろう」
妹「……えっ、付き合ってんの?」
男「付き合ってもないのに、二人乗りで学校にくるかよ」
妹「あたしはてっきり嫌がる後輩さんを無理やり荷台に乗せたのかと……」
男「お前、まさかそうやって周りに説明したんじゃないだろうな?」
妹「……てへっ」
男「てへっ、じゃねえよ」
男「なんてことしてくれたんだよ……」
男「いや、彼氏たるもの、彼女の心配をするのは当然のことだろう」
妹「……えっ、付き合ってんの?」
男「付き合ってもないのに、二人乗りで学校にくるかよ」
妹「あたしはてっきり嫌がる後輩さんを無理やり荷台に乗せたのかと……」
男「お前、まさかそうやって周りに説明したんじゃないだろうな?」
妹「……てへっ」
男「てへっ、じゃねえよ」
男「なんてことしてくれたんだよ……」
男「なんてことしてくれたんだよ……」
妹「だって、お兄ちゃんが後輩さんと付き合うなんて想像できないしー」
男「開き直ってんじゃねえ」
妹「というか、お兄ちゃんの妄想でしょ? うん。そうに決まってる」
男「違うから。俺と後輩さんは相思相愛のラブラブだから」
後輩「名誉棄損で訴えますよ」
妹「だって、お兄ちゃんが後輩さんと付き合うなんて想像できないしー」
男「開き直ってんじゃねえ」
妹「というか、お兄ちゃんの妄想でしょ? うん。そうに決まってる」
男「違うから。俺と後輩さんは相思相愛のラブラブだから」
後輩「名誉棄損で訴えますよ」
後輩「来るのが遅いから、なにをしてるのかと思えば……」
男「ごめん。妹に捕まっちゃってさ。こいつ、いまだに兄離れできなくてね」
妹「や、やめてよ!」ベシッ
男「痛! 叩くなよ!」
妹「後輩さんに変なこと言うからでしょ!」
男「事実だろうが! ホラー映画見た後とか僕のベッドに潜りこんでくるくせに」
妹「あーあーあー! 聞こえなーい! なに言ってるかわからないー!」
後輩「……」
男「ごめん。妹に捕まっちゃってさ。こいつ、いまだに兄離れできなくてね」
妹「や、やめてよ!」ベシッ
男「痛! 叩くなよ!」
妹「後輩さんに変なこと言うからでしょ!」
男「事実だろうが! ホラー映画見た後とか僕のベッドに潜りこんでくるくせに」
妹「あーあーあー! 聞こえなーい! なに言ってるかわからないー!」
後輩「……」
後輩「随分と兄妹仲がよろしいんですね」
妹「違うんですよ! 兄の虚言癖が炸裂しただけです!」
後輩「なるほど。では、すべて先輩の妄想で、事実ではないと?」
妹「そうです! その通りです!」
後輩「そうでしたか……。ご苦労なさっているんですね……」
男「ええ……。信じちゃうの?」
妹「違うんですよ! 兄の虚言癖が炸裂しただけです!」
後輩「なるほど。では、すべて先輩の妄想で、事実ではないと?」
妹「そうです! その通りです!」
後輩「そうでしたか……。ご苦労なさっているんですね……」
男「ええ……。信じちゃうの?」
後輩「私と相思相愛などという、虚偽の関係性を流布しようとしていたじゃないですか。その時点で信用はありません」
妹「やっぱり……! ほら、妄想だったんじゃん! お兄ちゃんと後輩さんが付き合うわけないよ!」
後輩「あ、いえ、お兄さんとはお付き合いさせていただいております」
妹「えっ」
男「ねえ、そろそろ行かないと、飯抜きになっちゃうよ」
後輩「そうですね。行きましょうか」
男「また後でな」
後輩「失礼します」
妹「 」ポカーン
妹「やっぱり……! ほら、妄想だったんじゃん! お兄ちゃんと後輩さんが付き合うわけないよ!」
後輩「あ、いえ、お兄さんとはお付き合いさせていただいております」
妹「えっ」
男「ねえ、そろそろ行かないと、飯抜きになっちゃうよ」
後輩「そうですね。行きましょうか」
男「また後でな」
後輩「失礼します」
妹「 」ポカーン
校舎裏
男「よし。ここにしよう」
後輩「先輩はいつもこんな人気がないで食べているんですか?」
男「まさか! 普段は教室で食べてるよ」
後輩「では、どうしてここを選んだんです?」
男「恥ずかしいかなって」
後輩「……わたしと食事することが恥ずかしいと?」
男「ち、違うよ! 俺はむしろ光栄というか、幸せというか……」
後輩「なら、明日からは私の教室で食べましょう」
男「いいの……?」
後輩「言いましたよね? 私は愛欲と嫉妬が渦巻く恋愛の駆け引きから解放されたいと。その為には周囲に先輩と交際していることを見せつける必要があるんです」
男「……わかった。明日からはそうしよう」
男「よし。ここにしよう」
後輩「先輩はいつもこんな人気がないで食べているんですか?」
男「まさか! 普段は教室で食べてるよ」
後輩「では、どうしてここを選んだんです?」
男「恥ずかしいかなって」
後輩「……わたしと食事することが恥ずかしいと?」
男「ち、違うよ! 俺はむしろ光栄というか、幸せというか……」
後輩「なら、明日からは私の教室で食べましょう」
男「いいの……?」
後輩「言いましたよね? 私は愛欲と嫉妬が渦巻く恋愛の駆け引きから解放されたいと。その為には周囲に先輩と交際していることを見せつける必要があるんです」
男「……わかった。明日からはそうしよう」
男「……」モグモグ
後輩「先輩って、いつもおにぎりだけなんですか?」
男「うん。おにぎりなら簡単に作れるしね」
後輩「足りるんですか? 男子高校生に、おにぎり2つは少ないと思います」
男「確かに足りないけどさ、おにぎりを3つも4つも食べたら飽きちゃうし」
後輩「具を変えたりすればいいじゃないですか」
男「えー。面倒くさい」
後輩「はあ……。明日から、お弁当作ってきてあげますよ」
男「いいよ。大変でしょ?」
後輩「冷凍食品を温めるだけですから、そんなに手間はかかりませんよ」
男「でも……」
後輩「これから毎日、私を送迎することになるんですから、その対価として考えてください」
男「……ありがとう」
後輩「先輩って、いつもおにぎりだけなんですか?」
男「うん。おにぎりなら簡単に作れるしね」
後輩「足りるんですか? 男子高校生に、おにぎり2つは少ないと思います」
男「確かに足りないけどさ、おにぎりを3つも4つも食べたら飽きちゃうし」
後輩「具を変えたりすればいいじゃないですか」
男「えー。面倒くさい」
後輩「はあ……。明日から、お弁当作ってきてあげますよ」
男「いいよ。大変でしょ?」
後輩「冷凍食品を温めるだけですから、そんなに手間はかかりませんよ」
男「でも……」
後輩「これから毎日、私を送迎することになるんですから、その対価として考えてください」
男「……ありがとう」
放課後 校門前
後輩「……」
男「ご、ごめん!」
後輩「……いま、何時だと思ってるんですか?」
男「えっと……、6時です……」
後輩「なにしていたんですか?」
男「その、担任に雑務を押しつけられちゃって、こんな時間に……」
後輩「……そうですか。それは災難でしたね」
男「あ、うん。それはもう……」
後輩「では、行きましょうか」
男「えっ!?」
後輩「……」
男「ご、ごめん!」
後輩「……いま、何時だと思ってるんですか?」
男「えっと……、6時です……」
後輩「なにしていたんですか?」
男「その、担任に雑務を押しつけられちゃって、こんな時間に……」
後輩「……そうですか。それは災難でしたね」
男「あ、うん。それはもう……」
後輩「では、行きましょうか」
男「えっ!?」
後輩「なんですか? まだ、頼まれている用事でもあるんですか?」
男「そうじゃなくて、怒ってないの……? てっきり罵られると思ってたんだけど……」
後輩「も、もちろん怒ってます! でも、罵ったりしたら、先輩へのご褒美になってしまうから……」
男「……放置プレイってやつ?」
後輩「そうです! よくわかりませんが、たぶんそれです!」
男「さすが、後輩さん! 僕が興奮するツボをわかってる!」
後輩「ああ、もう! どんなことをしても先輩は悦んでしまうんですね! これではお仕置きになりません!」
男「そうじゃなくて、怒ってないの……? てっきり罵られると思ってたんだけど……」
後輩「も、もちろん怒ってます! でも、罵ったりしたら、先輩へのご褒美になってしまうから……」
男「……放置プレイってやつ?」
後輩「そうです! よくわかりませんが、たぶんそれです!」
男「さすが、後輩さん! 僕が興奮するツボをわかってる!」
後輩「ああ、もう! どんなことをしても先輩は悦んでしまうんですね! これではお仕置きになりません!」
後輩「私は本当にお仕置きのつもりだったんです。だから、その……」
男「いいよ。わかってるから」
後輩「……」
男「あの放置プレイは本当に興奮したよ。ありがとう」ナデナデ
後輩「……私に気安く触らないでください」
男「ごめん。お仕置きされたくて、ついね」
後輩「お仕置きされたいなんて、本当に変態さんですね」
男「うん。だから、もう少し撫でるね」ナデナデ
後輩「……後で盛大に罵ってあげますよ」
男「いいよ。わかってるから」
後輩「……」
男「あの放置プレイは本当に興奮したよ。ありがとう」ナデナデ
後輩「……私に気安く触らないでください」
男「ごめん。お仕置きされたくて、ついね」
後輩「お仕置きされたいなんて、本当に変態さんですね」
男「うん。だから、もう少し撫でるね」ナデナデ
後輩「……後で盛大に罵ってあげますよ」
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