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    元スレ京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    乙なのよー

    202 :

    塩水欲しい
    おつ

    203 :

    おつだよー

    205 :

    おつー

    ゲロ甘なのよー

    206 :

    すばら

    207 :

    【名前】 秋田 美羽 あきたみう
    【性別】 女
    【容姿】 長身だが胸はそんなにない
    【性格】 常に余裕ぶっており超然としている
    【学年】 2年
    【高校】 清澄
    【特記】観察力が強く相手の考えを予測できる

    209 :

    >>207
    なにこれ?


    いきます

    210 = 1 :

     




    京太郎「いまさら隠すなよ」

    「べ、別に隠してるわけじゃないしっ!?」←マスクした

    「ほらっ、あたし咳止まらないから!京太郎に移しちゃったら悪いし!」

    京太郎「はいはい」

    「ぅ……」

    京太郎「そんなに嫌なもんかね」

    「……男子には分かんないわよ」

    京太郎「…………どうせそのうち見るのに」

    「へ……?」

    京太郎「…………」

    「っ!!……ゲホッ!!ゴホゴホッ!!」

    京太郎「ほら、寝てろって」

    「京太郎、あの……」

    京太郎「いいから」

    「…………うん」

    211 = 1 :

     
    京太郎「……そういえば聞いてるかな、あとで和が来るって」

    「あ、うん。お昼に連絡あった」

    京太郎「そか。まぁそういうことだから、俺に言いづらいことは和にな」

    「うん」

    京太郎「それ以外のことはなんでも言えな?」

    「大丈夫、特にないから」

    京太郎「あ、そう……」

    「さっきも言ったでしょ。そばにいてくれるだけで十分」

    京太郎「憧…」

    「そうだ、今度の休みどうする?」

    京太郎「今度の休み?」

    「うん。まだなんにも決めてないじゃない?だから…」

    京太郎「俺、今度の日曜は友だちと遊びに行くんだけど」

    「え……」

    京太郎「あれ?言ってなかったか?」

    「聞いてない……」

    京太郎「マジか。それは悪かった、ごめん」

    「………まぁいいわよ。京太郎には京太郎の付き合いがあるわけだし」

    212 = 1 :

     
    「そこにまで首突っ込んだらなんか……束縛してるみたいだし」

    「あたしだってあたしの付き合いがあるし」

    京太郎「本音は?」

    「……さみしい」

    京太郎「ごめんな」

    「あ、でも勘違いしないでね。会えると思ってたのに会えないっていうのが…」

    京太郎「わかったわかった。そうだな……じゃあこうしよう」

    「??」

    京太郎「夜、ここに…憧のうちに来るよ」

    「へ?」

    京太郎「また憧の手料理食べさせてくれよ」

    「ぁ…!」パァ

    京太郎「いっしょにご飯食べよう。あ、もちろん憧が面倒じゃなければだけど」

    「面倒なんて思うわけないじゃない!!」

    京太郎「おし!じゃあそういうことで!言ってなかったのはホント悪かった」

    「もういいってば。そんなに謝らないでよ」

    京太郎「次の休みはデートしよう」

    「うんっ」

    京太郎「行きたいところとか考えといてくれよ」

    「そうね!どうしよっかな!」

    213 = 1 :

    今日はこれで


    彼女と飯食うからって帰るやつwwwwwwww

    214 :

    乙です
    はぜろ!!

    215 :

    そういう奴は徐々に遊びに誘わなくなるんだよな…
    いずれ京太郎も…

    216 :

    はぁーーーーー
    死ぬ
    悶える

    218 :

    はじめます

    219 = 1 :

     

    ………


    ピロン
    京太郎「ん?…和からだ」

    「なんだって?」

    京太郎「いまからここ来るってさ。んで、憧に夕飯何か食べたいものがあるか聞いてくれって」

    「夕飯もやってくれるんだ」

    京太郎「こんな時くらい遠慮しないで頼ればいいんだって」

    「うん、夕飯かぁ……」

    京太郎「つかなんで俺を介して聞くんだ…?」

    「正直あんまり食欲もないのよねぇ…」

    京太郎「そーいや昼はなに食べたんだ?ちゃんと食べたか?」

    「食べたわよ。残ってたご飯でお粥みたいの作って…薬飲まなきゃいけないし」

    京太郎「ふーん、じゃあそれも伝えておこう。昼はお粥だったってさ…っと」メルメル

    「京太郎はどうするの?」

    京太郎「へ?俺?なにが?」

    「夕飯。一緒に食べてく?」

    京太郎「あー……和、俺の分とか考えてるかな」

    「頼んどいたら?」

    京太郎「いやー…それはさすがにちょっと気が引けるし」

    京太郎「ま、俺の分もあればご相伴に預からせてもらうよ」

    220 = 1 :

     

    ………


    ピンポーン

    京太郎「おっ」

    「和かな」ヨイショ

    京太郎「俺が出るから、憧はそのままで」

    「ん、じゃあお願い」

    京太郎「おうよ………はいはーい」


    ガチャ

    「あれ、須賀くん?」

    京太郎「よっ」

    「憧は…?」

    「やほー」

    「お邪魔しますね……思ったより元気みたいで」

    「うん、おかげさまで」

    「この分なら明日は大丈夫そうですね」

    「だといいんだけどねぇ」

    221 = 1 :

     
    京太郎「ところで和さん?」

    「はい?」

    京太郎「ご飯って何買ってきたんだ?」

    「あぁはい、おうどんを買ってきました、冷凍ですけど。よかったですか?」

    「あたしは注文なんてつけれないわよ。あとでお金払うわね」

    「いいですよ、これくらい」

    京太郎「あのー……」

    「どうかしました?」

    京太郎「俺の分とかって、ある?」

    「え?まぁ、作ればありますけど…」

    「よかったわね」

    「須賀くんも食べて行くんですか?」

    京太郎「あー…いや、俺はいいって言ったんだけどー、憧がさーどうしても一緒にーって言うからー」

    「んな!?そんなこと言ってない!」

    京太郎「いや言ったじゃん」

    「言ってないわよっ!」

    「あーわかりました、わかりましたから」

    京太郎「悪いな」

    「いいですよ。別に手間が増えるわけでもないですし」

    「目の前で痴話喧嘩されるほうがめんどくさいです」

    「痴話喧嘩なんてしてないわよっ!!」

    京太郎「まぁまぁ落ち着けって」

    「誰のせいよっ!?」

    222 = 1 :

     
    「この様子なら明日は大丈夫ですね。ところで憧?」

    「え?な、なに?」

    「汗、かいてませんか?」ヒソヒソ

    「あっ……」ウンウンッ

    京太郎「??」

    「須賀くん、しばらく外に出ててもらえますか?」

    京太郎「へ?なんで?」

    「えっとその…着替えようかなって」

    京太郎「あっ!あ~そういうことね、はいはいはいはい」

    「ごめんね」

    京太郎「いいっていいって。じゃ終わったら呼んでくれ」

    ガチャ…バタン

    「さて…タオルってどこですか?」

    「そこの棚にあるやつ使って」

    「あとお湯も……」

    「そうだ、着替え着替え…」


     

    223 = 1 :

     



    「昨日お風呂は?」

    「入ったんだけど…それが悪かったのかなぁ」

    「まぁ、今日はやめておいたほうがいいでしょうね。治りかけが肝心と言いますし」

    「うん、明日大丈夫そうなら朝入るわ。ちょうど一限も無いし」

    「須賀くんもですか?」

    「うん、そう」

    「よく考えたら、いまのコレも須賀くんにやってもらえばよかったんじゃないですか」

    「へ?………!?そそそそそんなこと!で、でででできるわけないじゃない!!!」

    「えっでも……あれ?」

    「もしかしてその……まだ、なんですか?」

    「っ~~~////」

    「え、でももうふた月くらいになりますよね?」

    「…………やっぱり遅い、のかな」

    「私もよくはわからないのでなんとも言えませんけど、普段あれだけ…」

    「あれだけ…なによ」

    「イチャイチャしてるじゃないですか、人目をはばからず」

    「!??ひ、人前ではしてないわよ!そんなに!」

    「あれでも遠慮してたんですか…」

    224 = 1 :

     



    京太郎「お、新しいパジャマだ」

    「っ~~~/////み、見ないでよスケベッ!!」

    京太郎「えー…」

    (和が変なこと言うから~~~ッッ)

    京太郎「??」

    「さて、それじゃあご飯を作りましょうか」

    京太郎「なんか手伝おうか?」

    「うどん茹でるだけですよ?待っててください」

    京太郎「へーい」

    「やっぱり……でも………」ブツブツ

    京太郎「憧…?」


    (京太郎はあたしを待ってくれてるのよね……)

    (京太郎がしたいって言うなら、あたしは…)


    「うん、覚悟できたわ」ボソッ

    京太郎「腹減ったなぁ…」

    「京太郎っ!」

    京太郎「お、おう?どした?」

    「い、いつでもいいからねっ」

    京太郎「え、なにが」

    「なんでもよ!」

    京太郎「だからなにがだよ」

    225 = 1 :

    今日はここで

    226 :

    憧ちゃんってムッツリだとか暴走しがちだとかいうイメージあるけどなんでだろね
    おつ

    228 :

    おつよー
    女になるのか....!?

    229 :

    乙だぞ

    230 :

    まってる

    231 :

    最近月一連載みたいになってるやばいやばい

    232 = 1 :

     





    「ごちそうさまでした」

    京太郎「でしたっ」

    「須賀くん、足りました?」

    京太郎「いや…うん、まぁ腹減ったらなんか食べるし」

    「そうだ、薬クスリ」

    「お水持ってきますね」

    「ありがと」

    京太郎「んじゃあ洗い物は俺がやるよ」

    「え?あ、すいません。じゃあお願いしますね」

    京太郎「任せとけ~」

    「……」




     

    233 = 1 :

     
    「京太郎ってさ……」

    「ん?」

    「洗い物好きなの?」

    「………はい?」

    「この前、京太郎のうちでご飯食べたときも、いまみたく俺がやるからーって」

    「あー…」

    「まぁ洗い物が好きってのは冗談だけど、いっつもなにかと手伝おうとするじゃない?さっきだって」

    「高校の頃からあんな感じだったのかなって」

    「…………」


    (言えない……部の雑務をほぼほぼ任せきっていただなんて……)

    (いえ、なんでもかんでも任せてしまっていたのは竹井先輩がいた頃であって……)

    (あ、でも優希はずっとあの調子でしたね……)

    (やっぱりあれが体に染み付いてるんじゃ……)


    「」グヌヌ

    「和?どしたの?」

    234 = 1 :

     
    「い、いえ…そうですね、たしかに高校生の頃から……待ってるだけというのが性に合わないんじゃないですか?」

    「たしかにそういうところはあるわね」

    「いいじゃないですか、いろいろと率先して手伝ってくれるんですから」

    「それはそうなんだけど、彼女としてはやっぱりやってあげたいっていうときもあるしー」

    「あーはいはい」

    「なによぅ」

    「なんでもないですよー」

    京太郎「終わりー」

    「あ、京太郎。ありがとね」

    京太郎「いいってことよ」

    「さて、それじゃあ私は帰りますね」

    京太郎「ちょっとゆっくりしていけばいいのに」

    「そうしたいのはヤマヤマなんですけど、門限っていうのがあるんですよ。実家暮らしだと」

    京太郎「あー、門限なー。まったく頭ん中に無かったワードだ」

    235 = 1 :

     
    「今日は一応事情を説明してありますけど、だからと言ってあまり…」

    「そうだったんだ…わざわざ来てもらって、ごめんね」

    京太郎「そこは謝るとこじゃないだろ」

    「そうですね。憧の悪いところです」

    「あっ……うん、そうね。今日は本当ににありがとう、和」

    「どういたしまして。さ、そろそろほんとに行かないと」

    「京太郎!」

    京太郎「ん?」

    「??」

    「送っていってあげて」

    「え、いいんですか?」

    京太郎「………」

    「だってもう暗いし……もし私がいまから一人で歩いて帰るって言ったら、京太郎どうする?」

    京太郎「そりゃ当然、送ってくってなるよな」

    「ね、同じよ」

    「そうですか…それでは須賀くんをお借りしますね」

    「こき使っていいからね」

    「ふふっ、では遠慮なく」

    京太郎「え、送っていくだけでしょ?」

    236 = 1 :

    とりあえずこれで
    まだ続くのです

    237 :


    そうこなくては

    240 :

    ちょっとずつでも投下していくスタイル

    241 = 1 :

     

    ………


    京太郎「和も気をつけろよー?」

    「何をですか?」

    京太郎「風邪だよカゼ」

    「あぁ……そうですね。といっても病気はなるときはなりますからね」

    京太郎「ま、和の場合は家の人がいるからまだいいか」

    「それなら須賀くんだって憧と同じで一人なんですから」

    京太郎「まぁな。でも風邪なんて最近ひいてないからなー、最後に風邪引いたのいつだっけ?」

    「ナントカは風邪を引かない……」ボソッ

    京太郎「おい」

    「ふふっ、ごめんなさい冗談です」

    京太郎「一応俺もあなたと同じ大学に受かってますからね?」

    「でもほら、須賀くんが風邪ひいたら憧が看病してくれるんじゃないですか?」

    京太郎「憧が看病……」

    「もしそうなったらあの子張り切っちゃうでしょうね」

    京太郎「風邪ってどうやってひくんだっけ……」

    242 = 1 :

     
    「でも……正直、意外でした」

    京太郎「ん?なにが?」

    「憧がこうやって須賀くんを私に…」

    京太郎「あぁ、たしかにな」

    京太郎「俺は言われなくてもそうするつもりだったけど、あいつから言い出したのはちょっと驚いた」

    「ですよね」

    京太郎「どうやって言いきかせようとかフォローいるよなーとか考えてたもん」

    「苦労してますね」

    京太郎「頭では分かってるから聞き分けはいいんだけど、『あ、納得はしてねーなこれ』ってよくなるからな」

    京太郎「ま、あいつも余裕が生まれてきてくれたんじゃないか?つっても和が特別なだけだろうけど」

    「信頼してくれてるってことでしょうか」

    京太郎「それは今更だろ」

    「いやでもやっぱり違うじゃないですか、そういう信頼とこういう信頼は」

    京太郎「あー……でもそうなるとむしろ俺を、じゃね?」

    「じゃあ二人共、ということにしておきましょうか」

    京太郎「だな。この前もさー、なに勝手に泉と仲良くなってんのよーって怒られてさー」

    「なんですかそれ」

    京太郎「ホント、そんなこと言われてもだよ」

    243 = 1 :

    なかなか終わらねぇなぁ

    244 :


    終わりなき旅

    245 :

    乙乙

    246 :

    おつん

    247 :

    超今更だけどキャラ崩壊注意

    248 = 1 :

     


    ◇ ◇ ◇


    「………………」


    「…………」


    「……」


    シーン……


    「途端に静かになっちゃった」

    「昨日は薬飲んですぐ寝ちゃったからなぁ」

    「今日は……さすがにもう寝れないし……」

    「………」

    「京太郎たちはそろそろ着いたかな……」

    「………」

    「ゴホゴホッ!!」

    「はぁ……」

    「咳をしても一人……誰の句だっけこれ」

    「じっと手を見る……これは違うか」

    249 = 1 :

     

    ◆ ◆ ◆


    「あ、ここ曲がります」

    京太郎「あーあのでっかい家な、思い出した」

    「やめてくださいよ……あれ?」

    京太郎「どした?」

    「お父さんっ」

    「む?和か、こんな時間まで何を……」

    「今日はちょっと事情がありまして。お母さんには話してあります」

    「まぁいい。ところでそっちの……」

    「こちら、高校からの友人の須賀くんです。以前話しましたよね?」

    京太郎「どうも、須賀です」ペコリ

    「ふむ……君がか」ジロジロ

    京太郎「あ、あの……?」

    「いつも娘が世話になっているね」

    京太郎「いえいえ世話になってるのは俺の方でして!割合で言ったらほんと10:0くらい!」

    「今度うちに来なさい。君とは一度ゆっくり話をしたいと思っていた」

    京太郎「へ?」

    「お父さん?」

    「和」

    「え、はい?」

    「こういうことなら連絡さえ入れれば、多少門限を遅れても目を瞑る」

    「はぁ…?」

    250 = 1 :

     
    京太郎「あー……和、なんかちょっと勘違いされてるっぽいぞ俺たち」

    「へ?」

    京太郎「あのー……お父さん?」

    「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない」

    京太郎「あ、はい、それはたしかにおっしゃる通りです」

    「一度言ってみたかったんだこの台詞…ふふっ」

    京太郎「えっとですね、俺と和…お嬢さんとはそういう関係ではなくてですね」

    「なに、隠すことはない」

    「??…………あぁっ!」

    「お、おおおお父さんっ!何を言ってるんですか!!?」

    「この子は私に似たのか、四角四面すぎるところがあるから心配していたのだが」

    「須賀くんには暗くなったから送ってもらっただけです!」

    「誤魔化さなくていい。お前ももういい年、むしろ安心したくらいだ」

    京太郎「ハハハ……」

    「そもそもっ!彼は私の友人と付き合ってるんですから!!」

    「なに!二股はいかんぞ!!」

    「ちーがーいーまーすーっ!」

    京太郎「ダメだこりゃ」


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