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    元スレ京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    京太郎「偶然が重なって運命の人」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431859768/

    ↑これの続き
    麻雀もしなけりゃエロもギャグも安価もありません

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1457348383

    2 :

    「私が好きなのはシズなのに…」

    12 :

    言われてみればそんなルールもあったな
    危ない
    ただあのルール見る限りそんなに書き込む必要はなかった気もするが

    (地味にSSが1レス以下しか書かれていないスレは落とされるルールあるけど立て逃げってわけじゃないスレは落とされないし大丈夫だったみたいだ)

    13 :

    そんなルールあったの…知らなかった、助かりました
    はやく立てすぎたな


    ってことで短いけど↓

    14 = 1 :

     
    「ケーキバイキングに行きましょ!」

    京太郎「突然だな」

    「割と近所にね、お店があるんだって。京太郎、甘いの好きじゃない?」

    京太郎「好きだけど……ケーキバイキングかぁ」

    「どうかしたの?」

    京太郎「ケーキバイキングにはちょっと苦い思い出が……」

    「なにそれ気になる」

    京太郎「実は………」

    ~~~~~

     

    15 = 1 :

     

    ~~~~~

    「なにそれ……」ドンビキ

    京太郎「ま、仮にちゃんと誘われてても行かなかったけども」

    「え、どうして?」

    京太郎「考えてみろよ」

    京太郎「あんなところに女子5の中に男子1の集団がいたら、どう思う?」

    「あー…」

    京太郎「1対1ならカップルなんだなで済むんだろうけどさ」

    「そうねー……てかそれならあたしとなら問題ないじゃない」

    京太郎「行かないとは言ってないだろ、むしろ行きてーよ」

    「ん、じゃあ決まりね!」

    京太郎「ケーキバイキングかーはじめてだなー、憧と付き合ってよかったー」

    「おいコラ」

    京太郎「ウソウソ、冗談だよ冗談」

    16 = 1 :

     
    「それにしても」

    京太郎「ん?」

    「京太郎ってよく部活辞めなかったわよね」

    京太郎「んー…」

    「だってただでさえそんな環境なのに、その上こう言っちゃなんだけどレベルが全然違うわけじゃない?」

    京太郎「まぁ……辞めようと思ったことがないって言えばウソになるけどな」

    「やっぱり?」

    京太郎「素人の俺がいていいのかとかさ、そりゃいろいろ考えたよ」

    「うん」

    京太郎「でも、頼まれたから」

    「頼まれた?」

    京太郎「一年の時の部長にな」

    「なにを頼まれたの?」

    京太郎「あいつら…咲とか和たちのこと頼むって」

    17 = 1 :

     

    ~~~~


    『須賀くん、ちょっといいかしら?』


    『ち、ちがうわよ!その…ちょっと真面目な話』


    『あの子たちのことを、これからも支えてあげてほしいの』


    『私たちが頑張ってこれたのは須賀くんがいてくれたからだって、みんな思ってるの。もちろん私も』


    『あ、誤解しないでね?買い出しに行ってくれたとかそういうことを言ってるわけじゃないわよ?』


    『須賀くんのこれからの高校生活を縛ることになるのもわかってるけど、できたら……』


    ~~~~

     

    18 = 1 :

     
    「ふ~ん……」

    京太郎「麻雀は下手なりにも面白いし、そもそもあいつらのことが嫌いなわけでもないし」

    「そっか」

    京太郎「それに美人の頼みは断われんからなぁ」

    「むっ……そういうこと普通彼女に向けて言う?」

    京太郎「こんなくらいで妬くなよー」ナデナデ

    「べ、べつに妬いてるわけじゃ……」

    京太郎「憧が世界で一番カワイイよ、俺にとっては」

    「……そんなのでごまかされないんだからね」

    京太郎「えー本心だってー」

    京太郎「でもほんと辞めなくてよかったよ」

    「……なんで?」

    京太郎「だってもし辞めてたら、和と疎遠になってたかもしれないし」

    「あっ…」

    京太郎「そうなると、いまこうやって憧に触ることもできてなかったろうし」

    「それは…よろしくないわね」

    京太郎「だろ?」


    京太郎「竹井先輩、元気にしてっかなー」

    19 = 1 :

    今日はこんだけ

    20 :


    縁は異なもの味なものですね

    21 :


    メゲなくてよかったな

    23 :

    次は京太郎が部活辞めて和たちと疎遠になってた夢かな

    26 :

    行きますね

    27 = 1 :

     


    「あ…そういえば……」


    「………」






    「もしもしお姉ちゃん?」

    『久しぶりね、元気にしてる?風邪とか引いてない?』

    「そういうのは全然、大丈夫」

    『そ、ならいいんだけど。一人暮らしで病気になるとキツイって言うじゃない?精神的に』

    『それで、今日はどしたの?』

    「えっとね……その………」

    『なに?言いづらいこと?』

    「お姉ちゃんに報告があって」

    『報告?』

    「うん…」

    『それはいい話?悪い話?』

    「たぶんいい話、かな」

    『なんで疑問系なのよ。で、なになに?なにがあったの?』

    「…………」

    『憧?』

    28 = 1 :

     
    「彼氏が……できました」

    『あらま』

    「ぅぅ……」

    『そう、よかったわね』

    「…………、それだけ?」

    『なに、不満なの?』

    「そういうわけじゃないけど!その…もっとからかわれるかなって……」

    『あんたねぇ……まぁいいわ、前に話してた子?』

    「あ、うん、そう」

    『なんだったっけ?スダくん?』

    「違うわよ。須賀、須賀京太郎」

    『あーそうそう、スガくんね。いつから?』

    「えっと……前の前の日曜日から」

    『じゃあいま超楽しい時だ』

    「そ、そんなことっ……あるけど」

    『ふふっ』

    「えへへ…」

    29 = 1 :

     
    『ねぇ、憧』

    「うん?なに?」

    『これはゴールじゃなくてスタートだからね』

    「え…?」

    『一緒にいる時間がこれまでよりも増えて、いいところも悪いところもこれまでより見えてくるから』

    「ぁ……」

    『そして、それは相手も同じだからね』

    「うん、わかってるつもり……」

    『ま、いまは?もう全部好きーってなってると思うけど?』

    「ふぇっ!?」

    『違う?』

    「そ、そんなことっ……あるけど」

    『うんうん、そうだよね、わかるわかる』

    「ふきゅ」

    『あははっ』

    30 = 1 :

     
    『そういえば穏乃ちゃんたちには?話したの?』

    「へ?まだだけど……」

    『そう、知らせてあげなさい。きっと喜んでくれるわよ』

    「そうかな?」

    『当たり前じゃない』

    「………うんっ」

    「自分で話すから、お姉ちゃん余計なことしないでよ?」

    『わざわざそんなことしないっての……でもあんた、ちゃんと話せるのー?』

    「で、できるわよっそれくらい!」

    『いやーあんたはいざとなったら恥ずかしがっちゃってダメそう~』

    「よ、余計なお世話よっ!!」

    『お姉ちゃん心配だわ~』

    「もーーーっ!!」

    31 = 1 :

    短けえっ!!


    そういえば京ちゃんケーキバイキング行っちゃったんだね
    あとのどっちママちゃんと大きくてよかった

    32 :


    >>14を書いた時点では曖昧だったからセーフセーフ

    33 :

    須田ァ!……ごめんなんでもない

    35 :



    まぁ、苦い思い出なのは当たってたし

    37 :

    すばらだなあ

    39 :

    今回は京ちゃんも憧ちゃんも出てこないよ

    40 = 1 :

     



    「……………」

    「…………」

    「………」

    「……」

    「……あの」

    「ほんと…」

    「!?」

    「ほんと余計なことしてくれたよね、和ちゃん」

    「え……」

    「和ちゃんが京ちゃんに新子さんを紹介なんてするから」

    「あっ……」

    「男の人に女の子を紹介したらそうなることくらいわかるよね?」

    「わ、私としても考えなかったわけではないんですよ?」

    「ですがその…あんなにすんなりと事が運ぶとは……」

    「あ~ぁ」

    「ぅ……」

    41 = 1 :

     
    「なんてね、ごめん嘘だよ」

    「咲さん…?」

    「ほんとはわかってたんだ。新子さんのことを聞いたときから、こうなるって」

    「咲さん……」

    「京ちゃんに聞いてみたんだよ。もし新子さんがいなかったら…って」

    「……」

    「私の…咲のことをそういうふうには見れないって、はっきり言われちゃった」

    「そう…ですか……」

    「うん」

    「……優しいですね、彼は」

    「うん、優しいんだよ京ちゃんは」

    「……咲さんは」

    「ん?」

    「咲さんはどうしていままで須賀くんへの気持ちを隠していたんですか?」

    「……」

    「優希は須賀くんのこと好きでしたし…」

    「自分で言うのもあれですけど…須賀くんは私のことがその…好き、だったじゃないですか」

    「そうだね」

    「どうして高校時代にはなにもしなかったんですか?」

    42 = 1 :

     
    「ふぅー……」

    「……」

    「優希ちゃんはきっと動かないし、動いてもどうせダメだと思ってた」

    「っ!」

    「和ちゃんも京ちゃんの気持ちに応えるつもりなかったでしょ?」

    「そ、それは…」

    「だからわざわざあのときの関係を壊すことないかなって」

    「ほら、優希ちゃんも言ってたでしょ?」

    「っ………」

    「幻滅した?これが私、嫌な女なんだ」

    「………、そうですね」

    「あはは……まぁそうやって余裕でいた結果がこれなんだけど」

    「やっぱりこういう小賢しいことしてるとダメだね」

    「正攻法でぶつかっていった憧の勝ちですからねぇ」

    「ずるいよね、新子さん。私だって京ちゃんと一緒にいれば……」

    「10年以上何もしなかったくせに、よく言いますね」

    「辛辣だね、和ちゃん」

    「ええ、ついさっき咲さんに幻滅したので」

    「ぐうの音も出ないや、あはは…」

    「でも……初めてな気がします、こうやって咲さんが本音を話してくれたの」

    「そうかな……」

    43 = 1 :

     
    「ねぇ、和ちゃん」

    「はい?」

    「あの……」

    「咲さん?」

    「こんな私だけど、これからも…友達でいてくれるかな?」

    「!?」

    「…………」

    「あ、あの……」

    「まったく…馬鹿なことを言いますね」

    「ぇ……」

    「咲さんみたいなひねくれた人と友だちでいられるのは私くらいなもんですよ」

    「あっ…」

    「思ってることはなんでも話してください、咲さんのことをもっと教えてください」

    「友だちなんですから」

    「うん…!ありがとう、和ちゃん」


    「もちろん優希ともですよ?」

    「う、うん…わかってるよ」

    「ほら、失恋したもの同士ですし、いままでよりも仲良くなれるんじゃないですか?」

    「いやその理屈はおかしいよね?」

    44 = 1 :

    僕は決して咲さんのことが嫌いなわけでは(ry

    45 :


    悲しいけどしゃーないね

    46 :

    ほら、好きな子ほどいじめたくなるというか……

    48 :


    本当にその理屈はおかしいのだろうか


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