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    元スレ提督「なに!? 提督ってのは戦地で戦うものじゃないのか?!」

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    451 = 1 :

    夕張「本当にいたんですから! 本当なんですよ!」

    提督「おいおい、怪談話ならもう少し怖い感じのにしてくれ…それじゃただの漫才だ」

    提督「そうだな……じゃあ実際に起きたことを話そうじゃないか、長い道のりだから暇潰しにはなるだろう」


    提督「あれは俺が小学三年の時だ、当時コックリさんが流行ってたが誰もやろうとはしなかったんだ」

    提督「やった人間は必ず死ぬだの彼女が出来なくなるだので誰もやろうとはしなかった」

    提督「だがある日実際にやってみようって言った奴がいてな、興味本位で参加する奴も何人かいた」

    提督「俺もその中の一人だったんだが…」



    夕張「そ、そういうのやめましょうよ……特に今は」

    提督「話を続けさせてもらうぞ? A4サイズの紙にこれまたお決まりのものを書いて10円玉を鳥居に置く」

    提督「数人が人差し指を10円玉に置いてな、『こんにちわ』って動かしたんだ…」


    夕張「…」ゴクリ

    提督「すると、『わ』に動かした瞬間10円玉が鳥居の場所に瞬間移動していたんだ…」



    夕張「…え、それだけ?」

    提督「そうだな、それだけだ」

    夕張「なぁんだ…ドキドキしながら聞いて損しましたよ」



    提督「まぁ、それ試した奴が数人死んだんだがな……奇妙な事もあるもんだ」

    夕張「最後のいらない! 要らなかったです!」

    452 = 1 :

    夕張「…」ガタガタ

    提督「そんなに震えるような怖い話だったか? 全く、夕張もまだ子供だな」

    夕張「だ、だって提督の知り合いの方が亡くなったんですよね?」

    提督「まぁな…あいつらとは仲が良かったんだが、残念だよ」

    夕張「そ、それじゃあ次は提督…」

    提督「そんなわけあるか! 大体あいつらは成人迎えてからの軍時代に亡くなったんだ」



    夕張「……提督は…絶対に私の前から居なくならないで下さいね? 約束ですよ?」

    提督「夕張からの約束は破れないな…分かった、居なくならない、約束しよう」

    夕張「約束破ったら、そうねぇ…」

    提督「針千本飲ませないでくれよ? あれは子供だから言える事だ」

    夕張「そんなことしませんよ、じゃあ破ったら提督と一週間口をききません!」

    提督「それじゃあなおさら破る訳にはいかなくなったわけだな…指きりげんまんは鎮守府に帰ってからすることにしよう」

    夕張「指きりげんまんってそれこそ子供がやることじゃないですか」


    提督「こういうのは口約束だけじゃダメなんだって、ちゃんと指きりげんまんするまでが約束なんだぞ?」

    453 = 1 :

    一旦中断します。
    ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

    454 :

    逆に死亡フラグに見える………

    455 :

    そら「こんにち『わ』」なんて挨拶されたらコックリさんもブチ切れますわ

    456 :

    こっくりさんどんだけ日本語に厳しいのよ
    国語の教師か

    457 :

    昔から語り継がれる人(?)だしそら厳しかろう
    現代の若者の言葉の乱れと無教養を嘆いての凶行だな

    458 :

    こんにちわって動かしてるのはこっくりさんの方だと思うんだが

    459 = 455 :

    でも文脈的には提督達が動かしてるのよね……はっ!「それを動かすのは俺だっ!」という怒りだった?

    460 :

    ああっ勝手に動かしてる!こ、ん、に、ち……って!「は」なのに!こ、ん、に、ち、「は」なのに!そっちは「わ」……!ヴォアアアアアアアアアア!!!!
    みたいな感じかな?

    463 :

    えええぇ!? 戦艦レ級を艦娘にするだってぇ?


    全くもう何を考えているんだ君は!

    戦艦レ級はねぇ、鬼人って呼ばれている恐ろしい奴なんだよぉ?


    …え? な、なんだって? 46cm三連装砲が涙を流す?

    どういうことなんだ一体ぃ…

    次回、シャー娘キング

    「待つ戦艦」




    ※シャーマンキング要素はありません、ということで再開します。

    464 = 1 :

    夕張「さっきの話なんですが、こんにち『は』か、こんにち『わ』どっちだったんですか?」

    提督「藪から棒にいきなりなんだ? …『わ』だ」

    夕張「…それって日本語間違えてませんか?」

    提督「そうだな、完全に間違えていたな…まぁ当時は俺もガキだったしそんな事気にも留めてなかったさ」

    夕張「それにコックリさんって自分から指を動かして良い物なんでしょうか?」

    夕張「確か最初はこんな感じで始まりませんでしたっけ?」


    夕張「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」

    夕張「こう始まりませんでしたっけ?」

    提督「それ本当なのか? …やっちまったなぁ」

    夕張「知らなかったんですか!? それじゃあ怒るのも仕方ないですよ!」


    提督「あの時は皆詳細なやり方なんて知らなかったんだ」

    提督「挨拶は大事だろとかどうやって会話するんだとか言い合いながらやっててな…結果がさっき言った事なんだ」


    夕張「最後はどうぞおもどりくださいって言ったんですよね? …ですよね?」

    提督「いや、普通に10円玉から手を離してコックリさんだー! って騒ぎながら逃げ帰った」



    夕張「…本当にマズイんじゃないですか? それ」

    465 :

    完全にアウトー
    まぁ死ぬまでに年月経ってるからたぶんこっくりさんの影響じゃないだろうけど

    憑き物質にはなってるだろうから別の呪法が効きやすくなってるかもね
    で艦娘や深海棲艦って呪術的要素あるらしいから・・・

    466 :

    提督「し、死にたくない……コックリさんすいません! 許してください!!」

    提督「死ぬならどうせなら100歳ぐらいまで生きて安らかに死なせてください!」

    夕張「いやいや…それじゃあ寿命で死んじゃったみたいなやつじゃないですか」

    提督「嫌だからな! たいまつをセルフで使って全身火だるまになって死ぬのは嫌だからな!!」

    夕張「ざんねん!! ていとくの ぼうけんは これで おわってしまった!!」


    提督「やめろ! やめるんだ夕張!」

    夕張「ホップステップジャンプ…」

    提督「かーるいす!! って、まだやるか夕張」

    夕張「いやぁ提督ってシャドウゲイトネタもいけたんですね、意外でした」

    提督「あのゲームには何度も死神を出勤させたからな、結構話せるぞ?」



    夕張「……セルフ」


    提督「わたしこそ しんの 提督だ!!」

    夕張「ゆうしゃじゃないんですか、そうですか」

    467 :

    じゃあこっくりさんをわざと失敗して生き残ることができれば艦娘ハーレム体質になれる可能性が

    468 = 1 :

    提督「そろそろ休憩でも取るか、飯はまだいいとして何か飲みたいものとかあるか?」

    夕張「マックス缶で」

    提督「それはまたの機会に取っておいてくれ、他には?」

    夕張「ペプシブルー」

    提督「販売停止だ、アレが緑色になったのは実証済みだがな…他は?」

    夕張「ポーション!」

    提督「10年近く前に言ってくれれば買えたんだがな、無理だ、諦めなさい」

    夕張「じゃあですね…えーっと、ドクタ」

    提督「BOSS缶ブラックだな、よし分かったすぐ買ってくる」



    夕張「あっ提督ちょっと! …少しやりすぎちゃったかしら?」

    469 = 1 :

    提督「よいしょっと…待たせたな、ほらブラック無糖だ」

    夕張「本当にブラック無糖買ってこられちゃった……」

    提督「無理な注文ばかりするからそうなるのだ、眠気覚ましには丁度いいものだぞ?」プシュ

    夕張「でも無糖は苦くて…提督は何を買ったんですか?」


    提督「んぐっ…俺か? 俺はネクターだ、甘い飲み物が欲しくてな」

    夕張「いいなぁ…私もネクターって言っておけば良かったです」チビチビ


    提督「そうか? んじゃあ交換でもするか?」

    夕張「い、いえ…私はこれで…大丈夫です」

    提督「明らかに苦そうな顔しながら飲むものでもないだろう、俺もちょっとコーヒーが飲みたかったんだ」

    提督「ほい、交換っと」ヒョイ


    夕張「い、いやこれは提督が口をつけたものじゃ…」

    提督「確かに口はつけたがまだ結構残ってるだろう? 足りなかったか?」

    夕張「そうじゃなくてですね……提督だから知らなくて当然かな…」

    提督「んぐっ…何のことかさっぱりだが…ぬるくなる前に飲まないと美味しさが半減するぞ?」

    提督「ぷはぁ…この苦味、眠気覚ましには丁度いいな」



    夕張「…間接キスって気にしてるの私だけなのかしら?」

    470 = 1 :

    提督「よし、十分に休憩は取ったしそろそろ運転再開とするか」

    夕張「そうですね、このままじゃいくら夏って言っても肌寒くなりますからね」

    提督「運転してると更に寒くなるからな、しっかりと防寒着は着込んでくれよ?」

    夕張「分かってますから! あ、そうだ提督、鎮守府には何時くらいに着きそうですか?」

    提督「ん? そうだな…今のままのペースで行くと大体7時ぎりぎりぐらいって所か」

    夕張「うーん…それって道が混んでなくてって条件ですよね?」

    提督「そうだな、混んでたら…まぁ9時ぐらいになるか」


    夕張「9時…て、提督! 今日って日曜日ですよね!」

    提督「お、おう確かに今日は日曜だが…どうしたいきなり」

    夕張「なんとしても8時に間に合うようにしてください! 朝の戦隊もの特撮テレビ見逃しちゃいます!」

    夕張「あぁ~もう~っ、録画してくれば良かったわ…」

    提督「特撮って…まぁいい、ちなみにどんなテレビシリーズなんだ?」


    夕張「知らないんですか!? 巷で有名な無敵提督テイトマンですよ!」

    夕張「初代ライダーのように全くCGを使わず、更にスタント無しって特撮テレビなんですよ!?」

    夕張「更に驚きなのがテイトマンを演じてるのが現役の提督って噂なんですから!」

    夕張「はぁ…一度で良いから会ってみたいなぁ、提督! 提督権限で会えませんか!?」


    提督「そ、そうか…そいつは凄いな」




    提督「もし、そのていとまんってのを演じてるのが俺だとしたら…どうする?」

    夕張「まっさかぁ! 提督が演じてる訳無いですよ、第一あんなアクロバティックな動きはいくら提督でも出来ませんって」

    471 = 1 :

    提督「テイトマンねぇ…牙狼じゃダメなのか?」

    夕張「牙狼は一応見てたんですけど暗黒騎士呀で終わっちゃいましたね、最近のは見てないです」

    夕張「今はテイトマン一筋です、あの何とも言えない提督っぽさがまた良いんですよ!」

    夕張「…って、艦娘の私なんだから提督っぽさについては分かってるんですけどね」

    提督「ほうほう…そのテイトマンってのはカッコいいのか?」

    夕張「カッコいいなんてもんじゃないですよ! 今までの戦隊ものをぶっ壊すかのような戦闘シーン…いつ見てもシビれますねぇ」

    夕張「ってことで急いで鎮守府に帰ってください! お願いします!」

    提督「そんなにカッコいいのか…俺も見てみるか、それじゃ急いで帰るぞ!」ブォン



    夕張「あ、あの…急ぎながら安全運転で、お願いします」ギュッ

    提督「ライディングデュエル! アクセラレーション!!」

    提督「リアエンブレムのRは不敗神話のRだ! 俺のRに付いてこられるかぁ!?」

    夕張「違いますって! 二つともあらぬ方向でも交わってないです! 声優もちがっ」


    提督「フゥーハハハーハァー! ホントぴったり張り付くAE86は地獄だぜ!」



    夕張「…眠いんですか?」

    提督「あぁ、眠い」

    472 = 1 :

    夕張「事故だけは起こさないでくださいね?」

    提督「分かっているさ、眠気覚ましに夕張と喋っていたくてな」

    提督「話すネタが無くなったらぎゅっと俺を抱きしめてくれ、それだけでいい」

    提督「ただ寝るんじゃないぞ? いいな?」

    夕張「眠くはないですから大丈夫です、さっき仮眠を取りましたから」

    夕張「…こうしてずっと提督と密着している時間なんて帰ったらほとんど無くなってしまうんですよね」

    提督「そんな事はないさ、ならいつも密着していればいいだけだろう」

    夕張「それじゃ仕事が出来ません! そ、それに周りからの視線も痛くなる気がします」


    提督「そんなもんかねぇ…俺にはあまりよく分からん話だ」

    夕張「えぇ、提督には今後も分からない話だと思います」

    提督「分からないってのはどうも歯がゆいな…具体的に分かるように説明してくれないか?」

    夕張「そうですね…欲しいガンプラをずっと見せびらかされてるようなそんな感じでしょうか」

    夕張「いやでも違うかなぁ…まぁそんな感じです」

    提督「あぁ……それはかなり視線が痛くなるな、やめておこう」

    提督「それじゃあ見せびらかさない程度にする方向でやるか、それなら文句は無いだろう?」

    夕張「な、なんだかそれだと背徳感がします」


    提督「うだうだ考えるのはもうやめだ、周りから気付かれない程度にする! 俺の決定事項だ、反論は認めない!」

    夕張「…まぁ、これでもいいかな」

    473 = 1 :

    提督「夕張、ちょっといいか?」

    夕張「なんでしょう? 提督?」

    提督「このままだと渋滞に巻き込まれそうだ、俺の予感が正しければあと1時間以内に俺たちは渋滞に引っかかる」

    夕張「えぇ!? そ、それじゃあまずいですよ! どうにかできないんですか?」

    提督「まぁ…やりようによっては、どうにかなるがな」

    夕張「それでいいです! 命の危険も少し感じつつありますけど、でも今は速さ重視でお願いします!」


    提督「そうか……なら、夕張」

    夕張「…な、なんでしょう」




    提督「ちょっとだけ攻め込むぞ?」

    夕張「いやいや! こ、高速! 高速道路を使いましょう! ね、提督!」


    提督「残念だが高速入るよりこっちのほうが遥かに速いんだ、いいな?」

    提督「なぁに、戦闘機よりは遅いから平気だ、安心しろ」

    夕張「起きたら…無事に鎮守府にたどり着いてますように…」

    474 = 1 :

    一旦中断します。
    ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

    476 :


    楽しみにしてます

    477 :


    次回予告も本編も楽しみにしてるぜ

    478 :

    戦いに終わりは無い

    ル級の仇を討つべく、生き残り部隊が特攻をかける

    時雨のキャノンを伴って補給艦を討ち取る提督の前に美少女が立つ

    その震える主砲が提督を…

    機動戦士カンムス

    次回「ヲ級、恋のあと」



    君は、生き延びることが出来るか


    ※機動戦士ガンダム要素はありません、ということで少ないですが再開します。

    479 = 1 :

    提督「バイクに乗っていて忘れていたが…イベントやってねぇな」

    提督「…ハッ!? お、俺は何を言っていたんだ?」

    提督「催眠術とか超能力とかそんなチャチなもんじゃない恐怖の片鱗ってのを味わったぜ…」

    提督「…帰ったら龍驤のレベルと駆逐艦の子達のレベル上げと重巡のレベルも上げないとな…やることが多すぎる」



    提督「そう言えば以前龍驤にどうやったら胸がデカくなるか聞かれたことがあったな、そんな気にすることなのか?」

    提督「牛乳でも飲んでしっかり運動してれば大丈夫なんじゃないか? …確証は持てないが」

    提督「なんにせよ見た目に気を使うのは女性として良い傾向だな、このままにさせておいても大丈夫だろう」

    提督「…夕張? おーい、起きてるか?」


    夕張「」

    提督「気絶してるのか…? にしてはガッチリしがみついてるし意識がありそうなんだがな」

    夕張「――ッ!!」パクパク


    提督「え? 何て言ってるか聞こえんぞ? もっとはっきり声に出してくれ」

    夕張「はやっ…は……っッ!!」

    提督「え? 速いって言ってるのか? まだ500km/hしか出していないんだが…」

    提督「そろそろ口を結んだほうがいいぞ? これからもっと速くなるからな」

    提督「そうだな、残り30分で鎮守府に着く計算だ、腰ベルトを巻いてはいるが手を離すなよ?」

    提督「やっとエンジンがあったまってきたからな、さぁて…本気で行くか!」


    夕張「」カクッ

    ジワァ


    提督「……やっちまったなぁ」

    480 = 1 :

    鎮守府

    提督「ういしょっと…やっと我が鎮守府に到着したな、時間には間に合ったぞ?」

    提督「…おーい夕張、起きろ、着いたぞ?」


    夕張「私は…死んでるんじゃないですか?」

    提督「生きてるよ、しかも平穏無事にちゃんとした安全運転で運転したさ」

    夕張「してない! ぜんっぜんこれっぽっちもしてないです! あれが安全運転な訳がないです!」


    提督「そうか? まぁそんな細かいことはさておき皆に遅くなったことを詫びないとな」

    夕張「もう二度と提督の運転する全てのものに乗らないです…命が何個あっても足りないです」

    提督「そんなこと言わないでくれ、今度こそ法律速度を守った運転をして楽しいドライブをするから、な?」


    提督「まぁ…その、なんだ……夕張は先に自分の部屋に戻ってなさい、色々と準備したりするだろうからな」

    夕張「え? どういう意味ですか?」

    提督「えーっとだな…着替えが必要だろう、必要とあれば俺の上着も貸す…あまり自分を見ないようにしておくといいだろう」


    夕張「? ……なんだか、服が湿って…」チラッ

    夕張「」


    提督「正直申し訳ないと思っている」

    481 = 1 :

    執務室

    提督「本気で夕張に殴られた…こればっかりは俺が悪いと分かる」

    提督「さて…今の時刻は0740か、予定よりやや早くここに到着できて良かった」

    提督「ふあぁっ……少しばかり俺も仮眠を取るか…椅子に座ったままでも、いいか…」

    提督「…ぐぅ」




    コンコン

    「ちわーっ! …って、あれ、提督だ! いつの間に帰ってきてたんだい?」

    「艦隊帰投やなぁ、あー、つっかれたわぁ…お、司令はん帰ってたんか?」


    提督「…すかーっ……んぐぁ…」

    「おぉすっごいいびきだね…ってぇことは一休みしてるってぇことかい?」

    「寝てるヤツにすることといやぁ…やることは一つしかないでしょう!」

    「せやなぁ…おもろいことになるでぇ!」

    「がってんだ! ふふふ、覚悟しなぁ? 提督!」



    「それはそうと前々から思ってたんだけどさぁ、なーんかどこぞの漫画に出てくる関西弁喋る探偵って感じの喋り方だよなぁ…なんでだ?」

    「んなわけないやろが! こちとら正真正銘の藤永田造船所生まれの大阪出身や! 言葉がおかしいのは気のせいやで」

    「うーん…ま、いいか! あたいも佐世保生まれだったけど、生まれつきこの喋り方だから気にしたら負けってか?」

    482 = 1 :

    夕張「…に、匂わないわよね? 大丈夫よね?」

    夕張「うぅ…気絶したときにやっちゃったのよね…お風呂入りたいわ…」

    夕張「でもまず先に提督から借りたこの服を返さないと…」ガチャ


    黒潮「これで額に肉って書いてなぁ…ぶふっ…くくっ」

    涼風「それにちょび髭も追加して更に眉毛も合体させて…ぶはっ!!」


    夕張「…なにやってるの?」


    黒潮「あっ」

    涼風「あっ」

    夕張「あの…提督にいたずら書きは……ぶふっ!」


    黒潮「あ、笑った! これで夕張はんも同罪やな!」

    涼風「てやんでぃ! 笑っちまったもんは見逃せねぇな!」

    夕張「い、いえ! 私は笑って……むふっ」

    黒潮「隠しきれてないで? 完全にわろてるやん」

    涼風「今更言い逃れたぁもう無理な話だぜ?」


    夕張「くひっ…そ、それダメでしょ…あ、あとで提督になんて言われても私は弁護しませんからね!」


    黒潮「いやいや、それはないで! 堪忍してや!」

    涼風「そうだぜ! 自分だけ棚に上げるのは卑怯者のすることだ!」



    提督「…なんだ騒々しい…おかげで目が覚めちまったじゃないか」ムクッ

    黒潮「ぶはっ! し、司令はん! それ、その顔は禁止や!」

    涼風「あっはっは! これヤバイ! 提督、こっち見たらダメだ!」

    夕張「んっ…ぐっ……あ、あの…これ」スッ


    提督「ん? そういえば貸してたな…わざわざすまないな」

    提督「…で? なんでお前ら俺から視線を逸らしてるんだ? 人と話すときはちゃんと目を見て話さないとダメだぞ?」


    夕張「と、とりあえず…顔を洗ってきたほうがよろしいかと…あ、こっちに顔を向けたらダメです」

    提督「……お前ら、鏡見て俺の想像通りのことしてたらゲンコツだからな?」

    483 :

    ??? 「本当に申し訳ない」

    484 = 1 :

    一旦中断します。
    ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

    485 :

    おちゅ

    488 :


    ほほえましいのが逆にその後を予想させて辛い

    489 :

    次回押忍提督ぅ!



    衝撃が走る 究極の

    至福。

    とどのつまり


    五時間建造確定!

    ごぉ時間建造確定ィ!!


    長門型だったら、勘弁な



    ※押忍!番長要素はありません、ということで再開します。

    490 = 1 :

    提督「…」バシャバシャ

    提督「くそっ油性マジックじゃないか…額の肉と目の周辺にしっかり書き込まれた紙芝居を使う芸人みたいなの全く落ちないぞ…」

    提督「おーい、夕張! ベンジン、ベンジン持ってきてくれ」

    夕張「ベンジンですねぇ、わっかりまし…ベンジン!?」

    夕張「えっベンジンですか?」

    提督「ベンジンぐらい知ってるだろう、顔のいたずら書きが消えないんだ」

    夕張「いや、ベンジンじゃなくても良くないですか? 例えばハンドクリームとかリップクリームとかでも…」


    提督「そんなので落ちるわけないだろう…とりあえずそれも用意してくれ」

    夕張「あ、はい分かりました」



    夕張「ちなみに指に付いた油性マジックとかは口紅とかマッチでも落ちるみたいよ?」

    夕張「でも口紅は最終手段で使う事になりそうよねぇ…今後それを使う度胸は私には無いわ…」


    黒潮「誰に言ってるん? なにか見えちゃってたりしてるの?」

    491 = 1 :

    夕張「はい、リップクリームとハンドクリームと…ベンジンです」

    提督「おぉ、すまないな…すまないが、ちょっと席を外してくれないか?」バシャバシャ

    提督「想像以上に造形スキルが高いいたずら書きだったから見られたくないんだ、すまないな」

    夕張「そういうことでしたんですね、じゃあ席を外してますね?」


    夕張「…ベンジンを間違えて開けて大惨事にならなければいいんですけど」



    「えーっと、ベンジンベンジン…これか?」バシャバシャ

    「んで、蓋を開けて……あれ、これ本当にベンジンか? 蓋が見つからんぞ?」

    「蓋フタ…ふた……あっスベ」



    ガシャンッ!


    「目がッ!!! 目がぁああああ!!!! …あぁぁ…」



    黒潮「あぁ、これがフラグってやつなんやなぁ初めて見たでぇ」

    涼風「夕張、そういう才能あるんじゃねぇか?」

    夕張「そんな事言ってる場合じゃないでしょう! だ、大丈夫ですか提督!?」

    492 = 1 :

    提督「くっ…まさかこんなところに人生最大の敵がいたとは…」

    提督「タンスの角に小指ぶつける級の強敵だ…」

    夕張「普通にベンジン使わずにハンドクリームで拭いておけば良かったんですよ」

    夕張「っと、動かないでくださいね? また目に入ると痛いですから」

    提督「流水で目を洗うのだけはどうにも慣れないな…」

    夕張「全く…ほら、ハンドクリームで馴染ませてから軽く拭き取ると…はい、落とせましたよ?」

    提督「ふぅ…一時はどうなることかと思ったんだが夕張が居てくれて助かった」


    提督「さてと、いたずら書きしたお前達の処遇を決めなければな」

    黒潮「司令はん堪忍してや! 悪いことしたって心の底から思ってるから許したってや!」

    黒潮「この通りや! な? 許したってぇやぁ」

    提督「…そうか、悪いことをしたと思ってるならそれでいい」

    黒潮「ホンマか! ありがとな司令はん!」


    夕張「判定甘くないですか? 」

    提督「俺も暴力行為はしたくない、それにそろそろミーティングを始めなければならないだろう」

    提督「確か8時から特撮テレビがやるんだったよな?」

    夕張「あ、そうでした! 早くミーティング始めましょうよ! 時間は待ってくれないんですから!」


    提督「そうだな…じゃあ皆は食堂に集まってくれ、予定通りミーティングを行う」

    493 = 1 :

    食堂


    提督「皆集まったか? …えーっと、まずは帰ってくるのが遅くなってしまい申し訳ない」

    提督「近日中に行われる大規模作戦についての打ち合わせとかがあったんだが、今からその事について話をする」

    提督「まず大体的なところからだ、我々は二日後の明朝に深海棲艦に対し先制攻撃を仕掛ける」

    提督「かなり急な事になってはいるが、逆に考えると奇襲を受けずに済むとも捉えられる」

    提督「細かな場所についてはこれからプロジェクターを使った説明をする

    提督「夕張、早速戦闘区域を写してくれ」

    夕張「分かりました」ピッ



    提督、それは銀河の平和を守るために戦う正義の男達のことである!

    無敵提督! テイトマン!




    提督「」

    夕張「あ、始まっちゃった…これ見てからでもいいですよね?」

    提督「…夕張の他に見たいやつは?」

    川内「うわっ! テイトマンじゃん! 見たい見たい!」

    清霜「今日って戦艦型の敵が出てくる回じゃん! 私も見たいです!」

    長門「はい! 私も見たいぞ!」


    陸奥「長門…?」

    長門「…わ、悪いか?! 私だって見たいんだ!」

    提督「お前らなぁ…まぁいい、これ見終わったら説明させてもらうからな?」

    長門「よし提督! そこにいられると邪魔だからどこかに移動してくれ」


    陸奥「提督、長門は夢中になるとあぁなっちゃうだけで…あまり怒らないであげてね?」

    提督「…あぁ分かってる、分かっているさ」

    494 = 1 :

    清霜「あぁ! テイトマンが! T字不利で負けちゃいそうだよ!」

    長門「なに、テイトマンならここから制空権を取って逆転を…なっ! 相手にフラヲ級だと!?」

    夕張「あぁ! そんな! テイトマンが!」

    長門「私達のテイトマンがこんなことでくたばるわけがない! 勝て! 勝つんだ!」


    提督「…あー、あいつらは放っておいて作戦概要を説明させてもらうぞ?」

    提督「先行部隊として我が艦隊は敵に出来うる限りの損害を与えそのまま大規模作戦へ移行」

    提督「奇襲という形で初手は行動出来るが、それ以降は深海棲艦も警戒を高めるだろう…かなり危険な作戦だ」

    提督「危険だと思ったらすぐに引き返してくれ、無理をすることはない」


    清霜「えっ!? テイトマンが後退したらレ級に砲撃…?」

    長門「なるほど、相手を狙撃しやすい場所に引き寄せたということか…だが、誰があんなことを?」

    夕張「これはまさかの仲間フラグですかね、やっぱり仲間の数人は居ないとダメですよね」



    提督「…そうか、遠距離狙撃で敵の数を減らせばリスク軽減も出来るか」

    提督「問題は見つからずに誰がそんな事を出来るかだが……待てよ? これなら…」

    提督「見つかったらなぶり殺しに会うだろうな……そんなことにはならないだろうが」



    長門「提督、なにをブツブツ言っているのだ?」

    提督「いや、面白そうな作戦を考え付いてな…ちなみに仲間登場シーンはまだ先になるぞ? 人が決まっていないからな」


    夕張「…え? ネタバレ?」

    495 = 1 :

    一旦中断します。
    ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

    496 :

    主任砲の出番だな

    497 :


    テイトマンにノリノリだった川内が超集中している所為か声すら出していない件について

    498 :

    夜戦が始まったらうるさくなるよ

    499 :


    唐突なネタバレ発言に吹いた
    そういや中の人だったなww

    500 :

    艦これ伝スペシャル

    日本の百倍の面積に及ぶ生物を寄せ付けない死の大海原

    (一万年前に栄えた文明の海底遺跡に)

    その奥深くに眠る謎に包まれた神秘の遺跡、海のピラミッド

    (伝説の艦娘は実在した!?)

    しかしその実態は無数に仕掛けられた巧妙な罠と

    (激震! 迫り来る巨大砲弾)

    凶暴な深海棲艦の徘徊する恐怖の洞窟であった

    (危機! 先の見えぬ渦潮)

    呪われた遺跡に足を踏み入れた我々が襲い掛かる幾多の困難と大きな犠牲を乗り越えて

    (実在した!! エラーの妖精エラー猫)

    たどり着いた驚愕の真実とはぁッ!!

    (驚愕! 青葉形の最期)

    発見! 高確率のその先に伝説の艦娘は実在したァッ!!!



    ※秘宝伝~封じられた女神~要素はありません、ということで再開します。


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