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元スレ提督「なに!? 提督ってのは戦地で戦うものじゃないのか?!」

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201 = 1 :

一部文章抜けました



提督「なんで上半身裸がいけないのだ…パンツがダメなのか? なら海パンにでも」スッ

夕張「ちょっ! そこだけはダメですから!」


提督「全身裸になれば涼しさが増すだろう…おい、なんでパンツを抑え付けるのだ」


夕張「分かりました! 分かりましたから!!」

夕張「パンツ一丁でいることだけは今だけは許しますから!」

夕張「だから、そこだけは脱ぐのをやめてください!」


提督「そこまで言うなら…」

夕張「はぁ、はぁ……た、助かった…」

提督「ふむ、人前で脱ぐなとは言われたが、着替えでもそれは有効なんだな」



夕張「なんでそんな超理論を…」

提督「じゃあこの格好のまま書類をやらせてもらうぞ?」

夕張「本当はダメなんですけど、もういいや…」


夕張「はぁ…じゃあこの脱ぎ捨てた提督の服を立てかけておきますね…」スッ


夕張「よいしょっと……あれ、重い…?」


提督「あぁ、それ身体の身体力を高めるためにわざと重いようにしてある」

提督「いつの間にか無くなるボーキサイト対策として幾つかをそこに隠してある」

提督「ざっと7000は隠してある…多少前後してるかもしれないが」



夕張「いやそれは隠しすぎですから…」

202 = 1 :

提督「はぁ…身体が軽い!」

提督「今なら音速を超えられそうだ!」


夕張「ありえそうですね…本当に提督ならありえそうです」

提督「今なら100m5秒フラットで走れるかな…試してみる価値はある」


夕張「そんな格好で絶対に外にはいかせません、今でさえ許しがたいんですから」

提督「速さを求めるだけだ、外にはいかない…ん? 今、俺は『速さ』と言ってしまったか?」

提督「執務室に最速が一人…くるぞ夕張!」


夕張「来ません、彼女は来ませ」

島風「あぁ……2分20秒…! また2秒世界を縮めたぁ…」



夕張「き、来ちゃった…それもお決まりな台詞で…」

204 = 1 :

提督「やぁぜかまし、来なくても良かったんだけど」

島風「島風です、スピードなら誰にも負けません」

島風「速きこと、島風の如し、です!」



島風「で、提督! 速さと聞こえたのですが! 速さこそ一番なのです!」

島風「この世の理はすなわち速さだと思いませんか?」

島風「物事を速く成し遂げればその分時間が有効に使えます」

島風「遅いことなら誰でも出来る20年かければバカでもレイテ沖海戦を終わらせることが出来る!」

島風「有能なのは月刊漫画家より週間漫画家、週間よりも日刊です」

島風「つまり速さこそ有能なのが、艦隊の基本法則!」

島風「そして島風の持論でさーーーーッ!!」


夕張「完全に兄貴だわ…間違いない、これは怒られる」





提督「速さが一番か…間違いないな、速ければ速いほどいい」


提督「だが、バカってとこは訂正してもらおうか…バカでも速いのはいる!」

提督「バカでも速いのは…」




提督「この俺だ!!!」
 
夕張「無駄に張り合わなくていいです」

205 :

>>197
ボトムズかと思ったらスクライドか

206 = 1 :

夕張「遂に提督が自分を馬鹿だと認めてしまいました…」

夕張「それよりこの二人をどうにかしないきゃ…」

夕張「うぅ…頭痛の種が一つ増えてしまいました…」


島風「聞き捨てなりませんね、一番速いのは島風です!」

提督「いいや、俺だね…お前はまだまだだ」

島風「今までの鎮守府一周勝負で今のところ島風のほうが勝ってますから!」


提督「今まではな…」

夕張「なにそんな馬鹿なことしてるんですか! 仕事してくださいよ!」


提督「だが、お前はまだひよっこだ! 速さ舎弟一号よ!」

夕張「人の話聞いてます?」


島風「かけっこなら…誰にも負けませんよ!」

提督「だからダメなのだ! お前は何一つ分かっていない!」


提督「外に出ろ島風! 今日その分かっていない部分を分からせてやる!」

島風「望むところです!」




夕張「パンツ一丁で外には行かせません、怒りますよ?」

提督「すいません夕張さん…服を着るから怒らないでくれ…」

207 = 1 :

提督「今回は鎮守府一周勝負ではなく、分かりやすく肉体言語で語らせてもらう」

夕張「意味が分かりません、分かりやすくないです、むしろ意味不明です」


島風「なるほど…」

島風「つまり陸上での本気の速さ勝負…ですね?」

島風「そして実戦形式での肉弾戦勝負でもあると…」



夕張「え、今の肉体言語ってとこでそこまで理解出来ちゃうの?」




提督「さて、ギャラリーが集まる前にケリを付けようじゃないか! …あ、待って服脱いでからな」ヌギヌギ

島風「提督着替えるのおっそーい!」


提督「せかすな! パンツまで一気にズリ下ろしてしまうとこだったじゃないか!」ヌギヌギ


夕張「…お尻見えちゃってたんですけど」

208 = 1 :

提督「さぁ、こい島風!!」

島風「私には誰も追いつけないよ!!」ダダッ


提督「その程度か! 島風! セカンダリータービンが止まってじゃないのか?」

島風「セカンダリタービンじゃなくて強化型艦本式缶と改良型艦本式タービンだもん!」


提督「そうかい、それがお前の力か」

提督「だが、まだ足りない! 足ァりないぞぉおお!!!」


夕張「はやっ! え、なに提督ってこんなに速いの?」


提督「お前に足りないものは、それは!!」

提督「情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!」

提督「そしてェ何よりもぉおお!!」ドガッ


島風「オウッ!」


提督「速さが足りない!」

提督「優雅さと勤勉さも合わせて足りない!!」



夕張「提督は速さしかないと思います、足りなさすぎです」

209 = 1 :

一旦中断します。
ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

210 :

速さだけじゃなくても情熱ならあるだろう

211 :

乙です
脳筋過ぎる

212 = 205 :

>>210
思想と理念もあるかと

213 :

速さ速さって、それしか言えんのかこの大根野郎!!!

214 :


本当にこの提督は気持ち良いくらいの馬鹿だなwwww

215 :


この提督に頭脳が足りないって言われるとか心底屈辱だな

217 :

さぁて次回の艦これはぁ


初雪です


…眠いぃ、前の晩たっぷり寝たときに限って翌日異様に眠いのはなんで?


たっぷり寝た意味ないじゃん


次回、「努力と結果」



お楽しみにぃ!


※らき☆すた要素はありません、ということで再開します。

218 = 1 :

提督「分かったか、島風…お前の足りないものが!」


島風「私が遅い…? 私がスロウリィ!?」

島風「これでは文化的二枚目半ンンン…」

島風「なんで! キャラが濃すぎるの? いやいやそんなことはない…」



提督「キャラの立ち位置としてはトップレベルに輝いているな」

提督「正直羨ましいぞ島風」


夕張「提督も負けず劣らずに悪い意味で輝いてますよ…誇れないですけど」

夕張「それ以前に提督は島風ちゃんより足りてない部分が多すぎます…頭脳、気品、優雅さ、勤勉さですね」


提督「何を言う! 俺は頭は良いのだ!」

提督「お前達の主砲での有効射程、速度、装甲等全て把握してある」

提督「本来ならば俺が戦地に赴いて実際に指示を出したいところだが、そうもいかない…」

提督「ならば如何に被弾せずに戦闘を有利に進められるかを考えるのが俺の仕事だ」

提督「今までに苦戦するような戦闘は無かっただろう?」


夕張「た、確かに……中部海域まで難なく進めて来れたわね…」

夕張「では島風ちゃんとのこれも何かしらの意図があってやっているのでしょうか?」



提督「ん? これはそういうのじゃない」

提督「かけっこの延長線上にこれが来ただけだ」

夕張「お遊びだったんですか…」

219 = 1 :

夕張「…とりあえず執務室に戻りましょう、まだお仕事が残ってますので」

提督「いい加減書類が多すぎてうんざりするな…」

夕張「今までのツケが回ってきただけです、もっと真面目に仕事してればこんなに大変なことにはならなかったんですからね?」


提督「うぐっ…な、夏休み最終日に一気に宿題をやるのが俺流なのだ!」

提督「それまでは有意義に過ごすのが楽しいのだ、そうだろう? 夕張」


夕張「大人なんですからそんな言い訳は通用しませんからね」


提督「わ、分かった…改善するように努力しよう」

提督「そうだ島風、ちょっと書類とか俺の机に運ぶの手伝ってくれないか? 人手は多いに越したことは無い」

島風「えーっ! めんどくさーい!」

提督「いいじゃないか、たまには…速くなる秘訣をちょっと教えてあげるからさ」


島風「もっともっと速くなってもいいの!?」

提督「あぁ、構わん…俺が許す!」


夕張「許したくない……け、けど戦力の向上に繋がるのなら…」

220 = 1 :

執務室


提督「…」カリカリ

夕張「…」カタカタ


島風「はい、提督!」ドサァ

提督「あぁ、ありがとう島風…もう少し丁寧に置いてくれるとありがたいな」

島風「次の書類取って来まーす!」ダダッ



提督「はっはっはっ元気な奴だ!」

夕張「元気なのはいいけどちょっと元気すぎるわね…見てるだけで暑さが増しそう…」





夕張「じゃあ提督、こちらの方にも記入お願いしますね」ドサッ

島風「はい、提督! まだまだ持ってくるよ!」ドサァ


提督「あ、あぁ…島風、あとどのぐらいありそうなんだ?」

島風「うーんっとねぇ…5往復ぐらいかな?」


提督「そ、そうか……今日は徹夜確定だ、夕張…補佐を頼む」

夕張「残業はしない派なので、一人で頑張ってくださいね?」カタカタ


提督「」

221 :

>>217
サザエさんかと・・・

222 = 1 :

提督「……」カリカリ


夕張「…あ、提督ここ文字間違えてますよ」

島風「はい、提督! 追加も来ちゃったみたいだからそっちも取ってくるね!」ドサァ



提督「……め、目眩が…エネルギーが…急激に抜けていく…」

夕張「エネルギーじゃなくてただ疲れた言い訳ですよねそれ」

提督「かろうじて動けるが…このままでは機能が停止してしまう…時間の問題だ…」


夕張「…まさかのコンボイ司令官ネタですか?」

島風「提督っ! はい、次の書類だよ! …ってあれ? なんだか提督の様子がおかしいよ?」

夕張「いつも使っていない脳を使った弊害でしょう…すぐ良くなりますよ」

島風「そうなの? …でも、提督が震えだしてるよ?」



夕張「ハッ!? まさかこの流れは…アレをやれっていうことですね!」


夕張「皆さがって! 早く! コンボイ司令官…じゃなくて提督が爆発する!」



提督「ほあああああああ!!!!!」


提督「って爆発するか!!」

提督「お前はそういう路線のキャラじゃないだろ!」

223 = 1 :

夕張「馬鹿なことやってないでさっさと書類を終わらせましょう」

提督「最後のはお前が組み込んだ流れだろうが!」

提督「俺は悪くないぞ!」


夕張「一回ぐらいいいじゃないですか、今まで突っ込み専門でしたからね」

提督「そういう問題じゃないだろう…」


夕張「あ、提督…本陣営から何か届いてるみたいですよ?」スッ

提督「ん? あぁ、すまない…まぁ今度の大規模作戦についてだろうな」

提督「ふむ……なるほど」



夕張「ねぇ、提督! 見せて見せて!」

島風「なんて書いてあるんですか?」


提督「おいこら! そんな顔を近づけるな! 分かった、軽く説明するから」

提督「そうだな…明日、1000から本陣営で大規模作戦の説明と……いや、これだけだな」




夕張「と…? 何か隠してませんか?」

提督「お前は疑い深い奴だな…ちょっとした言葉のあやだ」


島風「ってことは提督は明日ここに居ないの?」

提督「いや、本陣営までは遠い…今日の夜には出発するつもりだ」



提督「もっとも、俺が本気を出せば1時間50分38秒で到着出来るがな」

224 :

ターボばあちゃん

225 :

>>221
同じく

227 = 1 :

提督「さて、ひとまず飯にしよう! 腹減った」

提督「明日の予定は…何通りか用意しておくが、決めるのは夕張に任せる」

夕張「えぇ…分かりました」

夕張「あの、本陣営の話し合いに私って参加できないでしょうか? …提督一人だと不安しかないです」


提督「俺としても夕張に付いて来て欲しいんだが…本陣営は頭の固い奴が多くてな」

提督「あぁ島風、先に飯を食べてきていいぞ?」


島風「うーん…ちょっとその話が気になるけど、じゃあ食べて来まーす!」ガチャ



提督「島風はまだまだ子供だな…」

夕張「あの…やっぱり私は提督に付いていけないんでしょうか?」



提督「無理だ、理由が知りたいか?」

夕張「えぇ、気になります」


提督「…なら覚悟して聞いておけ」

228 = 1 :

提督「単刀直入に言うと本陣営の頭の固い連中共は艦娘を代えの効く道具としてしか見ていない」

提督「同伴の権限は無い、無論人権すらもな」


夕張「――ッ!!」


提督「所詮無機物で産まれる産物であり、複製可能の対深海棲艦用の兵器であり道具だ」

提督「いつか道具は壊れる…なら幾ら人間に近い姿、思考をしていてもいつか壊れるのであれば…」


提督「人権なぞ不要との見解だ」

提督「それに、我が国日本では平和条約に基づき戦争放棄している」

提督「戦争の道具とも見て取れる艦娘は鼻に付きやすい、色々うるさい連中もいるもんでな」


夕張「そ、そんな……」

229 = 1 :

提督「深海棲艦が現れてから空路、海路が閉ざされこいつらの駆逐を最優先とする流れが出てきた」

提督「そして甚大な被害を出しながら鹵獲した深海棲艦から取れたデータを元にお前達が産まれてきた…」

提督「毒を持って毒を制す…って言うのか?」


夕張「……」


提督「…話は変わるが、今回の大規模作戦で俺にお呼び出しがかかったのは艦娘の轟沈数が0だからだ」

提督「0で済ませているのはむしろ良い方なんだが、出撃回数が極端に少ないからな」

提督「深海棲艦に対してたいした打撃を与えていないと見て取られたんだろう」


夕張「そんな! 提督はちゃんと!」


提督「ちゃんとしていないだろう? それはお前が一番よく分かっているはずだ」

提督「俺としては普通のことをしてるだけだと思っているんだが…今はこれは置いておこう」

230 = 1 :

一旦中断します。
ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

231 :

くっ……まるでこの提督が提督に見える……!!

232 :

脳みそが脳みそで出来てる!

233 :

提督が提督してるだと!?
乙です

234 :


大丈夫だよきっと査問会でいつも通りの肉体言語による話し合いをしてきてくれるはずさ

235 :

マスブレ持ってカチコミするんじゃね?

236 = 234 :

ヒュージキャノンで問答無用で吹っ飛ばさないだけ有情だな(混乱)

237 :

提督が提督しているのにこの違和感
乙です

238 :


この提督ならブースターだけ持ってって向こうでマスブレ自作するくらいはやる

239 :

自作するなら別にブースター無しで構わないじゃないか(主任並感)

240 :

深海棲艦軍との決着を付ける為に鎮守府を捨て、自ら戦火の中に飛び込む提督


援護にまわる夕張と熊野

だが、その軍勢の前にマスブレードは撃破されてしまう


絶望の中で、熊野の前に現れる謎のグラインドブレード装備の提督


人は! その威力に目を見張るッ!


聖艦娘ダンバイン!


次回「論者積み大和出現」

戦雲が熊野を呼ぶ


※聖戦士ダンバイン要素はありません、ということで再開します。

241 :

んんwww大和型は試作51cmガン積みしかあり得ないwwwwwww

242 = 1 :

提督「俺は、お前達を道具や機械なんて思ったことはない」

提督「むしろ家族のようなものだと思っている」

提督「…こんなことを言うのは恥ずかしいが、お前達は俺にとって大切な存在なんだ」


夕張「提督…」



提督「なんか辛気臭い空気になってしまったな…俺らしくもない」

提督「とりあえず飯でも食いに行こう、島風を待たせるのも悪い」


夕張「そう…ですね……うん、今日は一杯食べましょう!」

夕張「沢山食べて元気をつけたらパパッと書類を終わらせましょう!」


提督「意外だな、もっと落ち込むもんだと思っていたが…」

夕張「私は提督に鍛えられてますから、良い意味でも悪い意味でもですけどね」


提督「それは頼もしい限りだ、じゃあ食堂にでも行こうか」

夕張「はい!」

243 = 1 :

提督「今の時刻は…1910か、流石に人が多いな…どこか空いている席は…」

提督「おお、丁度よくそこが空いてるな、んじゃあここにするか」スッ

夕張「あ、じゃあ私もそこに」


金剛「提督! 今日は隣に座ってもいいデスカー?」ストッ

足柄「私も久々に提督の横に座ってもいいかしら?」ストッ


夕張「は、はや…っと、これを言っちゃうとあの人g」

島風「速さだって!?」スタッ

島風「速さなら誰にも負けないんだから!」



提督「お前らやけに座るのが速いな…」

夕張「私が一番遅い…それじゃあちょっと離れちゃうけどそこが空いてるからそこにしますか」



金剛「提督ぅ? 何か食べたいものとかありますカー? 今なら取ってくるネ!」

足柄「あ、じゃあ私はお冷取ってきます!」

島風「いいですか、私はこう考えているんです、艦娘は自由ゥ~だと」

島風「無理な命令や願いには拒否権を発動することが出来る、嫌なことは嫌だと…」



提督「あ、あぁ…なんでもいいが、どうしたんだいきなり?」

金剛「まだチャンスがある内に絶対に取り戻すだけネ!」

足柄「このままで終わらせるわけにはいかないのよ! 私の威厳とプライドに掛けても!」

島風「悩んでいる時間は無駄以外の何物でも何でもない……」



提督「何がどうなっているんだ…? 島風は例外として」

244 = 1 :

島風「即決即納即効即急即時即座即答! それが残りの時間を有意義につかえ…あれ?」


金剛「あーんしてあげますから、ほら提督ゥー!」

提督「お、俺一人で食える!」

提督「そもそもうどんであーんは無理だ!」

金剛「Shit! うどん以外にしておけば良かったネ!」

提督「…お前って結構抜けてるよな」



足柄「なら私のカツサンドを!」

提督「重要なカツの部分が無いだろそれ! それじゃただのパンじゃねぇか!」

足柄「ハッ!? わ、私としたことがいつものクセで…っ!」

提督「お前いつもそんな食い方してるのかよ…俺もやってみるか」



島風「なんだか面白そう! じゃあ提督私のカレーの人参あげる!」

提督「好き嫌いは良くないぞ? いいからそれはしっかり食べるんだ」

島風「えーっ! だって赤くて硬いんだもん、それに大きくて口がもごもごするし」

提督「人参で良かった、本当に…」




夕張「…なんだか、楽しそうだなぁ」

245 = 1 :

提督「で、なんで唐突にこんな真似を?」

金剛「まだチャンスがある内って言いましたネー!」

提督「チャンスとか足柄の威厳とプライドとか…どういうことだ?」


足柄「絶対にこの時に成功させなくちゃいけないのよ! …那智のあの無言の視線が痛くなってきてるのよ」

足柄「であれば挙式前に私が必ず勝つしかないのよ!」

足柄「心を鬼にしてでも…勝たなければいけないのよ!!」



提督「挙式前…? どういうことだ?」

提督「俺は誰とも結婚する気はないぞ?」


ザワザワ……


金剛「まさか、提督が遊びでやった…? 信じられないネ…」

足柄「提督が…夜の狼になった…」


提督「え、え? …おい、なんだお前らそんな目をして」

提督「俺は何もやってないぞ?」

246 = 1 :

提督「…なんだ? どうしたんだ?」

金剛「どうもこうも無いネ! あんなことして結婚する気が無いって信じられないネ!」


提督「あんなこと? さっぱり俺には分からんぞ?」

足柄「新聞沙汰にまでなっているんですよ! 分からないわけ無いじゃないですか!」


提督「新聞……まさか! おい、青葉をここに引っ張り出せ!」

提督「それとその新聞を俺にも見せろ」

247 :

アオバワレェ!

248 = 1 :

青葉「い、いたたっ! 本当に引っ張り出さないで下さいよ!」

青葉「えっと…どうも青葉です! 今回の特集は気合が入った出来です! どうでしょう?」



提督「『提督、夕張とまさかの禁断の恋!』…だと?」

提督「それに夕張から俺に熱烈告白?」



夕張「むぐぅっ!! …げほっげほっ!」



提督「どうもこうもあるか! なんだこのゴシップ記事は!」

提督「オマケに結婚秒読みで急ぐなら今のうちって…なにを書いてるんだ!」


青葉「な、何って…事実をありのままに公表しただけに決まってるじゃないですか!」

青葉「確実な情報をある人物から入手したんですから!」


提督「あぁなるほど、鳳翔さんか……この事件の発端は…」

提督「全く…こんなことはデタラメだ、あの後は何も無かった…そうだろう? 夕張」


夕張「何も無かったです! あの後私は寝るまでずっとアニメを見てたんですから!」

金剛「ほ、本当に何も無かったんデスか!? 提督とあんなことやこんなことは本当に?」

夕張「はい、何も無いです…逆に提督がそんな事すると思いますか?」



金剛「うーん…イメージできないネ…」

足柄「そもそも提督ってそういう知識あるんですか?」

249 = 1 :

青葉「そ、そんな…私は誤報を報じてしまった…?」

提督「気に病むことはない、妄想力が働きすぎた鳳翔さんが相手なら仕方ない…」


提督「聞いての通りだ、俺は何もしていないし夕張が俺に何かしたわけでもない」

提督「いつも通りに接してくれ」


金剛「じゃあいつも通りに…はい、あーんするネ!」

提督「だからうどんじゃあーんは…」

金剛「足柄のカツサンド奪ったから平気ネー! だからあーんしてくださいヨー!」


提督「そうか…まぁ普通のカツサンドなら…あーん」


金剛「イエス! はぁ…まるで新婚さんみたいデース…」


足柄「じ、じゃあ私は金剛さんが持ってきたうどんを口移しで…」

提督「それはレベルが高すぎじゃないか?」

足柄「し、しまった! これは乳幼児にやる方法だったわ! …いえ、ここで諦めてたまるもんですか!」

足柄「なら口を使ってうどんを冷ます方法を!」


提督「いや、もう普通に食えるレベルだからそれはやらなくていい」


足柄「」

250 = 1 :

提督「いやぁ久々に楽しい飯だったな!」


夕張「ふーん…そうだったんですね」

提督「なんだ? 飯が不味かったのか?」

提督「俺はそう思わなかったが…」


夕張「いいえ、なんでもないです」

夕張「いいからさっさと仕事を終わらせますよ、明日は忙しいんですから」


提督「お、おう…」




青葉「ペロッ…これは……特ダネの予感!」


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