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    元スレ提督「なに!? 提督ってのは戦地で戦うものじゃないのか?!」

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    1 :

    提督「俺は提督になってこの世を苦しめている深海棲艦を滅ぼすために頑張ったというのに…」

    提督「聞けば提督ってのは艦隊の指揮や司令を下す、主に司令塔みたいな役職だとか」

    提督「だが、日本男子として産まれたからにはそのような職務など時には捨て置かねばならない時がある!」

    提督「今がその時だ! 俺には見える、あの海の彼方で憎き深海棲艦がこの俺に砲を向けていることが!」




    提督「俺提督! いざ、抜錨します!」ダッ

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1437749901

    24 :

    オレに合った海戦がない以上仕方あるまい

    26 :

    どうして艤装と合体しないんだ…

    28 :

    やめろぉ!こんなの提督じゃない!!

    30 = 1 :

    やめて!長門の41cm連装砲で、頭を叩き割られたら、脳内で身体と繋がってる提督の精神まで燃え尽きちゃう!

    お願い、死なないで提督!あんたが今ここで倒れたら、夕張や電との約束はどうなっちゃうの?

    ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、深海棲艦に勝てるんだから!

    次回「提督死す」。デュエルスタンバイ!


    ※遊戯王要素はありません、ということで再開します。

    33 :

    脊髄まで筋肉だろこれ・・・

    34 :

    怒られる意味わかってないきがする

    35 = 1 :

    提督「危うく死にかけた…いきなり彗星一二型甲を放ってくるなんてどうしたんだ一体…」

    提督「うぅむ…まったく心に思い当たる節は無いんだがな…」

    提督「右はダメだったから、次は定石通り一番左を攻めてみるか」

    提督「今回ばかりは流石に大丈夫だろう」ガラッ



    金剛「What's!? …なんだ提督ですかー」

    金剛「本当はダメなんですけどここに入ってきたっていうことはつまりそういうことなんですよね?」

    金剛「あんなに猛アタックしてきた結果が遂に結ばれそうデース…」

    金剛「本当はこんな場所じゃなくてもっとロマンティックな場所で愛を囁きながら…」

    金剛「でも、私のほうの準備はいつでも大丈夫でしたネー!、さぁ、提督いつでm」


    提督「わりぃ間違えた…じゃあそういうことで…」パタン




    金剛「なんだか、空しいデース…」

    37 :

    上と真ん中が使用中プレートなのに両脇が使われてる…?

    38 = 1 :

    提督「金剛が愛だとかなんだとか言っていたが、正直俺は色恋沙汰は苦手でな…」

    提督「嫌いじゃないんだ、ただどうにもこそばゆいって言うか…うーん」

    提督「それとああいう場面に遭遇した翌日辺りに比叡から強烈なオーラを感じるのが怖いってのもあるな」


    提督「しかし困ったな、後は真ん中の二つの内どちらかなんだが…嫌な予感しかしない」

    提督「迷っていても仕方あるまい、開けて確かめるしかないだろう」ガラッ




    赤城「風呂で食べるバケツプリンは格別……あ」




    提督「そうか、そうか、つまり君はそんな奴だったんだな」

    赤城「あ、いやこれはその…そう! 提督と一緒に食べるためにですね」

    提督「結構だよ。俺は、赤城のやってきたことはもう知っている。そのうえ、今日からまた、赤城がバケツをどんなに取り扱っているか、というのを見ることができたさ」

    赤城「」

    提督「じゃあ、そういうことで…」パタン


    赤城「アカン」

    39 :

    なんで赤城が追い詰められてるんだよww

    40 = 1 :

    提督「赤城…バケツを使うんだったら事前に俺に言っておけばいいものを…」

    提督「俺もバケツプリンってのは子供の頃からの憧れだったから分からなくもない」

    提督「だがあれは高速修復材で常日頃から遠征に精を出している駆逐艦が必死に集めてくれたものだからな」

    提督「許すわけにはいかないだろう、赤城には三日間おやつ抜きの刑に処する」



    提督「さて、ゆっくりと湯船に入って身体を癒すか…」チャプ

    提督「ふぅ…一人で湯船につかると色んなことを考えてしまうな」


    提督「まず艤装を俺に合体したほうが手っ取り早いとは思うんだが、浪漫が無くなってしまう」

    提督「あれは聖闘士星矢で言うところの聖衣な感じなんだ」

    提督「両足から装備して、腰、左腕、右腕、胸、左肩、右肩、頭部の順番じゃないと俺はダメなのだ!」

    提督「常日頃から付けているとそういった感動を得られなくなってしまうではないか!!」バシャン!!


    提督「無駄に熱くなってしまったか…」


    提督「明日こそは海の上を浮いてやるさ…ふふふ、俺に不可能の辞書は無い」


    提督「右足が沈む前に左足を水面に叩きつける、これを交互にやると俺は海の上を浮ける」



    提督「なに、この程度なら造作も無いはずだ…」

    42 = 1 :






    提督「あれ、俺って今まで女性の裸を見てきたってことか?」


    提督「…失うものも無いしそんな気にすることでもないか」

    提督「現に俺も素っ裸であいつらに顔向けてきたし特に問題は無いだろう」

    43 = 39 :

    シュラトみたいに普段は乗り物にしといていざというとき装着でいいんじゃ

    45 :

    なんでこんなにネタが豊富なんだよwww

    46 = 1 :

    提督「風呂から出てくるときに加賀が養豚場のブタでもみるかのように冷たい目をしてた気がする」

    提督「『かわいそうだけど、明日の朝にはお肉屋さんの店先にならぶ運命なのね』って感じすら覚えた」


    提督「…後で間宮券でも送ってやればどうにかならないだろうか?」



    提督「風呂上りだというのに執務室に篭もるのはどうなのだろうか」

    提督「…風呂から出たら眠くなるのがこの世の道理だろう、それは俺にも例外ではない」

    提督「だが今でこそ、いや今だから出来ることがたった一つ、唯一存在しているのだ!」

    提督「その為にはまず秘書艦である夕張のほんの少しの助けが必要になる」


    提督「館内放送! 夕張! アニメは録画でもして今すぐ執務室にくるんだ!」

    提督「ついでに元気一杯だろう川内も一緒に連れてくるのだ! 夜が明ける前に早く!!」




    提督「ふふふ、これで俺に隙はない…」


    提督「あれ、でもこれって逆に‥‥まぁいいか」

    47 = 1 :

    夕張「夜戦はやらせませんよ、それに出撃もさせません」ガチャ

    提督「ば、馬鹿な!? お前は読心術でも使えるとでもいうのか?!」

    夕張「いや、あんな言い草だと一発で予想が付くじゃないですか…馬鹿なんですか?」


    提督「ぐぅ…か、仮にも上官に対して馬鹿とは失礼だろう」

    夕張「…はぁ、今に始まったことじゃないので軽くスルーさせてもらいますけど私の苦労も考えてくださいよ…」

    提督「それについては申し訳ないと思っている…で、下ネタの概念がなんたらってアニメでも見ていたんだろう?」

    夕張「違います! 頭文字DファーストのEG6対AE86の本当にいいとこだったんですから! 」

    夕張「後ろから追突されてハチロクが360度ターンしてたとこなのに! 絶対に許しませんからね!」


    提督「お、おう悪かったな…で、川内はどこにいるんだ?」

    夕張「呼んでません、逆に縛り付けて逃げ出さないようにしておきましたから」


    提督「なにをしているのだ夕張!! 今から川内を釣って…じゃない、連れて鎮守府近海を闊歩しようとしてたのに!」

    夕張「魂胆が丸見えですって…とにかく! 絶対に出撃はさせませんからね!」


    提督「ぐっ…クソ! こうなれば最終手段を使うしかないようだな…覚悟しろ! 夕張!」



    夕張「っ! な、なにをしようと…!?」

    48 = 39 :

    真っ当な意味の夜戦する提督初めて見た

    50 = 1 :

    提督「…ダメか?」

    夕張「戦場には連れて行きません、無論コミケにもです」


    提督「…そうか、すまないな」

    提督「…俺はお前たちが戦っている姿を見たことがない」

    提督「毎日送られてくる指令書の通りにお前たちを戦地に送り出し、そして傷だらけになって帰ってきたお前たちを見るのが嫌なのだ」

    提督「そう、お前たちは深海棲艦を倒すためだけに生まれた存在だとしてもこうして会話をして一緒に飯を食べて…」


    夕張「提督…」


    提督「一緒に風呂は何故か入れてくれないし、一緒に寝ようと提案しても金剛ぐらいしか了解を示してくれない」

    提督「その了解も比叡が全力で止めて来るし挙句の果てには大井に魚雷を打ち込まれる始末だ…」


    夕張「それは提督のせいなんじゃ…というより一緒に入渠しようとしてたんですか?」

    提督「当たり前だ、裸の付き合いってのは子供の頃からの憧れだからな」

    提督「それに団結力も生まれるだろう?」

    夕張「いや、逆に溝が生まれると言いますか…」



    夕張「……あの、私には一度もそういうのは無かったような」

    提督「そうだったか? 一番最初に建造してきたのがお前だったからな…なんだったら今からでも」

    夕張「嫌です、結構です、無理です、やめてください」


    提督「そこまで否定しなくても良いんじゃないだろうか…」


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