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    元スレ提督「なに!? 提督ってのは戦地で戦うものじゃないのか?!」

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    101 :

    『浪』「絶対に許せない。 絶対に負けたくない」


    誰? 敷波ちゃん?


    『浪』「絶対に許せない。 絶対に…負けたくない!」


    うわぁーーー!


    という事で、次回、艦これD『敷波・怒涛の激走!』


    『浪』「負けないぞ」


    Don't miss it

    ※頭文字D要素はありません、ということで再開します。

    102 = 1 :


    提督「だ、そうだ…うん、唐揚げ旨いな」モグモグ

    夕張「あぁ! 一個じゃなくて二個も食べたでしょ提督!」

    提督「むぐっ…い、いや気のせいなんじゃないかな」

    夕張「気のせいじゃありません! 四個あった唐揚げが二個になってます!」

    夕張「返してください! ほらっ! 許しませんよ!」ガシッ


    提督「む、無理だ! もう胃袋の中にあるから無理だって!」

    提督「だからそんなに身体を揺らさないでくれ、口からデビルリバースが脱獄するから」


    夕張「むぅ…なら提督の厚揚げの甘辛煮ぜーんぶ頂いちゃいますからね!」

    提督「おい、それはやりすぎだ! やめろ!」




    鳳翔「熱いわねぇ…朝から本当にあの二人は…ふふ」

    青葉「むむっ! なにやら特大スクープの予感が! 鳳翔さんが何かを知っているような気がします!」

    青葉「ということでどうも青葉です! 鳳翔さん、提督の事でなにやら知っていそうですが…そこのところは!」

    鳳翔「それはね? 実はあの二人昨日の夜に…」

    青葉「ほうほう…」カキカキ

    103 = 1 :


    提督「あー、醜態を晒してしまったようだな…以上を持って本日のミーティングを終了とする」

    提督「各自ゆっくりと朝食をとってくれ」



    提督「夕張、俺は工廠に向かう」


    夕張「え? あ、はい分かりました」

    夕張「でもこんな朝早くから工廠だなんて珍しいですね、何か用事でも?」

    提督「あぁ、本陣営から近頃大掛かりな作戦があるみたいでな…」

    提督「それに伴ってこちらでも装備を充実しなければならないと思ったからだ」

    提督「善は急げとも言うだろう、早期のうちにそういった面はやっておいたほうが良いと思ってな」


    夕張「そうだったんですね、でも本当に珍しいですね」

    夕張「いつもなら赤城さんとタイマン張る位におかわり合戦を繰り広げますのに…」

    夕張「…まさかだとは思いますが、なにか良からぬことを考えてませんよね?」


    提督「そ、そんな訳ないだろう…じゃあお前はゆっくり朝食を取ってくつろいでくれ」

    提督「急ぎの用じゃないからな! ゆっくりと、本当にじっくりと朝食を味わっておくんだ! いいな!」




    夕張「……怪しいわね、というよりも毎度のことながら分かりやすいですよ、提督…」

    104 = 1 :

    提督「…よし、遂に計画を実行するときが来たか」

    提督「ワクワクしすぎてロクに飯を食べなかったのが心残りだが…そんな事は今日はどうでもいい」

    提督「夕張に見つかっては計画自体が破綻してしまう…こっそりとだ…」




    提督「よし、あった…全長約7mはあろうこの柱」

    提督「これにブースターとなるのは…強化型艦本式缶三つぐらいか」

    提督「ハンマーは適当に尖ってる鉄製の何かを取り付ければいいだろう」

    提督「よし、では早速…」


    夕張「また馬鹿なことしようとしてるんですね?」

    提督「なっ! そ、そんなわけないだろう、お前は考えすぎだ」

    提督「ほらあれだ…これを利用して新しい入渠スペースを作ろうとしてだな」

    夕張「それに缶と棘の付いた鉄製の何かが必要なんですかね?」


    提督「そ、そうだ! 削岩機みたいになって壁とか地面とか壊しやすくなるだろう?」

    提督「それにこれを処分したかったからな」


    夕張(流石にこんなでかいコンクリート製の柱なんか提督は持てないでしょうし…やらせちゃいますか)

    夕張(いざとなったら私が止めればなんとかなりそうですし)


    夕張「もう…今回だけは見逃してあげますよ? 」

    提督「本当か! 夕張、ありがとう! 大好きだ!」



    夕張「ぅ…そ、そういう台詞はもっと慎重に使うべきだと…」

    105 :

    何気に朝から唐翌揚げとか健啖っすね、夕張さん(年寄り並感)

    106 = 1 :


    提督「というわけで頼んだぞ、ベテラン妖精さん達よ!」


    妖精「正気かよ、こいつ…」

    提督「俺はいつでも大真面目だ! さぁ、頼んだぞ!!」

    妖精「どうなってもしらねぇからな…完成は明日になりそうだ」

    妖精「んで、こいつの使用目的は?」



    提督「分からんのか、このデカさ!」

    提督「この無骨さ!」

    提督「そして…カッコよくなるイメージ!」


    提督「俺専用の艤装だ!!!」

    提督「どうだ! イかすだろう?」


    妖精「いやいや、それ以前に持てないって…」

    提督「さぁ、早く作ってくれ! 出来上がったらカッコいいだろうなぁ…」



    妖精「…聞いてないし、まぁ幻想を抱かせてそのままにしておくか」

    107 :

    幻想抱いたまま溺死しそう

    108 = 1 :

    提督「完成が楽しみだ…」

    夕張「本当に完成して装備できなくても文句は言いませんよね?」

    提督「あ、そうなんだ…で? それが何か問題?」

    夕張「問題しかないですから!」

    夕張「何気に保管しておいた全ての缶をつぎ込んでましたよね! 見逃してませんでしたよ!」


    提督「まぁいいじゃないか、観賞用でも…なにせカッコいいんだからな!!」

    夕張「あの時是が非でも止めておけば良かったかしら…うん、止めておくべきでした」


    提督「さて、今度こそ基本的な艤装を作っていくか」

    提督「夕張は何が装備したい?」

    夕張「さらっと何事もなかったかのようにスルーしていくんですね」


    提督「なんだ、何もいらないのか?」

    夕張「ああ、もう! なら零式水上観測機がほとんど無い状況なのでそれの優先的な開発」

    夕張「さっき全て費やした強化型艦本式缶の補充」

    夕張「それに三式弾と九一式徹甲弾、更に15.5cm三連装副砲」

    夕張「61cm四連装(酸素)魚雷も必要です」


    提督「ふむ、他には?」


    夕張「そうですね…私は専門外なので作れませんが」

    夕張「烈風、彗星一二型甲も艦載機としてまだまだ数が足りてません」


    提督「なるほど……俺用には?」


    夕張「ありません、さっきので満足してください」

    109 = 1 :

    提督「よし、なら瑞鶴と夕張で二人で今言った装備を各20個ずつ作り上げてくれ」

    夕張「え、いや無理ですよ」

    提督「大丈夫だ、俺は夕張を信じている! 頼んだぞ!」

    夕張「信じられても困りますって! そんな大量に作れませんって!」

    提督「…そ、そうなのか? どんなに足掻いてもダメなのか…?」


    夕張「そんな目をしても無理なものは無理です」

    夕張「そうですね…私が必要だと思ったものは多めに作っておきますから、ね?」


    提督「そうか…なら頼んだぞ! 俺は書類とかなんかある気がするからそれを終わらせておく!」


    夕張「はい、分かりました」





    提督「さて、書類を終わらせるとか言ったがそれだけじゃ味気ない…」


    提督「かと言ってそれ以外に確認することも無いのも事実」

    提督「ならどうする?」


    提督「出撃するなら…」


    提督「今しかないでしょ!!!」

    110 = 1 :

    提督「フフ…この時を待っていたのだ」

    提督「俺の計画、それは!」

    提督「夕張にバレずにカッコいい武器を作り上げ」

    提督「夕張に装備開発を頼み…その隙に俺は出撃をする!」


    提督「完璧だ!」


    提督「結果バレてはしまったものの計画自体に狂いは無い…」

    提督「俺が目指す先はサブ島沖海域!」

    提督「だが、そこまで行くには遠すぎるのも事実…」


    提督「あり得ないことだが、もし万が一俺に何かがあったとき皆が悲しむであろう…」

    提督「そんな無茶は出来ないのも分かっている」

    提督「そもそも俺は海に浮けるかどうかも怪しいものだ…いや、浮けるって理論は完璧に脳内でシミュレート出来ているが」



    提督「そういえば…」



    提督「…昔聞いた話を思い出した」

    提督「なんでも多くの提督は鎮守府近海海域に出撃しまくっていると聞く…」

    提督「フ…なるほど、今ならその理由が分かる!」



    提督「海に浮く練習と深海棲艦の撃破についての実地訓練的なヤツだろう!」



    提督「俺だけが行かないでどうするのだ!!」

    111 = 105 :

    このおバカwwww

    112 = 1 :

    提督「夕張にバレないようにこっそり持ち出したこの20.3cm連装砲」

    提督「そして脚力を上げるためにこれまたこっそり持ち出した改良型艦本式タービン」

    提督「電探は要らない、勘でどうとでもなるさ」

    提督「偵察機は…使い方が分からん、これもいらんだろう」



    提督「よし、準備は万端だ! さぁ今こそ抜錨の時!」



    鈴谷「あっれぇ~? 提督じゃん、何してんの?」

    鈴谷「それにその装備…あ! もしかして!」


    提督「くっ…この大事な時に鈴谷に見つかるとは……」

    提督「た、頼む! 夕張には秘密にしておいてくれ!」


    鈴谷「えぇーそう言われてもなぁ…第一提督って出撃していいものなの?」

    提督「いいものなんだ、今だけは良いんだ」

    提督「…物で釣るのは俺の趣味に合わないが、間宮券二枚で手を打とうじゃないか」


    鈴谷「え! いいの?! ラッキー! じゃあ夕張には秘密にしてあげるよ」


    提督「ほっ…これで叱られずに済む…」


    鈴谷「あ、でもさやっぱ提督一人じゃ流石に心配って言うかさぁ…」

    鈴谷「そうだ!」

    鈴谷「なら私も同行するってことでどうかな? 今日なんもなくて暇だったし!」

    鈴谷「ってか、それ以前に提督って海に浮けるの? 浮けるならちょっと見てみたいってのもあるかなぁ」

    113 = 1 :

    提督「…お前も一緒について来るのか?」

    鈴谷「そりゃ当たり前でしょ、一人で海に出てそのまま海の藻屑になっちゃったら困るのはこっちなんだしさ」

    鈴谷「こう見えても演習やら実戦やらで何気に強いんだからね?」


    提督「それは俺も知っている、満遍なく平等にお前たちを鍛えているからな」

    提督「だが、こう……いざ行こうってなると申し訳なさが滲み出てくるな」


    鈴谷「ほほう? あの脳筋提督ともあろう人がビビっちゃってるの?」

    提督「ビビっているのではない! なら行くぞ! 鈴谷!」

    鈴谷「最上型重巡鈴谷いっくよー!」



    提督「こぉぉおお……全神経を脚部に集中させ、いざっ!!」ダッ


    提督「むぅううううん!!!」バシャシャシャシャ!!!


    鈴谷「うわっ、キモ…果てしなくキモいって…」

    提督「どうだ…っ! 浮いたぞ! 俺は、海の上を!!」


    提督「浮いたんだぁあああ!!!!」

    114 :

    水の上を走る=ポニョ
    ポニョ=バカ
    バカ=提督

    提督=ポニョ


    こうか

    115 :

    >>114
    烈海王だろこれ

    116 = 1 :

    鈴谷「本当に浮いちゃったよ…ってかもうちょっと静かに出来ないの?」

    鈴谷「提督がバシャバシャやってるから、服が濡れちゃうんだけど…」


    提督「す、すまないな…だが、力加減がどうにも掴めなくてな…」

    提督「活動限界時間は……お、おおよそ…10分が限界か…」

    提督「俺が沈む前に、深海棲艦をっ…た、倒すぞっ!!」


    鈴谷「いや、これ戻ったほうがいいって…今ならまだ間に合うからさぁ」


    提督「男には引けない時がある! 行くぞ!」ドダダダダダ


    鈴谷「あ、待ってよ! ってかめちゃ速いんですけど…」

    117 = 1 :

    一旦中断します。
    ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

    118 :

    烈海王レベルの膂力の持ち主かよ

    119 :

    マスブレと20.3cm担いでるから烈以上だろ

    120 :

    夕張ィ!「私が提督を守護る」とか言ってたのに守護れてないじゃん…

    121 :

    (本部以蔵並みに)守護る

    122 :


    あの装備で10分も浮かんでられるとか烈海王を凌駕してるんですけお……

    123 :

    輸送中のボーキサイトが船ごと盗まれちまった


    こいつは誰が何ていったって深海棲艦の仕業に違いねぇ


    そう睨んだ俺は暁と呉鎮守府ステーションに乗り込んだってワケ


    もっとも本心は賭け事がやりたかったんだがな


    ところが、ここにはハンマーボルト武蔵って恐ろしく強いのがいて


    ボーキはめっけたもんの、ややこしい事になったよ


    次回「死の羅針盤」で


    また会おう!

    ※スペースコブラ要素はありません、それでは少しだけ再開します。

    124 = 1 :

    提督「うぉおおおお!!!」

    提督「よし、水面での走り方のコツは掴めた!」

    提督「だが、ここで新たな一つ問題点が浮上してきた」


    提督「これ、足が…止められない…このままでは……まずい」


    鈴谷「ねぇ提督、待ってよ! ちょっと!」


    提督「…20秒だけだ、なんだ?」


    鈴谷「あのね? そろそろあいつらが出てくる場所かなーって思って水上偵察機を発艦させたらさ」

    鈴谷「丁度前方に駆逐イ級が見えて…鈴谷一人ならなんてことはないんだけどさぁ」

    鈴谷「でも、提督がいるとやっぱり危ないじゃん?」


    鈴谷「本当に、今からでも遅くないから…帰ろうってば、今だったら夕張も許してくれると思うから」



    鈴谷「って…あれ、提督? どこ行ったの?」

    126 = 1 :

    鈴谷「おーい、提督ー! どこ行っちゃったのさー!」

    鈴谷「…まさか、轟沈しちゃった…?」

    鈴谷「そ、そんなことないよね? あの提督だもん、そんな簡単に海に沈んだりしないよね?」


    鈴谷「えっと…そうだ! 水上偵察機で提督を見つけなきゃ! …うん、きっと見つかる!」



    ズドン!



    鈴谷「うひゃ! な、何今の砲撃音!」

    鈴谷「まさか提督!? あっちの方角はさっきイ級を見つけた場所の近く!」


    鈴谷「急がなきゃ! いくら提督だからってこれはマズイよ!」




    提督「ちょ、反動でか…ッ!」ガックン


    鈴谷「あ、提督だ! って、こっちに吹き飛んできたら鈴谷にぶつかっちゃうって!」


    提督「避けろ!…鈴谷!」

    鈴谷「え? う、うん!」サッ



    提督「そこはナッパって突っ込んで欲しかったかな…」ドボン

    鈴谷「え、ナッパ? …って、あぁ! 提督マジやばいって!」

    127 = 1 :

    提督「いやぁ鈴谷が居てくれて助かったよ…ありがとうな」

    鈴谷「引っ張り出すの大変だったんだから…それに背負ってあげてるのも一つ貸しだからね?」

    提督「悪いな、本当に鈴谷には感謝しているさ」

    鈴谷「はいはい、あぁーもう…服がびちゃびちゃで気持ち悪い……提督、変なとこ触ったら海に落とすからね」



    提督「変なとこって…どこだ? ここか?」サワッ

    鈴谷「うひゃあ! な、なに鈴谷のお尻触ってんのさ! 本当に海に叩き落すからね!」


    提督「や、やめ! 悪かった! だから落とさないでくれ!」

    鈴谷「もう、一回だけなら許してあげるけどさぁ…今度やったら本当に許さないからね!」



    提督「肝に銘じておくさ…なるほど、変なとこはお尻だったのか…勉強になった」

    鈴谷「いや、勉強するのはいいんだけど鈴谷の身体で勉強しないでくれない?」

    鈴谷「それじゃ提督じゃなくてただの変態じゃん」


    提督「そ、そうだな…じゃあ夕張に頼んでみるとする」


    鈴谷「誰かに頼んでやることじゃないと思うんだよねぇ…ま、鈴谷じゃないし、いっかぁ」

    129 :

    トライガンは名作だと思う

    130 :

    鈴谷の身体で勉強、というフレーズがエロいな

    131 :

    提督は今からでも遅くないからミズグモ・ジツを覚えた方がいい

    132 :

    この提督なら舞空術ぐらい出来るようになるだろ多分

    133 = 132 :

    >>129
    左腕に仕込んだ隠し武器は心で撃つサイキックな感じの銃だと思うの

    134 :

    これ帰ったら夕張がマジ切れ仁王立ちで待ち構えてるパターンぢ

    135 :

    おつおつ

    こう言われるとイメージまったく違うけど特徴だけ上げたらトライガンとコブラ共通点多いな…たしかヴァッシュも左手銃内臓義手とだったろ弾も似た感じだし

    ……ん?艦これssだよな?


    136 :

    艦これじゃないなら何だというんだ(棒

    137 :

    >>136
    バキSSだろ?

    138 = 131 :

    前日は14cm砲持って行ったら重くて沈んでいたのに翌日には20.3cm砲を持って浮けるという驚異の成長率
    正に可能性の獣

    139 = 132 :

    改良型艦本式タービンを背負ってたからそのおかげだろう
    ……どうみてもただのデッドウェイトにしか見えないのは多分気のせいだ

    140 :

    >>133
    すまなかった
    言われて気づいたが確かにコブラの方だと思う

    141 :

    赤い通り魔のことではなかったのか

    142 = 1 :

    地獄極楽見てきた俺も、お湯につかれば心が和む。


    昔話に咲かせた花を、なんで散らすか深海棲艦どもがァ!


    次回、艦隊突破グレンラガン


    てめぇら全員湯あたりしやがれ!


    ※天元突破グレンラガン要素はありません、ということで再開します。

    143 = 1 :

    提督「タービンってさ、本来お前たちが装備しているアレは蒸気タービンなんだろう?」

    提督「いわば超凄い風車とか水車って感じなんだろう?」

    鈴谷「まぁ大雑把に言うとそうだけどねー」



    提督「それで、強化型艦本式缶が言わばボイラーってことだよな?」

    鈴谷「そうそう、間違ってないけど…ってなんで唐突にそんな質問したの?」

    提督「質問の理由は一番最後にさせてもらう]


    提督「それで、ボイラーって鈴谷の体のどの辺りにあるんだ?」

    提督「でかい船の方なら配置関係は分かるんだが…」

    提督「こうも形が違うとどこに何があるか分からなくてな…教えてくれないか?」



    鈴谷「えっと…そ、そういうのは教えられないって言うかさぁ…」

    鈴谷「モラルってものがあるじゃん?」

    提督「モラル…? デリケートな問題だったのか?」


    鈴谷「そう! だから誰彼かまわずそういった質問するのはやめた方がいいと思うなぁ」

    提督「そうか、場所さえ分かれば良かったんだが…仕方ない」

    鈴谷「ふーん…でさぁなんで唐突にボイラーがどうとかって聞いてきたのさ」



    提督「理由は簡単だ、なにせボイラーって言う位なんだから熱いんだろう?」

    提督「密着していれば服が早く乾くんじゃないかと思ってな」


    鈴谷「こりゃ教えなくて正解だったかもねぇ」

    144 = 1 :

    提督「こんな暑い日だから海水浴を楽しんだ、そう口裏あわせをしよう」

    鈴谷「いきなりだねぇ…普通なら水着着て泳ぐもんじゃないかなぁ」

    提督「そこはあれだ、はしゃいでたら足を滑らせて二人して海に落っこちたと…そういうことにしよう」

    鈴谷「すぐバレるような気もするけどさぁ…後で怒られてもいいっていうなら協力するけど」

    鈴谷「たぶん一週間ぐらい夕張が口きいてくれないと思うよ?」



    提督「やはりやめておこう、ここは素直に謝ってくる」

    鈴谷「うん、やっぱり顔合わせて謝るのがいいと思うよ、夕張だって今頃心配してるだろうし」

    提督「そうだな…とりあえず鈴谷は入渠でもしてこい、疲れただろう」

    鈴谷「お、気が利くねぇ、あざーっす」



    鈴谷「あ、そうだ提督、聞いた話によると昨日も海に落っこちたみたいじゃん?」


    提督「あれはお前達みたくそのままでも海の上を浮く事が出来るかと思ってそのままダイブしただけだ」

    提督「それの修正点が今日ってわけだ」


    鈴谷「提督って結構馬鹿だよねー、浮くわけないじゃーん…もしかして本気で浮くって思ってたり?」


    提督「」

    鈴谷「あ、本気だったんだね…」

    145 :

    本気じゃないわけないだろいい加減にしろ!

    146 = 1 :

    提督「お、俺は馬鹿…なのか?」

    提督「小中高一貫して体育の評価点は5、その他は3」

    提督「道徳に関しては2のことが多かったり保健体育については1の時もあったが…」



    提督「それが普通ではないのか…? 馬鹿なっ…!」

    鈴谷「そういうのよく知らないけどさ、まぁ大丈夫なんじゃない?」

    鈴谷「こうやって提督やってんだし作戦だってきっちりこなしてるし」


    鈴谷「時たま俺が旗艦だとか言う事もあるけど、そこが提督の良いとこなんだしさ、元気だしなって」



    提督「あぁ…本当に鈴谷には感謝しっぱなしだな、本当にありがとう」

    提督「お前がいなければ俺は提督としてやっていけない…感謝している」

    鈴谷「そ、そういうの面と向かって言われるの恥ずかしいんですけど…お、お風呂入ってくるね!」

    鈴谷「言っとくけど絶対に入ってこないでよね!」

    提督「何故だ! 一人風呂は寂しいだろう! 遠慮するな、俺が一緒に入ると楽しいぞ?」

    提督「今の時期なら水鉄砲で遊ぶのも楽しいよなぁ…」

    鈴谷「やだっきっもー! 鍵かけて入れないようにしとくしー、じゃあねー」


    提督「…何故、皆俺と一緒に風呂に入ろうとしてくれないのだ…」

    147 = 1 :

    提督「そもそも入渠スペースに鍵なんて付いていたか?」

    提督「いや無いよな…自前のものを用意しているのか、中々律儀なヤツだな」


    提督「…夕張怒ってるよなぁ、どうやって謝るか」



    瑞鶴「あれ、提督さんじゃん! なにしてんのこんなとこで…爆撃されたいの?」

    提督「ちょっと待て、なぜ爆撃されなければならんのだ」

    瑞鶴「だって全身ずぶ濡れだしいかにも変人っぽかったし」

    瑞鶴「なにより最近演習ばかりで腕が鈍っちゃうのよねー」

    瑞鶴「その点提督だったら幾ら爆撃しても大丈夫でしょ?」


    提督「大丈夫なわけあるか! 死んでしまうわ!」


    瑞鶴「提督が死ぬって…そんなことあるわけないじゃない、だって無敵なんでしょ?」

    提督「あぁ、そうだ俺は無敵で最強だからな!」

    提督「…ハッ!?」


    瑞鶴「なら良いわよね? 第二次攻撃隊、全機発艦!」

    瑞鶴「目標母港の提督、やっちゃって!」


    提督「おい馬鹿やめ」

    148 = 1 :

    提督「お、覚えていろよ…瑞鶴…」


    瑞鶴「うっそ…全弾提督さんに当たっちゃった…」

    瑞鶴「…どうしよう」

    149 = 1 :

    瑞鶴「ちょっと提督! なにこんなとこで寝ちゃってんのさ!」



    提督「」


    瑞鶴「起きなさいって! あ、謝るから!」

    瑞鶴「ご、ごめんなさい…だから、起きてよ提督さん…」


    提督「」


    瑞鶴「う…うぅ……そんなの、嫌だよ…」

    瑞鶴「…本当は最近、提督とあまり喋ってなくて、喋れるチャンスだって思って…でもなんて挨拶したらいいか分からなくて…」

    瑞鶴「気付いたら彗星を放って、でも提督さんなら避けてくれるって思ってたから…」


    瑞鶴「ごめんなさい…」



    提督「」ピクッ

    150 = 1 :


    提督「メインシステム、通常モードきどぉおおう!!! 作戦行動を再開ぃ!」


    瑞鶴「」



    提督「貴様になら…出来るはずだ…」

    提督「愛してるんだ、きみたちをッヘハハハハハハ!!!」



    瑞鶴「提督さんがおかしくなっちゃった…」


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