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    元スレ提督「…」赤城「…提督、ここは遠征の予定が入っていますよ」

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    1 :


    提督「あぁ…ごめんなさい」

    赤城「二重に予定が入ってしまうと後が大変です、気を付けてください」

    提督「はい」

    赤城「あと・・・大本営宛の手紙ですが…ここ」

    提督「?」

    赤城「役不足という言葉は上司に使ってよい言葉ではありません」

    提督「え?だって…俺みたいな新米には・・その・・・・・この任務はきついよ…」

    赤城「提督?役不足という言葉の意味は、与えられた役目に不満を抱いているときに使う言葉です…」

    赤城「これではもっと大役を寄越せという感じで、相手には傲慢に聞こえてしまうのですよ?」

    提督「へぇ、そうなんだ…それじゃあここはどう書き換えようか…」

    赤城「そうですね…最善を尽くすと書くことにしましょう」

    提督「そうだね、ありがとう」

    赤城「気を付けてくださいね?私がいたからよかったものの・・・」

    提督「大丈夫だよ、これからも秘書艦は赤城さんだから」

    赤城「こらっ!人に頼ってばかりでは成長しないんですよ!!」

    赤城「あなたはこの鎮守府を統べる長なのですから、赤城など不必要だと言えるぐらいの気概を見せていただかないと!わかりましたか!?」

    提督「うへぇ・・・」

    赤城「しゃんとする!!!!」

    提督「はいぃぃぃっ!!!」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1428403422

    2 = 1 :


    提督「…」カリカリ

    赤城「…」ペラッ

    提督「…よしっ、こちらの書類の確認もお願いします」

    赤城「はい・・・」

    提督「あとは遠征組の帰りを待つだけか…」

    赤城「提督、こちらの書類にも不備はありませんでした」

    提督「うん、ありがとう」

    赤城「遠征組の帰りまでは時間があります、お茶を淹れてきますね」

    提督「うん」



    提督「…」ズズッ

    赤城「…」ズズッ

    提督「赤城さん」

    赤城「はい?」

    提督「今日は鳥が低く飛んでたから、明日は雨だよ弾薬が湿気らないように気を付けてね」

    赤城「それをどこで?」

    提督「赤城さんが教えてくれたんじゃないか」

    赤城「…まさか覚えているとは思いませんでした」

    提督「少しは俺も成長したんですよ?」

    赤城「承知していますよ、初期に比べると書類の不備は驚くほど減りましたから」

    提督「ちなみに俺は褒めるともっと伸びるよ?」

    赤城「私には図に乗る未来しか見えませんね」ハァ

    提督「赤城さんは手厳しいなぁ…」

    赤城(一応褒めるべき時は褒めているのだけれど…まぁつけ上がられても困るし…)

    提督「おっ、帰ってきた帰ってきた」

    赤城「それじゃあ迎えに行きましょうか」ガタッ

    提督「うん」ガタッ

    3 = 1 :


    提督「総員!!気をつけええぇぇぇぇぇぇいいい!!!」ビリビリ

    第二艦隊の皆さん「…」ビシィ

    赤城「…」ビシィ

    提督「吹雪、報告を」

    吹雪「はっ!!遠征は滞りなく完了しました!物資も確実に入手し、接敵も無かったため損害はありません!!」

    提督「…卯月」

    卯月「はいぴょん!!」ウサビシィ

    提督「肩の焦げはなんだ?」

    卯月「はっ!!これは遠征道中にカモメの群れに遭遇し心がぴょんぴょんした結果ですぴょんです!!!」

    提督「わからん!!弥生!!」

    弥生「はい、卯月がカモメに目を奪われた際に誤って発砲した時についたものです」ビシィ

    卯月「…ちょっ!!」

    提督「卯月いいぃぃ!!!!!」

    卯月「は、はっ!!!!」

    提督「慢心はいかんぞ、気を付けろ」

    卯月「はいですぴょん!!!」

    提督「他の者も!慢心は決してせぬように!以上解散!!間宮で英気を養え!!」

    第二艦隊の皆さん「はっ!!!」ケイレイ

    赤城「…」ヘンレイ






    4 :

    これは期待するわ
    赤城が赤城赤城してるの珍しいし

    5 = 1 :


    提督「はぁ…」

    赤城「提督、執務室に戻るまでは気を抜かぬよう」

    提督「あっはい」ギロッ



    提督「ねぇ…本当にあんな厳しく言わないとダメ?」

    赤城「駄目です」

    提督「…」

    赤城「この鎮守府の面々ははまだ私も含めまだ未熟です…」

    赤城「戦場で余裕を保てるほどの練度ではありません」

    提督「わかっているけどさ…ホームですらもあんな・・・」

    赤城「だからこそです、それに提督の厳しい号令で気を引き締め、解散の合図とともに終える」

    赤城「私たちは決して四六時中厳しくされているわけではありません」

    赤城「間宮というアフターフォローもあります」

    赤城「慢心とは心の余裕から生まれるモノです、だからこそ早い段階で余裕を瞬時に臨戦態勢に変えられるようにしなければなりません」

    赤城「もちろん、逆も然りです」

    提督「…わかったよ赤城さん」

    赤城「…しかし・・・・・・」

    提督「?」

    赤城「これはあくまで私の持論ですので、提督が今の状況を変えるというのであればそれに従います」

    提督「…その言い方はズルいなぁ……」

    赤城「ふふっ…女とは得てしてずる賢いのですよ?」

    提督「赤城さんには適わないなぁ…」

    6 :

    赤城さんなぜか頭おかしいかフードファイターかみたいな扱い受けること多いしな

    7 :

    大食いも悪くはない
    だが普段が凛々しいからこそギャップが映えるのだ

    8 :

    >>7
    いいこと言った

    9 :

    いいねえ

    10 = 1 :


    赤城「…」←Lv67

    赤城「…」ヒュン

    カイチュー

    加賀「赤城さん、お見事です」

    赤城「ありがとう加賀さん」

    飛龍「どりゃあああっぁぁぁぁ!!!!」ヘロッ

    「へやあぁぁぁぁぁ!!!!」ハロッ

    赤城「こらっ!!!なんですかはしたない!!!」

    飛龍「はい!声を出せば強くなるかと思いました!!」←Lv3

    「あのっ…飛龍が・・・」←Lv8

    赤城「蒼龍!自らの行動に責任を持ちなさい!!何が飛龍が、ですか!!!!」

    「は、はいいいいぃぃい!!!!!」

    赤城「まったく、蒼龍は私が指導します!!加賀さんは飛龍を!!!」

    加賀「わかったわ」

    飛龍「はいっ!!加賀さんよろしくお願いします!!!」

    「」

    赤城「さぁ!!構えなさい!!!」

    「」

    赤城「敵は発艦を待ってはくれません!!会は短く!!!!なんですかこのへっぴり腰はぁ!!!」パシィィン

    「イタァ!!!」

    赤城「スポーツをやっているのではありません!!神経を研ぎ澄ましなさい!!」

    「はいぃぃ・・・・」

    赤城「目線がぶれてる!失敗は構いませんが適当にやるのは下の下です!!!!」

    「はいいいいぃぃいぃ!!!!!!」

    赤城「はしたないと言っているでしょうが!!!」ペチーン

    「うわあぁぁぁん!!!飛龍ううぅぅうぅ!!!!」

    赤城「泣いても終わりません!!!!」



    飛龍「おんどりゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ヘロッ

    加賀「上々ね」←Lv5

    11 :

    加賀さん…。

    12 :

    これはいかんわい

    13 :

    赤城さん提督に愛されすぎ

    14 :

    着任当初から細々とやってたもんだから、赤城に対して大食いってイメージがあんまりないんだよね。
    そういう提督も案外多いと思うのだけど。

    15 = 12 :

    >>14
    初期の資源大量消費バグとか試行錯誤期の運用が元ネタだから今ではわからんよ

    16 = 1 :


    提督「…」トコトコ

    「ぅぇぇぇぇぇ・・・・」

    飛龍「う~ん・・・」

    「うえぇぇ・・・お尻が痛いよぉ…」

    提督「むっ?なんで蒼龍は泣いているのだ?」

    飛龍「あっ!お疲れ様です!!」ビシィ

    提督「構わん、楽にしろ・・・それで?」

    飛龍「はい!!先ほど赤城さんと加賀さんとの合同練習が終わったのです」

    提督「ほう・・・それでなんで泣いているんだ?」

    飛龍「わかりませぇぇん!!!」

    提督「…」ペチン

    飛龍「あいた!!」

    提督「…蒼龍?なんで泣いているんだ?」

    「赤城さんに・・・グスッ・・・指導・・・・・・してもらって・・・・・」

    提督「うん…キツかっただろう…」

    「お尻も・・・いっぱい叩かれて・・・」

    提督「うんうん・・・」

    「でも…赤城さん優しくて・・・・間宮券くれて・・・・・」

    提督「そうだな、あいつ優しいm蒼龍「間宮さんに・・・行こうとしたら…加賀さん……弓と引いた弦の間にぃぃ・・・・お尻ぺちんてぇぇぇ・・・・」

    提督「」

    「赤城さんにもらった間宮券とられたあぁぁぁぁぁ!!!!!」

    「うわあぁぁぁぁぁぁん…・・・・ぐやじいよぉぉぉ…」

    提督「」

    18 :

    加賀さんwww

    19 :

    これは一航戦の埃ですわ

    20 = 1 :


    赤城「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!!!!!」ガミガミ

    加賀「…」セイザ

    赤城「pぉきじゅhygtfrですぁq!!!!!!!」ガミガミガミガミベチンベチン

    加賀「ふぐっ!!・・・・んが!!!!・・・・痛いわ!!!!!!」

    赤城「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バヂンバヂン

    加賀「いたあぁぁあぁぁぁぁぁい!!!!!!」





    「…おいしい」グシュグシュ

    飛龍「うん!!おいしいです!!」

    提督「…」ニコニコ


    第六駆逐隊「じ~」

    吹雪・卯月・弥生「じ~」

    球磨「クマ~」

    多摩「にゃ~」

    伊勢「おっ!良い匂い!!」

    日向「航空戦艦もパフェには弱いのだ」

    千代田「千歳お姉・・・食べたい・・・」

    千歳「駄目よ千代田・・・我慢よ・・・」チラッチラッ

    金剛「…テイトク・・・戦艦より空母がラブデスカ・・・・」

    比叡「私はお姉さまは大好きです!!」

    榛名「榛名もお姉さまが大好きです!!」

    霧島「…でも美味しそうだわ…」

    古鷹「…」チラッチラッ


    「・・・提督・・・・・・」

    飛龍「ガツガツ」

    提督「…はぁ…・・・・」コイコイ



    「「「「「!!!!!!!!!!!!!」」」」」



    ドワアァァァァァァアァァァァ!!!!!!!!!!!!!!

    22 :

    ノリが志村けんの貧乏な親子のコントみたいだw

    23 = 13 :

    皆こんなに純粋だと言うのに一航戦ときたら…

    24 :

    赤城さん任務報酬で大体初めて手に入る空母だからなー消費量の多さにびっくりした人も多かったんじゃない?

    俺の場合それより先に進めた喜びの方が大きかったから初め気づかなかったが
    未だに頭の中で~のセリフの方がよっぽどの気はしてるけど

    25 = 1 :


    赤城「まったく…加賀さんにも困ったものです……」

    提督「ははっ・・・そうだ、これは赤城さんの分ね」

    赤城「まぁ…ありがとうございます…」

    赤城「…」ジッ

    提督「食べないの?」

    赤城「…提督、これは加賀さんに譲ってもよろしいですか?」

    提督「…赤城さんも結構甘いよね・・・・・・」

    赤城「からかわないでください」

    提督「ごめんね、それに関しては好きにしていいよ?ただなんで食べないの?正直なところ食べたいんじゃ?」

    赤城「食べたいですけど…」

    赤城「…加賀さんも悪いことをしましたが悪い子ではありません」

    赤城「反省をちゃんとしたなら…いいでしょう・・・」

    提督「赤城さんは本当に加賀さんに甘いなぁ…僕にも甘くしてくれないかな?」

    赤城「機会があれば…甘くしてあげてもいいですよ?では・・・」

    提督「…言ったな……」



    赤城(さすがに・・・怒りすぎたかしら?…落ち込んでなければいいけれど…)


    ワイワイガヤガヤ


    赤城(…なんだか騒がしいわね・・・・・・)

    ガチャ

    赤城「加賀さん?」



    加賀「五航戦のくせに!!五航戦のくせに!!!」ベチンベチン

    瑞鶴「もうやめてよぉぉぉぉ!!!!!翔鶴姉のお尻はれちゃうよぉぉぉ!!!!」←LV1

    翔鶴「うっ・・・うっ・・・ぐす・・・」Lv1

    加賀「このっ!こ赤城「加賀さん?何をやっているの?」

    加賀「あ」







    ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙

    26 :

    加賀さん…

    27 = 13 :

    俺赤城出る前に長門出たんだよな…始めて2日で建造できたからびっくりしたわ。その消費量にもびっくりした

    28 :

    だめだよ加賀さん…救いようがないよ……

    29 = 1 :


    提督「総員気をつけぇぇぇぇ!!!!」

    第一艦隊の皆さん「…ビシィ!!!」

    提督「号令!!」

    赤城「1!!」←Lv97

    加賀「2」←Lv76

    飛龍「さんっ!!!!」←Lv73

    「4!!」←Lv85

    榛名「5!!」←Lv78

    比叡「6!!」←Lv71


    提督「貴様らは一時間後のMI作戦において中核となる部隊だ!!」

    提督「現在我が第二艦隊を含む搖動部隊が聖地ALを全力攻撃している!!」

    提督「貴様等は手薄となったALを攻める!!」

    提督「この作戦は後の人類の歴史に必ずや刻まれるだろう!」

    提督「最善を尽くせ!!!」

    第一艦隊の皆さん「…」ビシィ!!!

    提督「解散!!」



    バタバタバタバタ





    提督「…」




    赤城「…」


    30 :

    低レベル艦をロリだと想像すれば加賀さんの行動も可愛く思えるが大きい方ならただの残念な人だ

    31 :

    すげえレベル上がってる

    32 = 31 :

    そもそも消費資源が激しい=大食いという発想に至らなかった
    まぁ、空母だし消費は仕方ないなぁ…と

    33 :

    なんて鎮守府だ(歓喜)

    34 = 1 :


    赤城「質問ですが…」

    提督「言うな…」

    赤城「私たちは援軍に向かうのですか?手薄になったALに」クスクス

    提督「言うなぁ!!」

    赤城「まったく…折角成長したと思ったらこれですもん・・・」

    提督「…」

    赤城「…」

    提督「いよいよだな…」

    赤城「はい・・・この日の為に・・・私は・・・」

    提督「なぁ赤城!!」

    赤城「はい!?」

    提督「…勝てる・・・だろうか…?」

    赤城「…」






    赤城「しゃんとする!!!!」

    提督「!!!」


    赤城「勝てるのではなく、勝つのです!!」

    赤城「成長したかと思えば情けない!!」

    赤城「結局!最後まで私に頼って!!」

    赤城「まったく…私がいたからよかったものの・・・」

    赤城「暁の水平線に勝利を刻んでこいと胸を張って言うかと思えば・・・」

    提督「ははっ・・・」

    赤城「笑いごt提督「やっぱり赤城さんには敵わないなぁ…」

    赤城「…もう・・・・・・」

    提督「ねぇ赤城さんおr赤城「提督」

    提督「えっ…まだ俺話してる…」

    赤城「知っていますよ、だからこそ私から先に言わせていただきます」

    提督「な、何?」

    赤城「私は・・・・楽しみはとっておくタイプなんですよ」

    提督「…ふふっ」

    赤城「…」ニコ

    提督「敵わない、敵わないよ赤城さん」

    赤城「前にも言ったでしょう?女はずる賢いのです」

    提督「そうだね…さて…そろそろ時間だ」

    赤城「それでは」

    提督「あぁ…勝ってきてくれ」

    赤城「もちろん」ニコッ

    35 = 1 :



    提督「赤城さん!!」

    赤城「?」

    提督「帰ったらさ・・・いい機会だと思うんだ…」

    赤城「はい?」

    提督「だからさ…その……」

    赤城「…」ピコーン

    赤城「ふふっ…うふふふふ…

    赤城「提督は甘えん坊ですね?」クスクス

    提督「んなっ!!そういうわけじゃ!!」

    赤城「そういう事にしておきましょう、それじゃあ行ってきます!!」

    提督「まったく…」

    36 = 1 :




    赤城「…」ニヤニヤ

    「出撃で赤城さんが笑ってる…」コソコソ

    飛龍「きっと殲滅せし敵を思い浮かべ悦に浸っているのよ」

    飛龍「さすが鬼空母の異名を持っているだけあるわね…」

    「誰が付けたの?」

    飛龍「私」

    「だと思った」

    赤城(まったく…素直に仰ればいいのに…」

    加賀「赤城さん、戦闘海域に入るわ」

    赤城「はいっ!!第一次攻撃隊!!準備して!!!」

    「「「はい」」」



    「」


    加賀「上々ね」

    赤城「…おかしい……手ごたえが無さすぎる・・・」

    榛名「赤城さん!!三時の方向に敵影!!」

    「空からも!!来るっ!来るっ!来るっ!!!!」

    飛龍「うそっ!!!えと・・・第二次攻撃隊を・・・」

    赤城「みんな落ち着いて!!ALにいる部隊に援軍要請は出したわ!!撤退よ!!撤退!!!」



    比叡「赤城さん避けて!!!!」

    加賀「赤城さん!!直上!!!!」



    赤城「!!!!」






    37 :

    やったぜ

    38 :

    過剰な死亡フラグの乱立は生存フラグだから(震え声)

    39 = 37 :

    資源消費量じゃなく
    放置かなんかでご飯ご飯言うからでしょ
    それに加え頭の中の何かがという意味不明なセリフ

    40 = 12 :

    >>39
    放置でごはんご飯は後で追加のやつだ 運営は良くも悪くも反映させるから困る

    42 = 1 :





    赤城「…慢心ね・・・・・」大破

    加賀「赤城さん!!」

    赤城「加賀さん…私を・・・」

    加賀「…ダメよ、できないわ!!」

    加賀「赤城さんを中心に輪形陣を!!」

    赤城「冷静になりなさい、私は動けないのよ…そし・・・」

    加賀「冷静です、だからあなたを守る」

    赤城「…だから・・・話を・・・」




    「なんでまた甲板に被弾なのよっ! 痛いじゃない!」中破

    飛龍「この程度ならかすり傷よっ!」小破

    榛名「やだ!被弾した!?」小破

    比叡「ひえぇぇぇぇ!!!ひえぇぇぇえぇぇ!!」小破

    加賀「甲板に火の手が……そんな」小破


    赤城「お願いだから…逃げて・・・」

    「出来るわけないじゃないですかぁ!!!」

    飛龍「そうですよ!!提督に合わせる顔が無いじゃないですかぁ!!」

    赤城「だから・・・話を聞け・・・」


    比叡「赤城さんが沈んだら提督が悲しんで提督が悲しんだらお姉さまが悲しみます!!だからあなたは必ず守る!!」

    榛名「地獄の果てまで!!お供します!!!」

    赤城「d加賀「直上!!!!!!!!!!!!!!!」



    赤城「あ」



    ゴポポポポ





    赤城(これが沈むという・・・感覚・・・)

    赤城(…こんな時に浮かぶのは・・・)

    赤城(やっぱり・・・まだ・・・・ま・・・だ・・・・・・・・・・)



    43 = 1 :


    無線「ビービー」

    提督「!!!」ガタッ


    提督「私だ作戦は成功か?」

    提督「そうか、よかったよ…損害は?」

    提督「はっ?」






    提督「…赤城が・・・轟沈・・・?」


    提督「そう・・・か・・・・・残存部隊は・・・帰投しろ・・・」

    ガチャ




    提督「沈んだか・・・・・」



    提督「…」



    提督「…」



    提督「…赤城など不必要だ・・・・・・」



    提督「……・・・・・」



    提督「不必要・・・・なんだ・・・・・・」


    提督「寝よう・・・・・・」

    44 :

    生存フラグじゃなかったじゃないか!

    45 = 37 :

    >>38
    無能

    46 :

    沈んだ…。

    47 :

    >>45
    わかる人にしかわからんが渾名で笑ってしまう

    48 = 13 :

    なんでやドルべ関係無いやろ

    49 = 1 :


    気持ちの悪い脱力感を追い出したい
    というよりも夢であってほしい、そんな気持ちがあったのだろう
    俺は執務室の隣にある寝室のベッドに身を預けた

    暗いくらい部屋の中
    起きてるのか起きていないのか
    夢か現かもわからない世界
    覚醒したはずの五感で一番初めに感じた触覚
    誰かが俺の頭を撫でている
    右に転がり、上を向く
    視線の先に沈んだはずの彼女の姿を捉えた
    暗くてよくわからない、もしかしたら人違いかもしれない
    俺は愛しい彼女の名前を呼ぶ

    「赤城さん…」

    「はい、提督」

    優しい声が耳をくすぐる
    きっと夢なのだろう
    彼女への後悔が見せた甘い悪夢なのだ
    しかし俺はあえて乗ってやろうと思う
    これを機に彼女から卒業しよう
    もしかしたらこれは、俺を心配した彼女が見せた夢なのかもしれない

    両手を彼女の腰に回し、腹部に顔を押し付ける

    「提督…」

    困ったこえで俺を呼ぶ彼女
    しかし撫でる手が止まることは無い
    俺は顔全体で彼女の柔らかな体躯を感じる
    尾行をくすぐる甘い匂い

    まどろみの中で俺は言葉を紡ぐ
    それは謝罪
    死んだはずの彼女に謝罪をして、きれいさっぱり忘れたいという下衆な思惑があるかもしれない
    本心かもしれない
    中途半端な気持であるが、出てきたものは仕方がない

    彼女はきっとこう言うだろう

    「情けないですね…」

    そう言った彼女は、まるで外敵から俺を守るように包み込む
    両手で俺の頭を包み込み、顎を乗せる

    「甘えん坊さんなんだから…」

    ここで俺の意識は途切れた
    柔らかな彼女と甘い香りに包まれた俺の寝顔は

    きっと泣き顔

    50 = 1 :



    提督「…え?」

    赤城「…」ニコニコ

    提督「え?へ?…なんで?」

    赤城「離してくれなかったもので」ニコニコ

    加賀「疲れていたもので」カガ

    飛龍「好奇心で!!」ビシィ

    「成り行きで…」


    提督「え…轟沈したって…」

    赤城「まぁ…したにはしましたが…提督が皆に積み忘れた女神を積んでいたので・・・言ってませんでしたっけ?」

    提督「え?」


    『結局!最後まで私に頼って!!』

    『まったく…私がいたからよかったものの・・・』


    提督「あ」


    加賀(轟沈?…そういえばあの時の通信は私が・・・女神は・・・うん知っていたわね…)

    加賀(提督に連絡したのは・・・赤城さんが沈んで、援軍が来て・・・)



    『冷静になりなさい、私は動けないのよ…そし・・』

    『冷静です、だからあなたを守る』

    『…だから・・・話を・・・』

    『だから・・・話を聞け・・・』


    加賀「あ」

    提督「あじゃないが」ズルッ

    加賀「ちょ////」



    ベチンベチンベチンベチン
    ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙








    赤城「まったく…まだまだ提督からは目が離せませんね…」ニコッ

    提督「そうだね、やっぱり赤城さんには敵わないよ」ベチンベチン

    加賀「ふわっ・・・んやぁ・・・・痛いのに・・・・痛いのにぃ!!!」ジュンジュワー



    翔鶴「瑞鶴、見ちゃいけません」←Lv12

    瑞鶴「へんたいだー」Lv2







    加賀「んやぁぁぁぁぁぁあああぁぁ!!!!!!」ジョワー


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