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元スレ提督「なに!? 提督ってのは戦地で戦うものじゃないのか?!」

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301 = 1 :

総司令「ほう…その腰にぶら下げていたのはただのオモチャだと思っていたが…」

総司令「人間だと言うのにその筋力…素晴らしいものだ!」


総司令「そして…君は私に対して危害を加えるつもりなのだね?」

提督「あぁそうだ、艦娘に対するその態度が気に入らねぇ」


総司令「随分な事を口に出すものだね君は…本当にいいのだな?」

総司令「君が大切に思っている道具がどうなっても、本当にいいのだな?」


提督「なっ!」

提督「ぐっ…くぅっ!」



総司令「聞き分けの出来る者は私は嫌いではない…今回だけは多目に見て置いてやろう」


総司令「それに、私に良い事を思いつかせてくれた礼をしたいぐらいでなぁ…」

総司令「無論、断らないだろう? 提督よ…なぁに、時間は取らせんさ…ふふふ」

302 :

すまないがここからはホモ以外は帰ってくれないか?

303 = 1 :

鎮守府



夕張「ふぁあっ……んーっ、良く寝たぁ!」ムクッ

夕張「今何時……って、あれ、ここって執務室?」


夕張「…ハッ! そうだ、提督!」ダッ

夕張「って、きゃあっ!」ズルッ!


夕張「いったぁ…起き上がりにコケるなんていつの時代の漫画のネタよ…」

夕張「朝からついてないなぁ…ん? 書き置きが…」

夕張「えぇっと…なになに? 『0700よりミーティング』…今って何時かしら…」チラッ


夕張「1047……」


夕張「あ、あはは……大寝坊しちゃった…」

304 = 1 :

夕張「と、とりあえず皆を集めて今日のスケジュールを…」


ミシッ…ミシッ…


夕張「なにこの音…ドアの方からミシミシ言ってるような…」ソッ


や、やばい! 夕張がドア開けようとしているわっ!

お、おい押すな! バランスがっ!

よく聞こえないネ! もっと近づかせるデース!

金剛お姉さま! 声が大きいです! あとその提督への愛を私変えて下さい!



夕張「……」ガチャ



衣笠「きゃあっ!」ドサッ

長門「なっ!」ドサッ

金剛「突撃ネー! 提督に目覚めのキスをするのは私ネー!」

比叡「金剛お姉さま、それだけはぁああ!!!」





夕張「……あの、何してるんですか?」

305 = 1 :

長門「そ、それは…だな……」

衣笠「いつもの時間になっても館内放送も無いし…心配になって見に来てただけよ」

長門「そ、そういうことだ…別に不思議ではないだろう?」


夕張「はぁ…なら普通に起こしてくれても良かったんじゃ…」


金剛「ノー! 提督が居ないデース! 夕張! 提督をどこに隠したのデスか!」

比叡「はぁはぁ…セーーーフッ! ナイスジョブ夕張!」グッ



夕張「まさかだと思いますけど…朝帰りとかそういうの想像してたりしてました?」


長門・衣笠「」

金剛「そんなの別にどうでもいいデース! 教えるネ! 提督は、何処に居るんデスか! 」


夕張「なんでこんなに誤解されちゃうんだろう…分かりましたから、教えますから」

夕張「それと離れてください金剛さん、暑苦しいです」

306 :

夕張「まず誤解を解きましょう、話はそれからです」


衣笠「室内の荒れ模様から察するに昨日は激しかったようね…」ゴクリ

長門「……凄まじいな」

金剛「まだこのフトンは生暖かいネ……」

比叡「ヒエー…ここまでやれるものなんですね提督は…金剛お姉さま、危険ですからやめましょう」

比叡「ここは安全な私で我慢する方向で」


夕張「そうじゃないです! 違います! 提督とはそんなことしてませんから!」

夕張「それと比叡さんは何言ってるのかしら…まるで意味が分からんです」



夕張「えっと…簡潔に話しますと、提督は昨晩本陣営に向かいました」

夕張「大規模作戦の召集がかかってそれでですね…」


衣笠「ほう…昨晩のその前の時にエキサイティングな事を…」

夕張「わざとなんですか? 一回本気で怒りますよ?」


衣笠「それで提督と夕張が…あぁ! これは青葉に譲れないネタの宝庫だわ!」



夕張「」ブチィ

307 = 1 :

衣笠「」


夕張「坊主…口のきき方には気をつけな…私は気がみじけぇんだ」


夕張「っと、はい…誤解は解けましたね?」

長門「あぁ…だ、大丈夫だ、問題ない」

金剛「イ、イエス……分かったネ…何も無かったの分かったヨ…」

比叡「ひえーっ……衣笠が無残なボロ雑巾へと変えられちゃった…」


夕張「誤解が解けたところで本題に入らせて頂きますね」

夕張「本日は提督の代わりに私が艦隊の指揮を務めさせていただきます」

夕張「と言っても寝坊しちゃったんですけどね…すいません」


長門「い、いや寝坊は誰でもおこり得る…仕方ないだろう」

金剛「そうネ、寝坊は誰でもしちゃうものだからそんなに気負わなくてもいいネ」

比叡「そうです、金剛お姉さまの言うとおりです、きっと夕張さんも疲れてたんですよ」


夕張「…? ま、まぁこれから出撃してもらう場所等を皆さんを集めて説明させてもらいますね」

308 = 1 :

夕張「さて、遅くなってしまいましたが皆さんおはようございます」

夕張「まずですね、本日提督は本陣営に行って近日行われる大規模作戦の説明を受けています」

夕張「正直あの提督ですから何かしらやるとは思っているんですが…そんな事を考えていてもしょうがありません」


夕張「さて、本日出撃してもらう場所は……」チラッ


夕張「…あれ、書き間違えかしら…」

不知火「どうしたのでしょう、何かありましたか?」

夕張「あ、不知火ちゃん…ちょっとこれ見てくれる?」スッ

不知火「…? どうしました?」


不知火「……鎮守府正面海域へ全員一人で三回ずつ出撃…その後待機…?」

309 = 1 :

夕張「いつもと違うわよね…」

不知火「私は何度かここに出撃を繰り返していたりしますが…全員とは…」

夕張「…何か、変ね」

夕張「いくら大規模作戦とは言っても今までこんなことは一度も無かったのに…」


夕張「あら、注意書きが幾つか…夜戦禁止?」

川内「グハァッ!! …わ、私はもう…ダメのようだ…」

夕張「えっとそれに…軽巡以上の艦は単艦での出撃のみ許す…」

那智「那智戦隊出げ……そ、そうか…単艦で…い、いや…悲しくはないからな?」



夕張「提督らしくないことしてるわね…いつもなら絶対に二人以上での出撃しかさせないのに…」

夕張「なにか、ありそうね…」



青葉「夕張さんのスルースキルが急成長しすぎててこの程度じゃ突っ込まないとは…」

青葉「色々提督に悪い方に毒されてる気がします!」

310 = 1 :

一旦中断します。
明日は仕事で忙しいので中断します。一週間以内には再開します。

311 :

展開が尻アスに……

312 :


総司令のケツにぶちこむヒュージブレードの準備は万全だぜ

313 :

急に忙しくなっちゃってあたふた旅支度をしているところに

カワイ子ちゃんが救いを求めて飛び込んできた

実は深海棲艦からのスパイでマスブレードの秘密を盗みにきやがったのさ

この娘を操ってたのが泊地水鬼っていう薄気味悪い奴でねぇ

でもマスブレードを完成させやがったよ

クッソー

こうなりゃヤツのアジトに乗り込んでやる!

次回「奇怪白地水鬼」で

また会おうぜ


※スペースコブラ要素はありません、ということで少しだけですが再開します。

314 = 1 :

本陣営


提督「ホモめ…俺はそういう属性はないッ!」

総司令「違う! なんで私がホモでなくてはいけないのだ!」

提督「いや今の流れ完全にホモでしょ、どう考えても」

提督「俺が手出し出来ない事を良い事に……ゲスな野郎だ」


総司令「貴様……本当に自分の立場を分かっているのかね?」

提督「これからホモ展開に持ち込まれる哀れな提督だろう?」


総司令「やはりこいつは馬鹿だったか…入ってきた時から分かってはいたが…」

総司令「一度しか言わんぞ? お前が右手に持っているその馬鹿デカイ物…」

総司令「そいつは中々に軍事的価値があると見た、馬鹿でもこういう知恵が回るのは軍として利益があるものだ」

総司令「そいつは人間にはまず持てないだろう…だが、あいつらなら…」


提督「……最低のクズ野郎が」


総司令「道具を今まで以上に有意義に使おうとしているだけだ」

総司令「君の思想は私には理解出来んな」

総司令「…まぁいい、君は開発の手伝いをしてもらうだけさ…期待しているぞ?」

315 = 1 :

提督「そんな事に手は貸せないな…」

総司令「ほう? 本当に良いのかね?」

提督「ぐっ……分かった、だが幾つか条件がある」


総司令「なんだね? あの道具共に付けるのは決定事項だ、変えられんぞ?」

提督「んな事は分かってんだよ! …ブースターとジェネレーターを今ここで開発させろ」

提督「それと俺を今度の大規模作戦の前線に出させるんだな」

提督「あと俺の鎮守府にいる夕張をここに呼び出す」

提督「そして、開発は全て俺に一任させろ…いいな?」


総司令「ほう…そんな事で良いのならいくらでも了承してやるさ」

総司令「開発してくれる以上に君も戦力に加わるのは私としても嬉しい限りだよ」

提督「では…」バタン


総司令「何を考えているかは知らんが…邪魔者も同時に消えてくれて本当にあり難いさ」

316 = 1 :

執務室


夕張「暇ね……」

夕張「いつもなら提督と何か話しながら色々やってるんだろうなぁ…」

夕張「そうね…提督が居るなら今頃出撃だとか言いながら私が突っ込みいれてるんだろうなぁ」


明石「あの、失礼します…」ガチャ

夕張「あれ、明石さんじゃないですか、どうしたんですか?」

明石「朝のミーティングで全員鎮守府正面海域に出撃するって事だったんですけど…あの、私もですか?」

明石「工作艦の私は戦闘は苦手と言うか……あまり得意じゃないんだけど…」

明石「それにあきつ丸さんとかまるゆさんも…ですよね?」


夕張「うーん……全員だからそうだと思うんですけどねぇ」

夕張「明石さんとあきつ丸さんは苦手とは言っても鎮守府正面海域ならなんとか出来そうなんですが…」

夕張「まるゆちゃんは……どうなんでしょう?」


明石「それなりの錬度はありますけどけど無理なんじゃ…」

夕張「そうですよね…まるゆちゃんはやっぱり無しの方向でいきますか、流石に無理です」

317 = 1 :

夕張「ふぁあ……こう、やることが無いと眠くなっちゃう…」

夕張「あ、明石さんも頃合見計らって随伴艦の駆逐艦の子達と一緒に鎮守府正面海域に行ってくださいね?」

明石「本当に行くしかないのね…戦闘は苦手なんだけど……」

夕張「まぁまぁ、たまには体を動かさないと鈍っちゃいますから」

明石「そうねぇ…うん、じゃあ工廠で一仕事終えたら行って来ますね」

夕張「了解しました、無理せずに行ってきましょう」

明石「無理しないと戦えないんだけど…それじゃあ失礼しますね」パタン



夕張「ふぅ……」

夕張「今頃提督は何してるのかなぁ……馬鹿なことやって本陣営の人達を怒らせたりしてなければいいけど」

夕張「…そんな事してないわよね、いつも馬鹿なことしてるけどやる時はやる提督なんですから」

夕張「提督…早く帰ってきてくれないかなぁ……」



ズドンッ!


夕張「きゃあっ! な、なに!? 敵襲!?」

夕張「それも執務室に……げほっ、煙が…」




提督「いかんいかん…世界を縮めすぎてしまったぁ~…」

提督「待たせたな! 夕張、会いたかったぞ!」

318 = 1 :

夕張「て、提督!? なんでここに! と言うより普通に玄関から入ってきてください!」

夕張「あぁ…もう! この壁を修理するお金どうする気なんですか!」


提督「そんなもの適当に埋め立てればいいだろう? 気合で何とかできるさ」

提督「それより夕張、お前が必要なんだ…一緒に来てくれ」グイッ


夕張「え? ちょっ、ちょっとどういう……!?」

夕張「提督……その右腕どうしたんですか!」


提督「いや、ちょっと重いものを無理やり身体に取り付けて無理やり剥がしただけだ…まぁ大丈夫だろう」

提督「まだ動く、何も問題は無い…入渠したら治るからな!」


夕張「問題しかないですから! は、早く手当てを!」

提督「これでも夕張を本気で怒らせた時よりマシ……い、いや冗談だ」



提督「それより最速で本陣営に行くぞ、俺の念願の夢が叶うんだからな!」

夕張「…い、嫌な予感しかしない……」

319 = 1 :

一旦中断します。
ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

321 :

この提督「指揮官先頭、率先垂範」の伝統とか大好きそうだな

322 :


なんかこの提督そのうち26人くらいの仲間と世界を支配できそうだな

323 :

提督の手を逃れた伊58を待っていたのは

また、地獄だった


イベントの後に住み着いた欲望と暴力

オリョクルが生み出した横須賀の鎮守府


悪徳と野心、頽廃と混沌とを

コンクリートミキサーにかけてぶちまけた

ここは惑星DMMの艦隊これくしょん


次回「燃料」


来週も伊58と地獄に付き合ってもらう


※装甲騎兵ボトムズ要素はありません、ということで再開します。

324 = 1 :

提督「さぁ早く支度を済ませてくれ、時間は待ってはくれないぞ!」

夕張「い、嫌です…とてつもなく嫌な予感しかしないですから」

提督「そ、そうか…どうしても一緒に来てくれないのか…?」

夕張「はい、念願の夢って出撃することですよね……そんなこと許すわけにはいかないです!」


提督「あぁそれな、ホモな総司令に出撃していいって言われたから大丈夫だ」

夕張「はぁ!? そんな馬鹿なことあるわけないでしょう!」

夕張「それにホモって…もしかして提督…」



提督「おい、総司令がホモなのは確かだが俺はまだ一般的な成人男性だ」

提督「そこまで俺は落ちぶれてはいない、その目をするのはやめてくれ」


夕張「あの、近寄らないでもらえますか?」

提督「そろそろ泣いてもいいかな」

325 = 1 :

提督「俺はホモじゃない! ましてや出撃するために自分を売るような事は決してしない!」

提督「見るな…そんな目で俺を見るなぁああ!!」


夕張「ぷっ……ふふ、分かってますって提督……あははっ! あーおかしい!」


提督「…お前、後で覚えてろよ……」

夕張「はいはい、分かりましたからそんな怒らないでくださいよ」

夕張「何があったか分かりませんが本陣営で何かやらかしたんですよね? …本当に馬鹿なんですから」

夕張「少し準備してきますからちょっとだけ待っててくださいね?」

提督「あー…出来れば工具類を多めに持ってきてくれると助かる」


夕張「え、工具…ですか? わ、分かりました」


提督「さてと…俺はちょっと借りてきた車を手直ししてくる、馬力が全くもって足りないからな」

提督「準備が出来たら工廠付近で落ち合おう、じゃあなるべく早めにな」

326 = 1 :

夕張「えっと…身だしなみは大丈夫よね?」

夕張「それに本陣営に行くんですからそれなりの物を持って行かないと…」

夕張「それと工具…なんで工具?」

夕張「あと別れ際に提督が車の手直しとか言ってましたけど…こんな短時間で終わらせられる訳ないわよね」

夕張「…護身用に20.3cm砲も持っていこうかしら?」


夕張「よし、準備万端ね…本当に提督のやることは唐突過ぎることばかりよねぇ」

夕張「それに慣れちゃってる私もどうかと思うんだけど、今に起きたことじゃないからまぁいいかなぁ」

夕張「っと、そろそろ工廠に行かないと…」ダッ




提督「遅かったじゃないか……目的は既に果たしたよ、俺がな」
.
夕張「ジャック・Оネタは色々とマズイです」

327 = 1 :

提督「さて、この借り物の車だが乗り心地はまぁ良いもんだと思う、安心してくれ」

提督「…シートベルトはしっかり付けておけよ?」

夕張「へぇー…GTRとはよくこんなの借りて来れましたねぇ…」


提督「あぁ、なんか門番っぽい人が貸してくれてな」

提督「俺も弄り甲斐があったもんだ、久々に充実したチューニングだったよ」

夕張「借りといて勝手にチューニングって…後で何言われても知らないですよ?」

提督「何とかなるだろう、エンジンの一部はこっちで管理してるからまぁ大丈夫だ」

提督「さぁ乗ってくれ、何度でも言うがシートベルトはしっかりと付けておくように」



夕張「…もし断るといったら?」

提督「夕張、そんな心配するな…たぶん大丈夫だ」


夕張「……積み替えたエンジンって、なんですか?」

提督「積み替えてはいない、ただ妖精さんにお願いしてちょっと細工しただけだ」



提督「簡単に説明すると280馬力が脅威の妖精テクノロジーで1660馬力まで跳ね上がっただけだ…大丈夫さ」

328 = 1 :

一旦中断します。
ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

329 :


興< 私の真似をするとは……興味深い。尻を貸そう

330 :

体内から垂直ミサイル撃ち始めても不思議じゃない

331 :


白い軍服から青白い光を放ち大本営に向けて滑空突撃する提督が見られるんです?

332 :

レイブン!助けてくれ!ゲイブンだ!!

333 :

なぜここにジャックが……撤退だ!撤退する!

334 :

ジャックOがだめならビッグOだ!
アァークション!

335 :

デュエル

336 :

アァァァァクセルシンクロォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

337 :

なんで車と合体しないんだ…?

338 :

提督!?貴様、何をする気だ!

339 :

何!?司令ならば提督ではないのか!?

340 :

俺はACと遊戯王でオーバーレイネットワークを構築!

341 = 332 :

ジェネクス「我々は太古から人類を見守って来ました・・・」

AOJ「世に平穏のあらんことを」

氷結界「ハッハァー!まだまだいけるぜ、影霊ォォォォォ衣!!」

342 :

やぁ、オプティマス提督だ

今回の艦隊これくしょんアニメイテッドは謎の撮影軍団が大暴れ

我々提督最大のピンチだ


艦隊これくしょんアニメイテッド

みんな応援よろしく!

『劇場版艦これ誕生!』



※トランスフォーマーアニメイテッド、及び劇場版艦隊これくしょん要素はありません
と言うことで再開します。

344 = 1 :

夕張「満足したところで本陣営までどのぐらい時間がかかるんですか?」

提督「そうだな、新幹線で行ったとしたら四時間以上かかる計算だ」

夕張「結構遠いんですねぇ……でも車ってことはそれ以上かかるんじゃ?」


提督「そんなことはない、俺は不可能を可能にする提督だからな!」

提督「まだ時間はある、今はゆっくりと運転しながら行こう、夕張は鎮守府の外を見たことが無いだろ?」

提督「旅は素晴らしいものだ、色々と観光でもしながら知識を深めていってくれ」


夕張「そうですね…コミケには毎回秋雲ちゃんの手引きがあってじっくり見てる暇も無かったなぁ」


提督「っと、窓は開けるなよ? …艦娘の事をあまり快く思ってない奴も中にはいるからな」

提督「まぁ極一部なんだが…それでも用心することに越した事はない」


夕張「……なんだか、複雑な気持ちですね」

提督「なぁに心配するな、俺が付いている! 暴言吐いてくる奴は袋叩きにしてやるからな!」


夕張「嬉しいですけどそれだけはやっちゃいけないです、はい」

345 = 1 :

夕張「外ってこうなってたんですね…あ! あのお店なんですか!」

提督「あれか? あれは日本で働くサラリーマンの友である牛丼屋だ」

提督「早い、安い、旨いの謳い文句もあるぐらいには皆から愛されている店だ」

提督「それに牛丼が好きなプロレスラーの漫画もあるぐらいだからな」

夕張「あ、それってキン肉マンですよね! あの超理論は笑っちゃったなぁ」

提督「キン肉マンも知っていたのか…」


提督「まぁ稀に嫁の飯関係で天国と称す人もいるみたいだがな」

提督「そういえば比叡関連でそういうの聞いたことがあるな…関係無いが」

夕張「へぇーっ…どんな味がするんでしょう…うーん、行ってみたいなぁ」

提督「我慢してくれ、いつか連れて行ってやるさ」


夕張「本当ですか!? 絶対ですよ! …あ、提督あれってなんですか?」

夕張「なんだか大きい建物に人が集まってますよ!」

提督「あれは娯楽施設だな、パチンコパチスロを置いてある店だ…金のやり取りがある店とでも言おうか」


提督「…雪風連れて来たら大儲け出来るかな……」

346 = 1 :

夕張「ふぅ…ちょっと盛り上がりすぎちゃったわね」

提督「そんなにハイテンションだと途中で疲れ果てて寝てしまうぞ?」

提督「長時間移動するとそれに伴って景色も文化も変わるもんだ、見るだけでも楽しいと思うぞ?」

夕張「そうですね…楽しみねぇ」


提督「……そういえば夕張と物理的に二人きりになるのは俺が鎮守府に来たとき以来だな」

夕張「昨日も物理的に二人きりだったじゃないですか…色々疑いを掛けられましたけど」

提督「言い方が悪かったか、夕張と二人だけになるって意味だ…懐かしいな」

夕張「そうですねぇ…普通なら駆逐艦の子を誰か一人選んでその子が秘書艦になるんですけどね」

夕張「なんで提督だけだったんですか?」


提督「あの時は俺も若くてな、秘書艦なぞいらんと言ったら本当に俺一人で鎮守府に行って来いと言われただけだ」

提督「その時手渡された簡単な手引きを元に建造して初めて来たのが夕張って訳だ」


夕張「馬鹿ですねぇ…でも、懐かしいです」

347 = 1 :

提督「もうお前から馬鹿と言われるのも慣れたもんだ…だが俺は提督だ、馬鹿ではない」

夕張「はいはい、馬鹿提督です」

提督「そうだ、それならいい」

夕張「それで良いんですか…」


提督「初めて夕張から馬鹿って言われた時も建造してすぐだったな…いやぁ懐かしい」

提督「さぁ出撃するぞと言ったら途端に馬鹿なんですか? だもんな…あれは心に響いたぞ?」

夕張「いや馬鹿としか言いようが無いですって、ライフル持って『行くぞ!』って言うんですから」

提督「あぁ、あれは確かに馬鹿だった…ライフルじゃなくてロケランにしておけば良かった」


夕張「そこじゃないです、武器の問題じゃないですから!」

提督「まぁいいじゃないか、昔の懐かしい話だ…ん?」


ブォン!!


夕張「左から随分と速く抜かされちゃいましたね、あんなに急いで何かあるんでしょうか?」


提督「追い越し…よくも交通ルールを無視してくれたなぁ! しかも俺より速く逃げようとしている!」

提督「どちらかと言うと後者の方が気に入らないッ!」グンッ


夕張「ちょっ」

348 = 1 :

夕張「あの、スピードを…」


一般人「凄いぜあの車ァ! 何者だぁ!」

一般人「下りのブレーキングドリフト完璧だよ! FDが突っ込みで負けてるぅ! 立ち上がりもうめぇ!」

一般人「うぉおっ! ガードレールギリギリすんげぇなぁ!」


提督「仕掛けるポイントは…この先の五連続ヘアピンカーブだ!」


夕張「今の誰!? と言うより五連続ヘアピンカーブは秋名……う゛っ!」

一般人「オーバースピードだぁ! ブレーキイカれたかぁ!!」


夕張「と、止め…ん゛んっ!!」


一般人「なんだ今の!? 変な曲がり方したぞ!」




提督「よぉし成敗完了…大丈夫か夕張?」チラッ


夕張「」ガクガク


提督「や、やべぇっ!」ギギィ!!

349 = 1 :

一旦中断します。
ネタが尽きたので一週間以内には再開します。

350 :

しょうがねぇ、あれやるか


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