元スレ吹雪「この鎮守府はおかしいです!!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
104 = 1 :
吹雪「買い出しですか?」
提督「あぁ、こっから中心街って結構遠いんだよね……」
吹雪「確かに……昨日釣りした時も他の商業施設が見当たりませんでしたね」
提督「バスも中々来ないしね、完全に田舎町だよ、市内に入れば雰囲気ガラリと変わるけど」
吹雪「市内?」
提督「今から俺たちが行く所だよ、そんなに悪いところじゃないよ?建物は低いけど」
吹雪「へぇ……私、都会って歩いたことないんです、ここに来たのも高速バスでしたし…」
提督「高速バスか……あり?吹雪ちゃんってどこで建造されたの?」
吹雪「え?一昨日の紙に書いてたはずですけど……」
提督「……マジ?」
吹雪「えぇ、舞鶴ですよ、舞鶴鎮守府、結構遠かったんですから……」
提督「舞鶴って……京都の?」
吹雪「はい」
提督「……京女どすか?」
吹雪「ちゃいますぅ…って……もうっ」
提督「ははは、じゃあ行くか」
吹雪「はい!あ、鍵は私がかけておきますね」
提督「ありがたい、えーっと財布にケータイ……あとは……」
吹雪「……?……司令官、これは?」
提督「あぁ、商店街のスタンプカード、まだまだ全然貯まってないけどね……」
吹雪「……スタンプカード……これが溜まったらどうなるんですか?」
提督「高級商品を無料で貰えるらしいよ?牛肉かなんかだろうけど」
吹雪「牛のお肉を無料で……!?そんなことしていいんですか!?」
提督「…………まぁ、通い詰めないともらえないけど……」
吹雪「へぇぇ……すごいなぁ……」
提督「そんなに驚くことなのかな……」
105 :
吹雪ちゃんきゃわわ
106 :
かあいいのう
107 = 53 :
あ、これは好きだわ
108 = 1 :
そろそろ地図かなんか作らないとややこしくなりそうだ
-----------------------------------
市内
バスの運ちゃん『次は後乃木(アトノギ)市役所前ー後乃木市役所前ー』
吹雪「司令官、付きましたよ、起きてくださいっ」ツンツン
提督「んぐっ……あれ、着いたの?」
吹雪「後乃木市役所で降りるって言ったじゃないですか、ほら!」グイグイ
提督「あぁ…そうだっけ…よっこいしょ……」
吹雪「あぁ、すみません運転手さん!ここで降ります!」
運ちゃん『アイヨー』
キキッ プシーーー
吹雪「えーっと……運賃は……110円ですね」
提督「子供料金だよ?」
吹雪「子供ですしっ」
提督「改札機のピヨピヨや子供ランプを気にしないタイプなのね……この子、子供でいいですか?」
運ちゃん「いいですよー」
提督「あざっす」チャリチャリーン
ブゥゥーーン
109 :
何度でも言おう、吹雪ちゃん可愛すぎる
110 :
吹雪ちゃんがかわいいssはいいss
111 :
商店街
吹雪「これが……商店街ですか……!」
ワイワイガヤガヤ
提督「平日なのにすごい賑わいだな……なんかイベントでもやってるのか?」
吹雪「すごい……あっちもこっちも人でいっぱい……」
提督「えーっと今は……」ウデドケイカクニン
提督「昼の1時か……昼飯時ってことは……」
主婦「あそこ?新しく出来たラーメン屋さんって」
主婦「そうそう、チェーン店で話題のお店なのよっ」
主婦「二蓮、他人の目を気にせず食べれるのよねぇ……」
提督「なるほど……」
吹雪「あそこのお店、すごい行列ですね……」
提督「話題のラーメン屋がここにもできたんだってさ、それでこの人だかりだよ、すごいなぁ……」
吹雪「司令官は食べたことあるんですか?」
提督「いや、無いけど……でもこれじゃ食べられるの2時間後くらいだよ?」
吹雪「に、二時間……?」
提督「うん、行列の出来る店で二時間は常識らしいよ?」
吹雪「そんなに美味しい店なんですか……」
提督「過度な期待を背負って店に入った結果後悔する……割とよくある事だよ」
吹雪「ふぅ……ん……?」
ガララ アリガトーゴザイマシター
坊主学生「すっげぇ美味かったなここ!」
根暗学生「うん、とんこつとあの秘伝のタレ、来て正解だったね」
坊主学生「並ぶ価値ありってかんじだな、また来たいな!」
根暗学生「時間と日にちに余裕があればねー、次のテスト明けとかどう?」
坊主学生「いいねぇ!」
吹雪「…………」
提督「……」
吹雪「……司令官」
提督「よし、並ぶか」
吹雪「はい!」
112 :
なるほど一蘭のアレか
114 = 1 :
20分後
吹雪「最後尾なだけあって、進みませんねぇ……」
提督「ラーメン屋だし回転は早いはずだけど……」
30分後
吹雪「…………あ、さっき見たお肉屋さんですよ!」
提督「割と進むもんだな……」
大学生「ゲホッゲホッ!!うぉぉ……頭がズキズキする……」
大学生「ばっかお前!10倍とか頼むからだろ!」
大学生「ウヴェッホ!!ガッハァー!!悪い……乳製品買ってきて……」
吹雪「……」
提督「……調子こいたらダメだぞ」
吹雪「しませんよ!」
50分後
吹雪「…………」ソワソワ
提督「?」
吹雪「司令官、行列、まだかかりそうですか?」ソワソワ
提督「……あぁー……まぁあと30分位掛かりそうだね」
吹雪「ほ、本当ですか」ホッ
提督「ほれ、この周辺の地図、あとなんかあった時の携帯、コンビニかどっか探して来な、荷物持ってあげるから」
吹雪「あ、ありがとうございます!じゃ、じゃあ!すぐに戻るので!」タタター!
提督「……あらま……」
10分後
吹雪「はっはっ……はぁ……はぁ……ただいま戻りましたぁ……」
提督「おつかれー……あ、ちょうどみたいだ」
吹雪「あ、本当ですね!」
提督「あ、手洗った?」
吹雪「洗いましたよ!」
35分後
アリガトウゴザイマシター
吹雪「おいしかったですね!」
提督「とんこつとは中々いいものだな……これは流行る」
吹雪「あ、でも秘伝のタレ?はもう少し少ないほうがいいかも……ちょっと私には辛すぎたかなぁ……」
提督「まぁ女の子向けとは言いがたいな、さて……」
吹雪「あ、そうだった……買い物ですね!」
提督「とりあえずフリスコ行くか、あそこなら大体なんでも売ってるだろうし」
115 = 113 :
10倍は別料理だからな………………いやマジで
116 = 1 :
フリスコ フレ○コではない
吹雪「ここは……」
提督「スーパーだよ、主婦の味方や食品なら大体なんでも揃ってるスーパー」
吹雪「へぇ……ここもすごい人ですね……」
提督「まぁなんだかんだ歩きまわって3時過ぎだしなぁ…そろそろ園児を連れて帰る主婦が買い物を始める頃だよ」
吹雪「あぁ……だからさっきから……」
園児「ままーあれほしいー」
ママ「だーめ」
園児「やーだー!!」
提督「よくある光景だな……」
吹雪「かわいいなぁ……」
提督「だなぁ……一番手のかかる時期でもあるけど」
吹雪「そこがいいんですよ、小さい子をなだめながら……女の子の憧れですよ……」
提督「そういうもんかね……あ、そこの白菜取って、あとマロニーさんも」
吹雪「あ、はーい」
提督「今日は鍋にするかな……あ、豚も」
吹雪「はい……えーっと……」
提督「あーそのバラ、あ、違う違う、その右、そうそれそれ」
吹雪「はい、後は……」
提督「ハムも買っとくかな」
アトコレト…ア、ウドンイル?ハイ! ア、プリン 3ツイリナラオレモクエル シレイカンプリンスキナンデスカ? イウホドスキジャナイ
117 :
もうただの同居ww
118 :
吹雪ちゃんもはや完全に馴染んでてスレタイ忘れてるじゃんww
まぁこの路線好きだからこのままで
119 :
一応あの家も鎮守府だから…
120 = 1 :
運ちゃん「前浜町ー前浜町ー」
チャリーン ブゥゥーーン
提督「ふぅー買った買った……」
吹雪「すごい……本当になんでも揃ってるんですね……」
提督「困ったときはだいたい後乃木市に行けば何とかなる、と言うか商店街が有能すぎるんだよ」
吹雪「確かに、結局今日一日ずっと商店街に居ましたね」
提督「まぁ、便利だし」
吹雪「自転車屋さんや本屋さんもありましたね……本当になんでも揃ってるなぁ……あそこ……」
ザザーン ザザーン
吹雪「…………」
提督「?」
吹雪「平和な海ですね……」
提督「うん、太平洋では珍しいよ、魚もいっぱいいるし、漁船だって出港できる、漁獲量なら国でも上位だ」
吹雪「でも……いつかここも……」
提督「そのために俺と吹雪ちゃんが居るんだ、明日はちょっと鎮守府らしいことしようよ」
吹雪「鎮守府らしいこと?」
提督「昨日の夜中に市役所から電話があってね、夜、川に怪しい緑色の影が出現するらしいんだって」
吹雪「川……」
提督「もしかしたら海から来てるんじゃないかって、だから俺達に調査して欲しいんだってさ」
吹雪「司令官」
提督「ん?」
吹雪「私達って……水質保全委員会か何かですか?」
提督「海軍だけど?」
吹雪「あははー……」
121 = 1 :
夜 リビング 夕食後
提督「むむ……」パチッ
吹雪「……」パチッ
提督「……」パチッ
吹雪「あ……」パチッ
提督「んがっ!……やべ……えーっと……」
吹雪「ふふ……王手ですよ」
提督「え、マジ?えーそこから攻める-?卑怯じゃね?軍法会議モノだぞこれ、犯罪だわ」
吹雪「はいはい、負け惜しみですよ-っ、じゃあこのプリンは私のものってことで」
提督「畜生……今日もビールとつまみかよ……たまには甘いもの食いたかったのに」
吹雪「あまり好きじゃないんでしょう?それに一個食べたじゃないですか」
提督「ぐぬぬ……」
吹雪「とにかく、負けは負けですっじゃあお先にお風呂入らせてもらいますね-」
提督「あれ、俺風呂、沸かしてたっけ?」
吹雪「司令官がお鍋の準備してた時に私が洗って沸かしておきました、ばすろまんも使いましたし」
提督「おぉ……やるじゃない」
吹雪「同居人ですから、いつまでも任せっきりじゃ悪いですし……」
提督「そ、そうか、ありがとうな、また頼むかもしれないけど」
吹雪「はい、お任せください!じゃあ、失礼します!」
提督「あ、下着とパジャマはタンスに入れといたからー」
吹雪『はーい………』ガラッ チャプン
吹雪『………ってしれ、司令官!?』ザパァー!!
吹雪「洗濯物って!?」ガラッ!
提督「ん?あぁ、畳んだけど……?」カシュッ
吹雪「そ、そう言えば……昨日も一昨日も……じゃ、じゃあ!わた、私の服も……!?」
提督「……ん?あぁ……ごめん、一緒にして洗ったのダメだった?」グビッ
吹雪「いや……そうじゃなくて……えと……あの…………えと!!」
提督「?……」プハァ
吹雪「こ、これからは!私が洗濯物を干すので!!あぁあ、あまり気を使わないで大丈夫です!!」ケイレイ
提督「お、おう…ありがと…ところで…………その格好じゃ寒くない?」
吹雪「え?…………あ……う……!!す、すみませぇん!!」ダッダッダッダッダ!! ガラッ バッシャーン!!
提督「……何だったんだ……」
風呂
吹雪「……」
吹雪「……」ブクブクブク
122 :
今頃気づいたかww
123 = 1 :
提督「……うーん……」ピッ
テレビ『次のニュースです、アメリカ海軍の艦娘、CV-6エンタープライズが今日昼頃、横須賀海軍鎮守府に支援艦娘として一時着任しました』
提督「お、ついにか」
テレビ『アメリカ海軍艦娘の着任は戦艦ウェストバージニアに次ぎ二隻目ですが、日本艦娘との同時運用はやはり賛否がわかれている模様です』
提督「確かにそりゃそうだよなぁ……ドイツ感は同じ枢軸軍だったらしいけどアメリカ軍って言えば敵艦みたいなもんだしなぁ…吹雪ちゃんはどう思ってるんだろ…」
提督「……」
提督「もう少し乙女心を勉強しないとな……」ポリポリ
124 = 1 :
今回はここまでにしとこう
しかし……吹雪ちゃんの魅力を表現するのは難しい……絵心があれば……
125 = 119 :
この対岸の火事感乙
126 = 1 :
さて、やりますか
127 :
おう
128 :
待ってたぜ
129 = 1 :
翌日 早朝
吹雪「………………」パチッ
吹雪「んぅ…いまなんじぃ……?」モゾモゾ
吹雪「……」
吹雪「……うぅーん…………」
吹雪「…………」ムクッ
吹雪「……」ボッケーーー
吹雪「…………んぅーーっ……っはぁ」ググググ…
吹雪「眠い……」ゴシゴシ
スゥーッ スゥーーパタン
ギィッギィッギィッギィッギィッギィッ…… ガチャッ バタン
吹雪「……おはよーございまーす……って……誰も居ないか……」ポッケー
吹雪「…………」
キュッ ジャァァァァァァァァァァ バシャバシャッ
吹雪「っはぁ!……冷たい…ってうわぁ……凄い寝癖…昨日ちゃんと髪乾かしたっけ……」グシグシグシッ
吹雪「えーっと…ゴムは……あった……」ギュッ
吹雪「……ちょっと髪伸びたかなぁ……いや、変わってないか……」キュポッ ……シャカシャカシャカシャカ
130 :
艦娘とはいったい
131 = 1 :
数分後 鎮守府外
吹雪「いち、に……さん、し……ごぉろく……しちはち……」グィッグィッ
吹雪「……よしっ」ピョンッ
吹雪「出発っ……の前に一応艤装も持って行こうかな」
エーットタシカ…ゲタバコニ……ア、コレカ
吹雪「よし、じゃあ行こう」クンクン
吹雪「流石に下駄箱は……風呂敷に芳香剤の臭いが移るなぁ……別の場所にしよう」
タッタッタッタッタッタ
吹雪「どこまで行こうかなぁ……あ、こないだ行った灯台、あそこならいいかも……」
吹雪「結構距離あったし、走るにはいいかなっ」
タッタッタッタッタッタ
132 = 113 :
>>130
居候
133 = 1 :
灯台
吹雪「っふぅ……結構遠かったなぁ……」
吹雪「この時間だとまだ暗い……音が近所に響かなきゃいいけど……」キョロキョロ
吹雪「うん、近くに民家はないし……大丈夫……かな……?」 バサッ
吹雪「……」キョロキョロ
モゾモゾ ヌギッ サササッ
吹雪(パーカー → いつもの服)「……んしょっ……」ガショッ カチッカチッ
吹雪「うっ……重い……」ガチャガチャ カチン カチン
吹雪「……」ガコ ガコ
吹雪「主砲……よし、魚雷発射管……よし、機関……大丈夫っ……あとは……あぁ、そうだ、あの辺も」ウィィ ウィィ
吹雪「うん、うん、しばらく使ってなかったにしてはいい感じ……さって……」
ガッチャガッチャ ヨイショ
ザッパーン ザーッパーーン
吹雪「……」ゴクリ
吹雪「よっ!」ピョーン バシャン
吹雪「行こう!」シャゥーーーシュゥーーーーン
134 :
2時間後
提督「……」 <7時20分7時20分 ズバッ!
提督「…………あ、あの事件の犯人逮捕されたんだ…………」ペラッ
置き手紙『朝訓練に出ています、朝食までには帰るので心配いりません 吹雪』
提督「……割と字綺麗なんだな、あの子」ジュゥー
提督「ふぅん……そろそろ戻ってくるかね……あ、ちと焦げた」ジュゥ
提督「まぁこういうのはちょっと焦げたほうが美味いし……いいか」
吹雪『只今戻りました、司令官』
提督「お帰り&おっはー」
吹雪「おはようございます、司令官!」ケイレイ
提督「今ごはん作ってるからちと待っくれーい」
吹雪「はい、ありがとうございます!」
提督「あ、ニュース変えていいよ、多分いまの時間だとどこもニュースばっかだけど」
吹雪「あ、大丈夫です!」
提督「……あー……最近連ドラ見てないな……」
吹雪「連ドラ?司令官見てるんですか?」
提督「まぁ一応ね、1話でも見逃したらストーリー分かんなくなるんだよなぁ……」
吹雪「あぁーわかります……私も昨日見逃しちゃって……というか、一昨日から見始めたんですけど…」
提督「それ、楽しめるか?……あ、俺一昨日の見逃したんだよなぁ…録画機器欲しいけど流石に連ドラのために買うのはなぁ……」
吹雪「思い切って買っちゃうのもありですよ?見たい番組が見れないって悲しいですし」
提督「まぁ、次の軍資金支給額にもよるかなぁー……よし、出来たぞ、フレンチトーストだ」
吹雪「わぁ、オシャレですね……」
提督「牛乳が中途半端に余っててなぁ……まぁいいや、食べよう」
吹雪「いっただっきまーす!」
提督「ホットケーキを作る技能がないってのが本音だけどな……」
吹雪「私、作れますよ?」
提督「頼んどけばよかったな……」
135 :
軍資金をそんな使い方するなw
136 :
このままずっと平和でありますように
137 :
この日常がずっとみたい
138 :
平和はいいね…
139 = 1 :
8時
提督「…………」
吹雪「…………」
テレビ『…お前の力が必要なんじゃ!!分かってれや!!おいっ!!うぅ……!!』
提督「……そういえば、今日金曜だったな……」ジーン
吹雪「いい話ですね……司令官……」ジーン
提督「あぁ……まさかここでこいつが死ぬとは思わなかったよ……」
吹雪「でも、朝からこんなドラマ流して……会社に行く人とか大丈夫なんですか?」
提督「主婦の多い会社は話の佳境に入る木金辺りかな、その時は全員出社時間が遅かったりする……らしい」
吹雪「罪な番組ですね…………あ、そうだ司令官、今日は確かー」
提督「あ、もうそろそろ時間だな……そろそろ準備しようか」
吹雪「はい、艤装と替えの服は用意してるので……他に必要な物ってありますか?」
提督「んー……あ、電探とか持ってる?水中ソナーかそれっぽいの」
吹雪「電探ですか?……うーん……持ってないですね……」
提督「そっかー……じゃあウェーダー持って行こう、向こうで着替える所あったっけ?」
吹雪「さぁ……向こうがどこかわからないので……」
提督「そりゃそうかー……まぁ一応持って行っとこ」
吹雪「というか……え?司令官も川に入るんですか?」
提督「吹雪ちゃんに任せっきりじゃダメだろ……それに吹雪ちゃん、水の上に立つじゃん、中見えないっしょ?」
吹雪「そうですけど……もしも川の中に得体のしれない生き物がいたら……」
提督「スッポンぐらいしか思いつかないよ……日本の川の中の得体のしれない生き物って……」
吹雪「……わかりませんよ?もしかしたら川なのに深海棲艦が居るかも……」
提督「川底棲艦ってか、ずいぶんスケール小さくなったな……」
吹雪「……何か……ショボいですね…川底…」
140 = 135 :
河床棲艦ならちょっとそれっぽく……ならないか
141 = 137 :
>>140
あ、………かわいい
142 :
きっと小さくても数の暴力で攻撃しかけるタイプ。侮れない
143 :
フナみたいに釣れる駆逐イ級か…
144 = 138 :
可愛くはないな
146 = 1 :
川
提督「ここだっけ……確か」
吹雪「結構大きな川ですね……」
提督「夏になると小さい子供やそこの中学校の生徒が遊びに来るんだとさ、見たこと無いけど」
吹雪「無いんですか」
提督「忘れてるかもしれないけどさ、俺ここに来て2ヶ月経ってないんだよね……」
吹雪「そういえばそうでした……中学校か……」
提督「あそこだよ、前浜中学校、二丁目にも何人かあそこの中学生いたはず」
吹雪「へぇーそうなんですか……」
提督「ちなみに昨日のラーメン屋の中学生は前浜中じゃないよ」
吹雪「違うんですか?」
提督「前浜中の制服、紺色だしね、学ラン風じゃないんだよ」
吹雪「……へぇ」
↓3「おーい、こっちこっち!提督さーん!」
提督「あ、組合の人だ」
吹雪「組合の人?」
提督「今日お世話になる人だよ、河川水質保全組合の↓3さんだよ」
↓3 組合の人はだれ?
1.組合の吉田さん(男 32歳)
2.組合の尾口さん(女 28歳)
3.退役艦娘(自由安価)
147 :
いち
みんなの評価 : ★★
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