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    元スレ提督「鎮守府に温泉が湧いた」

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    901 = 396 :


    神通「ど、どうしたの那珂ちゃん!?何か辛いことがあったの!?」

    那珂「…う、うぅん、那珂ちゃん。ものすごく低次元の事を騒いでいたんだなーって思ったの」グスッ

    那珂「正直衣笠さんの話を聞いてから、私だって負けないもんっていう対抗意識を燃やしちゃって、勝手にピリピリした雰囲気を作り出しちゃって…」

    那珂「け、けど、衣笠さんの歌を聞いたら…こう、そんな感情も癒されたような気がして、そう思ったらつい…」

    加古「あー、これも歌の力ってやつ?アニメみたいな」

    青葉「それだと那珂ちゃんが敵勢力みたいな感じになりますけど」

    那珂「衣笠さん!!」ガシッ!!

    衣笠「は、はいっ!?」

    那珂「お願いします!!私を弟子にしてくださーーーいっ!!」orzドゲザー!!

    衣笠「えっ、えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

    902 = 396 :


    衣笠「い、いや弟子なんてそんな。私はただ好きで歌ってるだけで那珂ちゃんみたいな気持ちは持ち合わせていないし、その」アセアセ

    神通「な、那珂ちゃん。衣笠さんも困ってるみたいだから…」

    那珂「止めないで!!衣笠さんから学べば那珂ちゃん、また一歩アイドルの壁を踏破できそうな気がするの!!」

    加古「まあアイドルには歌唱力は必要だわな」

    古鷹「けど、もう那珂ちゃんは十分上手いと思うよ」

    那珂「いえ、今日始めて自分が井の中の蛙という事に気づかされました!!だから、この通りです!!お願いします」

    川内「あー、こうなったら那珂ちゃんは止まらないよ~」

    青葉「いやー、一時はどうなるかと思いましたが面白い展開になりましたねー」パシャパシャ

    衣笠「あんたも面白がってないで止めなさいよー!!」

    903 = 396 :


    ~ 別の部屋では ~


    http://www.youtube.com/watch?v=ur4BkAkR71w

    矢矧「お、おそまつさまでした…///」

    阿賀野「すごいすごーい!!矢矧ちゃん上手ー!!!」ワーッ!!

    酒匂「矢矧ちゃん、とっても歌が上手いんだね」パチパチパチパチーーー!!

    矢矧「ど、どうも…むぅ、聞いてくれてるのは姉妹とはいえどやっぱり恥ずかしいわ」

    能代「それにしてもどこで覚えたのよ?有名といえば有名な曲だけど」

    矢矧「えっと、大和さんが好きな曲だっていうから聴いていたら覚えたのだけど…変だったかしら」

    能代「全然。ただまあ、やっぱり大和さんの影響は大きいのね」

    阿賀野「確かにこの歌を大和さんが歌ったらものすごく映えそうだね」

    酒匂「桜つながりでとっても似合いそうかも!!」

    能代「確かにこういう和風?の曲とか似合いそうね。まあ大和さんがアニメソング好きって言うのも意外だけどね」

    904 = 396 :


    阿賀野「さーて、次は誰の番かなー?」

    酒匂「えーっと…あっ、次は酒匂の番だー!!」

    能代「あら、さっきはポップな曲だったけど次は何を入れたの?」

    酒匂「えっとね、酒匂がものすごく気に入ってる曲だよ!!」

    矢矧「気に入ってる曲?最近の曲とか?」

    酒匂「えっとね、曲自体はあまり有名じゃないし、そんなに明るい曲じゃないんだけどね、こう心に染み渡ってくるような曲なの」

    酒匂「だけど聞いてるととってもあったかくなれるような曲なの。たぶんみんなも気に入ると思うよ」

    能代「へぇー、って事はバラード系かしら?」

    阿賀野「まあまあ、聞いてみればすぐに分かるんじゃないの?」

    矢矧「一体どんな曲なのかしら、楽しみね」

    酒匂「あっ、始まったよー」~♪

    905 = 396 :


    ~ I believe ~海の底から ~



    http://www.youtube.com/watch?v=F1cLL2ndPCs



    阿賀野「         」

    能代「         」

    矢矧「         」

    906 = 396 :


     ~♪ 酒匂熱唱中 ♪~ 


    酒匂「ねぇねぇどうだった、酒匂上手に歌えてたかな?」

    阿賀野「い、いい曲だったよ、とっても…」グスッ

    酒匂「だよねー、気に入ってくれたら酒匂とっても嬉しいんだけd」

    矢矧「酒匂ーーー!!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥ!!!!

    酒匂「ぴやぁぁぁぁぁぁ!!ど、どうしたの矢矧ちゃん!?」

    矢矧「ゴメンなさい、貴方一人だけ置いてきてしまって…!?」ギュゥゥゥゥ!!!

    酒匂「えっ!?あっ、あの作戦の事?けどみんな迎えに来てくれたし酒匂はそんなにきにしてないけy」

    能代「痛かったよね…あんな事をされたら、それなのに私たちは…!!」ムギュッ!

    阿賀野「今度は、今度はずっと一緒にいるからね!!」ムギューーー!!!

    酒匂「えっ!?えっ!?えっ!?」

    阿賀野「阿賀野型は、例え何があってもこれからはずっと一緒だよっ!!」

    酒匂「?????」


    ※三人には歌の歌詞が意味深に聞こえたみたいです

    907 = 396 :

    今日はここまでです

    さて、今回の選曲ですが、完全に1の趣味となっております
    本当はもっといろんな曲を出してみたかったんですが…これが限界でした
    ただまあ最後の曲だけはどの艦娘が聞いても号泣すると思います

    アレを使ったニコニコのあの動画は卑怯でしょう…


    それでは、また

    910 :

    >>900
    細かいようだけどここで古鷹さん自画自賛してるな
    後衣笠さんは横須賀繋がりでたまゆらの曲歌うかと思ってたわ

    911 :

    胸元にー薄紅のー

    914 :

    ガッサとビスマルクでデュエットして欲しいわ

    915 :

    >>911
    それたまゆら違いや

    916 :

    おつ

    917 :

    赤城さんにボーカロイドみたいに歌ってもらおう

    918 :

    ビス子の声帯妖精さんは歌ってないから・・に

    919 :


    ~ 卓球場 ~


    利根「とおっ!」コーン

    筑摩「はいっ」コーン

    利根「ふふふ、もらった!」バシッ!

    筑摩「あら、この位置だと」カキーン!

    利根「やはり間に合わんな。迂闊じゃそ筑摩」

    筑摩「ええ、ちょっと姉さんの動きに気を取られ過ぎていました」

    利根「今が卓球だからいいものの、今のように戦場で気を取られていたら危険じゃぞ。よいか、当たり前の事じゃが戦場では小さなミスが命取りになるんじゃぞ」クドクド

    筑摩「そうですね、反省いたします」

    利根「っと、どうも説教臭くなっていかんな。せっかく筑摩が誘ってくれたというのに…すまん」ペコッ

    920 = 396 :


    筑摩「いえ、私は利根姉さんがそうやって生き生きしてる姿を見るのが好きですから」

    利根「そ、そうか?」

    筑摩「ええ、戦闘の時のような凛々しい姿もいいですけど、やはりこうやって元気で遊んでいる時の方がとても姉さんらしいですし」

    利根「むぅ…そう言ってくれると嬉しいんじゃが、なんだか我輩を子供扱いしてないか、筑摩?」

    筑摩「まさか、私はとても尊敬していますよ」

    筑摩「なんていっても、私の自慢の姉さんですからね」ニコッ

    利根「ま、まったく…筑摩も口だけは達者になったもんじゃな///」

    筑摩「ふふっ、ところで姉さん。なんだかお顔が赤くなっていますが大丈夫ですか?」

    利根「なっ、だ、大丈夫じゃ!!こ、これはじゃな…」ウリャーーー!

    利根「あ、あっちの熱気に当てられたんじゃ!!うん!!」コンニャロー」!!

    筑摩「あら、失礼いたしました」クスクス

    921 = 396 :


    ~ 別卓 ~


    天龍「はぁっ!」バキッ!

    木曾「だりゃぁぁぁぁ!!」ドスッ!

    天龍「遅いっ!」ドゴォッォッ!!

    木曾「っ!?」スカッ

    天龍「へっ、最初の威勢の良さはどこにいったんだ?」

    木曾「ふん、まだまだこれからだろ」

    天龍「無理するなって、結構今でもへとへとだろ…って」

    天龍「ああ、そうか。せめて言葉ぐらいは威勢を保っておかねーとな」ニヤニヤ

    木曾「………潰す、絶対に潰す」ギリッ

    天龍「へっ、だったらやってみろっての!!」

    922 = 396 :


    龍田「あらあら、もう入り込む隙間なんてなさそうね~」

    まるゆ「だ、大丈夫なんですか?木曾さんも天龍さんもかなり熱くなっていますけど」オロオロ

    龍田「大丈夫よ、あの二人はいくらヒートアップしてても乱闘になることはないからね~」

    まるゆ「へっ、そうなんですか?」

    龍田「ああ、まるゆちゃんが着てからは木曾ちゃんも大人しくなったけど、まるゆちゃんが来る前まではいつもあんな感じだったのよ~」

    龍田「二人とも性格とか色々と似ているからね、それでお互いに張り合っちゃっていつもこんな感じになっちゃてたのよ」

    龍田「といっても大体最後はお互いを認め合って終わるんだけどね~」

    まるゆ「な、なんだか少年漫画みたいな関係なんですね」

    龍田「あら、まるゆちゃんいい例えね~、それが一番近いわ」

    923 = 396 :


    龍田「だけどねまるゆちゃんが来てから木曾ちゃんもまゆるちゃんの事ばっかり構うようになっちゃって、表情には出さなかったけど天龍ちゃんも寂しがっていたみたいね~」

    龍田「だからあんな事言って木曾ちゃんを挑発したんだと思うの。それで、結果的には大成功した訳だけど…」

    龍田「まるゆちゃん、天龍ちゃんを嫌いにならないであげてね。天龍ちゃんはただ木曾ちゃんと前みたいに張り合いたかっただけだから」

    まるゆ「だ、大丈夫です!!まるゆも天龍さんが優しいのは知っていますし、それに…」

    まるゆ「…まるゆも、天龍さんが感じるような寂しさはよくわかります」

    龍田「まるゆちゃん…」

    まるゆ「…だから、天龍さんがああやって木曾さんと楽しく遊んでいるのをみるととっても嬉しいです!」

    まるゆ「けど、嬉しいんですけど、その…」チラッ

    924 = 396 :


    天龍「でりゃぁぁぁ!!!」ボガッ

    木曾「はっ、弱すぎるんだよぉぉぉ!!」ドゴッ!!

    天龍「こっちの台詞だっつーーーの!!!」ガキィッ

    木曾「なっ、クソォォォ!!」スカッ!!

    天龍「さーて、休んでる時間はねえぞ…このまま一気に畳み掛けてやんよ!!」

    木曾「…調子に乗るのも、いい加減にしやがれっ!!!」

    まるゆ「あそこまで熱くなってるお二人を見るのが初めてなので、ちょっと驚いています」

    龍田「そうね、どうやら二人とも色々と鬱憤が溜まっていたみたいね~」

    まるゆ「けど、普段見ない木曾さんが見れて…ちょっと嬉しいです」

    龍田「あらあら」ニコニコ

    925 = 396 :


    木曾「…畜生っ!」

    天龍「よーし、これでこっちが先にマッチポイントだな。で、どうする?ギブアップするか?」ニヤニヤ

    木曾「はっ、そっちにハンデを与えただけだっ!5点差なんてすぐに返してやるよ」

    天龍「まあ、そうこなくっちゃな…まっ、これで最後にしてやるぜ!」バシィッ!

    木曾「くっ!!」

    まるゆ「木曾さん!!」

    木曾「!!はぁぁぁっ!?」バシッ!!

    天龍「なっ!?」スカッ!!

    まるゆ「ご、ごめんなさい。試合の邪魔をしちゃって…」

    まるゆ「けど、どうしても木曾さん応援したくなって、その…」

    木曾「まるゆ…」

    926 = 396 :


    天龍「おーおー、お熱いねぇ。やっぱりまるゆがいないと全力が出せないってか?」

    木曾「……」ピクッ

    まるゆ「!?」

    木曾「……大丈夫だ。まるゆ。絶対に勝って見せるから、まるゆはそこで見ててくれ」

    まるゆ「…はいっ!!」

    天龍「ま、それぐらいにしておいたらどうだ?これで負けたら情けねーってもんじゃすまないぜ?」

    木曾「…大丈夫だ、もう負けることは絶対にないからな」

    天龍「言うじゃねーか。まあ、何にしても…」

    天龍「ここで俺が勝てば問題ないからなぁぁぁ!!!」バシィッ

    木曾「舐めるなぁぁ!」ボカァッ!!

    927 = 396 :


    木曾「おらぁっ!!」バシィッ

    天龍「くっ」スカッ

    木曾「おい、どうした。さっきので終わりにするんじゃなかったのか?」

    天龍「ちっ、少し計算が狂っただけたっつーの」

    天龍『いや、俺は変わってない。さっきと同じようにやってるはずだ』

    天龍『って事は、やっぱり木曾のやつが…』

    天龍「…ったく、色々とめんどくせー事しやがってよ…」

    天龍「いい加減に負けちまえよ!!」バシィッ

    木曾「それはこっちのセリフだぁぁぁ!!!」バシィッ

    まるゆ「き、木曾さん…」

    龍田「それにしても天龍ちゃん。いくら楽しいからっていってもちょっとはしゃぎ過ぎてるわね」

    龍田「さっきの事もそうだけど、流石にこれはいただけないわね~」

    龍田「ちょーっと、お仕置きが必要かしら…」ゴゴゴゴゴ…

    まるゆ「ひぃっ!!」ビクッ

    928 = 396 :


    木曾「だりゃぁぁぁぁ!!!」ドゴォッ!!

    天龍「!!くそっ!?」フワッ!

    木曾「さて、これでこっちもマッチポイント…デュースゲームは無しだったよな?」

    天龍「…ああ」

    木曾「どうした?さっきまでの余裕がないみたいだがそんなにあの状況から逆転されたのが不思議か?」

    天龍「…はっ、いい見せ場を作ってくれて感謝してるぐらいだぜ」

    木曾「そうか、まあ、何にしてもだ」

    天龍「………」グッ

    木曾「勝つにしても負けるにしても…これが最後だっ!!!」バシッ

    天龍「…はぁっ!!」ビシッ

    木曾「でりゃぁぁ!」ドカッ!!

    天龍「…!!このコース、もらった!!」ガキィィィン!!

    929 = 396 :


    木曾「はんっ、お前の行動なんて予測済みだよ!!」

    天龍「!!しまっt」

    木曾「これで………終わりだぁぁぁぁぁ!!!!」バシィィィィツ!!!!

    天龍「!!と、届けぇぇぇぇ!!」グイッッ!






    スカァァァァッ!!




    木曾「…よ、よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」

    天龍「!!!ちっ、ちっくしょーーー!!!」

    930 = 396 :


    木曾「………ふぅ、久しぶりに熱くなったな」

    龍田「二人とも、お疲れさま~」

    まるゆ「お疲れ様です!!こ、これ、ジュースです」スッ

    木曾「サンキュー、まるゆ」パシッ

    木曾「……ふぅ、美味い」ゴクゴク

    まるゆ「あ、あの…天龍さんもどうぞ」スッ

    天龍「…すまねぇ」ゴクッ

    龍田「それにしても二人ともとっても楽しそうだったわね~」

    木曾「楽しかったっていうか、その…ああ、今思えば楽しかったな」

    天龍「…久しぶりだったな。こうやって二人で競い合ったってのも」

    木曾「そういえばそうだな…って……まさか、お前」ハッ

    天龍「……さあな。まっ、お互いに楽しめたんだからいいんじゃねーか」

    龍田「ふふっ、素直じゃないわね~」

    931 = 396 :


    木曾「まあ、それはそれとしてだ。分かってるよな…天龍」ギロッ

    天龍「…あー、あれは、その、その場の勢いっていうか、その…」

    木曾「あの時言ったこと、全部謝罪してもらおうか?俺だけじゃなくて、まるゆにもな」

    天龍「あー、なんていうか…まあ、色々と言って悪かった。スマン」ペコッ

    木曾「………おい」ピクピク

    龍田「まあまあ木曾ちゃん。天龍ちゃんも本気でいったわけじゃないからこれぐらいで許してあげてくれないかしら~」

    木曾「いや、流石にこれで許すって言うのも」

    天龍「龍田!!いやー、龍田の言うとおりだ。俺も全部本気で言ったわけじゃn」

    龍田「そ の か わ り」ニコォォォッ

    天龍「…え?」

    龍田「今日一日天龍ちゃんがこれをつけるって事で許してもらえないかしら?」ヒョイッ

    まるゆ「これって…ネコミミですか?」

    龍田「そう、ネコミミよ~。尻尾もあるわよ~」

    天龍「      」

    932 = 396 :


    龍田「ほら、言葉だけだと木曾ちゃんも納得しないと思ってこういうのを用意してみたの、これならパッと見ればすぐに反省してるのがわかるでしょ~?」

    天龍「いやいや!!俺もすっげー反省してるって!!だからこんなもんつけなくても」

    木曾「…天龍」ポンッ

    天龍「ほ、ほらっ、木曾からも何か」

    木曾「付けろ」

    天龍「えっ」

    木曾「付けろ、なっ。ほら」ガシッ

    龍田「大丈夫よ、パパッと付けちゃうからね~」ジリッ

    天龍「じ、冗談はやめろって。あ、ご、ゴメンなさい、本当にゴメンなさい。だからそれだけは」ガタガタ

    木曾「まあななんだ…諦めろ」

    天龍「諦めろって、んな…ぎゃああああ!!!!」

    933 :


    みんなが温泉に行って数時間後…


    ~  鎮守府執務室  ~


    提督「……………」カリカリ

    提督「……よし、これでこっちのは大丈夫。後はこっちの資料を添付して……」パシッ

    提督「………後は、ここにサインをっと」キュッ

    提督「………さて、最後に確認作業をして…」

    提督「………!!よしっ!!これで全作業終了ーーー!!!」

    提督「ああ、マジで疲れたぁぁぁ~」グオォォォーッ

    提督「全く、何だってこんなに書類があるんだか。もう少し簡単にまとめられないもんかね」

    提督「……まあ、二日分まとめてやっちまった俺も俺だけど」

    提督けどまあこんだけしておけば、明日は最悪全員ダウンしてても大丈夫だな」

    934 = 396 :


    提督「さて、時間は…ありゃー、もうこんな時間か」チラッ

    提督「作業に没頭していたせいで全く時間の感覚がなかったわ」

    提督「この時間だと温泉に入る前に食事になりそうだな。間宮さん達が張り切っていたから…」

    提督「………」

    提督「張り切って…いたから…だけど」

    提督「………あれ、放置しておいて大丈夫だったのか?」

    提督「なんというか料理というか戦場に出撃するような感じだったが、不味い事になってなければいいが」

    提督「…いや、あれでよかったんだ。あの中に入って止めるなんて深海棲艦が束になってもたぶん無理そうだし」

    提督「というか逆に駆逐されるというか…ん?」


    ピーンポーンパーンポーン!

    935 = 396 :



    スピーカー『えー、鎮守府、ならびに館内にいる皆さんに連絡します』

    スピーカー『夕食の準備の方が整いましたので大宴会場の方にお集まりください』

    スピーカー『なお、夕食は艦種ごとのお座敷形式になっております。バイキング形式ではないのでゆっくり来ても大丈夫です』

    スピーカー『お座敷にはネームプレートが置いてありますので、着きましたらその場所に着席ください』

    スピーカー『詳しいことは入り口のところにお座敷の場所について書いた紙を張り出しておきますのでそれを見てください』

    スピーカー『なお、宴会の方は全員が集まりましたら始めますので、ご協力よろしくお願いします』


    ピーンポーンパーンポーン



    提督「……なんだか随分本格的だな。おい」

    提督「まあ、多少不安な面もあるけど、準備ができたんだったら俺も遅れず行くとしますかね」テクテク

    936 = 396 :


    ~ 宴会場前 廊下 ~


    あきつ丸「………ふぅ、映画と言うのは、なかなかどうしていいものでありますな」

    三隈「そうですね、やはり大画面で見ると違いますし、臨場感もありますしね」

    あきつ丸「それに内容もなんというか、こう…懐かしさがこみ上げてくる感じがするのであります」

    三隈「神様とか妖怪とか古くから日本にあるような内容が多く入っていましたから、それがあるのかもしれませんよ?」

    鈴谷「うー、まあ確かに面白かったけどさー」

    熊野「ええ、面白かったと言うのは否定しませんわ。ただ…」

    鈴谷「やっぱコマンドーが見たかった!」

    熊野「恋空が見たかったですわ」

    最上「もう、二人ともまだ言っているのかい?」

    937 = 396 :


    鈴谷「いや、今日のところは諦めるよ。流石にこんな事ずっと言っていても仕方ないし」

    熊野「ただ、次の機会には是非」

    鈴谷「コマンドーを」

    熊野「恋空を」

    二人「「ぐぬぬ……」」

    最上「はいはい、また今度ね」

    あきつ丸「ところで今日見た映画…続編か何かはないのでありますか?自分、少し気になったのでありますが」

    三隈「続編はないですがジブリシリーズで色々と出ていますよ、どれも名作と名高いですので見る価値はあると思いますわ」

    あきつ丸「成程、それはまた見るときが楽しみであります」ワクワク

    三隈「ふふっ、あきつ丸さんはまるで子供みたいに純粋ですね」

    938 = 396 :


    吹雪「うぅっ、腕が痛いよぉ」

    磯波「ふ、吹雪ちゃん…大丈夫?」

    白雪「肉離れの類ではないでしょうから後は時間で治るとは思いますが…」

    叢雲「当たり前じゃないの。あの後あんだけ全力で投げ続けてれば痛くもなるわよ」

    深雪「いやー、それにしても残念だったなー。あんだけ投げてもストライクがあの時のだけだったなんて」

    吹雪「だから見ててほしかったのにーーー!!!」

    叢雲「けどその分スペアはたくさん取れたから結果オーライじゃない」

    吹雪「私はストライクを決めた瞬間を見てほしかったの!」

    磯波「ご、ゴメンね。あの時は本当に…」

    白雪「まさかあのタイミングで吹雪ちゃんがストライクを出したなんて思ってもいなくて」

    939 = 396 :


    深雪「まーなんていうか、また次があるさ」バシバシ

    吹雪「分かってるけど、今はこの腕の痛みが辛い…」シクシク

    叢雲「それにしてもスペアがあれだけ出るのにストライクが取れなかったって言うのが不思議よねー」

    磯波「そういえば絶対1、2本は残っていたね」

    白雪「そして次で全部倒すと…ストライク取るときより難しい気もしますが」

    深雪「案外ピンに妖精さんが付いていてかわしてたんじゃねーの?」

    叢雲「まさか、そんな可能性が……ありそうね、案外」

    深雪「うん、そういうことにしておこう。それなら吹雪も気も楽になるだろ?」

    吹雪「だったら少しぐらいデレてもいいのにー!!!」

    深雪「まあ気が乗らなかったんだろ。多分」

    940 = 396 :


    那珂「~♪~♪~♪♪♪」ルンルンッ!

    青葉「いやー、那珂ちゃん上機嫌ですね」

    古鷹「あの後衣笠ちゃんに頼み込んで歌の特訓を約束してもらったからかな?」

    加古「だろうねー、しっかし、見ててもわかるぐらいすごい熱意のこもった頼み方だったわ」

    神通「本当に、色々と申し訳ございません」ペコペコ

    衣笠「いや、別にいいですけど…」

    衣笠「歌なんて今まで好きで歌ってきただけだから教えるなんてどうやればいいのよ…」ハァッ

    川内「まあ、そのあたりは那珂ちゃんと一緒に歌うなり、こう色々とやっていけばいいんじゃないですか?」

    衣笠「それが簡単にできるようなら苦労しないわよ!」

    青葉「いやー、前途多難ですね。まあ未来のアイドルのため頑張ってくださいな」

    衣笠「…あんたも巻き込んでやろうかしら」ボソッ

    941 = 396 :


    阿武隈「えっと、その…天龍?」

    五十鈴「ど、どしたのそれ…イメチェンか何か?」


    天龍(ネコミミ装備)「………///」


    多摩「むむっ、まさかのライバル登場かにゃ!?」

    木曾「ああ、心配しなくても大丈夫だ。あくまであの格好は今日だけだから」

    多摩「ふぅーん、それなら一安心にゃ」

    由良「え、えーっと、に、似合ってると思うわ!うん」

    名取「そ、そうですね。可愛いですよ、とっても」

    球磨「二人とも、それは今の天龍にとっては逆効果だと思うクマ」

    天龍「い、いっそ消えてしまいたい…むしろだれか俺を消してくれ…///」

    龍田「うふふ、だぁ~め!」

    942 = 396 :


    ガヤガヤガヤガヤ…


    提督「おーおー、みんな集まってるなー」キョロキョロ

    金剛「ヘーイ、提督ゥーーーー!!!」ドーン!!

    提督「がはっ、こ、金剛か!?」ゴフッ!

    金剛「あっ、失礼しまシタ。ってそうじゃなくって、姉妹艦を代表してお礼を言わせてほしいんデス」

    提督「お礼?」

    金剛「ハイ、提督がこんなビックな施設を作ってくれたおかげで全員リフレーッシュデキました!本当にありがとうございマース」ペコッ

    提督「いや、いいって事よ。っていうより俺自身もこんな大掛かりな施設ができるなんて思っていなかったしな。それより…お前どうしたんだ?その丸いアザは」

    金剛「これは…そう、言うなれば名誉の傷デース」フゥッ

    提督「???」

    943 = 396 :


    加賀「け、結果は何にせよみんなが楽しめてのは事実ですよ、提督」フラッ

    提督「加賀か…ってどうした!!なんか目に精気がないぞ!!」

    加賀「だ、大丈夫です。ご飯を食べればたぶん戻りますので…」フラフラ

    提督「一日でやつれるなんて一体何をやったらこうなるんだよ」

    赤城「不思議ですね、私たちと麻雀をやっただけなんですけど」キラキラ!

    不知火「ええ、それで間違いありません。それにしてもとっても楽しかったですね。また今度お相手願いませんか?」キラキラ!

    赤城「ええ、こちらこそお願いします」キラキラ!

    陽炎「………今度は、二人だけで、やってね…」フラッ

    提督「あー、その、何だ。大体察したわ」

    加賀「ご、ご理解いただけて幸いです」

    944 = 396 :


    提督「さて、俺の席はっと…」キョロキョロ

    「提督の席は私たちと一緒ですよ」ヒョコッ

    提督「おお、大和か。って事は俺は戦艦組と一緒って事か」

    「ええ。騒がしくなるかもしれませんがよろしくお願いしますね」

    提督「こちらこそよろしく頼む」

    武蔵「まあ何だ。酒を飲みながら色々と語ろうじゃないか、なぁ?」

    「もうっ、武蔵ったら!」

    提督「…酒を飲むはいいけど、あんまり飲みすぎて酔いつぶれるなよ?」

    武蔵「大丈夫だ。二日酔いみたいな軟弱なものにはならんさ」

    提督「いや、そっちの心配じゃなくてだな」

    945 = 396 :


    鳳翔「あら、提督と一緒にお酒が飲めると思っていたんですが残念ですね」

    提督「いやいや、鳳翔さんもそんな事で残念がらないでくださいって」

    鳳翔「あら、提督と一緒にお酒を飲める機会というのもあまりないですから楽しみにしていたんですよ?」

    提督「まあ、確かにそんなに飲む機会はないですが…」

    隼鷹「よーし、酒の事なら任せろーーー!!」ウオーッ!

    千歳「提督ー、飲み比べしようよ、ねっ、飲み比べ!!」キャッキャッ

    提督「………おい、お前r」ガシッ

    飛鷹「はいはい、そういうのはせめて宴会が始まってからにしてよね」ズルズル

    千代田「もー、お姉もあっちこっち行かないでよー」ズルズル

    提督「………あの二人も、かなり苦労してるな」

    鳳翔「お酒が絡まなければ、とてもいい子なんですけどね」ハァッ

    946 = 396 :

    今日はここまでです。

    さて、ここで相談なんですが残りが大体後50レスぐらいになったのですが、果たしてこの後はどうしたらいいでしょうか?
    お恥ずかしい話しですが今まで1のスレで1000いくことなんてなかったものでしてどうしたらいいか全く分からないのです。

    なにかいい知恵がありましたら教えてください。

    それでは、また

    947 :

    >>1

    まだ続けたいなら次スレ建てればいいし、ネタなくて書けないなら終わりでも...>>1のスレなんだから好きに書いていいのよ

    948 = 396 :

    失礼、言葉が足りませんでした。
    一応このまま続ける予定ではあるんですが、使い切って続きを書いた方がいいのか、それとも残りは何か違うので埋めるほうがいいのかということでして、打ち切りというわけではありません。
    大変失礼いたしました

    949 :

    ここで埋めて次スレもありだし書くのもありだし
    お題もらって5レスくらいの短編書いたりとか

    950 :

    次スレ建てて誘導したほうが助かる


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