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    元スレ提督「鎮守府内の空気が悪い?」

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    1 :

    提督「それは空調とかハウスダストとかの話ではなく?」

    叢雲「ではなくて。普通に鎮守府内の空気がクソ悪いっていう話よ」

    提督「クソ……例えば?」

    叢雲「そうね、これはある吹雪型5番艦の話なんだけど」

    提督「うん」

    叢雲「一人だけ髪の色も艤装も違うから拾われた子扱いされてるわ」

    提督「ガチのやつじゃん……」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1535776095

    2 :

    初風さんも危うい
    あと谷風さん

    3 = 1 :

    叢雲「だから最近ずっと執務室に泊まってたんだけどね」

    提督「そんなレベルで居場所ないの……?」

    叢雲「実際見てみる?」

    提督「メンタル強くない?」



    叢雲「ただいま」

    吹雪「あ……」

    白雪「っ……お、おかえり叢雲ちゃん」

    初雪「……」

    深雪「……あー、なんか用?」

    磯波「……深雪ちゃん。ここ叢雲ちゃんのお部屋でもあるんだから……」

    浦波「……執務室に泊まりで仕事だったんじゃないの?」

    叢雲「ちょっと顔を見に来ただけ。迷惑だったかしら?」

    白雪「そ、そんなわけないよ……」

    吹雪「……仕事終わったの?」

    叢雲「まだまだね。当分戻らないと思うから安心していいわよ」

    深雪「(ボソッ)逃げたのはそっちのくせに……」

    磯波「き、聞こえるよ深雪ちゃん……!」

    吹雪「……あー。いつでも帰ってきていいからね。次は歓迎するから。仕事頑張って」

    叢雲「ええ。ありがとう、お姉ちゃん」



    叢雲「こんな感じね」

    提督「胃が痛い……!何があったってわけじゃないけど胃が痛いィ……!」

    叢雲「これウチじゃマシな方よ」

    提督「ハハッ」

    4 = 1 :

    叢雲「そんなわけで、これから当分は秘書艦にしておいてくれると助かるわ」

    提督「てっきり俺が好きだからずっと執務室にいるんだとばかり……」

    叢雲「(笑)」

    提督「えっ、てか何。こんなのがまだまだあるの?」

    叢雲「潜水艦部屋へゴーよ」

    提督「待って叢雲、待って。あらゆる意味で俺を置いて行かないで」




    呂500「……」

    伊58「……」

    U-511「……」


    叢雲「お邪魔するわ。伊19いる?」

    伊19「あら叢雲。ご機嫌ようなのね。どしたの?」

    叢雲「提督に鎮守府の惨状を見せようと思って。今燃えてる?」

    伊19「いつもどーり燃え盛ってるのね。あ、提督さんご機嫌よう~」

    提督「……空気悪くない?」

    叢雲「最初にそう言ったでしょ」

    5 = 1 :

    提督「呂500に伊58にU-511……なぁ、これどういう状況なんだ?」

    伊19「痴情のもつれなのね」

    叢雲「ド三流の昼ドラよ」

    提督「……伊58を取り合っての喧嘩がえぐめにエスカレートしてった感じか?」

    伊19「おっ、流石提督。伊達にち○ちんついてないのね」

    叢雲「……伊19。夢を壊しちゃうけど、キ○タマに脳みそは詰まってないわ」

    伊19「!?」

    提督「嘘でしょ?」

    6 = 1 :

    呂500「……ねえでっちー?そんなカマトトのじゃがいも野郎なんてほっといてろーと一緒に遊び行こうってー」

    U-511「……男の手垢で塗れた汚い手でごーやさんに触らないで。ごーやさん、ゆーと一緒にダイビング、しましょう」

    呂500「ハッ。ダイビングとか(笑)そんな新鮮味のないことよく誘えるね?ぬっるいビールみたいにつまらない女ですってー」

    U-511「……さすが、生まれたての島猿はお盛んだね。そのバナナの食べすぎで黄ばんだ汚い肌が触れたところ、早く洗わなきゃ。ね、ごーやさん」

    呂500「ねーでっち。邪魔だ消えろ死ねって素直に言っていいんですよ?ね?」

    伊58「……うっざ……」


    提督「なぁ、今アイツ」

    伊19「そりゃあんだけ自分を挟んでグチグチ言い合ってたら鬱陶しいのね」

    提督「……。ま、まあでもここはアイツら三人だけか。空気悪いの」

    叢雲「ところがどっこい」

    伊19「毎日毎日あんなクソみたいな言い争い聞かせられたらこっちだってイライラするのね」

    叢雲「呂500とU-511、その二人にイラつく伊58、その三人にイラつくその他全員という構図ね」

    提督「……まるゆは?」

    伊19「気になるなら呼ぶけど」

    提督「あ、結構です」

    7 = 1 :

    ここまで。ゆっくりやって行きます

    8 :

    何で今まで気づかなかったん

    9 :

    提督自身も空気の犠牲になってたとか?
    自分以外女性の職場って凄く気まずいんだよな、女子特有の空間が出来て
    力仕事も押し付けられるし

    10 :

    心痛いけどもっと見たい
    きたい

    11 :

    >>9
    その力仕事を駆逐艦の娘の方が簡単にやっちゃって
    無理しないでくださいとか言われると更に気まずい

    12 = 1 :

    叢雲「お次は第六駆逐隊と書いて鎮守府のドル箱よ」

    提督「叢雲、叢雲。ステイ」

    叢雲「アニメに出ていない艦娘は敬語と様付けが義務なのはまあ常識として」

    提督「えッ!?」

    叢雲「一番はやっぱり姉妹仲がすこぶる険悪かしら。アンタもそう思うでしょ?」

    提督「同意を求めるなよ」

    叢雲「……あ、これ提督には隠してるんだったわね。叢雲ちゃんうっかり」

    提督「おい」

    叢雲「まぁワザとなんだけどね。ざまぁないわあの娘たち」

    提督「叢雲?」

    叢雲「何でもないわ。さ、行くわよ。着いてらっしゃい」

    提督「もうなんなのおまえ」

    13 = 1 :

    叢雲「はい到着。それじゃアンタはそこら辺に隠れてなさい」

    提督「え、なんで?」

    叢雲「いいから。もしもし、叢雲よ。誰かいる?」

    「叢雲ちゃんですか?今開けるのです!」

    叢雲「ありがとう電。あら、全員揃っているのね」

    「みんなの非番がちょうど重なったのよねー。もしかして司令官が調整してくれたのかしら?」

    叢雲「あの朴念仁がそんな気利かせられると思う?たまたまに決まってるわよ」

    「もう、そんなこと言ったら駄目なのです。司令官がいつも頑張ってくれてるのはみんな知ってるのですよ。暁と響もそう思いますよね?」

    「そうね。努力は認めてあげてもやぶさかじゃないわ!」

    「умереть([ピーーー])」


    提督(至極平和)

    提督(理想郷かな?)

    14 :

    おいおい最後のやつ何か言ってるぞ

    15 :

    タヒねってことか

    16 = 1 :

    叢雲(私がタメで話しても何も言ってこない。いえ、どころか提督を持ち上げるようなことまで言う)

    叢雲(……バレている、か)

    (司令官さんが近くにいるのはとっくに割れているのです)

    (日頃の仕返しでも企てましたか?クク、ざまぁないのです!)

    (でも司令官からの信頼度はこいつが間違いなく一番)

    (秘書艦にかこつけて媚を売る汚らしい売女だけど、その点だけは厄介だわ)

    (どうにか上手いことこいつの信頼を損ねられないかしら)

    (今の状況は美味しくない。とりあえず切り抜けて、今度じっくりと詰めましょう。ついでに電か雷辺りを道連れにしてくれれば……)

    (умереть([ピーーー]))


    提督(にらめっこかな?)

    17 :

    響はかわいいなぁ!

    18 :

    響はかわいいなあ!

    19 :

    ロシア語理解出来ないことに気付いてたりして

    20 = 1 :

    叢雲(仕方ない。一手打ちましょう)

    「それで、一体なんの誤用なのですか?」

    叢雲「ん、今度他所の鎮守府と合同演習があるでしょう?編成について少し意見を聞いておきたくて」スッ

    提督(……?あのサインは……)

    提督(気配を消せ?え、無理です)スッスッ

    「えと、向こうの燃料と弾薬を廃棄品にすり替えてくるメンバーのことですか?」

    叢雲「そうそれ。とりあえず一人は川内として、他に誰か一人……」スッ

    提督(中学時代を思い出せ?はぁ?)

    提督(なんで中学時代……中学……花瓶……空気……幽霊……)

    提督(なくなる上履き……捨てられる机……剥ぎ取られる服、燃やされる私物……)

    提督「」スゥッ

    叢雲(流石)

    21 = 18 :

    ツッコミどころが多すぎる

    22 = 1 :

    叢雲「それじゃ村雨と荒潮で決まりね」

    「ええ、電もそれがいいと思――」

    「……?」

    (おかしい。さっきまであった司令官さんの正気がなくなってる……)

    叢雲「どうかした電?」

    「いえ、なんでも……」

    (……諦めたのでしょうか。こいつが何かしたようにも見えませんでしたし……)

    (どのみち感知できる範囲にいないなら、もう気にしなくていいでしょう)

    叢雲「ありがとう。とても参考に」

    「ですます付けて土下座しながら言い直せブスが」

    23 = 1 :

    一旦終了します

    25 :

    パパパパウワードドン

    26 = 18 :

    でんちゃん

    27 = 1 :

    叢雲「……下品な言葉。聞き間違いかしら」

    「そんな言葉を聞いてニヤニヤ笑ってるお前の方が下品なのです」

    叢雲「ふふっ。それはごめんなさいね?」

    「……。目的を言いなさい」

    叢雲「あら?言ったはずよ、今度の合同演習の」

    「嘘に決まってるでしょそんなの。あんた自分が信用ないの自覚してないの?」

    叢雲「さあ、ね。何のことだか」

    「牝狐が」

    叢雲「あいにく兎よ。か弱いか弱い兎さん。ぴょんぴょん」

    「チッ……」

    28 :

    >>司令官さんの正気がなくなってる

    発狂したのか……

    29 :

    「……要するにさ、もう用は済んだんでしょ。とっとと消えてよ」

    叢雲「そうね。こんな怖いところに長居したら殺されてしまいそうだし」

    「一緒にすんな。アンタほど腹黒くなった覚えはないわよ、私は。他のはクズだけど」

    「あァ!? 一番のクズはアンタでしょうが!この前の夜戦でワザと気に入らない艦に探照灯当てて囮にしてたくせに!」

    「しかもそれで自分はさらっとMVP取るんですもんねぇ!? 雑魚の駆逐ばっかり狙うくせに! まあ!? 前の大戦で一番最初に沈んだ雑魚らしくてお似合いですけどぉ!?」

    「はぁ!? 味方にごっつんごっつんぶつかりまくってた頭ラリパッパがそんなこと言うわけ!? 味方に被害出すわ敵を助けるわアンタが妹なのが恥ずかしいったらないんだけど!!」

    「雷アンタも敵を助けて、そのくせその敵国に沈められてるようじゃ世話ないわねぇ!? 足元すくわれてるんじゃないわよみっともない!!」

    「取り消せゴキブリがァ!!!」

    「умереть([ピーーー])!Все умирают(みんな[ピーーー])!」

    「さっきからうっせえんですよクソ共産主義者が!! 言っとくけど違う言語で罵倒するお前の陰湿さなんざみんな知ってますからね!?」

    「そんなにロシアが恋しいなら帰してやろうか、あァ!? ドラム缶突っ込んで流せば帰り着けるでしょあんな広さだけが取り柄のクソ国なんて!!」



    叢雲「ふふ。じゃあね」



    叢雲「帰ってきなさいパンチ!」

    提督「阿゛!」ビュルッ

    提督「……あ、なんかスッキリした……」

    叢雲「じゃ、執務室行きましょっか」

    提督「え、なんで?」

    叢雲「ちょっとツイッターに投稿しようかなって思ってる動画があるのよ。司令官のアンタが判断してちょうだい、ね?」

    30 = 29 :

    ここまで

    ネタがないので供給してくれると嬉しいです

    31 :

    響はかわいいなぁ!

    32 :

    おつ
    オープン殴り合いに発展してる戦艦の姉妹とか

    33 :

    バーニングラブすぎて提督と心中する事しか考えていない金剛姉妹とか
    なお比叡だけはまともだが、キチ姉妹に囲まれてストレスがヤバい模様

    34 :

    学級崩壊状態になってまとまりがない朝潮型とか?
    ウザイ学級委員、終始騒がしいやつ、無口過ぎて周りを怒らせてるやつ、悲観的な一匹狼、口が悪く怒鳴りまくってるやつ、他を子ども扱いして自分たちだけの世界に入ってる2人、それらを見て愉悦ってるやつ
    みたいなかんじで

    35 :

    いつもコンビみたいな扱いでウザイんだよ!本当は白露と
    イチャつきたいんだよ!とガチ喧嘩してる時雨と夕立とか。
    夕立も村雨派で、当の白露と村雨は憔悴の果てハイライトオフ体育座り

    36 :

    互いに陰気くさい女だと思ってる扶桑山城姉妹とか

    37 :

    本当に駆逐艦をうざがっており帰投後締めてる北上
    北上に手を出させたことに憤慨してその駆逐艦にさらに暴行を加える大井

    38 :

    マンネリすぎてもうコンビ解消したくなってきた一航戦
    不幸すぎる姉がうざくなってきて加賀と仲深める瑞鶴と妹に運気吸いとられるのうんざりしてきて赤城に甘えるようになる翔鶴

    39 :

    夕張、明石が生け捕りにした深海棲艦を材料に工廠でなにかしてる
    艦娘側に直接被害はないがスプラッタな光景を目にしたり、悲鳴が聞こえてきたり、悪臭がするため工廠とその周辺に近けなくなった
    工廠にいくこと自体を罰ゲームや肝試しにしている艦娘もいるのが現状

    40 :

    長門が手頃な駆逐艦を捕まえて自室に連れ込んでいる

    41 :

    艦娘の好き嫌いで料理の量を変えてる鳳翔さん

    42 :

    提督love勢に提督を悪くいった数だけ殴られるぼの

    43 :

    拷問器具みたいな洗脳マシーンで姉妹を洗脳している北上さん
    素の球磨や多摩は語尾に何もつけないし、木曽は気が弱いし大井っちはレズでも北上ラブでもない
    北上さんの趣味は「おもちゃで遊ぶこと」

    44 :

    虐められてる艦娘を復讐と称して悪戯の片棒を担がせる卯月

    45 :

    提督「」

    叢雲「とまぁ、第六駆逐隊は基本こんな感じよ」

    提督「ココロオレル」

    叢雲「まあなんだかんだ一緒にいるし仲はいいのよ、きっと」

    提督「……ほんとう?」

    叢雲「嘘に決まってるじゃない。それじゃ次行くわよー」

    提督「まじでなんなのおまえ」

    叢雲「次は戦艦だからちゃんと高速修復材持って行きなさいね。流れ弾で死ぬわよ」

    提督「えっあれ人間に効くの……?怖……」

    叢雲「切れ痔にめっちゃ効くから陸軍でめっちゃ使われてるそうよ」

    提督「なんで戦艦に会いに行くのに切れ痔の心配すんの?ねぇなんで?」

    叢雲「冗談よ。ちゃんと骨折にも効くから安心なさいな」

    提督「俺骨折するの???」

    46 = 45 :

    長門「む?提督に秘書艦殿か。こんな場所にわざわざどうした?」

    叢雲「最近鎮守府の空気が悪いでしょ?その原因のツアー中なの」

    長門「それなら六駆や空母を見に行くべきではないか?ここにあいつらみたいな不仲な連中は……まぁ、比較的いないぞ」

    提督「比較対象が狂ってるだけなのでは……?」

    叢雲「戦艦が他ほど不仲じゃないってのは本当よ。だいたい最初の序列争いで全部決まるから」

    提督「序列争い?」

    長門「まぁ殴り合いだな」

    提督「……私闘は軍規で禁止されてるんだけどなぁ、おかしいなぁ……」

    47 = 45 :

    提督「取り敢えずそのことは置いといて。じゃあ何でここに来たんだ?」

    長門「私にも教えて貰いたいものだな。仕事はきちんとこなしているはずだが?」

    叢雲「その仕事のこなし方が問題だって言ってるのよ」

    長門「というと?」

    叢雲「自覚ないのね。あっきれた」

    叢雲「じゃあこう言えば分かる?明石が艤装使えってキレてたわよ」

    提督「……は?」

    長門「む、だって面倒くさいんだ。弾薬だって節約出来るんだし、何も悪いことじゃないだろうに」

    叢雲「だからって素手で敵を潰すのやめなさいったら。グロいのよアンタらの戦い方」

    叢雲「そのせいでアンタらが出撃するたびに精神衛生分隊が大忙しだし、アンタらはそのまま入渠するからドックが生臭くなって仕方がないし」

    叢雲「ぶっちゃけ不仲とかの方がよっぽどマシよ」

    提督「ヒェッ……」

    48 :

    なるほど……ついでに言うと上位に来るであろう長門の様子からしても比較的まともなんだな……

    49 :

    戦艦怖い

    50 = 45 :

    長門「面倒だな。倒せるなら何でもいいじゃないか」

    叢雲「その過程で新入りの心ぶっ壊れてちゃ堪んないっての。ガンビーとかアンタの顔見るだけでゲロ吐くのよ最近」

    提督「それってまさか俺がいつも掃除させられてる奴じゃ……?」

    叢雲「とにかく今度から艤装を使うようにしなさい。さもないと解体前の娘に勝手してるの大本営にバラすわよ」

    長門「!!」

    提督「!?」

    叢雲「あれの後処理もクッソ面倒なんだからね。これ以上苦労増やすようならマジで容赦しないわよ」

    長門「……同期のよしみで、ここはひとつ」

    叢雲「それ聞くの100回目。今後のアンタ次第よ」

    長門「……………………分かった。善処しよう」

    叢雲「提督もそれでいいわね」

    提督「いいもなにも、何もかもが初耳なんだよなあ……!?」


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