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    元スレ八幡「総武高校から来ました」こなた「ほうほう」

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    みんなの評価 : ★★★
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    301 :

    八幡「うぃーす」

    小町「あ。お兄ちゃんご飯冷めちゃうよー」

    八幡「悪い悪い。ちっと気分がすぐれなくてな。いただきます」

    つかさ「今回のシチューは自信作だよ八幡くん」ドキドキ

    八幡(………女子高生の初お手製料理。……ボッチとしてこれはありえていいのか?つかさには悪いけどここはあまりよろしくはない評価を出して今後俺に関わらないように………)

    八幡「ははは、自信作っていってもそんなに」パク

    八幡「美味ぇ」

    つかさ「よ、よかったぁ~」ホッ

    八幡「は、反則過ぎる。ウチの誰よりも格段にスキルが上ッッッ!!!店が出せるレベルで美味ッッッッ!!!!」ガツガツ

    小町「お兄ちゃんをここまで言わせるなんて…つかささん、恐ろしい子…ッ!!」

    つかさ「そ、そんなっ。もう、恥ずかしいよ~」テレテレ

    八幡「美味ぇ美味ぇうぐっ!?」ズキンッ

    小町「どしたのお兄ちゃん」

    八幡「いや、なんでもない。俺、この料理食べられるならボッチやめてもいいってくらい美味ぇ。やめないけど」ガツガツ

    小町「……それはポイント低いよお兄ちゃん」ボソッ

    302 = 40 :

    八幡「お代わり」

    つかさ「ちょっと待ってね~」トテトテ

    小町「つかささんが今1番有力株だねお兄ちゃん」

    八幡「……何の話だ」

    小町「なんでもないよ~」

    つかさ「はい、八幡くん。いっぱい食べてねー」

    ピンポーン

    八幡「ちょい待ち。出てくる」

    つかさ「あ、私が出るよー」

    八幡「マジで?何から何まですまんな」

    つかさ「いえいえ~。いっしょく食パンの論語だよ~」

    八幡「……一宿一飯の恩義?」

    つかさ「そ、そうだよ一色一飯の婚儀~」

    八幡「いや言えてないから」

    303 = 40 :

    ピンポーン

    つかさ「はーい今開けまーす」

    ガチャ

    つかさ「どなた様ですか~」

    「やぁ比企が………」

    つかさ「……?」

    「あ、すいません間違えました」

    つかさ「はーい」

    ガチャ


    八幡「おうつかさ。誰だった?」

    つかさ「間違いだってー」

    八幡「ふーん。どんな人だったー?」

    つかさ「髪が凄く長くてー、煙草を加えた綺麗な女の人だったかなぁ」

    八幡「」ブッ

    304 = 40 :

    小町「お、お兄ちゃん…」

    八幡「……該当する知り合いが1人いるが気のせいだ。ただの間違いだろ」

    ピ…ピンポーン

    八幡「随分遠慮がちなチャイムなこった」

    つかさ「私出てくるね」


    ピンポーン

    つかさ「はーい」

    ガチャ

    「あ、あれっ?えっと…」

    つかさ「さっきのお姉さん、どうしたんですかー?」

    「あ、あの、こちらに比企谷八幡という高校生はお住まいじゃないでしょうか」

    つかさ「八幡く~ん。お客様だよー」

    「八幡くん!?」

    八幡「………やっぱりですか。お久しぶりです」

    八幡「……平塚先生」

    305 = 40 :

    「……久しぶりだな。比企谷」

    八幡「……っ、何の用スか」

    「ちょうどここら辺を通りかかってね。親御さんに聞いていた住所を思い出して寄ってみた。ところで私のメールや電話に出ないなんていい度胸をしているじゃないか」

    八幡「………さーせん」

    「……まだ引きずっているのか比企谷。アレはお前のせいじゃ無いと何度」

    八幡「…………先生はそう言ってくれても、あいつらは多分そうは言わないですよ。いつも偉そうな事を言っておいて、肝心な時にブルって動くこともできない俺なんて……いや、それ以前に俺の考えが至らなかったのが原因ですし」

    「その彼女達の事だが。報告がある」

    八幡「……」

    「……つい2日前、ようやく意識を取り戻したよ。見舞いにも行った」

    八幡「!」

    「上がってもいいかね」

    八幡「……夕食時なんで、一緒に飯でもどうスか」

    306 = 40 :

    「いただこう」

    八幡「……因みにウチは全面禁煙なんで」

    「流石に消すさ」





    小町「お兄ちゃんお客って……、!」

    「元気かね。比企谷の妹」

    小町「」ピキッ

    小町「今更何の…!!」ガタッ

    八幡「いい。小町、俺が上げた」

    小町「……わかった」

    つかさ「……あ、あの小町ちゃん」コソッ

    小町「はい?」コソッ

    つかさ「あの女の人、誰なのかなぁって…」コソッ

    小町「……お兄ちゃんの、転校する前の担任の先生ですよ」コソッ

    つかさ「へぇ~……綺麗だね」

    307 = 40 :

    八幡「よかったですね。まだまだ婚期はありそうですよ」

    「棘が増えたな。それとも私達にだけか?同性に好印象を受けてもそこまで嬉しくは無いね」

    八幡「つかさ、この人にも一皿だして貰ってもいいか?」

    つかさ「あ、ちょっと待ってね~」トタトタ

    「……驚いたよ。君の家でエプロンをつけた女子が『八幡くん』なんて言うものだから別人の家かと思ったよ」

    八幡「……はぁ」

    「ついに君も一皮向けたか」

    八幡「そういうのじゃ無いです。相変わらずボッチの先駆者なんで」

    「……そうか」

    308 = 40 :

    八幡「先生こそ良いお話は巡って来ましたか」

    「……本当に言うようになったじゃないか。何か変化があったのか気になるところだ」

    八幡「……いつも通りっす」

    つかさ「ど、どうぞー」

    「うん、食欲を掻き立てられる良い香りだ。……味もとても良い。店を出すこともなんら不自然じゃない。君が作ったのかね」

    つかさ「えへへ、ありがとうございます」

    「比企谷はこっちではど」

    八幡「先生。話をしましょうか」ズイッ

    309 = 40 :

    ちょいちょいsaga進行します。基本はsageで。

    310 = 40 :

    「……」

    八幡「……小町、お前は上に」

    小町「小町は居るよ。あの人達の事でしょ?」

    「……さっきも言った通り、彼女達が意識を取り戻した」

    八幡「……」

    小町「本当ですか?」

    「あぁ、……同時に目が覚めたようでね。開口一番に比企谷、君の名前を呼んだようだ」

    八幡「……そースか」

    小町「……」

    「卑怯かとは思ったが、私からメールをしても開いてもらえなかったのでね。彼女達の携帯を拝借してメールをしても返信が無かった」

    八幡「そんな事だろうと思いました。あいつらがあんなクソ丁寧な文を書けるはずが無い」

    311 = 40 :

    小町「……ちょっとお手洗い行ってくるね、お兄ちゃん」

    八幡「ん?あぁ」

    小町「………」





    小町「……」

    ガチャッ

    スラッ…

    小町「……お兄ちゃんは、私が守る」





    八幡「………早かったな」

    小町「うん」

    「ということだ。……まぁ転校までした君の事だ、戻って来ることは無いだろう」

    312 = 40 :

    八幡「……そっすね」

    小町「…」

    八幡「小町、座らねーの?」

    小町「……大丈夫」

    八幡「……?」

    「君もずっとこのままでいるわけにはいくまい。私としても逃げてばかりじゃダメだと思うわけだ」

    小町「……」

    八幡「……はぁ」

    「現実から目を背けても前には進めない。立ち向かう事も時には必要だ」

    小町「……」

    八幡「………」

    「どうだろう。キミも面会に行ってみては」

    小町「………」

    八幡「俺に………あいつらと会う権利なんて無いですよ」

    313 = 40 :

    「そんなことは無い。彼女達の為にもキミが顔をあわせる事は必要な事だ」

    小町「……………」

    八幡「……あいつらの、為にも」

    「キミ自身、思い詰める事があるなら尚更。それは権利じゃない、”義務”だ。行きたい行きたくないじゃない、行かなければならない」

    小町「………………ッ!!!」

    八幡「義、務…」



    ズダァァン!!!



    「!?」

    八幡「!?」

    つかさ(ひぅっ!?)


    小町「………………………………」

    八幡「小町、おま、これ、包丁、テーブル…」

    小町「……………………………………………………………………帰ってください」

    314 = 40 :

    「……」

    小町「……折角、お兄ちゃんが変われそうだったのに」

    八幡「小町……」

    小町「折角、お兄ちゃんが新しい生活が始められると思ったのに」

    小町「折角!お兄ちゃんがあなた達を忘れられそうだったのに!!!」

    小町「何で訪ねて来たんですか!この町まで偶然通りかかるなんて嘘だッ!!あんなお兄ちゃんを泣かせる町なんて思い出すだけで気持ちが悪いよ!!!」

    「だ、だが。立ち向かわなければ前には進め」

    小町「逃げても前には進める!!!今ごろうちにやって来てお兄ちゃんの邪魔をするなァっっ!!!!!」

    「……っ」

    小町「帰って……帰って……帰ってよ!!二度と来ないで!!!」

    315 = 40 :

    八幡「……」

    小町「帰って……帰ってよぉ………」ヒック

    八幡「……ごめんな。ごめんな」ギュッ

    小町「お兄ちゃん、行っちゃヤだ。嫌だぁ…」

    八幡「……」ナデナデ

    「……すまなかったな比企谷。そこのキミも。シチュー美味しかったよ」ガタッ

    つかさ「は、はいですっ」

    「もうこの問題に私は関わらない。だが、あの時は守ってやれなくて本当にすまなかった」

    八幡「……」

    「こんな事しか言えん私を許さないでくれ。これは私が教員としてあまりに未熟で、キミの優しさに甘んじていた事の業だ。申し訳なかった」

    八幡「……平塚先生。今までありがとうございました」

    「困った事があったらいつでも訪ねてくれ。罪滅ぼしというわけではないが、精一杯協力させてもらう」

    316 :

    らきすたとか久しぶりやな
    みゆきってたしか虫歯が多いキャラだったっけ?

    317 = 40 :

    八幡「……」

    「息災でな、比企谷」







    小町「……」グスッ

    八幡「妹にまでこんな思いをさせるなんて…兄失格だな、俺」

    小町「ううん、ごめんねお兄ちゃん」

    つかさ「……」

    八幡「みっともないとこ見せて悪かったな、つかさ。忘れてくれ」

    つかさ「う、うん。じゃあ、私お片づけしとくね」

    318 = 40 :

    一旦落ちます。

    319 :

    >>119
    遅レスだが、緊迫したシーンで読点を増やすのはテクニックの一つだよ

    320 :

    話がダークサイドだな……
    頑張れつかさ!八幡を攻略するんだ!

    321 :

    小町がこうなる程の何が起こったのか気になる

    322 :

    胃に穴が空いた八幡よりもむしろ小町の精神状態の方が拙いんじゃないか、これは……

    323 :

    八幡よりも小町のがヤバイな………

    324 :

    小町がこんな感じになってしまうssをたくさん見てきたが、なんか似合うんだよな

    325 :

    今までの情報を総合すると、ゆきのん&ガハマさんが重傷を負う事件が発生し、それが客観的には過失のない八幡のせいにされてる。
    けど八幡の主観だと自分に責任があると思えるような経緯であり、そのせいで色々負担が回ってるって感じか。
    まー八幡のためを思って奉仕部やらせてたとはいえ、結果がこの状況ならそりゃ平塚先生は責められるわな。

    326 :

    顧問の責任だ!

    327 :

    小町の怒りは兄に対する周りの仕打ち、これは理解が出来る。
    包丁を持ち込む程にアラサーに対して憎しみを抱いているのはわかったが問題は
    雪乃や由比ヶ浜戸塚に対してどんな感情を抱いてるのだろうか?というか何があった?
    にしてもらきすたのほのぼのさが一気に消えてしまったな・・・

    328 :

    小町は雪ノ下や由比ヶ浜には恨みが無いけど、八幡を守れる立場なのに、
    周りからの誹謗中傷から八幡を守れず、このような結果になったから平塚先生を拒絶したということかな

    329 = 328 :

    らき☆すたキャラに頑張ってもらうしかないな

    330 = 322 :

    状況は推測するしかないが、学校内で八幡を狙った刃傷沙汰だったのではないかなと

    八幡からすれば刺されるのも自己責任で2人を巻き込んでしまった責任を感じてしまっているのかもしれないが、本来なら平塚先生が奉仕部顧問として奉仕部関連で学校中のヘイトを集めてしまっている八幡の保身を何としても計らなければならなかった立場だし、小町に恨まれても仕方ないと言えば仕方ないし恨まれるのは何も出来なかった平塚先生の自業自得でしかない


    ……ただ、意識を取り戻したら八幡が去らざるを得ない状況に追い込まれて姿を消してしまっていた2人は兎に角悲惨だがな

    この期に及んで八幡に奉仕部の2人に会いに行けと言うのは奉仕部の2人に対する平塚先生の自責の念を軽くする意味しかない

    331 :

    小町がキレたのは、八幡がリスカしてるの……もしくは、事件直後のもっと酷い状態になっているのを見ているからだろう。
    八幡の性格からして、事件の内容を小町に打ち明けたかは五分五分くらいだと思うんだが、現場にいた平塚先生への小町の態度が前と違うのが気になるな。
    事件の内容は……多分、普段の八幡の逆パターンだろうな。八幡を庇って大怪我した二人に、責任感じた八幡が、周りにお前のせいで二人が怪我したんだろとか訊かれて、八幡が否定しなかったか、もしくは肯定しちゃったんだろうな……。
    全部想像だが、もし当たってるんなら雪ノ下と由比ヶ浜にはかなり残酷な展開だな……。挽回の機会があるといいんだが……。

    332 :

    いろいろ予測するのは自由だろうけどこれ以上は控えたほうがいいかもしれない

    333 = 325 :

    雪ノ下と由比ヶ浜視点だと、身体張って庇った(?)男が全校からバッシング受けて転校して
    転校先では美少女たちに囲まれてイチャコラしているかと思ったら、裏では身体壊して精神的にも崩壊一歩手前でござる。

    334 :

    ミナサン、スコシオサエテ

    335 :

    皆、その想像力を活かしてss書こう!

    336 = 322 :

    >>335
    ネタはあっても携帯では厳しい

    ……仕事でパソコン使わないし

    337 :

    こなた父ぐらいしか理解できんだろうなあ、この状況…

    338 :

    あいたたた…

    339 :

    つかさ可愛いよつかさ

    340 :

    予想はチラシの裏にでも書いててください

    341 :

    問題から逃げるって、問題を抱えてたら意味ないよね。

    342 :

    まさか戸塚がこれをやったんじゃないよな?

    343 :

    悪い言い方しちゃうと、八幡が傷付く原因を作ったのも無理矢理奉仕部にいれた平塚先生なのに、ロクなフォローもないままだからねぇ

    344 :

    長文多すぎで草

    345 :

    静ちゃんは文化祭でも見て見ぬふりしているし、八幡に重荷は掛けても手を貸す事はしないからな

    346 :

    アホ面さらして『ぼくがかんがえた さいきょうのよそう』をダラダラ書くやつ全員( ゚Д゚)<氏ね!

    347 = 332 :

    (これあかん流れや)

    348 = 339 :

    はっきり言って平塚静ってウザいよね
    結婚できないのも道理だわ

    349 = 40 :

    ジャー カチャン

    八幡「……」

    つかさ「……八幡くん、洗い物終わっ」

    八幡「シッ。この体勢で小町が寝ちまった」コソッ

    小町「……」スー スー

    つかさ「あ…」

    八幡「先に風呂入って寝ててくれ」

    つかさ「えっ」

    八幡「小町部屋に寝かせて来る。……っていうか俺ももう疲れたから寝るわ」

    つかさ「あ、あの。八ま」

    八幡「おやすみ」







    つかさ「ま、またお泊り…!?」

    350 = 40 :

    多レスありがとうござます
    ちょいとダークサイドだったので
    らき☆すたの空気に戻って行きたいと思いますですわ


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