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    元スレ八幡「相模南は本当にどうしようもないマゾである」

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    1 :

    これは『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のSSです


    前スレ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402042620/


    ◇注意点◇

    ・メインは八幡と相模と葉山
    ・台本形式
    ・キャラ崩壊するかも
    ・たまにエロ描写あり
    ・パロネタ多め
    ・戸塚は天使
    ・更新は不定期

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1407417972

    2 = 1 :

    - 8時半 -


    雪乃「それじゃいきましょうか」

    結衣「うん!」

    相模「まずは伏見稲荷大社だっけ?」

    雪乃「ええ。小町さんへの御守りもそこで買うのでしょう?」

    八幡「ああ、悪いな」

    結衣「ううん。小町ちゃんに絶対合格してもらいたいし!」

    八幡「まあ、由比ヶ浜でも合格出来たんだから大丈夫だろう」

    結衣「どういう意味だし!」

    雪乃「そうね」

    結衣「ゆきのんまで!?」

    相模「きっと山勘が的中したんだよね!」

    結衣「さがみんもあたしのこと馬鹿だと思ってるの!?」

    相模「うん、一年の時からずっと。なんでこの子、総武高校に入れたんだろうとずっと思ってた」

    結衣「」

    八幡「まあ、由比ヶ浜への疑惑は後にして行こうぜ」

    雪乃「ええ」

    3 = 1 :

    - 電車 -


    結衣「」スースー

    相模「」グーグー

    八幡「……なんでこいつらいきなり寝てんだよ……」

    雪乃「さあ。夜更かしでもしていたんじゃないのかしら」

    八幡「両肩が重たいんだが」

    雪乃「もうすぐで着くから我慢しなさい」

    八幡(まだ涎垂らすなよ)

    相模「」ジュルリ

    八幡「」ビクッ

    4 = 1 :

    - 伏見稲荷大社 -


    八幡(ここ、か)

    雪乃「比企谷君」

    八幡「ん?」

    雪乃「ご祈祷はしないの?」

    八幡「しないなぁ。だってネットで調べたが最低でも三千円以上かかるぞ」

    雪乃「それは高いものなの?」

    八幡「ご祈祷の相場がわからないからなんとも言えないが、俺には好ましくない設定金額である」

    結衣「まあ、こういうのは気持ちだ大事っていうし」

    相模「そうそう。あっちに御守り売ってるみたい」

    八幡「んじゃさっさと買うとするか」


    葉山「やぁ、奇遇だね」


    結衣「隼人君だ」

    5 = 1 :

    相模「奇遇だね」

    雪乃「……」

    八幡「んだよ、京アニショップ行くんじゃなかったのか?」

    葉山「この後行くつもりだよ。さきにうた様に会えるかなと思ってね」

    八幡「なるほど」

    結衣「うた様?」

    葉山「かくかくしかじか」

    結衣「なるほど。隼人君、相変わらずだね」

    相模「三浦さんは上手く振り切れたの?」

    葉山「ああ。お腹痛いから後で合流すると言ってあるよ。合流しないけどね。携帯も電源オフ」

    結衣「うわぁ」

    雪乃「はぁ……。相変わらずアニメに影響されやすいのね」

    八幡(相変わらず?)

    葉山「それは否定出来ないかな」

    雪乃「……比企谷君、御守りを買うのでしょう? 早くしなさい」

    八幡「あ、ああ。悪い」

    6 = 1 :

    - 5分後 -


    結衣「あたしも自分の分買おうかなー」

    相模「うちも安産祈願の御守り買おうっと」

    雪乃「相模さん、何故安産祈願の御守りが必要なのかしら?」

    相模「え? 比企谷に孕まされてもいいように」

    結衣・雪乃「」

    八幡「お前、朝から何言ってんだよ」

    葉山(相模さんが比企谷の子供を妊娠……)


    結衣『』ザクッザクッ

    相模『……』

    7 = 1 :

    結衣『あれ? おかしいなぁ』

    相模『……』

    結衣『中に誰もいないよ? さがみん、嘘ついたんだね?』

    相模『……』

    結衣『嘘ついたらいけないんだよ。そんな嘘をつく女はヒッキーの彼女に相応しくないよね』

    八幡『……』

    結衣『ヒッキーもそう思うでしょ? だよね!』

    八幡『……』

    結衣『それじゃ帰ろうっか。大丈夫。首だけでもあたし愛せるからね』


    葉山「うっ……」

    9 = 1 :

    八幡「どうした?」

    葉山「いや、嫌な未来をグラスでリップしてしまったようだ」

    八幡「は?」

    葉山「気にしないでくれ。それより結衣、相模さん」

    結衣・相模「なに?」

    葉山「御守りは自分で買ってもあまり意味がないよ。ソースはぎんぎつね」

    結衣「そうなの?」

    葉山「ああ。他人から貰わないと意味がないらしい」

    相模「そうだったんだ」

    結衣「それじゃ皆でお互いの御守りを買おう!」

    八幡「なんでそうなるんだよ」

    結衣「いいじゃん」

    相模「そうそう」

    10 = 1 :

    雪乃「私は遠慮するわ」

    結衣「えー」

    雪乃「御守りに頼らなくても自分の力で何とかするもの」

    八幡(やだ、カッコいい)

    葉山(惚れちゃいそうだぜユキセラレータ!)

    雪乃「なにか?」ギロリ

    葉山「な、なんでもない!」ギクッ

    結衣「そんなこと言わずに。ね?」ジー

    雪乃「うっ。……まあ、今回だけなら」

    結衣「ありがとう、ゆきのん!」ギュッ

    雪乃「由比ヶ浜さん、何度も抱きつかないでって言ってるでしょう///」

    相模「やっぱり結衣ちゃん、がちゆり……」ゴクリ

    雪乃「えっ……」ヒクッ

    結衣「違うから! ゆきのんも引かないで!」アセアセ

    葉山「それじゃ百合成分を補給したところで俺は失礼するよ」

    八幡「補給必要だったのか」

    11 = 1 :

    - 北野天満宮 -


    八幡(東福寺で庭園を満喫した後はここか)

    結衣「ここも有名な所なの?」

    八幡「そうだな。ユキペディアさん、お願いします」

    雪乃「その呼び方はやめなさい。由比ヶ浜さん、ここは菅原道真公(菅公)をおまつりした神社の宗祀(総本社)で、親しみを込めて「北野の天神さま」と呼ばれているわ」

    結衣「ほぇ」

    雪乃「かくかくしかじか」

    結衣「……」

    相模「……」

    雪乃「――――わかった?」

    結衣「う、うん。なんとなく!」

    相模「多分!」

    八幡(絶対わかってないだろ)

    12 = 1 :

    - 絵馬所 -


    相模「」カキカキ

    八幡(肉便器と文字が見えたが気のせいだろう)

    結衣(なんて書こうかな。ヒッキーのお嫁さん? でも気が早いっていうか///)

    雪乃(ニャンコ先生と出会えますように)

    相模「よし!」

    八幡「……」

    相模「ぐ、ぐへへ///」

    八幡「」ヒクッ

    雪乃「みんな、書けたかしら?」

    八幡「ああ」

    相模「うん」

    結衣「もうちょっと!」

    13 = 1 :

    - 20分後 駅 -


    雪乃「次は嵐山ね」

    結衣「なんか時間があっという間に感じるよ」

    八幡「気のせいだろ」

    相模「あ、うちベンチにポーチ置き忘れちゃった!」

    八幡「何やってんだよ。もう出発するぞ」

    相模「急いで取ってくる!」タタタッ

    雪乃「比企谷君、ついていってあげて」

    八幡「わかった」

    結衣「ヒッキー、ダッシュ!」

    八幡(んなこと言われても)タタタッ

    14 = 1 :

    相模「あった、あった!」ホッ

    八幡「あったか」

    相模「あ、比企谷、来てくれたんだ」

    八幡「それよりすぐ戻るぞ」

    相模「うん!」


    <まもなく発車します


    相模「」タタタッ

    八幡「」タタタッ


    結衣「あ、来た」

    雪乃「まったく焦らせてくれるわね」

    結衣「え? ゆきのん、焦ってたの?」

    15 = 1 :

    相模「ぎゃんっ!」ズコッ

    八幡「お、おい!?」

    結衣「」

    雪乃「」


    <発車しまーす


    相模「いたた……」ムクリ

    八幡「大丈夫か?」

    相模「うん、大丈夫……って電車は?」

    八幡「行ったぞ」

    相模「」

    八幡「まあ、仕方ない。次が来るまで待つしかないだろ」

    16 = 1 :

    - 5分後 -


    相模「ごめん、うちのせいで……」

    八幡「気にするな」

    相模「うん」

    八幡「由比ヶ浜にもメールしてあるから」

    相模「そっか」

    八幡「それより膝擦りむいてるけど大丈夫か?」

    相模「うん、痛くて気持ちいい!」

    八幡「……」

    相模「比企谷、指で押しつぶしていいよ?」ハァハァ

    八幡「いや、汚いから」

    17 = 1 :

    相模「汚くてゴメンなさいっ///」

    八幡「……とりあえず絆創膏張っておくか」

    相模「持ってるの?」

    八幡「ああ。小町が常備するよう言われてな」

    相模「そうなんだ」

    八幡「本当は消毒した方がいいんだが」

    相模「比企谷の唾液で消毒しよう!」

    八幡「しないから……。ほれ」スッ

    相模「比企谷に貼って欲しい」

    八幡「絆創膏くらい自分で貼れるだろ」

    18 = 1 :

    相模「お願い!」

    八幡「……仕方ねぇな」

    相模「ありがと!」

    八幡「貼るぞ」ペリッ

    相模「」ピラッ

    八幡「……なんでスカート捲ってんだよ」

    相模「さ、サービス?」

    八幡「」ペタッ

    相模「……好みの下着じゃなかった?」

    八幡「いや、そういう問題じゃない。外でこういうことするな、痴女」

    19 = 1 :

    相模「痴女っ///」

    相模「そう、うち、外で平気でパンツ見せちゃう痴女なの///」

    八幡(京都でも相変わらずの相模である)

    相模「ていうか外でするなってことは、家の中とかならいいの?」

    八幡「……あん?」

    相模「そっか。裸エプロンも見せてるもんね。わかった、次は比企谷の家で見せるね!」

    八幡「いや、見せなくていいから……」

    相模「比企谷はうちの下着姿興味ない?」

    八幡「いや、興味ないとかじゃなくてだな……」

    八幡(ええ。興味はありますよ。健全な男子高校生ですもの)

    相模「まさかっ……。ベビードールがお好み?」

    八幡「」

    相模「いや、葉山君と一緒で競泳水着じゃないと興奮しないとか?」ウーン

    20 = 1 :

    - 府内某所 -


    葉山「くっ……」フラフラ

    葉山(お腹が痛いっ!!!!)

    葉山(まさか本当に痛くなるなんて……。昨晩、腹巻するの忘れたのが原因か……)

    葉山(このままじゃ漏れてしまう。エロく言うと溢れちゃう……)

    葉山(やっとコンビニが……。あそこでぶちまけよう。俺の熱いモノを)

    葉山「……?」


    三浦「」ペラッ


    葉山(何故、優美子がここにいるっ!?)

    葉山(まずい。ここで優美子に見つかったら俺の行きたい場所に行けなくなってしまう)

    葉山(ここのコンビニは回避だ)

    葉山(ていうか京都まで来てコンビニで立ち読みするなよ。君達のせいで雑誌の発行部数が年々減少しているんだ!)

    21 = 1 :

    - 5分後 -


    葉山「」キラキラ

    葉山(すっきりした。危うく高校生なのに漏らしてしまうところだった)

    葉山(漏らしていいのは中学生までだというのに)フッ

    葉山(このままこの後の計画を立てよう)


    大岡(ヤバイ。漏れる……)コンコン


    葉山(招かれざる客が来たか)

    大岡「すみません、まだかかりますか?」

    葉山(この声は大岡?)

    葉山(まずいな。大岡がいるということは戸部と大和も一緒だろう。ここで見つかったらついてこられそうだ)

    葉山(ここは声を変えて……)

    葉山「すみません、自分も入ったばかりでございまして」

    大岡「そ、そうですか……」ギュルル

    葉山(どうだ。俺の杉崎の声は! 蝶ネクタイ型変声機も目じゃない!)

    葉山「まだ出れそうにないのでよかったら近くにもコンビニがあるので……」

    大岡「わ、わがりまじた……」

    葉山(よし!!)

    22 = 1 :

    - 府内某所 -


    ゆっこ「戸塚君、次は伏見稲荷大社でいいかな?」

    戸塚「うん、いいんじゃないかな」

    「戸塚君は行きたい場所ないの?」

    戸塚「特にないかな。二人が行きたい場所でいいよ」ニコッ

    ゆっこ(あふんっ///)

    (はぁ、ペロペロしたい///)

    戸塚「あ、御守り買いたいんだけどいいかな?」

    ゆっこ「うん、もちろん!」

    「伏見稲荷大社で買えるはずだよ」

    23 = 1 :

    戸塚「そっか」

    ゆっこ「御守りって誰に買ってあげるの?」

    戸塚「うん、他校の友達にね。検定を受けるみたいだから」

    「他校……」

    ゆっこ「それって女子?」

    戸塚「そうだよ。海浜総合の子なんだけど」

    ゆっこ「へぇ」

    「そうなんだ」

    ゆっこ「仲いいの?」

    戸塚「いい方じゃないかな。この前も映画を見に行ったし」

    24 = 1 :

    遥・ゆっこ「」

    戸塚「どうしたの?」

    「な、なんでもないよ!」

    ゆっこ「うん、なんでもない!」

    戸塚「そう?」

    (ふーん、戸塚君と仲がいい女子ねぇ)

    ゆっこ(しかも他校と来たもんだ)

    (私の戸塚君に手を出すなんて……)

    ゆっこ(私の嫁に手を出すなんて……)

    遥・ゆっこ「ふふふふふ……」

    戸塚「」ゾクッ

    25 = 1 :

    - 千葉某所 -


    折本「うっ……」ゾクッ

    仲町「かおり、どうしたの?」

    折本「なんか寒気が」

    仲町「風邪?」

    折本「いや、違うと思うんだけど」

    仲町「ならいいけど。もう少しで修学旅行なんだから体調崩さないでよ」

    折本「わかってるって」

    仲町「比企谷君、今頃京都を満喫しているんだろうなー」

    折本「どうだかねー。会えなくて寂しい?」

    仲町「うん、寂しい―――って違う!!」

    折本「あはは、テンパりすぎでしょ。マジウケる」

    仲町「いや、ウケないから……」

    26 = 1 :

    - 17時半 ホテル -


    八幡(なんかあっという間に時間が過ぎたな)

    八幡(外にいるよりホテルでくつろいでる方が長く感じるまである。まあ、睡眠時間を入れればホテルにいる時間の方が長いんだけどね)

    八幡(それより雪ノ下がいない時の相模は要注意だな。まさか駅であんなことをするとは)

    八幡(俺しか見てなかったからよかったものの、他人に見られたら……)

    八幡(ん? 見られたらどうなんだ?)

    八幡(相模が頭おかしい子と思われるだけ? 一緒にいる俺も好奇の目に晒される?)

    八幡(……深く考えるのはやめておくか。うん、そうしよう)


    ブルブル


    八幡(あん? こんな時間にアラームを設定した覚えは――ってLINEだったか)

    折本『お土産忘れないでよ! 後、千佳が比企谷が会えなくて寂しいって笑』

    八幡(うん、お土産買うよ。買うけど連絡するまで欲しいの? それに仲町さんは比企谷菌ならぬ比企谷病にかかってしまったの?)

    八幡(てかLINEって既読着くから無視し辛いんだよな。流石にこの時間でごめん寝てたは通じないだろう)

    八幡(ここは軽く返事して……)


    戸塚「八幡、卓球しない?」


    八幡「おし、しよう! 今すぐしよう!」

    八幡(返事は後ででいいだろう。だって戸塚に誘われたんだもん)

    27 = 1 :

    - 30分後 -


    戸塚「ふぅ、いい汗かいたね」

    八幡「だな」

    八幡(君の汗を僕は拭いたいと思う。今ならあの主人公の気持ちがわかる)

    八幡(あ、LINE忘れてた)

    折本『見たんなら返事してよね!』

    八幡(うわ、面倒臭ぇ。こいつ、付き合ったら束縛しそうなだな。まあ、付き合うことはないけど)

    八幡(適当に返信しておくか)

    戸塚「八幡、お風呂どうする?」

    八幡「ん? 飯食べた後に入るつもりだけど」

    28 = 1 :

    戸塚「そっか。僕も一緒に入っていいかな?」

    八幡「もちろんだ。何なら背中を洗ってやるまである」

    戸塚「うん。それじゃ僕も八幡の背中洗ってあげるよ」

    八幡「……ッ!」

    戸塚「それじゃ部屋に戻ろうか」

    八幡「あ、ああ。戸塚……」

    戸塚「なに?」

    八幡「その……優しくしてくれ……」

    戸塚「う、うん?」

    29 = 1 :

    - 20時半 ロビー -


    八幡(明日で京都ともお別れか)

    八幡(まあ、中々楽しめたな)

    結衣「やっはろー!」

    相模「はろー!」

    八幡「……なんか用か」

    結衣「別に用はないけど」

    相模「比企谷とおしゃぶり――お喋りしようと思って」

    八幡「お喋りならいつでも出来るだろ」

    結衣「別にいいでしょ。どうせ暇なんだし」

    相模「そうそう」

    八幡「いい加減暇人認定やめてくれませんかね」

    30 :

    相変わらず安心の葉山クオリティ乙です

    31 = 1 :

    - 5分後 -


    結衣「まさかゆきのんに霊感があると思わなかったよ」

    相模「そうだね。まさか嵐山に悪霊がいるなんて……」

    八幡「本当にあいつ見えてるのか……。いや、雪ノ下は虚言は吐かないし……」

    結衣「もしかしてヒッキーの眼も霊の仕業なのかな?」

    相模「前より随分マシになってるけどね」

    結衣「それじゃ何体か成仏していってるのかも!」

    八幡「いや、俺、何体の霊に取り付かれてるんだよ。守護霊だけで十分だから」

    相模「うちの守護霊は奴隷だと思う」

    八幡(こいつ、絶対モルジアナを連想したな)

    結衣「あたしは……なんだろ?」

    八幡(ていうか何で修学旅行の最後の夜に霊の話をしてるんだよ……)

    32 = 1 :

    - 21時 -


    結衣「それじゃそろそろ部屋に戻ろっか」

    相模「だね」

    八幡「んじゃまたな」

    結衣「うん、おやすみ!」

    相模「おやすみ、比企谷」

    八幡「ああ」

    相模「あっ」

    八幡「ん?」

    相模「うちの部屋は○○号室だから。我慢できなくなったら襲っていいからね」ボソッ

    八幡「襲わないから……」

    結衣「さがみん、どうしたの?」

    相模「何でもない。それじゃ行こう」

    結衣「うん」

    八幡「疲れた……ん?」

    33 = 1 :

    - 同時刻 ホテル外 -


    葉山(いい風だ。京都の風は千葉の次に心地よい)

    八幡「一人で何してんだ? 風邪引くぞ」

    葉山「フッ…俺のの友人はこの夜風さ…ロンリネス」

    八幡「……」

    葉山「わざわざ心配してくれたのか?」

    八幡「さぁな」

    葉山「悪いな。もう少しここにいるつもりだから先に部屋に帰っててくれ」

    八幡「そうか」

    葉山「チェスでもして優雅に待っていてくれたまえ。ハハハ」

    八幡「誰も持ってねぇよ」

    34 = 1 :

    - 翌日 車内 -


    八幡「」ウトウト

    戸塚「八幡、眠いの?」

    八幡「あ、ああ……」

    戸塚「寝ていいよ。着いたら起こすから」

    八幡「そ、そうか。それじゃ悪いけど寝させてくれ……」

    戸塚「うん、おやすみ」

    八幡「」ウトウト

    結衣「」スヤスヤ

    相模「」ニヤリ

    35 = 1 :

    - 30分後 -


    相模「ごめんね、戸塚君」

    戸塚「ううん、八幡も女子の方が嬉しいと思うし」

    相模「結衣ちゃん、涎垂らすから寄りかかってきたら注意してね」

    戸塚「わ、わかったよ」

    相模「」チラッ

    八幡「」スヤスヤ

    相模(熟睡してるなー)ツンツン

    八幡「……ん……」

    相模(はぁぁぁぁぁん。比企谷が無防備に寝てる! しかもうちの肩に寄りかかって!!)

    相模(ここが新幹線じゃなければあんなことやこんなことが出来るのにぃぃぃぃぃぃ!!)

    相模(でも少しくらいなら……)

    36 = 1 :

    戸塚「」ウトウト

    相模(よし……)ゴクリ

    八幡「」Zzz

    相模「ハァハァ」スッ

    相模「」ペロッ

    八幡「……」

    相模(やった! 比企谷のほっぺ舐めちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)

    相模(次は耳を……)ハァハァ

    相模「」レロッ

    八幡「……」

    相模(ふひっ。耳も舐めちゃったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ///)

    相模(比企谷の頬と耳にうちの唾液が……)ジュン

    37 = 1 :

    相模(やばい。濡れてきた……)モジモジ

    相模(オナりたいけど、トイレにはいけないし……)

    相模(こうなったらここでやるしかない)

    相模(比企谷の顔を見ながら)ジー

    八幡「」パチッ

    相模「……っ!」

    八幡「……ぅ……まだ着いてないのか……」

    相模「……う、うん」

    八幡「……なんで相模が……?」

    相模「え、えっと、戸塚君に場所変わってもらって」

    八幡(マジかよ。居心地いいと思ってたら戸塚じゃなくて相模の肩だったのか)

    相模「眠いなら寝てていいよ?」

    八幡「いや、もう大丈夫だ」

    相模「そ、そっか」シュン

    八幡(何故落ち込む?)

    相模「うち、お手洗い行ってくるから」

    八幡「ああ」

    38 = 1 :

    - 15分後 -


    相模「ただいま!」

    八幡「ああ」

    相模(下着は手遅れだった……。まあ、ノーパンも刺激あるからいいっか!)

    八幡「……」

    八幡(上着のポケットからはみ出てるのはパンツだよな?)

    相模(やっぱスースーする。けどそれがいい///)

    八幡(こいつ気付いてないのか?)

    相模(なんかこっち見てるし。もうまた濡らさせる気なの///)

    八幡(一応教えてやるか。相模なら大丈夫だろう)

    八幡「相模」

    39 = 1 :

    相模「ひゃい!」ビクッ

    八幡「ポケットからはみ出てるぞ」

    相模「へ? うわっ!!」

    八幡「……」

    相模「……って焦る必要なかった。ただのパンツじゃん」

    八幡「そうか。なら焦る必要は―――いや、焦ろよ!」

    相模「でも比企谷には脱ぎたてプレゼントしてるし」

    八幡「すぐに返したがな」

    相模「こほん。うちは今ノーパンです」

    八幡「それで?」

    相模「今なら下着ずらす必要もないので簡単に弄り放題です」

    40 = 1 :

    八幡「一人で弄ってろ」

    相模「え? いいの?」

    八幡(しまった。返しを間違えた!)

    八幡「だ、駄目だ」

    相模「でも一人で弄ってろって」

    八幡「いいから駄目だ」

    相模「それじゃ比企谷が弄ってよ」

    八幡「弄らない」

    相模「なら自分で弄る」

    八幡「駄目だ」

    相模「それじゃ妥協して……どうしよう?」

    八幡「何もしないって選択肢はないの?」

    41 = 1 :

    相模「ないよ! うーんと、それじゃ……」

    八幡「……」

    相模「手を繋いで」

    八幡「手を?」

    相模「うん」

    八幡「それだけでいいんだな? 我慢出来るんだな?」

    相模「うん、出来る!」

    八幡「それくらいなら」スッ

    相模「えへへ」ギュッ

    八幡「え? なんで指絡めてくるの?」

    相模「普通でしょ?」

    八幡(え? これが普通なの? 八幡わからない)

    相模「それじゃ東京駅着くまでよろしくね」

    八幡「人が通る時は離すからな」

    相模「なんで?」

    八幡「恥ずかしいからに決まってるだろ」

    相模「大丈夫。うちは恥ずかしいの平気だから」

    八幡「俺が平気じゃないんだよ」

    42 = 1 :

    - 10分後 -


    八幡「……」

    相模「……」

    相模(比企谷、眠る気配全くない……)

    相模(寝てくれれば、このまま比企谷の手をうちのあそこに擦り付けて……)

    相模(お願い、寝て!)

    八幡(なんで手を繋ぐのを許してしまったんだろうか)

    相模(くっ、眠気完全に冷めちゃったのかも。でもまだ時間はあるし……)


    - 20分後 -


    相模「」スースー

    八幡「……」

    相模「……むにゃ……」

    八幡(寝てくれたか。駅着くまで起こさないでおこう)

    八幡「……」

    八幡(まあ、何だかんだで楽しかったな。修学旅行)

    43 = 1 :

    今回はここまで
    また今度

    前スレは皆で優雅に埋めて下さい!

    44 :

    乙乙

    46 :

    おつ

    47 :

    荵吶〒縺冽wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    48 :

    この葉山と雪ノ下の過去は
    葉山「雪ノ下さんってキミキスの二見さんに似てるよね。もしよかったら冷たい視線で俺を射抜きながら辛辣な言葉を浴びせてもらってもかな?」キラキラ
    雪乃「」ドンビキ
    みたいな感じかな?

    50 :

    エゴイストだな。普通にHTML依頼出せばいいのに


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