私的良スレ書庫
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元スレ瑞鶴「目標、母港執務室の提督……と翔鶴姉ぇ!」
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瑞鶴「――で、途中で切り上げて帰って来ちゃったの?」
古鷹「はい。コレ以上は野暮と判断しました」
吹雪「なんだか後ろめたいような気がして……」
瑞鶴「彩雲の方もさっき戻って来ちゃったし……これからどうしよう」
鳳翔「瑞鶴さん。このくらいにしておきましょう?」
瑞鶴「鳳翔さん」
鳳翔「それに、吹雪ちゃんがなにか言いたそうにしているわ」
吹雪「あ、えっと、あの……司令官にキチンとお願いしてみてはどうでしょうか。今回は翔鶴さんが誘ったみたいですし、私たちも同じように誘えば……」
扶桑「――そう、ね。動かずただ待っているなんて甘えになってしまうわ」
山城「わ、私はそのままで全然一向に全くもって問題無いです!」ネエサマ!
扶桑「山城」
山城「……ハイ」シュン
鳳翔「みなさんも、よろしいですか?」
ハーイ
瑞鶴「んー、さすがにやりすぎて馬に蹴られてもアレだし……ここまでかあ」ショーガナイ
吹雪「あ、あの! せっかく街に出たのでみんなにもおみやげを買ってきました!」
古鷹「最近人気のケーキ屋さんができていたので。あとでみんなで食べましょう」
わあぁぁぁぁぁぁっ!!!
瑞鶴「……駆逐艦の子たちにとっては花より団子かなあ」アハハ
鳳翔「微笑ましくていいではないですか」ニコニコ
瑞鶴「まぁね。……さーて、翔鶴姉ぇは今頃なにしてるかな―」
鳳翔「ふふっ。では、一息ついたらこちらも進めていきましょうか」ドンッ
瑞鶴「ん? これって……?」
鳳翔「本日の書類です。瑞鶴さんが代わりに処理されると聞いていますが……」
瑞鶴「……ソウイエバソウダッタ」
鳳翔「私も手伝いますので、お二人が帰ってくる前に終わらせてしまいましょうね」
瑞鶴「うぅ。でも、やるしかないかぁ」
>馬に蹴られて~
元ネタはGガンダムの
ドモン「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちろ!!」
これだな
元ネタはGガンダムの
ドモン「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちろ!!」
これだな
提督「いやはや。なんだかんだで夕方になってしまった。こうして振り返ってみると、仕事を忘れるというのもたまにはいいかも」
翔鶴「そうですよ提督。何事も切り替えが大切なんです」
提督「連れ出してくれた翔鶴には感謝してるよ」
翔鶴「ふふっ」
提督「さすがにこれ以上遅くなると夜になってしまうから、みんなにお土産を買ってそろそろ帰るか」
翔鶴「あ、では提督。最後に一つわがままを言ってもいいですか?」
提督「ん?」ワガママ?
翔鶴「どうしても、寄って行きたいところがあるんです――」
・・-・・・・-・・・・-・・
提督・翔鶴『ただいまー』
瑞鶴「お、帰ってきた帰ってきた」
鳳翔「提督、お帰りなさいませ」
オカエリナサーイ!
提督「留守ありがとう鳳翔。何もなかったか?」
鳳翔「え、えぇ……出撃もなく平和でした」
提督「それは一安心だ。瑞鶴も、代理ありがとう。大変ではなかったか」
瑞鶴「んー、まあこの瑞鶴さんにかかればちょちょいのチョイってコトよ」タイヘンダッタケド……
提督「みんなにも何かと迷惑をかけたかと思って、お土産を買ってきたんだ。翔鶴曰くこのお店のケーキが人気だというものだから……」
…………ア
提督「……おや、反応がイマイチだ」
翔鶴「おかしいですね。いつも、みんなで食べたいなって話をしていたんですが……」
鳳翔「そ、それが……同じく今日お休みだった古鷹さんと吹雪ちゃんが同じものを買ってきてくれて、先ほどおやつに頂いてしまって……」
提督「ん? そうだったのか。と言うことは、古鷹も吹雪も街に?」
古鷹「え、えぇ」
吹雪「あはは……」
提督「あー、じゃあ被ってしまったのか。それは申し訳ない」
古鷹「いえいえ! こればかりはどうしようもないと思います」
五月雨「あれ、でも……と言うことは、あの美味しかったケーキをまた食べられるんですね」ホンワカ
深雪「だよな! 二回もケーキ食べられるなんてすっげーラッキーじゃん!」ヤッホーイ
ソウダソウダ!
ヤッターッ!
提督「……まあ、喜んでもらえたからいい、のかな?」
翔鶴「あはは」ソウ、カモ?
扶桑「ところで、提督」スーッ……
提督「ん、どうした扶桑」オトモナク チカヨッテキタ?
扶桑「本日は翔鶴さんとお二人で出かけられたようですが……」
古鷹「あっ。そうですそうです。提督、私も提督とお出かけしたいです!」
神通「わ、私も……!」
那珂「那珂ちゃんもお出かけしたーい」
時雨「提督は、僕たちのお願いも聞いてくれるよね?」
オデカケシターイ!
提督「お、俺と?」
吹雪「はい! みんな、司令官と一緒にお出かけしたいんです」
提督「そう言ってくれるのはありがたいが、俺みたいなのと一緒でも楽しくないのでは……」
鳳翔「提督。何度か言わせて頂いておりますが、あまりご自身を卑下しないでくださいな」メッ デスヨ
提督「鳳翔まで……」
鳳翔「私も、時には提督と一緒にのんびりとお散歩をしたいです」
提督「……わかった。今回のことで休みも案外悪くないものだと思い知ったことだし。俺で良ければ一緒に行こう」
ヤッターッ!
提督「翔鶴も、それならいいよな?」
翔鶴「はい。ただし、ちゃんとみんなをエスコートしてあげてくださいね」
提督「もちろん」
チョットー ナンデショウカクネェニ キョカトッテルノ
ソーダソーダ!
イヤッ アレハダナァ……
ソンナコトヨリ ハヤクケーキダベヨウゼ!
わーわーぎゃーぎゃー
翔鶴「ふふっ」クビモトキラリン☆
今日も鎮守府は賑やかです
・・-・・夕暮レノ真実・・・
提督「――最後に行きたい場所って、ここか?」
翔鶴「はい。沈みゆく夕日が綺麗ではありませんか」
提督「まあ確かに綺麗だが……いいのか? 海なんて鎮守府からいくらでも見れるだろう」
翔鶴「もちろん普段から見ているものです。でも、ここはやっぱり違うんです」
提督「ちがう?」
翔鶴「私たちが立っている後ろには、街があり、家があり、そこに住む人達が居ます。そして目の前は海」
翔鶴「私たちが戦っているのは場所は違えど海の上。つまり、もし何かが起これば……この光景は、変わり果ててしまうでしょう」
提督「………………」
翔鶴「普段鎮守府からは感じにくいことですが、ここから眺めることによって維持できているんだって実感できます」
翔鶴「できれば巻き込みたくない。でも知らず知らずのうちに巻き込まれている人がいる……それでも、せめて手の届く所は……と」
翔鶴「かつては、守ろうとしたものを守れなかった。強大な力の前に屈してしまったけれど、今度こそは……と」
提督「……そうだな」
翔鶴「この静かな海を……いえ、ここから繋がる全ての海に平和を。それが、私たち艦娘の願いでもあります」
提督「なあ、翔鶴。一つだけ聞いてもいいかな?」
翔鶴「なんですか?」
提督「何故君は――いや、何故君たち"妖精"は人間の味方をしてくれるんだ?」
翔鶴「………………」
提督「正直なところ、今の原因を作ったのも、君たちの魂に刻み込まれた戦いの記憶も、全て人間が引き起こしたことだと俺は思ってる。言ってしまえば自業自得。滅びたって仕方がないとも思う」
翔鶴「それは違いますよ。提督」
提督「違う、か」
翔鶴「はい。確かに人は間違いを犯しました。でもそれで滅んでいい道理はありません。悪い人もいれば良い人もいる……そして、その殆どは良い人のはずです」
翔鶴「妖精は人間が大好きです。仲良く手を取り合っていきたいと望んでいます。だからこそ私たちは……現れたんですから」
提督「……そうか」
翔鶴「はい。そして――提督」
提督「ん?」
翔鶴「ひどく個人的な希望ですが……私は、提督を守りたいです」
提督「俺を?」
翔鶴「こんな私を受け入れてくれた貴方を。こんな私をここまで導いてくれた貴方を……守りたいです。貴方の隣で、ずっと」
提督「翔鶴……」
翔鶴「迷惑、ですか……?」
提督「まさか。そんなことあるわけ無いだろ。でなかったらあんな事言うはずもないさ」
翔鶴「で、では……!」
提督「その先は何もかもが終わったら、な。その時は、俺の方から泣きながら土下座してお願いするよ」
翔鶴「もぅっ茶化さないでくださいっ!」
提督「すまんすまん。でも、思っていることは本気だ。翔鶴も、そして鎮守府にいる皆も。これからやって来るかもしれない艦娘も。誰一人欠けることなく守りたい。家族――だと俺は思ってるから」
翔鶴「……提督、まさかあの事、本気で……?」
提督「うん。人間の法律なんかクソ食らえだな! 妖精さんに聞いたら出来ないこともないらしいし。そっちの方が都合がいい」
翔鶴「……そういうことを言ったのは、きっと貴方が初めてです」
提督「だろうなあ。でも、俺はこの信念を曲げるつもりはないよ。こうすると決めた時からずっとな」
翔鶴「それは、私たちのため、ですか?」
提督「もちろん」
翔鶴「いつ、終わりますかね」
提督「現状は他所任せだからなあ。いつだろうな」
翔鶴「本当にやる気あるんですか?」
提督「やる気はある。でもそれ以外が圧倒的に足りない」
翔鶴「難儀な立場ですね」
提督「アレが全部悪い」
翔鶴「……そうですね」
提督「……むっ。そろそろバスの時間が近いな。名残惜しいが帰るとしよう。愛しの我が家に」
翔鶴「あっ提督。最後に一つよろしいですか?」
提督「ん? どうした翔かk――――」
ふわっ……
提督「!」
翔鶴「――では、帰りましょうか!」
たまにはこんな、深い話を――
本日は以上ですが、今週もイベントの募集をいたします
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで『この艦娘とのイベントが欲しい』などありましたらお寄せください
募集した内容は週のどこかで載せます (いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
夜の席希望の場合は添えていただけると助かります
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
潜水母艦
・大鯨型 大鯨
↓2 ↓5 の方お願いします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで『この艦娘とのイベントが欲しい』などありましたらお寄せください
募集した内容は週のどこかで載せます (いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
夜の席希望の場合は添えていただけると助かります
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
潜水母艦
・大鯨型 大鯨
↓2 ↓5 の方お願いします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
乙です 時雨と買い物に行くも途中で雨が降りずぶ濡れになる展開を
ご協力ありがとうございました
時雨と大鯨……絵的な意味で似ている二人かぁ
週の何処かで投下するので、しばしお待ちください
……結局、ひと月近く捕鯨しても捕まらなかったなあ
時雨と大鯨……絵的な意味で似ている二人かぁ
週の何処かで投下するので、しばしお待ちください
……結局、ひと月近く捕鯨しても捕まらなかったなあ
乙です。
まさか鯨さんがルート固定に必要になるイベントとかないだろうから、ゆっくりで大丈夫ですよ(去年春イベから目を逸らしつつ)
まさか鯨さんがルート固定に必要になるイベントとかないだろうから、ゆっくりで大丈夫ですよ(去年春イベから目を逸らしつつ)
やっと追いついた。乙です
鶴姉妹かわいいですよね。大鯨は…頑張ってください(震え声)
翔鶴、ウチの鎮守府に早く実装されないかな…
鶴姉妹かわいいですよね。大鯨は…頑張ってください(震え声)
翔鶴、ウチの鎮守府に早く実装されないかな…
・・-・・翔鶴ト瑞鶴8・・・
瑞鶴「ニヤニヤ」
翔鶴「ちょ、ちょっと瑞鶴。声にまで出さないでよ」
瑞鶴「ニヤニヤニヤ」
翔鶴「瑞鶴ったら!」
瑞鶴「あー、部屋にいるはずなのになんか暑いなあ。具体的には翔鶴姉ぇの首のあたりから熱が……」
翔鶴「な、なによ……」
瑞鶴「そのプレゼントの真意は『お前は俺のもの』ってコトでしょうかね?」ニヤニヤ
翔鶴「ーーーーッ!」ボッ
瑞鶴「いやぁ、この鎮守府に来て良かったなあ」キラキラキラ
珍しく瑞鶴が優位に立っています
・・-・・翔鶴ト提督8・・・
―夜の席にて―
翔鶴「―――と言うことを瑞鶴に言われました」
提督「ははは……。まあ、あながち間違いでもないんだがなあ」
翔鶴「て、提督まで!」
提督「でも、それだけ気に入ってくれたとあればプレゼントした俺も嬉しいよ」
翔鶴「あうぅ」
提督「衣装と喧嘩せずに、それでいてしっかりと存在感がある。いつ見ても翔鶴にぴったりだと思う」
翔鶴「あうあうあぅ」
提督「ただ……少々厄介な事にもなったんだよ」
翔鶴「……やっかいなこと、ですか?」
提督「翔鶴がそれを身に着けていると、当然他の子達の目にも入るだろう? それでなあ」
翔鶴「自分たちもほしい、と?」
提督「うん。さすがに贔屓する訳にはいかないから一緒に出かけた時にでも選んであげるつもりだが……」
翔鶴「それは是非選んであげてください」
提督「いいのか?」
翔鶴「はい。私だけなのはいけないと思います。それに……」
提督「うん?」
翔鶴「今だけは提督のことを独り占めできていますから」スススッ
提督「翔鶴……」
翔鶴「提督。あの約束、忘れないで下さいね?」
提督「ああ。もちろんだ」
翔鶴さんは正妻的ポジション
本日も短いですが以上です
お題の時雨は明日を予定
大鯨は……土曜日かな?
金曜日はみんなメンテ明けの改二で忙しいと思うので……
お題の時雨は明日を予定
大鯨は……土曜日かな?
金曜日はみんなメンテ明けの改二で忙しいと思うので……
お題:時雨と買い物に行くも途中で雨が降りずぶ濡れに……
・・-・・雨ニ歌フ・・・
提督「すまなかったな時雨。ちょうど鳳翔が遠征に出るところだったから」
時雨「提督と二人で出かけるなんて滅多にないからね。むしろ、毎回でもいいくらいさ」
提督「街に買い物とかだったらカッコもつくんだろうけどね」
時雨「じゃあ今度一緒に買物に行きたいな。僕も翔鶴みたいに提督と歩きたい」
提督「ん、それなら俺が休みを作った時に一緒にいくか」
時雨「うん。えへへ、これならお手伝いした甲斐があるかな?」
提督「さっきまで持ってた荷物が大量の魚の干物だぞ? 嫌じゃなかったか?」
時雨「全然気にしてないよ。それに、貴重な収入源じゃないか」
提督「普通ならこんな事しなくていいはずなのになぁ。俺が不甲斐ないばかりに」
時雨「でも、こんな生活も悪くないかな。むしろ戦ってばかりの方が嫌かもしれない」
提督「……そう言ってくれるのがせめてもの救いだ」
時雨「ふふっ。このまま漁師にでも転職する?」
提督「平和になったらそれもアリだな……でも干物を作るのは鳳翔だけど」
時雨「だね」
ポツ……ポツポツ
提督「む、雨か?」
時雨「急いだ方がいいかもね」
提督「漁協で話し込みすぎたなあ」
さぁぁぁぁぁああああ……ざああああああああああ
提督「うおぉッ?! 土砂降りかよ! こりゃあひとまずどっかで雨宿りっぽいな」
時雨「提督、そこの道路脇に岩穴があるよ」
提督「っし、逃げこむぞ!」
提督「うへぇ……この距離なのにすっかり全身濡れネズミだ」
時雨「すごい雨だね。南方のスコールみたい」
提督「まあ、こんだけ勢いあったらすぐに止むだろ。それまではここにいよう」
時雨「うん」
ざあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
提督「しっかし、梅雨ってのはたまにこんな豪雨になるから困る。この時期は作戦が立てにくいよ」
時雨「一応僕たちは艦娘だから雨でも平気なんだけどね」
提督「だーめ。いくら艦娘でもずぶ濡れで戦闘したら思わぬ被害をうけるかもしれない。それに風邪を引いたらどうする」
時雨「そんな心配をするのは軍広しと言えど提督だけかも」
提督「艦娘だって生きてるんだ。人間がやりたくない事は艦娘にとっても同じさ」
時雨「……提督って変わってるよね」
提督「そうかな」
時雨「そうだよ」
提督「じゃあ、みんなが元気でいられるなら変わり者でもいいかな」
時雨「やっぱり、変わってる」ニコニコ
ざああぁぁぁぁぁぁぁぁ
時雨「提督はさ、僕たちのことをどう思ってるの?」
提督「……どう、とは?」
時雨「怖いかい?」
提督「怖い? そりゃまたなんで」
時雨「見た目は人間と同じなのに、戦闘力は軍艦並み。もしも自分たちの敵に回ったらって……思わない?」
時雨「それこそ、深海棲艦のようにさ」
提督「んー、ないな」
時雨「………………」
提督「時雨たちが敵に回るなんて、考えたこともなかったよ」
時雨「そうなの?」
提督「俺にとっては、人も艦娘も違いはない。鎮守府のみんなは家族だと思ってる」
時雨「家族、か」
提督「最初は吹雪と二人で始まった鎮守府も、今では二〇を数えるくらい大家族だ。これまで一人も欠ける事なくだから、お父さん役としては嬉しい限りだよ」
時雨「お父さん?」
提督「鎮守府唯一の男だし。責任者ともあればね」
時雨「提督がお父さん、か……」
ピトッ
提督「時雨?」
時雨「……お父さんに甘える子供の図、かな」
提督「服、濡れてて気持ち悪いだろ」ナデナデ
時雨「でも、悪くないよ。提督の方こそ髪濡れてて嫌じゃない?」
提督「全然」ナデナデ
時雨「今は子供でいいけど、鳳翔や翔鶴、扶桑たちには負けたくないかな」ギュッ
提督「……夕立もそうだけど、白露型はませてる子が多いなあ」
時雨「大人びてるって言ってほしいな」
提督「それじゃあ結局子供だろう」
時雨「今はね、子供でもいいんだ。提督の側に要られるなら」
提督「……そっか」ナデナデ
時雨「うん」
さぁぁぁぁぁぁぁ……
提督「……お、止んできた止んできた」
時雨「提督の言うとおり、あっという間だったね」
提督「でも次がないとも限らないな。まだあっちに黒い雲がある」
時雨「今の内に走れば帰れそう」
提督「走れるか?」
時雨「もちろん。海の上じゃなくても平気さ」
提督「よし、じゃあひとっ走りいくか」ギュッ
時雨「うんっ」ギュッ
夕暮れの 土風薫る 蝉時雨
本日は以上です
よろしければまたお付き合いください
……ホントは時雨の濡れ透けをやりたかった!
でも時雨は服が黒くて……透けない!
そう考えると、白露型は皆濡れ透けイベ恵まれないよなあ
よろしければまたお付き合いください
……ホントは時雨の濡れ透けをやりたかった!
でも時雨は服が黒くて……透けない!
そう考えると、白露型は皆濡れ透けイベ恵まれないよなあ
>>485
閉じ込められた!
閉じ込められた!
提督「おいおい誰だ 人の制服をボロボロにしてシャツに水かけた奴は?
これじゃあ透けちゃうじゃないか」
1はこういうのが好きなのか……
これじゃあ透けちゃうじゃないか」
1はこういうのが好きなのか……
雨に濡れて体のラインがくっきり見えちゃうってのもありじゃないかな?
お題:大鯨 なので、初めての夜の席
・・-・・月夜ト鯨ト提督ト・・・
提督「まあまあ、ここは緊張せずにいつもどおりでいてくれ。上官だとかそんなのは一切除外だ」
大鯨「は、はい!」
提督「この場はな、お酒を嗜みながらゆるりと語らう事にしてるんだ」
大鯨「そう、なんですか?」
提督「しかし今回は、鳳翔に分けてもらった宇治の抹茶にしてみた。お供には水まんじゅうもあるぞ」
大鯨「まあ。とっても合いそうですね」
提督「大鯨さえ良ければ、しばしお付き合いのほど」
大鯨「はい。お伴させていただきます」
・・-・・月夜ト鯨ト提督ト・・・
提督「まあまあ、ここは緊張せずにいつもどおりでいてくれ。上官だとかそんなのは一切除外だ」
大鯨「は、はい!」
提督「この場はな、お酒を嗜みながらゆるりと語らう事にしてるんだ」
大鯨「そう、なんですか?」
提督「しかし今回は、鳳翔に分けてもらった宇治の抹茶にしてみた。お供には水まんじゅうもあるぞ」
大鯨「まあ。とっても合いそうですね」
提督「大鯨さえ良ければ、しばしお付き合いのほど」
大鯨「はい。お伴させていただきます」
提督「もうここでの生活には慣れたか?」
大鯨「はい。最初は違いの多さに戸惑うことが多々ありましたが……」
提督「大体は自覚してるけど、そんなに違うか?」
大鯨「そ、それはもう! そもそも、提督とこんなにも気軽にお話するだなんて。今でも驚いてるくらいなのに……」
提督「上から命令だけしてふんぞり返ってるなんて性に合わないものでね。大鯨も、相手がそんなだと嫌だろう?」
大鯨「えっ? えっと……あの」
提督「正直に自分の気持ちを口にしていいよ。怒るも何もないから」
大鯨「で、ではその……はぃ。イヤ、です」
提督「だろう? だから、ここにいる皆とは基本的に砕けた話し方をしてるんだ。作戦時以外だったら、正直タメ口でもいいくらいなんだけどね」
大鯨「そ、それはさすがに!」
提督「もちろん嫌ならイヤで構わない。ただ、肩肘張る必要はないぞっていうのだけ覚えておいてもらえれば」
大鯨「ちょっと、慣れるのに時間がかかるかもしれませんね」
提督「まあ焦る必要もないさ。ふと気がつけば順応してるものだよ。ちなみに大鯨の少し前に来た瑞鶴なんて、最初以外ずっとタメ口だ」
大鯨「瑞鶴さんが……」
提督「見習えばとは言わないけれど、参考にするのはありかもしれない?」
大鯨「ふふっ」
提督「この間その瑞鶴が言ってたが、大鯨は空母になったんだって?」
大鯨「はい。と言っても、いつでも航空母艦に改造できるように作られていたんですよ。計画通りといえば計画通りでした」
提督「なるほどなあ。で、その時に名前が龍鳳になったと」
大鯨「大鯨も龍鳳も、私にとってはとても大切な名前ですね」
提督「空母になった時は結構戦に出たのか?」
大鯨「あ……それが、その」
提督「ん? 違うのか」
大鯨「空母になった時の改装の手間取りと、戦況の都合で……実際はほぼ戦闘に参加できませんでした」
提督「そうだったのか」
大鯨「翔鶴さんや瑞鶴さんとは一度だけ一緒に戦ったことがあります。でも、私にとってはそれが唯一の戦闘でした。あとは輸送任務だったり待機だったりで、最期は鳳翔さんと……暑い夏の青空を見上げて終わりました」
提督「………………」
大鯨「でも、今度は大丈夫です。ちょっと今は戦闘ではお役に立てませんけれど……潜水母艦仕込みの料理は、鳳翔さんや間宮さんに負けません!」
提督「……確かに、大鯨の作るご飯は二人に負けないくらい美味いな」
大鯨「はい。補給はお任せください!」フンスッ
提督「みんなも喜んでることだし、鳳翔たちにとっても良い刺激になる。うちとしては万々歳かな」
大鯨「提督、私頑張りますね」
提督「うん。よろしく頼むよ」
提督「(しかし……裏方だけでは忍びないなあ。なんか良い手はないものか……)」
大鯨と提督が打ち解けたようです
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