私的良スレ書庫
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元スレ瑞鶴「目標、母港執務室の提督……と翔鶴姉ぇ!」
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深雪『んじゃ、早速この箱からくじを一つどーぞ』
鳳翔「たしかにこの箱には"空母用"と書かれているわね。では、ちょっと失礼して……これにしましょう」ゴソゴソ
『熟練艦載機整備員』オメデトウゴザイマス
鳳翔「まあっ。こんなに良いものを頂けるのですか? 航空隊の皆も喜びますね」
補足:鳳翔さんは意図的に零式21、99艦爆、97艦攻を使用しています ただし練度は他所で言うExtra hard
航空機の性能が戦力の絶対的な差でないこ(ry
瑞鶴「鳳翔さんところの練度が更に上る……勝てる気がしないなあ」
大鯨「そうなんですか? でも瑞鶴さん達の方が私たちよりもはるかに搭載数多いですし……」
翔鶴「今のところ、その数で押し切る以外の戦法が見えてこないのが何よりの証拠かもしれないわね」
瑞鶴「でもその数も3倍差位じゃ効果が薄いっていうね」
大鯨「さ、3倍なのにですかあ?!」
翔鶴「今風に言うならば、瑞鶴や私の戦闘機隊の練度をAとすると、鳳翔さんの所はA+か……特A+?」
瑞鶴「SとかS+でもいいかもね」
大鯨「ふわぁ……す、凄いです。あの、ちなみに私はどうですか……?」
瑞鶴「んー。忌憚なく正直に言うと、B-かなぁ。でも練度なんて最初は誰でもそうだし、訓練すれば上がっていくから大丈夫よ」
○鳳翔航空隊のココが凄い○
鳳翔「私が無茶しては、ダメですね」
・一機五殺は当たり前。一機八殺も
・わずか二十機の戦闘機隊なら大丈夫だろうと六十機で挑んだら撃退された
・鳳翔隊に後ろに付かれたら撃墜される確率が150% 撃破されて戦場離脱するのが100%なのと、離脱中に撃墜されるのが50%の意味
・後ろを取ったと思ったら、取られていたのは自分の方だった
・演習時、相手が旧型の零式21だからと油断していたら次の瞬間には編隊全滅判定をされていた
・降爆隊第一編隊にとって飛行甲板への命中は艦橋への当て損ない 飛行甲板へは第二編隊以降の仕事 なお25番は触発信管のみ使用
・防御力のない97艦攻で雷撃 と言うか1000メートル以内に入られたら確実に脚元を飛ばされる
・搭載機種は戦闘により異なるが搭載機数は二十機程度である
続きは次回に
削ったら短くなりすぎて……鳳翔さん申し訳ない
よろしければまたお付き合いください
削ったら短くなりすぎて……鳳翔さん申し訳ない
よろしければまたお付き合いください
乙
放った零戦に自ら乗りこんで北方棲姫に届けるファンサービスも
つかお艦強ぇ
放った零戦に自ら乗りこんで北方棲姫に届けるファンサービスも
つかお艦強ぇ
流石お艦。世界最初の空母は伊達じゃない。錬度が違うぜ。
乙。
乙。
陸軍三式戦だが、今読んでいる本の台湾沖航空戦にて2対40(ヘルキャット)で勝利を収めた話思い出した。
暗躍者がいます
深雪『次のテーマはこれだな。 "妹属性の艦娘といえば?" ……妹属性ってなんだろ』
叢雲『これはちょっと難しいわね。属性って付くくらいだし、自分から見て妹のように思える子ってこと……?』
深雪『それじゃあ叢雲も磯波も妹属性だな! っていうか妹だ』
叢雲『うーん??? これ、いいのかしら。なんか違うような。誰か知ってる人いる?』
扶桑「純粋に妹だと、長女の子からすれば下はみんな妹よね」
山城「妹キャラの姉さまも……ッ?! ベネ」ハァハァ
翔鶴「妹でいいのなら、私はやっぱり瑞鶴を推薦するわ」
瑞鶴「それじゃ下の子みんな選ばれるよね?」
古鷹「となると、私と加古って難しいね」
加古「んー、生まれは古鷹が先。でも完成はあたしが先。でも一応古鷹が姉ってことみたいだけど……」
古鷹「どちらかと言うと双子みたいな感じだよね。私たち」
時雨「――――うん。ちょっといいかな」
叢雲『時雨? なんか知ってるの?』
時雨「知ってるというよりは理解した、かな。例えばだけど、僕や村雨と白露を初めて見た時みんなはどっちが姉だと思う?」
村雨「なるほどなるほど。そういうことね」
夕立「んーと、ホントは白露がお姉さんだけど、知らないでどっちって言われると時雨たちの方がお姉さんっぽい?」
春雨「あ……時雨姉さんの言いたいことが分かったかもです」
涼風「あたいと五月雨だったら、あたいの方がお姉さんっぽいよなー」
五月雨「え、えぇー。そんなことないと思う……けど」
白露「ちょ、ちょっとみんなー。あたし、一番艦……」
叢雲『そういうことなら分かりやすいかもね。みんなも、姉妹の順番に関係なく "妹っぽい子" を選んでちょうだい』
白露「いやあの、だからあたしが一番艦……お姉ちゃん……」アレー
時雨「何も白露が姉じゃないって言ってるわけじゃないよ。妹みたいな感じってことさ」
白露「それって素直に喜んでいいの?」
深雪『次のテーマはこれだな。 "妹属性の艦娘といえば?" ……妹属性ってなんだろ』
叢雲『これはちょっと難しいわね。属性って付くくらいだし、自分から見て妹のように思える子ってこと……?』
深雪『それじゃあ叢雲も磯波も妹属性だな! っていうか妹だ』
叢雲『うーん??? これ、いいのかしら。なんか違うような。誰か知ってる人いる?』
扶桑「純粋に妹だと、長女の子からすれば下はみんな妹よね」
山城「妹キャラの姉さまも……ッ?! ベネ」ハァハァ
翔鶴「妹でいいのなら、私はやっぱり瑞鶴を推薦するわ」
瑞鶴「それじゃ下の子みんな選ばれるよね?」
古鷹「となると、私と加古って難しいね」
加古「んー、生まれは古鷹が先。でも完成はあたしが先。でも一応古鷹が姉ってことみたいだけど……」
古鷹「どちらかと言うと双子みたいな感じだよね。私たち」
時雨「――――うん。ちょっといいかな」
叢雲『時雨? なんか知ってるの?』
時雨「知ってるというよりは理解した、かな。例えばだけど、僕や村雨と白露を初めて見た時みんなはどっちが姉だと思う?」
村雨「なるほどなるほど。そういうことね」
夕立「んーと、ホントは白露がお姉さんだけど、知らないでどっちって言われると時雨たちの方がお姉さんっぽい?」
春雨「あ……時雨姉さんの言いたいことが分かったかもです」
涼風「あたいと五月雨だったら、あたいの方がお姉さんっぽいよなー」
五月雨「え、えぇー。そんなことないと思う……けど」
白露「ちょ、ちょっとみんなー。あたし、一番艦……」
叢雲『そういうことなら分かりやすいかもね。みんなも、姉妹の順番に関係なく "妹っぽい子" を選んでちょうだい』
白露「いやあの、だからあたしが一番艦……お姉ちゃん……」アレー
時雨「何も白露が姉じゃないって言ってるわけじゃないよ。妹みたいな感じってことさ」
白露「それって素直に喜んでいいの?」
川内「妹っぽい子かあ。これは神通出番でしょ!」
神通「えっ? わ、わたし……?!」
那珂「引っ込み思案で内気な性格だけど、いざと言う時は頼りになる妹のような子……。那珂ちゃんもいいと思うなー」
神通「で、でもっ……わたしなんて」アタフタ
川内「はーい。私たちは神通推薦しまーす!」
扶桑「これは姉妹以外を推薦してもいいのかしら……?」
山城「特に言われてないので大丈夫だと思いますよ」
扶桑「それなら、私は瑞鶴を推薦するわ」
瑞鶴「うぇッ?! なんで」マタワタシ
扶桑「いつも執務室で提督と一緒にいるのを見ていると、どうしてもね」
山城「兄に構ってほしい妹っていうのがバッチリよねぇ」
加古「あぁ。暇だから構ってーって言うあれかぁ。寝ててもよく聞こえるよ」
初雪「ん、聞こえる」モグモグ
瑞鶴「そ、そんなに? てか、提督さんがお兄ちゃんて」
翔鶴「ふふっ。見てる人はちゃんと見ているのね」
瑞鶴「翔鶴姉ぇまでー!」
深雪『さぁさぁ、呼ばれた人は前に来ちゃってくれよー』
叢雲『………………』
深雪『ん? どうかした?』ナンカ シズカダ
叢雲『私たちってこんなテーマ作ったっけ? もっとこう当り障りのないのを作ったような』
深雪『まあいいじゃん。色んな意味で面白くなってきたしさ』
叢雲『うん。まあ、そう……ね?』
工廠妖精1「今頃みんなは楽しんでるはずです」ガチャコンガチャコン
工廠妖精2「私たちも頑張るです」ウィンウィン
工廠妖精1「そう言えば、さっき紙に何を書いてたのん?」
工廠妖精2「……ひみちゅ」
工廠妖精1「???」
深雪『推薦の結果、今回選ばれたのはこの人たちだぜ!』
神通「あ、ぅ……」モジモジ
瑞鶴「私そんなに妹みたいなのかなあ?」
大鯨「提督の妹もいいけれど……」
磯波「わ、私でも、いいのかな」
深雪『言われてみればみんな妹っぽい感じに見えなくもない……か?』
叢雲『まあどう捉えるかはそれぞれだから、もっと相応しい子もいただろうし、違うって子もいるだろうけどね』
深雪『そうだ、せっかくだからここで選ばれた人は妹っぽいセリフでアピールしてもらおうぜ!』
叢雲『あら、いいかもしれないわね。余興にはピッタリだわ』
瑞鶴「ちょ、ちょっとそれは恥ずかしいってば!」
神通「え、あのっ……」アタフタ
深雪『最初は神通さんから司令官に向けて妹アピールよろしく!』
神通「あ、あのっ……え、と……あぅ」オロオロ
提督「大丈夫か神通? 顔が真っ赤だぞ」
神通「お、おにい、ちゃん……?」
提督「」ズキューン
深雪『でたぁ! 下の子からの定番な呼び方お兄ちゃん。いやぁ上目遣いな部分もポイント高いですなあ叢雲サン?』
叢雲『そ、そうね……ところでアンタそのキャラなんなのよ』
深雪『では次に瑞鶴さん、よろしく!』
瑞鶴「えっと……んんー、お、お兄ちゃん! 瑞鶴暇だから構ってほしい、な?」クビカシゲ
提督「」ズキューン
深雪『いつも使ってるセリフに被せてきたぁ! それだけにシンプルながらも威力も高いと見える』
叢雲『だからアンタ急にどうしたのよ』
大鯨「次は私ですね……。んんっ。お・に・い・ちゃん♪」ウィンク!
提督「」ズキュウウウン
深雪『これは……! 神通さんと同じながらも首傾げながらのウィンクで圧倒的なまでの破壊力ッ。大鯨さんの恐ろしさを再確認したぜ……』
叢雲『……もう何も言わないわ。さ、それじゃ次、磯波よろしく』
磯波「妹っぽいセリフ……妹っぽいセリフ……。えっと、おっお兄ちゃんって、今付き合ってる人っている? ……あっ、そうなの? ふふっそうか~なるほど~♪」
提督「」グサッ
深雪『なんだそのキャラは! 威力高すぎでこんなのお姉ちゃんゆるさないぞ!』
叢雲『アンタこそキャラ崩壊しまくってるわよ! ……でも同意はするわ。磯波ってこんなに大胆だったっけ?』
磯波「あの、えっ演技だからね?」
磯波「本当にそんなこと言えたら苦労しないよぉ……」ボソッ
深雪『では司令官。今のを踏まえて一番妹属性な子、よろしく!』
提督「い、いやぁ……言葉に詰まるが、どれも異性に言われるとなかなか破壊力があるというか。参ったなぁ」ハハハ
翔鶴「………………」ピクピク
山城「ん? 翔鶴急に大人しくなってどうかしたの?」
翔鶴「いえ、何でもありません……っ」ピクピクピク
山城「(ビクッ)……き、急に寒気と殺気が?! ふ、不幸だわ……」
提督「もしもみんなが本当の妹だったら俺は妹にダダ甘になってたかもしれないなと思ったくらいだ」
翔鶴「…………ッ!」ベキッ
山城「あの、翔鶴。お箸折れたわよ……?」
提督「そんな中で一番を決めないといけないのは大変心苦しいが……ここで一つ提案したいんだが、いいかな?」
叢雲『どうかしたの?』
提督「その妹属性だが、二人になってもいいかな? 一人はテーマに沿った子を、もう一人は今のセリフから選びたいんだ。どうだろうか」
叢雲『それならこちらは別に構わないけどね。みんなもいいでしょ』
ウン イギナシー
……ッ!! ミシッ
シ、ショウカク……?!
提督「じゃあまずはテーマに沿った子だけど……こっちは瑞鶴だ」
アァー
ヤッパリネ
瑞鶴「ちょ、この反応……」ソンナニ?
提督「やっぱりみんなも納得してるよな。でもはっきり言って選ぶの難しいそこれ。性格が違ったらある意味で全員当てはまりそうなんだが」
叢雲『それを纏めるのがあんたの役目でしょうが』
提督「次にセリフの方からだけど、こっちも悩んだが磯波にしようと思う。主観で申し訳ないが、何というか一番心に来た」
磯波「わ、私……!」
提督「普段大人しいぶんの反動だろうか。まあ意外な一面というか」
神通「残念、です……」シュン
大鯨「あはは……まあ気を落とさず、次頑張りましょう」
深雪『ひょっとして司令官ってシスコンの気があったりして?』
艦娘一同『ッ?!』
提督「いやいやっそんなことはないと思うが……」
叢雲『下手に手を出したら問答無用で酸素魚雷食らわすけどね。さ、それじゃ瑞鶴と磯波にはくじを引いてもらいましょうか。今のところまだ大当たりは出てないわね』
瑞鶴「装備が貰えるのは嬉しいけど……なんか納得がいかない」ゴソゴソ
『震電改』キタヨ
磯波「私がもらっちゃて、いいのかな……」
『22号対水上電探改四』レーダーデアル!
叢雲『ちなみにこれらの装備品は妖精さんが気まぐれで造り出した逸品だから、早々手には入らないわよ。魚雷とか電探とか、私にとっても羨ましいわね』
深雪『へへー。深雪さま五連装魚雷だぜ? 叢雲よりも強いんだぜ―』
叢雲『………………』
続きは次回に……
実は途中から妖精さんが作ったものに入れ替わってます(という名目)
気づかないのは仕様ということで一つ
よろしければまたお付き合いください
実は途中から妖精さんが作ったものに入れ替わってます(という名目)
気づかないのは仕様ということで一つ
よろしければまたお付き合いください
トラップカード発動
現実の妹
本当は鳥海か摩耶みたいな妹が欲しいとです
現実の妹
本当は鳥海か摩耶みたいな妹が欲しいとです
翔鶴は瑞鶴が提督の(義)妹になることの意味をよく考えれば冷静になれるんじゃね
乙です
残り30レスちょいだけど今回のネタこのスレ内で収まるかな?
もし収まらないなら次スレ立ててください
残り30レスちょいだけど今回のネタこのスレ内で収まるかな?
もし収まらないなら次スレ立ててください
1レスが長いのは詰め込んだ証拠orz
深雪『さて、ドンドン行こうぜ!』←タンコブ3個
叢雲『次のテーマは…………』
深雪『ん? なんで黙ってんの?』
叢雲『ちょっと失礼! 深雪、ちょっとこっち来なさい。……アンタ、こんなのまで書いたの?』ヒソヒソ
深雪『な、なんだよ……。って、こんなの書いてないぞ?』ヒソヒソ
叢雲『じゃあ誰が書いたっていうのよ!』
深雪『知らないってば』
『一番地味な艦娘と言えば?』
叢雲『こんなのやったら晒し者みたいじゃないの!』
深雪『ネタ的に面白おかしくやったら?』
叢雲『どうやって……』
深雪『うーん。んじゃま、ここは深雪さまに任せておきなって……。いやーゴメンゴメン! ちょっと叢雲が読み方ド忘れしちゃってたもんで』
叢雲『ちょっ……!』
深雪『次のテーマはこれだぜ! "一番地味な艦娘といえば?"』
叢雲『』ソノママイッチャッタアァァァァァ?!
ジミッテ……
ソレチョット ヒドクナイカナ
イイノカナァ……
深雪『まーまー待って。そのままの意味で捉えちゃいけないぜ! 本当はこう書いてあったんだよ。"変身したら一番かわいい艦娘は?" って。でもそのまま言ったらうまく捉えてもらえないかもしれないから、言葉は悪いけど元になってる"地味な艦娘"にしたわけさー』
叢雲『……! そ、そうね。普段はあまり目立たないかもしれないけれど、キッカケ一つでガラリと変わりそうなイメージの子を選んでちょうだい』
ナルホドネー
深雪『だから今回は、最初からかわいい子は対象外! おっと、これはさすがの深雪さまも外れちゃうよなぁー』
叢雲『いやアンタは外れないでしょ。むしろこの私こそ外れて然るべきよね』
深雪『なんだとぅ』
アハハハハハ
ナニソレー
深雪『……な?』ヒソヒソ
叢雲『ずいぶん上手いこと考えたわね』
深雪『へへっ。深雪さまに出来ないことなんてないのさー』
深雪『さて、ドンドン行こうぜ!』←タンコブ3個
叢雲『次のテーマは…………』
深雪『ん? なんで黙ってんの?』
叢雲『ちょっと失礼! 深雪、ちょっとこっち来なさい。……アンタ、こんなのまで書いたの?』ヒソヒソ
深雪『な、なんだよ……。って、こんなの書いてないぞ?』ヒソヒソ
叢雲『じゃあ誰が書いたっていうのよ!』
深雪『知らないってば』
『一番地味な艦娘と言えば?』
叢雲『こんなのやったら晒し者みたいじゃないの!』
深雪『ネタ的に面白おかしくやったら?』
叢雲『どうやって……』
深雪『うーん。んじゃま、ここは深雪さまに任せておきなって……。いやーゴメンゴメン! ちょっと叢雲が読み方ド忘れしちゃってたもんで』
叢雲『ちょっ……!』
深雪『次のテーマはこれだぜ! "一番地味な艦娘といえば?"』
叢雲『』ソノママイッチャッタアァァァァァ?!
ジミッテ……
ソレチョット ヒドクナイカナ
イイノカナァ……
深雪『まーまー待って。そのままの意味で捉えちゃいけないぜ! 本当はこう書いてあったんだよ。"変身したら一番かわいい艦娘は?" って。でもそのまま言ったらうまく捉えてもらえないかもしれないから、言葉は悪いけど元になってる"地味な艦娘"にしたわけさー』
叢雲『……! そ、そうね。普段はあまり目立たないかもしれないけれど、キッカケ一つでガラリと変わりそうなイメージの子を選んでちょうだい』
ナルホドネー
深雪『だから今回は、最初からかわいい子は対象外! おっと、これはさすがの深雪さまも外れちゃうよなぁー』
叢雲『いやアンタは外れないでしょ。むしろこの私こそ外れて然るべきよね』
深雪『なんだとぅ』
アハハハハハ
ナニソレー
深雪『……な?』ヒソヒソ
叢雲『ずいぶん上手いこと考えたわね』
深雪『へへっ。深雪さまに出来ないことなんてないのさー』
瑞鶴「んー。誰だろう」
翔鶴「どちらにしても、選ぶ方も選ばれる方もちょっと気を使うというか」
瑞鶴「言いたいことは分かるんだけどね。でも何というか、みんな十分にかわいいような……はっ!」
翔鶴「どうかしたの?」
瑞鶴「はいはい! 私翔鶴姉ぇ推薦しまーす!」
翔鶴「えぇっ?! ちょ、ちょっと瑞鶴」
深雪『おぉっと、ここで一人目はなんと秘書艦の翔鶴さん!』
叢雲『ちなみに、理由を伺ってもいいかしら?』
瑞鶴「翔鶴姉ぇは何というか……大人しすぎる!」
翔鶴「えっ? 大人しいって……?」
瑞鶴「うまく言葉が見つからないんだけど、やっぱりなんかこう、地味? 的な?」
翔鶴「」グサッ
瑞鶴「翔鶴姉ぇはもうちょっと自分を出してもいいと思うんだよね。普段の一歩引いたような感じなのも、秘書艦だからって言うのもあるかもしれないけど……変身したらもっと提督さんも見てくれるんじゃないかな」
翔鶴「ッ?!」ボッ
提督「……ここはノーコメントにしておこう」
瑞鶴「と言うわけで、翔鶴姉ぇに一票!」
川内「この流れなら言えるッ。今度こそ神通に一票!」
神通「ふぇっ!?」
川内「神通も十分かわいいんだからそんな縮こまってないでアピールすればいいんだよ。でないと地味子のまんまだよー」
那珂「戦場では元気いいのにね―」
神通「あ、ぅ……」
吹雪「うーん、私的には初雪ちゃんを推してもいいような気がするけど」
白雪「確かに初雪ちゃんも元気な姿になったらもっと可愛くなるかもね」
初雪「……ヤ。地味最高」モグモグ
吹雪「当てはまってても、本人に改善の兆しがなさそうだし……」ネー
白雪「まあ、今のままの方が初雪ちゃんらしい、のかな?」ネー
初雪「ん。その代わり磯波を推す」
磯波「ま、また私なの? 確かに、地味だけど……でも、もう選ばれてるからいいよぉ」
吹雪「二連覇を狙うのもいいかもしれないね」
磯波「吹雪ちゃんまで―!」
深雪『選ばれた翔鶴さんと神通さん。その中でイチバンはどっちだ?!』
叢雲『個人的に磯波がいても良かったと思うけど……ま、さっき出たことだしね』
深雪『それじゃ司令官、おねがいしまーす!』
提督「先に言っておくけど、他意があるわけじゃない。むしろ願望を込めて発表させてもらおうと思う」
提督「今回は――――――神通を選びたい」
神通「あっ……」
翔鶴「おめでとう。神通さん」
提督「皆も知ってると思うけど、神通は普段は大人しいが戦闘となれば一二を争うぐらい勇猛果敢だ。ちょっと自分を顧みない所はあるが……でも、度胸についてはなかなか真似できないことだとも思う」
提督「そんな姿を日常でも……まんまと言う訳じゃないが、元気で笑う神通を見ることができたらなと思って選ばせてもらった」
神通「………………」
提督「もちろん今の神通が良くないわけじゃないぞ? どちらも"らしさ"があって俺は好きだし」
神通「っ!」
神通「(こ、こんな私でも……提督は、すき?)」ドキドキ
提督「それに、翔鶴がこれ以上元気になって瑞鶴とそっくりになったら執務室が大変なことになるからな」
瑞鶴「ちょっと、ここで私なの?!」
叢雲『なんか司令官の気になる発言があったけど、あえて流しておきましょう。それじゃあ、このくじを引いてもらおうかしら』
深雪『今度こそ大当たりが出るか?!』
神通「で、では……いきます!」ゴソゴソ
『応急修理女神』ペカー
叢雲『あ、大当たり……』
オオォーッ!
パチパチパチパチ
ナニコレ?
神通「こ、これは……?」
叢雲『簡単に言うと、これがあれば撃沈・轟沈に相当するダメージが"無かったこと"になるわ。ゲームとかで言えば1UPみたいなものかしら』
深雪『妖精さん曰く、偶然造りだした逸品中の逸品らしいぜ! おめでとう!!』
提督「神通にはピッタリの装備かもしれないな。でも、そう簡単に使ってほしくないが……」
神通「が、頑張ります……! あの、提督……」
提督「うん?」
神通「えっと……あ、ありがとうございます。これからも頑張りますね」ニコッ
続きは次回に
オマケ込みでなんとか収め切れそうな予感!
よろしければまたお付き合いください
オマケ込みでなんとか収め切れそうな予感!
よろしければまたお付き合いください
これでおしまい!
叢雲『さて、時間もだいぶ過ぎたところだし次が最後かしらね』
深雪『なんだかんだあっという間だったよなー』
叢雲『みんなにも楽しんで貰えたことを願いつつ締めに入るわよ。続いてのテーマは――――――の前に。司令官ちょっとごめんなさいね。自分で外したらダメよ』ガポッ
提督「をぉっ! な、なんだこれ?! ヘルメットか? でも何も見えんぞ! それに声も!」アタフタ
叢雲『ふふっ……司令官には目と耳を塞がせてもらったわ。今までのはある意味で練習。本番の前の前菜にすぎないの。そしてここからが本番……覚悟することね』クックック
深雪『どうせだからグラサンでも掛けてみるか』スチャッ
古鷹「あ、あれ? なんだか空気が変わったような?」
加古「んー?」モグモグ
瑞鶴「これも演出のうちなの?」
翔鶴「さ、さあ……。内容については二人に任せちゃったから」
叢雲『最後にして本番のテーマはこれよ』
深雪『みんなでぶっちゃけ! キライ(?)と見せかけて実は密かに司令官のことをスキな艦娘と言えば?! アーンド』
叢雲『一番新妻っぽい艦娘といえば?! のダブルテーマよ!』
艦娘一同『ッ??!!??!!』ガタッ
叢雲『最後は私たち艦娘だけの、そして司令官が対象のテーマよ。どうせだからみんな思いの丈をぶち撒けてみなさいな』
深雪『もちろん全員参加だぜー』
叢雲『さあ、みんな存分に"語り合いましょう?"』
叢雲『さて、時間もだいぶ過ぎたところだし次が最後かしらね』
深雪『なんだかんだあっという間だったよなー』
叢雲『みんなにも楽しんで貰えたことを願いつつ締めに入るわよ。続いてのテーマは――――――の前に。司令官ちょっとごめんなさいね。自分で外したらダメよ』ガポッ
提督「をぉっ! な、なんだこれ?! ヘルメットか? でも何も見えんぞ! それに声も!」アタフタ
叢雲『ふふっ……司令官には目と耳を塞がせてもらったわ。今までのはある意味で練習。本番の前の前菜にすぎないの。そしてここからが本番……覚悟することね』クックック
深雪『どうせだからグラサンでも掛けてみるか』スチャッ
古鷹「あ、あれ? なんだか空気が変わったような?」
加古「んー?」モグモグ
瑞鶴「これも演出のうちなの?」
翔鶴「さ、さあ……。内容については二人に任せちゃったから」
叢雲『最後にして本番のテーマはこれよ』
深雪『みんなでぶっちゃけ! キライ(?)と見せかけて実は密かに司令官のことをスキな艦娘と言えば?! アーンド』
叢雲『一番新妻っぽい艦娘といえば?! のダブルテーマよ!』
艦娘一同『ッ??!!??!!』ガタッ
叢雲『最後は私たち艦娘だけの、そして司令官が対象のテーマよ。どうせだからみんな思いの丈をぶち撒けてみなさいな』
深雪『もちろん全員参加だぜー』
叢雲『さあ、みんな存分に"語り合いましょう?"』
瑞鶴「語り合おうと言っても……」
翔鶴「どうしたものかしら?」
瑞鶴「まあ最初の方については一人心当たりが……」チラリ
翔鶴「あはは……」チラリ
山城「最後がこんなテーマなんて……激しく不幸だわ」
扶桑「……山城。あなた本当は提督のこと好きよね?」
山城「ね、姉さまッ?! とと、突然何を」
艦娘一同『(扶桑さんが自ら切り込んでいった?!)』
山城「あの人のことなんて何も……っ。私は誰よりもまず姉さまのことを……!」アタフタ
扶桑「私も山城のことは第一に考えているわ。でも、それとは話が別なの。提督のことをいろいろ言ってる時のあなた、とても嬉しそうよ?」
山城「そそそそそそんなことは」マッカッカ
加古「……あ、でも提督に楽しそうに絡んでる山城さん見たことあるかも」
山城「ちょッ?!」
川内「私もあるかなー。だいたいは扶桑さんのことばかり話してるけど、所々に自分もっていうのがにじみ出てるというか」
瑞鶴「活躍した時とか、褒めてオーラが全開に出てるよね」ソウイエバ
山城「」チーン
扶桑「恥ずべき事ではないのよ山城。私たちは提督に救ってもらったと言っても過言ではないもの。程度は別にしても何もないとは思えないわ」
山城「ね、姉さまは……」
扶桑「私は好きよ。提督のこと。提督のためなら命をかけて戦えるくらい……もっとも、そんなことを言ったら怒られてしまうけれどね」
山城「………………」
扶桑「もちろん私たちだけじゃないわ。ここにいる全員……大なり小なり違いはあれど、好きじゃない子はいないはずよ」
山城「じゃ、じゃあ叢雲は……? あの子も結構キツイことを言うけど……」
叢雲「私? まあ恋愛感情かと言われると怪しい部分もあるけど、好きは好きよ。なんだかんだ私たちのことをイチバンに考えてくれてるしね。甘えたり甘やかしたりはしないけど」
扶桑「だそうよ?」
山城「他のみんなも……?」
大鯨「わ、私は提督には艤装のことで大変お世話になったので……。あと、私のことを認めてくれた初めての人でもありますし」
鳳翔「そうですね。確かに怒られてしまいますが、私も提督のためならばと言う思いはあります。同じ境遇として、翔鶴さんに神通さん、吹雪ちゃんも同じではないから?」
翔鶴「はい」
神通「は、はい!」
吹雪「もちろんです」
山城「………………」
山城「やっぱり不幸だわ……」
扶桑「本当にそう思うのかしら?」
山城「……私だって、素直になろうとは思いますよ。でもいざ目の前にすると」
扶桑「素直になれないって?」
山城「考えるよりも先に口が出ちゃって、それで……」
扶桑「ええ。そういう所も山城らしくて私は大好きよ。だから、少しずつでいいから、ね?」
山城「うぅ。どうしてこんなことに」マッカッカッカ
山城「……本当にあの人には聞かれてないのよね?」
叢雲「それは保証するわ」
山城「はぁ……わかったわかりました。私もあの人のこと好きです。そりゃそうでしょう初対面で……お荷物なんて言われてた私たちにあんなにも真剣になってくれたら……今でも変わらず私や扶桑姉さまのことを大事にしてくれたら何もない方がおかしいでしょ」
扶桑「(ニコニコ)」←"私や"の部分が先に来たことを喜んでる
山城「で、でも! 恋愛感情がどうのなんてのは言いませんからね! 私はあくまでも扶桑姉さま一筋ですから!」
扶桑「ええ。それで構わないわ。今のところはね」ニコニコ
山城「はぁっ。ココ最近でイチバンの不幸よ」グッタリ
叢雲「別名、素直じゃない艦娘イチバンは満場一致で決まりみたいなものよね。じゃあ、はい。くじをどうぞ」
山城「もうこうなったらヤケよ……砲でも魚雷でも航空機でも来なさいっての」ゴソゴソ
『(新)三式弾』ヨッ
山城「……三式弾ならもう持ってるわよ。はぁ、装備にすら……不幸だわ」
扶桑「(なんだか頭に新ってついてるけれど……?)」
山城「ちなみにだけど、普段おとなしい初雪とかはどうなってるの? 対象にならないのかしら」
初雪「……ん」ピトッ
提督「な、なんだ。誰か何か付けたのかっ? いやなんか抱きついてるような感覚があるんだが?!」ジタバタ
山城「……私の負けでいいわよもぅ」
初雪「んっ」フンス
山城「……さっ。次に行こうじゃないの。次はなんだっけ? 新妻イチバンでしょう? そりゃあもうこれだけ慕われてれば推薦いらずにイッパイ立候補も出てくるわよねぇ!」
古鷹「山城さん……」
加古「色んな意味で吹っ切れてるよねこれ」
川内「新妻っぷりかぁ。料理の上手な鳳翔さんか大鯨さん、それに秘書艦の翔鶴さんが思い浮かぶけど……」
那珂「あれ、川内ちゃん立候補しないの?」
川内「私ぃ? んー新妻っぽいかと言われると違うような。むしろ神通じゃないかな」
神通「え……っ?」ポッ
那珂「あー神通ちゃんも提督の事好きだもんねー」
神通「(わ、私が、新妻……なんだか、身体が火照ってきてしまいました……)」カアァァァァ
川内「そういう那珂は?」
那珂「那珂ちゃんはー、新妻にも憧れるけどまだまだみんなのアイドルでいたいし、みたいな☆」
時雨「立候補したいけど、鳳翔たちにはさすがに敵わないからね。だから僕は扶桑を推薦したいかな」
扶桑「わたし?」
時雨「いつだったか、提督と二人で縁側でお茶を飲んでた時があったよね。その時に見たんだけど、なんだかそんな感じがしたんだ」
扶桑「縁側、お茶というと……あの時かしら」
山城「姉さまがどんどん遠くに……」
五月雨「なんて言うか、やっぱり新妻って言われると大型艦の人たちが当てはまっちゃうよね」
涼風「そんなことないんじゃない? 駆逐艦でも新妻は務まるだろー」
五月雨「たとえば?」
涼風「ん? んー……あたい?」
五月雨「そんな冗談はいらないよ」
涼風「ひどっ! あたいだってヨメくらい務まるって」
村雨「なになに何の話? 村雨さんも混ざっちゃうわよ―」
五月雨「駆逐艦でも新妻ってできるのかなーって思って」
村雨「そうねぇ。敵う敵わないは別にしても、時雨なんて結構いけそうな気がするかな。あとは、吹雪ちゃんと白雪ちゃんあたりとか? あと意外と白露」
涼風「へっ白露? そりゃまたなんで」
村雨「甲斐甲斐しく接するだけが妻じゃないってことね。ほら、白露は気後れしない性格だし、持ち前の明るさで元気にしてくれると思わない?」
五月雨「明るさかぁ」
涼風「そう言われるとそんな感じも……?」
涼風「(っていうかそれでいくとむしろ村雨の方が適任なんじゃね?)」
白露「あれ? あたし妹から新妻へ昇格しちゃうの?」
夕立「あたしはー?」ッポイ?
山城「って言うかこれ、どうやって一番を選ぶのよ。まさか提督に……」
叢雲「そのことだけど、ここについては一番を決めることはしないわ。誰も選べないだろうし」
山城「じゃあなんのためにやったのよ」
叢雲「面白そうだから、かしら。みんなであれこれ話せていいでしょう」
山城「お、面白そうって」
叢雲「意外な一面も見られて、みんなも楽しめる。いいことヅクメじゃない」
山城「私は不幸でしか……まあいいわ。ここで嘘ついたってしょうがないもの」
叢雲「そうそう。せっかくの慰労会だもの。素直に楽しまなきゃ損だわ」
深雪「だよな! 美味しい料理は美味しい内に食べるのがいいんだよー」モグモグ
叢雲「……アンタは色気よりも食い気よね。らしいけど」
瑞鶴「うーん」
翔鶴「どうかしたの瑞鶴」
瑞鶴「一番は決めないって言ってたけど、結局のところ誰だったらみんなも納得するかなって」
翔鶴「誰でも納得するだろうし、誰でも納得しないんじゃないかしら」
瑞鶴「みんな提督さんのことが好きーって?」
翔鶴「えぇ」
瑞鶴「翔鶴姉ぇとしても負けられないよね」
翔鶴「そう、ね。負けられないわね」キュッ……
瑞鶴「ま、そのチョーカーを見る限り一人先行してるのは間違いないだろうけどねー」
翔鶴「………………」
そして宴は過ぎてゆく……
………………
…………
……
提督「何故か俺だけ最後に遮断されてしまったが……みんな楽しんでもらえたかな」
ハーイ!
提督「そろそろいい時間だし、名残惜しいがこの辺でお開きにしようと思う。今日この場を盛り上げてくれた深雪と叢雲には感謝を。そして拍手を送りたいと思う」
パチパチパチパチ
深雪「いやーなんのなんの。深雪さまにおまかせだって!」
叢雲「ま、当然よね」
提督「また明日からは遠征に戦いに、気を抜かずに取り組んでもらいたい。それについては細やかだが……俺からみんなへプレゼントを用意した」
プレゼント……?
ナンダロー
提督「みんな部屋に帰ってからのお楽しみってところだな。それじゃあ、また明日からも頑張っていこう」
艦娘一同『はいっ!』
………………
瑞鶴「提督さんからのプレゼントってなんだろうね。翔鶴姉ぇはなにか知ってる?」
翔鶴「ううん。むしろ提督からプレゼントってこと自体を今知ったくらいだわ」
瑞鶴「翔鶴姉ぇすらにもナイショだなんて……一体なんだろう」
翔鶴「提督は部屋へ帰れば分かるって言ってたけれど」
瑞鶴「プレゼントっていうくらいだから、なんか箱でも置いてあるのかな―」ガチャッ
翔鶴「……なにもない?」
瑞鶴「隠してあるのかな。でもそんな時間ないはずだし……あれ、この部屋ってこんなに快適だったっけ? 今日暑かったよね?」
翔鶴「えっ?」カイテキ?
瑞鶴「なんだか食堂にいるみたいな――――あ」
翔鶴「瑞鶴?」
瑞鶴「……空調ついてる」ウエユビサシー
あちこちの部屋から『空調だーっ!!!!!!』
提督「みんなお疲れさま。短い時間だったけど工事終わらせてくれてありがとう。料理は別に取っておいたからゆっくりとしていってくれ」
工廠妖精『はーい!』
提督「これで少しは生活が快適になるといいんだが」
工廠妖精2「提督さん。建造はしてもいいです?」モグモグ
提督「ん? ああ。正式に依頼はしたからね。いつでも始めちゃって構わない」
工廠妖精1「気合、入れて、いきます!」ワクワク
提督「うん。資材にも余裕が出てきたし、是非とも重巡や戦艦をたのむよ」
鎮守府に空調が完備されました
...finale
・・-・・鎮守府ハ今日モ健在ナリ・・・
……慰労会後
瑞鶴「はぁーいいお湯だったー。あぁ、火照った身体に空調の風が心地いい~」ドサーッ
瑞鶴「ねぇ翔鶴姉ぇ……あれ? 翔鶴姉ぇー? さっきまで一緒にお風呂いたのになあ」イナイ
―縁側―
翔鶴「さあ提督。一献」
提督「ああ。ありがとう翔鶴……ふぅ。やっぱりここで呑む酒は格別だなあ」
翔鶴「最近はお茶ばかりでしたからね」
提督「まったくだ。でも、そのおかげで今日は一層美味い。翔鶴が注いでくれたからってのもあるかな」
翔鶴「まあ、提督ったら」フフッ
提督「プレゼントは気に入ってもらえたかな」
翔鶴「驚きましたよ。工事はもっと先と伺っていたのですが……」
提督「実は妖精さんに頼んだんだ。資材だけ集めたら作れるって言うから大幅に節約できた。本当にありがたいことだよ」
翔鶴「そうだったんですか。じゃあ、私たちが食堂にいる間に?」
提督「うん。建物の主な部屋は全て空調が入った。これで暑くても寒くても平気だろう」
翔鶴「瑞鶴も喜んでいましたよ。今頃はお風呂上がりで涼んでいるかと」
提督「そう言えば翔鶴も浴衣だったな。湯あがり美人だ」
翔鶴「ふふっ。それはもう前に聞きましたよ――――提督、そばに寄ってもいいですか?」
提督「ん? あぁ」
翔鶴「慰労会の催し物にはビックリしましたね」
提督「いやはや。まさか皆の中から俺が一番を決めるとはね……。てっきり多数決にでもするかと思ったら」
翔鶴「でも、提督が決めてくれたおかげでみんなも喜んでましたし、結果的には良かったのでは」
提督「まあね。でも、中身は完全に投げてたから驚いたよ。正直決めにくかったというか」
翔鶴「提督は妹好きなんですよね」
提督「いや、あれは……」
翔鶴「鼻の下が伸びてました。デレデレです」ツーン
提督「そ、そんなはずは……」
翔鶴「私では妹にはなれませんか?」
提督「……そう、だな。妹にはなれないかな」
翔鶴「………………」
提督「むしろ妹になってしまったら俺が困る」ナデナデ
翔鶴「あっ……」
提督「うん。とても困るな」ナデナデ
翔鶴「………………」ギュッ
提督「なあ、翔鶴」
翔鶴「はい」
提督「えっと……月が綺麗だよな」
翔鶴「ここは死んでもいいって返すべきですが……縁起でもないのでまだ死ぬ気はありませんね」
提督「死なれちゃ困るさ」
翔鶴「だからその代わり――――――」
ふわっ……
提督「!」
翔鶴「ふふふっ。……本当に月が綺麗ですね。提督」ニコニコ
・・-・・・・-・・・・-・・
工廠妖精1「建造~建造~♪」ワクワク
工廠妖精2「さあ、ドンドンいくです!」ガチャコンガチャコン
工廠妖精3「建造こそがー我らのアイデンティティー!」
工廠妖精4「パパパッパッパッパ、パァウァー!!」
??『08:00:00』ピッ
To be Continued→?
鶴姉妹劇場これにておしまい! 長らくのご拝読ありがとうございました
設定とか伏線とか回収しきれてないので、そこら辺はその内どうにかします 具体的には来月辺り?
書き溜めないとストックが……
その時はまたお付き合いいただければ幸いです
設定とか伏線とか回収しきれてないので、そこら辺はその内どうにかします 具体的には来月辺り?
書き溜めないとストックが……
その時はまたお付き合いいただければ幸いです
乙です!
このSSの雰囲気がとっても良かったので次も楽しみにしてます!
このSSの雰囲気がとっても良かったので次も楽しみにしてます!
埋めます埋めます
雲龍「えっと……なんで私呼ばれたノ?」
提督「ま、普段出番がないからね」
雲龍「基本的には出番ない方がいいんだけどなア」
提督「まーな。普通の雲龍だったらレギュラーだっただろう」
雲龍「私、元深海棲艦だからネ。妹達や冬月たちモ」
提督「普段の生活の中で人知れず動きまわる艦隊がある……なかなかいいじゃないか」
雲龍「目立ちたいわけじゃないからネ。今のところハ」
提督「今のところって……」
雲龍「前にも言ったけれど、全部終わったら堂々と表には出るわヨ? 瑞鶴姉や鳳翔とも普通に会いたいし」
提督「正直なところ、やっぱり今の生活は嫌か?」
雲龍「うーン……全く嫌じゃないとはいえないけど、しょうがないとも思ってる、かナ?」
提督「不便をかけるよ。それに資源面ではお世話になりっぱなしだ」
雲龍「これくらいしか出来ないからネ」
提督「大変だろうけど、これからも頼むよ。天城たちにもよろしく言っておいてくれ」
雲龍「うん。わかったワ」
雲龍「えっと……なんで私呼ばれたノ?」
提督「ま、普段出番がないからね」
雲龍「基本的には出番ない方がいいんだけどなア」
提督「まーな。普通の雲龍だったらレギュラーだっただろう」
雲龍「私、元深海棲艦だからネ。妹達や冬月たちモ」
提督「普段の生活の中で人知れず動きまわる艦隊がある……なかなかいいじゃないか」
雲龍「目立ちたいわけじゃないからネ。今のところハ」
提督「今のところって……」
雲龍「前にも言ったけれど、全部終わったら堂々と表には出るわヨ? 瑞鶴姉や鳳翔とも普通に会いたいし」
提督「正直なところ、やっぱり今の生活は嫌か?」
雲龍「うーン……全く嫌じゃないとはいえないけど、しょうがないとも思ってる、かナ?」
提督「不便をかけるよ。それに資源面ではお世話になりっぱなしだ」
雲龍「これくらいしか出来ないからネ」
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