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元スレ瑞鶴「目標、母港執務室の提督……と翔鶴姉ぇ!」
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・・-・・瑞鶴ト提督2・・・
瑞鶴「ねえねえ提督さん」
提督「なんだ?」
瑞鶴「鳳翔さんとはどういう関係なの?」
翔鶴「」ピタッ
提督「すまん。言ってることの意味がわからないんだが……それは、上司と部下以外の答えを期待して、だよな?」
瑞鶴「うん」トウゼンッ
翔鶴「………………」
提督「ふむ。一言では言い表せないが、酒を飲む仲、静かに語り合う仲、かな。というか瑞鶴、あの夜見てただろ?」
瑞鶴「てへっ」バレテタ!
翔鶴「……提督。あの夜、とは何ですか?」ユラ~リ……
提督「二三日前に満月が綺麗な夜があっただろう? あの時にちょっと縁側で鳳翔と、な」
翔鶴「具体的にお願い致します」ゴゴゴゴゴ
提督「お、おいどうした翔鶴? なんかキラキラとは間逆なものが見えるような気がするんだが……」
翔鶴「頭にきました」カガッ
翔鶴「ダイタイテイトクハイロンナコニイロメヲツカイスギデス!」
提督「色目って……。お、俺は艦娘達との円滑なコミュニケーションをだなぁ……!」
翔鶴「ジャアワタシトモモットコミュニケーションヲトッテクダサイ!」トイウカ カマッテ!
提督「翔鶴、落ち着けって……!」
翔鶴「ワタシハレイセイデス!」
瑞鶴「うわー。あんな翔鶴姉ぇ初めて見たかも」イガイナ
瑞鶴「お酒はいらないけど、提督さんとゆっくりお話するのも楽しそうだな―」
瑞鶴「……何よりこの場で一人置いてきぼりなのもつまんない」
瑞鶴「てぇーとくー! 瑞鶴も構ってよー!」
提督「ず、瑞鶴まで?! ちょ、二人共落ち着けって……!」
翔鶴「テイトク! ハナシハマダオワッテマセン!!」
鶴姉妹と提督の夜の席が(半ば強制的に)セットされました
本日は以上です
誕生日=の解釈はそれぞれあると思いますので特に言及はしません
でも……一人三回もあると提督たちは大変だな!(財布的な意味で)
誕生日=の解釈はそれぞれあると思いますので特に言及はしません
でも……一人三回もあると提督たちは大変だな!(財布的な意味で)
・・-・・ズルイ・・・
扶桑「翔鶴たちだけ……ずるいわ」
古鷹「私ももっと提督とお話したいです」
川内「そろそろ」ヤセン!
神通「わ、私たちにも……」オドオド
那珂「出番を―!!」ナカチャンダヨー
吹雪「司令官、私の事忘れてませんよね?!」
時雨「提督、雨を見ながら静かに語らうのはどうだい?」
以後、皆かわりばんこで提督との時間を設けることになったそうです
本日は以上ですが、ここで一つ
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで、この艦娘とのイベントが欲しいなどを募集しようかなと
募集した内容は週のどこかで載せます(いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
<<駆逐艦以外は縁側での夜の席、駆逐艦は日中でのふれあいとなります>>
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
どのくらいの方に見てもらってるかわからないので、とりあえずは
↓2 ↓5 の方にします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで、この艦娘とのイベントが欲しいなどを募集しようかなと
募集した内容は週のどこかで載せます(いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
<<駆逐艦以外は縁側での夜の席、駆逐艦は日中でのふれあいとなります>>
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
どのくらいの方に見てもらってるかわからないので、とりあえずは
↓2 ↓5 の方にします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
最初は鳳翔と古鷹、かな?
今回は展開上平日スタートでしたが、次回以降は日曜日辺りに募集して平日投下にしてみます
募集したものは本編とあわせて投下いたしますので、明日以降お楽しみに
では、またよろしければお付き合いください
今回は展開上平日スタートでしたが、次回以降は日曜日辺りに募集して平日投下にしてみます
募集したものは本編とあわせて投下いたしますので、明日以降お楽しみに
では、またよろしければお付き合いください
・・-・・翔鶴ト瑞鶴4・・・
瑞鶴「いやーまさか提督さんのことで翔鶴姉ぇがあんな風になるとはねー」
翔鶴「き、嫌われたりしてないかしら」アワアワ
瑞鶴「いやいや大丈夫でしょ。翔鶴姉ぇをキライになるとかありえない」
翔鶴「……私ったら、ついはしたない事を」
瑞鶴「翔鶴姉ぇさ、提督さんのこと好きでしょ?」
翔鶴「」ボッ
瑞鶴「うん。わかりやすい反応ありがと」
翔鶴「」プシュー
翔鶴さんは初心
お題:鳳翔さんと星を眺めながらの一杯
・・-・・鳳翔ト夜ノ席1・・・
鳳翔「さあ提督、どうぞ」オツギシマス
提督「ありがとう……んっ、ふぅ。やっぱり静かなところで呑む酒は最高に美味いな」
鳳翔「そうですね。特に今日は良い星が出ています」
提督「雲もないし抜群の眺めだな。こりゃあ、月見酒ならぬ星見酒と言ったところか」
鳳翔「星空を肴にお酒というのも、なんだか風流ですね」
提督「全くだ。ついつい呑み急いでしまうよ」
鳳翔「あまり呑み過ぎないでくださいね」
提督「はははっ。酔ったらせっかくのこの時間が台無しになるからな。鳳翔にも迷惑がかかってしまう」
鳳翔「私は気にしませんよ」
提督「俺がするんだ。それに、この場では鳳翔にも仕事を忘れて寛いでいてもらいたい」
鳳翔「提督……」
・・-・・鳳翔ト夜ノ席1・・・
鳳翔「さあ提督、どうぞ」オツギシマス
提督「ありがとう……んっ、ふぅ。やっぱり静かなところで呑む酒は最高に美味いな」
鳳翔「そうですね。特に今日は良い星が出ています」
提督「雲もないし抜群の眺めだな。こりゃあ、月見酒ならぬ星見酒と言ったところか」
鳳翔「星空を肴にお酒というのも、なんだか風流ですね」
提督「全くだ。ついつい呑み急いでしまうよ」
鳳翔「あまり呑み過ぎないでくださいね」
提督「はははっ。酔ったらせっかくのこの時間が台無しになるからな。鳳翔にも迷惑がかかってしまう」
鳳翔「私は気にしませんよ」
提督「俺がするんだ。それに、この場では鳳翔にも仕事を忘れて寛いでいてもらいたい」
鳳翔「提督……」
提督「本当ならこれだけでなく、もっといろいろと労うべきなんだがなぁ」
鳳翔「いいえ。もう十分に頂いていますよ。私はこの場に、この鎮守府にいることが何よりも幸せです」
鳳翔「これ以上なにかを頂いたら、他の子達に申し訳ないです」
提督「……そうか」
鳳翔「はい」ニコニコ
提督「でも、せめて酌ぐらいはさせてくれ。一人で呑む酒は美味しくない」
鳳翔「まあ。さっきは静かなところで呑むお酒は美味しいと仰っていたのに?」クスクス
提督「……これは一本取られたようだ」マイッタナァ
鳳翔「ふふふ―――あ、流れ星……」
提督「む。見逃したか……」
鳳翔「ほんの一瞬でした。願い事もできませんでしたね」
提督「じゃあ、その代わりに俺が願いを聞いてあげよう。叶うかどうかは別だけど」
鳳翔「あら、そんなことを言ってしまってよろしいんですか?」
提督「もちろん。鳳翔なら妙なことを言わないってわかってるから」
鳳翔「ふふふっ。そうですね……では、こういたしましょう」ピトッ
提督「ほ、鳳翔……?」
鳳翔「ちょっと夜風で身体が冷えてしまったようです。ですから、今だけ提督の温もりに甘えようかと」ウデクミー
提督「……ここでお酒を呑めば温まるだなんてのは無粋だな」
鳳翔「ふふっ」
穏やかな夜は、ゆっくりと流れていく……
本日は以上です
お題はこんな所でいかがでしょうか
古鷹の分は明日か明後日までお待ちください
……デイリー建造で何と三隻が吹雪だったんだが、これは何かのフラグか???
それとも吹雪をメインに何か書けと主人公さんサイドからの圧力か???
お題はこんな所でいかがでしょうか
古鷹の分は明日か明後日までお待ちください
……デイリー建造で何と三隻が吹雪だったんだが、これは何かのフラグか???
それとも吹雪をメインに何か書けと主人公さんサイドからの圧力か???
今回もほんわかした。 吹雪さんが三体同時に完成とかの話もみてみたい
カオスにしかならなそうだけど
カオスにしかならなそうだけど
乙デース
春は桜、夏は星、秋は月、冬は雪
それだけで酒は旨いものだ
と某師匠が言ってたの思い出したな
春は桜、夏は星、秋は月、冬は雪
それだけで酒は旨いものだ
と某師匠が言ってたの思い出したな
お題:古鷹さん
・・-・・古鷹ト夜の席1・・・
古鷹「な、なんだか不思議な感じがします」
提督「ん?」
古鷹「いつもなら部屋に戻っている時間に、提督と二人でいるなんて……」キンチョウスル
提督「まあそんな気負わなくていいよ。ここは、肩肘張らずにゆっくりと語らう場として作ったんだ」
古鷹「そうなんですか?」
提督「ああ。だから古鷹も寛いでいってくれ。せっかくだからとお茶を用意したんだ。濃い目に淹れてあるからゆっくりと味わってみてくれ」
古鷹「あ、はい。いただきます」
提督「ふむ……。普段はお茶でなく酒なんだが、こう言うのもアリだな。一際ゆったりと時間が流れる気がする」
古鷹「そう、ですね。夜空を見ながら縁側に腰掛けてお茶を飲んでいると、心が落ち着くようなそんな気分になります」
提督「戦ってばかりでは気も滅入るからな。気分転換は必要だよ」
古鷹「ふふふ」ニコニコ
・・-・・古鷹ト夜の席1・・・
古鷹「な、なんだか不思議な感じがします」
提督「ん?」
古鷹「いつもなら部屋に戻っている時間に、提督と二人でいるなんて……」キンチョウスル
提督「まあそんな気負わなくていいよ。ここは、肩肘張らずにゆっくりと語らう場として作ったんだ」
古鷹「そうなんですか?」
提督「ああ。だから古鷹も寛いでいってくれ。せっかくだからとお茶を用意したんだ。濃い目に淹れてあるからゆっくりと味わってみてくれ」
古鷹「あ、はい。いただきます」
提督「ふむ……。普段はお茶でなく酒なんだが、こう言うのもアリだな。一際ゆったりと時間が流れる気がする」
古鷹「そう、ですね。夜空を見ながら縁側に腰掛けてお茶を飲んでいると、心が落ち着くようなそんな気分になります」
提督「戦ってばかりでは気も滅入るからな。気分転換は必要だよ」
古鷹「ふふふ」ニコニコ
提督「古鷹と、今はここにいない加古とも、もう結構な付き合いになるなあ」
古鷹「私たちがこの鎮守府最初の大型艦でしたしね。でも、まさか今でも重巡は加古と二人だけだとは思いませんでした」
提督「本当なら戦力拡大とかするべきなんだろうけどな……。どうしても頼る場面が多くなってしまって申し訳ない」
古鷹「いいえっ。むしろ感謝しています。私たちも、まだまだお役に立てると思うと」
提督「古鷹たちほど頼りになる重巡はいないと思うよ。あの見えない糸で繋がっているかのような連携は他の誰も真似できないだろう」
古鷹「……今だから言えますが、あれは私たちが生き残るために二人で考えたんです。後に生まれた人たちと比べると、どうしても戦力的に劣りますので」
提督「………………」
古鷹「でも、突撃こそ重巡の誉とも思うんです。戦艦のように華はなくてもいい。泥臭く生き、軽巡や駆逐艦を率いて敵陣に突っ込む――これが重巡洋艦なんだって」
提督「そう言えば、二人は夜戦も好きだったな」
古鷹「はい。さすがに川内さんほどではありませんが」
提督「いつだったか、夜襲をかけた時は川内型をも上回る戦果をあげていたなあ。あの時は驚いたものだよ」
古鷹「私たちだって、まだまだやれば出来るんですよ。戦力の低さは技と気合で補います」
提督「はははっまったくだ。これからも、最新型が強いわけではないってことを皆に知らしめてやってくれ。古鷹と加古こそが最も勇敢な重巡だって、な」
古鷹「はい」
提督「でも、これだけは約束してくれ。絶対にここに還ってくるってな」ナデナデ
古鷹「あっ……て、提督」カアァァァァ
提督「どんなに戦果をあげても、沈んでしまったら元の子もない。さっき古鷹が言ったように、泥臭くなってもいいから絶対に還ってきてくれ」ナデナデ
古鷹「……はい。約束します」
提督「ありがとう。もちろん、沈まないための作戦は俺がこれからもしっかりと考えるから」
古鷹「はい。じゃ、じゃあ……あの」
提督「うん?」
古鷹「か、還ってきたらまた……加古と一緒にお昼寝したり、頭を撫でてもらっても、いいですか?」ウワメヅカイ
提督「あぁ。もちろんだ」ナデナデ
古鷹型だって、まだまだやれるのです
・・-・・翔鶴ト提督4・・・
翔鶴「提督、遠征部隊が帰投しました」ガ……
提督「またか」
翔鶴「はい」マタデス……
提督「で、今度はなんと言ってきてるんだ?」
翔鶴「えっと
『扶桑さんたちが敵艦隊と交戦するって聞いたんで、近くにいたから先に傷めつけておきました!
完全な薄暮奇襲だったからこっちは無傷だったよ。次はもう一回ピンポンダッシュしてきます!』
と……」
提督「……だから扶桑たちが不思議がっていたのか」アト ハクチコウゲキト イッテホシイ……
翔鶴「それであの、今回なんですけど」
提督「なんだ? また後光がさしてたのか?」
翔鶴「今回は虹色のようなものが見えました」
提督「」
瑞鶴「ねえ、だから誰なのその人達?」イイカゲンオシエテ!
泊地攻撃=ピンポンダッシュ(奪取)
注意:いつもと空気がガラリと変わります ご注意ください
・・-・・艦娘ハ大鯨ノ夢ヲ見ルカ・・・
提督『ああ。遂にこの時が来てしまった』
提督『戦力増強命令、か。この鎮守府にそんな余裕など無いというのに』
提督『しかも早急に四隻建造すべしとは。こっちの都合も知らないでまったく』
提督『……しかし命令には従わねばならぬ。仕方がないか』
提督『ちょっと工廠まで行ってくる。留守を頼んだよ』
パタン……
???『………………』
・・-・・艦娘ハ大鯨ノ夢ヲ見ルカ・・・
提督『ああ。遂にこの時が来てしまった』
提督『戦力増強命令、か。この鎮守府にそんな余裕など無いというのに』
提督『しかも早急に四隻建造すべしとは。こっちの都合も知らないでまったく』
提督『……しかし命令には従わねばならぬ。仕方がないか』
提督『ちょっと工廠まで行ってくる。留守を頼んだよ』
パタン……
???『………………』
提督『――と言うわけで、久しぶりの建造はドック4つをフル稼働させることになった。すなまいが協力してもらえるか』
妖精?『了解です! それで、どんな配分で造りますか?』
提督『本来なら各種資源を調整して望むところだが、そんな余裕はウチにない。最低限の資源で揃えようと思う』
妖精?『んー、となると最大で重巡までですね』
提督『この際構わないよ。上にはうまく行かなかったとでも報告するさ』
妖精?『では、この資源で承りました! 少ししたらまた来てみてください』
提督『ああ。それじゃあそこら辺を歩いてくるから、よろしく頼んだ』
スタスタスタ……
妖精?『……うけたまわりました』
提督『そう言えば、鎮守府の周りを歩くなんて久しぶりだなあ』
吹雪?『あれ、司令官! お疲れさまです!』
提督『おー。吹雪じゃないか。どうしたんだ?』
吹雪?『ちょっと海を見ていました。もう出撃や遠征がないものですから』
提督『そうか。確かに真っ赤に染まってキレイだもんな』
吹雪?『司令官は?』
提督『上からセッツカれて、したくもない建造をな……今頃ドックでは新たな艦娘が生まれようとしているよ』
吹雪?『今度はどんな子が来ますかね。私の姉妹たちだったら嬉しいです』
提督『ははは。そう言えば吹雪は一番上のお姉さんだったな』
吹雪?『はい! 世界をあっと言わせた特型一番艦です!』
提督『吹雪の活躍もあって今の平和を取り戻せたと言ってもいい。ありがとう』
吹雪?『いえ、そんな……私なんて』
提督『平和にはなったけど、これからも頼むよ』
吹雪?『はい!』
提督『じゃあ、俺はぼちぼちドックの様子でも見てくるかな』
吹雪?『私はもう少しここから海を見てます』
提督『ああ、それじゃあ』
吹雪?『はい』
カーン カーン
提督『建造はどんなものかな』
妖精?『あ、提督さん。もうまもなく完成ですよ』
提督『おぉ早いな。でも、と言うことは……』
妖精?『やはり駆逐艦でした』
提督『まあ最低量だから仕方ないだろう。報告さえしてしまえば問題ない』
妖精?『……あ、そろそろ終わりますね』
提督『では、俺自らが迎えるとするかな』
???『はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!』
提督『…………は?』
吹雪?『え?』
提督『いや……吹雪?』
吹雪?『はい、そうですが……?』
提督『(ど、どうなってるんだ? 吹雪だって? 吹雪なら既にウチにいるはず。なのに、どうして……?)』
妖精?『提督さん、二隻目も完成ですよ』
???『はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!』
提督『はぁ?!』
吹雪2『あ、あなたも同じ吹雪なんだ。よろしくね』
吹雪1『うん。こちらこそよろしく!』
提督『いやいやいやいやいや! おかしいだろう?!』
吹雪1・2「「おかしい、ですか?」」
提督『な、なな……』ガタガタガタ
チョンチョン
提督『?!』ガバッ
???『はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!』
提督『――――――ッ?!』
吹雪1『あなたも吹雪! うわぁすごいなあ』
吹雪2『三人いっぺんに揃うのって初めてじゃないかな?』
吹雪3『私も初めて!』
提督『そんな、そんなバカな……吹雪が、吹雪が……!』
キャアァァァァァァァァァ!!!
提督『な、なんだこの悲鳴は?!』
吹雪?『し、しれいかん……』ズルッ……ズルッ……
提督『ふ、吹雪! どうしたんだその怪我?! というか、腕が……』
吹雪?『うみを、見ていたら……急に深海棲艦が……うぐっ!』
提督『し、しっかりしろ吹雪! いますぐドックに――』
吹雪?『だ、大丈夫ですよ』
提督『そんなわけあるか!』
吹雪?『だって、しれいかん……そこに、いるじゃないですか……ワタシガ』
提督『?!』
吹雪1『だいじょうぶ?』
吹雪2『うわぁ。右腕がなくなっちゃってる。代わりに私のをあげようか?』
吹雪3『だいぶ血を失ってるだろうし……私たちがワケてあげる』
ブチブチッ プシアァァァァァ
提督『うそだ……そんな……こんなの……』
吹雪1・2・3『シレイカン! モウダイジョウブデスヨ!』
吹雪?『――ダカラ、イッタジャナイデスカ』ニコォ
提督『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
???『―――かん! ――れいかん!』
提督「うわあぁっ?!」ガバッ
吹雪「きゃあっ?!」ビクッ
提督「はぁっ……はぁっ……」
吹雪「だ、大丈夫ですか? 司令官……」
提督「あ、あぁ……ゆ、ゆめか」
吹雪「だいぶうなされていたようですが……」
提督「だ、大丈夫だ。ちょっと夢見が悪くてな。ふぅ……」
吹雪?『お、お茶でもお持ちしますか?』
提督「ひいぃっ?!」ガタガタッ
吹雪「し、司令官?!」
提督「ふ、吹雪が……吹雪が、二人……!」カタカタカタカタ
磯波「あの、本当に大丈夫ですか……?」オロオロ
提督「あ、ああ……磯波かぁ。よっ良かった……」グッタリ
磯波「て、提督……?」セナカヲサスル
提督「すまない磯波。それに吹雪も。夢のせいで混乱してしまった」フゥ……
吹雪「なんだか、司令官がここまで慌てているのを見たのは初めてな気がします」
磯波「私もです」
提督「いやぁ、ははは……。みっともないところを見せてしまったな」
提督「(だよなあ。あんな事現実に起こるなんてありえないって。俺、疲れてるのかな……)」
提督「それで、二人ともどうしたんだ?」
吹雪「はい。もし司令官がよろしければ、一緒にお茶でも飲みませんかというお誘いです!」
磯波「今日は、私と吹雪ちゃんが勝ったので……。それで、宜しかったら」
提督「……なるほど。そういう事なら大賛成だよ。ちょうど喉がカラカラでカラカラで」
吹雪「では、食堂に行きませんか? 冷たい麦茶があるはずですから」
提督「うん。そうしようか。ついでに二人には口止めとして間宮さんのアイスでもご馳走しようかな」
吹雪「いいんですか?!」ヤッター!
磯波「嬉しいです!」
提督「その代わり、このことは誰にも内緒だぞ?」
吹雪「はい!」
磯波「三人だけの秘密、ですね」
トコロデ ドンナユメダッタンデスカ?
ソレハヒミツダ
エー、オシエテクダサイヨー!
……パタン ハラリ
『戦力増強依頼書』
たまにはこんなお話を……
以上、一辺に吹雪が三隻揃ったら……の勢いだけで書いたモノでした
みんな飛龍と大鯨(龍鳳)に忙しいだろうからここまで!
ところで、どうして友永隊だけ名指しで……?
制空の岡嶋隊や艦爆の小林隊だっていたでしょうにー
蒼龍だったらやっぱり艦爆の江草隊だろうなあ……
みんな飛龍と大鯨(龍鳳)に忙しいだろうからここまで!
ところで、どうして友永隊だけ名指しで……?
制空の岡嶋隊や艦爆の小林隊だっていたでしょうにー
蒼龍だったらやっぱり艦爆の江草隊だろうなあ……
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