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元スレ瑞鶴「目標、母港執務室の提督……と翔鶴姉ぇ!」
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書いてほしいのは以下
海開きで艦娘たちが水着談義
念願のクーラーが各部屋に配備
海開きで艦娘たちが水着談義
念願のクーラーが各部屋に配備
夏の海に鉄の塊背負ってたり持ってたりする艦娘
黒系金属だからすぐにあっつあつになって火傷しそうだよな……と昼間自転車に触って思ってたけどネタになるかな?
黒系金属だからすぐにあっつあつになって火傷しそうだよな……と昼間自転車に触って思ってたけどネタになるかな?
乙。前向きでひたむきな扶桑姉さまって凄く綺麗だよね(山城並
たぶん艤装つけてる間は艤装とかからの熱はシャットアウトできるんじゃない?でないと大火傷する気が
たぶん艤装つけてる間は艤装とかからの熱はシャットアウトできるんじゃない?でないと大火傷する気が
※ちょっと独自解釈が強めにつき、予めご承知おきの程を
・・-・・真・鯨と龍・・・
提督「では、本日の南西諸島進撃作戦のメンバーを発表する」
提督「第一艦隊旗艦は扶桑だ。皆を率いて暴れまわってきてくれよ」
扶桑「はい。旗艦任務、拝命いたします」
提督「航空戦力は二名をあてる。まずは瑞鶴。航空戦の指揮は任せたぞ」
瑞鶴「了解。まかせて!」
提督「そしてもう一名は――――大鯨、初出撃だがよろしく頼む」
大鯨「は、はい!」ガンバリマス!
一同「えっ?」
提督「続いて護衛役は……」
瑞鶴「ちょ、ちょっと待ってよ提督さん。航空戦力に大鯨? 翔鶴姉ぇや鳳翔さんじゃなくて?」
提督「ああ。今回は瑞鶴と大鯨の二人だ」
瑞鶴「いやでも……大鯨は潜水母艦……」
提督「言ってることはわかるが、大鯨は立派な"航空戦力"だ。ちゃんと飛行甲板装備してるだろう?」
瑞鶴「えっ―――あ、ホント」カタニ ソウビシテル……
提督「もちろん、航空機だってちゃんと発艦させられる。ちょっと不慣れな部分が残るが、そこは瑞鶴に補ってもらうことになるな」
大鯨「瑞鶴さん。ご迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いいたしますね」
瑞鶴「あ、うん。それは……いいんだけどさ。あれ? と言うことは大鯨って龍鳳……?」
提督「いや、大鯨のままだ」
大鯨「はい」ニコニコ
瑞鶴「でも、空母?」ンン???
提督「まあ、ちょっと本気を出してみたわけだ」
・・-・・真・鯨と龍・・・
提督「では、本日の南西諸島進撃作戦のメンバーを発表する」
提督「第一艦隊旗艦は扶桑だ。皆を率いて暴れまわってきてくれよ」
扶桑「はい。旗艦任務、拝命いたします」
提督「航空戦力は二名をあてる。まずは瑞鶴。航空戦の指揮は任せたぞ」
瑞鶴「了解。まかせて!」
提督「そしてもう一名は――――大鯨、初出撃だがよろしく頼む」
大鯨「は、はい!」ガンバリマス!
一同「えっ?」
提督「続いて護衛役は……」
瑞鶴「ちょ、ちょっと待ってよ提督さん。航空戦力に大鯨? 翔鶴姉ぇや鳳翔さんじゃなくて?」
提督「ああ。今回は瑞鶴と大鯨の二人だ」
瑞鶴「いやでも……大鯨は潜水母艦……」
提督「言ってることはわかるが、大鯨は立派な"航空戦力"だ。ちゃんと飛行甲板装備してるだろう?」
瑞鶴「えっ―――あ、ホント」カタニ ソウビシテル……
提督「もちろん、航空機だってちゃんと発艦させられる。ちょっと不慣れな部分が残るが、そこは瑞鶴に補ってもらうことになるな」
大鯨「瑞鶴さん。ご迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いいたしますね」
瑞鶴「あ、うん。それは……いいんだけどさ。あれ? と言うことは大鯨って龍鳳……?」
提督「いや、大鯨のままだ」
大鯨「はい」ニコニコ
瑞鶴「でも、空母?」ンン???
提督「まあ、ちょっと本気を出してみたわけだ」
―数日前 執務室―
翔鶴「提督、工廠妖精から例の物が完成した、と連絡を受けていますが……」
提督「お。ついに出来たかぁ。さすが妖精さん」
翔鶴「なにか開発されたのですか?」
提督「まあな。種明かしをする前に、悪いが大鯨を呼んできてもらえるか?」
翔鶴「はぁ。わかりました」
提督「その間に俺は受け取ってくるから」
……
…………
………………
翔鶴「提督、大鯨さんをお連れしました」
ガチャッ
大鯨「失礼します。提督、お呼びですか?」
提督「ああ。実は大鯨にイイモノを用意したんだ。早速だがこれを見てくれ」
翔鶴「こ、これは……」
大鯨「飛行甲板、ですか?」
提督「うむ。ぜひ大鯨に使って欲しい」
大鯨「えっ? と言うことは……」カイソウ?
提督「いやいや。改装はしない。今のままで装備する形になる」
大鯨「で、でも今の私は潜水母艦ですよ? 装備できない……」
提督「……と思うだろう? まあモノは試しと装備してみてくれ」
大鯨「は、はあ……ゴソゴソ……あれ?」アレレ?
提督「どうだ? なんの違和感もないだろう?」
大鯨「あれ、私、潜水母艦のはずなのに??? え、あれ?」
翔鶴「提督。どういう事ですか?」
提督「実はちょっと前から妖精さんと相談しててね。大鯨が今のままで航空戦力化出来ないかなって」
翔鶴「それで……できちゃった、と?」
提督「うん。さすがは妖精さんだ」
翔鶴「でもどうしてですか? こんな事をされなくとも大鯨さんは改装すれば空母になりますよ」
提督「もちろんその事は理解しているよ。でも、改装をするとしてだ。大鯨自身がそれを望んでなかったらどうかな」
翔鶴「えっ?」マサカ
大鯨「………………」
提督「改装すれば空母となり、戦力も大幅に向上する。でも、じゃあ何故最初から空母でなかったのか。潜水母艦である意味は?」
翔鶴「えっと……」
提督「元となったフネ由来についてはこの際置いておくとしてだ。俺は大鯨が今の姿で艦娘になったのには理由があるからだと考えてる。大鯨がそうありたいと願ったからかもしれない。なら、それを尊重するのが提督ってもんだ」
翔鶴「提督……」
提督「でも、戦力という意味では不安に思っていることも聞いていたんだ。潜水艦の配備されていないこの鎮守府で、今のままで自分は役に立てるのかって」
提督「そこでこれだよ。大鯨が大鯨のままで、それでいて改装後の空母として活躍できるように作った特別製。たぶん他じゃあ絶対にできないはずだ」
大鯨「特別製……?」
提督「妖精さんが言うには、違和感なく使えるはずだと。大鯨さえ良ければ、ぜひ使ってほしい」
大鯨「……一つだけ、いいですか?」
提督「うん?」
大鯨「もし……私が、これを、使いたくないと言ったら……?」オドオド
提督「その時はしょうがないさ。妖精さんには悪いがこれは解体するよ」
大鯨「む、無理に改装したりとかはしないんですか?」
提督「もちろん。戦力としては改装した方が向上するのはわかっていても、本人の意志に反することを強制するつもりはないよ。本心から望まない限りはね」
大鯨「………………」
提督「どうかな。使ってもらえるかな」
翔鶴「大鯨さん……」
大鯨「――わかりました。喜んで、装備いたします!」
提督「そうか。それは良かった」
大鯨「提督。こんな私を、生まれたままの姿で使ってくれて本当にありがとうございます。私、いつまでも提督といっしょに……!」
・・-・・・・-・・・・-・・
提督「では、編成は以上だ。準備なり次第出撃してくれ」
『はい!』
瑞鶴「ね、ねぇ大鯨。本当に大丈夫なの……?」
大鯨「えぇ。お任せくださいっ」
瑞鶴「でもまさか、大鯨が空母なんてねぇ」
大鯨「そうですね。私も、未だに実感がわきませんから」
瑞鶴「気分悪くしちゃうかもしれないけど、大鯨は龍鳳になりたくなかったの?」
大鯨「……もしかしたらそうかもしれませんね。せっかく大鯨と名付けられたのに、その名前は空母になるまでの仮のもの。なら私は……潜水母艦大鯨はなんだったんだろうって、思っていたのかもしれません」
瑞鶴「……そっか」
大鯨「でも、だからと言って龍鳳が嫌いなわけでもないです。空母としての私も大切。提督は、そんな私のわがままを叶えてくれたんです」
瑞鶴「あっさり認めちゃう提督さんも凄いけど、作っちゃう妖精さんも凄いというか……」
大鯨「ですね」クスクス
山城「瑞鶴、大鯨。準備はいいかしら?」
瑞鶴「うん! バッチリ。大鯨は」
大鯨「はいっ。私も大丈夫です」
山城「じゃあ、そろそろ出撃しましょう。二人とも偵察機を準備しておいてね」
瑞鶴「オッケー。んじゃあいっちょ行ってきますか」
大鯨「はい。"空母大鯨"出撃します!」
個人的に、龍鳳よりも大鯨派
本日は以上です
↑の山城さんは誤字でも何でもなく山城さんです
扶桑姉さまと離すと大変だから!
あと、今週もイベントの募集をいたします
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで『この艦娘とのイベントが欲しい』などありましたらお寄せください
募集した内容は近いうちに載せます (いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
夜の席希望の場合は添えていただけると助かります
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
潜水母艦
・大鯨型 大鯨
↓2 ↓5 の方お願いします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
↑の山城さんは誤字でも何でもなく山城さんです
扶桑姉さまと離すと大変だから!
あと、今週もイベントの募集をいたします
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで『この艦娘とのイベントが欲しい』などありましたらお寄せください
募集した内容は近いうちに載せます (いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
夜の席希望の場合は添えていただけると助かります
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
潜水母艦
・大鯨型 大鯨
↓2 ↓5 の方お願いします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
吹雪で
そういや、扶桑型は2隻とも航空戦艦って表示しないの?
そういや、扶桑型は2隻とも航空戦艦って表示しないの?
今回は那珂と瑞鶴ということで
あとはいくつかネタをいただけたので鎮守府のメンバーで使えそうな部分を……
なるべくお盆までには揃えられるように致します
8/1と15は固定イベントということで ……嗚呼、結果次第で胃が痛く
>>663
大分類で分けただけなのでそのままにしてます
仮にこの鎮守府に装甲空母がきても、同様に空母のカテゴリのままかと
あとはいくつかネタをいただけたので鎮守府のメンバーで使えそうな部分を……
なるべくお盆までには揃えられるように致します
8/1と15は固定イベントということで ……嗚呼、結果次第で胃が痛く
>>663
大分類で分けただけなのでそのままにしてます
仮にこの鎮守府に装甲空母がきても、同様に空母のカテゴリのままかと
そりゃあもうこの鎮守府の妖精さんなら震電改とか流星改とか余裕ですよ
・・-・・大艦巨砲……?・・・
提督「ふむ……」
翔鶴「どうしました提督」
提督「いやな。今頃になって軍令部がこんなのを送ってきたんだ」ピラッ
翔鶴「えっと……戦艦の主砲装備による命中率について?」
提督「なんでも新しく判明したとか。まったくこんな重要な事を……」ブツブツ
翔鶴「艦に適した主砲でない場合、命中率に影響あり……ですか」
提督「下にリストがあるだろう? それによると扶桑・伊勢型に適した主砲は35.6センチ。初期装備までだ。41センチまでは許容範囲らしいがウチの扶桑たちは……」
翔鶴「妖精さんが作った46センチ砲装備、ですね」
提督「小型の分には問題ないらしいが、大型となると命中率に結構な差が出ているようだ。くそっこんな事わかってたら装備させなかったのに!」
翔鶴「提督……」
提督「翔鶴はどう思った。一緒に出撃して扶桑たちの砲撃を間近で見ていた者としては」
翔鶴「うーん、私個人的には前と比べて特別悪くなったという印象は受けていないんですが……」
提督「こればっかりはいざと言うとき命取りになりかねないし本人たちにも聞いてみた方がいいな。悪いが二人を呼んできてもらえないか」
翔鶴「は、はいっ」
翔鶴「お二人をお連れしました」
扶桑「提督、お呼びでしょうか?」
山城「急にどうかしたの?」ナニゴト?
提督「早速だが二人とも。この間換装した46センチ砲の調子はどうだ?」
扶桑「主砲、ですか?」
山城「別に、なんともないけど……」
提督「軍令部からの情報では、扶桑たちに46センチ砲を装備させると、命中率が悪化するみたいなんだ」
扶桑「まぁっ」
山城「そうなの?」
提督「その上で聞きたいが、換装以来変わったこととかってあるか? ちゃんと狙ってるのに当たりにくくなったようなとか、そんなのでいいんだ」
扶桑「変わったこと、ですか……」チラリ
山城「んー、そうですねぇ……」チラリ
扶桑「特に無いですね」
山城「特に無いわね」
提督「えっ? な、ないのか?」
扶桑「えぇ。特に以前と変わりありませんね。強いて言うなら威力が上がったくらいでしょうか」ネー
山城「むしろ威力が上がったから少ない砲撃数でいける方が大きいかしら。戦艦でも一撃で仕留められることとかあるし」ネー
提督「そ、そうなのか……?」アレ?
扶桑「あえて難点をあげるとすれば、次弾装填に少し時間がかかるようになったことくらいでしょうか」
山城「でもそれも前部と後部の主砲を交互に撃ってれば済むことですし」
提督「………………」
翔鶴「て、提督?」
提督「……誤報か?」コレ
・・-・・・・-・・・・-・・
工廠妖精1「換装しても今までと同じ感覚で撃てるようにするなんて当然です」
工廠妖精2「むしろ他のみんなはやらないです?」
工廠妖精3「技術屋ならば当たり前のことです」
工廠妖精4「パパパッパッパッパ、パァウァー!!」
ここの妖精さんは真の匠かつ縁の下の力持ち
本日は以上です
運営のつぶやきを見て、きっとここの鎮守府ならこうなるだろうと
妖精を甘く見ちゃあいけませんヨ
榛名改二……えぇわぁ。この勢いで鶴姉妹もぜひ! あ、まだ翔鶴姉ぇいなかった……ついでに鯨も
運営のつぶやきを見て、きっとここの鎮守府ならこうなるだろうと
妖精を甘く見ちゃあいけませんヨ
榛名改二……えぇわぁ。この勢いで鶴姉妹もぜひ! あ、まだ翔鶴姉ぇいなかった……ついでに鯨も
乙です
ガンダムに例えるならアストナージってとこだな>ここの妖精は
ガンダムに例えるならアストナージってとこだな>ここの妖精は
>>680
まて、そのアストナージはスパロボ仕様だ
まて、そのアストナージはスパロボ仕様だ
乙
榛名どころか、まだ41センチ砲もない我が鎮守府には関係ないな
榛名どころか、まだ41センチ砲もない我が鎮守府には関係ないな
扶桑姉様に46cm砲載せてるが、命中下がった気はしないなー
論者積みして気になるくらいだと思うの
それより大和型ください
論者積みして気になるくらいだと思うの
それより大和型ください
お題:瑞鶴
・・-・・夏ハ夜・・・
―深夜 食堂―
瑞鶴「てーとーくさんっ。こんな時間に一人でなにやってるの?」
提督「ん? あぁ瑞鶴か。ここは空調があるだろ? だからちょっと酒でも嗜みながら夜涼みってところだな」
瑞鶴「ふーん。ね、私も一緒してもいい?」
提督「それは構わないが……」
瑞鶴「じゃあ、お隣しつれいしまーす」ストン
提督「瑞鶴は麦茶でいいか?」
瑞鶴「うん」
瑞鶴「――――ふぅ。冷たいお茶がしみるなぁ」
提督「それで、瑞鶴は一人でどうしたんだ? 翔鶴は一緒じゃないのか」
瑞鶴「どうも暑くて寝苦しくて……麦茶でも飲もうと思ったら提督さんがいたから」
提督「何日か連続の熱帯夜って話だからなぁ。俺も似たようなものだよ」
瑞鶴「翔鶴姉ぇは布団でぐっすり。私からすれば、この暑いのによく眠れるなあって」
提督「やっぱり各部屋に空調を導入した方がいいかな」
瑞鶴「そりゃあもう! 深海棲艦よりも優先順位高いと思う」
提督「そんなにか」
瑞鶴「提督さんの部屋にもついてないんでしょ?」
提督「………………」
瑞鶴「え、うそ。あるのっ?」
提督「まあ、最初からついていたというか……」
瑞鶴「ズルい!」キーッ
瑞鶴「瑞鶴たちも空調ほしい!!」
提督「で、でもだなあ。みんなが苦労してるのに自分だけ快適なのは悪いと思って使ってないんだ。だからこうして俺もここに来ているわけで」
瑞鶴「……ホントにぃ?」
提督「ほ、本当だって」
瑞鶴「誰も見てなければ嘘はつき放題だよ?」
提督「なんでそんなに疑り深いんだ……」
瑞鶴「快適空調の恨みは恐ろしいのよ。提督さん」ズズズイッ
提督「わ、わかったわかった。みんなの部屋への導入は最優先で進めるから」
瑞鶴「約束だからね?」
提督「う、うむ」
瑞鶴「真面目な話、扇風機だと限界だと思う。私たちでさえそう思うんだから、吹雪や白露たちみたいな大部屋だと尚更じゃない?」
提督「暑さで戦闘継続が困難になっても困るし、倒れられてもなお困る」
瑞鶴「でしょう? 私もわがままで言ってるんじゃないのよ」
提督「……だよな?」
瑞鶴「でも、いいなあ。提督さんの部屋には空調ついてるんだ―」
提督「さっきも言ったが実際は使ってないからな」
瑞鶴「今日は提督さんの部屋で寝ようかなー?」
提督「やめなさい」
瑞鶴「艦娘の体調を気遣うのも提督さんの仕事でしょ?」
提督「もっともらしい事言ってるが、ダメだからな」
ネネ、セメテスコシダケデモ……!
イケマセン!
深雪「…………いいこと聞いちゃったぜぃ」ニヤリ
どっかに続く
ヨコクノヨコク
・・-・・オ化ケ?・・・
―深夜 母港前―
瑞鶴「あっつぅ……今夜も暑くて全然寝付けない」パタパタ
瑞鶴「さすがに今日は提督さんもいなかったし、外出たら風があるかと思ったらあんまり変わらないなぁ」
瑞鶴「早く空調つけてもわらないと……」
ざざーん……
瑞鶴「………………」
瑞鶴「夜の海は何度も見たことあるけど、一人で見るとちょっと怖いかも?」
ざざーん…………
瑞鶴「周り何もないし月も出てないから一面真っ暗で、音だけが聞こえる。なんかこのまま吸い込まれそうな……」ゾクッ
瑞鶴「し、翔鶴姉ぇ呼ぼうかなー。なんて」アハハ
・・-・・オ化ケ?・・・
―深夜 母港前―
瑞鶴「あっつぅ……今夜も暑くて全然寝付けない」パタパタ
瑞鶴「さすがに今日は提督さんもいなかったし、外出たら風があるかと思ったらあんまり変わらないなぁ」
瑞鶴「早く空調つけてもわらないと……」
ざざーん……
瑞鶴「………………」
瑞鶴「夜の海は何度も見たことあるけど、一人で見るとちょっと怖いかも?」
ざざーん…………
瑞鶴「周り何もないし月も出てないから一面真っ暗で、音だけが聞こえる。なんかこのまま吸い込まれそうな……」ゾクッ
瑞鶴「し、翔鶴姉ぇ呼ぼうかなー。なんて」アハハ
きらっ
瑞鶴「――えっ……いま、なんか光った? 敵……まっまさかねぇ?」
きらきら
瑞鶴「や、夜光虫だよねぇ? よくある。うん。南洋じゃあよくあるよぉ」ダラダラ
ゆら~り……ゆら~り
瑞鶴「ウゴイテミエルダケウゴイテミエルダケウゴイテミエルダケ」ガクガクブルブル
??『』ヌー……
瑞鶴「ぴぃッ?!」
―翌朝―
瑞鶴「本当に見たんだってば! あれ絶対に幽霊か何かだって」
翔鶴「はいはい。その話は夜から何回も聞いてるわ。朝になるまで手をつないで一緒に寝たの忘れないでね」
瑞鶴「それは……そうだけど」アゥ……
翔鶴「でも、鎮守府に幽霊ねぇ。そんな話聞いたことないけれど」
瑞鶴「人間や艦娘の目が光るなんて聞いたことないって!」
翔鶴「古鷹さんは?」ヒダリメ
瑞鶴「古鷹のはそう見えるだけで実際光ってないじゃん。夜戦じゃちゃんと探照灯使ってるよ」
翔鶴「そもそも、本当に目だったの?」
瑞鶴「近くで見たわけじゃないから本当かは分からないけど……。光ってて、一つ目。人型っぽい感じだったから」
鳳翔「あら、お二人ともどうかしましたか?」
瑞鶴「鳳翔さん」
翔鶴「それが瑞鶴が目の光る幽霊を見たって……」
鳳翔「まぁ」
瑞鶴「ホントだってばー!」
鳳翔「お化けなんて存在しない……とは申しませんが、昔から『幽霊の正体見たり枯れ尾花』と言うことわざもあります。何かの見間違いと言うこともありますよ」
瑞鶴「で、でも……。アレは絶対に見間違いとかじゃなかったと思うんだけどなあ」
鳳翔「昨夜は私が夜間見回りを行っていたのですが、懐中電灯を持っていましたよ。それを見たということも考えられませんか?」
瑞鶴「えっ、鳳翔さん外いたのっ? 母港とはいえ海の上だよ?」
鳳翔「はい。毎回というわけではありませんが、予め偵察機を飛ばした上で確認のために母港内を回ることもあります」
瑞鶴「じゃ、じゃあ私が見たのは幽霊じゃなくて鳳翔さんの見まわる姿……?」
鳳翔「可能性としては一番信憑性がありますね」
瑞鶴「な、なんだ……」
鳳翔「驚かせてしまったでしょうか」
瑞鶴「いや、そんな事はないよ。むしろ安心して朝からどっと疲れが」ヘナヘナ
翔鶴「瑞鶴ったら」
鳳翔「ふふっ。夏らしく怪談というのも風情を感じますね」
瑞鶴「体験した私だけヒヤッとしたんだけどー」
ケドマア、ヨカッタ!
翔鶴「………………」チラッ
鳳翔「………………」コクッ
―また、深夜―
鳳翔「もう、いくら夜中とはいえあまり母港内を歩きまわっちゃダメですよ?」メッデスヨ
??『』ゴメンネ
鳳翔「幸いなことに瑞鶴さんは私の見回りだと思ってくれましたが……。もしまともに見つかってしまったら大変なことになってしまいます」
??『』ソウダヨネ
??『』キヲツケル
鳳翔「……やっぱり、誰とも会えないのは辛いですか?」
??『』スコシダケネ
??『』デモ、ショウガナイ
??『』オワルマデガマンガマン
鳳翔「そうですね。全部終われば……胸を張って会えるでしょう。皆さん驚くと思いますよ」
………………
本日は以上です
明日は15日の予告みたいなものをお送りいたします
よろしければまたお付き合いください
明日は15日の予告みたいなものをお送りいたします
よろしければまたお付き合いください
乙π
怪談じみた話は体がひんやりする
ダメな人は本当にダメだよね怪談話
怪談じみた話は体がひんやりする
ダメな人は本当にダメだよね怪談話
・・-・・記憶ノ残滓・・・
……そう言えば、あの日もイヤに暑く晴れた日だった。
――――――――――――カ?
みんな傷つきボロボロになりながらも空を睨み続けたあの日。
戦艦も、空母も、巡洋艦も、そして駆逐艦や潜水艦も、無傷でいるのを探すのが難しいくらいにやられていた。
―――――――――――イカ?
あっちで大破、こっちで転覆、仲間から流れ出る煙が空を覆う。
でも、それでも、誰ひとり挫けずに敵と向かい合ったあの時。
負けるものか。生き残った仲間のためにも、そして戦い散っていった先達たちや姉のためにも。
―――――――――ホシイカ?
……そう誓っていたはずなのに、戦いは終わってしまった。
どうしてだろう。なぜこんな事になってしまったんだろう。
あの日を境に、私たちは私たちでいることを許されなくなった。
この胸に残る気持ちは何? 無念? 後悔? 恨み?
――――"力" ガ、ホシイカ?
もっと役に立ちたかっタ。傷ついていく仲間を、守りたかッタ。
……もっと力が欲しカッタ。
――ナラバ、チカラヲアタエヨウ
そう、力がアレバイイ。敵を葬ルチカラガアレバイイ。
これデ敵ヲ倒セル。ナカマヲ、マモレル……
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