のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,868人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ春香「あれ、なんですかこの『弓と矢』?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - ジョジョ + - ジョジョの奇妙な冒険 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    651 = 514 :

    伊織「まぁ、とりあえず…平気みたいね、その腕は」

    「ああ。『ストレイング・マインド』も問題なく使える」

    やよい「」

    「『ゲンキトリッパー』の治療」

    「ただ…やよいがくっついてる時のあの視線、あれにはちょっと参ったかな…」

    やよい「?」

    伊織(あれか…やよいが腕に抱きついて、まるでカップルのような…)

    伊織(私も怪我すれば、やよいにくっついてもらえるのかしら…)

    やよい「伊織ちゃん?」

    「伊織、なんか変なこと考えてないか…?」

    伊織「はぁ? 何が? ぜーんぜん考えてないわよ、そんなこと。ばっかじゃないの?」

    652 = 648 :

    653 = 514 :

    伊織「…それより」

    伊織「『スモーキー・スリル』…『ストレイング・マインド』」

    「ああ」

    伊織「そして『ゲンキトリッパー』」

    やよい「はい?」

    伊織「ここに、三人のスタンド使いが揃ったわ」

    伊織「案外、もう春香は倒せるんじゃない?」

    「…どうやって?」

    伊織「『ゲンキトリッパー』で足止めして、『スモーキー・スリル』で探知。あとは『ストレイング・マインド』でどうにでもできるでしょ」

    「そう、上手く行くとは思えないけどね。まず、『くっつけ』られるのか?」

    伊織「床にバラまけば、大丈夫でしょ」

    「…あれの前ではどれが現実で、どれがそうでないかわからない。『くっつけた』と思っても、春香は踏み込んですらいないなんてことも考えられる」

    「間違えて伊織の頭をブチ抜いたら、ボクは二度と立ち直れない自信があるよ」

    伊織「嫌なことに自信あるのねアンタ…」

    「慎重になりすぎるということはないと思うんだ。『アイ・ウォント』に対しては」

    伊織「………」

    654 = 648 :

    655 = 514 :

    やよい「あの、いいですか?」

    伊織「? なに、やよい?」

    やよい「あい…春香さんのすた…」

    「スタンド」

    やよい「春香さんのすたんどって、どーいうのなんですか?」

    伊織「『アイ・ウォント』を知らないの…?」

    「そういえば…やよいは、二つ返事で春香の要求を飲んだんだったか…」

    伊織「春香のスタンドの能力は『五感支配』よ」

    やよい「ごかん? えっと…?」

    伊織「…って、どう説明したものか」

    「うーん…そうだな、何も見えてないのに何か見えるとか、何も食べてないのに食べ物の味がするとか…」

    やよい「はわっ、何も食べてないのに食べ物の味が!? す、すごいです!」

    「そう、凄いスタンドなんだ。ボクはあの『アイ・ウォント』相手に…」

    伊織「なんか認識に食い違いがあるみたいなんだけど」

    656 = 648 :

    657 = 514 :

    ……

    ………

    千早「………」ゴソゴソ

    春香「…千早ちゃん」スッ

    千早「春香?」

    春香「ちょっと、いいかな」

    千早「ごめんなさい、これからレッスンに行こうと思っているの」

    春香「そう…」

    千早「春香も来る?」

    ドドドド

    春香「………」

    ドドドドド

    春香「ううん。私、後で仕事あるから…」

    千早「そう。それじゃあ」

    バタン…

    658 = 648 :

    659 = 514 :

    春香「………」

    あずさ「春香ちゃん…」

    春香「あ…あずささん」

    あずさ「約束のものだけど…持ってこれなかったわ、ごめんなさい」

    春香「うん…知ってる」

    あずさ「ごめんなさい…ちょっと、予想外のことがあって」

    春香「いいですよ。あずささんにできないのなら、他の人にも無理ですから」

    あずさ「そんなことは…ないと思うけど」

    春香「………」

    春香「約束のものは、また今度持ってきてくださいね。待ってますよ」

    あずさ「ええ…春香ちゃん、この後…3時からお仕事よね? 頑張ってね」

    春香「はい。ありがとうございました」

    660 = 648 :

    661 = 514 :

    春香「ふぅ…っと」ドサ!

    春香「やよいも、伊織の方に付いたみたいだね…ミイラ取りがミイラになっちゃったか…」

    春香「『ゲンキトリッパー』なら『ストレイング・マインド』に負けるとは思わなかったんだけど…ちょっと予想外だったかな」

    春香「だけど、それ以上に予想外だったのは…」

    春香「千早ちゃん…あの『ミスメイカー』で捕まえられなかった?」

    春香「捕獲力…その点においては、私はあずささんのスタンドをかなり信用している」

    春香「だけど、連れてくることはできなかった…いや、『しなかった』のかも…」

    春香「ま…仮にわざと見逃したとしても…それならそれで、逃がすに足る理由があるということ」

    ドドドドド

    春香「千早ちゃんは…『スタンド使い』だってことか」

    ドドド

    春香「どこかで、『矢』に触ったのかな…? それとも…」

    春香「まぁ、いいや。考えても、事実は変わらない」

    662 = 648 :

    663 = 514 :

    春香「当面の問題は伊織と…あっちの方か」

    春香「特に伊織…真に加え、やよいまで引き込んでしまった」

    春香「このまま行けば、いずれ千早ちゃんやあの二人とも合流し…どんどん勢力を伸ばしていくかもしれない」

    春香「だったら、いっそ…」

    ブブブブブ

    「わっ! ハチだ! 窓からハチが入ってきたぞ!」

    真美「ほほう、我々の新秘密基地に侵入してくるとはいい度胸ですな」

    亜美「これは制裁が必要ですな!」

    P「おい、やめろ! 刺激すると刺されるぞ!」

    あずさ「あらあら、どうしましょ~」

    美希「あふぅ…うるさいの…」

    ワー ギャー

    春香「…結論を急ぐことはないよね」

    春香「いくつか手は打ってある。そっちが失敗した時にまた考えればいい」ヒョイ

    664 = 648 :

    665 = 514 :

    カチッ

    シュボ

    春香「それに…例え事務所のスタンド使い全員が敵に回ったとしても」

    ブゥーン

    フラフラ

    春香「私が負けることは…ありえないからね」

    ジュ!

    ギュサァーッ…

    春香「………」チラ…

    春香「あの~…プロデューサーさんって、煙草吸いましたっけ?」

    P「え? ああ、そのライターはこの前の花火のやつだろ。俺は吸わないぞ」

    春香「あっ、そうですよね! 吸ってるなら臭いがするはずだし」

    亜美「…あれ? ハチは?」

    P「ん…? あれ、どっか行ったか…?」

    真美「ふ、真美達に恐れをなして逃げたか…ハチ、敗れたり!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    ブ…ブッ

    ピクピク…

    666 = 648 :

    667 = 514 :

    ………

    伊織「向こうが騒がしいわね」

    「伊織。まずは、仲間を集めるのが先だ。三人じゃまだまだ少なすぎる」

    伊織「…わかったわよ。とりあえず、春香のことは置いておくわ」

    「ああ。そうしてほしい」

    伊織「だとすると、まずは…」

    やよい「春香さん、頼んだらおいしいものの味やってくれるかなぁ…」

    「今はやめてくれよ…春香に酷い目に遭わされるかあずささんに眠らされるのがオチだ」

    伊織「そうだ…何か忘れてると思ったらあずさのことだったわ」

    やよい「あっ、あずささんもスタ…ンド使いです! 名前は確かみすめ…なんとか」

    伊織「知ってるの?」

    やよい「昨日、真さんを捕まえようとした時に春香さんから聞きました」

    「『近距離パワー』か『遠隔操作』かわかる、やよい?」

    やよい「はい、きんきょりだったと思います」

    668 = 648 :

    669 = 514 :

    伊織「『眠らせる』スタンド…『遠隔操作』だったらヤバいけど、近距離なのね。ちょっと安心したわ」

    「と、言うことは…昨日はあずささんを近づかせたってことだよね? 伊織…」

    伊織「しょ、しょうがないじゃない! 遠くからコソコソやるなんてこの伊織ちゃんの性に合わないのよ!」

    やよい「『パワー』は強いけど、『速さ』は私の『ゲンキトリッパー』よりちょっと遅いくらいです」

    やよい「それと『眠らせる』ためにかちょっと時間かいるって…知ってるのはそれくらいかも」

    伊織「そう…助かったわ、やよい」

    「あずささんのスタンド、大体見えてきたな。うん、不意打ちさえされなければ行けそうだ」

    やよい「えへへ…役に立ったらよかったです」

    伊織(私達『竜宮小町』は今日は午前で仕事は終わり。あずさはちょうど事務所にいるし…)

    伊織「それじゃ、これからあずさをとっちめに行きましょ」

    「えーと…ごめん。ボクは行かない」

    伊織「え!? どうしてよ?」

    671 = 514 :

    「昨日は結局レッスンには行けなかったから、これから行こうと思って。アイドルの仕事を蔑ろにするわけにもいかないだろ」

    伊織「アイドルの仕事って言うなら、私だってそうよ」

    「それとさ。最近戦い続きでちょっと精神的に疲れているんだよ」

    伊織「あ…そう。はぁ…それじゃ仕方ないわ」

    伊織「二人で行きましょ? やよい」

    やよい「あーっと…私もちょっと今日は…」

    伊織「え? やよい、今日仕事あったかしら…?」

    やよい「仕事じゃあないんだけど、もうちょっと後で特売があって…」

    伊織「ちょっ、ちょっと…特売とあずさを倒すのと、どっちが大事なの!?」

    やよい「うぅ、でも…」

    伊織(はぁ…無理強いはできないわね…)

    伊織(ま、伊織ちゃん一人でもなんとかなるか…)

    「いざって時は連絡してくれ。できるだけ早く駆けつけるからさ」

    伊織「そういう気があるんなら最初から手伝って欲しいわ、まったく…」

    やよい「伊織ちゃん、私にも連絡してね! 忙しくなかったら、すぐに行くから!」

    伊織「忙しかったら来ないのね…と言うか、やよいの家だと、歩くとなるとちょっと遠くないかしら…?」

    672 = 648 :

    673 = 514 :

    ………

    ……

    伊織(さて、と…)

    伊織(あずさのスタンド、名前は…なんて言ったかしら。『ミスメなんとか』?)

    伊織(一回、油断して触られて『眠ら』されている…あずさには、触られたら終わり…だけど)

    モクモクモク

    伊織(『スモーキー・スリル』…)

    伊織(この『煙のスタンド』なら、触られることなく一方的に攻撃ができる)

    伊織(能力のことを考えなければ、あずさのスタンドはスピードの遅い『近距離パワー型』)

    伊織(私は最初に『近距離パワー』では恐らく最強のパワーとスピードを持つ『ストレイング・マインド』と戦っている。負ける気はしないわ)

    伊織(問題は、流石にみんなのいる中でドンパチやるわけにはいかないから、どうやってあずさをおびき寄せるかってこと…)

    伊織(それと…この時間、まだ春香がいるはずなのよね…大丈夫かしら)

    伊織(しかし、こうして長い廊下歩いてるとあの狭い事務所が懐かしいわね)

    カツ…

    ゴゴゴ

    伊織「!」

    伊織(足音…!)

    674 = 648 :

    675 = 514 :

    カツ カツ カツ

    伊織「………」

    ゴゴゴゴゴ

    伊織(近づいてくる…)

    ス…

    貴音「………」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    伊織「貴音!」

    ユラ…

    パッ

    ヒュン!

    伊織(貴音の周りに小箱に『人工衛生』のパネルがくっついたような飛行物体が…)

    伊織(ゆっくり動いては消えて…現れてを繰り返している)

    伊織(あれが貴音のスタンド…?)

    ゴゴゴゴゴゴゴ

    676 = 648 :

    677 = 514 :

    伊織「貴音、止まりなさい!」

    貴音「………」

    カツ カツ

    伊織(止まる気はない…か)

    伊織「『スモーキー・スリル』」モクモクモク

    伊織「止まらないなら…こっちも準備はできているわよ」

    キュッ ウィーン

    貴音「………」

    伊織「その浮かんでるヤツがあんたのスタンドかしら?」

    貴音「………」

    カツ カツ カツ

    ヒュン ヒュン

    伊織(何も言わない…ゆっくりとこっちに歩いてくるだけだわ)

    678 = 648 :

    679 = 514 :

    伊織「最後に一つだけ聞くわ。貴音、あんたも…春香の『仲間』ね?」

    貴音「…!」ピク…

    伊織「だったら、ブッ倒して…」

    貴音「………」ズ…

    伊織「え?」

    伊織(貴音からスタンドが…あの浮かんでるやつとは違う…?)

    貴音「『フラワー・ガール』」ヒュン

    バキ!

    ベキ! ベキ! ベキ!

    伊織「え!?」

    伊織(攻撃…した!?)

    伊織「その浮かんでるやつ…あんたの仲間とかじゃないの…?」

    貴音「違います伊織…私も狙われているのです、この面妖なるスタンドに」

    680 = 648 :

    681 = 514 :

    本日分はこれで終了です。今回もおまけはないです。
    支援ありがとうございました。

    682 :

    お疲れさまやで!

    684 = 648 :


    貴音のスタンドじゃなきゃ一体誰のスタンドなんだッ?!

    685 = 514 :

    Oh...>>651が出来上がってなかった



    伊織「まぁ、とりあえず…平気みたいね、その腕は」

    「ああ。『ストレイング・マインド』も問題なく使える」

    やよい「ちゃんと治ってよかったです!」

    「『ゲンキトリッパー』の治療、かなりのものだよ。体内の傷も『くっつけ』て治せるみたいだし」

    「ただ…やよいがくっついてる時のあの視線、あれにはちょっと参ったかな…」

    やよい「?」

    伊織(あれか…やよいが腕に抱きついて、まるでカップルのような…)

    伊織(私も怪我すれば、やよいにくっついてもらえるのかしら…)

    やよい「伊織ちゃん?」

    「伊織、なんか変なこと考えてないか…?」

    伊織「はぁ? 何が? ぜーんぜん考えてないわよ、そんなこと。ばっかじゃないの?」

    686 :

    乙です

    また新たなスタンド2体かッ

    687 :

    乙乙
    愛する貴音が敵側じゃない、その事実だけで俺は安堵できる

    …ジョジョ風に考えて、タイトルが人工衛星っぽいスタンドのほうじゃなくてフラワーガールのほうなのは不安だけど

    688 :

    なーんか関係ある気がすよね、人工衛星って。衛星だし月的にも

    689 :

    衛星…、宇宙…、小宇宙…

    690 :

    「乳は信用できない…」

    691 :

    >>690
    誰も信用できないね(ニッコリ)

    692 :

    >>1に乙を言ってやっても構いませんねッ!?

    693 :

    伊織「勝ったッ!!SSッ完!!!!!」

    春香「私が倒れたといつから錯覚していた?」

    伊織「なん…だと…?」

    春香「錯覚だ」

    694 :

    P「超スピードとか中略なんてもんじゃない、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」

    695 :

    ふらわぁ・がぁる…どんな力を持っているのか…

    696 :

    羅刹さん達もスタンド持ってるのかな
    素質持ちは強いスタンド使いが近くに入れば覚醒するしあるいは

    697 :

    あまとうはオラオララッシュに向いてそうだけども、曲名……もといスタンド名はどうしたらいいんだww
    北斗のクリスタルダストは良さげな名前。

    698 :

    乙。

    アリスオアギルティで良いんじゃね(適当
    貴音はフラワーガールか。全く想像付かんから楽しみだ。

    699 :

    考えたらミスメーカーの能力って、美希ぴったりのもんだったことに気づいた
    変わりに一体どんなスタンドが来るのかね

    700 :

    『汝!わたしの支援をするか!』


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - ジョジョ + - ジョジョの奇妙な冒険 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について