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    元スレ春香「あれ、なんですかこの『弓と矢』?」

    SS+覧 / PC版 /
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    551 = 514 :

    ミスが多すぎる…俺の下はスタンドだッ!

    >>539
    (『ストレイング・マインド』はこうやって動きを封じられ…距離をとられながら戦われては何も対抗する手段がない…一方的に)
    「一方的に」はガオンで

    553 :

    貧弱ゥ!貧弱ゥ!

    554 :

    塊魂思い出した

    555 :

    射程といい群体がたといい完全にクラフトワークの上位互換だなwwwwwwwwww

    クラフトもスタンドとしてはそこそこだっていうのに

    556 :

    接触固定だけだろ?
    クラフトワークは相対距離も固定できる

    超強力アロンアルファとつっかえ棒+防弾ガラスを比べてるようなもんじゃないか?それは

    557 :

    毎回アツいな 頑張れまこりん

    二次創作と本家を比べるのはナンセンスですわマジで

    558 :

    スゴいバトルだ……ッ!

    559 :

    クラフトワークってよく考えたらメチャクチャな能力だぞ
    サーレーがアホだからかしらんが下っ端のカス能力に負けてたけど

    560 :

    乙!

    よくこんなに思いつくなぁ
    感心する

    561 :

    これは期待

    相手を再起不能にできないのは辛いけど、そこが逆に展開読めなくていいな

    562 :

    オラオラッシュが似合いすぎる

    他のラッシュはないんですか?

    563 :

    まっこまっこ

    564 :

    ドドド

    565 :

    これは 「支援」だ
    続きを書くための「支援」を オレは受け取った

    566 :

    567 = 514 :

    やよい「えいっ!」ドシュッ

    ヒュン ヒュン

    「ぐっ…!」ガクッ

    (『上』と『前方』…)

    ズ…

    (そして『横』からも…! 『ゲンキトリッパー』が襲ってくる…!)

    「オラァ!」ドオ

    ヒュバ

    (『ゲンキトリッパー』は近くには来るが…)

    (ボクの射程距離内には決して踏み込んではこない)

    ドス! バス

    ピタァ…

    「く…」フラ…

    ゴトリ

    (『くっついて』いる物質が…)

    (『ストレイング・マインド』のパワーで支えきれないほど多くなっている…!!)

    568 = 566 :

    569 = 514 :

    ガタ ガタッ

    やよい「うっうー!」

    (部屋の中から…今度は何だ…!?)

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    (椅子…ローラーがついてる…あれを並べて…)

    やよい「えいっ!」

    ガァァァァッ

    「うおおおおおおおお」

    (椅子が転がってきたッ!! これをくっつけられたら…)

    (しかし、触れたら『くっつく』! 飛び越えるしか…今の状態でできるのか…?)

    フワ…

    バサ バサッ

    「何ィッ!?」

    ビタッ

    やよい「にんぽー、紙吹雪! ですっ!」

    (ま、前が見えない…! タイミングが…)

    ガス!

    「あ…!!」

    570 = 566 :

    571 = 514 :

    「あああああああああああああ!!」

    (前が見えない! 体も重い! 怪我もある…!)

    (やよいはボクに近づかない! 罠も万全、どうすることもできない!)

    (『ストレイング・マインド』と『ゲンキトリッパー』、相性が悪すぎる! ボクは『被食者』だッ!!)

    ウッウー ウゥー

    「ちくしょう…うおおっ!」ブンッ

    ヒョイッ

    (見なくてもわかる! また避けられ…)

    パキ…

    「……ん?」

    (椅子の重みが…消えた?)

    (そして、この手応え…ブッ壊したものがくっついていない…)

    (今ので椅子を破壊したのなら、『くっついて』いる『ゲンキトリッパー』がボクの腕に破片を『くっつける』はずじゃあ…)

    (いや、待てよ…もしもそうだったら、そもそもボクにくっついている『ゲンキトリッパー』はボクの足を『くっつけ』ている…少し『くっつけ』られたら、その時点でアウトだ)

    (『くっついて』いる部分は、離すことはやはりできないようだが…)

    (一度くっつけた『ゲンキトリッパー』は二度『くっつける』ことはできないのか…?)

    (つまり、一度『くっついた』ものは、『くっついて』いる部分以外が『くっつく』ことはない…)

    572 = 566 :

    573 = 514 :

    「………」

    やよい「真さん、もうやめましょう」

    やよい「ちゃんと春香さんと仲直りしないと、めっ! ですよ」

    「春香に何を吹き込まれてるのか知らないけど…」

    「可能性がある限り、ボクは諦めないよ」

    やよい「うぅ~、やっぱりダメなんですね…」

    やよい「って、可能性ってなんですか?」

    「オラァッ!」

    バキョァ!!

    やよい「へっ!?」

    パラ…

    「視界は良好」タラ…

    やよい「自分の顔に…パンチした…?」

    574 = 566 :

    575 = 514 :

    「行くぞ、やよい…!」

    ザッ

    やよい「うっ!」

    やよい「で、でもここから先は…『ゲンキトリッパー』を置いてあります!」

    やよい「さっきみたいにダンボール置かないと…」

    グ!

    「うお…」

    ピタァ…

    「おおおおおおおおおおおおお」

    バリ!

    バリィ

    やよい「はわっ…」

    576 = 566 :

    577 = 514 :

    タタタッ

    やよい(だ、大丈夫…あんなんじゃ真さんは私のとこまで近づいてこれないから…)

    やよい「真さん! そんなムチャやっても意味ないかもですよ!」

    「…ふふっ」

    やよい「あ、あれ…真さん、どーして笑ったんですか?」

    「いや、奇妙なもんだと思ってさ…」

    「ボクと戦った時…無茶をやろうとする伊織相手にボクは『自棄』だと言った」

    「今、ボクはその伊織と同じ『自棄』みたいなことをやろうとしている」

    やよい「? ?」

    「やよい…キミにはボクと戦うための意志がない。春香の頼みを聞いて来ただけだから当たり前だが」

    やよい「え、えっと…?」

    「ボク達は明確な意志を…『覚悟』を持って春香に反抗している」

    「その『覚悟』を今から見せてやるよ」

    578 = 566 :

    579 = 514 :

    やよい「真さんの言ってるのはよくわかんないですけど…」

    やよい「いっぱいくっつければ、動けなくなっちゃうはずです!」

    「来い…!」

    やよい「はいっ、行きます!」ポポイ ポイ

    ヒュドド

    ガラァァァ

    「オラァ!」バシィ

    ビタァ

    ビッ

    やよい「うっうー!!」ヒュゥ

    バッシャァァァ

    ゴッ

    「オラオラァ!!」バヒュォ

    ピタ!

    「オラ…」グイ

    グ…

    (………)

    フラ…

    ズゥン

    ガシャァァァン

    580 = 566 :

    581 = 514 :

    やよい「ふぅ、止まりました…」

    「………」

    やよい「真さん、お団子みたいになっちゃってますね」

    「………」

    やよい「そうなったらもう『すとれ…なんとか』でも動けないかなーって」

    「………」

    やよい「亜美と真美が事務所でよくやってる…『かたまりだましい』ってゲームありますよね」

    やよい「ちっちゃいボールにいろんなものをくっつけて、おっきくしちゃうやつです」

    やよい「最初はスーパーボールとかみたいにちっちゃいんですけど…そのうち、家とかもくっつけられるくらいでかくなりますよね」

    やよい「でもあれって、ヘンですよね? 色々くっついちゃうと、動けなくなっちゃうと思います、今の真さんみたいに」

    「………」

    やよい「動けなくなったら…」

    やよい「夜、春香さんが戻ってくるまで待って、春香さんとちゃんと話してもらいます」

    582 = 566 :

    583 = 514 :

    シーン…

    やよい「………」

    やよい「え、えっと…真さん、大丈夫ですかー? ちょっとやりすぎちゃったかも…」トテトテ

    ズ…

    やよい「?」

    「オラァッ!!」

    バッキャァァァ

    バヒュゥ

    やよい「へっ!?」

    ババッ

    やよい「えっ、あれっ!?」

    「ようやく、近くまで来たねやよい」グイ!

    「完全に封じ込めたと思ったら…ボクの様子を見に近づいてくると、そう思った」ス…

    「『再起不能』にされることが、やよいに近づくための唯一の方法だった」

    やよい「えーっ!? 真さん…!?」

    584 = 566 :

    585 = 514 :

    やよい「な、なんで…あんなに『くっつけ』てあったのに…」

    やよい「それに、『ゲンキトリッパー』でくっつけたものは私しか離せないのに…」

    「ああ、そうだね…今の状態でも結構色々『くっついて』るよ」

    やよい「どうやって、離したんですか!? ここに転がってる団子みたいなのはどうやって…」

    「知りたいなら、『ゲンキトリッパー』の『くっつける』能力を解除してくれ。種明かしをしよう」

    「今、ボクに『くっついて』いるものは、もはやボクの動きを制限するようなもんじゃあないしな…」

    やよい「わ、わかりました…」

    ズギュン

    ガラ…

    「素直だな、やよいは…だからこそ、この『くっつける』力も強力なんだろうが」グボッ

    ガラガラ

    586 = 566 :

    587 = 514 :

    ドドドドドド

    「折れてしまって動かないなら…」ガサガサ

    やよい「え…?」

    ドドドドドドドドド

    「くっついて離れないなら…」ヒョイ

    やよい「…!!」

    「そんな部分、取り払ってしまえばいい」

    ドドドドドドドドドドドドドド

    やよい「あ、ああ…」

    「ここで転がってたのはボクの片腕だ…キミが投げてきた『ゲンキトリッパー』の一部でこっちにくっつけて切り離した」

    「『くっついて』いない部分を砕いて動かない左腕の方にまとめてくっつけるのは、結構骨が折れたけどね」

    やよい「真さん、左腕が…!!」

    「そして『ストレイング・マインド』…」スッ

    「紙を折ってカッターを作った。刃は通るほど薄く、腹は折れないくらい厚いのがいい」

    ポイ

    「血は液体だから『固め』られる。片腕あれば…」

    「充分、だ。やよいを倒すためにはね」

    588 = 566 :

    589 = 514 :

    やよい「だ、だいじょーぶですっ!」

    ビュッ

    「!」

    ウー ウッウー

    ビタ ピッタァァ

    (瓦礫の中に『ゲンキトリッパー』を仕込んだのか、いつの間に…)

    やよい「また、『くっつけ』ました! これで真さんの手もお団子みたいに…」

    「オラァ!」ガンッ!!

    パリ…パリ

    やよい「はわっ!? 床が…」

    「試してみるか?」

    ドドドドド

    やよい「え?」

    「これしきで…ボクの『ストレイング・マインド』のパワーを封じられるかどうか…試してみるか、やよい」

    ドドドドドドドドド

    590 = 566 :

    591 = 514 :

    やよい「う…」

    やよい「うっうー!! 『ゲンキ…」バオン

    「オラァッ!!」ドギャァ!

    やよい「うっ、ううっ!?」グラッ

    「やっぱり…そこまでの威力はないな。色々まとわりついたせいで先の方まで『硬く』する能力が届いてないのかな」

    「この右腕にくっついているもの…これらが衝撃を吸収しているってのもあるか」

    「まぁ…逆に好都合だよ」

    やよい「あ…」

    「思いっきり殴ってもいいんだからなッ!!」

    592 = 566 :

    593 = 514 :

    やよい「『ゲンキトリッパー』! 真さんの腕にくっつ…」ビュッ

    「オラァ!!」ビシィ

    バチィッ!!

    やよい「えっ…あっ…」

    「オラァッ!」バシュゥ

    やよい「あう…!」ビクッ

    ピタ…

    トン

    やよい「あ…」ヘナ…

    ガクン

    「ボクの、勝ちだね」

    594 :

    縺ゅ∈

    595 = 566 :

    596 = 514 :

    やよい「ま…」

    やよい「真さん…なんで、最後止めたんですか…? 思いっきり殴るとか言ってたのに…」

    「単なる脅し文句だよ。無意味に傷つける必要なんてないだろ?」

    「やよいだって、色々『くっつけ』てもボクを傷つけることはしなかったしね。まぁ、ドアの一撃は効いたけど」

    やよい「ご、ごめんなさい…」

    「いいよ。できればもっと穏便に済ませたかったけど、ボクのスタンドがこれじゃあな…」

    「はぁ…ボクもやよいみたいなスタンドがよかったよ」

    やよい「………」

    やよい「あの、真さん…」

    「ん?」

    やよい「真さん、春香さんと仲直りするの…そんなに嫌なんですか…?」

    「そのことだけど…やよい、一つ言っておく」

    やよい「え?」

    597 = 566 :

    598 = 514 :

    「やよいは、ボク達と春香が喧嘩していると言ったが…別に喧嘩してるわけじゃあない」

    やよい「でも、春香さんは…」

    「…やよいは、春香に『仲間』になろうと言われたのか?」

    やよい「はい、私達はずっと仲間ですよって言いました」

    「それを断った場合、どうなるか知ってるか?」

    やよい「え…?」

    「やよいのやった『くっつけ』て捕まえようだなんて生易しい。『恐怖』と『力』で相手を『支配』するのがあいつのやり方さ」

    やよい「え、えっと…?」

    「喧嘩っていうのはさ、対等な者同士でやるものなんだよ。もしも自分の方が上なら、喧嘩なんてする必要はない。一方的に言うことを聞かせられる」

    「春香はそれができるくらいの力を持ってしまった。そういうのを通り越した先に春香は行ってしまったんだ」

    やよい「………」

    「喧嘩すらできない。そんな冷たい関係が『仲間』だなんて、ボクは認めない」

    「だからボク達は春香と対立している。これは『反乱』だ」

    599 = 566 :

    600 = 514 :

    「やよい、春香のところに戻るのなら…」

    「春香にも話をよく聞いておくんだ。何も知らないまま流されてちゃダメだ」

    やよい「………」

    (さてと、この左腕)

    (やよいを上手く引き込めれば『くっつけ』てもらえると思ってたんだけど…)

    (『固めて』あったから血は出てない、すぐ病院に行けば大丈夫か…?)

    やよい「待ってください、真さん!」

    「! やよい…」

    ウー

    ピョコ ピョコ

    ウッウー

    「『ゲンキトリッパー』が…」

    ピタ…

    やよい「とりあえず、その手は…『くっつけ』ておきます」


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