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    元スレ春香「あれ、なんですかこの『弓と矢』?」

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    801 = 514 :

    律子「ふぅ、ふぅ…」

    律子(まずい…まずいまずい、しくじった…!)

    律子(とにかく、近くにいたらまずい…逃げなくては…逃げて隠れなくては…!)

    ………

    貴音「あちらの方…とやよいは話しておりましたが」

    伊織「いない…どっちへ行ったのかしら…」

    貴音「…二手に分かれますか?」

    伊織「分かれたところで。右? 左? まっすぐ? 右行ってから左? 見つけられる可能性は少ない」

    貴音「ですが、追いかけぬことには始まりません」

    伊織「…近くにはいるのよね? だったら…」

    803 = 514 :

    ………

    律子(追ってこない…?)

    律子(…このまま隠れれば、いけるか…?)

    律子(そうよ、私のいる正確な位置を、伊織達は知りようがない!)

    律子(同じ場所にいたら最近だと『twitter』だとかで場所を突き止められる可能性があるから、車で移動していたってだけで…)

    律子(時々移動する必要はあるけど…あんた達が私の居場所を突き止める方法はないわ!)

    律子(さて…そこらの喫茶店で一息つかせてもらうとしますか)

    ボヤ…

    律子(ん…?)

    律子(何か、視界がぼやけてるわね…眼鏡が曇ってるのかしら…?)

    805 = 514 :

    ブルルルルル…

    律子(!)ビクッ

    律子(電話? 伊織から…)

    律子(出るわけないでしょ。それに、マナーモードだから音も聞こえない。私の場所がわかるわけでも…)

    律子(………)

    律子(違う! これは…まずい、伊織に居場所がバレた…!!)

    ………

    伊織「! 携帯のバイブレーションが聞こえた…律子はあっちの方にいるわ!」

    貴音「『すもぉきぃ・すりる』で…聞いたのですね、伊織」

    伊織「『見る』ことはできないけど、『音』は空気の振動でわかる。律子が逃げる『足音』を捉えたわ」

    伊織「さぁ…もう逃がさないわよ、律子」

    807 = 514 :

    律子「はぁ、はぁ…」

    ビィィィーッ

    律子「あ…!」

    伊織「! いたわ!」

    貴音「距離を詰めてください、伊織。私の『フラワー・ガール』で…」

    伊織「いえ、それくらい近づけば私の『スモーキー・スリル』で十分よ!」

    律子(相手は自転車、しかもスタンドの力で速度を上げている!)

    律子(このまま走っていたらすぐに追いつかれるわ…!)

    律子「く…この手は使いたくなかったけど…!」カタカタ

    ヒュン

    伊織「ん!?」

    バシャァ

    伊織「『浮遊スタンド』から液体が…『麻酔液』!?」

    貴音「いえ、この臭いは…」

    キュルキュル

    シュボッ

    ポイッ

    伊織「まさか…!!」

    ボウッ!!

    伊織「ガソリンかっ…!」キィィィィッ

    809 = 514 :

    タッタッタ…

    ゴオオオオオ…

    伊織「ち…!」

    伊織「この道が塞がれたら、また遠回りしなきゃじゃない…! その間に逃げられるッ!」

    貴音「伊織のスタンドでどうにかなりませんか?」

    伊織「どうにかしたいところだけど…」モクモク…

    伊織「熱っ!!」

    伊織「難しいわ…スタンドでも、自分から触ろうとすると炎は熱いのね…」

    貴音「では、私がやるしかないようですね…」タラ…

    伊織(貴音が汗をかいてる…? この炎じゃ仕方ないか…)

    貴音「『フラワー・ガール』、心頭滅却すれば…」ブオン

    伊織「ちょ、ちょっと!? 何する気よアンタは!?」

    貴音「冗談です。直接触らずとも…」

    811 = 514 :

    ドオン ヒュゥ バオッ

    シュゥ…

    貴音「風圧で火を弱めました、あとは伊織のスタンドで…」

    伊織「え、ええ…!」バッ

    貴音「………」タッ

    クギュゥゥゥーン

    伊織「飛び越えるッ!!」

    スタッ!!

    伊織「よし」

    貴音「ふぅ…」

    伊織「自転車はもう使えないけど…走って追いかけるわよ、貴音」

    貴音「………」

    伊織「貴音?」

    813 = 514 :

    貴音「…伊織、少々よろしいでしょうか」

    伊織「何? 早く追いかけないと…」

    貴音「お腹が空きました。何か食べるものを持ってはいないでしょうか」

    伊織「………」

    伊織「今はないわ。律子をブッ倒すまで我慢してちょうだい」

    貴音「そうですか…」

    貴音「ならば、私はここまでのようですね…」

    伊織「は? 何よそれ、また冗談? 今はそんなこと言ってる場合じゃあないわ」

    貴音「しかし…」

    伊織「何よッ! お腹が空いたのはわかったわよ、でもこの一刻を争う状況で言うようなことじゃあないでしょうが!」

    貴音「…そうではありません、伊織…」

    貴音「『フラワー・ガール』が『つぼみ』になってしまいました」シュン

    ヴ…

    伊織「え?」

    815 = 514 :

    貴音「私のスタンド…『フラワー・ガール』は非常に燃費が悪く…」

    伊織「え…何? 『燃費』が何ですって…?」

    貴音「私の体力を常に吸い続け…吸い尽くせばこのようにつぼみに戻ってしまう」

    貴音「そろそろ限界です…何かを口にしなければ、これ以上、行動はできません…」

    伊織「貴音、あんた…」

    貴音「伊織…まこと勝手な願いですが、このまま律子嬢を倒してください」

    貴音「伊織が倒してくれれば、私は助かります」フラ…

    伊織「あんた、何を言って…」

    貴音「律子も…私の命を取るまではしないでしょう」

    貴音「私のことは置いていって…ください。足手まといになるだけです…」ドサ

    伊織「た…貴音ッ!」

    ジーッ

    ………

    817 = 514 :

    律子「はぁ、はぁ…よし」

    律子「あの『フラワー・ガール』、何かあるかと思ったけど…やっぱり、そういうことか。そして…」

    律子「あんたが貴音を見捨てていくわけないでしょう? 守りながら戦えるかしら、伊織」

    律子「それとも、案外貴音を置いて追いかけてくる? ま、どっちでもいいけど…」

    ………

    伊織「貴音…」

    貴音「………」

    伊織「アンタ黙ってたのね、『フラワー・ガール』の弱点…」

    伊織「恐らく、使用を温存することで私に負担をかけさせないために…」

    伊織(私は…アンタのことを信用できるかどうか、ずっと考えていたってのに…)

    貴音「………」

    伊織「く…」グッ

    伊織「フザけんなッ! 無理して倒れられたら、そっちの方が迷惑に決まってるでしょうがッ!!」

    819 = 514 :

    ドォ-ン

    キュルキュルキュル…

    伊織「貴音はもう戦えない…なら…」

    伊織「なんとかするしかないようねぇ~っ、この伊織ちゃん一人で…」

    バシュッ!

    伊織「ここぞとばかりに一斉に出してきたわね…チャンスだと思った、律子…?」

    伊織「だけど…」フワ…

    貴音「………」フワ

    ガスン! ドギャ!

    伊織「『スモーキー・スリル』」スゥ…

    伊織「こうやって『煙』をまとめれば、人の1人や2人くらいなら余裕で動かせるわ」フワァ

    伊織「『足手まといになるから置いていけ』…ですって? 貴音…」

    伊織「見くびらないでちょうだい、こんなもの『足手まとい』になんてなりはしないわよ!」

    伊織「見てんでしょ? さぁ、覚悟しなさい律子…この伊織ちゃんを敵に回すとどうなるのか、思い知らせてやるわッ!」

    821 = 514 :

    スタンド名:「フラワー・ガール」
    本体:四条 貴音
    タイプ:近距離パワー型・標準
    破壊力:A スピード:A 射程距離:C(19m) 能力射程:C(19m)
    持続力:E 精密動作性:A 成長性:D
    能力:高い戦闘能力と、それに見合わぬ非常に広い射程距離を持つ貴音のスタンド。
    通常、「スタンド」は本体からの「精神力」や、本体が存在しないようなスタンドでも、この世に残った「恨み」などの…要するに、「精神のエネルギー」によってパワーを得て行動する。
    「フラワー・ガール」は、「精神力」だけでなく体内の「熱量エネルギー(要するにカロリー)」もスタンドのパワーとして使うことが可能であり、そのために、通常のスタンドとは桁違いの出力が可能である。
    しかし、その消費量は激しく、「フラワー・ガール」を出しているだけで貴音のエネルギーは著しく消費されていく。
    「エネルギー」供給が尽きると花は枯れ、「つぼみ」へと戻ってしまい、また本体である貴音も力を使い果たし倒れてしまう。
    A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ

    >>763
    カメラのついている個体からは聞こえます。

    本日の分はこれで終了です。支援ありがとうございました。

    822 :



    ゴーバスターズの黄色い奴思い出した

    823 :

    乙、支援しようと思ってたらまた終わってた

    伊織は優しいな俺なら弱点隠されてたらこのあと闘う気満々だったんだなとか思うわ

    824 :

    乙でした
    ゲンキトリッパーで大変なことにww

    825 :

    乙です
    カロリーを使うのか

    毎回次が気になって仕方ないです

    826 :

    なぜ律子と貴音が戦っているのかってまだ明らかになってないよな?

    827 :

    乙!

    このスタンド能力なら二郎で全マシマシなのも納得だな・・・ww

    828 :


    元から燃費悪いから言い訳にしか見えないなw

    829 :


    アザラシの脂スープ並みのエネルギー補給方が必要になるのか?

    830 :

    缶詰めのほうれん草一気食いするタイプの貴音

    831 :

    原作でもそうだが戦いに巻き込まれる一般人はかわいそうだよな

    四部のケータイ電話盗られたサラリーマンとか

    832 :

    一部とかディオがメチャクチャ殺ってるからな

    833 :

    そ・・・そうか!これは夢だッ!この上院議員のわしが死ぬわけがないッ!夢だ!夢だ!バンザイーッ!

    834 :

    ところがどっこい!夢じゃありません!!!!

    835 :

    双子だとスタントも似るのか…
    それとも別か

    836 :

    ダービー兄弟はそっくりだったが虹村兄弟は別物だったな。ウェザーとプッチも然り。
    異母兄弟のDIOの息子達に至っては当然とまで言えるレベルで別物
    双子の場合は分からんな

    837 :

    恥知らずのマッシモとトニオとか

    838 :

    SBRでのブンブーン一家や11人組の男の例もあるし双子で似ていることはあるかも?

    839 :

    性格とか諸々が似てたら同じになんじゃね?
    乙!言わずにはいられない!

    840 :

    ジョセフ『10分たってわしらからなんの合図もなければァァ…』

    ジョセフ『館に火を放てッ! いいな…アヴドゥル…ゥゥ』

    ゴゴゴゴゴ

    アヴドゥル「すでに10分たった 館に火をつけるぞポルナレフ」

    ポルナレフ「ああ…」ゴクリ

    第三部完!



    始めます。

    842 :

    きてた

    843 = 514 :

    ジー…

    律子「伊織…」

    モクモクモク

    律子「『煙のスタンド』に乗って移動している…?」

    律子「筋斗雲に乗る孫悟空かあんたはぁ~っ」

    グオォォォン…

    律子「まずいわね、移動スピードが結構速い!」カタカタカタ

    ヒュン

    律子「『ロット・ア・ロット』で妨害はするけど… ………」

    律子「このままだといずれ追いつかれるわね…!」

    律子「相手はあと伊織一人…あの場所へ…」

    律子「あの場所へ行きさえすれば…」

    ………

    ……

    844 = 842 :

    845 = 514 :

    ギュイィーン

    伊織(『スモーキー・スリル』、歩くよりはマシだけど…)

    伊織(自転車と比べるとスピードも遅いし、流石にパワー使うわね…)

    ヒュン ヒュヒュン

    伊織「出たわね…」

    ドシュウ バフォ

    伊織「移動にスタンド使ってるから無防備に見えた? 止める」ニュ…

    ガシ! バシ!

    シュゥゥゥ…

    伊織(『移動』『探知』『防御』…一度に色んなことをやるのは流石に疲れるわね…)

    伊織(まず、律子を視界に収めれば…『探知』の分のエネルギーは使わなくて済む…)

    伊織(でも、飛ばしているとすぐにバテる…もどかしいわ…)

    ヒュン!!

    846 = 842 :

     

    847 = 514 :

    パッ

    伊織(また出たか…)

    伊織「こいつら…しつっこいのよ…!」

    キュルキュル

    バオン!!

    伊織(この角度なら、防御するまでもない。最小限の動きで…)スッ

    伊織(避ける!)

    ゴォ

    伊織「さて、反対側…これは流石に防…」

    ゴギャ!

    伊織「え?」

    ミシミシミシ

    伊織(受け止めず…そのまま、ぶつけた…の?)

    伊織(何のために…って、決まってるでしょうが、そんなもん!)

    848 = 842 :

     

    849 = 514 :

    バキャ!

    バシャァッ

    伊織「うわああああああああ」

    伊織(『麻酔液』が降ってくる! 防がないと…どうやって!?)

    モクッ

    ス…

    パシャ!

    伊織「ぐっ!」バッ

    伊織(『麻酔液』が…煙の『スモーキー・スリル』じゃ防げない…)

    伊織(とっさに左手でかばったけど、これでまた動きにくく…)

    キュルキュル

    伊織「う…」ズズズ…

    ………

    律子「やった、かかったわ!」

    律子「これは、上手くやればいけるか…?」

    律子「まだ距離はある、攻撃の手を緩めないでいけば…」カタカタカタ

    850 = 842 :

     


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