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    元スレほむら「思い出せない…私は何者だ?」2

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 暁美ほむら + - 暁美ホームズ + - 記憶喪失 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    901 :

    肉まん食べたけどあまりおいしくなかった

    902 :

    納豆だと?かまわん
    いただきます(性的な意味で)

    906 :

    最後のセリフは念話ってことかね

    909 :

    バカヤロウ!商売道具を粗末に扱うんじゃねぇ!!

    910 :

    買いまくってたのはトランプの特価品かよ

    911 :

    ショットガンシャッフルはカードを傷つけるZE☆

    実に懐かしいネタだなww

    912 :

    『お前ってトランプ武器にして戦いそうだよな』

    915 = 910 :

    乙乙

    916 :

    おつん

    918 :

    そういえばこの肉まん、トリシューラの禁止ネタも使ってたっけ。
    まさか、肉まんデュエリストなのか?

    919 :

    肉まんはコートニーちゃんが好きで好きでたまらないらしい

    920 :

    速効魔法、乙
    このカードの効果により、場に肉まんトークンを2体特殊召喚してターンエンドだ!

    921 :

    乙!
    対抗呪文でそれ打ち消すわ

    922 :

    賄賂で肉まん渡すぜ

    924 :

    ぱくぱくもぐもぐげっぷ

    925 :

    俺は肉まんを攻撃表示にして月を攻撃するぜ!

    926 :

    お前ら何でそんなに肉まんで会話(ドッチボール)ができんだよ

    927 :

    >>842
    >>261

    928 :

    厚かましいけどスレタイで頼む

    929 :

    >>926
    ここは肉まんの魔女結界。

    930 :

    >>926
    街中でデュエルディスクを持ってるやつがいたら勝負を始めるだろ?つまりそういうことだ

    933 :

    俺のターン、ドロー!
    魔法カード、終焉のカウントダウンを発動するぜ!

    934 :

    終焉の焔を終焉のほむほむで通してたが、
    これからは肉まんのほむほむかな。

    935 :

    次スレいくのかいかないのか?
    雑談控えるべき?

    場に2枚カードをおいてターンエンド

    936 = 931 :


    頭の中で考えを巡らせているうちに、放課後はやってきた。

    マミやまどかは期待に満ちた目で私を見やるし、さやかはそそくさと先に帰ってしまうし、なんとも私の胃は重い。


    分身マジックを身につければ、本当に分身できるのだろうか。可能であるならば今からでも猛特訓するのだが…。



    マミ「それじゃあ暁美さんの魔法を実際に見学する魔女退治、これから始めましょうか?」

    まどか「えへへ、ほむらちゃんの戦い方、私憧れるんだよね」

    ほむら「まどか、憧れるというのは冗談でも怖いよ」

    まどか「あ、ご、ごめんね、そういうつもりはないよ?」


    まどまどする彼女の態度は、暁美ほむらが最初に出会った時のまどかからは全く想像もできないものだ。


    マミ「まあまあ、それで、どうかしら?美樹さんは用事があって来れないのが残念だけど、佐倉さんを呼んで、早速魔女探しといくのかしら?」

    ほむら「あー、そうだね、魔女を探さなければならないか」


    私の力ならばワルプルギスの夜を簡単に倒すことができるという事を皆に証明しなくてはならない。

    それは、皆が納得する未来を迎えるために必要な、最低限私がやらなくてはならない関門のひとつだ。


    ……だからこそ、私は上を目指さなくてはならない。

    937 = 931 :


    ほむら「しかし、さやかが居なくては困るね」

    まどか「え?さやかちゃんが?」

    ほむら「うん、せっかく私の力を見せるのだから、どうせならね?」


    疑問を浮かべる二人の表情に、一人明瞭な答えを得ているような、不敵な笑顔で語り聞かせる。


    ほむら「同じステージを皆で見てもらって、その上で納得してもらわないとね」

    まどか「……」

    マミ「うーん、けど、美樹さんの用事がいつ終わるかはわからないし……」

    ほむら「なに、さやかが来るまでは私のマジックショーでも見ていてくれよ、せっかくなのだからね」

    まどか「え?マジック?」


    驚いたような、呆れたような顔。それでいい。


    マミ「ちょっと余裕が過ぎるんじゃない?魔力は節約しなきゃいけない時期なのに…」

    ほむら「そうかな?マジックショー“くらい”なら全然わけ無いよ」


    本当は結構燃費の悪いエンターテイメントなのだが、秘密だ。


    ほむら「ギャラリーもそろそろ待ち遠しくしてる頃合いだろうしね、さやかを待ちつつ、楽しんでよ」

    まどか「うーん……ほむらちゃんが大丈夫っていうなら……」

    マミ「……そうね、ふふ、お客さんとして、久しぶりに見ようかしら」

    ほむら「うん、ありがとう二人とも、楽しんでくれ」


    私は笑顔を向ける。

    まったく、道化だ。内心ハラハラだ。

    さやかには早く戻ってきてほしいから、出来る限り病院に近い場所の通りでやろう。

    938 = 931 :


    ほむら「Dr.ホームズのマジックショー、開演!」


    空中で癇癪玉が破裂し、始端の無い紙テープがはらりはらりと広がり落ちる。

    待っていましたとばかりに拍手が傾れ込み、遠くに歩く通行人を振り向かせる。


    もう少し高めに調節を施した台の上に立って見下ろすギャラリー達は、以前の倍ほどにまでなっていた。


    マミ『頑張ってね』

    まどか『楽しみー!』

    ほむら『うむ』


    何があったか、段ボールに白い模造紙を張りつけて“ホームズさん素敵”とか掲げてる女の子まで、視界の端に捉えられる。

    黄色い声を大声で浴びせているあの子は、私のマジックのおかげで試験に合格したとでもいうのだろうか。

    いまいち、やっている身としては、このマジックショーが及ぼす影響というものがわからない。



    ほむら「ではまずはじめに、このハットからマジックの小道具を取りださせていただきましょう」



    掲げるハットの中から、体積を無視して大量のおもちゃ達が零れ落ちる。

    ちょっと懐かしいマジックショーに、声援は割増して大きく聞こえた。


    そして、彼らの声を聞いて私は自覚するのだ。

    これも立派に、間違いなく、暁美ほむらとしての居場所であるのだと。

    939 = 931 :


    「すごーい!」

    「やっぱりかっこいいなぁホームズちゃん…」

    「どうやってんの?全然見えないー」


    杏子「んしょ、悪いね、んしょ……おいマミっ」

    マミ「あ、佐倉さん来てくれたのね、もう始まっちゃってるわよ」

    杏子「始まっちゃってるわよ、じゃないっての、なんだこりゃ」

    まどか「えへへ、ほむらちゃんのマジックショーだよ」

    杏子「慣れない携帯のメールを開いてみて、“とりあえず来て”で足を運んでみりゃ、随分悠長なことやってるじゃん」


    ほむら「はい、盾の中から公園の電灯~」

    「うわー電灯っぽい!すごい!」

    「あれ?あのタイプの電灯どっかで見たよ私」


    杏子「……」

    マミ「素敵よね、暁美さん」

    杏子「……まあ、なんていうか、うん」

    マミ「魔女を倒して平和を守るっていうことももちろんだけど……」

    杏子「うん……」

    マミ「こうして奇跡の片鱗を振りまいている彼女を見ているとね、魔法少女として希望を振りまくということに、まだ私たちの知らない色々な可能性があるんじゃないかって、そう思うのよね」

    杏子「……」


    ほむら「さあ、お嬢さん、このトランプの数字は何だったかな?」

    「んーっと、ハートのエースだよ!」

    ほむら「おっと残念!ハートのエースは私が食べてしまったので、これは白紙のトランプだ!」

    「えー!」

    ほむら「かわりにほら、ハットの中に丁度偶然、画用紙に描いたハートのエースがあるから、これで我慢してくれ」


    マミ「……暁美さんを見ていると、何故かしらね…安心するわ」

    杏子「……わかるよ、それ」

    940 = 931 :


    仁美「ずっと前から…私、上条恭介君の事、お慕いしてましたの」

    さやか「……」

    仁美「……」

    さやか「あはは、まさか仁美がねえ…恭介の奴、隅に置けないなあ?」

    仁美「さやかさんは、上条君とは幼馴染でしたわね」

    さやか「……まあ、腐れ縁っていうかね、うん……そう、幼馴染み」

    仁美「本当にそれだけ?」

    さやか「……」

    仁美「私、決めたんですの……もう自分に嘘はつかないって」


    仁美「さやかさんは?さやかさん……あなた自身の本当の気持ちと向き合えますか?」

    さやか「……私自身の本当の気持ち」

    仁美「あなたは私の大切なお友達ですわ、だから、抜け駆けも横取りするようなこともしたくないんですの」

    さやか(……仁美)

    仁美「上条君のことを見つめていた時間は、私よりさやかさんの方が上ですわ」


    仁美「だから、あなたには私の先を越す権利があるべきです」

    さやか(……私の、本当の気持ち)

    仁美「私、明日の放課後に上条君に告白します」

    さやか(……私の気持ち…)


    仁美「丸一日だけお待ちしますわ……さやかさんは後悔なさらないよう決めてください、上条君に気持ちを伝えるべきか――」



    さやか「……ふう、伝えないよ、私は」

    仁美「……どういうことですか?」

    さやか「一日も待つ必要なんてないよ、私は良いや」

    仁美「き…!気付いていますわ!さやかさん!貴女は上条君の事を……!」

    さやか「あはは、だからこそなんだよ、仁美……」

    仁美(! なんて目を……)

    さやか「うん、私は恭介の事、好きだよ……自分の命を賭けてもいいくらい好き」


    ヴーッ ヴーッ

    さやか「……だからこそ、ちょっと嬉しいな、仁美があいつのこと、そんなに好きでいてくれるなんて」

    パカ


    “近くの通りで、ほむらちゃんのマジックを見ながら待ってるから! fromまどか”


    さやか「あはは……だから、仁美、お願いするよ、恭介の事」

    仁美「さやかさん!」

    さやか「んーごめん!用事が出来ちゃった、行かなくちゃ!ほんとごめんね!ありがとう!」


    タタタッ・・・


    仁美「……さやかさん」

    941 = 931 :


    タタタ・・・

    さやか「……」グスッ

    さやか「仁美、そっか、好きだったんだ……」


    さやか(……仕方ない!仁美じゃどうせ敵わないし!)

    さやか(私の魔法少女としての体じゃ、いつか恭介と別れることになるだろうし…!)


    さやか(……うん、これで良いの!良い区切りと思っちゃえばいいんだ!)

    さやか(最近は恭介もそっけないし…うん、良いんだ、これで…)


    さやか「……ぐすっ、……うう」

    さやか「くそぅ……でも、やっぱ、ちょっぴりだけどっ、堪えるなぁっ!」


    さやか「良いもん!仁美と付き合う恭介も、全部私が守ってやるんだから!」


    さやか(恭介の手を治して、恭介と付き合うのが私の願いじゃない!)

    さやか(この世界に少しでも救いの手を差し伸べること!それが私の祈り!)


    さやか(ああもう!でもなんか、すんげーモヤモヤする!後で何かスイーツ食べよっ!)

    943 :


    一人で答えを出したのか…このさやかちゃんは賢いな

    944 = 929 :


    なんてメンタルの強いさやかちゃんだ・・・

    946 :

    ガッシ ボカッ さやかは死んだ

    947 = 931 :

    ( *・∀・)っ 次スレ立てたワヨ

    ほむら「思い出せない…私は何者だ?」3
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1336396694/

    948 :

    こうやって割り切れるなら多分
    まどポのさやかルートみたいな悲惨な展開になるまい

    949 :

    割り切れるなら少なくともオクタヴィアにはならない。別の性質の魔女ならあり得るかもだけど

    950 = 948 :

    この話のさやかが魔女堕ちするとしたら
    仁美や恭介守るために力使いすぎて限界以上に濁り
    悪いが後始末頼むわみたいに自身の始末と後事を託すみたいな感じかな


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