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    元スレほむら「思い出せない…私は何者だ?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    302 :

    >>299
    素手で魔女の内蔵を引きずり出すほむほむか…
    バイオレンスだな

    303 :

    >>302
    オクタヴィアちゃんの内臓を引きずり出すと更に大変なことに……

    304 :

    >>303
    ほむら「シミはゴメンだ」

    305 :

    残念ながらオクタヴィアちゃんの中身ドロドロだから内臓引きずり出すまでもないぞ?

    307 :

    このほむほむ実は自分がゲームしたいだけだろwwwwww

    308 :

    >>306
    つまりほむらは神を超えたと。

    309 :

    マミ「それでね、個人の魔法少女としての素質にもよるけど、魔女反応は魔女毎に違うから…」

    さやか「はぁ~、色々あるんですね」

    マミ「慣れてくればすぐに魔女と使い魔の反応も見分けられるようになるし、結構大切なのよ」

    まどか「マミさんすごいや…」

    マミ「うふふ、そんなことないわ…鹿目さんが魔法少女になれば、私以上に強くなれるわよ」

    さやか「えっ、まどかが?」

    まどか「キュゥべぇにも言われました…けど、私ってそんなに因果っていうのが強いのかなぁ…」

    マミ「………因果?」

    さやか「ああ、何かほむらも言ってたね、因果の量で魔法少女の才能が決まるって」

    マミ「何の話?因果って…」

    さやか「ん~、ほむらが言ってただけなんでよくわからなかったんですけど…」

    まどか「マミさんは知らなかったんですか?」

    マミ「ええ、初耳……」

    さやか「魔法少女によって、知ってることと知らない事ってあるんだなぁ~」

    310 = 309 :

    マミ(…暁美さんは、私も知らないような知識を持っている…)

    マミ(グリーフシードやキュゥべぇの事に関してはあやふやだけど、彼女はソウルジェムが魔法少女の魂だと知っていた)

    マミ(…魔法少女は魔女と戦い続ける…その覚悟はあったから、特になんとも思わなかったけど…)


    マミ(ソウルジェム……私の魂………)



    「おお~!消えた!」

    「すごーい!」

    マミ「?」


    まどか「あっちの通り、賑やかだね」

    さやか「よく路上ライブとか大道芸やってる道だね」

    マミ「……少し、見に行ってみよっか?」

    さやか「賛成!」

    311 :

    マミさん劣等感に駆られてるな
    それを焦りにくわれなけりゃいいけど…

    312 = 309 :


    ほむら「このナイフを一度ハットに入れると…はい、何もない」

    ほむら「もっと入れてみましょう、小石も、花も、ハンカチも、…おっと、ステッキも入ってしまった」

    ほむら「せっかくなので、先ほどのカットラスも、はい、収納」


    ほむら「…ふむ、随分とハットが重くなってしまいましたが…どうしましょうか」

    ほむら「せっかく入れた道具ですが、このままではハットが不便なので出してしまいましょう」


    ほむら「ハットを逆さに……揺らして……なかなか出ないな」


    ドサドサ

    ほむら「おっと、スカートの中から全て落ちてしまった…これは失礼」



    まどか「……かっこいい…」

    さやか「へ~…ほむら、魔法少女でこういうことしてたんだ…」

    マミ「………」

    さやか「魔法って、こんな事にも使えるんだ…」

    313 :

    俺も特殊能力とかあったら、それを使える仕事をして食っていただろうにな…。

    314 :

    マミさんもリボンをうまく使えば大道芸にできそうだなーと思ってどうなるか想像したら


    裸にリボン巻いて「私をプレゼント☆」しか思い浮かばなくなった
    誰か助けてくれ

    315 :

    >>314
    その思いは間違いなんかじゃない

    316 :

    レッドスネークカモン
    イエローだった

    317 :

    レッドやイエローはともかく、ブラックエホウマキカモンが控えているな

    318 :

    てか、せっかく魔法少女に後ろ向きだったのにほむほむ見てまたゆらいどる。

    319 :

    スカートの中から色々出てきて、ガハラさんを思い浮かべたのは俺だけじゃないはず

    320 = 315 :

    背中からバットやフライパンが

    321 :

    >>319
    狙ったんでない?
    中の人的に

    322 :

    >>320
    ネットもだな

    323 :

    ところでずっと気になっている事が一つ
    ほむらが見たマミさんのパンツについて詳しく

    324 :

    >>320
    >>322
    ほむら「うるぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!!!!」
    ですね、わかります

    325 :

    上の方で誰かが神那ニコって言うから。ニコに見えてきた。

    326 :

    >>323
    何故かかぼちゃパンツを連想した

    327 :

    魔法少女は希望を振り撒き、魔女は呪いを振り撒く。

    その希望と呪いの大きさは等しく、また抗うことのかなわない定理だ。


    私もいつかは魔女になる。だが私は、どんな魔女に変わるのだろうか。

    このまま私の記憶がもどらないのであれば、魔女になった時に初めて、暁美ほむらの呪い、その逆に位置する祈りが見えてくるのかもしれない。


    まあ、魔女になるくらいならば、私は自害してやる。

    最初からタネがわかっているマジックを同業者に見せるほど、私は落ちぶれていない。



    ほむら「御静観、ありがとうございました」


    見滝原の低い空に、無数の紙飛行機が舞う。

    見上げる人々の目に映る太陽が煌めいている。

    328 :

    よーし諭吉飛行機飛ばしちゃうぞー

    329 :



    黄桃の空き缶に入った、小銭と少しの紙幣。特にこの千円紙幣には感謝しなくてはならない。


    合計で4461円も集まった。私の年齢が低いこともあるだろうし、単純に見せた芸がそれ相応であったということなのだろう。

    百円のゲームであれば44回も遊ぶことができる。これで今日の夜はゲームセンターで遊びつくせるはずだ。

    …しかし昨日のように店の者に補導されてしまってはどうしようもない。今日は場所を変えなくてはならないだろう。


    それと並行して魔女探し…はマミ達に任せるとして、私は武器の調達。

    マジックの練習。小道具の調達…。

    やることは多い。


    魔女狩りをさぼるわけにもいかないので、明日か明後日にはマミ達には悪いが私も魔女の捜索をしなければならないだろう。

    グリーフシードのストックはいくらかなくては安心できない。



    ほむら(…小腹が空いたな)


    ラーメンでも食べに行こう。

    330 = 327 :


    虚弱体質で頭脳明晰な暁美ほむら。

    数多の魔女を倒し、勝ち抜いてきた魔法少女、暁美ほむら。

    武器は盾。自分自身しか守れない小さな盾。


    暁美ほむらは何のために生きてきたのか。

    なんとなく、私は見当がついていた。


    暁美ほむらは自身のためだけに戦ってきた。


    彼女がいつから魔法少女として生きてきたのかはわからないが、きっと他人に施すような人間ではなかったはずだ。


    暁美ほむらは最低でも、魔法少女を二人、殺したのだ。

    331 :

    まどかとおりこの事かな?

    332 :

    >>331

    >>103で、まどかのSGを砕いたときの夢を見ていて、
    >>105で夢の内容を考察した際に、不明確ながら、過去の記憶かもしれないと認識している。

    >>245の夢では、魔女化寸前になったさやかを殺そうとしている模様。

    ということは、2人ってのはまどかとさやかのことだろう?
    ただ、前者の夢では、砕いたSGは記憶しているが、まどかの姿は認識していなかった模様。と読み取れる。
    後者も、暗がりのせいで容貌までは記憶してないっぽい。

    333 = 327 :

    ガチャガチャ。

    レバーを操作。体が手慣れてはいる。

    全く経験がないわけではないようだ。センスはある。

    ゲーム自体は得意だ。


    ほむら「しかしなんだ、この敵は…さっきから左右に行ったり来たり…」


    ゲームも終盤、この調子でいけるかと思っていたら思わぬ強敵にぶつかった。

    まさか即死攻撃をしてくるとは。

    先ほどから何度も負けている。


    ほむら「ここまで来て諦められるものか……」


    コインを入れる。

    勝つまでは諦めない。

    繰り返す。何度でも。

    334 = 329 :

    「懐かしいもんやってるねぇ」

    ほむら「……」

    「さっきからずっとそこで頑張ってるけどさあ、いつからやってんのさ」


    後ろの外野がしつこく話しかけてくる。

    私と同じくらいの子供の声だ。


    ほむら「夕時からかな」


    私はジャンプとしゃがみで忙しかったが、答える。

    回避は順調だ。


    ほむら「ここは人の巡回も少ないし、夜でも長居ができそうだ」

    「ずっとやるつもりかい?そいつの後もラスボスいるし、めんどいよ」

    ほむら「硬貨ならある、クリアまでは張り込むさ」

    「ふーん」

    ほむら「!」


    敵が隙を見せた。

    今ならいける。勝てる!


    ほむら「ブラボォー!」ダカダカ

    (…見滝原の制服……変な奴)

    335 = 329 :


    結局、ゲームクリアまでこぎつけても店員に補導されることはなかった。

    場所は遠いものの、ゲームをやる分にはなかなか良い場所だ。次からはここでやろう。


    ほむら(しかし、暗くなってしまったな)


    もう夜中近い。

    ゲームに熱中している間は記憶というか、体を通じて昔の感覚が呼び醒まされるような気分だった。


    やったことのあるゲームかは知らないが、ゲーム自体に腕に覚えがあるのだ。

    ここから記憶を取り戻す足掛かりを作っていければ良いのだが。



    ほむら(だが、暁美ほむら…私が記憶を取り戻したとして)


    果たして、今の私の人格はどこへ行ってしまうのだろう。

    昔の暁美ほむらと一体となるのか。

    それとも、昔の暁美ほむらの行動原理のままに、今の私の精神は無為となるのか。


    ほむら(……)


    無にはなりたくない。私は、他ならぬ私自身のために奔走しているというのに。

    昔の私に今の私を否定される筋合いはない。

    今の私だって私だ。

    だが私に、昔の私の全てを否定する勇気もない。

    336 = 329 :



    嵐。また嵐が吹いている。


    不吉な灰色の空。

    渦巻く雷雲。


    ゴミ屑のように吹き飛ばされる車。紙のように宙を空回りするコンクリの壁面。

    瓦礫の山。



    ――何度戦っても――……


    視界がぼやける。

    額の流血に視界が覆われる。


    赤と灰色の不吉な世界。



    私はここで何をしている。

    337 = 329 :


    ほむら「……」


    目を開ける。無言で布団から抜け出す。

    昨日は一日中趣味の時間だった。今日は多少なれ、魔女を狩らなくてはならないだろうか。


    …ソウルジェムに余裕はある。

    今日もまだ、マミに二人の見学会をさせておこうか。



    ほむら「……ん」


    時計を見ると、まだ4時過ぎ。

    学校への準備をするには早すぎる時間帯だった。



    ほむら「…そうだ、丁度良いしあれを探そうか」



    朝にしかできないこともある。

    私はワトソンへの缶詰を開けるのに手こずりながらも、無事に朝食を済ませて外へ出た。


    自分の朝食は後で食べる。

    338 = 329 :


    「あんむ」シャリ

    「んむっ」シャリ

    「あー……ん?」



    ほむら「……」



    (昨日のゲーセンの奴じゃん、こんな時間の、こんな場所に何の用だ?)

    (……ここはもう…)



    ほむら「…よし…そのまま…いける、よし…動くなよ…」


    ほむら「っはあ!」

    (うお、何かに飛びかかった)


    ――バサバサバサバサ



    (………鳩?)


    ほむら「…く、力を使わずに捕まえるのは無謀か…」

    (…アホらし、あれで学校行ってんのかなアイツ)

    339 :

    ま…まさか…

    340 = 332 :

    マジックで鳩を使うつもりなのかな。

    飼いハトじゃなくノラ鳩を使うと、寄生虫やらダニやらで衛生上の問題が云々と聞くんで、
    影ながら、ほむほむの健康を祈ってま~す

    341 = 329 :

    隣町の教会にまで足を運んだというのに、結局鳩は一匹も捕まらなかった。


    能力を使えば捕まえるのは容易いが、生き物を相手に使うのは気も引ける。

    いつかは私自身の力で、あの鳩を捕まえてやる。


    ほむら「ごちそうさま」


    チリトマトのほのかな辛さで頭も覚醒した。

    今日の一日も頑張ってやっていこう。無意味には過ごさない。



    ほむら「ワトソン、今日は私についてくるか」

    「にぁ」


    否定している。

    盾の中は窮屈なのだと。


    ほむら「私も一度でいいから盾の中に入ってみたいものだ」


    昔のSFのように、目が回るような幾何学模様をしているわけではなかろうが、一度覗いてみるだけならば良いのかもしれない。


    ほむら「いってきます」

    「にぁ」

    ほむら「壁紙は丁重にね」

    「にゃぁ」


    学校へ向かう。

    342 :

    …………猫は盾の中に入れたのか!?(ガビーン

    つまり…人も入れられるのかな?

    343 = 329 :



    授業内容は全て簡単なもので、流し聞きしていてもほとんど問題はない。

    突然指名されても即座に答えを導き出せる程度には、私の頭は冴えている。

    逆にこの学校の習熟度が低いのかもしれない。



    ほむら「……」


    白いプリントを正方形に切り取り、折り紙の原型を大量生産している。

    鳩が見つからないのでこれで紙飛行機を作らなくてはならないのだ。



    教師「おーい、暁美…」

    ほむら「はい」

    さやか(やっぱり指されてるー)

    まどか(大丈夫なのかな…)


    教師「…ここ、わかるか?」

    ほむら「石灰水が濁る」

    教師「……よろしい」

    さやか(相変わらずすげー…)


    紙飛行機は頭を潰せばよく飛ぶのだが、やはりそのままの方が飛んでいる姿は格好いいものだ。

    344 :

    息を吹き込んだらどうなるかって質問かナツカシス

    345 :

    あれってなんで小学校と中学校で2回も教えるんだろう

    346 :

    それをいったら、アウストラロピテクスなんて小中高の3回だ

    347 = 326 :

    センター試験にも平気で顔出してくるよ
    >白く濁る

    348 = 328 :

    >>327
    >見滝原の低い空に、無数の紙飛行機が舞う
    を硬貨や紙幣が空き缶に入る様を描写してるのかと思ってたら、存外そのまんまだったでござる

    349 :

    えぇいあんことの接触はまだか!焦らしおってからに!

    350 :

    あせらない、あせらない。(修造風


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