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元スレ女騎士「女魔法使いが結婚、ですか」
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女騎士「おぉ……似合っていますね。我ながらナイスセンスです」ムフー
角の少年「そうなのか?」
女騎士「えぇ、ばっちりです。あと、この帽子も被っておいてください」
角の少年「わかった」
女騎士「いいですか、町の中で、この帽子は決して外してはいけませんよ」
角の少年「わかった」
角の少年「そうなのか?」
女騎士「えぇ、ばっちりです。あと、この帽子も被っておいてください」
角の少年「わかった」
女騎士「いいですか、町の中で、この帽子は決して外してはいけませんよ」
角の少年「わかった」
ワイワイガヤガヤ…
角の少年「人が……いっぱいだ。数えきれない」
女騎士「人里に来るのも初めてなんですね」
角の少年「これは全部敵か?」
女騎士「違いますっ!!」
角の少年「人が……いっぱいだ。数えきれない」
女騎士「人里に来るのも初めてなんですね」
角の少年「これは全部敵か?」
女騎士「違いますっ!!」
武闘家「…………この渓谷も、何も見つからなかったか」
僧侶「そうですね……。魔王軍の新しい拠点。この地域にはもう構えられそうな場所は無さそうです」
武闘家「次は北の地域に移動するか。あの地域は、魔王城の地形と似通った箇所が多い。拠点を構えるのも適している」
僧侶「えぇ。本当は、もっと絞り込めれば良いのですが」
武闘家「その手の絞り込みは魔法使いに任せる他ない。何かがわかればこの石を通して連絡があるだろう」
僧侶「私たちは、とにかく足と旅の記憶を活かして探し続けること、ですよね」
武闘家「ああ。それが今の我々にできる最大限の努力だろう。とにかく根を詰めることだ」
僧侶「そうですね……。魔王軍の新しい拠点。この地域にはもう構えられそうな場所は無さそうです」
武闘家「次は北の地域に移動するか。あの地域は、魔王城の地形と似通った箇所が多い。拠点を構えるのも適している」
僧侶「えぇ。本当は、もっと絞り込めれば良いのですが」
武闘家「その手の絞り込みは魔法使いに任せる他ない。何かがわかればこの石を通して連絡があるだろう」
僧侶「私たちは、とにかく足と旅の記憶を活かして探し続けること、ですよね」
武闘家「ああ。それが今の我々にできる最大限の努力だろう。とにかく根を詰めることだ」
女騎士「人里、町についてはひとまずこんな所です」
角の少年「ああ。参考になった」
女騎士「……もう日も落ちてきましたし、今日はひとまず宿を取りましょうか」
角の少年「宿を獲る。攻め落とすのか?」ジャキッ
女騎士「何でそんなに物騒な考え方をするのですかっ! あと、町中でそれを出すのも禁止です!」
角の少年「……違うのか」シュン…
角の少年「ああ。参考になった」
女騎士「……もう日も落ちてきましたし、今日はひとまず宿を取りましょうか」
角の少年「宿を獲る。攻め落とすのか?」ジャキッ
女騎士「何でそんなに物騒な考え方をするのですかっ! あと、町中でそれを出すのも禁止です!」
角の少年「……違うのか」シュン…
宿
女騎士「あなたをひとりにするのはまだ不安なので、とりあえずは同室です」
角の少年「そうか」
女騎士「そろそろ寝ましょう」
女騎士「……念のために聞いておきますが、眠れますよね?」
角の少年「睡眠の機能についてなら、その通りだ。一定時間の活動をしたのなら、俺も睡眠を必要とする。現に今も、眠気というものを感じている」
女騎士「よかった。わたしたちと変わらないのですね」
女騎士「あなたをひとりにするのはまだ不安なので、とりあえずは同室です」
角の少年「そうか」
女騎士「そろそろ寝ましょう」
女騎士「……念のために聞いておきますが、眠れますよね?」
角の少年「睡眠の機能についてなら、その通りだ。一定時間の活動をしたのなら、俺も睡眠を必要とする。現に今も、眠気というものを感じている」
女騎士「よかった。わたしたちと変わらないのですね」
角の少年「……女騎士。俺は今日、お前から様々な知識を教わった。俺にとって益のあることなのは事実だが、なぜこんなことをする? お前に得はあるのか?」
女騎士「なぜ、と言われても。うぅん……放っておくわけにもいかないじゃないですか」
角の少年「なぜ放っておけないんだ?」
女騎士「……そうですね。そうした方がいいと思ったから、でしょうか」
角の少年「そうした方がいいと……思った……?」
女騎士「自分が正しいと思ったことをやる。自分が間違っていると思ったことはやらない」
女騎士「あなたにもわかりますか?」
女騎士「なぜ、と言われても。うぅん……放っておくわけにもいかないじゃないですか」
角の少年「なぜ放っておけないんだ?」
女騎士「……そうですね。そうした方がいいと思ったから、でしょうか」
角の少年「そうした方がいいと……思った……?」
女騎士「自分が正しいと思ったことをやる。自分が間違っていると思ったことはやらない」
女騎士「あなたにもわかりますか?」
角の少年「……わからない。正しいと、間違っているの、基準値を教えてくれ」
女騎士「……それは、わたしにもわかりません」
角の少年「お前にも、わからないことはあるのか」
女騎士「はい。わからないことだらけです」
女騎士「……それは、わたしにもわかりません」
角の少年「お前にも、わからないことはあるのか」
女騎士「はい。わからないことだらけです」
今日中に終わらせるとか偉そうに言ったけど自信無くなってきた
サラッと流そうと思ったところもなんか時間かかっちゃう
今日も中断癖を指摘されたけど、やっぱり疲れてしまったので晩飯がてらに休憩さる
サラッと流そうと思ったところもなんか時間かかっちゃう
今日も中断癖を指摘されたけど、やっぱり疲れてしまったので晩飯がてらに休憩さる
本当気にせず自分のペースでね
時間かかっても読ませてもらえるだけでありがたいわ
時間かかっても読ませてもらえるだけでありがたいわ
女騎士「ごめんください」チリンチリーン
角の少年「…………?」
孤児院院長「おや、女騎士様。今日はどうされましたか」
女騎士「先日は急な話を受けてくださってありがとうございました」
院長「とんでもない、ここの運営は私がやりたくてやっていることですから」
院長「最近はこの辺りも平和なもので、入院する子も減っていまして。それ自体は良いことなのですがね。院の子たちも先日は家族が増えたと喜んでいたところです」
女騎士「院長さん……」
院長「あの子もあなたに会いたがっていましたよ。よろしければ後で顔を見せてやってください」
女騎士「はい、あとで覗いてみますね」
角の少年「…………?」
孤児院院長「おや、女騎士様。今日はどうされましたか」
女騎士「先日は急な話を受けてくださってありがとうございました」
院長「とんでもない、ここの運営は私がやりたくてやっていることですから」
院長「最近はこの辺りも平和なもので、入院する子も減っていまして。それ自体は良いことなのですがね。院の子たちも先日は家族が増えたと喜んでいたところです」
女騎士「院長さん……」
院長「あの子もあなたに会いたがっていましたよ。よろしければ後で顔を見せてやってください」
女騎士「はい、あとで覗いてみますね」
女騎士「あの、実はもうひとり、お願いしたい子がいるのです」
院長「ふむ。もしかして、そちらの?」
角の少年「…………?」
女騎士「はい。実は……」
院長「ふむ。もしかして、そちらの?」
角の少年「…………?」
女騎士「はい。実は……」
院長「なるほど。記憶が……それはまた大変な思いをしたのでしょうね」
女騎士「少し、一般的な知識が欠けているところもあるみたいなんです。でも悪い子ではありません。せめて、自立できるまでの間だけでも……」
角の少年「女騎士。さっきから話しているのは俺のことか」
女騎士「そうですよ。……って、朝にも話したじゃありませんか」
角の少年「すまない。眠気が取れなくてな」
女騎士「もうっ」
女騎士(こういうところは意外と人間っぽいんですね)
女騎士「少し、一般的な知識が欠けているところもあるみたいなんです。でも悪い子ではありません。せめて、自立できるまでの間だけでも……」
角の少年「女騎士。さっきから話しているのは俺のことか」
女騎士「そうですよ。……って、朝にも話したじゃありませんか」
角の少年「すまない。眠気が取れなくてな」
女騎士「もうっ」
女騎士(こういうところは意外と人間っぽいんですね)
女騎士「わたしはこれから行かなければならない所、そしてやらなければならないことがあるのです」
女騎士「ひとまずは昨日の調査の続きを。そしてその後はまたどこへ行くともわかりません」
女騎士「危険なこともあります。いくらあなたが戦えるとはいえ、あなたを巻き込むわけにも行きません」
角の少年「俺は、邪魔なのか」
女騎士「……そういう話ではありません」
女騎士「ひとまずは昨日の調査の続きを。そしてその後はまたどこへ行くともわかりません」
女騎士「危険なこともあります。いくらあなたが戦えるとはいえ、あなたを巻き込むわけにも行きません」
角の少年「俺は、邪魔なのか」
女騎士「……そういう話ではありません」
女騎士「ただ、あなたには自分で道を選んで生きてほしいのです。わたしに無理やり付き合わされた道を進むのではなく、自分の思うように生きてほしい」
女騎士「自分のやりたいと感じたこと、そうではないこといろいろありますが、自分で道を決めて生きていくのです」
角の少年「……昨日の、心の話か」
女騎士「自分のやりたいと感じたこと、そうではないこといろいろありますが、自分で道を決めて生きていくのです」
角の少年「……昨日の、心の話か」
女騎士「昨日はちゃんとした答えを出してあげられませんでしたが、いろいろなひとと触れ合って、自分でその答えを見つけてください。ここは、そういう学びの意味でもあなたにとって良き場だと思ったんです」
角の少年「…………」
女騎士「院長にも、話せる限りの事情は話しておきました。角の話もです。他のひとにはまだ見せてはいけませんが、あの院長にはあなたの悩みや秘密を相談できるでしょう」
女騎士「……どうですか?」
角の少年「…………」
角の少年「わかった。女騎士がそう言うのならそうなんだろう。それに従おう」
角の少年「…………」
女騎士「院長にも、話せる限りの事情は話しておきました。角の話もです。他のひとにはまだ見せてはいけませんが、あの院長にはあなたの悩みや秘密を相談できるでしょう」
女騎士「……どうですか?」
角の少年「…………」
角の少年「わかった。女騎士がそう言うのならそうなんだろう。それに従おう」
子供「あっ、女騎士さん!」
女騎士「あはは……昨日、ああ言って別れたばかりなのに、もう来ちゃいました」
子供「全然だよ! ……そこの白い兄ちゃんは誰?」
院長「今日からの、新しい家族だよ」
女騎士「仲良くしてあげてくださいね」
子供「うん、よろしくな。兄ちゃん」
角の少年「よろしく頼もう」
女騎士「あはは……昨日、ああ言って別れたばかりなのに、もう来ちゃいました」
子供「全然だよ! ……そこの白い兄ちゃんは誰?」
院長「今日からの、新しい家族だよ」
女騎士「仲良くしてあげてくださいね」
子供「うん、よろしくな。兄ちゃん」
角の少年「よろしく頼もう」
女騎士「では、わたしはもう行きますね」
角の少年「そうか」
角の少年「…………」
角の少年「もう、ここには来ないのか」
女騎士「いいえ、魔王城の調査にはもう少し時間がかかりそうですから。もうしばらくはこの辺りに留まります。時間があれば、また顔を出そうと思っていますよ」
角の少年「そうか」
角の少年「それは……よかった」
女騎士「!」
角の少年「そうか」
角の少年「…………」
角の少年「もう、ここには来ないのか」
女騎士「いいえ、魔王城の調査にはもう少し時間がかかりそうですから。もうしばらくはこの辺りに留まります。時間があれば、また顔を出そうと思っていますよ」
角の少年「そうか」
角の少年「それは……よかった」
女騎士「!」
女騎士「……あなたは、そんな顔をして笑うのですね」
角の少年「……俺が? 何かしたか」
女騎士「ふふっ。何でもありません」
角の少年「……俺が? 何かしたか」
女騎士「ふふっ。何でもありません」
路地裏の男「悪りぃな」
盗賊「いんや、全然。また何かわかったら教えてくれや」
チャリーン
盗賊「…………」
盗賊「はぁ、何もかもサッパリだな」
盗賊「あの時ゃ見栄張ってああ言ったが、やっぱ俺の調査なんてのも高が知れてんのかね」
盗賊「ま、俺一人くらいサボってても、そのうち優秀な魔法使いの姐さんや武闘家のおっさん、女騎士あたりが見つけてくれるんだろうがな」
盗賊「そうなりゃこの苦労だって何の意味もねえ徒労だしな」
盗賊「はは、サボっちまうか?」
盗賊「…………」
盗賊「……………………」
盗賊「はぁ。柄じゃねえけど、仕方ねえ……。いつから俺はこんなメンドくさい性格になっちまったんだ」
盗賊「いんや、全然。また何かわかったら教えてくれや」
チャリーン
盗賊「…………」
盗賊「はぁ、何もかもサッパリだな」
盗賊「あの時ゃ見栄張ってああ言ったが、やっぱ俺の調査なんてのも高が知れてんのかね」
盗賊「ま、俺一人くらいサボってても、そのうち優秀な魔法使いの姐さんや武闘家のおっさん、女騎士あたりが見つけてくれるんだろうがな」
盗賊「そうなりゃこの苦労だって何の意味もねえ徒労だしな」
盗賊「はは、サボっちまうか?」
盗賊「…………」
盗賊「……………………」
盗賊「はぁ。柄じゃねえけど、仕方ねえ……。いつから俺はこんなメンドくさい性格になっちまったんだ」
女騎士「あれから数日、魔王城の調査を行いましたが……」
女騎士「あの子の発見以外、特に新しい情報は発見できませんでした」
女騎士「でも、あの子の収容されていた実験室……」
女騎士「あの場所には何日か前に使われた痕跡があったんですよね」
女騎士「それと、王都襲撃の後に目撃されたという、飛び立つ中級悪魔……」
女騎士「これはいったい、何を意味するのでしょうか」
女騎士「その数日前まで、その中級悪魔があの子の体に関わっていた……?」
女騎士「……でも、あれからも何度かあの部屋に足を運んでみましたが、何かが戻って来た形跡はありません」
女騎士「…………うぅん」
女騎士「この城の調査も、潮時なのかも知れませんね……」
女騎士「あの子の発見以外、特に新しい情報は発見できませんでした」
女騎士「でも、あの子の収容されていた実験室……」
女騎士「あの場所には何日か前に使われた痕跡があったんですよね」
女騎士「それと、王都襲撃の後に目撃されたという、飛び立つ中級悪魔……」
女騎士「これはいったい、何を意味するのでしょうか」
女騎士「その数日前まで、その中級悪魔があの子の体に関わっていた……?」
女騎士「……でも、あれからも何度かあの部屋に足を運んでみましたが、何かが戻って来た形跡はありません」
女騎士「…………うぅん」
女騎士「この城の調査も、潮時なのかも知れませんね……」
今書きながら寝てた…
今日もまたどっかで寝落ちるかも…
まだやるつもりだけど落ちたらすまぬ…
でもそてたらまた夜中に目覚めると思うから…
今日もまたどっかで寝落ちるかも…
まだやるつもりだけど落ちたらすまぬ…
でもそてたらまた夜中に目覚めると思うから…
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