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    元スレ上条「ザ・チルドレン!解禁ッ!!」薫紫穂葵「「「はーい」」」

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    1 :

    みたいなの書きたいんだけど。

    4 :

    アンチエスパーは読切で既にやってます

    5 :

    アンチアンチエスパーじゃなかったっけ

    6 = 1 :

    上条当麻は不幸である。
    上条当麻を襲う不幸は様々な形で日常的に彼の人生に組み込まれている。
    故に、彼は常日頃から運命的に、絶対的に不幸である。

    小萌「はーい、じゃあこの問題は……土御門ちゃんに解いt「バンッ!」ひいっ!?」

    明らかな授業妨害も甚だしい、突然教室の扉を乱暴に開けて侵入して来た黒服の男達によって

    「上条当麻はこのクラスにいるか」
    上条「え?」
    「連行しろ」
    部下「「「了解」」」
    上条「え?ちょ、あんたら誰、ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁ…あぁぁぁぁっ!?待って!財布が机の中にぃぃぃぃ!!!」
    小萌「」
    土御門「」
    青ピ「」
    ぐるぐる巻きに縛られた上に、どこか知らない町へと連行されるような事だって日常茶飯事なのである。

    7 :

    >>6
    絶チルはよく知らんけど、
    上条さんが横島みたいだ……

    9 = 1 :

    ────────────

    「起きろッッッ!!!」
    上条「はいぃぃぃっ!!……あれ?」

    上条当麻が本日二度目に目が覚めたのは、全方位コンクリート固めの小さな部屋だった。
    「貴様は上条当麻で間違いないな?」
    上条「お、俺は確かに上条さんですが。ここは一体どこでせうか」
    「ここは内務省特務機関超能力支援研究局、通称BABELの独房だ。」
    上条「何で独房!?俺が一体何をしたっていうんだよ!!?」
    立ち上がって異議を叫ぼうにも、体がパイプ椅子に縛られていて動けない。しかも何故か亀甲縛りである。

    「私はこのBABELの局長、桐壺帝三だ」
    口を真一文字に結んでいる眼前の男性は不機嫌そうに、上条を睨みつける。般若のごとく。

    10 :

    解禁時のあのかっこいいポーズを上条さんがやるのか

    11 = 1 :

    桐壺「何で独房か、だと?私はお前が嫌いだからに決まっておるだろうがぁぁぁぁあ!!!」バキイッ!
    青筋を浮かべた桐壺渾身の右ストレートが上条の頬を打ち抜いた。
    上条「い、いきなり何するんだよおっさん!!」
    桐壺「うるさい愚か者が!お前みたいなナヨナヨしたどこの馬の骨とも分からん奴に国から辞令が下る事自体がありえんのだ!このロリコンがぁぁぁあ!!!」
    上条「さっきから酷い言われようだな!?あんた一体なんなんだよ!!あと俺の足を踏むな!小学生のイジメか!!!」

    「局長。」

    12 :

    続けて

    13 = 1 :

    ひんやりとした声が独房中に響くと、桐壺の背後の扉からスーツ姿の女性が現れた。
    柏木「さっさと彼に今の状況を説明してください。」
    桐壺「だ、だが柏木クン!こんなウニ頭のボンクラ高校生に彼女達を任せる事になると思うと不安で不安で…ッ!」
    溢れんばかりの涙を流しつつも、上条の足を踏む行為を止める事はない。

    「うっわ。局長、男の子いじめてるぜ」
    「あっちゃー。ウチの1番嫌いなタイプやわー」
    「最低ね。」
    再び扉の向こうから姿を見せたのは3人の小学生程の幼女。
    上条「(ピアスやら指輪やら…最近の小学生はませてやがるなぁ…)」
    桐壺「ち、違うんだよ君達。これは教育、そう!教育なのだよ!!」
    急に態度を豹変させる桐壺。ドン引く上条。
    おまえがロリコンじゃねぇかとつい叫びかけてしまった。というか叫んだ。
    桐壺「誰がロリコンだ貴様ぁぁぁ!!!」
    上条「痛たたたたた!!俺の髪(アイデンティティ)がぁぁぁ!!」

    結果、ウニの棘の数本を引き千切られる事となった。

    15 = 1 :

    ────────────

    上条「…で、こっちから順に明石薫ちゃん、念能力者。野上葵ちゃん、瞬間移動能力者。三宮紫穂ちゃん、接触感応能力者という事でおk?」
    「…」
    「…」
    紫穂「…」
    無視。アウトオブ眼中である。各々がどこから取り出したのか、ゲームやら雑誌やらお人形やらで遊び始めていた。しかも赤毛の幼女はアダルト雑誌である。
    上条「なんか…無視されているのですが」
    桐壺「当たり前だ馬の骨早く死んでしまえ。」
    上条「このおっさんなんなんだよ本当に…やばい足の感覚無くなってきた」

    縄から解放された上条は局長室のデスク上に広げられた資料に目を落とした。

    上条「学園都市外でも能力が実用化されてるとは…しかもあの女の子達全員が学園都市でのLEVEL5相当ってどういう事だよ…」

    16 = 1 :

    >>15
    縄から解放された上条は局長室の←訂正

    ようやく縄から解放された上条は、案内された局長室の

    17 = 1 :

    桐壺「先程も説明したように、国家超能力対策プロジェクトの一環として、学園都市から監視役を求める事になった訳だが。何故貴様のような無能力者の一般人が監視役なのだ!!帰れ!!」
    上条「無理矢理連れて来たのはそっちだろうが!!!家に帰せ!!」
    桐壺「上からの命令なのだ帰れると思うなよ帰れ!!」
    上条「言ってる事が矛盾してんだよ!!」
    柏木「はぁ…。」
    ボッコボッコと資料、説明そっちのけで殴り合う上条と桐壺。

    ふと、
    「うるさい。」
    上条「へ?」
    桐壺「お、おぉぉぉぉぉ!!!?」
    突如桐壺の身体が宙に浮き、ガラス張りの壁を突き破って外に飛んで行ってしまった。

    上条「……え?」
    「…あれ?」
    上条「お、おい大丈夫なのか!?あのおっさんここからダイブしたけど!!?」
    壁の外は上空100mはあろう空中である。
    常人ならば接地とともに地面にぐちゃぐちゃのトマトもどきを撒き散らす事は確実。
    柏木「…あぁ、大丈夫ですよ。あの程度では死んではくれませんから」
    上条「何この秘書怖い。」

    18 :

    台詞ごとに一行空けてくれ

    19 :

    結構面白い
    続けてくれ

    20 = 1 :

    柏木「あなた説明の最中もずっと足踏まれてましたし、天罰でしょう」

    上条「…」

    涼しげな顔で微笑む顔はどこぞの暴飲暴食シスターの噛みつき攻撃1秒前を思わせた。
    あいつ、ちゃんと飯食ってるかなぁ。

    「おいそこのお前。」

    上条「ん?俺?」

    振り返ると眉毛を寄せて睨みつけている赤毛の幼女である。
    何故この組織の人間とはこうも不機嫌な顔のが多いのだろうか。

    「お前に決まってんだろ。」

    上条「…うん、まぁ、何か用か?(口が悪いなぁこの子)」

    「お前何モンだ?さっきあたしの念力があんたにだけ通用しなかったぞ。」

    21 :

    絶チルSSとは珍しい

    22 = 14 :

    cv.平野綾

    23 = 1 :

    紫穂「ホントね。死ぬほどのトラウマを読もうとしても何も見えないわ」

    「ウチも。瞬間移動で床と合体させようとしてもできへん」

    両手をいつの間にか残りの2人に掴まれていた。

    上条「ひ、姫様方?もしかして上条さんを殺そうとしてませんか。」

    「何で超能力が使えねーのか説明してくれたら命だけは生かしておいてやるぜ。さっさとゲロっちまいな」

    上条「」

    「別にこの人テレポートできへんくても、鉄柱を真上にテレポートされれば潰れるんやないの?」

    紫穂「持ち物からはトラウマとかトラウマとかトラウマとか読めるかしら?」

    上条「」

    24 :

    読み切りの皆本はアンチアンチエスパーとかいう上条さん殺しの能力だったな

    25 :

    薫が一番可愛いよな

    26 = 1 :

    上条「俺の右手には幻想殺し(イマジンブレイカー)ってのが宿っていてだな、超能力だろうが神様の奇跡だろうが打ち消しちまうんだ。つまり俺に向けては誰も超能力は使えない。」

    上条の説明に対して3人と1人(柏木)の反応は、

    「「「「ズルい」」」」
    であった。

    「歩くESPリミッターじゃねぇかよ。信じらんねー…」

    「こんなんがウチらの監視役やったら…」

    紫穂「もっと自由が制限されちゃう、わね」

    ジト目の視線が痛い。心を開くどころか敵対心剥き出しである。
    上条「あ、あはは…(ズルい…か)」

    柏木「上条クン。これがESPリミッターの解除端末よ」

    手渡されたのは携帯電話のような機械。

    27 = 1 :

    上条「あの、俺学校とかあるんですけど…」

    柏木「その点は大丈夫よ、特別にBABELで超☆高等な授業を受講できるから。もちろん、大学に入りたくても大丈夫。働き口も大丈夫。」

    上条「え、それはどーゆうことでせうか」

    柏木「上条クンにはこの組織に骨を埋めてもらうっていう義務を国から命じられたって事よ。」

    上条「( ゚д゚)」

    柏木「上条クンの住む家はここになるから、後はもう帰っていいわよ。お疲れ様。」

    上条「( ゚д゚)」

    「…まぁ、ドンマイ。」b

    「精々がんばり」

    紫穂「よろしくね、上条さんっ」

    28 = 1 :

    上条「ふ、」

    薫葵紫穂「「「?」」」

    上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

    柏木に手渡された地図を元に辿り着いたのは、普通のマンション。だが室内は前住居である寮よりは格段に広かった。

    上条「ベットも運び込まれてる…マジで上条さんは骨を埋める場所が決まってしまったのでせうか神様」

    神様に頼るのは無粋というものだ。何故なら自分の右手が本人の意思に背いて、ソレを拒絶しているのだから。

    上条「今日は…もう寝よう」

    上条当麻は久しぶりに泣き寝入りする事となった。

    29 = 1 :

    こんな感じなんだが。無理矢理繋げてもいいんだろうか

    30 = 14 :

    もう思うがままに突っ走ればいいと思う

    33 = 1 :

    ─────────深夜。

    ゴソゴソ…

    上条「…ん?」
    不自然な物音によって上条当麻は目を覚ました。僅かながら、話し声もする。

    上条「泥棒?…不幸だ…」
    寝室から出て、音のする方へと忍び足で向かう。上条の武器は右手に宿っている不条理と不幸の権化。あらゆる能力を無効にする幻想殺しのみ。

    上条「銃とか武器とか持ってたら不幸だ…絶対太刀打ちできねぇ…」

    扉の陰からリビングを覗き込む。
    全身黒服の不審者と目が合ってしまった。
    その間、僅か数cm。
    手には銃。その他にも10名程。

    上条「不幸、だっ!」
    目の前の不審者を殴り飛ばす。
    2m弱吹き飛ぶと仲間同士でぶつかり合い、不審者3人がぐったりとした。

    上条「新手のテロ組織ですか!?やっぱり原因はBABELなんでせうか!?クソが不幸だオラぁぁぁぁ!!!」

    殴る。殴る。蹴る殴る。
    普通の高校生とは言えない運動能力。
    当然といえば当然である。彼は腕を切り落とされても、記憶を失っても、世界をその右手一本だけで救って来た。
    高々十数人で相手にできるような相手ではない。
    たとえ、銃を持っていようとも。

    34 = 1 :

    上条「…なーんて上手く行くわけないですよねー不幸だー。」
    6人程気絶させた辺りで背後から銃を突きつけられ、降参。
    やはり太刀打ちできなかった。

    上条「俺の人生最近ありえないだろ本当に…上条さんは泣けてきましたよ…」

    不審者達は何かを話している。
    上条「(大方コイツをどう始末してやろうかとでも考えているんだろうなぁ…不幸だ。)」

    36 = 1 :

    パパパッ
    唐突に家中の電気が点灯された。
    上条「? ??」
    頭の上に「?」を浮かべつつも改めて不審者を見直すと、背中に《BABEL》の5文字。
    上条「」

    「あーあ。やっちまったなー」

    上条「か、薫ちゃん!?」

    「自分トコの組織を殴り飛ばしてどないすんねんこの人」

    紫穂「でも10人相手に素手で飛び込んで行ったのは無謀とはいえ称賛するわ。実際半分以上倒してたもの」

    上条「何で全員いるんだよ!?」

    38 = 1 :

    「別に好きでここにいるわけじゃねーよ。命令だっつーのバーカ」

    「薫が事あるごとに前監視役も前々監視役もその前の監視役も能力使ってぶっ飛ばしてまうから、BABEL本部では手に負えんゆーて、監視役とは同居することが義務付けられたんよ。つい30分前」

    上条「はぃ!?」

    紫穂「あの人達はこの部屋の工事を手伝ってくれる人達よ。薫ちゃんの念力で攻撃しても壊れないように壁やガラスを取り替えてるの」

    「まぁお前がBABELから首切られるまでの間だから辛抱しろよー。まぁ、あたし等はお前が夜中に夜這いに来ようものなら全力でKILLするけどな」

    「襲う!?フケツや!!?」

    「だから葵のが奪われる前にあたしが先に奪っといてあげるー!!ハアハア」

    「ぎゃぁぁぁぁぁくんなアホーーー!!」


    上条「なんなんだ…」

    紫穂「困ったものね」

    40 = 1 :

    上条「なんかお前は落ち着いてるんだな…えーっと、紫穂ちゃん」

    紫穂「紫穂でいいわ上条さん。薫は女の子でも中身はおっさんみたいな性格だから…」

    上条「あぁそういえば初めて会った時もエロ本読んでた気がする…」

    薫の将来が案じられる。

    「こっちにくんなって……


    言うとるやろがこのボケーーーっ!!」

    「へ?」

    葵の繰り出す、痴漢撃退にしては女の子に似合わない背負い投げ。しかし投げた先が悪かった。

    運悪くも、薫はガラス製のテーブルに顔から突っ込んでしまう形に投げられたのだ。

    「(能力じゃ…間に合わないっ!!)」

    42 = 1 :

    上条「危ないッッ!!」
    「!?」

    上条はテーブルと薫の間に勢いのまま飛び込むと、背中からテーブルに突っ込んだ。
    ガッチャァァァン‼︎‼︎‼︎

    「…いてて…」

    上条「ケガ…ないか、薫。」

    「ふ、ふぇっ?!どどどドコ触ってんだよ変態!!」
    上条に抱き締められる様に地面に倒れ込む薫。

    上条「待て、頼むからちょっと動くな。危ないから。」

    「…!せ、背中っ!血、血がっ!!」
    尋常では無い量の血が、上条の背中から流れている。背中には大中の鋭いガラスが突き刺さっている。

    上条「…俺は大丈夫だ。お前の顔の横、ガラス片があるから気をつけろよ。」

    薫が上条の腕から抜け出すと、上条はその場で気を失った。

    44 = 1 :

    ハイスピードで事が進み過ぎて申し訳ない

    もちょっと上手く書けるよーに頑張りますのでよしなに

    48 = 1 :

    ────────────

    「キミはこんなところでも死にかけるようなケガをするんだね?」

    上条「はぁ…面目ありません。先生も学園都市の外に居たんですね」

    上条は、病室という場所で何度もお世話になった、ゲコ太顏の医者と偶然にも再開したのだった。

    ゲコ「僕はちょっと野暮用でね?」

    上条「学園都市の外でも能力開発が行われていたなんて…初耳でしたよ」

    ゲコ「学園都市外での能力者は殆ど原石だね?私”達”としてはものすごく興味深いね?」

    上条「達?」
    上条が珍しく違和感に気付く。

    ゲコ「こっちの話だね?…そうそう、ところで。キミに可愛らしいお見舞いが来てるね?僕は出ていくからごゆっくりね?」

    はぐらかす様に話を変えた医者を上条はもやもやを抱えたまま見送る。

    ゲコ「(アレイスター…このタイミングで僕の患者を学園都市外に出すなんて…何を考えている…)」

    50 = 1 :

    コンコン

    上条「どーぞー」

    扉を開けて入って来たのは3人の女の子。

    薫葵「「…」」

    紫穂「…はぁ。おはよう、上条さん」

    上条「あぁ、おはよう。昨日はよく眠れたか?悪ぃな、俺の血で床を汚して…って俺の家だったっけ。」

    紫穂「…2人共、何か上条さんに言うことがあるんじゃないの?」

    「…えと、その」


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