元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA優勝を目指す」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
951 = 935 :
雪歩可愛い
953 = 906 :
雪歩可愛いよ雪歩
954 :
でもアイドルって体力勝負の過酷な職業だな
955 = 908 :
P「雪歩が倒れたのは……『ステージの終わり』だ」
雪歩「……ステージの、おわり」
P「そうだっそうだよっ……雪歩は、歌いきったんだ……!」
雪歩「!!」
P「歌いきって、踊りきって……! ぜんぶぜんぶ、完璧にこなして……!」
P「お客さんみんなが、雪歩に夢中で……」
P「い、いや、こんなこと言ったら、真美やあずささんに失礼か……ははは」
雪歩「……え、え……?」
P「まだよくわかんないか! こいつめ!」
ワッシャワシャシャ!
雪歩「あ、あうう」
P「最高のステージだった……掛け値なしに……!」
雪歩「……そ、それじゃあ! しょ、勝敗は……勝敗はどうなったんですかっ!?」
957 = 908 :
P「それは――」
シャッ
真美「ゆきぴょんゆきぴょんゆきぴょーんっ!!!!」
ピョーン
雪歩「わぷっ」
あずさ「ま、真美ちゃん? ここは医務室だから、静かにね~?」パタパタ
真美「生き返ったんだねっ! よかった、よかったよぉ~……うええぇええん!!」
雪歩「真美ちゃん、それに、あずささん……」
真美「ゆきぴょんが死んじゃうがど思っだぁああああああああぁっあっあ!!!」
雪歩「え、えへへ……心配かけて、ごめんね」
真美「ほ、ほんとに、よかったよ……うぐっえぐっ、せ、せっかく、勝ったのに……嬉しいはずなのにっ」
真美「ゆきぴょんがいないんじゃ、真美、悲しくて泣いちゃうとこだったよぉお……!」
雪歩「……え」
958 = 908 :
P「もう泣いてるだろうが」ペシッ
真美「あうっ、そ、そうだったかも……えへへ」
雪歩「ぷ、プロデューサー! あの、いま……真美ちゃんが言ったことって……!」
P「……そうだよ。お前たちは……」
雪歩「……」
P「……勝ったんだ……!」
雪歩「っ!!」
P「最高のパフォーマンス、最高の舞台で、ゼノグラシアに勝ったんだよっ!」
雪歩「……あ、あう……」
ポロポロ…
959 :
貴音かわいいよ貴音
960 = 908 :
―――
P(そのあと、俺たちは……、言葉も交わさずに、ただただ抱き合って泣いた)
P(この胸に溢れる感情を表現するだけの言葉が、見つからなかったからだ)
P(ずっと……ずっと目標にしてきた。打倒ゼノグラシア……)
P(彼女たちに勝つことはすなわち……甘えていた、過去の自分に勝つことを意味する)
P(ここにきて、俺たちはようやく本当の意味で……IA大賞を狙うアイドルユニットの一組に、なれたのかもしれないな)
【21週目 おわり】
962 = 908 :
【ある日の風景4】
P(俺たちは、大きな目標を果たした)
P(しかし、これは決して……、終わりではない)
P(俺たちにとっての、本当の終わりは……アイドルアカデミー大賞受賞)
P(トップアイドルへの階段を、登りきったその時だ)
ピピピ……
P(俺のアイドルプロデュースは続く)
P(そして、彼女たちのアイドル活動は続く)
P(日本中を……いや、世界中を笑顔にする、そんなアイドルを目指して……)
963 = 908 :
ピピピ!
P(……まあ、そんな堅苦しいことは、今はナシにしよう)
P(さっきからひっきりなしに、携帯の着信音が鳴っている……これはメールだな)
P(きっと、買い物に付き合うと約束した俺が、いつまで経っても現場に来ないことに腹を立てているんだろう)
P(もしかしたら、心配してくれているのかもしれないけど……まあ、そこまで期待するのもなぁ)
1 雪歩
2 真美
3 あずさ
メールの相手は誰?
>>964
964 :
雪歩
965 = 906 :
雪歩
966 = 908 :
【ショッピングモール】
雪歩「……」
P「お、おまたせしました」
雪歩「……」プイ
P「ほ、本当に悪かったよ。でもわかるだろう? 俺はお前たちと違って、昨日も事務所で……」
雪歩「わかりませんっ! 私たちだって、久しぶりの、大事な大事な連休なんですぅ」
P(……はぁ)
雪歩「あっ、た、ため息つきましたぁ! うう、やっぱり、私なんかと一緒じゃ……」
P「心を読むなよ……ほら」
ぱさっ
雪歩「? 帽子、ですかぁ?」
P「雪歩は自覚が無さ過ぎる。もう普通の女の子と違って、色んな人に名前も顔も知られているんだからな」
967 = 908 :
雪歩「……これ、くれるんですか?」
P「ん? ああ、別にあげても構わないけど……」
雪歩「えへへ……嬉しいです……」
P「そんなに喜んでもらえるなら、俺も嬉しいよ……でも別に、特別高い物でもないぞ?」
雪歩「……値段とかは、関係ないんですぅ。ただ、初めてもらったものだから、嬉しいんです」
P「……そういうもんか」
雪歩「そういうもんです! えへへ……」
969 = 908 :
雪歩「……遅刻した分、今日はいっぱい、いーっぱい、付き合ってくださいね?」
P「ああ、雪歩が飽きるまで、いくらでも」
雪歩「それじゃあ、きっと……ずっとですぅ♪」
P「そんなに買い物が好きだったのか……やっぱり女の子だなぁ」
雪歩「……」
P「な、なんで睨んでくるんでしょうか」
雪歩「知りませんっ!」プイ
970 = 906 :
このスレで足りるのだろうか
972 :
続きはまた今度立てればいい
973 = 928 :
ある程度区切りがつけばいい
>>1が寝落ちしてもまた立てるだろう
974 = 908 :
雪歩「……」ツーン
P「……雪歩さ~ん?」
雪歩「プロデューサーなんかとは、話したくないです」
P「まいったな……どうしたら、機嫌を直してくれるんだ?」
雪歩「私は石地蔵のお雪です。だから、一度閉じたお口は開きません」プイ
P「そうか……話す相手もいないんじゃ、買い物に付き合っても意味ないな」
雪歩「……」ピク
P「じゃあもう、俺は帰って寝るとするか……」
雪歩「えっ、そ、そんなぁ――
クルン
ポンポン
雪歩「……」
P「……」
雪歩「プロデューサーは、ズルイですぅ」
975 = 906 :
ほ
978 = 923 :
ほ
979 = 908 :
P「ずるくても結構さ。雪歩の機嫌が直るんなら、安いものだ」
雪歩「頭ポンポンするだけで直るのは、オンボロテレビだけですぅ! わ、私はそんなに簡単じゃありませぇん!」
P「……」
ポンポン
雪歩「~♪ ……あの、プロデューサー?」
P「なんだ?」
雪歩「それじゃあ……私のお願い、一個だけ聞いてくれたら……許してあげます!」
P「……わかったよ。なんでも言ってくれ」
雪歩「えへへ……それなら……ここで、約束してください」
P「約束?」
雪歩「はいっ!」
雪歩「……これからも、ずっとずーっと……」
雪歩「私たちと、一緒にいてくださいねっ!」
おわり
981 = 906 :
乙 面白かった
また書いてくれ
983 = 908 :
おわりです。本当に長い間お付き合いありがとうございました
つづく…かもしれない
984 = 977 :
おつおつ
どうせならIA優勝まで・・・なんてな
985 = 923 :
お疲れ様でした
むしろ続け
986 :
>>1000なら続かない
987 = 956 :
>>983
期待して良いんですねやったー
988 = 977 :
続かせる気まんまんでわろた
989 = 908 :
【おまけ 雪歩とのショッピング前日、夜】
ピピピ
P「……おや、メールだ」
………………………………
From:萩原雪歩
Title:それじゃあ…
デート、してくれますか?
雪歩より
………………………………
おわり
990 :
おつ
991 :
おつでした
992 :
安価なのに神スレだった…続けて欲しいかったか、乙
993 :
乙
雪歩は可愛いなあ!
994 = 939 :
乙
美希と律ちゃんの話も読みたかった
995 :
1000ならピヨちゃんが報われる
996 :
乙
バイトの休憩時間に読んでたけどすごいよかった
ピヨちゃん可愛いよ
1000 = 986 :
>>1000なら音無小鳥が優勝
みんなの評価 : ★★
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