元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA優勝を目指す」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
851 = 308 :
また間違った>>853でオナシャス
安価下
852 = 721 :
雪歩
853 :
真美に声をかける
854 = 311 :
さっきから安価ミスりすぎだろwww
あずささんに話しかける
855 = 652 :
(こいつ今度は口で直接……!)
856 = 442 :
ぬ
857 = 462 :
こ
860 = 308 :
P「真美、ちょっといいか?」
真美「……ん? どったの~、兄ちゃん」
P「新曲はどうだ、気に入ったか?」
真美「うんっ! これはもう……、真美のために作られた曲って言っても、カビンじゃないってカンジだね!」
P「そっか、それはよかった……ちなみに、それを言うなら過言じゃない、な」
P「まったく、お前はいつもいつもうろ覚えで適当なこと言って……」
真美「……!」
P「……?」
真美「……んっふっふ~! 兄ちゃんってば、いつでも……真美にびしっとツッコんでくれるよねっ」
P(なんだ? 一瞬、真美の顔に陰りがあったような……)
P(というか、なんでさっきからちょくちょく、反応が一瞬遅れているんだ?)
1 さてはお前……お腹が減っているな!
2 さてはお前……真美じゃないな!
>>861
863 = 325 :
ほ
864 = 308 :
P「……違和感を感じたんだ」
真美「え……?」
P「さっきから、真美の元気が少し減っている。いつもの真美なら、地獄の特訓のあとでも元気いっぱいなのに」
真美「……」
P「そして、真美と呼んでも、反応がちょくちょく遅れること……このことから導き出される答えはひとつ!」
真美「……んっふっふ~。さっすが、真美の兄ちゃんだね……バレてしまってはしかたない!」
真美「そう! なにを隠そう、この私は――」
P「さてはお前……お腹が減っているな!」
真美「……ほえ?」
P「腹が減っているから、元気がないんだろう!」
真美「ちょ、ちょっと兄ちゃん! あ……真美はそんなお子ちゃまみたいな理由で……」
ぐ~
真美「お腹はたしかに減ってるかもしんない!」
866 = 308 :
P「ははは……それじゃあ、帰りにコンビニ寄ってくか? パンでも買ってやろう」
真美「いいの! やった~! あ、でも、せっかくならお寿司詰め合わせとかのほうが~……」
P「そんな金はない! 俺の財布をからっぽにするつもりか!」
真美「んっふっふ~。兄ちゃん、けちけちしてると出世しないよ~?」
P「お前らが頑張ってくれれば、給料も上がるんだけどな……」
真美「でもでも、真美たちががんばるために、兄ちゃんががんばるんでしょ?」
P「うぐ、た、確かに……」
P「……いやいや、騙されないぞ! とにかく寿司は無しだ!」
真美「え~。じゃあさ、じゃあさ、せめておんぶー」
P(一体、何がせめてなんだ……まったく関係ないだろう)
867 = 524 :
お前まさか…あ…支援
868 = 308 :
P「やっぱり、疲れてるのか? レッスン終わったばかりだし」
真美「んーん、ゼンゼン疲れてはないけど……でも、おんぶー」
P「まったく、仕方ないな……ほら」
真美「んっふっふ~♪ ありがと、兄ちゃんっ!」
P(真美の体は、とても軽く……そして、乾いていた)
P(……乾いていた? なんで俺は、そんなことを気にするんだ?)
P(ダンスレッスンスタジオで汗だくになってた真美の印象が、まだ頭にあるのだろうか?)
P(それと比べて、違和感を……?)
真美「……やっぱり、真美の兄ちゃんって、いいね」
P「なんだ、急に……まるで他人事みたいだな」
真美「他人じゃないけど、本人でもなかったりしてね~」
P「……?」
【ある日の風景3 おわり】
869 = 384 :
ほ
874 = 346 :
っ
875 = 308 :
【週末夜、765プロ事務所、夜コミュ】
P(新曲の練習を開始して、一週間が経った)
P(みんな、Do-Daiをかなりのレベルで自分のものに出来たようだ!)
P「……さて、今週はレッスン漬けだったが……、みんな、よく頑張ったな」
みんな「はいっ!」
P「突然だが、今週の締めくくりとして、お前たちだけでミーティングをしてもらおうと思う」
雪歩「……ミーティング、ですか?」
P「ああ。自分たちで、今の自分たちに何が足りないか、何が出来ているかを話し合って、最後に俺に報告してくれ」
雪歩「な、なんだか難しそうですぅ……」
P「まあ、そんなに身構えなくてもいいよ。俺のいないところで、そういうことを話し合う機会もなかなかないだろう?」
雪歩「……」
雪歩「……わかりました。やってみます」
876 = 308 :
雪歩「……それで、これがこうで……」
真美「え~……真美は……」
あずさ「あらあら……そうね~……」
―――
P(さてと……結果が出るまで、少し時間が出来てしまったな)
P(ここは……)
1 音無さんで遊ぼう
2 書類仕事でもしてよう
>>878
881 = 346 :
お前ら・・・
882 = 462 :
おまえらがこんなに真面目だとは思わなかった
883 = 542 :
萩原組のみなさんが頑張ってるからな
884 = 316 :
お弟子さんすごいですね
885 = 308 :
小鳥「……あ、あの、プロデューサーさん」
P「どうしたんですか?」カタカタ
小鳥「よかったら、その……今日の夜……」
P「……」カキカキ
小鳥「の、のののみにでも……」
P「……」シャッシャ
小鳥「……プロデューサーさん? あの、聞いてますか?」
P「……ああ、すみません! ちょっとこっちの作業に集中してて……ノミがなんですって?」
小鳥「……も、もういいですっ!」
小鳥(もうっ……でも、仕事に集中する姿も……)キュン
P(何を言いたかったんだろう)
小鳥さんの親愛度はもう上がらない!
886 = 703 :
ピヨちゃんのちょろさは異常
887 = 708 :
そういえばもうMAXだったな
888 = 462 :
小鳥さんの親愛度はもう上がらない!
になんかワロタw
889 = 524 :
ちょろピヨちゃん…
890 = 308 :
―――
P「……結果、出たか?」
雪歩「は、はい」
P「よし……それじゃあ雪歩、報告してくれ」
雪歩「……」
スゥ
雪歩「け、結論から言うと……その……」プルプル
P「ああ、そんなに緊張しないで、ゆっくりでいいから」
雪歩「ひゃ、ひゃい……えっと、その、私たちは、というか私は……」
P「……」
雪歩「まだまだ……ダメダメでしたぁ!」
P「えっ」
雪歩「歌もダンスも演技も、私なんかもうなんにも取り得がなくてっ! うう、こ、こんな私なんて……!」
あずさ「ちょ、ちょっと、雪歩ちゃん? さっきの話し合いではそんなこと……」
雪歩「穴掘って、埋まってきますぅ~~!!!」
891 = 462 :
ほ
892 = 308 :
―――
P「……落ち着いたか?」
雪歩「はい……ごめんなさい」
P「ま、まあ、そんな気負わないでいいからさ」
P(しかし、参ったな……雪歩がこんな調子じゃあ……)
P(代わりに、誰か他のメンバーに報告してもらうか?)
チラ
あずさ「……」フルフル
P「……」
P(あずささん……そうですよね。ここは絶対に……、リーダーとしての雪歩を見せてもらわないといけない)
P(甘やかすんじゃない。厳しくするのでもない。ただただ、雪歩を信じて……)
P「……大丈夫だ」
ポン
雪歩「……っ……あ、あたま……」
P「大丈夫、大丈夫……安心してくれ。雪歩が何を言ったって、俺はお前を責めたりしない」
895 = 308 :
雪歩「……」
雪歩「……先週の、フェス……」
雪歩「私たちの話し合いの中心は、やっぱりそれでした」
雪歩「私たちは、負けました。色んな原因があって、負けました」
雪歩「真美ちゃんの集中、あずささんのやる気……」
雪歩「そして何より、私の実力が、不足していて……」
雪歩「……私は、甘えん坊だったんです。いつまでも、みんな仲良く、楽しくアイドルができるんだ、って思ってました」
雪歩「でも、それじゃあダメダメでしたぁ……勝負ってことが……どんなことか、わかっていませんでした」
雪歩「アイドルアカデミー大賞に挑戦すること……それ自体、もう勝負だっていうのに、です」
雪歩「私たちには、実力が足りません。経験が足りません」
雪歩「もうロッソストラーダが結成されて、三ヶ月が経ちます」
雪歩「運命のランキングが発表される週まで、もう半年……半年しかありません」
897 = 308 :
雪歩「プロデューサー……。私たちのデビューシングル……」
雪歩「Kosmos, Cosmosは、ランキング上では、最高何位でしたか?」
P「……73位だ」
雪歩「……そうです。今いるだけのライバルの人たちの中でも……私たちはまだ、73位」
雪歩「これからきっと、もっといろんなアイドルが登場します」
雪歩「……あと半年で、ランキング20位以内に入ることは……、今までのままでは、きっとダメです」
雪歩「だから、とにかくレッスン。ひたすらひたすら、ずーっと……レッスンが必要なんです」
雪歩「そして、まずは……ゼノグラシアの上に立つ」
雪歩「……確かな実力つけて、もう一度、ゼノグラシアと戦って……」
雪歩「そして……勝つこと」
雪歩「それが、私たちが話し合った……今の私たちに、必要なことです」
899 = 308 :
―――
P(……雪歩の瞳には、とても強い意思が宿っていた)
P(ゼノグラシアに勝つ……それは、確かに必要なことだ)
P(しかし俺は、こんなに早くこの意見が聞けるとは、夢にも思っていなかった)
P(……きっと、今日までの間。彼女たちは彼女たちで、本当に色々と考えをめぐらせてきたんだろう)
P(俺には、何も言えることはなかった……だって彼女たちの意見は、俺の意見そのものでもあったからだ)
P(……ゼノグラシア)
P(春香、美希、真……覚悟していろよ)
P(今度こそ、絶対に……!)
【12週目 おわり】
900 = 311 :
このスレで行けるだろうか
みんなの評価 : ★★
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