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    元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA優勝を目指す」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - 安価 + - 萩原雪歩 + - 雪歩 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    602 = 308 :


    P「音無さん……顔をあげてください」

    すっ

    小鳥「ひゃっ……そ、そうやって、女の子の顔を簡単にさわるなんて……」

    小鳥「!?」

    小鳥(プロデューサーさんの顔が……すぐ近くに)

    小鳥「……あ、あ、あうぅ……」カァァ

    P「……」

    小鳥(こわい……こんなこと、経験したことなかったから……とってもこわい……!)

    小鳥(でも……!)

    P「……好きな、子には……」

    小鳥「え……」

    小鳥(また、耳元で……やだ、もう、爆発しそう……!)

    P「好きな子には、イジワルしたくなるんですよ。……わかってください」

    小鳥「!!!!!!!!」

    603 = 542 :

    どんな意味で好きかはまだ言ってない

    604 = 325 :

    小鳥さんちょろい

    605 = 411 :

    あれこれどうなんの?

    606 = 308 :


    小鳥「う、うう……」プシュー


    P(……その後、音無さんは顔を真っ赤にして倒れてしまった)

    P(うなされているものの、音無さんの寝顔はとても可愛らしかった。……しかし……)

    P(俺は……なんて大それたことをしてしまったんだ……!)


    小鳥「……ゆめ、ゆめなの……? うう~ん……」

    P「……」パタパタ


    P(今起きたことは、紛れもなく現実だが……夢ということにしておこう)

    P(うん。その方が、お互いのためだな、うん……)

    P(目が覚めた頃に、飲みにまた誘って……うやむやにしてしまおう!)

    パーフェクトコミュニケーション!
    小鳥さんの親愛度がマックスになった!

    607 = 589 :

    小鳥さんチョロ過ぎワロタw

    608 :

    雪歩スレかと思ったらあずささんスレかと思ったら小鳥さんスレだったでござる

    609 = 316 :

    さすがピヨ子、チョロ甘だぜ

    610 = 411 :

    いきなりマックスとかワロス

    611 = 462 :

    このあと何かで0になるんだろ…





    外れてくれ

    612 = 308 :


    【10週目 総評】

    高木「音無君の親愛度がググっとあがったようだね……」

    P「は、はい」

    高木「女の子たちが誰もいなかったからよかったものの、あまり事務所でそういうことは控えてくれたまえよ?」

    P「承知しています……」

    高木「もし万が一、アイドルたちに見られたら……そのまま印象が悪くなってしまう可能性もある」

    高木「フェスで勝とうというなら尚更だ。パーフェクトの数が、そのまま勝率に繋がるのだからね」

    P「わかりました……」

    P「……」

    P(音無さんの体。柔らかかったなあ)

    【10週目 おわり】

    613 = 592 :

    ぴよちゃんまじ天使

    615 = 308 :

    15分休憩します

    616 = 429 :

    ピヨちゃんピヨピヨ

    619 = 308 :


    【11週目、765プロ事務所、朝コミュ】

    P(さあ、今日も元気にアイドルプロデュースだ!)

    小鳥「……」チラ

    P(……先週はなんやかんやあったが、なんとか夢だということで納得してくれた。うん、何も気にすることはない!)

    P(さて、みんなの様子はっと……)

    雪歩「えへへ、おはようございますぅ、プロデューサー♪」

    真美「……」ピー ゴロゴロ…

    あずさ「おはようございます~」

    P(……よし。ここはこの子に、今日の意気込みを語ってもらうとしよう!)

    >>621

    620 = 372 :

    真美ちゃん!

    621 = 316 :

    雪歩

    622 :

    真美真美

    623 = 308 :


    P「雪歩、何か良いことでもあったのか?」

    雪歩「はい! 今朝お茶を飲んだんですけど、茶柱が三本も立っていたんですぅ!」

    雪歩「えへへ……きっとなにか、良いことがありますよね♪」

    P(なるほど。よし、ここはこう答えておくことにしよう!)

    1 その通りだな
    2 そんなことはないよ

    >>625

    628 :

    629 = 308 :


    P「ああ、その通りだよ。……しかしみんな、良い顔をしているな! ユニットが絶好調な証拠だよ」

    雪歩「はい♪」

    あずさ「そうですね~。ふふっ」

    真美「そ、そう見える~……?」ゴロゴロ

    P「はは……真美は早く、トイレに行ってきなさい」

    真美「ううう~」たったった

    雪歩の親愛度が上がった!
    みんなの団結値が上がった!

    P「さて、今週は……」

    高木「おお、君! 良かった、まだ出発していなかったようだね」

    P「社長! どうしたんですか?」

    630 = 308 :


    高木「君たちに折り入って頼みがあるのだが……フェスに参加してもらいたいのだよ」

    P「フェス、ですか……しかし、なぜ急に?」

    高木「実は、知り合いの開いた会場に急に空きができてね。無理にとは言わないが……」

    P「……」

    P(いずれは通らなくてはならない道。良い機会かもしれないな)

    P「わかりました、お引き受けします!」

    高木「おお、そうかね! いやぁ、それは助かったよ」

    P「ところで、そのフェスの相手はどのような……」

    高木「……実はだね」

    631 :

    まだやってるのか
    24時間以上経ってるな

    632 = 308 :


    【フェス会場】

    みんな「…………」

    P「……」

    P(みんなの表情が暗い……まぁ、無理もないか)

    P(俺たちにとって、初めてのフェス。その相手は……)

    春香「おっはようございますっ! プロデューサーさん!」

    P「あ、ああ、おはよう春香……今日はよろしく頼むよ」

    春香「はい! お互い、全力で楽しみましょうね♪」

    P「……」

    P(ゼノグラシア……!)

    633 :

    まだやっているか

    634 = 442 :

    ほう

    635 = 308 :


    雪歩「う、うぅ……ま、真ちゃんたちが相手だなんて……」

    真美「ねえ兄ちゃ~ん……ホントにやるの~?」

    あずさ「……」

    P「お、おいおいみんな、そんなに弱気になるなよ! 前のオーディションでは、俺たちのほうが上だったろう?」

    真美「そ~いうんじゃなくてさ~……」

    P「……」

    P(フェスで出る結果は、勝ちか負けか……そのふたつしかない)

    P(この子たちはまだ……相手を蹴落とすということに、慣れていないんだ)

    P(ましてや、それが同じ事務所の仲間となると……こう気落ちするのも無理はないな)

    P「……さっき、春香も言っていただろう? 勝敗を気にすることはない、思いっきり楽しめばいいんだよ」

    P「たとえ負けたって、それは次への大きな一歩となる」

    みんな「……」

    P「今回のフェスの規模なら、ランキングにもそう影響はしないし……だから、その……な?」

    みんな「は~い……」

    P(うう、みんなのテンションがだだ下がりだ。こんなことで、ちゃんと戦えるのか……?)

    636 = 308 :


    ―――

    スタッフ「ロッソストラーダの皆さん! そろそろ出番ですので、準備をお願いします!」

    P「は、はい! ほらみんな、行くぞ!」

    雪歩「……そう、ですね……」

    真美「うん……なんとかかんとか、頑張ってみるよ~」

    あずさ「……」

    スタッフ「向こうのステージでは、ゼノグラシアが準備に入っています。あちらに負けないくらい、盛り上げていってくださいね!」

    みんな「はい……」

    P「……」

    P(これは……今回は少し、厳しいか……?)

    637 = 346 :

    ふむ

    638 = 308 :


    【フェス(VSゼノグラシア)】

    ワー ワー

    雪歩「……」

    スッ

    雪歩「Kosmos,Cosmos 飛び出してゆ――

    ワァアアアアア!

    雪歩「!」

    雪歩(向こうのステージ……あんなに盛り上がって……)

    真美「ゆ、ゆきぴょん! 歌、歌!」ボソボソ

    雪歩「あ、あ、うん! えっと……!」

    雪歩(あ、あわわわ……ど、どうしよう、歌詞、ド忘れしちゃった……!)

    あずさ「……無限と宇宙の彼方~♪」

    雪歩(……あずささん……ご、ごごごめんなさい……!)

    ―――

    P「……くそう、もう見ていられない……!」

    640 = 308 :


    ―――

    P「……みんな、お疲れ」

    雪歩「……えぐっ、ひっく……」

    真美「うあうあ~! もうっ、もうサイアク……! 真美、全然ダメダメだったよ……うわあああん!!」

    あずさ「ああ、ふたりとも……泣かないで~……」

    P「……」

    P(勝敗は誰の目にも明らかだった)

    P(雪歩たちが本調子でなく、あのような低テンションであったのに加え……)

    P(ゼノグラシアの、お客さんの心を掴んで離さない歌とダンス……)

    P(敵ながら、本当に最高のステージであったと思う)

    P(プロデューサーとして、俺はここで……この子たちに、何をするべきだろう?)

    1 説教だ
    2 ……
    3 その他

    >>643

    642 = 542 :

    次に生かせばいい

    645 = 308 :


    P(ここは……しっかり言ってやらなければならないな)

    P「みんな。着替えたら、もう一度俺のところに来てくれ」

    みんな「はーい……」

    ―――

    P「よし、みんな揃ったな?」

    みんな「……」

    P「……一人ずつ、話をしていこうと思う。まずは……」

    >>647

    646 :

    真美

    647 = 582 :

    真美

    648 = 315 :

    小鳥さん

    649 = 308 :


    P「……真美」

    真美「!」ビク

    P「最初に言っておくよ。真美は……比較的、良くやってくれていた」

    真美「え……? う、ウソだよ兄ちゃん! だって真美……」

    P「ウソじゃないさ。ダンスもつまづかず、歌もちゃんと歌いきった……」

    P「この当たり前のことが出来たのは、真美だけだ」

    雪歩・あずさ「っ!」

    P「集中が足りていなかったことが、唯一惜しいところだな……相手のステージを見過ぎていた」

    P「お客さんは目の前にいるんだぞ。その人たちの目を見ないで、何を見るんだ」

    真美「う、うん……ごめんなさい……」

    ―――

    P(……こんなところか。さて、次は……)

    >>651

    650 = 346 :

    あずささん


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