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    元スレマミ「お友達100人できるかな」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 153 :

    まみまみ

    352 = 1 :

    エェーエーエーェー エェーエーエーェー♪

    さくら「参考あにめーしょんは以上デス」

    宇宙人1「さんぷるが恋愛感情を取り戻しただけで本当に友情が成立するのか?」

    宇宙人2「確かに、あのオスの気持ちもよく分からない、感謝だけで親愛度が上がるとは……」

    宇宙人3「元々事故のようなせっとだった。不注意で世界を危険に晒していたし……」

    さくら「デスガみなさん中々楽しんでおられたノデハ?」

    宇宙人4「確かに、こういう甘酸っぱい話は聞いてて面白かったかも……」

    さくら「さんぷるは持っていたのです……愛を!」

    さくら「そして気付いたのです。愛に立ち向かうコト、それもまた愛なのデアルと!
        愛がある故に、人の愛を知ることができ、互いに歩み寄ることができるのデアルと!」

    宇宙人5「バカな!いくらなんでも決め付けすぎではないか!?試験はまだ始まったばかりだぞ」

    さくら「あくまで私のふぃーるどわーくを通しての個人見解デス。シカシ新たな視点から見ることで分かるコトもあるのデス
        さんぷるが恋愛感情に気付いたように、私もまた彼らの立場に立って気付きマシタ。さんぷる……イヤ」

    さくら「マミさんは確かに愛を持っている」

    さくら「私はマミさんが大好きです」

    \オオー!/ \キャーキャー/

    353 = 153 :

    まみまみ

    354 = 1 :

    さくら「今回で一気に21人目…20人達成のぷれぜんと、及び先程の報告の理由により……」

    さくら「早期試験終了を視野に入れた試験第二段階へのすてっぷあっぷを申請しマス」

    シリウス「……よかろう」

    \オオー!/ \イイゾイイゾー/

    さくら「ソレとシリウス議長、実はもう一つ頼みたいコトがあるのデスガ……サアサア、入ってきてくだサイ」

    QB「やあ、お邪魔させてもらっているよ……僕らと同じくらいか、それ以上に文明が発達しているようで大変興味深い」

    シリウス「ふむ、これはまた珍しい客だ……なぜ地球人以外の異性人がここに?」

    さくら「ハイ、ソレには宇宙のエネルギー問題と先程の魔法少女が関係してくるので、少々説明させて頂きマス」

    355 = 85 :

    キマシタワー

    356 = 1 :

    ざわっ…ざわっ…

    \ソンナコトニナッテタノカ/ \オレモキイタコトガアルゾ/ \タイヘンソー/

    さくら「そこで、試験中の例の装置をさんぷるの30人達成記念に、実用実験も兼ねてぷれぜんとしたいと思うのデス」

    シリウス「……確かにいいアイデアかもしれないが、アノ装置を任せるにはまだまだ時期尚早ではないかね」

    さくら「しかし、コノ短期間で友人の数は既に20人を超えておりマス……十分責任を持てる…信頼できると私は考えマス」

    QB「僕らとしても、見せてもらったあの装置の有用性が証明されれば、
      より効率よくエネルギー回収ができるわけだから、お願いしたいところなんだけどな」

    シリウス「うーむ…………いや、やはり早すぎる。せめて50人の友達を作るまでは見送ろう」

    \ソウダソウダー/ \マダワカンナイシナ/ \ヤバンナシュゾクダッタラタイヘンダ/

    さくら「……分かりマシタ……それでは、これにて報告は終了デス」

    ━現在友達21人━

    357 = 334 :

    「ラブロマ」最終回ネタまで入れやがった……すげえ……

    358 = 55 :

    ググったらゲーセンに置いてある名も知らぬパチンコ玉のボードゲームの漫画書いてた人か、自分も読んでたな

    359 = 1 :

    それから数日後

    今日は呉キリカについて調べるつもりだった
    暁美さんの資料によると、私とクラスは別で、どうも不登校になっているらしい
    様々な人に聞いてみたが、あまり期待した答えは返ってこなかった

    放課後、帰り道

    マミ「はぁ~、結局まともな情報はなかったわね」

    さくら「一体ドノような情報をお求めだったのデスカ?キリカさんのお友達を探していたようデスガ」

    マミ「呉さんのお友達なら呉さんのことをよく知っているでしょう?
       そこから友達になれるチャンスが出てきたかもしれないのに」

    さくら「オヤ?マミさんは敵であるハズのキリカさんトモお友達になるおツモリで?」

    マミ「正直、まだまだワルプルギスの夜に向けて戦力が足りないのも事実だもの……仲間になってくれれば心強いわ」

    マミ「それに、鹿目さんが魔法少女にならないよう私達が動いてきたもの
       これであの二人の目的はなくなるわけだから、話せば分かってくれるはずよ」

    さくら「フゥー…敵でアルと向こう側が認識してイル以上、ソウうまくいくとは思えマセンガ……」ヤレヤレ

    マミ「やってみなくちゃ分からないでしょう?」

    361 = 1 :

    さくら「そういえば、私が今朝ぷれぜんとしたアレはお使いにならないのデスカ?」

    マミ「ああ、『グループセット』機能のこと?タイミングがあればね……」

    ~~~~~~~~~~
    パチン

    マミ「はぁ~…腕が軽い……こんな気持ち久しぶり……!」

    さくら「これでヨシっと……マミさん、もう一度腕を出してもらえマスカ?」

    マミ「お風呂とか入る時も辛かったのよね…もう何もこわ――」パチン

    さくら「トッテモお似合いデスヨ!ソチラのかうんたーが20人達成記念のぷれぜんととなりマス!」

    マミ「せめて……せめてもう少し、夢を見せてくれたって……」グスン

    マミ「それで、これは何が変わったのかしら?見た目は同じだけれど」

    さくら「全くの別物デスヨ…今後のマミさんの試験の行方にも大きく関わる素晴らしい新機能がついておりマス」

    362 = 1 :

    マミ「グループセット…?」

    さくら「ハイ、これまで一人ずつでしかせっとできなかったものが複数にん同時にできるようばーじょんあっぷされました」

    さくら「経験上お気づきかもしれまセンガ、愛とは不変の確固たるものではありマセン
        マミさんのお友達の中には心変わりされた方もいるのではないでショウカ?」

    マミ「そんなことないわ!今でもみんな大切なお友達よ!」

    さくら「マアマア、怒らずに聞いて下サイ。これは唯の例え話デスカラ」
        時に流動し不安定な人の心……友情成立の機を逃さないためにコノ新機能が役に立つのデス」

    マミ「……なんとなく分かってきたわ…あらかじめ複数人セットできれば、
       ある瞬間だけ友達になれたような人とのチャンスを逃さないってことね」

    さくら「その通りデス。これでマミさんも一気にウッハウハデスヨ」

    マミ「言い方がいやらしいわね……その機能、もう少し早く手に入っていれば星野さん達との成立も少しは楽だったわね……」

    さくら「ヤレヤレ、いやらしいのはドチラなのデショウカ……」

    マミ「うっ……ま、まあ、そんなことより学校があるんだから!早く準備しましょう!」
    ~~~~~~~~~~

    363 = 172 :

    体は少女心はおばさん乳は大人
    それがマミさんじゅっさい

    364 = 1 :

    マミ「仕方ないわね、今日は帰って――」

    「ぅああぁあぁあぁぁぁぁ!ないよ!ないよぅー!」

    マミ(?何かしらあの子……!あの顔、もしかして)

    「どうしよう!ないよ!ないっよー!もう駄目だ生きていられない!さようなら私!」

    マミ「ひょっとして……探し物はこ――」ヒョイ

    「あったー!会いたかったよ!もう離さないから!」

    「君!ありがとう!おかげで私の愛は死なずに済んだよ!お礼をさせてくれないかな、恩人?」

    マミ「お礼なんてそんな……」

    「頼むよ!私の愛を見つけてくれたんだから!何かさせてよ!」

    マミ「それじゃあ………私とお友達になってくれないかしら?呉キリカさん…?」

    キリカ「!…………名乗った覚えはないけど……いや、それより、私に友達は必要ないよ」

    マミ「あら、どうして?」

    365 :

    元ネタ知らないのばっかりでよくわからないけど何故か読んでしまうな

    366 = 268 :

    続きが気になって眠れない

    367 = 1 :

    キリカ「興味がないんだ……くだらない友情ごっこや恋愛ごっこ…そんなくだらないものには、全部興味がない……
        ま、それは今の私になるまでの考えだけどね」

    マミ「だったら」

    キリカ「けど、やっぱり必要ないよね……只一人愛を傾けられる人がいればね」

    マミ「そう……なら、その落し物は、それができる大好きな人からの贈り物か何かなのかしら?」

    キリカ「……好きとか………そんな軽々しいものじゃない!愛は全てだ!!」

    キリカ「好きだの大好きだの愛を単位で表わすような奴は愛の本質を知らない!君は何もわかっちゃいない!」

    さくら「ホホゥ、興味深い意見デスネ…デハ、あなたの考える愛とは何なのデスカ?」

    キリカ「教えてあげるよ恩人の友人……愛は、無限に有限なんだよ……だから、私は、彼女に無限に尽くす……それが愛だよ」

    さくら「ナルホド…愛の形は人ソレゾレと申しマスシ、キリカさんのような考え方もやはり愛というものデショウカ……」

    キリカ「へぇ…君は話が分かるね、恩人の友人……でも、恩人は知らないみたいだね」

    マミ「そのために、誰かを殺すの?」

    キリカ「!?」

    368 = 1 :

    その瞬間、私達の周りに魔女の結界が現れた
    話していたとはいえ、魔女の気配に全く気付かなかった

    そして、呉さんは魔女に取り込まれてしまった

    vs猫の魔女

    さくら「オヤ、飲み込まれてしまいマシタが……助けなくてヨロシイのデスカ?」

    マミ「大丈夫なはずよ……彼女も魔法少女だもの」パアァン ヘンシーン

    さくら「オォ、そうデシタネ」ポン

    魔女を内側から切り裂き、呉さんが再び姿を現す
    その姿はまさに、『黒い魔法少女』である

    キリカ「これは驚いた……私が魔法少女だと既知なんだね…それに、どうやら恩人も魔法少女のようだ」

    マミ「ご明察……だったらどうする?私を殺すの?」

    キリカ「うんっ!恩人を故人にするのも、無限の中の有限にすぎないよ」

    369 = 153 :

    まみぃ……

    370 = 1 :

    マミ「その行為に意味がないと知ってても?」

    キリカ「!……どういう意味だい?私が魔法少女を殺す理由を恩人が知ってるとでも?」

    マミ「えぇ……あなたはただ、美国織莉子さんの言いなりに動いているだけ」

    キリカ「織莉子?…織莉子を知っているんだね?」

    マミ「まあね。そして、この行為自体に意味はなくって、本当の目的はQBの気を逸らして――」

    キリカ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

    さくら「随分と長いため息デスネ」

    キリカ「もういいや殺そう」

    マミ「!?ちょっと、まだ話は終わって――」

    キリカ「黙れぇ!!!」

    371 = 153 :

    まみまみ

    372 = 138 :

    夜勤の合間にしえん

    373 = 1 :

    キリカ「恩人はもはや邪魔者だよ……消えて♪」ヒュン

    呉さんの爪状の武器から繰り出される攻撃を受け止める
    しかし待ったなしの攻撃は続き、こちらが攻撃する暇を与えない
    動きが速すぎる……いや、確かこちらが遅くされているらしいのだったか

    キリカ「次っ次々つっぎ次ぃ!どうしたの?反撃しないの?邪魔者のくせに慎み深いのかな!?あっははははあははははは!!!」

    マミ「待って呉さん、話を聞いて!」

    キリカ「うるさいなぁ!早くくたばっちゃえよ!あはは、はははははっ!」

    魔法の相性は確かに悪いようだ
    火力に分があっても私が狙いをつけ発射するまでに彼女は射線から逃れてしまう
    拘束魔法もあの武器の前には無力だろう

    キリカ「はぁ……飽きたなあ…ここまで死ななかった魔法少女は君が初めてだけど
        そろそろ死んでくれないかな?友人はどうっしよっかなー」

    マミ「よそ見する余裕があるのかしら?まだ何の決着もついてないのに……結構子供っぽいのね」

    キリカ「っ!……だ れ が ここ、子供だぁ!!!!」

    マミ「事実でしょう?人の話も最後まで聞かないで、自分に都合の悪いことから目を逸らそうとして、嫌なことから逃げてるだけじゃない」

    キリカ「うるさいぃ!!これで終わりだあああ!」

    マミ「!しまっ――」

    374 = 101 :

    まみまみ、、、

    何で俺のIDが >>101 >>122 の奴と被っているの?

    IDって他人と頻繁に被るもんなの?

    375 = 1 :

    ガキィィン

    キリカ「なっ、なんだぁ!?友人!?」

    マミ「さくらちゃん!素手で武器を…!」

    さくら「アノままではマミさんが死ぬことにナリそうダッタもので……」

    キリカ「そっか……友人も魔法少女なんだね?だったら話が早いや…二人とも殺すよ?」

    パシィン

    キリカ「なっ…ぶったね!?今すぐころ――」

    パシィィン

    さくら「二度もぶった……親父にもぶたれたことナイのにぃ!」

    マミ「そういうところが子供なのよ、呉さん……黙って話を聞きなさい!分かったら返事!!」

    キリカ「!お、おぅ……」

    さくら「教師の血が騒いでるようデスネ」

    マミ「さくらちゃんもちょっと黙ってて!」

    376 = 153 :

    まみまみ

    377 = 85 :

    俺もぶってくれ

    378 = 1 :

    マミ「人の話は最後まで聞きなさい。生きていれば人と違う意見になることはしょっちゅうあるわ
       それを相手の意見を聞きもしないで自分の意見を推し進めようだなんて、まるで駄々を捏ねる子供のようね」

    マミ「人の話を聞いて、そのうえで自分の意見を改めるなり貫こうなり考えていかなければならないの?そういう大人の余裕を持ちなさい」

    キリカ「だからって――」

    マミ「以上を踏まえたうえで私の話を聞いてもらうわよ?でも、その前に情報を整理しましょうか」

    マミ「一つ、あなたと美国さんは見滝原に訪れる災厄を知っている
       それと同時に、鹿目まどかが最悪の魔女となることも知っている…そうね?」

    キリカ「……知ってるよ」

    マミ「二つ、魔法少女の正体を知っているあなた達は鹿目まどかを排除することにした……間違いないわね?」

    キリカ「……」コクン

    マミ「そこで、QBの気を鹿目さんから別のことに向けさせるために魔法少女を殺したりゆまちゃんの存在を教えたりした……」

    キリカ「どうやら邪魔者は優等生らしいね……まるでストーカーだよ」

    379 = 153 :

    まみまみ

    380 = 1 :

    マミ「三つ、あなたは美国さんのためになんでもしてきた……これも間違いないわね?」

    キリカ「君はネネちゃんのママの料理かい?……話が終わったんなら、早く続きをやろうよ…?」

    マミ「これからが大事な話なの……ワルプルギスの夜は、倒せるのよ」

    キリカ「へぇ……そんなわけないだろ?私は織莉子から聞いてるんだよ
        それはまさに絶望そのものだって…だからターゲットは契約するんだよ」

    マミ「あなたは美国さんの言うことを信じるつもりね……
       今、この見滝原に何人の魔法少女がいるか知ってる?あなた達も入れて7人よ
       美国さんがどんな未来を見たのか詳しくは知らないけれど、戦力としては十分な数だと思わない?」

    キリカ「くくっ、邪魔者は面白いことを言うんだね……もうじっとしてるのも疲れたよ…そろそろ動いていいかな?うん、いいだろ?」

    マミ「そうね、いきなり信じてもらうのはちょっと無理な話よね……
       なら、信じてもらうために、まずは私とお友達になってもらえないかしら?」

    キリカ「まだ言うんだ?言ったでしょ、私には必要ないって」

    マミ「いいえ……絶対に呉さんとお友達になってみせる…セット!」カチッ

    381 = 153 :

    まみまみ

    382 :

    戦力になんのペット魔女もいんだよな

    383 = 1 :

    キリカ「君は随分酔狂な人だよね……私は魔法少女を殺してるんだよ?」

    キリカ「そんな人間とお友達になろうだなんて、優等生というのは訂正した方がいいかな?」

    マミ「呉さん…あなた、興味がないだなんて言って、ただ逃げ道を作ってるんじゃないの?
       本当は、もっといろんな人とお友達になってみたかったんじゃないの?」

    キリカ「んぁ~?逃 げ て る……?くふっ、あははは、あはははははははあっははは!!!!!!!!!!!」

    キリカ「あははははぁ~ぁ……………………やっぱり散ねっ!!!!」

    呉さんは爪の数を増やし、私に再び斬りかかってきた
    受け止めきれず、私は傷を負ってしまった

    その瞬間、魔女の結界が一気に崩壊を開始した

    キリカ「チッ……しまったなぁ、殺せなかったよ……

    キリカ「結界外だと織莉子に迷惑がかかるからね、これ以上はやってらんないよ」シュパァン

    マミ「うっ……ちょっと、話は途中だって」

    キリカ「次は必ず殺すから、ぜひまた会ってほしいな?絶対、だよ…?」

    そのまま走ってどこかへ行ってしまった

    384 :

    でも話をきかずにサックリやっちゃったほうがいい相手もいる
    インキュベーターのように

    385 :

    マミ「痛ッ……最後は全力の攻撃だったみたいね…ちょっと傷が深いかも……」

    さくら「大丈夫デスカ?」

    マミ「平気よ、これくらい魔法で……」

    ゆま「てぇーい!マミ大丈夫?」パアァァ

    マミ「えっ傷が…?ゆまちゃん、どうしてここに?」

    ほむら「魔法少女としての経験を積ませるために私が指導していたのよ…ちなみに、さやかも同じように杏子に指導されてるわ」

    ゆま「ゆまはキョーコに教えてもらいたかったのに……」

    ほむら「近接武器同士の方が指導しやすいでしょう?」

    ゆま「ゆまだって接近戦の方が得意なのに」ブツブツ

    ほむら「それで、マミさんはどうしてここに?このあたりに魔女の反応があったのだけれど、魔女にやられたのかしら?」

    さくら「イエ、コレはキリカさんの攻撃によるものデス」

    マミ「さくらちゃん!」

    ほむら「……どういうこと?どうして呉キリカと接触しているの?」

    386 :

    きりきりまみまみ

    388 = 385 :

    私達は事情を説明した

    ほむら「なるほど……無駄なことをするのね」

    マミ「暁美さんまで!呉さんだって悪い人じゃないはずなのよ……ただ、ちょっと道を間違えてるだけなの」

    ほむら「とにかく、これで二人は危機感を覚えたはず……まずいわね、まどかの身に危険が迫ることになるかもしれないわ」

    マミ「私の責任だもの……今から美国さんの家に行くわ。場所は暁美さんの資料に書いてあったところのはずね」

    ゆま「そんな…無茶だよマミ!だって、二人とも悪い人なんでしょ!?危ないよぉ」

    マミ「大丈夫、話せばきっと分かってくれるはずなの……彼女達の目的も、最終的には私と同じ、世界を救うことなんだもの」

    ほむら「私達も行くわ。杏子とさやかにも連絡を取って、それから皆で――」

    マミ「下手に大人数で行くと嫌われるわよ……私とさくらちゃんだけで十分」

    ほむら「……ならせめて、外で待ってるから…危険があれば、迷わず呼んでちょうだい」

    マミ「ありがとう……さ、行くわよさくらちゃん!」

    さくら「合点承知の助でありンス!」

    マミ「江戸っ子っぽいわよ」

    389 = 385 :

    マミ「ここね……」

    随分と大きな屋敷だった
    そして、その庭先で、彼女は優雅にお茶を嗜んでいた

    織莉子「ようこそおいで下さいました」

    マミ「あなたが、美国織莉子さんね?」

    織莉子「そうです……あなた達が来ることは分かってましたわ」

    マミ「初めまして、私は巴マミ。こちらが道明寺さくらさん…そして、それが未来を見る力、というやつなのね?」

    織莉子「はぁ……キリカから聞いた通り、やっぱりあなた達は私達の邪魔をするのね」

    マミ「邪魔とは失礼ね……私達の目的は同じところにあるのよ?世界を救う、ということはね」

    織莉子「無理よ…ワルプルギスの夜、あの魔女は決して倒せない……そして、もし仮に倒せるとすれば、それは最悪の魔女となる彼女だけ……」

    マミ「あなたの未来視、どこまでが確かだという自信があるのかしら?」

    織莉子「あなた達が来るということは分かっていたと、最初に申しましたわ?確かだったでしょう?」

    391 = 384 :

    結局マミさん、友達の事信用してないのね

    392 = 385 :

    キリカ「おやぁ?こっれはこれはお早い再会だねぇ、邪魔者と邪魔者の友人さん?そんなに死にたかったのかい?」

    織莉子「キリカ、少し静かにしていなさい。客人のお話は途中なのよ?」

    キリカ「うっ……織莉子もそうやって私を子ども扱いするんだね!ひどいよひどいよ!そんな織莉子が……私は大っ好きだよ!」

    さくら「相変わらず素晴らしい愛の振りまき具合デスネ、中々興味深いデス」

    マミ「美国さん、単刀直入に言わせてもらうわ……鹿目さんから手を引いて」

    織莉子「それは無理な相談よ、もはや彼女を始末するしか道は残されていないの…あれを世に解き放ってはいけないのよ」

    マミ「今まで私達は、鹿目さんを魔法少女にしないよう様々な手を打ってきたわ     そして、ワルプルギスの夜を私達の手で倒してしまえば、それでいいでしょう?」

    織莉子「無理だと言っているのに……あれはあなた達5人の力をもってしても倒せるものではないのよ?」

    マミ「5人?おかしなことを言うのね、あなた
       さっき呉さんに言った通り、この街には私、暁美さん、美樹さん、佐倉さん、ゆまちゃん……」

    マミ「そして、呉キリカさんと美国織莉子さんの、全部で7人よ」

    マミ「あなた達は戦闘に参加しないつもりなのかしら?」

    393 = 386 :

    まみまみ

    394 = 385 :

    織莉子「………なるほど、言われてみればそうね。盲点だったわ」

    マミ「なら、私たち全員で戦闘に挑めば勝てる確率は上がると思わない?」

    織莉子「それはきっと無理よ……その場に私達がいる未来が見えないということは、私達はもうきっとこの世にいないのね」

    マミ「それは……魔女になってしまうということかしら?」

    織莉子「……それは分からないわ…でも、見えないということは、いないということに間違いないのよ」

    キリカ「そんなぁ!織莉子が死んじゃったら私も死ぬよ!腐って果てちゃうよ!」

    マミ「……どうしてそんなに簡単に未来を諦められるの」

    織莉子「諦めてなんかいないわ……鹿目まどかは、必ず排除してみせる…例え私達がどうなろうと」

    織莉子「それが私の生きる理由なのだから」

    マミ「ふぅ……どうしても鹿目さんを殺すというのなら、私にも考えがあるわ」

    キリカ「やれやれ…ようやく君と殺り合えるんだね?」

    マミ「美国さん、私と…私達とお友達になりましょう?」

    395 = 385 :

    オリキリ「…………はい?」

    さくら「マミさん、私最近思うのデスガ、そんな風に見境なく友達を迫るのは何と言いマスカ……
        いたいけな少女を狙う不審者みたいで不気味デスヨ?」

    マミ「なっ、何言ってるの!?お友達に誘うくらい普通でしょ!?」

    さくら「いえ、デスカラ誰かれ構わずというのがデスネ……」

    織莉子「あなた……ひょっとしてどこか悪いんじゃないかしら?頭とか」

    マミ「大きなお世話よ!」

    織莉子「仮にも私達は敵のはずなのに、しかも魔法少女同士でなんて……どうすればそういう発想になるのか甚だ疑問だわ」

    キリカ「織莉子、やっぱりこいつらやっちゃっていいよね?私は相手にするのが疲れるよ……」

    マミ「あなたにだけは言われたくないわ……それに、まだ落とし物を見つけてあげたお礼、貰ってないわよ?」

    さくら「自分で言い出しマスカ……ナントいうか、必死デスネ」

    マミ「それは言わないで!」

    織莉子「落とし物…?キリカ、どういうことかしら?」

    キリカ「えっ!?いや、その、それはだね、織莉子、なんというか、あの、えっとね……」

    396 = 386 :

    まみまみ

    397 = 385 :

    織莉子「酷い人ね、私が差し上げたプレゼントを落として、あまつさえ私達の邪魔をする人に見つけてもらったなんて」

    キリカ「織莉子ぉ~、そんなこと言わないでよぉ~…うぅぅぅうぅ……そっか……だったら邪魔者を消してしまえばいいんだね!」シュパアァ ヘンシーン

    マミ「なんでそうなるのかしら」

    織莉子「そうね、鹿目まどかのついでに消してしまいましょうか」シュパアァ ヘンシーン

    マミ「交渉決裂ね……ところで二人とも、ソウルジェムが傷つくと私達も痛みを受けることは知ってたかしら?」

    織莉子「なんとなくね……さあ、あなたも変身しないの?」

    織莉子「――っ!?な、何!?あなた一体どういうつもりなの!?」

    マミ「あら、私が何をしようとしたのか分かっちゃったのかしら」ポイッ

    キリカ「なんだい?あっさり死んでくれるってことかい?ソウルジェムを手放すなんて」

    さくら「よろしいのデスカ、アレを放り投げてしまって」

    マミ「こうでもしないと私が敵意を持ってないことも戦う気がないことも、分かってもらえないでしょう?」

    398 = 385 :

    さくら「残念ながら、アノ距離デスと私の静止も間に合うか分かりマセンので、
        最悪地球は終末を迎えるというコトにナリマスがあしからず」

    マミ「それも仕方ないわね……ここで二人とお友達になれずにワルプルギスの夜と戦っても、きっと勝てないわ」

    マミ「そのままもし未来に帰ることができたとしても、私は後悔したまま生きていくことになるでしょうね
       多分、チャンスを生かせなかったことに絶望するわね」

    さくら「まあ、私も努力はシマスが……」

    キリカ「よく分かんないけど、壊すよ?バラよ?いいよね?いいんだよね!?」

    織莉子「キリカ!!」

    キリカ「っ!?」ビクッ

    織莉子「ちょっと待ちなさい…………あなたは、一体何がしたいの?」

    マミ「巴…巴マミよ」

    織莉子「……巴さん、質問に答えてくださる?」

    マミ「少なくとも、これで私があなた達の味方になりたいということは伝わったかしら?
       しまったわね、せっかくだからお茶菓子でも持ってくればよかったわ」

    さくら「マミさん、ソレだと打算的に思われマセンカ?」

    マミ「そ、そんなつもりじゃないのよ…?ただ、一緒にお茶できたらなってだけで……」

    399 = 386 :

    まみまみ

    400 = 385 :

    マミ「それに!二人のことをもっと知りたいなって思ったの!ほら、私ったら友達になりたいって言っておきながら、全然知らないんだもの」

    織莉子「あら、でも私達の名前や目的は知っていたわよね?」

    マミ「あれは例外よ!お友達になるのには、あんまり必要ないものだし……」

    キリカ「私は君のことを知りたいだなんて思ってないけどね」

    マミ「そうね……それはどうすればいいかまた考えましょうか」

    キリカ「ここで壊れる人が何を言ってるんだい……?」

    織莉子「…………あなたは、私のお父様がどんな人だったか知らないの?」

    マミ「美国さんのお父さん?……知ってるけど、それがどうかしたかしら?」

    織莉子「!……」

    マミ「私は、今のあなた達と話してみたいの……それじゃ駄目かしら?」


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