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    元スレマミ「お友達100人できるかな」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    151 :

    魔女もお友達、怖くないよ!

    魔女と仲良くなる系はあまり好きじゃなくて今まで読んでなかったが
    せっかくここまで読んでるので支援

    153 :

    しゃるしゃるまみまみ

    154 = 1 :

    私達は結界から出て、病院で待っていてくれていた二人に事情を説明した

    二人とも魔女を見たときはびっくりしていたが、危険がないと分かってくれて安心したようだ
    特に心配していた美樹さんには、念入りに危険がなくなったことを伝えた

    ほむら「ねえ、ちょっといいかしら」

    さくら「ハイ、なんデショウ?」

    ほむら「ワルプルギスの夜を倒すのに協力してもらえないかしら?あなたのその力があれば、きっと勝てると思うのだけれど」

    マミ「暁美さん……」

    さくら「残念ながらソレは無理デス。私はあくまで中立的立場にある観測者なのデス」

    ほむら「そう……ごめんなさい」

    さくら「マアマア気にスンナヨ!誰でも凄いモノ見たラ欲しくなるもんダッテ!」バシバシ

    ほむら「何様のつもりよ」

    マミ「まあまあ」

    155 = 1 :

    今日はそこで解散となった

    私は帰りにチーズを大量購入して家路についた
    シャルちゃんと一緒にチーズ尽くしの夕飯を済ませ、しばらくのんびりしながら、ふと思い出す

    マミ「結局美樹さんにセットしてないじゃない……」ズーン

    まだ大丈夫……そう自分に言い聞かせ、新しい住人が増えたので少し部屋を片付けることにした

    マミ「あら、このノートはまさか……」

    マミ「うわぁ、やっぱりいろいろ考えてた設定ノートだわ……どれどれ……」ペラッ

    マミ「あらぁ、これはこれはなかなか…目を覆いたくなるようなものばかり……あ、でも、『別れの挨拶』?
       これなんか結構格好いいような気もするけど……やっぱり言えないわよね」

    マミ「まあでも、今は見た目は中三なんだし、ちょっとくらいはっちゃけても平気かしら
       ……いえ、駄目よ、また暁美さんになんて言われるか分かったものじゃないし」

    さくら「マミさんチョットよろしいデスカ?」

    マミ「ひゃわぁ!さくらちゃん!?びっくりさせないでよ!……っていうか、どうしたの!?
       なんで黒い方のシャルちゃんの口の中から現れてるのよ!!」

    さくら「チョットお口をお借りシテ宇宙空間に繋いでおりマス」

    マミ「ええっ!?あ、ほんとだわ…微かに少し宇宙っぽい空間が見えてる……」

    156 = 1 :

    マミ「じゃなくて!一体どうしてうちに来たの?普通に玄関から来ればいいのに」

    さくら「今回で10人の友達成立とナリマシタ…そのササヤカなぷれぜんとデス」

    さくら「サアどうぞコチラのお口ノ中へ!」シュン

    マミ「そこから!?…って、もう消えちゃった……ちょっとごめんねシャルちゃん、お邪魔するわよ」

    マミ(なんだか頭から食べられてるみたい……)

    マミ「いっ…!いやあああああぁぁあぁああああぁあぁああ!!!!!」 グワングワン


    マミ(う、ん…ここは一体……あれは宇宙船…?)

    マミ「あらっ?ここは屋上かしら?……ん?眼鏡してる…?」

    さくら「オヤ、お肌は気にならナイのデスカ?」

    マミ「きゃあ!…あなたは……さくらちゃんよね?ちょっと背が縮んでないかしら?」

    さくら「ハイ、マミさんは再び戻って参りマシタので小学校に似合う変装をしてみマシタ」

    マミ「戻って……そっか、ここは元の時代なのね」

    157 :

    シャルマミとか俺得すぎる

    158 = 1 :

    さくら「滞在期間は一時間、これが我々からのぷれぜんとデス。ソレカラもう一つ――」

    マミ「何かしら?校庭が騒がしいような……」

    そこには騒いでいる児童達、それを収めようとしている先生達、避難場所として非難しに来たらしき地元の人達
    誰もが混乱しており、収拾のつかない状態になっていた

    マミ「大変!早く私も手伝いに行かないと!」タッタッタ

    さくら「……ヤレヤレ、今から言うことの方が大事だというノニ」

    階段を駆け降りると、外の騒音が少し静かになる程度に静かだった
    ほとんどの児童は既に帰宅していたからだろう

    「ああ!!!巴先生こんなとこにいたんですか!?」

    マミ「あっ、相生先生!もう子供たちは避難しているんですか?」

    相生「もうみんなとっくにしてますよ!それよりどこ行ってたんですかぁ!?探しましたよ~!」

    マミ「えっと、それには深い事情が……」

    マミ(あれ、カウンターはそのままなのね……)

    159 = 1 :

    相生「もう子供たちはいないと思うんですけど、とにかく、校庭で子供たちを大人しくさせるの手伝ってください!」

    マミ「ねえ相生先生、私達って友達だったわよね?」

    相生「へぁ!?……そりゃまあ、私達はツーと言えばウンで分かるほど仲が良くって――」

    相生「――って、今はそれどころじゃないでしょぉ!なんかあのUFOのせいでスーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルヤバいんですってば!!」

    マミ(大丈夫、いけるはず…!)「……セット!」カチッ ピカッ

    相生「ななな何なの今の光!?もしかして、宇宙人の大侵略が始まっちゃったの!?」

    マミ「相生先生!!私もあなたのこと友達だと思ってるからね!大好きだからね!」ダキィ

    相生「ええっーー!?いやいやいやいやいやいや巴先生それやめて!死亡フラグっぽいからそういうのやめて!とにかく校庭に来てくださいね!!!」タッタッタ

    さくら「現在世界規模で同様のぱにっくが起こってイマス」

    さくら「我々はマミさんの試験終了まで手を出しマセンガ、人々は集団ひすてりーを起こし、事態はさらなる混沌へと向かうデショウ…」

    さくら「そこで我々がマミさんに用意したぷれぜんとトハ、コノ混乱を抑えるべく世界に向けて事情を説明する『あなうんす権』デス」

    160 = 1 :

    マミ「アナウンス権…?私が世界に向けて……?」

    さくら「全世界に配置された宇宙船の下に映像発信ぱねるが展開サレ、マミさんが世界に語りかけることができるのデス」

    マミ「なっ……」

    私が過去に戻っている間に、どうやらとんでもないことになっているようだった
    よりによって私が世界に向けて話すことになるなんて……

    そんな大それたことが私にできるだろうか?

    校庭の騒ぎはさらに大きくなっているようだ
    もはやとっくに先生たちだけで止められる規模ではなくなっている

    私がこの試験を受けようと思ったあの時、私は何を考えていただろうか

    再び正義のために立ち上がる、そう決めたのではなかったか

    マミ「…………分かったわさくらちゃん、アナウンス権…使うわ」

    さくら「オオ!それでは行きマショウ!」

    今の私は、再び魔法少女としての正義を取り戻したのだ

    マミ「なってみせるわ……正義の味方に!」

    161 = 1 :

    校庭にて

    教頭「みなさん落ち着いて!落ち着いてください!…相生先生!この忙しい時に、巴先生はどうしたんですか!?」

    相生「知りませんよ!さっきちゃんと来てって言ったのにー!もうなにやってんの!」

    <コホン…えーっと…き、聞こえていますか?>

    相生「ぎゃっ」

    <全世界の皆さん、こんにちは…あ、おはようございますかしら?
     ……と、とにかく、初めまして!わたくし、巴マミと申します>

    相生「……」ポカーーーン

    教頭「巴先生……?」

    162 = 1 :

    <この度の事情についての説明、私がさせていただきます>

    <この宇宙船は宇宙からの侵略者たちのものです…といっても、彼らは凶悪な存在ではありません
     ただ一つ、私達に証明してもらいたいものがあると……>

    <それは、愛です!愛の存在が証明できれば、彼らは侵略する気はないとのことです>

    <さながら、『シュレデインガーの愛』と言ったところでしょうか…?>

    教頭「……何を言っているんだ、巴先生は?」

    相生「巴先生…なんか生き生きして見える……」

    163 = 1 :

    <その為の判断材料として私が選ばれました…世界の運命は、私に託されることとなってしまいました>

    <しかし、この世界に愛が存在しないはずはございません>

    <私は信じております>

    <愛のために、いつもどこかで、誰かが誰かのために戦っていることを……私達がそれを忘れない限り、私達は決して一人じゃない>

    <愛ある限り、世界は終わらない、と>

    <だから私は信じております。愛の存在を>

    <必ず私が、世界を救ってみせましょう…>

    <ヴェスナ・エスタ・ホリシア……命に限りあれど、愛は永遠なり>

    <それではみなさん、エル・プサイ・コングルゥ>

    164 = 1 :

    Tokyo
    <エル・プサイ・コングルゥ>

    NY
    <エル・プサイ・コングルゥ>

    Palis
    <エル・プサイ・コングルゥ>

    Shanghai
    <エル・プサイ・コングルゥ>

    Gunma
    <エル・プサイ・コングルゥ>

    プツン

    ざわっ…ざわっ…

    教頭「な、なんなんだ最後のは…?」

    相生「……巴先生…………色々と、全開すぎるよ……」

    165 = 85 :

    ラ・ヨダソウ・スティアーナじゃないのね

    167 = 157 :

    これもシュタインズゲートの選択か…

    168 :

    相生先生ってゆっこかしら

    170 = 153 :

    マミさんかっこいい!

    171 = 138 :

    しえんぬ

    172 :

    はぁ…やっぱりマミさんってかっこいい…///(嘆息)

    173 :

    さるった?

    174 = 1 :

    マミ(やっちゃったわあああああああああああああああああ!!!!)

    マミ(なんか話してる途中でテンション上がってきちゃってノートにあった言葉つい言っちゃったわああああああああああああああ!!!!)

    マミ(なんなのよヴェスナって!コングルゥって!!意味が分からないじゃない!!!!)

    さくら「オ疲レ様デスマミサン。ナニヤラ聞キ慣レナイ言葉がアリマシタガ、一体ドウイウ意味ナノデスカ?」

    マミ「やめて!……これ以上、傷口を広げないで」

    さくら「チナミニ仲間ニハ大ウケデシタヨ」 \ハッハッハッハッハッハ/

    マミ「何これ死にたい……もしかして私、世界中で笑われてるんじゃないかしら……」

    さくら「仮ニソウダッタトシテモ、人々ヲ和マセルトイウ意味デハ大成功ナノデハナイデショウカ」

    マミ「……だといいわね」

    さくら「サア過去ニ戻リマショウカ…ソレデハミナサン、サヨウナラ……オット、間違エマシタ、える・ぷさい・こんぐるぅ!」

    ドッ \ゲラゲラゲラゲラ/

    マミ「もうやめてよ!」

    ━現在友達11人━

    175 = 1 :

    数日後、美樹さんからとある相談に乗って欲しいとの連絡を受けたので、喫茶店で待ち合わせた

    マミ「それで、話って何かしら?」

    さやか「えっと、その……マミさんは、願い事どうやって決めたんですか?」

    マミ「願い事?そういえば話してなかったわね」

    マミ「昔、家族とドライブ中に事故に合っちゃって死ぬかもしれないってところにQBが現れて、考える間もなく契約しちゃったの」

    さやか「そうだったんですか……ごめんなさい、変なこと聞いちゃって」

    マミ「いいのよ、もう昔のことだし」

    さやか「じゃあやっぱり、ご両親はその事故で……」

    マミ「そういうこと。一時はQBと契約するときに一緒に助けてもらえばよかったっていうのも考えてたけどね……
       魔法少女をやっているうちに、残される家族がいる辛さを考えるようになってしまって、
       今は一人でもよかったのかな、なんて考えたりもするわ」

    さやか「そうなんですか……」

    176 = 1 :

    さやか「いや~、ほむらに理由聞いても教えてくれないし、魔法って言葉聞いただけで、
        『あなたはなっては駄目よ』って相談にも乗ってくれなくて」タハハ

    マミ「あら、そうだったの?」

    マミ(暁美さん、うまくやれてるのかしら?名前で呼んでもらえる仲ぐらいまでには進展しているみたいだけど……)

    マミ「美樹さん、ひょっとして魔法少女になりたいって考えてる…?」

    さやか「こないだQBと一緒にいた時も考えてたんですけど……」

    さやか「魔法少女になりたいというよりは、叶えたい願いがあるというか、でも、それは自分のことに関する願い事じゃなくって……」

    そういえば、私のいた世界でも美樹さんは同じことを言っていたはずだ

    マミ「確か、入院中のお友達がいるって……」

    さやか「ありゃあ、そんなことも知られちゃってるわけですか…恥ずかしいな~」

    さやか「……そうです、マミさんの言うとおり、大切な友達のために願い事を使いたいって思ってて
        でも、そういうのはどうなのかなって……」

    マミ「美樹さんは…その人の夢を叶えたいの?それとも夢を叶えた恩人になりたいの?」

    マミ「他人の願い事を叶えるのなら、なおのことはっきりさせておくべきだわ……同じようなことでも全然違うことよ、これ」

    さやか「っ!……そう、なんですかね……」

    177 = 153 :

    まみまみ

    178 = 172 :

    マミさんじゅっさい

    179 = 1 :

    マミ「それにやっぱり、美樹さんには魔女になって欲しくないと思ってるし……あっ…」

    さやか「?……なんだか、まるで私が魔女になるって分かってるような口ぶりですけど」

    マミ「違うの、そういう意味じゃないのよ?」

    さやか「いつか教えてくれるって言ってましたよね?どうして私達の名前を知ってたのか……
        私の願い事まで知ってることと、やっぱり関係してるんですか?」

    マミ「それは」

    さやか「まだ駄目なんですか?そうやって私達ばっかり置いてけぼりにして、自分達ばっかり知ってる風な口きいて!」

    マミ「美樹さん……」

    さやか「……いえ、すいません…言いすぎました……」

    マミ「分かったわ……私のことについては少しだけ話してあげる
       でも、暁美さんのことは、やっぱり暁美さんが言うべきだと思うから、そこはお願いね」

    さやか「あ、ありがとうございます」

    マミ「と言っても、信じてもらえるとは思えないんだけど……」

    私は未来から来た事(友達のことは伏せて)、ワルプルギスの夜による悲劇について話した

    180 = 153 :

    さやさや

    181 = 138 :

    追い付いたわぁ

    182 = 1 :

    さやか「マミさんが未来から……確かに信じられないけど……でも待ってください!
        それだと、私はワルプルギスとの戦闘に参加してないんじゃ……」

    さやか「もしかして……?」

    マミ「ええ、美樹さんはワルプルギスの夜が来る前に魔女になってしまって、それでいなくなってしまったわ」

    さやか「それでさっきあんなことを…でも、どうしてそんなことになったんですか?
        教えてください!分かってればひょっとして回避できるかも――」

    マミ「美樹さん…魔法少女が魔女になる条件、覚えてる?」

    さやか「え?確か、魔力が尽きるのと、絶望が溜まるのと……」

    マミ「美樹さんは、あることに絶望して魔女になったの」

    マミ「それを聞きたいの?あなたにとって、とても辛い話になることは間違いないのよ」

    184 = 173 :

    さやか「パルスのファルシのルシがパージでコクーンだったんだね」
    さやか「あたしってほんと馬鹿」

    185 = 1 :

    さやか「……それでも、私は……聞きたいです」

    マミ「そう……覚悟は、いいわね……」

    私は話した、美樹さんが友達のために願い事を叶えたこと
    魔法少女の真実を知り、彼に思いも伝えられず世界に絶望して、魔女になったことを

    マミ「あなたは誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪ってしまうようになった……これが私の見てきた、あなたの姿よ」

    さやか「…………」

    さやか「……マミさんも、私が魔法少女になったら、魔女になるって考えてますか?」

    マミ「私は……お友達のことを信じているわ、当然美樹さんのことも」

    さやか「なんですかそれ……でもやっぱり、魔法少女にはなってほしくないって思ってるんですよね?」

    マミ「それは、あなた達にこんな辛い思いをしてほしくないから――」

    さやか「それでもあたしは!!」ダン

    マミ「美樹さん……落ち着いて、ね?」

    さくら「ソレナラ私にお任せを!」ポチッ

    マミ「さくらちゃん!?いたの?」

    186 = 172 :

    30にもなると落ち着いてるなあ
    相変わらずお茶目だけど

    187 = 138 :

    三十路マミさんの程よく熟れた体をいただきたい

    188 = 1 :

    さやか「あはー、そうですねー、ちょっと熱くなっちゃいましたーあはははー」ホワー

    さくら「精神を落ち着け和やかにさせる電波を発しておりマス」

    マミ「もー、さくらちゃんたらー、盗み聞きしないでよーうふふふー」ホワー

    さやか「あはははー、私だっていろいろ考えてるんですよー」ホワー

    マミ「でもでもー、もっと大変だしー、よく考えないとー」ホワー

    さくら「シカシ、何ヤラ話が進みそうにないノデ戻しマスネ」ポチッ

    さやか「あれ?私何してたんだっけ……?」

    マミ「コホン……美樹さんは、本当に魔法少女になりたいの?」

    さやか「……ごめんなさい、ちょっといろいろ考えたくなってきちゃったんで、私もう帰りますね」ガタッ

    マミ「美樹さん待って!……セット」カチッ

    さやか「なんですか…?」

    マミ「良く考えて、それから決めてほしいの」

    189 = 138 :

    直行さん並みに男前なセットタイミング

    190 = 1 :

    マミ「あなたが覚悟を…つらい運命を受け入れ、家族も友達も、その後の人生も犠牲にして、どうしてもなりたいっていう覚悟があるなら……」

    マミ「私はなってもいいと思っているわ」

    さやか「えっ…?」

    マミ「でもその前に、あなたの本当の気持ちと向き合わなくては駄目よ……これが絶対の条件」

    さやか「……ありがとうございました」ペコリ

    美樹さんが出ていってから、私は深いため息をついた

    マミ「やっぱり、言わない方がよかったのかしら……」

    さくら「ソレにしても、あの方にソノヨウナ辛い過去があったトハ」オイオイ

    マミ「それより、今度から変な毒電波発するのやめてね」

    さくら「大切なオ友達のタメニ願い事を叶えたいトハ……コレも愛なのデショウカ」

    マミ「もう……そういえば、美樹さんとの親愛度は…私は8割近いけれど、美樹さんは2割程度
       あんまりいい空気じゃなかったものね……」

    191 = 153 :

    まみまみ

    192 = 1 :

    さくら「ソウソウ、言い忘れてマシタガ、親愛度が0になった時点で試験終了デスノデ、オ気を付けて」

    マミ「そうなの…………」

    マミ「って!今さら結構重要なことをさらっと言わないでよ!」

    さくら「スイマセン、ウッカリしてマシタ」ペカー

    マミ「どうして宇宙人って…宇宙人って皆して大事なことを言わないのかしら……もう他にないわよね?」

    さくら「エエー、試験終了になる条件とシテハ、後言ってないノハ、1か月間セットをしなかったら試験続行の意思ナシと見て強制終了トカ……」

    マミ「もうやだ、宇宙人って」ブワァ

    マミ「……でも、美樹さんの親愛度が0になるなんてことはないはずよ……信じてるもの」


    その日の夜

    マミ「あら、鹿目さん?……えっ、魔女の口付けをつけた人たちに!?場所は町外れの廃工場ね!すぐ行くから!」ピッ

    194 = 153 :

    まみまみ

    195 = 1 :

    vsハコの魔女

    マミ「ここね……鹿目さん!今助けに来たわ!……って、あら?随分静かね」

    さやか「遅いですよ、マミさん」

    マミ「美樹さん!その格好、もしかして…!」

    さやか「ごめんなさい、マミさん……なっちゃいました、魔法少女に」

    まどか「さやかちゃん、どうして……」

    さやか「そんな顔しないでよ、まどか…私は全然、後悔してないんだから」

    マミ「美樹さん……覚悟は、決まったのね?」

    さやか「はい、告ってきました」

    まどか「ええっ!?もしかして上条君に!?」

    さやか「うん……まあ、フラれちゃったんだけどね」

    マミ「美樹さん……」

    さやか「マミさん…私には、全部を犠牲にする覚悟なんてないんです」

    196 = 1 :

    さやか「それでも、私はあいつのためにじゃなくって……多分、また恭介の音楽が聞きたいっていう、私のために……
        私の本当の願いのために、願い事を叶えました」

    さやか「だから、後悔なんてあるわけない」

    さやか「確かに好きだったし、できれば一緒にいたいって思ってたけど……まあ、フラれちゃったらさすがにもう無理ですもんね」タハハ

    マミ「……」

    さやか「これで、私が絶望する一つの理由は消えちゃいましたよ、マミさん……」

    さやか「私は、私を信じてくれるマミさんを、信じてみようと思うんです」

    さやか「それにやっぱり、これから危険なことがあるっていうのに、黙って指咥えて待ってることはできませんからね」

    さやか「友達として」

    カッ

    197 = 193 :

    しえぬん

    198 = 172 :

    最近読んでないけど、アフタネタいろいろ混じってるの?

    199 = 85 :

    百合ハーレムが広がるな

    200 = 138 :

    上條さんも見る目のないこって


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