元スレマミ「お友達100人できるかな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 153 :
まみまみ
252 = 1 :
まどか「ふぁぁ~……あれ、ママ早いな~、お仕事行っちゃったんだ……あっ、マミさん、おはようございます」
マミ「おはよう、まどかさん」
まどか「ふぁい…………ふぇっ!?今、私の名前…!」
マミ「ふふ、鹿目さんは幸せね……いい家族に囲まれて」
まどか「マミさん、もう一回言ってください!」
マミ「んー……恥ずかしから、やっぱりいつも通りにするわね」
まどか「そんな~」
知久「よしっ、それじゃあタツヤも起して、皆で朝ごはんにしようか」
━現在友達17人━
253 = 1 :
キリがいいので風呂入る&飯の準備してくる
予定よりかなり長引きそうでヤバい
254 :
いってらっしゃい、支援
255 :
ほむ
257 :
長引きそうならSS速報でやったら拙いのか?
258 = 138 :
ほむほむ
259 = 153 :
ほむん
260 = 106 :
ほっむ保守
261 = 138 :
ほ
262 = 151 :
250レスで17人だからこのペースではバッドエンドになってしまうな
263 = 138 :
>>262
クロス元原作は1巻につき7人くらいペースで全5巻とだけ行っておこう
264 = 151 :
>>263
え、それって足りてないんじゃ
今刊行してる分が5巻でまだ続くのか?
265 :
>>足りてない
そこがミソで、怒濤のクライマックスへ。
266 = 151 :
そうなのか
気になるから今度どっかで読んでみよう
268 :
ほむほしゅ
269 = 153 :
ほむ
270 = 1 :
その日、鹿目さんの家から一旦帰宅した私は、暁美さんからの連絡を受けてさくらちゃんと待ち合わせ場所に向かった
どうやら魔法使い殺しの犯人について見当がついたらしい
既にそこには暁美さんと美樹さんが来ていた
ほむら「さやかも当事者だもの……真っ先にやられるならさやかだと思うし」
さやか「ひどいなあ!そんな言い方ないっしょ…そりゃぁ、まだ未熟だけどさ……」
さくら「コレカラ何をするのデス?」
ほむら「これから隣町に行って佐倉杏子にワルプルギスの夜への協力を要請するのと、一緒に魔法少女殺しについても言及するわ」
さくら「私の名前ト同じ名字デスネ……どんな方なのデスカ?」
マミ「佐倉さんは……昔私の弟子をしていたの」
さくら「オオ!師弟関係とは熱い展開デスネ!」
ほむら「そうはいかないわ、彼女はちょっと捻くれてるから……さやかに来てもらったのはそのためでもあるの」
さやか「は?」
271 = 1 :
ほむら「大丈夫、経験上あなたと佐倉杏子は仲良くできるはずよ」
さやか「どんな経験だよ」
さくら「マミさん、カツテのお知り合いナラバ友達になり易そうデスガ……あまり気乗りしてオリマセンね?」
マミ「佐倉さんとは、喧嘩別れしたようなものだから……今でも友好的に話してくれるかどうか」
隣町の風見野に到着し、佐倉さんを探し始めた私達は、
意外にもあっさりと人の少ない公園で見つけることができた
杏子「なんだてめーら……って、なんだよマミの知り合いかよ」
マミ「久しぶりね佐倉さん……あら?その子は?」
ゆま「ち、千歳ゆまです」モジモジ
杏子「別に、訳あってちょっと面倒見てるだけさ……それより、なんか用かよ?ぞろぞろと雁首揃えて」
ほむら「話があるの佐倉杏子……『黒い魔法少女』の噂を知ってるかしら?」
杏子「誰だおめー…まあ、噂は聞いてるよ」
272 = 1 :
暁美さんは『黒い魔法少女』と一連の事件の真相について話し始めた
犯人は呉キリカと美国織莉子
呉キリカは速度を低下させる魔法、美国織莉子は未来を予知する魔法を使うという
そして、二人の狙いは魔法少女を殺すことではなく、鹿目まどかの排除であるという
さやか「なんでまどかが狙われるのさ!なんのメリットがあるっていうの?」
ほむら「それは……いえ、ここで言うのはまずいわ」
さやか「どういう意味――」
ほむら『二人は魔法少女の真実を知らないの…下手に刺激しないで』
さやか『あっそっか、ごめん……ん?二人?』
さやか「そのちっちゃい子も魔法少女なの!?」
杏子「なんだ藪から棒に…ま、そうだけどよ」
マミ「そんな……いつ契約したの?」
ゆま「え、えっとえっと……こないだ!」
マミ「アバウトね……でも、最近QBを見ないと思ったらこんなところまで来てたのね」
273 = 138 :
続き来た!
275 = 1 :
杏子「なんでてめーらがそんなこと知ってんだよ?あたしらのことまで……
それに、なんでそのまどかとか言う奴が狙われるんだ?つーかまず名を名乗れ」
さやか「なんだよ、偉そうに……せっかくいろんな情報を教えてあげてるのに!」
杏子「うぜー、さっさと質問に答えろ」
さやか「何をー!」
ゆま「てぇい!」ガバァ
さやか「きゃぁっ!///」バッ
ゆま「キョーコをいじめるやつはゆまが許さないから!」
さやか「だからってスカートめくるなぁ!」
ほむら「一つずつ答えてあげるわ……私は暁美ほむら、そしてしましまが美樹さやか」
さやか「おいこら!!」
ほむら「巴マミは知ってるわよね…そしてこの人が道明寺さくらさん」
さくら「ドウモ初めましてデス」ペコリ
276 = 1 :
ほむら「狙われる理由となぜ知っているかはまだここでは言えないわ」
杏子「なんだよそりゃ…信用できねーな
だが、織莉子ってやつの情報はたぶん間違いねー……ゆまが名前を知ってたしな」
マミ「こらっ!女の人のスカートをめくるなんて、お行儀悪いわよ!」
ゆま「ふんだ!このねーちゃんが悪いんだもん!」
さくら「マアマア、ぱんつを見られたくらいでへこまないでクダサイ…たかが布デスヨ」
さやか「そういう問題じゃないの!」
277 = 1 :
ほむら「今は確かにまだ信用してほしいとは言えないわ……でも、あなたには協力してもらわなければならないことがあるの」
杏子「協力だと?そいつらをぶっ飛ばすのか?」
ほむら「いえ、それとは別の問題よ」
マミ「いい?そういうことばっかりやってると、いろんな人に嫌われちゃってお友達ができなくなるわよ?」
ゆま「ゆまはキョーコがいればいーもん」
さくら「私の見マス?」
さやか「誰が得するの?」
さくら「しかし昔懐かしい『ぶるまー』という代物ですし」ペロリ
さやか「だからって見せられても……」
278 = 153 :
しましまさやさや
279 = 1 :
ほむら「……ちょっといいかしら?」
杏子「……ああ、こっちもちょっと時間をくれ」
マミ「あら、佐倉さんだっていつか愛想を尽かしちゃうかもしれないわよ?」
ゆま「!そ…そんなことないもん……ゆまを一人にしないって、言ってくれたもん!」
さくら「ぱんつでなケレバ恥ずかしくナイのデハ?」
さやか「え?いや、うーん、どうだろ……」
280 = 1 :
ほむら「外野の皆さん、ちょっと静かにしててもらえないかしら?私達は今大事な話をしているの」
マミ「あ、ごめんなさい…つい教育的指導したくなっちゃって」
杏子「ゆま、ちょっとうるさいぞ」
ゆま「ふぇ!?キョーコ!キョーコはゆまがスカートめくってもゆまを一人にしないよね?ね?」
杏子「はぁ?」
マミ『佐倉さん……する、って言って』
杏子『……は?』
281 = 1 :
マミ『ゆまちゃんは、このままだと誰これ構わずスカートをめくる不良少女になってしまうわよ?そうなったらあなたにも何をするか……』
杏子『意味が分からねー…久しぶりに会って何を言い出すかと思えば……なんであたしが』
マミ『いいから言うの!間に合わなくなっても知らないわよ!』
杏子「!………ゆま、あんまり人のスカートめくってばっかだと置いてくぞ」
ゆま「そんな!?……」ガーン
マミ「ほらね?言った通りでしょ?……めくられることで悲しい思いをする人もいるの
だから美樹さんにちゃんと謝って?」
ゆま「うん……あの、ごめんなさい」
さやか「うぇ?ああ、いいんだよ別に!お姉さんの寛容な心で許してあげるから」
マミ「良かったわね?……ありがとう、佐倉さん」
杏子「……ふん」
ほむら「…………本題に入っていいかしら?」
282 = 138 :
マミさん先生ー!
283 = 1 :
ほむら「……そういうわけで、ワルプルギスの夜を倒すために協力してほしいの」
杏子「なるほどね……話は大体分かったよ。でも、それを手伝うメリットがないね」
ほむら「当分の衣食住とグリーフシードを提供するわ……それでどう?」
さやか「頼むよ杏子!この通り!」
杏子「ふーん……ま、あたしだって魔法少女なんだ、たまには最強の魔女ってやつに喧嘩売ってみてもいいかもな」
ほむら「杏子…ありがとう」
杏子「なんだよ急に名前で……まあなんだ…とりあえず、食うかい?」
さやか「あ、ロッキーじゃん!あたしにも頂戴!」
ゆま「ずるい!ゆまも欲しい」
さくら「甘いものデスカ!?私も欲しいデス!」
杏子「群がんなよ!……ったく、調子狂うよな…」
マミ「佐倉さん」
杏子「……なんだよ」
284 = 268 :
あんこちゃんかわいい
285 = 1 :
マミ「あなたにも、守るものが見つかったのね」
杏子「そういうんじゃねーって……ゆまはバカなんだよ、あたしなんかのために願い事決めやがって……
他人のために使うもんじゃねーのによ」
マミ「佐倉さん、あなただって……」
杏子「うっせー、その話はもういいんだよ」
ゆま「キョーコごめん、全部なくなっちゃった」
杏子「ったくもう……しゃあねーな」
佐倉さんは少し穏やかな表情を見せるようになったと思う
あんな別れ方をしたけれど、やっぱり心根では昔のままの佐倉さんなのだと感じた
その日は私の家に佐倉さんとゆまちゃん、暁美さんとさくらちゃんを招いた
美樹さんは残念ながら帰ってしまったので、5人で食事をすることにした
ちなみに、ゆまちゃんと相性の良さを感じてセットしたところ、
帰り道に話しているうちに仲良くなり、家に着く頃には無事友達になることができた
━現在友達18人━
286 = 151 :
ツンデレ杏子ちゃん
287 = 1 :
皆で食事をしてからのんびりしていると、いつのまにかゆまちゃんが眠りについてしまった
私のベッドにそっと運び、再びリビングに戻ってくると、暁美さんと佐倉さんが真剣な顔をして待っていた
杏子「そんじゃあ、話してもらおうか……どうしてあたしらのことを知ってたのか、まどかってやつが狙われるのか」
ほむら「ええ……あなたにも話しておくべきよね、私の目的と魔法少女の真実について」
杏子「魔法少女の…?どういう意味だ?」
暁美さんの話が終わるまで、佐倉さんは黙って聞いていた
さくら「ナント酷いお話なのデショウ…いんきゅべーたーメ!例え宇宙人が許しテモ、そうは問屋が卸しマセンヨ!」
マミ「あなたもでしょ……さくらちゃん、そういうのどこで覚えてくるの?」
杏子「ん?」
マミ「えっ?」
杏子「あ、いや……そっか、あたしらの正体がそんなもんだったとはね……ゆまは寝てて正解だな」
288 = 1 :
マミ「ねえ、佐倉さん」
さくら「呼びマシタか?」
マミ「えっ?」
杏子「おい、ややこしいから呼び方変えてくれよ」
マミ「じゃあ……杏子」
杏子「あたしの方変えんのかよ……それで、なんだってんだよ?」
マミ「今も、あの時みたいに自分のためだけに魔法を使おうって考えてるの?」
杏子「そうだな……魔法なんてのは、徹頭徹尾自分のために使うもんさ
そうすりゃ何が起きても自業自得にできるんだよ」
杏子「どいつもこいつも正義の味方気取って誰かのために魔法を使うだなんて
そういう甘っちょろいこと言ってると皆不幸になって早死にするんだ」
マミ「……セット」カチッ
杏子「何したんだよ……つーか、反論しねーのか?」
マミ「いえ、それも一つの考え方だし、私にもそういう時期があったわ……否定なんてできない」
289 = 151 :
杏子呼びキマシタワー
290 = 1 :
親愛度は私からが5割、杏子からは――
マミ「でも、今はまた正義の、世界のために戦うと決めたの…あなたもゆまちゃんのために、戦っているんでしょう?」
杏子「はぁ?そんなんじゃねーっての。あいつが勝手についてきてるだけだよ」
ほむら「その割には、千歳ゆまと話すときの杏子は嬉しそうよね」
さくら「アア分かりマス分かりマス!愛に溢れてイマスネ」
杏子「違うっつーの!……あたしのために願い使っちまったのに、勝手に死なれたら後味悪いってだけだよ
ゆまといいさやかといい、ホント馬鹿ばっかだな」
マミ「ならそういうことにしておきましょうか……杏子とまた一緒に戦うことができて、私は嬉しいわ」
杏子「フン……」
マミ「もう誰も不幸になんかさせない……私は、みんなを信じて生きていくの」
杏子「所詮綺麗事だね……ほんと甘ちゃんだよ、マミは」
マミ「ふふ、ありがとう杏子……これからも、お友達でいましょうね」ピピピピピ
カッ
292 = 1 :
杏子「チッ……もういいよ、風呂借りるぞ」ガチャッ バタン
マミ「いいわよ…って聞く前に行っちゃった」
さくら「お友達成立オメデトウゴザイマス、随分とお早かったデスネ
やはり昔の知り合いダッタというのが関係しているのデショウカ」
マミ「それもあるけど……杏子からの親愛度が、もうほぼ10割近かったの」
さくら「ナント…ソレは素晴らしいデスネ」
マミ「杏子も、ゆまちゃんや美樹さんみたいに誰かのために願いを使ったの
こうして一人じゃなく皆と一緒にいることで、昔を思い出してくれたのかも」
マミ「だから、後は私の気持ち次第だったの。私が、杏子とまた一緒にいたいって思えれば、それで良かったのよ」
さくら「ナルホド、それは素晴らしい……マミさんの周りは愛溢れる方が多い様でなによりデス」
ほむら「これでワルプルギスの夜に勝てる算段はずっと高くなってきたわ……今回こそ、必ず運命を変えましょう」
マミ「そうね…でも、まだできることがあるはずよ……」
ほむら「どういうこと?」
マミ「それは――」
293 = 138 :
あんあんマジあんあん
294 = 1 :
杏子「おい!なんか風呂に魔女いるんだけどどうなってんだよ!?」ガチャッ
マミ「魔女?ああ、シャルちゃんね?可愛いでしょ?」
杏子「可愛くねーよ!なんで魔女がこんなとこにいるんだよ!おかしいだろ!?」
シャルロッテ「……」ヨタヨタ
マミ「そういえば今日のご飯まだだったわね…はい、チーズ」
シャルロッテ「……」モグモグ
杏子「無視すんなこら……馴染みすぎだろ」
マミ「いい?シャルちゃんはね……お友達なの!」
杏子「え?あ、ああそうなのか……って納得できるか!」
295 = 151 :
魔女見ても一応マミさんに確認に来るあんこちゃんかわいい
296 = 1 :
ほむら「心配しなくてもチーズさえあげていれば無害よ」
ゆま「んんっ…キョーコうるさいぃ…なんで裸でなの?」
杏子「しまっ…!///」バッ
マミ「何よ、女の子同士なんだから気にしなくてもいいんじゃない?」
杏子「そういう問題じゃねーよ!」
ゆま「あっ!何その歩くぬいぐるみ!可愛い!!ゆまにも抱っこさせて!」
シャルロッテ「……」モグモグ
ゆま「はぁ~~~~~~……癒されるぅ~~~~~」スリスリ
297 :
おいついた
しえん
298 = 254 :
追いついた、すばらしい
静かに支援だけだせてもらうよ
299 = 138 :
もうすぐ夜勤だからみんなあとは頼んだ
300 = 1 :
杏子「おいゆま、そいつはなぁ……」
シャルロッテ「……?」キョトン
杏子「うっ!」ズキュン
ほむら「今、不覚にも可愛いって思ったわね」
さくら「思ってマシタネ」
マミ「思ったわね」
杏子「うっせー!///……風呂入るから、そいつ入れるなよ!?」バタン
マミ「シャルちゃんはチーズあげると喜ぶわよ」
ゆま「ほんと!?……うわぁ、食べたぁ!ねえマミ!シャルちゃんと一緒に寝ていい!?」
マミ「ええ、いいわよ。おやすみ、ゆまちゃん」
その後、杏子はムスッとしたままベッドに向かっていった
さくらちゃんは家に帰り、暁美さんも帰ってしまった
そういえば、暁美さんと話の続きをできていなかった事を思い出した
マミ(まあ、明日以降でいいわよね)
みんなの評価 : ★★
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