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    元スレマミ「お友達100人できるかな」

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    552 = 385 :

    時は 数日ほど前に遡る!!!

    ほむら「まさか本当にあの二人と友達になるなんてね」

    マミ「多分私達のことも信用してくれるはずよ」

    ほむら「これで戦力は揃ったわね……あの二人がこちらについてくれるのなら、もう一度作戦を立て直さないと」

    マミ「そこら辺は全部任せていいかしら?」

    ほむら「平気よ、慣れてるから」

    マミ「慣れてる、ね……頼りにしてるわよほむほむ」

    ほむら「その名前で呼ばないで」

    マミ「それから魔法少女顔合わせ会をやろうと思うんだけど、どうかしら?」

    ほむら「顔合わせ?確かにその方が作戦もスムーズにいくとは思うけれど……危険じゃないかしら?」

    マミ「危険?」

    553 :

    残り60人以上
    どうするんだ

    554 = 385 :

    ほむら「杏子もさやかも、勿論私もだけど、あの二人にはいい印象がないもの
        喧嘩どころか殺し合いになるかもしれないわよ」

    マミ「大丈夫だとは思うんだけど……そこは私が仲裁するしかないわね」

    ほむら「平気なの?」

    マミ「大人を舐めないでよ?」

    ほむら「なら、もしものときはお願いね。それでなくても、あなたがいないと気まずい空気になるでしょうから」

    マミ「それは私だけの問題じゃないわよ……とりあえず、場所はあなたの家でいいかしら?」

    ほむら「え?……いえ、そうね…ワルプルギスの夜の資料もあることだし、少し狭いけれどうちにしましょう」

    マミ「日付は明後日の放課後でどう?」

    ほむら「私は問題ないわ。皆にもそう伝えておくから、あなたもあの二人に伝えておいてちょうだい」

    マミ「えぇ、それでいいわ」

    555 :

    ぶっちーの話だとさやかとあんこは正反対らしいからな
    まさに水と油だが、改変世界では友達になれてたみたいだしいけるか

    556 = 385 :

    某日、魔法少女顔合わせの会

    並びは暁美さんを中心に右サイドが鹿目さん、美樹さん、杏子、ゆまちゃん
    左サイドに私、さくらちゃん、キリカ、織莉子である

    そこは、振り子の音しか響かないほど静かで、気まずく重い空気がその場を支配していた

    マミ「まずは自己紹介よね!といっても、大体皆分かってるかしら?」

    さくら「ドウモドウモ、毎度お馴染み道明寺さくらと愉快な友達一号デス」

    マミ「それって私のこと!?」

    一同「…………」

    マミ(沈黙が重いわ……鹿目さんはキリカと織莉子に睨まれてるし、それを三人が睨んでゆまちゃんが真ん中でオロオロしてるし)

    さくら「マミさん、アレを使いマスカ?」

    マミ「あれ?」

    さくら「ナーニ、コノ装置を使えば一発デほんわかデスゼへっへっへ」

    マミ「毒電波は禁止よ?」

    557 = 474 :

    マミかわいいよマミ

    558 :

    きつい状況だなw
    それでもマミさんなら・・・マミさんならきっとなんとかしてくれる

    559 = 385 :

    マミ「ほらみんな!魔法少女同士、仲良くしましょう!ね?」

    キリカ「二人違うのがいるよね」ボソッ

    まどか「うっ…」ズキン

    さくら「私もデスカ?」キョトン

    織莉子「キリカ」

    キリカ「チッ……ごめんよ織莉子」

    さやか「ムッ…そっちじゃなくてまどかに謝んなさいよ!」

    キリカ「なぁんで私がそんなことしなくちゃならないんだい?君に指図される覚えは欠片もないけどね」

    さやか「なんだとぉ!?」

    マミ「静かにしなさい!!!」バン

    560 :

    そこはティロフィナーレだろ…

    561 = 385 :

    マミ「私達がいがみ合ったままで倒せるような敵ではないはずよ、ワルプルギスの夜は」

    キリカ「でもさぁ、織莉子の未来視で勝てる未来が見えてたんならそれでいいんじゃないかなあ?」

    織莉子「そうでもないわ……あの未来では魔法少女が8人いたし、それにさっき見えた未来では私達は負けていたわ」

    さやか「なっ!?そんなの信じられれるか!」

    織莉子「分かりやすく言えば……私達がこの場で仲睦まじくして心を一つに挑まなければ、勝つ未来が全く見えないということよ」

    さやか「うっ……」

    織莉子「あの時は協力してもいいのかもって思えていたのに……そこの人を見て少し考えがぐらついたわ」

    まどか「あの、ご心配しなくても、私は魔法少女になるつもりは……」

    織莉子「……そうは見えない…あなたはいざというとき自分を犠牲にする覚悟を持っている、そんな風に見えるもの」

    ほむら「まどか、あなたを魔法少女には私がさせないから……美国織莉子、まどかはともかく、私の信念は揺らいでいないわ」

    織莉子「そうね、あなたの方の覚悟はひしひしと伝わってくるわ……考えを改めるよう努力はするつもりよ」

    562 = 386 :

    ほむほむ

    563 = 385 :

    杏子「うざったいねー、あんたのその偉そうな感じ……あたしら下に見てんのか?」

    キリカ「フンッ、実際下なんでしょぉ?」

    杏子「やんのか、おい……元々織莉子には借りがあるんだしな」

    ゆま「キョーコ、仲良くしよーよ!ゆまは織莉子のこと嫌いじゃないよ!?」

    キリカ「くくく、鬱憤晴らしにはちょうどいいよねぇ!?やるかい?」

    さくら「イイゾーヤレヤレー!!」

    マミ「二人ともそこまでよ!さくらちゃんも助長しないの!」

    マミ「話が進まないから、少し静かにしていて……これから暁美さんにワルプルギスの夜についてと、それに対抗する作戦を決めてもらうわ
       暁美さんが、一番ワルプルギスの夜について詳しいものね?」

    ほむら「そうね……ある程度の作戦は考えてきてあるから、みんなに聞いてもらうわ
        いいわね?」

    織莉子「どうぞ。キリカも聞いてあげなさい」

    キリカ「……分かってるよ」

    564 = 555 :

    織莉子達も結局世界を救いたいという気持ちは同じなんだよな

    565 = 385 :

    暁美さんに話してもらったのは出現予測地、長い年月をかけて収集したワルプルギスの夜の情報
    私達のポジションと攻撃方法など

    そして、暁美さんの願いとその全てだった

    ほむら「この作戦の要はとにかく攻撃を受けないこと……つまり、美国織莉子と呉キリカが重要になってくるわ
        あなた達二人が信頼してくれなければ、この計画は破綻する」

    織莉子「あなたを……信用しろと?」

    ほむら「私はあなた達を信じると決めたの……もう誰にも頼らない、誰も信じないと決めていたけれど、それも今日まで」

    まどか「ほむらちゃん……」

    ほむら「幾度となく繰り返してきた時間の中で、何度も挫けそうになった……
        でも、たった一つしかなかった道しるべが、今はこんなにある」

    ほむら「なんとなく分かるの……この機を逃したら、私はもう絶望して過去には戻れない……これが、最後のチャンスだと思う」

    ほむら「まどか、何度も繰り返した時の中で、何度もあなたが死ぬところを見てきた……必ず、必ず今度こそ、あなたを救ってみせる
        いえ、今回はまどかだけじゃない……皆も一緒に…絶対に」

    ほむら「だから…………」

    ほむら「お願い!私を信じて欲しい!そして皆の力を貸して欲しいの!!!」

    566 = 385 :

    いつしか皆黙って聞いていた
    暁美さんは顔を下げて、微かに肩を震わせているのが分かった
    一番に口を開いたのは、美樹さんだった

    さやか「分かった…ほむらがそこまで言うんなら、私もこの二人を信じるよ
        二人とも、いろいろ言ってごめんなさい……力を貸して下さい!」

    ゆま「ゆ、ゆまからもお願いします!ゆまも、ほむらの力になりたいの!」ペコリ

    杏子「………あたしはさ、ちょっと前にほむらが必死になってる理由聞いてたんだよ…
       そしたらいろんな世界で、世話になったみたいだし……だから今回だけほむらに免じて、あたしもお前らを信じてやるよ」

    キリカ「……織莉子、私は魔法少女になってからずっと、君のために生きてきたんだ
        彼らのためが、巡り巡って君のためにもなるんなら、私は彼らに協力するのもやぶさかではないよ……
        なんだか、そうすることで、私は本当に生まれ変われる気がするんだ」

    織莉子「失礼しちゃうわね、まるで私を鬼か何かのように……
        私は自分の運命を受け入れたの、当然協力するに決まっているでしょう」

    まどか「ほむらちゃんは、私のために全部今まで一人で、頑張ってくれてたんだよね……ほむらちゃんはあんまり顔には出さないけど、
        やっとみんなと友達になれて、すごく嬉しそうだった……だから私は、皆を信じるほむらちゃんを、信じるよ」

    マミ「ありがとう暁美さん……これで、心置きなくワルプルギスと決着をつけられるわね」

    ほむら「っ!!ありがとう……本当に、ありがとう……!」

    567 = 385 :

    さくら「……素晴らしいデス!!これほどまでに愛に溢れているトハ……不覚にも涙しマシタ」ホロリ

    マミ「さくらちゃん、ありがとう。あなたのおかげでよ、あなたがきっかけを与えてくれたからここまで来れたのよ!」

    さやか「それを言うならマミさんのおかげですよ~、マミさんがいなかったらホント空気悪くなるんですから」

    織莉子「それもそうね、みんなと共通の友達はあなただけだもの」

    ゆま「そんなことないよ!ゆまはもう皆の友達だよっ!」

    マミ「ゆまちゃんの言う通り、私達はすでにお友達よ」

    キリカ「友達か……あの頃の私とは違う私に、もうなれたのかな……」

    まどか「ところでほむらちゃん、私は当日どうしてればいいのかな…?」

    ほむら「どうって……避難に決まっているでしょう」

    杏子「変なこと考えないで、あたしらに全部任せとけって」

    まどか「そうだよね……分かった、頑張ってね!」

    568 = 386 :

    ほむほむ

    569 = 385 :

    さやか「ところでさー、せっかくだからチーム名考えない?」

    杏子「何言ってんださやか」

    さやか「あたしらは言わば、志を一つにした魔法少女隊でしょ!?チーム名があったほうが燃えると思わない!?」

    ゆま「ゆまも賛成!可愛い奴にしようね!」

    ほむら「そういうのはマミさんが得意よね」

    マミ「あなた分かってて私を指名してるわよね!?」

    さくら「私もマミさんが適任かと思いマス。ほら、この間のら・よだそ――」

    マミ「それ以上言ったら……撃つわよ?」スッ

    ほむら「さっきまで感謝していた人間の台詞とは思えないわね」

    さやか「魔法少女が7人……7人の魔法少女ねぇ……」

    さくら「私達はかうんとサレテおりマセンね」

    まどか「まあ、仕方ないと言えば仕方ないよね……少し寂しいけど」

    570 = 385 :

    さやか「マミさん何かないですか?」

    マミ「えぇー、結局私なのね……まあでも、確かに華は必要よね」

    キリカ「巴はなんだかんだ真剣に考えるんだね」

    さくら「こういうのがオ好きなのデショウ」

    マミ「そうねぇ、7人、7つ……プレアデス…はなんとなくやめた方がよさそうね……」ブツブツ

    マミ「……アルコバレーノというのはどうかしら?『虹』という意味なんだけど、曇り空が晴れた時に現れる姿は
       さながら、絶望を打ち砕いて光を取り戻した私達みたいでいいんじゃないかしら?」

    さやか「よぅし!じゃああたしらは、今からチーム『アルコバレーノ』に決定!」

    織莉子「素敵だと思うわ」パチパチ

    まどか「私もすごくかっこいいと思います!」

    ほむら「色は全然合っていないけれどね」

    さくら「マミさんは、きっとこれからもこういうモノに手を染めていくのでショウネ」

    マミ「何その予言」

    571 = 386 :

    まみまみ

    572 :

    ほむ

    573 = 385 :

    さやか「それじゃあチーム名も決まったところで、円陣でも組みますかぁ!!」

    ゆま「ゆまもやるやる!」

    キリカ「私は別に……」

    織莉子「いいわね、やりましょうか」

    キリカ「織莉子ぉ!?君はなんだかんだとノリノリだよね、さっきからさぁ!?…まぁ、君がやるってんならいいけどさ……」

    まどか「私もやるよ…一緒に戦えはしないけど、せめて皆の無事を祈ってるから」

    ほむら「なら私も」

    さくら「マミさんマミさん、ここで円陣を組むことにドノヨウナ意味があるのでショウカ?いまいち理解しかねるのデスガ……」

    マミ「まあなんていうか、意気込みみたいなものよ。友情の確認、みたいな感じかしら?」

    さくら「オォ!それは楽しそうデスネ!わたくしも参加しマショウ!」

    マミ「ほら、杏子も」

    杏子「あたしはいいよ……」

    ゆまさや「や る の !!!」

    杏子「……分かった分かった」

    574 = 385 :

    さやか「マミさん、音頭お願いしますね」

    マミ「そう?……コホン、じゃあちょっとだけ……」

    マミ「ほむら、まどか、さやか、杏子、ゆま、キリカ、織莉子、そしてさくらちゃん」

    マミ「皆大切な私の友達になってくれたわ……もう誰にも悲しい思いなんかさせない…させたくないの」

    マミ「だからワルプルギスの夜に……」


    マミ「絶対に勝つわよ!!」

    一同「おおおおーーーーーー!!!!!!!」


    その日は今まで生きてきた中で、最高に嬉しかった

    私はもう一人ぼっちじゃない

    こんなにもたくさんの仲間がいてくれる

    もう、何も怖くない

    575 = 386 :

    まみまみ

    576 = 385 :

    ワルプルギスの夜襲来前日、マミの家

    マミ「あらQB、久しぶりね」

    QB「確かに久しぶりだね……結局まどかは契約の意思を固めてくれなかったよ」

    マミ「鹿目さんのところに行っていたの?無駄だったはずよ、私達の団結はちょっとやそっとじゃもう崩れないわよ」

    QB「やれやれ、彼女が契約してくれれば僕らのエネルギー回収ノルマも一気に楽になったんだけどな」

    マミ「せっかくだから何か食べる?冷蔵庫に何かあったと思うけど」

    QB「いや、別に世間話をしに来たわけじゃないからね。僕は遠慮しておくよ……それにしても、マミだけだよ」

    マミ「何が?」

    QB「こうやってまともに話ができる相手が、さ。前にも言ったけれど、みんな僕を見ただけで殺気立ってるからね……困ったものさ」

    マミ「フフッ、なんだか懐かしいわね……昔は普通に会話で来てたはずなのに、
       今じゃお互いに利害関係が一致しているから一緒にいるだけだなんて……」

    QB「僕にとっては、そう遠い昔のことでもないけどね。ほんの一カ月ほど前の話だ」

    577 = 560 :

    おっ、…マミさん、死亡フラグ落としましたよ

    578 = 385 :

    マミ「……ねえ、その頃のあなたは私のことをどう思っていたの?」

    QB「その質問の意図が分かりかねるね……今と変わらないよ、所詮君達は宇宙のエネルギー問題を解決するための手駒にすぎない」

    マミ「はっきり言ってくれるわね…私は、本当に信頼していたのに……」

    QB「どう思っていようとそれは君達の勝手さ…僕らには全く関係のない話に変わりはないよ」

    マミ「んー……お酒があれば呷りたい気分だわ」

    QB「やけ酒かい?」

    マミ「勝負の前に気分を高めたいだけよ……さてと、お風呂にでも入ってこようかしら」

    QB「……ねえマミ」

    マミ「なあに?そういえば、何か用事があってうちに来たの?」

    QB「彼女達の試験はどんな感じだい?今、君の友人は何人なんだい?」

    マミ「どうしたの急にそんなこと……今は29人だけれど、あなた達には関係ないでしょう?」

    QB「それが少しばかりあるんだよ」ボソリ

    マミ「?……まあいいわ……お風呂入ってくるわね」

    579 :

    とよ田みのるかと思ったらとよ田みのるだった

    580 = 385 :

    お風呂の中で、私は考えていた

    キュゥべえとは本当に長い付き合いだ

    私がいた世界で、唯一変わらなかったのはキュゥべえだけ……
    結局一から百まで、彼らはエネルギー回収のことしか考えていなかった

    私はずっとキュゥべえを遠ざけていた
    真実を告げられ、騙されたことに気付き、キュゥべえの何もかもが信じられなくなり、
    グリーフシードの回収の時に顔を合わせる程度

    しかし、この世界でその関係は少し変わった
    鹿目さん達に手を出さないよう頼んだり、シャルちゃんの世話を頼んだり、魔法少女殺しのことを少しだけれど教えてもらったり

    些細なことだけど

    しかし、確実に変わったと思う


    キュゥべえは、私のことをどう思っているのだろうか?

    マミ「愛は計算の外にあるもの……か……」

    チャプン

    581 = 385 :

    マミ「ふぅー、いいお湯だった……あら?さくらちゃん、勝手に部屋に入らないでよ」

    さくら「失礼しマシタ…急ぎノ用事と言われたものですカラ」

    マミ「言われた?ひょっとしてQBに?」

    QB「少し相談に乗ってもらっただけだよ……マミには関係ないことさ」

    さくら「オヤ、宜しいのデスカ?」

    QB「道明寺さくら、君は中立な立場であるはずだろう?余計なことは言わない方がいいんじゃないかな?」

    さくら「勿論私は言いマセンが……てっきりあなたは言うのかト思っておりマシタ」

    マミ「もう、なんなの二人して内緒話だなんて……そんなに私に聞かれるとまずい話なの?」

    さくら「少なくとも、私の立場カラは何も申すコトはできマセンので」

    QB「さて、僕はそろそろお暇させて貰おうかな…せいぜいマミの健闘を祈っているよ」

    マミ「……ちょっと待ってQB」

    582 :

    淫獣懐柔フラグか

    583 = 528 :

    全員勧誘する気じゃなかろうな
    しそうにない人いるけど

    584 = 385 :

    QB「……何か用かい?」

    マミ「QBは……今でも私のことを何とも思ってないのよね?」

    QB「あぁ」

    マミ「本当に本当なの…?」

    QB「……あぁ」

    マミ「私は……少なくとも私は、キュゥべえに感謝しているわ」

    QB「感謝…?てっきり僕は、利用されていることに気付いて嫌悪を抱いているのかと思ったよ」

    マミ「それはもういいのよ……あなた達はそういう生き物だものね」

    マミ「…………ねえ、キュゥべえの本心を聞かせてほしいの」

    QB「何を言ってるんだい?それならさっきから――」

    マミ「いいから聞かせて!!」

    QB「僕の……本心だって…?」

    マミ「あなたの本心…つまり……こういうことよ!」カチッ

    585 = 560 :

    チャレンジャーだな…

    586 = 385 :

    QB「なっ…!何をしているんだいマミ!?それがどういうことを意味しているのか分かってるのかい!?」

    さくら「ナント」

    マミ「私は死にたくないって常々思ってきたわ……一度ワルプルギスの夜に負けた時も生きたいと願ったし、
       未来でも最低限のグリーフシードは手に入れていた」

    マミ「何より、私が魔法少女になったのは、生きたいと願ったから
       キュゥべえは云わば命の恩人だもの、あなたに感謝して生きていきたい……」

    マミ「きっとこれが、私の本心」

    QB「だからって僕にセットするのは正気とは思えないよ!君のせいで未来の地球は終わるかもしれないんだよ!!君の未来が!」

    マミ「そうかしら?親愛度を確認してみるわね……」

    私からの親愛度は10割近く、キュゥべえからの親愛度は――

    587 = 555 :

    案外、高そうだな
    合理的だからといって愛がないわけじゃないだろうし
    DTBの契約者みたいな状態で利害や損得勘定優先するけど、感情もあるはず

    588 = 386 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    589 = 385 :

    マミ「私は、あなたのことをお友達だと思ってるわよ?」

    QB「僕は…………僕は、マミのことなんか……なんとも思ってないよ……僕らに感情というものはないんだ」

    マミ「……」

    QB「一時の感情に流されて正常な判断を失う…君たち人類はいつだってそうだね、わけが分からないよ」

    マミ「私はこれまで多くの人たちと係わってきたわ……その都度教えることもあったし、教えられることもあった
       何かしてあげることもあったし、されることもあった……キュゥべえも、他のみんなと同じよ」

    マミ「あなたとも『ダール・イ・レゼベール』(ギブアンドテイク)の関係になりたいの
       私はこれからも、いろんな人とその関係を築いていきたいと思ってるわ」

    さくら「ソレは……どういう意味なのデスカ?」

    マミ「愛、よ」

    さくら「愛…デスカ?」

    マミ「お互いのためにできることをしてあげる……お友達として、当然じゃない?」

    QB「それが……それが君達の愛だというのかい?」

    590 = 560 :

    感情のないきゅうべぇに愛は有るのか否か

    591 = 385 :

    QB「全く、君は僕が思っていたよりも頭が悪かったのかもしれないね」

    マミ「ほっといてよ……」

    QB「……借りなら…グリーフシードを回収してもらう際に返してもらってるじゃないか…………」

    マミ「えっ…?」

    QB「僕らはとっくに、その『ダール・イ・レゼベール』の関係だよ」

    ピカッ

    マミ「――っ!!キュゥべえ!!!」

    QB「勘違いしないで欲しいな……僕のせいで君の未来が滅んでしまったら、それは僕の責任問題になるだろ?
      一瞬の気の迷いで成立するものらしいから、限界まで振り絞ったまでだよ」

    マミ「……それでもいいわ…ありがとう、キュゥべえ」

    さくら「ナルホド、コレが所謂つんでれというやつなのデスネ!」

    QB「変な言い方は止してくれよ」

    592 :

    ベエデレ

    593 = 512 :

    淫獣マジツンデレ

    594 = 582 :

    さすが淫キュウべえさんやでぇ… 忌み嫌われるのも厭わないご慈愛と
    大統領並みの愛国心はホンマ五臓六腑に染み渡りますわぁ…

    595 = 385 :

    QB「くだらない茶番に付き合わされたものだよ……僕はこれで失敬するから、せいぜい明日は頑張ってくるといいさ」ピョイッ

    マミ「あっ……もう行っちゃうなんて…ゆっくりしていけばよかったのに」

    さくら「チナミニ、初期親愛度はどの程度だったのデス?」

    マミ「私はほとんど最大限、キュゥべえは1割未満よ」

    さくら「ホホゥ…私も彼らト何度か話をしてきマシタが、彼らはマルデろぼっとデシタヨ
        後先考えずにせっとするのは、私もドウカと思いマシタガ…結果おーらいデスネ」

    マミ「本当に限界まで振り絞ったのね……人は誰でも悪霊になれる、ってことかしらね?」

    さくら「感情のこんとろーるができるナラバ、気のこんとろーるも可能なのデショウネ」

    マミ「何の話?」

    さくら「デハ、私は少し用事ができましたノデ、これで失礼シマス」

    マミ「ねえ、さくらちゃんは明日どうするの?」

    さくら「私デスカ?」

    596 = 385 :

    さくら「勿論、危険が迫っているようデシタら助けには行きマスガ……いざとなったら私が魔女を倒しまショウカ?」

    マミ「そうよね、さくらちゃん強かったわよね……お願い、していいのかしら?」

    さくら「マア、依然申した通り、私は中立の立場ですノデ余計な手は出せマセンガ」

    マミ「どっちなのよ」

    さくら「地球人ノ問題は地球人が解決すべきことデスヨ」

    マミ「言われなくても……さくらちゃんには頼らなくて済むように、頑張るわね」

    さくら「………ソレデハ、私は部屋に戻りマスネ」

    マミ「さくらちゃん」

    さくら「ハイ、なんデショウ?」

    マミ「必ず、生きて勝ってみせるから」

    さくら「……期待していマス」

    ━現在友達30人━

    597 = 385 :

    保守ありがとう
    キリがいいから飯にしてくる

    ホントはマミさんが横に真っ二つにされながらも血の酒をQBに飲ませながら
    愛を語ってもらう予定だったけど、冗長だと思って削った

    すぐ戻ってくる

    598 :

    おつかれさま!

    599 :

    >>597
    それどういうことだよ

    600 = 386 :

    まみまみ


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