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    元スレマミ「お友達100人できるかな」

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    みんなの評価 : ★★
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    501 = 385 :

    マミ「あっ」

    なの「えっ…あっ!」

    背中のねじがクルクルと回っていた
    即座に東雲さんは後ろを隠したが、音がまだ聞こえている

    なの「いや、そのー…これはあれです!アクセサリー的なものでですね…?」
       時々というか、ちょっと嬉しいことがあると回るというかなんというかですね、その……」

    マミ「……うん、いいんじゃないかしら」

    なの「えっ…?」

    マミ「人それぞれ、いろんな個性があるって言うじゃない?ここだけの話、実は私人間じゃないの……」

    なの「えっ!?」

    マミ「なんてね……気にしなくていいんじゃないかしら?それより、早く持っていきましょう」

    なの「…は、はい!そうですね!」クルクル ピピピピ

    502 = 429 :

    いろいろアレンジされてて元ネタ知っていてもかなり楽しめるな。スゲェ!ハァハァ……

    503 = 385 :

    みお「笹山先生は漫画とか読まないんですか?」

    ヒカル「そうねえ、趣味じゃないわね。それと、いつもヒカルちゃんって呼んでって言ってるでしょう?」

    みお「いやぁ、流石に先生をちゃんづけには……」

    さくら「私は漫画好きデスヨ…少女漫画とか鳥獣人物戯画とかいいデスネ」

    みお「好きな漫画に日本最古の漫画を持ってくる!そこに痺れないし憧れもしないよ!!」

    麻衣「さくらちゃんはよく分かってる」

    マミ「お待たせ、ケーキとお茶が準備できたわ」

    みお「ありがとうマミちゃん…あっごめん、ついゆっこみたいに……」

    マミ「いいんですよ、その方が私も嬉しいですから……ところで、ヒカルさんは何かお好きなものはあるんですか?」

    ヒカル「私の好きなもの?そーねー……甘い物が好きよ。それとこの星の自然、特に木々が好き」

    さくら「イイデスネ、私も桜餅好きデスシ」

    504 = 385 :

    マミ(甘い物ねえ……自然が好きなら、どこかみんなで出掛ける?いえ、もうすぐ夕方だしそんな時間は……)

    ゆっこ「はいはーい!!ここで私が物真似やりまーす!」スクッ

    はかせ「いえーい!!」

    ゆっこ「うぐっ……な…なんじゃこりゃーーーっ!!!……ぐはっ……死にたくないぉ……」バタッ

    はかせ「いえーい!」

    みお「……あ、うん」

    マミ(物真似……じゃ、ないわね)

    ヒカル「プッ、アハハハアハハハハハ」

    さくら「プフー、アハアハアハハハハアハ」

    ゆっこ「おおーウケた!!やったよはかせー!」

    さくら「な、なんで立ち上がったんデスカ…」ゲラゲラ

    ヒカル「意味が分からないわ…」ヒーヒー

    マミ「笑うポイントそこなの?」

    505 = 386 :

    まみまみ

    506 = 385 :

    ゆっこ「よっしゃあ、次はマミちゃんの番ね!はいどうぞ、一発ギャグを!!」 \ゲラゲラゲラ/

    マミ「私!?私はなんにも芸とかできなくって……」 \ゲラゲラゲラゲラ/

    みお「ちょっとゆっこ、マミちゃん嫌がってるよ」 \ゲラゲラゲラゲラ/

    マミ「っていうか二人とも笑いすぎじゃない!?」

    さくら「久々に壺に入りマシタ…プフー」

    マミ(そっか…何かやってヒカルさんの好感度が上げることができれば……)

    マミ「…オッケー分かったわ!それじゃあ……マジックを披露しますね
       東雲さん、大きめの段ボールとかないですか?」

    なの「段ボールですか?ちょっと探してきますね」

    持ってきてもらったのは人が一人すっぽり収まる程の、大きな段ボールだった

    マミ「今からこれに入って……合図とともに衣装をチェンジして登場しますね」

    みお「衣装をって……その衣装はどこにあるの?」

    マミ「それも含めてのマジックです」

    私は段ボールに入り、外から見えないようにしてもらう
    後は魔法少女姿に変身をすれば着替え完了である

    507 = 385 :

    マミ「いくわよ~……3…2…1……ハイ!」キャルーン

    ゆっこ「おおー!何それカッコいい!チョーカッコいい!!」

    みお「いやいやいやいや、その衣装どっから出したの!?」

    なの「巴さん、そんなこともできるんですね~!すごいです!」

    麻衣「……」スッ

    マミ「…電話?」

    麻衣「……」スッ

    マミ「……きつね?」

    マミ(それより、ヒカルさんの反応はどうかしら?)チラッ

    はかせ「ねーねーさっきのきつねのやつどうやるの?」

    ヒカル「薬指中指を親指に合わせて小指と人差し指を伸ばすのよ」

    はかせ「えー、難しくてよく分かんないんだけど……」

    マミ「あなた達の血は何色なのよ!!!」

    508 = 385 :

    みお「でも凄かったよホント!そうですよね?笹山先生?」チラッ

    なの「確かに素晴らしいです!ね?笹山先生?」チラチラッ

    ヒカル「ごめんなさい、全くこれっぽっちも欠片も興味を引かれなかったわ」

    みお「そこまで言わしめるほど!?」

    麻衣「……ヒカルちゃん、本当?」

    ヒカル「そりゃ、0って言ったら嘘になるかもしれないけど……」カー

    なの「?…なんで赤くなってるんですか?」

    マミ「はぁ……着替えてくるわね……」

    マミ(……ヒカルさんとの親愛度はやっぱり変わってないわね…長野原さんと東雲さんはかなり上がってるんだけど)

    ゆっこ「どんまいマミちゃん!たまたまヒカルちゃんのお眼鏡にかまわなかっただけだからさ!」

    マミ「それを言うなら、かなわなかった、よ……ゆっこみたいに簡単に仲良くはなれないわね」

    ゆっこ「なんでだろーねー?ヒカルちゃんいい人なのになー」

    マミ(……そういえば……まだヒカルちゃんって呼んだことなかった…わ…………

    マミ(あっ)

    509 = 386 :

    まみまみ

    510 = 429 :

    ヒカルちゃんは可愛いなあ

    511 = 385 :

    マミ「着替え完了よ」

    みお「早っ!!10秒もかかってないよっ!そしてあの衣装はいずこへ!?」

    マミ「ヒカルちゃん!私のマジックどうだった?」

    ヒカル「そ、そーねー…まーまーだったんじゃないか、しら……」カー

    みお「わーお意見がひっくり返っちゃったよ!一体どんな要因で手のひらを返しちゃったの!?」

    マミ「ありがとうヒカルちゃん!やっぱり私達、お友達よね?」

    ヒカル「えぇ、勿論」カー ピピピピピ

    なの「なんで真っ赤なんですか…?」

    麻衣「じょーじょーゆーじょー」

    なの「えっ?」

    マミ「二人とも、ちょっといいですか?」

    みおなの「???」

    512 :

    追い付きました支援

    513 = 386 :

    まみまみ

    514 = 412 :

    まみ

    515 = 385 :

    マミ「私が思うに、ヒカルちゃん…笹山先生は、ヒカルちゃんって呼んで欲しいみたいなんです」ヒソヒソ

    みお「あぁ、それで突然嬉しそうにしてたんだ」ヒソヒソ

    マミ「だから二人も、是非ヒカルちゃんって呼んであげた方がいいと思うんです」ヒソヒソ

    なの「な、なんか恥ずかしいですね……」ヒソヒソ

    みお「なんで私達がそんなこと……」

    マミ「お願いします!地球の命運がかかってるんです!」

    みお「なんか突然でっかいもの背負わされちゃったよ!?……まあ宿題も手伝ってもらったし、それくらい別にいいけど」

    なの「うぅ…やっぱり恥ずかしいですよぉ……」

    マミ「お願い東雲さん…私達、もうお友達でしょ?」

    なの「!…そうですね!友達のために私も一肌脱ぎます!」パアァ

    マミ(うっ、な…なんて眩しい笑顔なの……それに比べて私ってば友達を利用しようとして……)ズキン

    516 = 429 :

    なのちゃんもええ娘や

    517 = 385 :

    はかせ「ねーねーヒカルもカッコいいもの対決やろーよー?」

    ヒカル「私は遠慮しておくわ」

    みお「いやいや、私もひ、ヒカルちゃん…のカッコいいもの、見てみたいなー…なんっつって…?」

    なの「そうですよ!せっかくだから、ひ、ひか…ヒカル…ちゃんにも、やって見て欲しいです!」

    ヒカル「そ、そこまでみんなが言うんだったら……」カー

    みおなの(わ……分かりやすー)

    ゆっこ「ヒカルちゃんズルい!私達だってなのちゃんに名前で呼ばれたことないのに~!」

    ヒカル「そうね……だったら私達の文化でも1つ教えてあげましょうか」

    みお「文化…?」

    518 = 385 :

    さくら「エーいいんデスカー?」キャッキャ

    ヒカル「アナタが反対なら言わないわよー」ウフフ

    さくら「ヒカルちゃんがそういうナラー」キャッキャ

    ヒカル「じゃあ言っちゃうわねー」ウフフ

    マミ「あなた達仲良さそうで何よりね……」

    ヒカル「はかせちゃん、何か固いものないかしら?」

    はかせ「あーるよー!ちょっと作ってくるー」ドタドタ

    マミ「作って…?」

    はかせ「でーきたー!『カッチン鋼はかせバージョン手の平サイズ』です!」

    マミ「はかせすごい!ってか早いわね!?」

    519 = 385 :

    ヒカル「そっちの4人は話半分に聞いててくれて構わないわ」

    ゆっこ「あれ、私は真剣に聞いといた方がいい感じ?」

    ヒカル「私達の全身のまわりおよそ数ミリには薄いまくがはられているの」

    マミ「まく?」

    ヒカル「ええ…こちらの言葉で『全てを拒絶する壁』と言うの。私達のテクノロジーの中で最も重要なものよ」

    マミ「それで……さっき頼んだ固いものとなんの関係があるんですか?」

    ヒカル「例えばよ……私はこのカッチン鋼を拒絶するわ」

    そう言うとヒカルちゃんは思い切りそれを真上に放り投げた
    勢いは止まらず天井も屋根も突き抜け、みるみる上空まで上がっていった

    なの「て、天井がぁ!?!?」アセアセ

    はかせ「ヒカルすごい!!」

    そしてカッチン鋼はヒカルちゃんの頭に向かって落下してきた

    マミ「ヒカルちゃん危なっ――」

    バキィン

    520 = 386 :

    まみまみ

    521 = 412 :

    まみっ

    522 = 385 :

    それはバラバラと頭上で砕けてしまった

    ヒカル「御覧の通り……私達の体が頑丈なんじゃないの、私が許可するものだけがまくを通って私に触れることができるの」

    ヒカル「皮肉なものよね…私達は全てを拒絶することによって、言葉のみで繋がる愛ある種族になったのよ」

    マミ「……!」

    私は一度暁美さんに聞いたことのある、さくらちゃんの凄さを思い出していた
    時間を止め、凄まじいパワーを持ち、傷を一瞬で治すことができる

    そして私達地球人では足元にも及ばないテクノロジーの数々……
    何より、暴力のない彼女達は、私達が憧れる理想像の一つなのかもしれない

    そう素直に思えるのだった

    ……が、いろいろと考えるよりも先に出てきた言葉は、実にシンプルだった

    マミ「……すっ」

    一同「すごーーーーーい!!!!」

    523 = 385 :

    ゆっこ「ヒカルちゃん凄いっ!めちゃくちゃ凄いじゃん!なんていうか…凄いねっ!」

    みお「語彙力0かよ!いやいやそれよりも、さ…ヒカルちゃんもとんでもないマジック持ってたんだね!」

    はかせ「今のもっかいやってもっかい!すごくかっこよかったよー!」

    なの「確かに、今までに見たことない種類のマジックでしたね!あ、でも天井が……」

    麻衣「奇跡も魔法もあったんだよ」

    マミ「思わず感心しちゃったわ……本当、改めてあなた達ってすごい人たちよね」

    さくら「良かったデスネヒカルさん、モテモテデスヨ」

    ヒカル「あ……あり…………」

    ヒカル「……アリガト」カー モジモジ

    カッ

    524 = 429 :

    オレは寝るからあとは頼んだ

    525 = 385 :

    マミ「あっ!……やったわ、4人同時に友達成立……」

    さくら「オオ!オメデトウゴザイマス!一時はどうなるコトかと思いマシタガ」

    マミ「これはかなり疲れるわね……できればグループセットはもう使いたくないわ」

    はかせ「ねーねー、今なんか光った?」

    マミ「さあ、何かしらね?……はかせ、今度こそ私と遊ばない?」

    はかせ「えぇーはかせはみんなでお絵かきしたいんだけど」

    マミ「それでもいいわよ……その前に、今度こそはかせにセット!」カチッ

    はかせ「何それー?なんの遊びー?」

    マミ「知りたい?実はね……私は魔法少女なのよ」コショコショ

    はかせ「何それ意味分かんないんだけど!」

    マミ「はかせは知らないかもしれないけどね……魔法少女はカッコいいんだから!」

    526 = 385 :

    みお「魔法少女ね~…そのネタいいかも……」

    麻衣「魔法少女は希望の存在」

    マミ「えっ…?」

    さくら「スイマセン、チョット私達は話すことがあるので少し失礼しマス」

    ヒカル「あとはお若いもの同士でごゆっくり」

    ゆっこ「そうなの?二人で内緒話なんてお熱いね~」ヒューヒュー

    二人の宇宙人は立ち上がって部屋から出て行ってしまった
    さて、皆で遊ぶとはいえ、何をして遊べばいいのだろうか

    はかせ「みんなでお絵かきー!」

    ゆっこ「おおー!」

    ━現在友達28人━

    527 = 386 :

    まみまみ

    528 :

    こうして未来では「魔法少女マミ☆マギカ」が大ヒットするわけだな

    529 = 385 :

    紙とペンを貸してもらって、みんなでお絵かきタイムが始まった
    こういうゆったりとした時間が流れるのは随分久しぶりな気がする
    たまには学校の授業に取り入れて見るのも楽しいかもしれない

    はかせ「見て見てー!鮫です」

    なの「ふふっ、上手ですよはかせ」

    はかせ「えへへー、はかせはすごいのです」

    はかせを見ていると、子供ができたらこんな感じなのかもしれないと思えてくる
    どこか憎らしくも可愛らしい、一緒にいて楽しくなれる存在

    もし私が結婚して子供を産んだら、どんな子供に成長するのだろうか……

    ゆっこ「ねーねーみおちゃん、久しぶりに絵しりとりでもやらない?」

    みお「別にいいけど、ゆっこと絵しりとりなんかしたことなんかあったっけ?」

    ゆっこ「細かいことは気にしない気にしない!麻衣ちゃんもマミちゃんもやる?」

    麻衣「弥勒菩薩彫ってるから」

    マミ「んー…私ははかせ達と遊ぶつもりだから」

    530 :

    さめ!さめ!

    ねぎ…

    531 = 483 :

    麻衣ちゃん…

    532 = 385 :

    ゆっこ「ん?……あ、なるほどそうだったね。頑張ってねマミちゃん!よっしゃあ、私からいくよーみおちゃん!」

    マミ「うん、ありがとう」

    はかせと東雲さんに近付いてさりげなく会話を試みる

    マミ「はかせは何描いてるの?」

    はかせ「鮫ー」

    なの「巴さん、ちょっとここお願いします。私、コップとか片付けてきますね」

    マミ「ありがとう東雲さん」

    はかせ「マミは何描けるの?」

    マミ「私は……そうねえ、魔法少女のイラストなら……その、描いてた、こと…ある…から……」

    自分で言って恥ずかしくなってきた
    すでに処分してしまったあのノートには、そういうイラストもそこそこ描いてあったのだ

    はかせ「何それ面白くなーい」

    マミ「ぐっ…マジマジと言われると、中々辛いものがあるわね……」

    533 = 410 :

    僕の子供を産んで下さい!

    534 = 530 :

    軽音部でもでてきそうな勢い

    535 :

    >>534
    グンマーじゃないだろ

    536 = 385 :

    マミ「じゃあ、私も鮫描いてみるわ」

    はかせ「ホントに描けるのー?」

    ざっと描いてみるとなかなかどうして、我ながら可愛く描けた気がする

    マミ「どう?」

    はかせ「ほわぁぁぁ、カッコいい!!」

    マミ「カッコいい…?可愛いでしょ?」

    はかせ「はかせはカッコいい鮫が好きだから、マミを許してあげます」

    マミ「私何か許されないことしてたのかしら…?」

    はかせ「ねーねーもっと描いてもっと!」

    マミ「いいわよ」

    はかせに喜んでもらえるのがなんだか妙に嬉しくなって、結局10枚くらい渾身の鮫を描いた

    少し自分の趣味を織り交ぜすぎてしまったかもしれないが、
    はかせが喜んでくれたので結果オーライと言うことにしておきたい

    537 = 385 :

    さくら「オヤオヤ、皆さん随分仲良くなったゴ様子で」

    ヒカリ「楽しそうでなによりね」クスクス

    ゆっこ「二人ともおっかえり~!」

    マミ「あら、もうこんな時間……電車があるからそろそろ私達帰らないと」

    みお「ほんとだ……ゆっこ、麻衣ちゃん、そろそろ私達も帰ろっか?」

    はかせ「えぇー!?まだ帰っちゃやだー!」

    なの「はかせ、わがまま言わないでください」

    はかせ「うぅぅぅ……やーだやだー」バタバタ

    なの「もう、駄々をこねないでくださいよ……」

    ゆっこ「ほらほら泣かない泣かない、また今度遊びに来るからさ!今度は鮫カステラも買ってきてあげるよ」

    はかせ「グスッ……だってぇ……」グズグズ

    マミ「はかせ……」

    538 = 386 :

    まみまみ

    539 = 385 :

    マミ「ほら、私が描いてあげた最後の絵……これを見て」

    はかせ「なんなの……ちょっとキラキラな鮫にしか見えないんだけど……」

    マミ「今からおまじないをかけてあげる……はかせは、この絵を見るたびに少しだけ元気が出てくるの
       そういうおまじない」

    マミ「ワン…ツー…スリー……ほら、元気が出てくるでしょ?だからもう泣かないで」

    少しだけ、絵に魔法をかけた

    はかせ「……うん、わかった」ゴシゴシ

    マミ「また遊びに来るからね?」

    はかせ「絶対だよ!約束だからね!!」

    マミ「勿論!」

    カッ

    はかせ「あー、また光ったー!なんでなんでー?」

    マミ「だから言ったでしょ?……私は、魔法少女なのよ」

    はかせ「それ意味分かんないんだけど」

    540 = 385 :

    なの「今日は楽しかったです。また皆さんでいらしてください」

    みお「じゃあまた、学校でね」

    麻衣「バイバイ」

    ゆっこ「まったねー」

    さくら「オ邪魔しマシタ」

    ヒカル「学校で会いましょう」

    マミ「またね…!」

    はかせ「ばいばーーーーーい!!!!」


    みお「じゃあ私こっちだから」

    麻衣「私は、こっち」

    ゆっこ「私はマミちゃん達を送ってくるから、そんじゃまた明日ねー!」

    541 = 528 :

    お姉さんなマミさん可愛い

    542 = 385 :

    ゆっこ「今日はありがとうマミちゃん、楽しかったよ!」

    マミ「私もよ!本当に、会いに来てよかったわ…お互い頑張りましょう」

    ゆっこ「おう!ガンガン友達増やしまくっちゃいますからねー!」

    マミ「そういえば、さくらちゃんとは友達になれたの?」

    ゆっこ「ナムサンッ!すっかり忘れてた!」

    マミ「えー……」

    ゆっこ「さくらちゃん、私たちもう友達だよね!?ね!?」

    さくら「ンー、そう言われるとそうデスネ」

    ピカッ

    ゆっこ「やったー!ありがとうさくらちゃん!」

    マミ「なんか……軽いわね」

    543 = 385 :

    ゆっこ「ま、何はともあれ……応援してるからね」

    マミ「ありがとうゆっこ……必ず、生きてまた帰ってくるからね」

    ゆっこ「何言ってんのもー、大地震が起きるわけでもあるまいしー!」

    マミ「……そうね、また会いに来るわ。ヒカルちゃんも元気でね」

    ヒカル「また会えるといいわね」

    私達は握手を交わして別れた
    新しくできた友達のためにも、絶対に次の戦いは負けられない

    ふと、駅の裏側に嫌な気配を感じた

    さくら「ドウカしましたか?」

    マミ「ソウルジェムが反応してるわ……この町に魔法少女がいるのか分からないし、   電車が来るまで時間はあるから一応行っておきましょうか」

    案の定魔女がいたので、退治することにする

    vs委員長の魔女

    マミ「大切なお友達ができたこの町に……勝手なことはさせないわよ!」

    544 = 386 :

    まみまみ

    545 = 385 :

    銃を構えた瞬間、大きな地響きが鳴り響き、後ろから巨大な影が現れた

    マミ「なっ…魔女?いえ、でも、こっちにいるのが本体なんじゃ……」

    しかし、どこかで見たことのある影だ……木製の牛に跨り木製の剣を持った木製の人
    これはもしかして、

    マミ「手彫りの……なんだったかしら?」

    さくら「大威徳明王デスヨ」

    麻衣「離れて」

    マミ「その声は……水上さん!?」

    さくら「コレは予想外の展開デスネ」

    西洋の甲冑を身に纏い、手には錫杖を持っていた

    麻衣「オン・シュチリ・キャラロハ・ウン・ケン・ソワカ」ペコリ

    水上さんが手を合わせ何かを唱えてお辞儀をすると、木彫りの巨大な人形が剣を振り下ろした
    その一撃で、あっという間に魔女は消え去ってしまい、巨大な人形も消えた

    麻衣「大丈夫?」

    マミ「私は大丈夫だけど……びっくりしたわ、あなたも魔法少女だったのね」

    麻衣「みんなには、内緒」

    546 = 385 :

    マミ「最初から気付いてたの?」

    麻衣「勿論…そっちも気付いてたと思ってた」

    マミ「うっ…そうだったの……それで私に対する親愛度が高かったのね」

    麻衣「無事で何より」

    マミ「どうしてここに?」

    麻衣「この町に魔法少女は私だけ……だから私が守る」

    マミ「……そっか…水上さんは……今度来る、ワルプルギスの夜って知ってる?」

    麻衣「知ってる」

    マミ「一応聞くけど……私達と一緒に戦ってくれないかしら?あなたの戦力なら申し分ないのだけれど」

    麻衣「……それは無理。私はこの町を守らないと駄目」

    マミ「……そう言うと思ったわ。仕方ないわね」

    547 = 386 :

    まみぃ……

    548 = 385 :

    マミ「この町にも少し被害があるかもしれないけれど、ここは任せたわ……必ず勝ってくるから」

    麻衣「これあげる」

    水上さんが渡してくれたのは、手彫りの像だった

    麻衣「弥勒菩薩……役に立つ」

    マミ「ありがとう……でも、どうやって使うの?」

    麻衣「オン・マイタレイヤ・ソワカ…これを手を合わせて唱える、その後お辞儀…これで動く」

    マミ「おんまれ…?ごめんなさい、もう一回言ってくれないかしら?」

    さくら「大丈夫デスヨ、私が記憶しマシタ」

    麻衣「頑張って」

    マミ「えぇ……そうだわ!ひとつお願いしていいかしら?」

    紙を取り出して私の住所と連絡先を書き記す

    549 = 385 :

    マミ「ワルプルギスの夜から3日以内に連絡してほしいの……実は、訳あって私の部屋に魔女がいて……
       もし私が死んでたら暴れ出すだろうから、その前に……退治して欲しいの」

    麻衣「……」スッ

    マミ「オッケー…?」

    麻衣「……」スッ

    マミ「…お釈迦様?」

    さくら「マミさんは死なせマセンよ、大事な観察対象ですカラ」

    マミ「……でも、流石に魔力を使い切ってしまったら、さくらちゃんにもどうしようもないわ」

    麻衣「任せて」

    マミ「えぇ、頼りにしてるわ……私達、もうお友達だものね」

    私達は握手をして別れた
    この町は、きっとずっと平和だろう……水上さんがいる限り、私の友達もずっと平和に過ごしてくれるはずだ

    ━現在友達29人━

    550 = 386 :

    まみまみ


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