元スレマミ「お友達100人できるかな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
751 = 429 :
まみまみ
752 = 535 :
ほせ
753 = 385 :
ただいま、そして保守ありがとう
マミさん無双が始まる前にお詫びと訂正と言い訳をば……
>>569
×さくら「私もマミさんが適任かと思いマス。ほら、この間のら・よだそ――」
○さくら「私もマミさんが適任かと思いマス。ほら、この間のえる・ぷさい――」
元々マミさんには「ラ・ヨダゾウ・スティアーナ」と言ってもらうつもりだった
その名残が上
でも、あのマミさんにそんなネットの言葉を…と思いなおして、急遽鳳凰院凶真さんからお借りしてきた
全部直したつもりだったんだけどここでお詫びを…
あと少しお付き合いお願いします
754 = 385 :
翌日、学校に行く前にQBに事情を説明してから策を練ることにした
マミ「と言っても、他にお友達になれそうな人なんているかしら……変よね、お友達ってこんな風に作るものじゃないはずなのに」
QB「事情は分かったよ。けど、残念ながら僕が深く手を出せる案件じゃないようだね」
マミ「えぇ…気にしなくていいのよ、これは私の問題なんだもの」
マミ「とりあえず、この『最高親愛度探索器』をうまく使わなきゃならないわね……
グループセットもできるみたいだけど、当面は一人ずつにしないと」
QB「なぜだい?グループセットのほうが効率がよさそうなのに」
マミ「ほら、例えば二人私を友達だと思ってくれている子がいたとしても、その二人が仲がいいかどうかは、また別の問題でしょ?」
QB「なるほどね、その二人の仲を取り持つ時間はあまりないというわけか」
マミ「でも、やっぱり一人ずつだと間に合わないと思うから、いつかは使うことにもなるでしょうけど……」
QB「それで、今日はどうするつもりなんだい?」
755 = 429 :
来たか!
756 :
来てた
757 = 385 :
マミ「そうねぇ……QBの電波ってもう少し小さくすることできない?」
QB「電波ではないんだけど……テレパシーの相手を限定することは不可能ではないね」
マミ「本当なの?なら、私が頼んだ相手だけに電波を飛ばして貰えれば、何人かはすぐに成立できそうね」
マミ「お願い!今日は一緒に学校に来てくれる?」
QB「僕は別にかまやしないけど、そこの大きい物も持っていくのかい?」
マミ「……この際仕方ないわね」
普段の鞄とは別に、もう一つ手提げの鞄をぶら下げて学校に向かった
氷室「あれ、今日なんか大荷物が必要な授業あったっけ?」
マミ「うぅん、別になんでもないのよ?」
QB『それで、どの子に向けて電波を飛ばせばいいんだい?』
マミ『とりあえず全員揃うまで待ちましょう』
やがて全員が登校してきてホームルームが始まる
こっそりと鞄から例の機械を取り出してコードをそれぞれセット
QBには耳のリングにワニ口クリップを噛ませる
QB「助かるよ、これなら痛みを感じないね」
マミ(そういえば何のためについてるのかしら、このリング……)
758 = 385 :
先生「はいじゃあ、これでホームルームを終わります」
担任の先生が出て行ったのを確認して、QBに一人ずつ電波を飛ばしてもらう
ボタンを押して、私に対しての親愛度が高ければセットされ、
あまりなければセットはされないという、非常に便利な機能だった
マミ『まずは大森くんにお願い』
QB『了解』
QBが電波を飛ばしたらしきことを確認して、私は大きなボタンを押す
マミ『…………駄目みたいね。次は……』
天野「ねえねえマミちゃん、それいったい何なの?時代を先取りしすぎて逆に退行しちゃったみたいな機械は」
マミ「へ?えっと、その……ラジカセ…?かしら?」
倉橋「なんで疑問形なの」
759 = 429 :
仕事前のしえん
760 = 385 :
QB『もういいかいマミ?次の子にいくよ』
マミ『えぇ』ガッション
カッ
みのっち「うお!?今の何スか!?」
マミ「…!!」スクッ
ラブやん「マミちゃん…?」
マミ「ありがとう馬剃さん!私達やっぱりお友達よね!!!」
馬剃「え?うんまあ、そうなるのかな……急にどうかしたの?」
マミ(イケるわ…!この調子なら、残りもきっと…!!)
ラブやん「オォ…何やらマミちゃんが悟りを開いた顔に……け、賢者…!?」
みのっち「この短時間でいったい何があったんスか」
761 = 385 :
マミ「はぁ~……」
放課後、私は意気消沈して帰宅していた
QB「そう落ち込むことはないだろう?むしろ仕方のないことさ
マミは魔法少女なんだから、今までクラスの皆と積極的に関わることはしてこなかったじゃないか」
マミ「そうだけど……やっぱりへこむわ、あれから二人…全部で三人しかお友達になれなかったなんて……
危うくソウルジェムが濁りきるとことだったわ」
マミ「でも諦めないわ……明日も頑張りましょう」
QB「明日もこの大荷物を持っていくつもりなのかい?」
マミ「勿論よ」
翌日
マミ「今日は駄目だったわね……」
翌々日
マミ「はぁ……まだ駄目ね……」
762 = 468 :
ぴんちじゃないですかー
763 = 385 :
1週間後
マミ「なんとか一人とお友達になれたけど……時間がかかってしまったわね」
QB「別の方法を思案した方がいいんじゃないかな」
マミ「そんなこと言われても……」
まどか「あ、マミさん今帰りですか?ついでにQBも」
マミ「あら、鹿目さんに暁美さんじゃない」
ほむら「どうも」
マミ「美樹さんと志筑さんは一緒じゃないの?」
まどか「二人とも上条君と一緒に帰っちゃって……」
マミ「その三人って…大丈夫なのかしら……?」
ほむら「それよりどうかしたの?今にも魔女化しそうな顔してるけれど……
道明寺さくらがいないことと、何か関係が?」
まどか「喧嘩でもしたんですか?」
マミ「……実は――」
764 = 385 :
マミ「――というわけなのよ」
まどか「そんな…さくらさんが……」
ほむら「……それで、今は何人なの?」
マミ「今日で35人……でも、これから先誰にセットしていけばいいのか……」
まどか「マミさん……」
マミ「それじゃあ暁美さん、今日もパトロールに行きましょうか…悩んでいてもしょうがないわよね」
ほむら「……言うことはそれだけですか?」
マミ「…?それだけって?」
パシィン
マミ「……あ、けみさん…?」
ほむら「……っ!どうしてなんですか!!」
パシィィン
ビンタをされた
突然のことで意味がさっぱり分からなかった
765 = 385 :
マミ「あけ――」
パシィン
マミ「あ――」
パシィン
マミ「ほむ――」
パシィィン
マミ「……」
ほむら「はぁはぁ……」
パシィィン
マミ(何も言ってないのに!?)
まどか「ほ、ほむらちゃん、落ち着いて……」
ほむら「はぁ…はぁ……どうして……どうしてもっと早く言ってくれないんですか!」
マミ「…!」
766 = 724 :
叩きすぎだろwww
767 :
やりすぎw
768 = 385 :
ほむら「私達友達じゃないんですか!?そうやって何でも一人で抱え込まないでください!!」
マミ「暁美さん……」
ほむら「何でも相談してください…何でも頼ってください……もうすぐ、マミさんとお別れかもしれないのに……
友達なら……友達なら、何でも言ってくださいよ……」
まどか「マミさん…私もほむらちゃんとおんなじ気持ちです。私たちにできることがあったら、何でも言って下さい」
マミ「二人とも…あ、ありがとぅ…」グスッ
マミ「さっそくだけど、うちに来て一緒に考えてもらってもいいかしら?」
まどか「勿論です!」
ほむら「当たり前じゃない」
マミ「おかげで目が覚めたわ!うじうじしてても仕方ないものね……暁美さんのおかげよ」
ほむら「……どうも…あの、叩いたりしてごめんなさい」
マミ「いいのよ、気にしないで」ニコッ
769 = 385 :
マミの家
マミ「ゆっくりしていってね」
ほむら「お邪魔します」
まどか「お邪魔しまーす。あ、シャルちゃんだ!元気にしてたー?」
シャルロッテ「……」コクコク
マミ「お茶淹れるわね」
マミ「どうしましょうか……もう教室の中でお友達になれそうな人はあんまりいないのよね」
QB「テリトリーを広げるしかないね」
まどか「テリトリー?」
ほむら「そうね…例えば塾に行くのはどう?あなたなら誰かに教えることもできるでしょうし、きっかけは作りやすいと思うわ」
マミ「塾ね……金銭的にはきついけど、確かにいい案だわ」
まどか「それでも100人は遠いよね……」
770 = 386 :
まみまみ
771 = 468 :
どうしたものか
772 = 385 :
まどか「そうだ!再来週クラス別球技大会がありましよね!
クラス別だから、2年生と1年生の人たちとも仲良くなれる機会があるんじゃないですか!?」
マミ「いいわね!今から練習を重ねていけばなんとかなるかもしれないし」
ほむら「まあ、中学生でやる気に溢れているのは極僅かだと思いますけど」ファサッ
マミ「どこか冷めてる人多いものね、中学生って」
まどか「わ、私はちゃんとやるよ!ほむらちゃんだって、ほんとは楽しみにしてるよね?」
ほむら「えっ!?ま、まあ、それは……」ゴニョゴニョ
まどか「皆で一緒にやるの初めてだもんね!」ティヒヒ
ほむら「……///」カー
マミ「ふふっ…そういえばあなた達とは敵になるのよね?負けないわよ?」
まどか「こっちこそ負けませんよ!!」
それからいろいろと話をして二人は帰って行った
他にも部活動や生徒会など、三年生では少々手遅れかもしれないが、うまくいけば人数を増やせるはずである
マミ(なんとしても……さくらちゃんを助けないと)
━現在友達35人━
773 = 386 :
ほむっほむっ
774 = 468 :
書き込みサイズでもさる食らうんだっける
775 = 385 :
残り3日
ゆっこ「やっほーマミちゃん、スラマッティロ~!
なんつって、ちょっと変えてみたんだけどウケたウケた!?なはははー!!」
マミ「………はぁ……」ズーン
ゆっこ「あ、あれ?もしかしてなんか元気ない?」
マミ「ごめんね相生先生、突然呼んじゃったりなんかして」
ゆっこ「ゆっこでいいってば~!……それより、なんかあったの?」
マミ「えぇ…実は――」
ゆっこ「あー、それでさくらちゃんいないんだね……しかしもう47人かぁ、早いねマミちゃん」
ヒカル「ゆっこはまだ21人だったかしら?」
ゆっこ「うー、そうだけどさ……」
マミ「結局、後3日で残り53人……でも、諦めないわよ」
マミ「私、今になって友達成立に重要なことが分かった気がするの」
ゆっこ「そ、その極意とは…?」ゴクリ
776 = 386 :
まみまみ?
777 = 385 :
マミ「それは、私の自己開示」
ゆっこ「……あ~!あれね!うん、あれだあれ!分かる分かるよ、うんうん」
マミ「えぇ……つまり、私の心が本当の意味で開いてないと、誰とも友達にはなれないってことよね
私はようやくそのことに気が付けたの……」
ゆっこ「うんうん、私の想像通りだよ……しかしその極意を持ってしても100人には届かない、と」
マミ「それは……そうなんだけど……」
ゆっこ「うーん……ヒカルちゃんみたいに、皆ともすぐ仲良くできればいいのにねー」
マミ「ヒカルちゃんみたいに…?」
ゆっこ「そんな人中々いないもんねー……どうしたもんだろね?ヒカルちゃん分身とかできないの?」
ヒカル「分かってて聞いてるのよね?」
マミ「…………そっか…ひょっとしたら……」
ゆっこ「?……マミちゃん、どうかした?」
778 = 385 :
マミ「ありがとうゆっこ!あなたのおかげよ!!」ガバァ
ゆっこ「へ!?わ、私なんかマミちゃんの心打つようなこと言ったっけ!?」
マミ「やっぱりあなた達に相談して良かったわ!……もう、これしかないの」
ゆっこ「???なんだかよく分かんないけど、頑張ってね!」
マミ「本当にありがとう……ごめんね、せっかくこんなところまで来てもらったのに、あんまり時間なくって」
ゆっこ「いいのいいの、困ってる友達のために駆けつけるのがなんて言うか…うーん……友達でしょ?」
マミ「……そうね」
ヒカル「それで、一体どんな作戦が浮かんだの?」
ゆっこ「あっ、それ私も聞きたい!どんなのなの?」
マミ「多分…うまくといくと思うんだけど……」
私は説明した
起死回生となりうる、最後の手段を
ゆっこ「なるほど!なんかマミちゃんならうまくいく気がする!うん、絶対出来るよ!!」
マミ「これが、私に残された、たった一つの道しるべ……」
━現在友達47人━
779 :
のこっとったほしゅ
780 = 385 :
残り1日
マミ「じゃあねシャルちゃん、QB、お留守番よろしく」
シャルロッテ「……」コクコク
QB「行ってくるといいよ」
私は家を出て学校には向かわず、隣町を目指して歩いた
その途中で、ちょっとした手紙をポストに投函しておいた
将来劇的な変貌を遂げるこの街並みを、今のうちにこの景色を目に焼き付けておこうと思い、私はゆっくりと歩き出した
そのうちに私は、古びた教会に辿り着いた
マミ「懐かしいわね……杏子に連れられて初めて来たのは何年前だったかしら」
この教会も、数年後には取り壊されてしまう
最前列の椅子に座って、ぼんやりと割れたステンドグラスを眺めていた
最後に、来ることができて良かった
杏子「あれ?マミなのか?」
ゆま「ほんとだ、マミだ!」
マミ「あ……杏子、ゆまちゃん」
会いたくないと思っていたのに出会ってしまった
会えばきっと辛くなるから……
781 = 385 :
杏子「珍しいじゃん、マミがこっち来るなんて」
マミ「うん、ちょっと久しぶりにね」
ゆま「あれ、でも今日平日だよ?」
マミ「ふふ、学校はいいのよ……昨日行ってきたから」
ゆま「???」
クラスの皆には、既に別れを済ませてきた
卒業式でもないのに涙ぐんだ私を見てみんな少し戸惑っていたが、それも仕方のないことだと思う
杏子「……どうかしたのか?なんか、言いたいことでもあるような…そんな感じだけど」
マミ「うん……本当は言わずにおくつもりだったんだけど……明日からの私にも、ちゃんと今まで通り接してほしいの
どうなってるか分からないけど、きっと、私は私のはずだから」
ゆま「どういうこと?」
マミ「そのまんまよ……本当に、どうなってるのかしらね」
783 = 385 :
マミ「杏子、みんなと仲良くしなきゃだめよ?……なんて言わなくても、あなたならきっと大丈夫よね
ゆまちゃんは、もっといろんな人と関わっていくといいわよ?いつか杏子離れできるようにね」
杏子「なんだよ急に……」
ゆま「うぐっ…分かってるよ!ゆまだって、いつまでも子供じゃないんだよ!」
マミ「そうね……いつかは皆、大人に…なるのかしらね」
杏子「ま、あたしら魔法少女がそこまで生きてられるかは分かんねーけどな」
マミ「大丈夫よ、私だってなれたんだもの」ボソリ
ゆま「え?」
マミ「何でもないわ……それじゃあ、私はそろそろ帰るわね」
杏子「もうかよ?何しに来たんだよ」
マミ「何かしらね……本当は二人に会いたかったのかもしれないわね」
杏子「はあ?」
マミ「二人とも……元気でね」
これ以上話していると泣いてしまいそうだった
私には最後の挨拶でも、二人にとっては何でもない一日の出来事になるのだろう
二人とは笑顔で別れたかった
785 = 385 :
残り1時間
まどか「マミさんおはようございます」
マミ「あっ……おはよう三人とも…ごめんね、今日は私学校行かないの」
さやか「制服なのにですか?サボりなんて優等生のすることじゃないですよ~?」
ほむら「マミさん……大丈夫なの?」
朝の通学時間、3人と偶然出くわしてしまった
制服を着ていたのは、これが着納めになると思ったからだ
マミ「えぇ……なんとかなりそうだから、心配しないでいいのよ」
ほむら「でも……」
その時、ちょうど背後からバイクの走ってくる音が聞こえた
見覚えのあるオレンジの車体が、私達の横に止まった
シリウス「ここにおったのか。審議の時間もある故もう出るが、準備はいいな?」
マミ「……少し、待ってもらえるかしら?」
シリウス「ふむ、少しなら構わん。済ませてくるがよい」
マミ「ありがとうございます」
786 = 385 :
私は心配そうな顔をしている3人に近づいた
マミ「ごめんね皆…私、ちょっとこれから世界を救ってくるわね」
さやか「世界って…マミさん、もしかしてどっか行っちゃうんじゃないですよね!?」
マミ「そんなことないわよ、明日からもちゃんといるわ」
マミ「……多分ね」ボソリ
まどか「でも…!」
マミ「大丈夫よ、ここからいなくなるわけじゃないんだから」
ほむら「……私、信じてますから……必ず、戻ってきてくださいね」
マミ「勿論よ……さあ、行きましょうかシリウスさん」
787 = 468 :
ほす
788 :
マミマミ
789 = 385 :
マミ(さようなら……皆、元気でね)
バイクは空を駆け抜け、やがて宇宙船へと入っていった
そして私は再び、魔女空間を模した場所へと案内されたのだった
マミ(さくらちゃん、久しぶりね……)
シリウス「さて、約束の時間まで残り15分となり再びマミ君を召還した…早速だが、友達成立した人数を教えてくれまいか」
マミ「……4…7人です……」
ざわっ…ざわっ…
さくら「……」
シリウス「……では、当初の予定通り被告人道明寺さくらを――」
マミ「待って下さい!!」
マミ「まだ少し時間があります……皆さんと話をさせてもらえませんか?」
シリウス「フム、構わんが……」
マミ「宇宙人の皆さん、この試験はある一つのことを証明すればよかったのですよね」
マミ「愛は何よりも尊いと」
790 = 468 :
マミッ!
791 = 385 :
マミ「地球人全員がそう思えるなら、きっとこんなテストはいらないのでしょう」
マミ「私は…テストを受ける前までの私は、心からそうは思っていませんでした
愛が本当にあるのなら、誰も傷つくことはなかったのにと……」
マミ「でも、この世界に来てたくさんの人と触れ合って、再会していく内に、私は自分の中のある感情に気がつきました」
マミ「それはとても単純で本当に当たり前の感情なんです…誰の中にもあるはずだけれど、普段は忘れてしまっているだけ
その気持ちがあれば、この先の私の人生全てに、約束することができます」
マミ「誰とでも本気で向き合います」
マミ「自分の定規だけで人を測りません」
マミ「愛しているが故に厳しくもします」
マミ「困っている人がいたら助けます」
マミ「助けられたら助けてあげます」
マミ「大きな障害も誰かと一緒に乗り越えていけます」
マミ「私はこの先、そうなろうと努め続けます」
792 = 385 :
マミ「私たちが生きているこの星は、そんなに酷い場所ではありません
少なくとも、私はそう信じています」
マミ「気掛かりな魔法少女のことも、あなた達のおかげで希望を持つことができました」
マミ「私は、あなた達のことを信頼しています」
マミ「だから、少しでもいいから私を…私達を、私達の世界のことを信じて下さい!!」
シ・・・ー・・・ン・・・
シリウス「……残り10分を切った…話はそれで終わりかの?」
マミ「いいえシリウスさん、今のは私の自己開示よ」
シリウス「…?」
マミ「私はさっき言ったように、好意を持って信頼し、あなた達に私の本当の気持ちをさらけ出しました」
793 = 385 :
私は鞄の中から最高親愛度探索器を取り出してコードをそれぞれセットした
マミ「私はあなた達がとても優しい種族であることを知っています」
マミ「あなた達が、優しすぎてこの言葉を無視できないことも……」
さくら「マミさん…マサカ…!」
私は、機械のボタンを押した
マミ「私とお友達になってください!!!」
カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ
カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ボ ン ッ
794 = 738 :
ぽんっ
795 = 468 :
ポンッ!?
796 = 385 :
マミ「カウンターが…壊れたわ……」
もくりと煙を立ち上げたカウンターがそこにはあった
シリウス「……我々の想定以上の友達同時成立をしたためだ…貸したまえ、ログを見て何人成立したか確かめてみよう」
そう言って私の腕からカウンターが外され、隣にいたフォマルハウトと呼ばれた人に渡されていった
マミ(ありがとうゆっこ……あそこであなた達に会えてなかったら、きっと思いつかなかった方法だわ)
フォマル「議長、結果が出ました」
シリウス「うむ」
フォマルハウトさんが耳打ちをし、何人友達が成立したかがシリウスさんに伝えられた
シリウス「なるほど……」
シリウス「マミ君の友達成立した人数は――」
797 = 468 :
ドラムロール
798 = 385 :
翌日
マミ「リボンよし…スカートよし……髪の毛セットよし」
マミ「うん、完璧ね」
マミ「じゃあねシャルロッテちゃん!チーズはここに置いておくから、食べ過ぎないようにね?」
シャルロッテ「……」フリフリ
マミ「QBもシャルロッテちゃんのことよろしくね?じゃあ行ってくるわね」
QB「ああ、行ってくるといいよ」
ガチャッ バタン
QB「……マミ、君はもう――」
799 = 572 :
まみまみ
800 :
まみ
みんなの評価 : ★★
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