私的良スレ書庫
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元スレほむら「球磨川禊、あなた一体……」
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>>549
僕のパンツかわいいですか?///
僕のパンツかわいいですか?///
杏子「じゃあなんで平然としていられる……いつからこのこと知ってやがった?」
さやか「つい最近だよ」
杏子「そうじゃねえ。全部知ってて魔法少女になったのかって訊いてんだ!」
さやか「……そうだよ。あたしは全部知った上で、魔法少女になった」
杏子「わけわかんねえ……くそ!調子狂うな!」
佐倉杏子は、目を瞑って頭をガシガシと掻いたかと思うと、あたしに向き直った。
杏子「おい、あんた!名前は!?」
さやか「つい最近だよ」
杏子「そうじゃねえ。全部知ってて魔法少女になったのかって訊いてんだ!」
さやか「……そうだよ。あたしは全部知った上で、魔法少女になった」
杏子「わけわかんねえ……くそ!調子狂うな!」
佐倉杏子は、目を瞑って頭をガシガシと掻いたかと思うと、あたしに向き直った。
杏子「おい、あんた!名前は!?」
球磨川は「僕は悪くない」と「ごめんなさい、もうやらない」を
並列で言えるからなぁ
並列で言えるからなぁ
おい、あんた!
まで続くと
ふざけたこと言ってんじゃ・・・!
に繋げたくなるよな
まで続くと
ふざけたこと言ってんじゃ・・・!
に繋げたくなるよな
さやか「……?美樹さやか」
杏子「美樹さやか……今日は退かせてもらうよ!」
そうして、佐倉杏子はあっという間に行ってしまった。
さやか「……なんだったんだ、あいつ……」
まどか「さ、さやかちゃん、大丈夫?」
さやか「あれ、まどか居たんだ」
まどか「ひ、酷いよぉ!ずっと見てたのに!」
さやか「あはは、ごめんごめん」
杏子「美樹さやか……今日は退かせてもらうよ!」
そうして、佐倉杏子はあっという間に行ってしまった。
さやか「……なんだったんだ、あいつ……」
まどか「さ、さやかちゃん、大丈夫?」
さやか「あれ、まどか居たんだ」
まどか「ひ、酷いよぉ!ずっと見てたのに!」
さやか「あはは、ごめんごめん」
>>555
やめなさい
やめなさい
>>555
やめろあんこっちゃん!!
やめろあんこっちゃん!!
まどか「それよりあの子……魔法少女、なんだよね……?」
さやか「そうだね……。でも、マミさんとは違う。正義の味方なんかじゃない。
それに、ほむらとも違う。ほむらよりもっと……。
佐倉杏子、あいつは自分のためだけに、グリーフシードを手に入れるためだけに戦ってる。
そのためなら人間を犠牲にしても良いなんて考えを……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「まどか……もしかしたら、あたしはアイツと戦うかもしれない。でも、止めないでね」
まどか「そ、そんな……」
さやか「人間の敵なら、魔女だろうと魔法少女だろうと関係ない。あたしは戦うよ」
さやか「そうだね……。でも、マミさんとは違う。正義の味方なんかじゃない。
それに、ほむらとも違う。ほむらよりもっと……。
佐倉杏子、あいつは自分のためだけに、グリーフシードを手に入れるためだけに戦ってる。
そのためなら人間を犠牲にしても良いなんて考えを……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「まどか……もしかしたら、あたしはアイツと戦うかもしれない。でも、止めないでね」
まどか「そ、そんな……」
さやか「人間の敵なら、魔女だろうと魔法少女だろうと関係ない。あたしは戦うよ」
次の日、あたしはまた病院に行ったけど、恭介はもう退院してしまっていた。
予定が早まったとかなんとか……。
恭介の奴、連絡くらいしてくれても良いのに。
でも、良かった。
経過は順調みたいだ。
そして今、恭介の家の前にいる。
呼び鈴を鳴らそうとした時、中から綺麗なバイオリンの演奏が聞こえてきた。
……邪魔、しないでおこう。
あたしはそのまま踵を返す。
その時。
杏子「会いもしないで帰るのかい?今日一日追い回してたくせにさ」
さやか「……思ったより元気そうだね。昨日はあんなに取り乱してたくせに」
予定が早まったとかなんとか……。
恭介の奴、連絡くらいしてくれても良いのに。
でも、良かった。
経過は順調みたいだ。
そして今、恭介の家の前にいる。
呼び鈴を鳴らそうとした時、中から綺麗なバイオリンの演奏が聞こえてきた。
……邪魔、しないでおこう。
あたしはそのまま踵を返す。
その時。
杏子「会いもしないで帰るのかい?今日一日追い回してたくせにさ」
さやか「……思ったより元気そうだね。昨日はあんなに取り乱してたくせに」
杏子「ふん、まあね。あたしはさ、まあいっか、って思ってんだ」
さやか「…………」
杏子「あたしは、この力をぜーんぶ自分のために使ってる。だから何もかも自分のせい、自業自得ってわけだ。
そう思ってれば、大抵のことは背負えるもんさ。だから後悔なんて、あるわけない」
さやか「……まあそうだろうね」
杏子「だけど、あんたは違う。あんたは間違ってる。
他人のために力を使うってことがどれだけ馬鹿なことか、あんたはわかってない」
さやか「……見解の相違だね。あたしは、人のために力を使うことが間違ってるだなんて思わない。
あんただって、たまには人のために魔法使ってみたら……」
その瞬間、雰囲気が変わった。
杏子「何も知らねえからそういう馬鹿げたことが言えるんだよ、ひよっこが……!」
さやか「…………」
杏子「あたしは、この力をぜーんぶ自分のために使ってる。だから何もかも自分のせい、自業自得ってわけだ。
そう思ってれば、大抵のことは背負えるもんさ。だから後悔なんて、あるわけない」
さやか「……まあそうだろうね」
杏子「だけど、あんたは違う。あんたは間違ってる。
他人のために力を使うってことがどれだけ馬鹿なことか、あんたはわかってない」
さやか「……見解の相違だね。あたしは、人のために力を使うことが間違ってるだなんて思わない。
あんただって、たまには人のために魔法使ってみたら……」
その瞬間、雰囲気が変わった。
杏子「何も知らねえからそういう馬鹿げたことが言えるんだよ、ひよっこが……!」
>>562
ワロタww
ワロタww
さやか「……!」
杏子「……教えてやるよ。他人のために動き続けた人間の末路が、どういうものかを」
それから佐倉杏子は話し始めた。
自分の過去……家族の話。
それは佐倉杏子の魔法の使い方を正当化するのに、十分なものだった。
さやか「なんでそんな話をあたしに……」
杏子「……あんたも好き勝手に生きれば良い。自業自得の人生をさ。
でないと……絶対に後悔する。あんたは勝手に勘違いしてるが……。
良いか、そんなわけはないんだ。人間、他人からの見返りなしでいつまでも善人じゃいられないんだよ」
さやか「……なんか変じゃない?あんたは自分勝手に生きてるんでしょ。
なんであたしの心配なんてしてくれちゃってるわけ?」
杏子「……教えてやるよ。他人のために動き続けた人間の末路が、どういうものかを」
それから佐倉杏子は話し始めた。
自分の過去……家族の話。
それは佐倉杏子の魔法の使い方を正当化するのに、十分なものだった。
さやか「なんでそんな話をあたしに……」
杏子「……あんたも好き勝手に生きれば良い。自業自得の人生をさ。
でないと……絶対に後悔する。あんたは勝手に勘違いしてるが……。
良いか、そんなわけはないんだ。人間、他人からの見返りなしでいつまでも善人じゃいられないんだよ」
さやか「……なんか変じゃない?あんたは自分勝手に生きてるんでしょ。
なんであたしの心配なんてしてくれちゃってるわけ?」
杏子「……あんたもあたしと同じ間違いから始まった。
あたしはそれに気付けたが、あんたはまだ間違い続けてる。見てられないんだよ」
さやか「……あたし、あんたのこと色々と誤解してた。そのことはごめん、謝るよ」
杏子「…………」
さやか「あんたの生き方も、魔法の使い方も、否定しない。あんたはあんたの好きにすれば良い。
でも、あたしはやっぱり、自分が間違ってるなんて思わない。後悔だって、絶対にしないって決めたんだ」
杏子「っ……バカ野郎……!あたしたちは魔法少女なんだぞ!他に同類なんていないんだぞ!」
佐倉杏子が激昂した、その時。
球磨川『わー、街中で魔法少女(笑)とか大声で叫んでる子がいるぞ。イタいイターい』
あたしはそれに気付けたが、あんたはまだ間違い続けてる。見てられないんだよ」
さやか「……あたし、あんたのこと色々と誤解してた。そのことはごめん、謝るよ」
杏子「…………」
さやか「あんたの生き方も、魔法の使い方も、否定しない。あんたはあんたの好きにすれば良い。
でも、あたしはやっぱり、自分が間違ってるなんて思わない。後悔だって、絶対にしないって決めたんだ」
杏子「っ……バカ野郎……!あたしたちは魔法少女なんだぞ!他に同類なんていないんだぞ!」
佐倉杏子が激昂した、その時。
球磨川『わー、街中で魔法少女(笑)とか大声で叫んでる子がいるぞ。イタいイターい』
さやか「球磨川っ……!」
杏子「なっ……!?」
球磨川『あはは、そんなに警戒しなくても大丈夫だって。良かったね。聞かれたのが僕でさ』
杏子「……あんた、魔法少女のこと知って……?」
球磨川『うん、もちろん』
そして球磨川はふいに視線をずらし……。
球磨川『さやかちゃん、なっちゃったんだね。魔法少女』
さやか「……まあね」
球磨川『僕、きみのこと色々と誤解してた。そのことはごめん、謝るよ。
まさか、さやかちゃんが自分の何もかもを犠牲にして恭介くんのこと助けるなんてさ』
さやか「…………」
杏子「なっ……!?」
球磨川『あはは、そんなに警戒しなくても大丈夫だって。良かったね。聞かれたのが僕でさ』
杏子「……あんた、魔法少女のこと知って……?」
球磨川『うん、もちろん』
そして球磨川はふいに視線をずらし……。
球磨川『さやかちゃん、なっちゃったんだね。魔法少女』
さやか「……まあね」
球磨川『僕、きみのこと色々と誤解してた。そのことはごめん、謝るよ。
まさか、さやかちゃんが自分の何もかもを犠牲にして恭介くんのこと助けるなんてさ』
さやか「…………」
赤いの出たくらいまでしかまどか知らんが球磨川のおかげで楽しく読めますな
>>579
まじあなたの強さがうらやましいです
まじあなたの強さがうらやましいです
杏子「おい……てめえ何者だ?まさか噂のイレギュラーってのは……」
球磨川『え?僕?さやかちゃんの元彼でーす!』
杏子「あぁ!?」
球磨川『なーんちゃって!あは!ただの友達だよ。ね、さやかちゃん?』
さやか「…………うん」
球磨川『ああそう言えば、ちょうど良かったよ。今の今まですっかり忘れてたけど、
さやかちゃんにどうしても言っておかないといけないすごく大切なことがあったんだった』
さやか「……何よ」
球磨川『え?僕?さやかちゃんの元彼でーす!』
杏子「あぁ!?」
球磨川『なーんちゃって!あは!ただの友達だよ。ね、さやかちゃん?』
さやか「…………うん」
球磨川『ああそう言えば、ちょうど良かったよ。今の今まですっかり忘れてたけど、
さやかちゃんにどうしても言っておかないといけないすごく大切なことがあったんだった』
さやか「……何よ」
>>579
傑作だぜ
傑作だぜ
球磨川『僕思ったんだよ。さやかちゃんがこんなに自分のこと犠牲にして恭介くんを助けてあげたのに、
当の本人はなんにも知らないままぬくぬくと幸せな生活を送るなんて。
そんなの割りに合わないってさ』
さやか「…………」
……嫌な予感がする。
こいつ……また何か……。
球磨川『だから、昨日恭介ちゃんに会って教えてあげたよ。きみの腕を治したのはさやかちゃんだ、ってね』
さやか「っ……!?」
当の本人はなんにも知らないままぬくぬくと幸せな生活を送るなんて。
そんなの割りに合わないってさ』
さやか「…………」
……嫌な予感がする。
こいつ……また何か……。
球磨川『だから、昨日恭介ちゃんに会って教えてあげたよ。きみの腕を治したのはさやかちゃんだ、ってね』
さやか「っ……!?」
>>512
うわぁグロイなぁ。でも歯は綺麗だね
うわぁグロイなぁ。でも歯は綺麗だね
>>549
チンコじゃ駄目ですか?
チンコじゃ駄目ですか?
球磨川『でもさー。酷いんだよ?恭介くん。僕が言ったことぜーんぜん信じないで、笑ってるんだぜ?
“またさやかの面白い冗談かい?相変わらずジョークのセンスがないんだね”だってさ』
さやか「っ……」
球磨川『僕はちゃーんと
“さやかちゃんは謎の生命体と契約を交わして魔法少女になってその力できみの腕を治したんだ”
って全部ありのまま包み隠さず伝えたのにさ。酷い奴だよねーほんと。感謝の欠片もなかったよ』
……わかってる、大丈夫。
こうなることは、承知の上だったんだから。
大丈夫……
球磨川『あ、そうそう。ついでに……さやかちゃんのことどう思ってるのか訊いてきてあげたよ!』
さやか「え?」
球磨川『好きだったんだよね?恭介くんのこと。あは!なーに、お礼なんていらないよ。僕たち友達だろ?』
“またさやかの面白い冗談かい?相変わらずジョークのセンスがないんだね”だってさ』
さやか「っ……」
球磨川『僕はちゃーんと
“さやかちゃんは謎の生命体と契約を交わして魔法少女になってその力できみの腕を治したんだ”
って全部ありのまま包み隠さず伝えたのにさ。酷い奴だよねーほんと。感謝の欠片もなかったよ』
……わかってる、大丈夫。
こうなることは、承知の上だったんだから。
大丈夫……
球磨川『あ、そうそう。ついでに……さやかちゃんのことどう思ってるのか訊いてきてあげたよ!』
さやか「え?」
球磨川『好きだったんだよね?恭介くんのこと。あは!なーに、お礼なんていらないよ。僕たち友達だろ?』
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