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元スレほむら「球磨川禊、あなた一体……」
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>さやかちゃんは謎の生命体と契約を交わして魔法少女になってその力できみの腕を治したんだ
言い方考えろwwww
言い方考えろwwww
球磨川『あー、でも、うん。さやかちゃん。気にしないで』
……やめて。
球磨川『なんかね。彼、さやかちゃんのことは』
やめて……やめて……。
球磨川『お世話になったことは感謝してるけど』
やめて、やめて、やめて……!
球磨川『別に恋愛感情とかは』
さやか「……やめてぇえええ!!」
球磨川『…………他に好きな子が居るんだってさ!』
……やめて。
球磨川『なんかね。彼、さやかちゃんのことは』
やめて……やめて……。
球磨川『お世話になったことは感謝してるけど』
やめて、やめて、やめて……!
球磨川『別に恋愛感情とかは』
さやか「……やめてぇえええ!!」
球磨川『…………他に好きな子が居るんだってさ!』
さすが球磨川さん!俺たちにできないことを平然とやってのける!
ワルプルギスの夜フルキャスト生存縛り成功!ただし魔法少女のまま、みたいな!
辛うじて繋がっていた糸が、ぷつりと切れたような、そんな感覚。
球磨川『あれ。さやかちゃん帰っちゃうの?もう遅いから気を付けて帰りなよ。送って行こうか?』
もう球磨川の声は聞こえない。
あたしは、ほとんど無意識に家への道を歩き出した。
杏子「お、おい……」
佐倉杏子が付いて来る。
球磨川「だから言ったじゃないか……自分のために生きろって。他人のために生きたって、なんの意味も、見返りもないんだ」
さやか「……わかっ……てる。わかってるから……」
そう、わかってるつもりだった。
球磨川『あれ。さやかちゃん帰っちゃうの?もう遅いから気を付けて帰りなよ。送って行こうか?』
もう球磨川の声は聞こえない。
あたしは、ほとんど無意識に家への道を歩き出した。
杏子「お、おい……」
佐倉杏子が付いて来る。
球磨川「だから言ったじゃないか……自分のために生きろって。他人のために生きたって、なんの意味も、見返りもないんだ」
さやか「……わかっ……てる。わかってるから……」
そう、わかってるつもりだった。
却本作り球磨川が強いから意味ないみたいになってるけど長所と能力消せるだけでいいよな
弱い奴は普通に倒せばいいし
弱い奴は普通に倒せばいいし
でも、違った。
“伝えない(プラス)”と“伝わらない(マイナス)”。
まるで違った。
全然違った。
全てを隠して、それであたしが報われなくても、あたしはきっと大丈夫だった。
それなのに……。
球磨川の、あいつの言葉が心を蝕む。
杏子「おい……。大丈夫かよ、さや……」
さやか「付いて来ないで。……ごめん。1人にして」
私のその言葉に、佐倉杏子は足を止めた。
杏子「……くそっ!全然だめじゃねえか……何が後悔しないだ……!
あんな生き方……。後悔するに、決まってるだろ……!」
“伝えない(プラス)”と“伝わらない(マイナス)”。
まるで違った。
全然違った。
全てを隠して、それであたしが報われなくても、あたしはきっと大丈夫だった。
それなのに……。
球磨川の、あいつの言葉が心を蝕む。
杏子「おい……。大丈夫かよ、さや……」
さやか「付いて来ないで。……ごめん。1人にして」
私のその言葉に、佐倉杏子は足を止めた。
杏子「……くそっ!全然だめじゃねえか……何が後悔しないだ……!
あんな生き方……。後悔するに、決まってるだろ……!」
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仁美「……わたくし、上條さんに告白しようと思ってますの」
さやか「…………」
仁美「横取りなんて真似はしたくありません。明日の放課後、告白しますから……」
さやか「あー、良いよ別に。今日告っちゃって」
仁美「え……?」
さやか「あたし別に、恭介がどうとか思ってないからさ。がんばってね、仁美。応援してるよ」
仁美「は、はい……ありがとう、ございますわ……?」
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仁美「……わたくし、上條さんに告白しようと思ってますの」
さやか「…………」
仁美「横取りなんて真似はしたくありません。明日の放課後、告白しますから……」
さやか「あー、良いよ別に。今日告っちゃって」
仁美「え……?」
さやか「あたし別に、恭介がどうとか思ってないからさ。がんばってね、仁美。応援してるよ」
仁美「は、はい……ありがとう、ございますわ……?」
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まどか「……駄目だよさやかちゃん。あんな戦い方……さやかちゃんのためにならないよ……!」
さやか「……あたしのため……?そんなの意味ないよ。あたしは、もう自分のことなんか考えないって決めたんだ。
あたしは、他人のためにだけ魔法を使うって決めたんだよ……」
まどか「だ、だからって……」
さやか「うるさい」
まどか「え……」
さやか「何も知らないくせに口出さないでくれる!?あたしはちゃんと覚悟を持って戦ってるんだ!
遠くから見てるだけのあんたに、あたしの何がわかるのよ!?……分かるわけないわよね。
あんたは普通の、人間なんだもん。あたしみたいな化け物の気持ちなんて、分かるわけないよね」
まどか「そん……な……さやかちゃん……!」
さやか「付いて来ないで」
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まどか「……駄目だよさやかちゃん。あんな戦い方……さやかちゃんのためにならないよ……!」
さやか「……あたしのため……?そんなの意味ないよ。あたしは、もう自分のことなんか考えないって決めたんだ。
あたしは、他人のためにだけ魔法を使うって決めたんだよ……」
まどか「だ、だからって……」
さやか「うるさい」
まどか「え……」
さやか「何も知らないくせに口出さないでくれる!?あたしはちゃんと覚悟を持って戦ってるんだ!
遠くから見てるだけのあんたに、あたしの何がわかるのよ!?……分かるわけないわよね。
あんたは普通の、人間なんだもん。あたしみたいな化け物の気持ちなんて、分かるわけないよね」
まどか「そん……な……さやかちゃん……!」
さやか「付いて来ないで」
それでも双識兄さんなら・・・双識兄さんならなんとかしてくれる・・・!
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さやか「はぁっ……!はぁっ……!はぁっ……!」
結界が解ける……が、今倒したのはただの使い魔。
当然グリーフシードなんて持っているはずはない。
それなのに、さやかの消耗は激しく既に限界が近かった。
その時。
ほむら「……言ったはずよ。余裕がない時は魔女だけを狙わなければならないの」
さやか「あんたか……」
ほむら「もうソウルジェムも限界のはずよ。使いなさい」
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さやか「はぁっ……!はぁっ……!はぁっ……!」
結界が解ける……が、今倒したのはただの使い魔。
当然グリーフシードなんて持っているはずはない。
それなのに、さやかの消耗は激しく既に限界が近かった。
その時。
ほむら「……言ったはずよ。余裕がない時は魔女だけを狙わなければならないの」
さやか「あんたか……」
ほむら「もうソウルジェムも限界のはずよ。使いなさい」
QB「契約しようよ契約してして契約しなきゃ契約しなさい契約するべき契約しやがれ契約契約契約契約契約契約契約契約契約契約契約契約レッツコントラクト!」
そう言ってほむらはグリーフシードをさやかに向けて放る。
さやか「…………」
さやかはそのグリーフシードを、ほんの一瞬、コツッとソウルジェムに当て。
ほむらに投げ返してしまった。
ほむら「……どういうつもり」
さやか「悪いね、ありがとう。でも、あたしなんかのためにあんたのグリーフシード、使えないよ」
ほむら「今はそういうことを言っている場合じゃないでしょう。
あなた、魔女になりたいの?少しは周りの人間のことも考えて……」
さやか「考えてるよ……。あたしは、他の人のことだけを考えてる」
さやか「…………」
さやかはそのグリーフシードを、ほんの一瞬、コツッとソウルジェムに当て。
ほむらに投げ返してしまった。
ほむら「……どういうつもり」
さやか「悪いね、ありがとう。でも、あたしなんかのためにあんたのグリーフシード、使えないよ」
ほむら「今はそういうことを言っている場合じゃないでしょう。
あなた、魔女になりたいの?少しは周りの人間のことも考えて……」
さやか「考えてるよ……。あたしは、他の人のことだけを考えてる」
ほむら「……いいえ、あなたは」
さやか「そういうあんたは!他人のこと考えてるって言うの!?」
ほむら「……!」
さやか「人間のことを考えて、使い魔もちゃんと倒してる!?マミさんみたいに!
そうだよ……なんでマミさんが……!あの時!あんたがもっと早く来ていれば!
マミさんはあんな目に遭わずに済んだんだ!なんでもっと早く来てくれなかったのよ!?」
ほむら「それは……」
さやか「そうじゃなくても、あんたが転校初日からマミさんと協力していれば!なんで!なんで!」
ほむら「美樹さやか、少し落ち着き……」
最後まで言葉を紡ぐ前に、さやかは踵を返して走り出してしまった。
ほむら「……結局、駄目なのね」
さやか「そういうあんたは!他人のこと考えてるって言うの!?」
ほむら「……!」
さやか「人間のことを考えて、使い魔もちゃんと倒してる!?マミさんみたいに!
そうだよ……なんでマミさんが……!あの時!あんたがもっと早く来ていれば!
マミさんはあんな目に遭わずに済んだんだ!なんでもっと早く来てくれなかったのよ!?」
ほむら「それは……」
さやか「そうじゃなくても、あんたが転校初日からマミさんと協力していれば!なんで!なんで!」
ほむら「美樹さやか、少し落ち着き……」
最後まで言葉を紡ぐ前に、さやかは踵を返して走り出してしまった。
ほむら「……結局、駄目なのね」
『何を言っているんだよほむらちゃん!君は友達を見捨てるって言うのかい!?』
杏子「……やーっと見つけた。あんたさ、もう強情張るのやめなよ」
さやか「悪いね……手間かけさせちゃってさ」
杏子「な、なんだよ。らしくないじゃんかよ」
さやか「うん……。別にもう……どうでも良くなっちゃったからね」
杏子「っ……!?」
さやか「あんたの言ってた通りだった。人間、他人からの見返りなしじゃいつまでも善人でなんていられない。
誰かの幸せを祈った分、誰かを呪って……一番大切な友達まで傷つけて、
人の好意まで踏みにじって……もう救いようがない」
杏子「あんた……まさか……!」
さやか「結局あたしは、アイツの言う通り……。自分勝手で、我侭で、自分本位で、自己中心的で、無責任で……」
さやか「あたしって、ほんとバカ」
さやか「悪いね……手間かけさせちゃってさ」
杏子「な、なんだよ。らしくないじゃんかよ」
さやか「うん……。別にもう……どうでも良くなっちゃったからね」
杏子「っ……!?」
さやか「あんたの言ってた通りだった。人間、他人からの見返りなしじゃいつまでも善人でなんていられない。
誰かの幸せを祈った分、誰かを呪って……一番大切な友達まで傷つけて、
人の好意まで踏みにじって……もう救いようがない」
杏子「あんた……まさか……!」
さやか「結局あたしは、アイツの言う通り……。自分勝手で、我侭で、自分本位で、自己中心的で、無責任で……」
さやか「あたしって、ほんとバカ」
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