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元スレほむら「球磨川禊、あなた一体……」
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まどか「マミさん!さやかちゃん!!」
2人とも地面に倒れ伏す。
杏子「ってめえ!!」
球磨川『うるさいなあ』
攻撃しようとした杏子だが、同じように一瞬で螺子伏せられる。
ほむら「杏子っ!!……球磨川、禊……!やっぱりそうやって、私たちを裏切るのね……!!」
球磨川『あはは!変なこと言うなあ、ほむらちゃん。
裏切りって行為は信用されてることが前提で成り立つんだよ。
きみは最初から僕を信用なんてしてないじゃないか。
だから、僕は裏切ってなんかない。僕は悪くない』
ほむら「……許さない……!」
時間停止を発動しようとする……しかし。
ほむら「……!そんな……!」
時間切れ……!
球磨川『なに。何もしないの?だったら……もう何もしなくていいよ』
2人とも地面に倒れ伏す。
杏子「ってめえ!!」
球磨川『うるさいなあ』
攻撃しようとした杏子だが、同じように一瞬で螺子伏せられる。
ほむら「杏子っ!!……球磨川、禊……!やっぱりそうやって、私たちを裏切るのね……!!」
球磨川『あはは!変なこと言うなあ、ほむらちゃん。
裏切りって行為は信用されてることが前提で成り立つんだよ。
きみは最初から僕を信用なんてしてないじゃないか。
だから、僕は裏切ってなんかない。僕は悪くない』
ほむら「……許さない……!」
時間停止を発動しようとする……しかし。
ほむら「……!そんな……!」
時間切れ……!
球磨川『なに。何もしないの?だったら……もう何もしなくていいよ』
ほむら「くっ……!」
近付いてくる球磨川に苦肉の策で殴りかかるが、その拳はいともたやすく止められる。
球磨川『何もしなくて良いって言ってるのに。ほむらちゃんは頑張り屋さんだね』
ほむら「……!!」
そして、球磨川は、ほむらの腹に螺子をねじ込んだ。
まどか「ほむらちゃん!みんな!酷いよ……!あんまりだよ……!」
動かなくなったほむらを地面に放置し、球磨川はキュゥべえとまどかに近寄る。
まどか「どうしてこんなことするの……!球磨川く」
球磨川『ちょっと黙ってて。やることあるから』
まどかもねじ伏せ、キュゥべえに近付く。
QB「……球磨川禊。僕には本当に君が理解できない」
球磨川『良いんだよ理解不能で。それが僕たち(マイナス)なんだから』
QB「ワルプルギスの夜を消し、そして魔法少女たちに危害を加える。この行動に一貫性が見出せないよ」
球磨川『一貫性も何も、簡単なことだろ?僕は魔法少女も、魔女も、嫌いになったんだ。ついさっきね』
近付いてくる球磨川に苦肉の策で殴りかかるが、その拳はいともたやすく止められる。
球磨川『何もしなくて良いって言ってるのに。ほむらちゃんは頑張り屋さんだね』
ほむら「……!!」
そして、球磨川は、ほむらの腹に螺子をねじ込んだ。
まどか「ほむらちゃん!みんな!酷いよ……!あんまりだよ……!」
動かなくなったほむらを地面に放置し、球磨川はキュゥべえとまどかに近寄る。
まどか「どうしてこんなことするの……!球磨川く」
球磨川『ちょっと黙ってて。やることあるから』
まどかもねじ伏せ、キュゥべえに近付く。
QB「……球磨川禊。僕には本当に君が理解できない」
球磨川『良いんだよ理解不能で。それが僕たち(マイナス)なんだから』
QB「ワルプルギスの夜を消し、そして魔法少女たちに危害を加える。この行動に一貫性が見出せないよ」
球磨川『一貫性も何も、簡単なことだろ?僕は魔法少女も、魔女も、嫌いになったんだ。ついさっきね』
球磨川さんは外道幼児の頃から遊び壊したおもちゃはちゃんと治す人だよ
球磨川『せっかくマミさんも、さやかちゃんも。僕たちの仲間になってくれたと思ったのに。
魔法少女(マイナス)として、無意味で、無関係で、無価値で、無責任な2人が大好きだったのに。
2人とも立派な魔法少女(プラス)になっちゃったんだ。
あんな気持ち悪い奴らと同類になっちゃったんだ。
これも何もかも全部、魔法なんて力(プラス)があるから。魔女なんて存在があるから。
彼女たちは意味を、関係を、価値を、責任を、取り戻した』
QB「……だから、憎むべき存在を消したということかい」
球磨川『そういうことだよ。だからね』
そういうと球磨川は、キュゥべえの耳を掴んで持ち上げた。
QB「……なるほど。魔法少女を生み出す存在であるこの僕も、君の憎悪の対象ということだね。
僕も彼女たちと同じように殺す気かい?それなら無駄だとさっき言ったはずだけど」
球磨川『彼女たちと同じように?なに勘違いしちゃってるの?』
キョトンとした表情を浮かべ、球磨川は続けた。
球磨川『きみのことは、きみたちの存在ごとなかったことにさせてもらう』
QB「……それはやめた方が良い。僕たちインキュベーターは有史以前から君たち人類の発展に貢献してきたんだ。
僕たちの存在をなかったことにすると、今の君たちの存在までなかったことになる」
球磨川『だからあ。なーに勘違いしちゃってるの?はっずかしー。“大嘘憑き”はそういう欠点(ちから)じゃないんだよ』
そういうと球磨川は、キュゥべえを掴んだまま空いている手で傍に落ちていたガラス片を素手で握りつぶした。
魔法少女(マイナス)として、無意味で、無関係で、無価値で、無責任な2人が大好きだったのに。
2人とも立派な魔法少女(プラス)になっちゃったんだ。
あんな気持ち悪い奴らと同類になっちゃったんだ。
これも何もかも全部、魔法なんて力(プラス)があるから。魔女なんて存在があるから。
彼女たちは意味を、関係を、価値を、責任を、取り戻した』
QB「……だから、憎むべき存在を消したということかい」
球磨川『そういうことだよ。だからね』
そういうと球磨川は、キュゥべえの耳を掴んで持ち上げた。
QB「……なるほど。魔法少女を生み出す存在であるこの僕も、君の憎悪の対象ということだね。
僕も彼女たちと同じように殺す気かい?それなら無駄だとさっき言ったはずだけど」
球磨川『彼女たちと同じように?なに勘違いしちゃってるの?』
キョトンとした表情を浮かべ、球磨川は続けた。
球磨川『きみのことは、きみたちの存在ごとなかったことにさせてもらう』
QB「……それはやめた方が良い。僕たちインキュベーターは有史以前から君たち人類の発展に貢献してきたんだ。
僕たちの存在をなかったことにすると、今の君たちの存在までなかったことになる」
球磨川『だからあ。なーに勘違いしちゃってるの?はっずかしー。“大嘘憑き”はそういう欠点(ちから)じゃないんだよ』
そういうと球磨川は、キュゥべえを掴んだまま空いている手で傍に落ちていたガラス片を素手で握りつぶした。
ガラス片は砕けるが当然、手はずたずたに裂け血まみれになる。
球磨川『これで、ガラス片の存在をなかったことにしても』
地面に落ちたガラス片は、跡形もなく消え去った。
しかし。
球磨川『僕の手は治らない。こういうことだよ。原因をなかったことにしても、結果はなかったことにならない』
QB「…………」
…………ああそうか。
球磨川『それじゃ。もう良いよね』
なんとなく分かった……これが……。
球磨川『ばいばい、キュゥべえちゃん』
“気持ち悪い”という感覚か。
球磨川『さよなら』
球磨川『これで、ガラス片の存在をなかったことにしても』
地面に落ちたガラス片は、跡形もなく消え去った。
しかし。
球磨川『僕の手は治らない。こういうことだよ。原因をなかったことにしても、結果はなかったことにならない』
QB「…………」
…………ああそうか。
球磨川『それじゃ。もう良いよね』
なんとなく分かった……これが……。
球磨川『ばいばい、キュゥべえちゃん』
“気持ち悪い”という感覚か。
球磨川『さよなら』
これで宇宙の熱量死をくい止めることはできなくなったわけだね…
・
・
・
「ニュースをお伝えします。見滝原市に接近したスーパーセルは、一際勢力を増したかと思えば突然消滅しました。
その直後、現場では5人の少女が倒れているのが発見されました。
少女らはいずれも意識不明で病院に運ばれましたが、搬送先の病院で間もなく意識を取り戻しました。
5人とも外傷はなく、現在病院で詳しく検査を受けているとのことです」
杏子「おー!あたしらテレビに出てる!すげー!」
ほむら「いちいち大声を出さなくてもみんな見てるわ。騒がないで」
マミ「それに病院なんだし。静かにしてなきゃ迷惑よ?」
さやか「まったく杏子は子どもなんだからー。テレビに出たくらいで……」
まどか「あ、さやかちゃん今映った」
さやか「え、うそ!どこどこ!?」
・
・
「ニュースをお伝えします。見滝原市に接近したスーパーセルは、一際勢力を増したかと思えば突然消滅しました。
その直後、現場では5人の少女が倒れているのが発見されました。
少女らはいずれも意識不明で病院に運ばれましたが、搬送先の病院で間もなく意識を取り戻しました。
5人とも外傷はなく、現在病院で詳しく検査を受けているとのことです」
杏子「おー!あたしらテレビに出てる!すげー!」
ほむら「いちいち大声を出さなくてもみんな見てるわ。騒がないで」
マミ「それに病院なんだし。静かにしてなきゃ迷惑よ?」
さやか「まったく杏子は子どもなんだからー。テレビに出たくらいで……」
まどか「あ、さやかちゃん今映った」
さやか「え、うそ!どこどこ!?」
私たちは全員、目が覚めたら病院のベッドの上だった。
球磨川に殺されたものとばかり思っていたけど、体に刺さった螺子も、傷も、いつの間にか消えていたらしい。
そして消えていたのは螺子だけでなく……。
ぽつりとまどかが呟く。
まどか「魔法少女のことも、魔女のことも、夢じゃ、ないんだよね?」
ほむら「えぇ。確かに私たちは魔法少女“だった”し、魔女とも戦って“いた”わ」
そう。
私たち全員、ソウルジェムも、魔法の力も、消えてなくなってた。
恐らく全部、球磨川禊が“なかったこと”にしたのだろう。
理由は分からない。
まどか「……なんだか複雑だね。戦わなくても良くなって、嬉しい気持ちももちろんあるんだけど。
今でも魔女は存在し続けて、たくさんの人が犠牲になってるのかな、って……」
ほむら「……そうね」
それでも私は……正直、嬉しい気持ちの方がずっと大きかった。
やっと、まどかが幸せになる未来を掴めたから。
まどかと一緒に居られる……それだけじゃない。
杏子や美樹さやか、巴マミとも、これからは良好な関係を築けていけるかもしれない。
球磨川に殺されたものとばかり思っていたけど、体に刺さった螺子も、傷も、いつの間にか消えていたらしい。
そして消えていたのは螺子だけでなく……。
ぽつりとまどかが呟く。
まどか「魔法少女のことも、魔女のことも、夢じゃ、ないんだよね?」
ほむら「えぇ。確かに私たちは魔法少女“だった”し、魔女とも戦って“いた”わ」
そう。
私たち全員、ソウルジェムも、魔法の力も、消えてなくなってた。
恐らく全部、球磨川禊が“なかったこと”にしたのだろう。
理由は分からない。
まどか「……なんだか複雑だね。戦わなくても良くなって、嬉しい気持ちももちろんあるんだけど。
今でも魔女は存在し続けて、たくさんの人が犠牲になってるのかな、って……」
ほむら「……そうね」
それでも私は……正直、嬉しい気持ちの方がずっと大きかった。
やっと、まどかが幸せになる未来を掴めたから。
まどかと一緒に居られる……それだけじゃない。
杏子や美樹さやか、巴マミとも、これからは良好な関係を築けていけるかもしれない。
こんなのって・・・こんなご都合主義(BADEND)ってないよ
球磨川さんは完全なHAPPYと言い切れないグダグダENDにしたわけか
おいおい・・・「大嘘憑き」は『因果』の過負荷で
『原因』がないから『全てなかったことになる』の能力だろ・・・
『原因』がないから『全てなかったことになる』の能力だろ・・・
だから私は……。
ほむら「私は、自分の運命をすべて受け入れるわ。それが戦いの運命でも、それ以外でも」
まどか「ほむらちゃん……。うん、そうだね。
昨日も話したけど……たった1つの人生なんだもん。一生懸命、この人生を生きよう!」
ほむら「……えぇ、もちろんよ、まどか」
昨日?
……そんな話、したかしら。
球磨川『良かったね、ほむらちゃん。これからは罪(すべて)を忘れて何もせずに。
ぬくぬくと、のうのうと、おめおめと、ぐだぐだと、平和な日常パートを歩んで行けるよ。
頑張り屋さんのほむらちゃんのために、僕も頑張っちゃった。
こんなサービス、めったにしないんだからね!』
おしまい
ほむら「私は、自分の運命をすべて受け入れるわ。それが戦いの運命でも、それ以外でも」
まどか「ほむらちゃん……。うん、そうだね。
昨日も話したけど……たった1つの人生なんだもん。一生懸命、この人生を生きよう!」
ほむら「……えぇ、もちろんよ、まどか」
昨日?
……そんな話、したかしら。
球磨川『良かったね、ほむらちゃん。これからは罪(すべて)を忘れて何もせずに。
ぬくぬくと、のうのうと、おめおめと、ぐだぐだと、平和な日常パートを歩んで行けるよ。
頑張り屋さんのほむらちゃんのために、僕も頑張っちゃった。
こんなサービス、めったにしないんだからね!』
おしまい
>>978
細けえことは良いんだよ!(AA略
細けえことは良いんだよ!(AA略
乙!
マジでここまできたら外野のレス控えろよ・・・
スレの残り考えようぜ・・・
マジでここまできたら外野のレス控えろよ・・・
スレの残り考えようぜ・・・
>>1乙
面白かった
ありがとう>>1
ありがとう>>1
クマーらしいな、これはこれで
とりあえず禊BOXの単行本はどこで買えますか?
とりあえず禊BOXの単行本はどこで買えますか?
クマーのことだし江迎の時みたく助けた振りしてなんか仕込んでんだろ
って思ったら微妙な終わり方
クマーとか作者しか動かせないってことだな
って思ったら微妙な終わり方
クマーとか作者しか動かせないってことだな
最後駆け足だったけど楽しめたよ
>>1乙
>>1乙
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