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    元スレ女「うぇっ……吐きそう……」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - + - アナル + - ゲロ + - フェラ + - メイド + - 俺いも + - + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    302 :

    ひとまず保守

    303 = 269 :

    まだきてないのか

    307 :

    参戦

    309 :

    しゅ

    310 = 285 :

    一瞬、このスレがdat落ち扱いになったんだが俺だけ?
    保守

    311 = 288 :

    >>307
    なんかお前のIDいいなwww

    312 :

    >>311
    なにがだwww

    317 :

    しゅ

    318 :

    「というわけで……」

    「うん」

    「分かっているとは思うけど、明日からは平日だ」

    胸の内を吐き出したせいか、
    少女の表情には、安堵の色が見られ。

    夕飯を片付け、くだらないバラエティで笑い、
    湯の浸かった風呂に入った。

    ……勿論、最後は時間をずらしてだが。

    彼女の家の問題だとか。
    同僚の女教師に預けさせたほうが得策か、とか。

    色々、問題は尽きないけれど、
    ひとまずは彼女を我が家で預かることにする。

    すぐにでも解決できる話ならば良かったのだが、
    今回の件は意外に複雑そうで。

    とりあえず……

    319 = 318 :

    「見つかる訳にはいかんっ」

    「あー、そういうこと」

    学校側に事が知られれば、
    彼女は停学。俺は最悪、懲戒免職……。

    同性ならば大きな問題にはならないはずが、
    異性となれば週刊雑誌を賑わすほどに。

    「出る時間をずらすことはまず第一に必要だし」

    「特に、お前は出入りする時に一番、気をつけろ」

    「まあ、バレちゃまずいよね」

    「マズいなんてもんじゃないっ」

    「近所じゃ俺が教師ってことは知られてないと思うが」

    「毎日、女子高生を連れ込んでいると思われた日には……」

    考えただけで、ゾッとする……。

    320 = 318 :

    「でも誰にも見られないでってのは、かなり無理があるよ」

    「それは分かってる」

    「だが、できるだけ注意してくれ」

    「んー……まあ、私の生活もかかってることだし」

    「一応、協力します」

    そう言って、彼女はニヤッっと笑った。

    「なんだ……その笑みは」

    「べっつにー」

    「頼むぞ、俺の今後の人生がかかってるんだ……」

    「ふふふ」

    「…………」

    321 = 318 :

    「……ねぇ? 先生」

    「……なんだ」

    「これってさ」

    「私が先生の『生殺与奪』を握ってるってことだよね」

    「……………」

    「……え?」

    ……激しく不安だった。

    ………………。
    ………………。

    322 = 318 :

    学校。職員室。
    授業開始を告げるチャイムの音がする。

    教師「……はっ」

    さきほどまで隣で熟睡していた男教師が目を覚ます。
    まだぼぉーっとした顔で、こちらを向き……

    教師「今、何限っ!?」

    「二限目です」

    教師「はぁーっ……セーフだ」

    「ぐっすり寝てましたね。昨日、かなり飲んだんですか?」

    彼は苦笑したような……
    或いは、少し嬉しそうな顔で、こう言った。

    教師「いやな、実は昨日、昔の友達に偶然会ってさ」

    教師「初めのうちは早めに切り上げようと思ってたんだが」

    教師「話が進み進んで……」

    コップの形を作った右手を持ち上げる。

    323 = 318 :

    「ぐいっといっちゃったわけですか」

    教師「そうなんだよ。……あ、男君」

    「はい」

    教師「君はこの時間、空きなのかい?」

    「はい、大丈夫です」

    教師「そうか……ならちょっと俺の話を聞いてくれ」

    顔色も悪いし、息も酒臭い。
    酔いはまだ抜け切れていないようだ。

    俺は黙って、彼が続ける言葉を聞く。

    教師「それで、自然と仕事の話になったんだが……」

    彼は一呼吸おいて……

    教師「──今は医者だってよ」

    324 = 318 :

    「旧友の方がですね。ほぉー凄いですね」

    教師「羨ましいだろ。で、俺も褒めちぎったわけよ」

    教師「だけど、アイツは『教師のほうがいいだろ』って言うんだ」

    「ふむ、それは一体?」

    俺がそう聞くと、彼は辺りをちらりと見回し……
    小さな声でこう言った。

    教師「……『教え子と色々出来るだろ』ってさ」

    「…………」

    教師「か、勘違いすんなよっ」

    教師「俺が言ったことじゃねえ、ソイツがそう言ったんだよ」

    「はぁ……」

    教師「でもよ……俺達は分かるよな」

    「え?」

    325 = 255 :

    紫煙

    326 = 318 :

    教師「そんなの無理だってことがだよ」

    教師「俺は二十年この職だけど、恋の『こ』文字も出ねえよ」

    「あ……」

    教師「初めの頃は、そんな余裕なんて無くてさ……」

    教師「しかも、新米だって理由で、ガキどもに舐められて……」

    教師「気が付けばこの歳だよ」

    「……は、はは」

    教師「今はもう、完全にこの仕事に馴れはしたが」

    教師「今度はあのガキども。口を開けば、ハゲハゲと」

    そう言った彼の頭は、
    照明の明かりを見事に反射させていて。

    教師「戻りてーな」

    教師「まだ、入った当時の頃によ」

    「…………」

    327 = 271 :

    なんか先の長そうな話だな

    328 = 318 :

    教師「それなら、もしかしたら……ってな」

    言いたいことは分かる。
    やり直しがきくのなら、誰だって過去を変えたいのだ。

    今の人生に満足していないわけではない。
    ただ、あの時、あの瞬間、あの場所で。
    違った選択肢はなかったのかと……思ってしまうのだ。

    教師「まあ、年寄りの戯れ言よ」

    そうやって、一人自嘲する。

    教師「ん、話に付き合わせちゃって悪かったな」

    「いえいえ、そんな」

    教師「そうか、わりぃな」

    彼は席を立ち、職員室の扉の方へ向かっていく。

    教師「俺はちょっくら、顔でも洗ってくるわ」

    教師「次の授業で、この顔はまずいしな」

    少し後ろ姿がかっこ良いな、と思った。

    ……………。
    ……………。

    329 :

    次スレがいる予感

    330 :

    授業中。
    四限を終える鐘の声が聞こえた。

    「ん……では、ここまで」

    「明日は小テスト行う予定だから……」

    言い終わる前に、生徒たちの悲鳴が聞こえ始める。
    俺はそれを遮るように、出席簿で教壇を叩いた。

    「やかましい、きちんと復習しとけよ」

    捨て台詞を吐いて、
    俺は逃げるように教室から出る。

    そういえば、もう昼か。

    331 = 330 :

    自分は空き時間に学食を済ませていたが、

    「あいつは昼飯どうするんだろうな」

    ちょっと気になった。

    「まあ……何とかなるか」

    そう思い、また廊下を歩き出す。

    すると……──

    ドンッ。

    「うおっ……」

    突然後ろから衝撃を受けた。

    誰かと思って振り返ると……

    「何とかならないわよっ」

    332 = 329 :

    >>330
    さるってどういう意味だ!?
    去るじゃねえだろうな!?

    333 = 330 :

    腰に手を当て、胸元を突き出すポーズ。
    正直、ちょっとエロかった。

    「……お、お前か」

    しかし、一体何の用事で……。

    「お金頂戴」

    「はっ?」

    「お・か・ね、よ」

    「な、なんで……?」

    「昼飯食べるために決まってるじゃん。バカ?」

    「それは分かってる。なんで、俺が払わないかん」

    「生徒を助けるのが、教師の役目でしょ」

    334 = 330 :

    腰に手を当て、胸元を突き出すポーズ。
    正直、ちょっとエロかった。

    「……お、お前か」

    しかし、一体何の用事で……。

    「お金頂戴」

    「はっ?」

    「お・か・ね、よ」

    「な、なんで……?」

    「昼飯食べるために決まってるじゃん。バカ?」

    「それは分かってる。なんで、俺が払わないかん」

    「生徒を助けるのが、教師の役目でしょ」

    335 = 285 :

    >>333-334
    あ、あれ?ミス?

    336 = 330 :

    「自分の金はどうした?」

    「もうほとんど使っちゃって、今は……」

    「二十三円」

    「…………」

    えっと……こういうときは……

    「う、うまい棒が二本買え……」

    「──却下」

    「………はぁ」

    「ほら溜め息なんてついてないでさ、お金」

    「はいはい、もう分かったよ……」

    これじゃあ、体のいいパシリじゃないか……。
    まあ、一ヶ月……いや、二週間ぐらいの辛抱と我慢しよう。

    337 = 330 :

    「ほれ」

    辺りに誰もいないことを確認し、
    彼女の掌に五百円玉を握らせる。

    「……すくなっ」

    「文句を言うな、文句を」

    「先生って意外にケチンボなんだね」

    「……それ以上言うと、返してもらうぞ」

    「いやですぅー。ベーっだ」

    そう言って、舌を出す。
    腹が立ってもおかしくないのに、何故か……

    338 = 330 :

    「ふっ、ガキだな」

    「……ッ」

    「まあ、その五百円で良いもんでも食えよ」

    「何よその言い方……」

    「でもいいのか?」

    「早く購買いかないと、売れ残りしかねぇぞ」

    「……はっ!」

    「ちょ、ちょっと、そういうことは早めに言ってよねっ!」

    「あーもう、急がないとっ」

    すぐさま駆け足で廊下を走っていく。
    俺はその様子を何となく、ただじっと眺めていた。

    ……………。
    ……………。

    340 = 329 :

    なぜか




























    もえた。

    341 = 330 :

    放課後、全ての授業が終わった後も、
    明日の小テストを作り、雑務を終わらせ……
    気が付けば、既に日は暮れて。

    同僚達からの飲み会の誘いを断り、
    寄り道一つせずに我が家へ帰る。

    玄関に入れば、すでに見慣れた光景。
    たったったっと、リビングから誰かが駆ける音。

    「おかえりっ」

    だから思う。

    「…………」

    342 = 330 :

    この環境に一番満足しているのは、
    俺自身なのではないかと。

    彼女に寝床を与えるという名目で、
    一番、利を得ているのは俺なのではないかと。

    そして、この温もりが……
    当然のものだと錯覚してしまうこと……。

    それが俺は……

    「……ただいま」

    ──……本当に恐ろしいのだ。

    ……………。
    ……………。

    344 = 330 :

    それから、何事もなく数日が経った。

    奇妙な形から始まった、この同居生活。
    彼女の母親は今も尚、娘の帰りを心待ちにしているのだろう。

    ここでふと、疑問が生まれる。

    警察沙汰にならないのは何故か。

    恐らく、彼女は母親に対して、たびたび連絡を行っているのだろう。
    自分はまだ他所にいる、けれど、心配しないで、と。

    しかし、だからこそ分からない。
    そうやって母親に気遣う心を持っている癖して、
    いつまでも父親の影を追い続ける理由だ。

    そして、この家に留まり続けたい、と思う理由だ。

    345 = 330 :

    彼女は既に、俺の生活に順応し始めている。

    彼女特有の親しみ易い性格がもたらしたものか。
    或いは俺が、孤独の餓えに苦しんでいたせいなのか。

    分からない。けれども、分かることもある。

    一人で暮らしている時よりも、
    会話があり、笑いがあり……
    そしてなによりも……人の温もりがある。

    それは、確かに俺が求めていたもので。
    逆に言えば、既に失ってしまったもので。

    そろそろ何とかしなければならない。
    ……それも、取り返しがつかなくなる前に、だ。

    既に疑問は、ある程度の予測がついていた。
    あとは、きっかけだけだった。

    ……………。
    ……………。

    347 = 285 :

    これは是非ともまとめサイトに載せて欲しい

    348 = 329 :

    俺は自分のブログにのせるぜ
    絶対

    349 :

    どうせのくすがまとめてるでしょ
    あそこ自動収集かなんかじゃないの ◯ねばいいのに







    のくす用

    350 = 285 :

    >>348
    俺も載せようかな。
    全くブログの趣旨と正反対だけど。


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