元スレ女「うぇっ……吐きそう……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
501 = 480 :
女教師って段階で気付けよ男www
502 :
仕事の疲れが抜けない・・・
今日もきつかったし・・・
眠い・・・
寝る・・・
503 = 480 :
ほ
505 :
ゅ
506 = 427 :
干支が変わっても待ってる
507 = 456 :
509 = 431 :
教室の前で、少し気合いを入れて……
男「……よしっ」
その高まった気持ちを維持したまま、
ドアを勢いよく開ける。
ガラッ。
男「席につけー」
生徒たちは各々席を離れており、
教室の至る所から視線を受ける。
生徒A「あれ……? なんで男先生が?」
生徒B「女教師ちゃんはどうしちゃったの?」
入ってくるのがいつもと違う教師だと言うことに
すぐさま気付いているようだった。
次々と声をかけてくる生徒たち。
大体は、このクラス担任を心配するような内容で、
彼女が彼らから信頼を受けていることが伺える。
だが、俺はそれには答えないで。
510 = 431 :
男「いいから、座れ」
文句の声を聞き流す。
まずは彼らの出席を取ることが先決だ。
…………。
男「おし、最後。渡辺」
渡辺「うひっ」
男「ふむ……全員出席だな」
出席確認も全て終わり、
次に連絡事項を伝えなければならないのだが……
そろそろ彼らが一番に聞きたがっている内容に答えねば。
男「女教師先生は、今日はお休みだ」
すぐさま一列目の男子が声を上げる。
511 = 431 :
生徒A「え? 大丈夫なんですか?」
男「熱が高いらしいが、多分、ただの風邪だろう」
生徒A「はぁー……なら良かったわ」
生徒A「事故だったらホントどうしようかと思ったよなあ」
生徒C「男先生が勿体ぶるから心配しただろうが」
生徒B「そうだよねぇ」
男「うるせぇぞ、お前ら」
糞生意気だった。
生徒C「でも、じゃあなんで先生が?」
生徒A「そうだよ、副担は男先生じゃないじゃん」
男「副担任も休みだったので、俺が代理」
生徒B「へぇ、そんな偶然もあるんだぁ」
513 = 431 :
生徒C「ハゲが来なかっただけ、ましか」
生徒E「ハハハ、言える言えるー」
男教師先生……。
俺が、助太刀しときますっ!
男「そういうことを言うんじゃないっ」
男「お前らだって将来どうなるか分からないんだからな」
生徒A「えーそれはヤダなぁ」
生徒C「アイツみたいなハゲになるくらいだったら死んだ方がマシ」
男「……そ、そんなことっ」
すぐさま否定しようとしたが、
無意識のうちにどもってしまう。
すると、生徒はすぐに切り返してきた。
514 = 431 :
生徒C「いいや、あるね」
生徒C「先生だって、明日からハゲになるって言われたら嫌だろっ」
男「……う」
生徒C「朝、鏡見て、『うわっ……死にたい……』って思うって」
男「……そ、そんなことは……」
生徒A「なんだっ、先生も俺たちの仲間じゃん」
生徒E「そりゃ、先生だってあの頭はね?」
生徒C「ムリムリ百パー有り得ないって」
男「…………」
俺は心の中の男教師先生に語りかける。
先生っ、す、すみません……助太刀どころか……
先生の背中にロケランをぶっ放してしまいました……。
でもごめんなさいっ……。
お、俺も、日光を綺麗に反射させる頭(ハゲ)は……
う、うぅ……正直……無理なんですぅ……。
516 = 431 :
仲間への裏切りに心を痛めながら、
俺が胸の内で悲しみの涙を流していると……
教室後方から……
もの凄い圧力を感じた。
女「…………」
あ、あいつ……。
なんて目で見てやがる……。
男「くっ……」
本能的に、あちらに向いてはいけないと
頭が俺に訴えかける。
あれは……肉食の動物だ。
獲物を見つけた、女彪の目だ……。
担任の代理と言っても、
後はあってもないような連絡事項を簡単に伝えて、
教室を出てしまえば、六限の終わりまでは担任の仕事はない。
517 = 431 :
加えて幸いにも、本日はこの教室での授業はないし、
そこまで未知なる恐怖に怯える必要はないのだが……。
女「………ふっ」
何だ……何だあの笑みは……。
久しぶりの武者震い。
あれは確か、幼少の頃の動物園で、
眠っていた猿に声をかけた以来のものだ。
もの凄いスピードで面前に飛んでくるウ●コを見たのは、
あれが最初で最後のことだった。
あれ以降、今でもあの時の恐怖がしばしば蘇る。
最悪にも五年生の修学旅行で夢に出てきて、
寝小便をしてしまったのは、思い出したくない記憶の一つだ。
そう……恐怖を前にした時の、
あの震え……これはまさしく同一のものだった。
518 = 431 :
男「……れ、連絡事項は……」
早く、出来るだけ早く済まそう。
あのハンターが、まだ余裕を見せている間に。
生徒A「あれ……どうした先生?」
生徒B「冬なのに……汗びっしょり……」
男「ええと……連絡、連絡事項は……」
男「…………」
男「なんだっけ?」
うおおおおおおおおーーー。
こんな時に物忘れなのかぁぁぁぁー。
女「……フフフ」
既に猛獣は爪を研ぎ始めている。
急げっ! これは一刻の猶予もないぞっ!
俺は職員会議での話を必死に思い出す。
瞬間、頭の中に教頭の発言が思い出された。
519 = 431 :
……………。
教頭『そういえば、私の湯のみが割れてたんだが……』
教頭『誰か、知っている人はおらんかね?』
……………。
出て来たの違ぇぇぇぇぇっ!
アンタの湯のみなら、男教師先生が、
ゴルフの素振りの練習やってて壊したんだよっ!
しかも初めは直すと豪語してたのに、
途中でめんどくさくなって……
……………。
520 :
男教師の株がwwww
521 = 431 :
男教師『百均の湯のみ買って、すり替えておいたら』
男教師『案外、教頭バカだから気付かれないんじゃね?』
……………。
とか、言ってました。
一応、確実にバレるので止めはしたが。
生徒E「先生マジでどうしたんだ?」
生徒A「もしかして先生も熱あんじゃないの?」
表情がコロコロ変わるのを見てか、
次第に生徒たちは俺のことを心配し始めた。
そうじゃない……そうじゃないんだよ。
問題はすぐそこさ。
君たちも振り返ればすぐさま分かる。
アイツの──
女「ニヤッ」
……………。
522 :
PCの前でニヤニヤしてしまうwww
523 :
俺「ニヤッ」
524 :
渡辺「うひっ」
525 :
彼女はさきほどとは違った、
『既にゲームは終了したぜ』と言わんばかりの……
要は、人を完全に見下した笑みを浮かべていた。
そうか、タイムリミットを越えてしまったか……。
現実は本当に厳しかった。
俺は出来るだけ彼女を見ないようにする。
彼女が天にも突き刺さるのではないかと思えるほど、
腕をびしっと高く上げていたのは……見えていないはず。
男「…………」
無視だ無視。
俺は崖があったからといって飛び降りるような、
度胸……いや、無謀さは持ち合わせていない。
男「……んまっ、そんなに大事な連絡は無かったよ」
男「んじゃ、そういうことで……」
そう言って……逃げ出そうとすると……
527 = 525 :
女「──先生っ!」
…………。
終わった。あー終わっちゃったよー。
声かけられちゃったよー。無視できないよー。
俺はもうすっかり諦めて、
死の宣告を受ける患者のような気持ちで、
彼女の名前を呼んだ。
男「……なんだね、女くん……」
女「やっと、先生気付いてくれましたねっ」
傍から見れば、美少女が可憐に笑っているように映るだろう。
だが、俺にはそれが獲物を捕らえた獣の笑みにしか見えなかった。
女「先生は、もしかして気付いてないのかもしれないですけど」
528 = 525 :
女「今日は、四限にHRがありますよ」
男「あれっ?」
その程度……?
他に何かあったから呼んだんじゃないの?
色々読み違いがあったわけだが、
確かにHRのことは失念していたのは事実。
男「ああ、そうだったか」
男「教えてくれて、ありがとうなっ」
素直に教えてくれたことは感謝したい。
なんだ、良い娘じゃないか。
俺の野生の本能もまったく当てにならないものだ。
女彪ではなく、天使。
彼女は俺のエンジェルだっ!
529 :
なんか読みにくい。
530 = 525 :
安堵のせいで、少し電波的な考えをしてしまう。
こうなってしまうと教師的にはマズいので、
「じゃあ、四限目になっ!」
そう言って、俺は教室から出ようとした……
──が。
女「それで、先生、お話があるんですが……」
男「……へっ?」
お話っ? まだ、何かあるの……?
女「今月の終わりには文化祭ありますよね」
女「それで私たちのクラスは演劇をやることになっているんですが」
男「あ、ああ」
話が全く読めなかった。
531 = 525 :
女「女教師先生にも今回、役をもって貰っていて」
女「でも先生が休んでしまったので……練習が」
男「……進まないのか?」
女「はいっ、そうなんですっ」
つまり、彼女が言いたいのは、
女教師の代わりにその練習に付き合えってことか。
……むむ? 別にそれぐらい問題ないのだが……?
男「ん、良ければ彼女の代わりに俺が練習に付き合うよ」
女「ほんとですかっ! ありがとうございますっ」
男子E「うおお、先生かっけぇー」
渡辺「せ、先生……すす、凄過ぎるぜ、そこに痺れる憧れるっ!」
男子C「キモオタは黙ってろよ」
生徒たちからも賞賛の声が。
少し俺は気分を良くしていた。
532 = 525 :
男「演技は下手だが、羞恥心はないから練習には付き合えるだろう」
男「まあ、よろしく頼むよっ」
ちょっと上から言ってしまったのは、調子にのったせいか。
女「ほんとうにありがとう、先生っ!」
男「それで、女教師はどんな役なんだいっ?」
男「まさか、木の役とかじゃなよな? もしかして村人AかBか?」
ハハハっと一人笑う。
すると、そんな俺に彼女は笑いながら……
女「──王子です」
男「……おうじ?」
女「うちのクラスは白雪姫をやるんです」
女「で、先生が王子役、私が姫役」
男「…………」
534 = 525 :
生徒E「そういえば、今日ってどのシーンの練習だっけ?」
生徒A「あー、たしか姫様が毒リンゴ食べちゃったぐらいのとこ」
生徒B「それってキスシーンのとこだよね」
渡辺「フェイトちゃんとちゅっちゅっしたいよぉーっ」
生徒C「ほんと黙んねえと殺すぞ、なぁ?」
俺は既に周りの会話に興味をなくした。
さきほど聞いた一単語を復唱する。
男「……キスシーン?」
女「毒リンゴを食べたお姫様を、王子様がキスして眠りから救う」
女「……って、場面です」
やられた……完全にやられた。
535 = 525 :
女「お願いしますねっ!」
彼女はそう言って、満面の笑みを浮かべる。
……ああ、これは天使なんかじゃない。
悪魔だ……黒い尻尾のついた……小悪魔に違いなかった。
……………。
……………。
536 :
渡辺…必要か?
537 :
女教師が休まなかったら女同士のちゅっちゅだっただと・・・
538 :
>>537
そっちのほうが・・・
ゴクリ・・・
540 :
>>536
周りからおまえらもそう思われてるんだぜ
541 = 536 :
>>540
オレは渡辺以上に空気だから無問題
…たまに泣きたくなるがねw
543 :
これまでの渡辺
渡辺「うひっ」
渡辺「せ、先生……すす、凄過ぎるぜ、そこに痺れる憧れるっ!」
渡辺「フェイトちゃんとちゅっちゅっしたいよぉーっ」
544 :
俺は自分のブログにのせるぜ
絶対 これはまとめに載ってほしい 面白すぎww 嫌なら見るな >>1頑張って下さい! 乗っ取りでもいい
はやく>>1こーい! ニヤニヤしちまうww さるってなんだ?去るってことか? 増援求む 支援 絶対に落とさないからな!
これが今のvip だ
545 :
>>544
話自体は難癖つけるようなもんでもないけど周りがうるさくていかんね
546 = 529 :
つーかそこまで面白くもないのに持ちあげすぎ
だから>>1が適当に消えてもこいつ等がどうせ保守してくれるだろww
って感じで調子に乗るんだよ
547 = 542 :
>>1寝たのか?
548 :
寝たのか?
549 :
ここの>>1は放浪癖があるのか?
550 = 548 :
ほ
みんなの評価 : ★★★
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