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    元スレ朝比奈「キョン君…だめ…だめえ……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ギャグ + - シャナ + - 一夏 + - 朝比奈 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 1 :

    「あ…が…?」

     愕然とした面持ちで己の足を見下ろす。
     両膝の所でズボンに焼け穴が出来ていて、さらにその先に赤黒い穴が空いていた。
     古泉を見る。
     古泉の手には見覚えのある物が、といっても実際に目にするのは初めてな鉄の塊が握られていた。

    「があああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

     拳銃だ。撃たれた。痛い。痛い痛い痛いぃぃ。
     体を支えていられなくなった俺はその場に崩れ落ちた。
     耐え切れない激痛にうめき声を上げてのた打ち回る。

    「朝比奈さんは心を壊して未来へと帰還した」

     銃声が響く。体を起こそうとしていた右腕が弾ける。

    「長門さんはこの世から文字通り消えて無くなった」

     銃声が響く。左腕に激痛が走る。

    「あなたはその身をもって償いをするべきだ」

    652 = 592 :

    古泉ィィィィィィィィ!

    653 = 430 :

    やっぱ古泉かっこいい

    654 = 427 :

    なんかさっきとは打ってかわって古泉が格好良く見えるぞ、不思議

    655 = 610 :

    シネ小泉首相

    656 :

    >>646
    作者のミスリードに引っかかってくれてるんだから良い読者だろ

    657 = 1 :

    「あ、ぐ、うぁぁあああ……!」

     わかる。古泉の持つ銃が今度はしっかり俺の頭に狙いをつけている。
     いやだ。逃げ出したい。
     でも、手も、足も、動かない。

    「た、助けて……」

     咄嗟に口に出た俺の言葉に、古泉はぴくりと眉を動かした。

    「頼む…殺さないでくれ…」

     一縷の望みをかけて、唯一自由に動く口を動かす。
     どんなに醜くても、どんなにみっともなくても。
     俺は、死にたくない。

     ドンッ! と銃声が響く。
     今度は肩に激痛が走った。

    「あぁぁあぁあぁあああぁああああ!!!!!!」

    658 = 577 :

    >>656
    なるほど俺はいい読者なのか
    なんか感動した

    659 = 541 :

    ふるいずみかっけえ

    660 :

    かなーしみのーむこーおーえとー♪

    661 :

    えー?
    自分も似たような事やっておまけに妊娠が
    閉鎖空間の引金落としたんだぜ?カッコイイか?

    662 = 426 :

    >>643
    そうする

    663 :

    恋模様じゃない

    664 = 1 :

     古泉は聞く耳を持たない。
     どこまでも冷徹な目で、俺に向けた銃口を外さない。
     くそ、このクソ野郎。

    「やめろ! ちくしょう!! 馬っ鹿野郎が!! てめえ、こんなことをハルヒが望んでると思ってんのか!?
     自分勝手な怒りで行動してるんじゃねえよ!! まずハルヒのことを第一に考えろ!!
     お前の十八番だろうが! 心を殺すってのはよ!! それを今やれよ!! 今やんねえでいつやんだよぉ!!」

     感情のままに言葉をぶちまける。
     激昂した俺を見下ろす古泉は、どこまでも冷ややかだった。

    「それをくだらないと教えてくれたのはあなたでしょう?」

     そして俺の頭に向けて弾丸はぶっ放された。

    665 :

    古泉土下座してないの?

    666 = 592 :

    キョーーーーーーーーーーーーーーーン!

    667 :

    かっこいいぜ!古泉!

    668 = 576 :

    >>665
    お前いくつだよ

    669 = 610 :

    ご愛読ありがとうございました!

    670 = 544 :

    世界崩壊決定

    671 :

    ハルヒが事後に物足りなさそうにしてたのは、古泉との素晴らしいセックルで味を教えこまれていたから、という伏線だったのか…支援

    672 = 430 :

    土下座とかどうでもいい。
    つまりそういう最低なことをキョンはしたんだな、と
    キョン自身に自覚させるためピエロになった古泉かっこいいなってこと

    673 :

    これは死後のキョンの回想なのか

    674 = 427 :

    あれ、土下座云々の話っていつのことだ?ハルヒとセックスした後?

    676 = 577 :

    >>673
    主人公視点で死んじゃう話だとそういう疑問にぶち当たるよな

    677 = 1 :

    「はぁ…はぁ…はぁ…」

     恐る恐る頭を右に向ける。
     俺の頭の、ほんの数センチ横でコンクリートが弾け飛んでいた。
     古泉がふぅ、とため息をつく。

    「とはいえ、あなたの言うこともいちいちもっとも。それに、僕にあなたを裁く権利があるかどうかも甚だ疑問です。
     ここは涼宮さん自身に判断してもらいましょう。あなたを許すのか、それとも許さないのか」

    「どういう…ことだ?」

    「時間です」

     古泉の言葉と同時、青白い光が古泉の背中を照らした。
     100mほど先で、忘れようも無い巨人がその姿を現す。

    「神…人……」

    678 = 593 :

    おお。演出がうまいなあ

    679 = 592 :

    古泉…思わせぶりなことしやがって…

    680 = 576 :

    >>671
    中出ししてくれってのも古泉との一件があったからってか

    681 = 561 :

    「自分勝手な性欲で行動してるんじゃねえよ!! まずハルヒのことを第一に考えろ!! 」

    682 = 665 :

    なんだ明確に土下座してないとは書いてないのか

    683 = 1 :

    「自分で言うのもなんなんですが、僕は神人退治のプロフェッショナルです。
     神人の出現パターンや行動パターンはある程度予測をつける事ができます。
     あの神人は破壊活動を行いながら、間違いなくこちらに向かってくるでしょう。
     神人があなたの上を通り過ぎて、それでもあなたが生き残っていたら……
     その時は涼宮さんがあなたを許したのだと判断しましょう」

     言うが早いか古泉は俺をこのまま放置し、どこかへ去ろうとする。
     神人がビルをぶち壊した。轟音と衝撃が辺りを揺らす。

    「ふ…ざけんな! あれを消すのがお前の仕事だろうがぁ!!」

    「あいにく、今回僕は『機関』の一員ではなく古泉一樹個人としてここにいるのですよ。
     死にたくなければ神人を説得してみてはどうです? 神人もあれで涼宮さんの心の一部。必死に叫べば伝わるかもしれませんよ?」

     嘲笑うようにそう言って古泉は姿を消した。
     神人は、もうすぐそこまで迫っている。

    684 = 593 :

    ばかじゃないのおまえ

    685 :

    うーん、古泉がイケメンすぐる

    686 = 1 :

    「やめろハルヒ! 俺だ! 俺がここにいる!! 止めろ! この巨人を止めてくれ!!」

     芋虫のように道路を這いずりながら、俺は声を限りに叫ぶ。
     神人の通った後には、その巨大な足跡は言うに及ばず、倒壊したビルの破片が隙間無く道路に敷き詰められている。
     冗談じゃない。あんな瓦礫の下敷きになったらそれだけでお陀仏だ。

    「嫌だ、ちくしょう。死にたくない」

     辺りを見回す。
     古泉の姿は見えない。
     あいつは俺の姿を見てどこかでほくそ笑んでいやがるのか。
     またひとつビルが崩壊する。

    「うああああああああああ!!!!」

     神人が、もう、すぐそこまで。

    687 :

    おいもう○曜なのに寝れねぇよどうしてくれるんだ

    688 = 1 :

     その動きはひどくゆっくりに見えた。

     神人が足を上げ、踏み出すその一歩。

     それは、もろに俺を踏み潰す位置にあった。

     いやだ。

     くそ。くそ。ちくしょう。

    「殺すな、ハルヒーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」


     やぶれかぶれで俺が叫んだその瞬間―――神人の体から強烈な光が放たれた。

    689 :

    もうPCシャットダウンしたんだ
    寝させてくれ

    690 = 430 :

    まぁ俺がキョンでも間違いなく3人と
    セックスできるように行動するんだろうなぁ

    691 = 460 :

    この良作SSをリアルタイムで見なければ俺に明日はない

    693 = 673 :

    キョン「反省してま~す」

    694 = 1 :

     光が止んだとき―――神人の姿はもうどこにも無かった。

    「助かった…のか?」

     呆然と呟く。答える者は誰もいない。
     ふつふつと、心のうちに喜びが湧き上がる。

    「助かったんだ…!」

     ハルヒは―――ハルヒは俺を許してくれたんだ。

    「やった…やったぁーーーーーーーーー!!!!!!」


     ―――ドンッ!

     銃声のような音が響いて、頭が揺れた。
     一体何が起こったのかわからなばいふえどぁぢゅ

    695 = 1 :


     -other-

    696 :

    銃弾なら音より速く到達するから銃弾じゃないんだろうな・・・

    697 :

    どぁぢゅ

    698 = 614 :

    ばいふえどぁぢゅ

    699 = 608 :

    ぎゃあああああ


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