元スレ朝比奈「キョン君…だめ…だめえ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
やっほほーいほーいwwwwwwww
世間はwwwwバレンタインだとwwwwwいうことでwwwwwww
描いてみますはwwwwwSOS団wwwww恋模様wwwwwwww
お暇なやつらはwwwwwwよって来いwwwwwwwwwww
イエスwwwwwハッピーバレンタインwwwwwwwwwwwwwww
2 = 1 :
夕暮れに赤く染まった部室。目に痛いほどのオレンジと黒のコントラスト。
「ぐす…うぅ…うぇ……ひっく」
そんな中で、朝比奈さんの嗚咽だけが響いている。
床には脱ぎ捨てた制服とこれから着るはずだったメイド服がくしゃくしゃになっていて、あまつさえピンクのブラとショーツがその上に乗っかっている。
じゃあ朝比奈さん自身は何を着ているのかというと、全裸に靴下という、一部マニアにバカ受けしそうなお姿だ。
それを見る俺の心臓はさっきからずっとバクバクいっていて、けれどもそれは既に性的な興奮からくるものとは意味が異なっていた。
「…ていって」
朝比奈さんは床に座り込んだまま、こちらを振り向こうともせず呟いた。
「出ていって…出ていってください……!」
もちろん、俺はその言葉に逆らえるわけもなく、朝比奈さんに何の声もかけられぬまま部室を後にした。
3 :
テンションきめぇwwwwwwwwwwwww
5 :
マジキチ
6 = 1 :
ばたん、と音を立ててドアが閉まる。
「うう…! うあぁ……!!」
そのままドアに背中を預けていたら、中で朝比奈さんの泣き声が一際大きくなったのがわかった。
胸の辺りでぎゅうっとシャツを握り締める。
心臓がうるさいのは、怖いからだ。
足取りがこんなにも重いのは、罪悪感がぬたりと足に絡みついているからだ。
「くそ…!」
今更後悔しても何にもなりはしない。
後悔先に立たずとは本当によく言ったものだ。
今日、この日―――――俺は朝比奈さんを犯した。
7 :
二番煎じ
8 = 1 :
きっかけは些細なことだった。
退屈な授業を終え、ハルヒが岡部教諭と体育教師の二人がかりで教室から連行されていくのを見送って、俺はいつも通り教室を出て部室に向かった。
いよいよ教師たちもハルヒという取り扱い超注意超危険物のご指導に本気になったかと、これは俺もそろそろ将来について本気で考えねばならんなと、そんな風にぼぅっと考え事をしていたのがよくなかった。
いつもならきっちり二回するノックを、今日に限って忘れてしまったのだ。
不意打ち気味に俺の目に飛び込んできた、朝比奈さんの下着姿。
レースで縁取られた可愛らしいピンクのブラ。形のいいお尻がはっきり浮き出たパンツ。
いつもなら、そう、いつもならここで俺が瞬時に謝罪して外に飛び出して終わりだった。
だけど、何故かこの時、俺の頭の中で変なスイッチがバチンと音を立てて入ってしまった。
それはここ一週間ほど自家発電を怠っていたこととか、ハルヒが進路指導で今日は恐らく来れないだろうということとか、
そのせいで古泉がバイトに勤しむことになってしまったこととか、超珍しいことに長門が部室にいなかったこととか、
そういった諸々が重なったことに起因するかもしれない。
とにかく、俺は前に踏み出してしまった。かつてハルヒがそうしたように、後ろ手にドアの鍵をかけ、朝比奈さんに詰め寄ったのだ。
9 = 1 :
俺は悲鳴を上げようとした朝比奈さんの口を塞ぎ、そのブラを剥ぎ取った。
「キョンく……!?」
朝比奈さんの愕然とした顔が頭の中から離れない。
だが、あの時の俺にはそれすらも興奮材料の一部になっていた。我ながらどうかしてる。
机の上に朝比奈さんを組み伏せるのは簡単だった。
か細い力で抵抗する両手を払いのけ、その柔らかな胸を揉みしだき、先端を口に含み、夢中でしゃぶった。
パンティーをずりさげ、茂みを掻き分けて、愛撫というにはあまりに愛のない前戯を行った。
次第に湿気を帯びてきた朝比奈さんに、「何だ、俺もやるじゃないか」などと悦に入っていたりもしていた。
……救えない。
10 :
マジキチ
11 :
恋模様がどこにあるのかわからんが
ワッフルワッフル
12 = 1 :
カチ、カチ、と時計の音が響く。
電気を消し、ベッドに入ってからもうどれほど時間が経っただろう。
既に暗闇に目は慣れて、蛍光灯の形まではっきり見える。
それでも、ちっとも眠気はやってくる気配は無かった。
当然だ。
……これから、俺はどうなるのか。それを考えると、急速に目が冴えてしまう。
事が公になれば、俺も後ろ指さされて生きる性犯罪者の仲間入りだ。
刑法とかには詳しくないのでわからないが、何年かは少年院に入れられて、その後もろくな人生を送れやしないだろう。
いや、それ以前にそもそも、ハルヒにばれた時点で殺されてお仕舞か。
全ては明日にならなければわからない。そう自分に言い聞かせて目を瞑る。
ふいによみがえる朝比奈さんの体の感触。
「くそ…!」
忘れ難い快楽に性欲を持て余す。
こんな状況で股間を硬くしている自分に心底嫌気が差した。
13 :
いいぞもっとやれ
16 = 1 :
いつのまにかカーテンの向こうが明るくなっていた。
結局一睡もせぬまま朝を迎えてしまった。ため息をつき、ベッドから身を起こす。
時計を見れば5時を回ったばかり。家族はまだ誰も起きてはいまい。
そう考えた俺はカーテンを開けてから再びベッドに座り込み、そのままゆっくりと明るくなる空を眺めていた。
カチカチと進む時計の針をじっと見つめる。このまま時間が止まればいいのにと半ば以上本気で願った。
がちゃりとドアノブが回り、妹が顔を出す。
「あれぇもう起きてる。キョン君今日ははや~い」
無邪気な妹の声が胸に痛かった。
17 = 1 :
ただでさえ登るのが億劫な通学路<ハイキングコース>だが、今日の憂鬱さはまた格別だった。
重い足を引きずり、坂道を登る。
処刑台への階段を上がる罪人もこんな気持ちだったのかなと、くだらないことを思った。
18 = 13 :
うわ、あの事おもいだしちゃったじゃんか
俺のトラウマをほりかえすな
冷たい視線・・・・
19 :
このタイトル見たことあるぞ
20 = 1 :
教室に入り、まっすぐ窓際の自分の机に向かう。
なるべく誰にも会いたくなくて、今日は相当早くに家を出た。その甲斐あってか教室にはまだ2人しか来ていない。
珍しいね、と声をかけてくるクラスメイトに適当に返事してから、俺は机にうつ伏せた。
内心、ほっと息をつく。どうやら一晩のうちに最低レイプ魔の評判が広まったということはないらしい。
「おはよ~」
「おはよー」
次々とクラスメイト達が登校してくる。谷口や国木田も姿を現した。
机にうつ伏せていた頭を上げる。2人の顔を観察する。
「あれ、もうキョン来てるよ。珍しいねえ」
「何だ何だ、今さらいい子ちゃんになろうとでもしてんのか?」
いつも通りの様子で声をかけてくる国木田と谷口。知らない。こいつらは、目の前の俺が昨日何をしでかしたかを。
朝のHRまでまだ時間がある。国木田と谷口は自分の机に一度荷物を置くと、再び俺の机に集まってきて談笑を始めた。
ありがたい。正直、何でもいいから気を紛らわせていたかった。
21 = 1 :
ガラガラ、と教室のドアが開く音が耳に入る。俺の肩がびくりと震えたことを、2人に気付かれはしなかっただろうか。
おそるおそる、それでも精一杯普通を装って入り口に目を向ける。
いた。ハルヒだ。
ハルヒの姿を認めた瞬間心臓が握りつぶされるような錯覚に襲われる。
その瞬間、俺の心臓は物理的にも2倍3倍に収縮していたに違いない。
――ハルヒは鬼のような形相で俺を睨みつけていた。
22 :
恋愛じゃないね
23 = 1 :
ハルヒが俺に歩み寄ってくる。いつも通りの大股で、一歩一歩。
口の中が干上がっていく。あ、う、と意味の無い喘ぎが漏れた。
ハルヒの唇が動く。その動きから、俺は目を離すことが出来ない。
「邪魔」
へ、と思わず間の抜けた声を漏らしていた。ハルヒに睨まれた谷口は「へーへー」と気の無い返事をしながら俺の机のそばを離れていく。
「それじゃ、また後で」
国木田もそう言って離れていった。
ハルヒはふん、と鼻を鳴らすと自分の席に着く。
そのまま、ずっと険しい表情をしているものの、俺に何も言ってこない。
知らない…のか?
24 = 1 :
「何よ」
そんな風にハルヒの顔を観察していたら、ただでさえ刻まれていた眉間の皺をさらに深くしてハルヒは口を尖らせた。
「い、いや…な、何か、あった…のか?」
慎重に言葉を選びながら声をかける。
ハルヒの目が鋭くなった。
「何があったか、ですって? よくもまあそんなことが言えたもんね」
呼吸が止まる。胸の辺りにまたも奇妙な圧迫感が生まれる。
ハルヒはそのまま俺の顔を睨みつけたまま口を開いた。
25 = 13 :
みくるがハルヒに相談するわけないじゃん
古泉と長門にチクってるだろ
26 = 1 :
「アンタも知ってるでしょ。昨日の岡部よ。結局解放された時には6時過ぎてて部室にも顔出せなかったんだから!
あ~もう! 腹の虫が収まんないわ!! 大体、体育教師を使って無理やりにって、それのどこが指導なんだか…!!」
その後もハルヒは担任である岡部教諭に対する罵詈雑言を口走っていたが、正直俺の耳には何も入ってこなかった。
知らない。確定した。昨日の事はハルヒの耳には入っていない。
どうやらハルヒが俺を睨みつけているように感じたのは俺の杞憂であったらしい。
全身の力が抜けて、壁にだらんと背中を預ける。
「何よ、だらしないわね」
ハルヒのお叱りに曖昧に笑って答える。
そうだ、何でこんなことに気付かなかったのか。
もしハルヒが昨日のことを知ったとしたら、そもそも俺が今日を迎えることが出来たはずがない。昨晩のうちにハルヒの死刑は執行されていたはずだ。
はは、と乾いた笑いが漏れた。チャイムが鳴る。
朝のHRが始まった。
28 :
わっふる
29 :
最後は切腹ENDスレですか?
30 = 11 :
>体育教師を使って無理やりに
これ犯されたんじゃね
31 = 13 :
みくる「古泉くん長門すわぁんかくかくしかじか」
古泉「かわいそうですね・・・(ちょwwwキョン殿テラウラヤマシスwww)」
長門「そう(私なんか家で二人きりなのに・・・ギリギリギリギリ・・・くやしぃっ!!)」
32 = 1 :
とはいえ、何かが解決したというわけではない。むしろこれからが本番といえる。
俺は朝比奈さんにどんな顔をして会えばいいのか。どうやって声をかければいいのか。
考えたって答えは出ない。出るはずが無い。
朝比奈さんは今日登校しているのだろうか。登校していたとして、果たしてあの部室にまた顔を出してくれるのか。
常識的に考えれば、来るはずがない。自分をレイプした男の顔など、今後一瞬だって視界には入れたくないだろう。
そしてそのまま朝比奈さんがSOS団に参加しなければ、当然ハルヒも異変に気付くだろう。
そうなった時、ハルヒの追求から昨日の事実を隠しきる自信は俺には無い。
一向に具体的な考えが纏まらぬまま、放課後を迎えた。
33 = 1 :
気が重い。足も重い。正直に言えば、行きたくない。だが、現状を把握するためにも行かねばならない。
トイレに行き、自販機でコーヒーを買って一服し、とにかくなんやかんやと時間を稼いでから、俺は部室へと足を向けた。
辿り着く。部室のドア。ハルヒの喧しい声が聞こえている。
意を決してドアをノックした。返ってきたのは胡散臭い優男の甘い声。
ドアを開ける。
「遅いッ!! 罰金!!」
ハルヒの怒声が響く。ハルヒは団長席でふんぞり返っていて、古泉はゲームボードを既に机に広げていて、長門は部屋の片隅で本を開いていて―――
――そして、朝比奈さんはいつものメイド服でお茶を淹れていた。
34 = 1 :
「…? どうかされましたか?」
しばし、呆然と立ち尽くしてしまった俺に古泉が声をかけてきた。
「あ、ああ。いや、何でもない」
平静を装って古泉の対面に腰掛ける。こと、と目の前に湯飲みが置かれた。
思わずその手を目で追って、朝比奈さんの顔を見上げてしまう。
朝比奈さんは俺の視線に気付くと、にっこりと笑った。
あまりにも不自然に、いつも通りの笑顔で。
35 = 1 :
部活が終わる。長門が本を閉じるのを合図に部屋を出て、朝比奈さんが着替えるのを外で待ち、一緒に下校する。
余りにもおかしな、いつも通りの風景。
お決まりのコースを歩いて帰り、次第に方向が異なるメンバーがばらけだす。
最後にハルヒと別れて一人になった俺は、すぐに踵を返して駆け出した。
俺は朝比奈さんの家を知らない。まずは朝比奈さんと別れた道まで戻ってから、朝比奈さんが向かった方向に向けてとにかく走った。
が。
途中で馬鹿馬鹿しさに気が付いた。一体何度分かれ道を通ったと思ってる。
どこかで朝比奈さんが脇にそれていたらそれでおしまいじゃないか。
これで追いつけたら奇跡だ。馬鹿らしい。
そう考えて適当に曲がり角を曲がる。これで見つからなければやめにしようと思いながら。
奇跡が起こる。夕日に照らされた小さな背中が俺の目に映った。
36 :
まーだー?
37 = 13 :
鹿VS鶴
39 = 1 :
思わず足が止まる。急にその場から逃げたしたくなる。
それでも、精一杯の勇気を振り絞って、
「朝比奈さん!!」
俺は声を上げ、駆け出した。
一瞬、朝比奈さんの肩が震えたのが遠目にも分かった。
追いつく。朝比奈さんの背中はもう目の前だ。
ごくり、と唾を飲み込む。朝比奈さんはその足を止め、ゆっくりとこちらを振り返った。
「――どうしたんですか? キョン君」
その顔に、やっぱりいつも通りの笑みを浮かべて。
40 = 13 :
キョン イズ クズ
41 = 1 :
「――なんで」
反射的に口が動いていた。
「どうして、そんな風に笑ってくれるんですか」
今の俺の顔は、ひどく歪んでいるに違いない。
「俺、俺、あんなにひどいことをしたのに…!!」
息も絶え絶えに絞り出した俺の言葉に、朝比奈さんは困ったように笑って見せた。
「キョン君…昨日の事は、お互いに忘れましょ? ね?」
言葉を失った。
俺は目を丸くして朝比奈さんの言葉を聞いていた。
42 = 13 :
みくる・・・・お前はなんて良いヤシなんだ・・・
43 :
>>40落ち着けよ
44 :
こ、これは…
もっと色々やっちゃってもいいって事ですね!
45 :
みくるはビッチなんだから一回犯されたくらいじゃどうってことないだろ
46 = 1 :
「男の子は、その…しょうがないんだよね? どうしても我慢が出来なくなることがあるんだって本で読んだことあるし……元はといえば私がまた鍵をかけ忘れたのが悪いんだし……」
「そんな…それでいいんですか? それで許せるんですか…俺のこと!?」
朝比奈さんが顔を伏せる。夕日を背にしているせいで、そうなるともう朝比奈さんの表情を伺う事は出来ない。
「忘れよう…? お願い……忘れて……」
朝比奈さんはもう一度そう繰り返した。
47 = 1 :
それは、本来であれば加害者である俺の言葉ではないのか。
にもかかわらず、朝比奈さんはただの一言も恨み言を言わず、忘れようと口にする。
もちろん、その真意は俺にも汲み取れる。
朝比奈さんは、今のSOS団の日常を壊すことを望んでいない。
だから、忘れると、無かったことにすると―――俺を許そうとしている。
胸が熱くなる。この想いは、何だ。
「キョン君、明日からも私と普通に接してくださいね」
「どうして……」
どうして、あなたは。
「どうして…そんなに優しいんですか…!!」
48 :
公にされることの恐怖→恐怖を逆手に取ってエスカレート
49 = 1 :
理性が飛ぶ。足が進む。ただ想いの命じるままに。前へ。朝比奈さんのもとへ。
「キョンく…!」
抱きしめた。朝比奈さんの小さな頭を胸に抱える。
「駄目…! キョン君…!!」
朝比奈さんがくぐもった声で俺を拒絶する。
「そんなに優しくされたら…俺、また朝比奈さんが欲しくなっちまうじゃないですか…!!」
「きょ、キョン君…!!」
我ながらクソ身勝手なことを言ってるな、と思った。
折角朝比奈さんが許してくれたのに。なんてクソ野郎だと自分で自分を罵る。
でも、どうしようもなかった。
この人が欲しい――その想いを止めることが出来なかった。
50 = 1 :
「お願い、やめて…」
「いやだ」
「お願い…」
「いやだ」
朝比奈さんが俺の腕を逃れようと身をよじる。俺は決して逃がさないように手に力を込めた。
「俺は、まだまだ朝比奈さんが欲しい」
びくり、と朝比奈さんの体が震えた。
「だめ…」
「お願いします」
「だめなの…!」
「お願いします」
みんなの評価 : ★★★
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