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元スレ男「俺が奢るよ」女「じゃ、じゃあ……」

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タグ : - 妹=悪 + - 幼馴染 + - 幼馴染冷たい + - 悲しい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

友1「やっぱ委員長が一番だろ。優等生だし面倒見もいいし」

友2「しかも巨乳だもんな」

友3「俺はスポーツ少女かな?活発で明るいし付き合ってて楽しそうだし」

友1「でもあいつ、ヤリマンって噂だぜ?」

友3「嘘っ!マジかよ!?」

友2「俺は女ちゃんかな。どっちかつーと目立たない方だけど、おっとりしていて優しそうだし」

友1「ちょっと背が低くって子供っぽいけど、顔も結構可愛いもんな」

友3「お前、巨乳派じゃなかったのか?」

友1「可愛ければ誰でもウェルカムだ」

友2「だよなーw」

友3「そういえば、男は誰がいいと思う?」

「え?」

友3「うちのクラスの女子」

「いきなりそんなこと言われても……」

3 :

書きたまえ

6 = 1 :

友1「おいおい、皆言っただろ?お前も言えよな」

「って言われてもいないとしか…」

友3「そんなことないだろ?お前だって気になる女子の一人くらいはいる筈だろ?」

「いや…そういうのってよくわからないから…」

友3「つまんねー奴」

「ごめん……」

友1「お前って本当にノリが悪いな」

「…………」





放課後

(放課後か、今日も友等と一緒に帰ろう)

7 :

これからこの男が女に散々貢ぐことになるんですね
わかります

8 = 1 :

「おーい、よかったら一緒に帰r…」

友1「なあ、男ってやっぱりつまんねえよな」

友3「見た目だってダサいし、暗いもんな」

友2「オマケにノリも悪いしな」

友1「本当、何で俺らあいつなんかと一緒にいるんだろうな?」

友2「そんなこと言うなよ、あいつ俺ら以外に友達がいないんだから」

友3「でも正直、あいつと話してると息が詰まりそうになるわ」

友1「わかるわ~、俺もあいつと二人で話すのって少し苦手だし」

友3「そういえば、休みの日とかに一緒に遊んだこともないもんな」

友1「いつもあいつの方から拒否るから仕方ねーじゃん。多分まともな私服を持ってないんじゃねーの?」

友3「いかにも普段着はジャージかユニクロばかりって感じだもんな」

友1「彼女いない歴=年齢って雰囲気も醸し出してるしな」

友3「あはははw確かにwww」

友2「おいおい、もうそんくらいにしておけよ。まあ俺もちょっとそう思ってたけどさ」

「…………」

9 = 1 :

(やっぱり一人で帰ろう……)

   とぼ… とぼ…

(俺だって昔はもっと明るくて、人とも上手く付き合えたのに…)

(まあ昔って言っても、小学生の時だけどさ……)

(あの時は女子とだってうまく話せたのに……どうしてこうなったんだろうなあ……)

(今じゃ女子は勿論だけど、男子とすらも上手く会話できないし……)

(ホント、いつからこうなっちゃったんだろうなあ……はぁ……)

   男宅

(積んでたクシャでも作るか)

  パチ パチ

(あ、1800番の紙やすりが切れてる…)

(まあいっか…)

  パチ パチ

   がらっ!

「おい、馬鹿兄!」

10 = 1 :

「なんだよ?ノックぐらいしてくれよ」

「またシコシコとプラモ作ってたのかよ?お前、本当に根暗なんだな」

「うっせーよ、何しにきた」

「出てけ」

「は?」

「今すぐ家から出ていけ」

「なんでまた?ってか今プラモ作ってんだけど」

「今日友達が泊まりに来るんだよ」

「あ、そう。勝手に呼べば?」

「お前みたいなキモい奴と兄妹だなんて知られたくないんだよ!」

「知るかよ!ここはお前だけの家じゃないんだぞ!」

「彼女も出来たことのない童貞のクセして何言ってるの?」

「うっ…」

「いい歳超えてこんなキモい趣味やってるから、彼女の一人も出来ないんだよ。つーかプラモとか小学生がやることだろ」

「何言ってるんだよ、これ対象年齢15歳以上なんだぞ?」

11 = 1 :

「知るかよ、大体このフィギュアとポスターとプラモだらけの部屋何ー?チョーキモいんですけどー」

「うっせーよ!人の趣味をとやかく言うなよ!」

「いいからさっさと出てけ童貞!イカ臭いんだよ!」

「だからって何も追い出さなくてもいいだろ!」

   プルルルル プルルルル

「あ、ちょっと待って」

「おい、まだ話は…」

「いいから黙って!」

「…………」

「あ、アイー?大丈夫だよー。今日親居ないから」

「えー?兄妹ー?何言ってるのー?私一人っ子だよー?」

「え?彼氏連れて行きたい?いいよいいよー。私にも紹介してー。じゃあまた後でねー」プチ

「あんたまだいたの?早く出て行きなさいよ」

(仕方ない……今夜はネカフェ辺りで泊まろう……)

12 = 1 :

(畜生…俺だって彼女さえいれば……こんな惨めな生活しなくても済むのに……)

(両親共に容姿はいい筈なのに、なんで俺は妹のような見た目にはならなかったんだ……)

(ってか見た目以前に性格が根暗だし……勉強も運動もダメダメだし、なんの取り柄もないし……)

(こんなんじゃ彼女なんて出来る訳……)

(ってかよく考えたら、女の子と手を繋いだことすらない……)

(女の子の手ってどんな感じなんだろう……やっぱり小さくってすべすべで暖かくて柔らかいのかな?)

「……」ジー…

「なんだよ?早く出て行けよな」

「なあ妹。手、触ってもいいか…?」

「は?何言ってるの?キモいからさっさと死ねば?」

「…………」

数日後

「いい?私が出てから最低15分は空けてから家を出なさいよ?兄妹だと思われたくないから」

「そんなこと言うならもっと早起きしてくれよ。お前のせいでいつも遅刻寸前なんだぞ?」

「童貞の癖に何言ってんの?きも……」

14 :

多くの登場人物が錯綜し交錯し複雑なプロットを構築していてイミフ

15 = 1 :

「童貞は関係ないだろ!」

「とにかく!私が出てから15分以内は家を出ない事!わかった?」

「はいはい…」

「じゃあ行ってくるから」ガラッ

「いってらっしゃい」

「…………」

「はぁ…」

…………

   下駄箱

(妹のせいでまた遅刻寸前だ……)

(早く教室に向かわないと……)ガラッ

    ピラッ…

(ん?便箋……?)

(これって…まさか……)

ちょっと飯食ってきます

16 :

なんで飯食ってから立てないの?
そんなに保守でスレ伸ばしたいの?

19 = 1 :

お待たせしました
それでは再開します

    キーンコーン

『放課後大切な話があります。体育館裏に来てください』

(可愛らしい字……きっと女子が書いたんだろうな……)

(でも名前が書いていない)

(果たし状……じゃないよな?)

(喝上げとかなら態々手紙なんて面倒な事をしなくても、口頭で人気の無いところに呼び出せばいいだけだろうし)

(となるとやはりラブレターか?)

(もしかして、誰かの下駄箱と間違えたのかな?)

(にしても今時プラトニックだなあ……とにかく後で返してこよう)

放課後

   体育館裏

「あ…男くん……」

(手紙の主は同じクラスの女さんだったのか)

20 = 1 :

「これ、俺の下駄箱に入ってたよ。女さんが書いたんだよね?」

「来てくれたんだね…嬉しい……」

「嬉しいって…間違えたんじゃないの?」

「間違えたってなんのこと?」

「いや…じゃあ呼び出されたのは俺なの?」

「そうだよ」

「じゃあ大事な話があるのっても俺?」

「うん…」

(落ち着けよ俺……まだあれがラブレターだと決まった訳じゃない……)

「あ、あのね!」

(多分友等のうちの誰かが好きで、どんなことが好きか聞きに来たとかそんなんだ)

「好きなの…」

(ほらやっぱり)

「ずっと前から好きだったの」

「誰が?」

21 = 4 :

ここからどうスレタイまで持って行くのか

22 = 1 :

「お、男くんのことがずっと前から好きなの!」

「は?」

「こんなあたしでよかったら……付き合ってください!」

「え、え?ちょっと待ってよ?」

「…………」

「俺のことが好きなの?」

「うん…」コクリ

「いやいや、だって俺顔も全然良くないしさ。性格だって成績だって悪いし、それに何の取り柄もないよ?」

「そんなことないよ…」

「ってか殆ど話したこともないよね?」

「そうだよね…やっぱりそんな相手とじゃ付き合いたくないよね……」

「そういう事じゃなくてさ!だって俺、全然モテないし…」

「それでもいいの…男くんじゃないと嫌なの……」

「あ!そういうことね!これって罰ゲームか何かなんだろ?」

23 = 3 :

人付き合いがあまりにもない童貞の例だな

24 = 4 :

男が陰でぐちぐち言われてるのが心が痛んだ

25 = 1 :

「違う…」

「じゃああれか?そこら辺に誰か隠れていて、ドッキリ成功って写真でも撮るの?」

「違う」

「いやぁ、女さんも人が悪いなあ!俺、まんまと引っかかっちゃったよ!」

「違うもん!」

「…?」

「あたし……そんな酷いことしないもん…」うるうる

「じゃあやっぱり…」

「男くんのことが…大好きなの……」

「えっとその…ごめん……」

「やっぱり…あたしなんかじゃ嫌だよね……ぐすっ…」ぽろぽろ

「うっ、うっ…ひっく……うぅ、えぐっ……うぇえ……うえええーん!」

「いやいや!そういうことじゃないの!俺が謝ったのは罰ゲームだなんて言った事に対してで…!」

「え…?」

26 :

まーたどうせ捨て猫を助けてるとこを見て好きになったとかで、
女に教えてもらいながら美容院とかファッションとか自分磨きしたら実はイケメンでした的なあれだろ?



とてもいいとおもいます

27 = 4 :

とてもいいとおもいます

28 = 1 :

「別に女さんと付き合うのが嫌とか、そういうのじゃなくて……」

「じゃ、じゃあ…あたしと付き合ってくれるの…?」

「う、うん…」

「ホント…?」

「本当だよ」

「男くぅん……」ぎゅっ

「え…?ちょっと女さん?」

「好き…大好きぃ…」ぽろぽろ

「あの…もう泣かないでよ…?」

「でも…でもぉ…嬉しくって……うう…ぐっす……」

「えっと…その……こういう時、どうすれば……」

「ごめんね…ごめんねぇ……」ぽろぽろ

(女さんっていい匂いがするなあ……)

‥‥‥‥‥‥

(結局、泣いてる女さんをなだめるのにかなり時間がかかってしまった)

29 = 2 :

メーンヘラ!メーンヘラ!

30 :

ヤーンデレ!ヤーンデレ!

32 :

NTR!NTR!

33 = 1 :

(俺の事が好きか…どう考えても罰ゲームとかって感じじゃなかったよなあ…)

(あんなに可愛い子なのに……)

男宅

「なあ妹?」

「あ?なんだよ童貞?」

「今日告白された」

「あっそ。……は?」

「手紙で呼び出されて好きだって言われた」

「罰ゲームとかなんじゃねーの?」

「どう見てもそんな感じじゃなかったんだよなあ…」

「物好きがいたもんだね。どうせブスでしょ?」

「いや…結構可愛い子だった」

「騙されてるんじゃないの?」

「多分…それはないかと……」

「あっそ。だから何?私に自慢したかったの?」

35 = 1 :

「今度一緒に、その子と映画を見ることになったんだよ。服、何着ればいい?流石にユニクロって訳にもいかないし」

「は?自分で考えれば?」

「だって俺、服の事なんて全然わかんないしさ」

「せっかく出来た彼女だし…その……嫌われたくないから……」

「はぁ…」

「お願いだよ、あの子に嫌われたらもう他に相手がいないんだよ」

「とりあえずその鬱陶しい髪切ったら?キモいよ?」

「そ、そうだよな!じゃあ今すぐ床屋行ってくる」

「いや、普通こういう時は美容院でしょ」

「え?そうなの?でもどこ行けばいいんだ?」

「知るかよ! とりあえず私が良よく行く店にでも行けば?」

「そ、そうか…!」

「つーか服も何買えばいいかわかるの?」

「わ、わからない……」

「そんな調子じゃ間違いなく彼女に嫌われるだろうね」

36 = 16 :

妹優しいじゃねーか

37 :

そりゃそうだよ
たった一人の家族だもんな・・・

38 = 1 :

「マジかよ…女さんに嫌われたら、もう二度と彼女なんて出来る訳ないじゃん…」

「そういえば、私そろそろ服でも買おうと思ってたんだよねー」

「だからなんだよ?」

「服代奢ってくれるなら、あんたの服買うの手伝ってもいいよ?」

「え?いいの?」

「別に服買うついでだし」

「ありがとう妹!」

数日後

「なあ髪型はこれで大丈夫か?服もこれでいいんだよな?」

「私のセンスを疑ってるの?童貞の癖に」

「でも俺なんかがオシャレしても…無駄なんじゃ…」

「馬子にも衣装っていうけどさ、まあ大分マシになったんじゃねーの?」

「ほ、本当か!?」

「あ、でもやっぱちょっとキモい」

「そんなぁ……」

39 = 1 :

「まああんた程度の奴が好きって物好きな女には、これで十分なんじゃねーの?」

「そうか?変じゃないよな?」

「いいからさっさと行って来いよ。童貞だからっていきなり変なことするなよ?」

「そ、そんなことする訳ないだろ!?」

「はいはい、さっさと行ってくる」

「うん、じゃあ行ってくる」ガラッ

「…………」

「柄にもなくはしゃいじゃって馬鹿みたい……童貞の癖に……」

「はぁ…」

…………

「ごめんね、待った?」

「ううん、今来たところ」

(このセリフ、一度でいいから使ってみたかった)

(今日の男くん…なんかいつもよりカッコいい…)

40 :

おもしろい

41 = 1 :

「着ていく服選んでたら、すっかり遅くなっちゃったんだ。ごめんね」

(女さんの私服可愛いなあ…)

「いいよ別に、じゃあ行こっか」

「うん」

数時間後

   マクド

「映画、面白かったね」

「そうだね」

「主演の俳優が今の月9にも出てるんだよね」

「そうなんだ」

「確かヒロインの女優の方はこの前にやってたドラマに出演してたよね?何のドラマだったっけ?」

「俺、あんま芸能人とか詳しくないから…」

「あ、ごめんね…」

「いいよ、別に」

「そういえば、男くんって休みの日とかって何してるの?」

42 :

この>>1は彼女いない歴=年齢









続けてください

43 = 1 :

(アニメとかゲームだなんて言ったら間違いなく引かれるだろうな……)

「その…寝てる……」

「そっか…」

「あ、あたしはね…!最近料理をよくするの。おいしいって家族からも結構評判なんだよ?」

「へぇ…」

「今度男くんにも食べさせてあげるね」

「いいよ、別に。悪いし」

「そ、そんなことないよ…!」

「店、そろそろ混んできたからもう行こっか?」

「うん…」

「誘ってくれたお礼に奢るよ」

「え…でも…」

「いいよ別に」

「全部は悪いよ。あたしも半分出すね」

「でも俺の方が沢山頼んでたしさ」

46 :

これあれやな
鬱くせえな

47 :

会話続かねええええええええええええ

48 = 37 :

マクドは先に払うんやでw

49 = 1 :


「あたしの方から誘ったんだから、男くんは気にしなくていいよ?」

「そっか、じゃあ遠慮なく」

‥‥‥‥‥‥

「次、どこ行く?」

「うーん、カラオケとかどう?」

(アニソンしか歌えない俺が女子とカラオケだと…?)

「カラオケは…ちょっと……」

「そっか…じゃあ一緒に服とか見ない?」

(それならボロが出ないか…)

「いいよ」

‥‥‥‥‥‥

「あ、この服可愛い」

「そうだね」

「どう?似合うかな?」

「似合うんじゃないの?買う?」

50 :

いいんだ

カラオケできなくても趣味がなくて話が弾まなくてもキスしてればしあわせなんだ


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