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    元スレ朝比奈「キョン君…だめ…だめえ……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ギャグ + - シャナ + - 一夏 + - 朝比奈 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 44 :

    ワクワクするぜぇ

    152 :

    二兎を追うものは云々

    153 :

    みくるー

    支援

    154 = 1 :

     1週間が経った。
     今日も俺は古泉とボードゲームに興じていて、長門はじっと本を読んでいて、ハルヒはしかめっ面でネットサーフィンにふけっている。
     そんな俺達に、メイド姿の朝比奈さんがお茶を配っていく。

    「ありがとうございます、朝比奈さん」

    「どういたしまして」

     俺の礼に、いつも通りの笑顔で返してくれる朝比奈さん。
     戻った。本当に。いつも通りのSOS団に。
     まあ…実情は俺とハルヒの仲がもうちょっと進展していたりするんだが、とりあえず表面上の活動は、な。
     長門が本を閉じたのを合図に帰宅。方向が異なる者からバラけていって最終的には俺とハルヒの二人きりになる。
     そこからは少し遠回りをして、ハルヒを家の近くまで送ってから、俺はようやく自分の家を目指すのだ。
     ハルヒと分かれてからすぐにメールの着信が入った。
     内容は、週末の予定のこと。それと、風邪を引くなということ。
     くすりと思わず笑みがこぼれる。お優しいことだな、団長殿。
     俺はひとしきり笑ってから「お前もな」と返信した。
     メールの受信BOXも、送信BOXも随分ハルヒで一杯になってきた。
     その事が何か嬉しいのは、何でなんだろうな。

    155 = 1 :



     -other-

    156 = 1 :

     雨が、降ってきていた。
     ザーザーと降り注ぐ雨の音を、少女はベッドに座り込んで聞いていた。
     とっくに日は沈み、外は暗闇に染まっているというのに、部屋の電気は消されたままだ。
     うら若き乙女の部屋にあるまじき事に、カーテンが開かれたままになっている窓から電柱の灯りが飛び込んでいる。
     窓を伝う雨の流れが、少女の顔に取り留めの無い影を落としていた。
     少女の手には携帯電話が握られている。
     白い画面に『新着のEメールはございません』の文字が躍っていた。

    「キョン君……」

     かの少年との交わりは、実は世界を揺るがす程の禁忌であった。
     それも当然。未来と過去、本来触れ合うことすら有り得ぬ二人が肌を重ねたのだ。
     一度目は100%彼に非があると言い訳できよう。では二度目は? それ以降は?
     こちらの拒絶を意に介さず、執拗に求めてきた彼にももちろん責任はある。
     だが、最終的にそれを許したのは自分だ。一度だけ、と彼を部屋に上げたのは自分なのだ。

    157 :

    上条さんとは違う意味で鈍いよな…

    159 = 124 :

    キョンはニブチンと言うか、異性からの行為を無意識的に拒絶してるよな

    160 :

    朝比奈さんカワイソス

    161 :

    上条さんより好きだぜ

    162 = 1 :

     抱かれたいという想いがあったのではないか?
     初めて彼に貫かれたとき、悲しみの中に確かな満足感を得ていたのではないか?

    「キョン君……」

     少女は再び彼の名を呼んだ。
     少女は彼を受け入れた。
     つまり未来を裏切った。今の世界も裏切った。
     この世界で出来た仲間も――明朗快活な愛すべきあの少女も裏切った。
     少女は、自らを取り巻く全てを裏切った。


     だから――せめて愛されていなくては。
     少女の心は、壊れてしまう。

    164 = 1 :

     雨の中、びしょ濡れになることを厭わずに自転車を走らせる。
     向かっている先は朝比奈さんの住むアパートだ。
     きっかけは一本の電話だった。
     朝比奈さんからの着信。正直、取るのに躊躇した。
     決心して通話ボタンを押した俺の耳に飛び込んできたのは朝比奈さんの泣き声だった。
     彼女は、泣きながらただひたすらに俺の名前を呼んでいた。
     考えている余裕は無かった。
     俺はすぐに家を飛び出していた。

    165 :

    むらこぉぉぉぉぉ

    166 :

    今夜のオカズはハルヒの同人誌にしよう
    そう決めた瞬間であった

    167 = 77 :

    いい展開だ
    wktk

    168 = 1 :

    「朝比奈さん!!」

     彼女の部屋に飛び込む。呼び鈴を鳴らすのも忘れていた。
     部屋の中は真っ暗だ。
     いないのか? いや、部屋の鍵は開いていた。
     目を凝らす。暗闇の奥からゆっくりこちらに迫る影がある。
     俺の背後、開けっ放しの入り口から差し込む光が徐々にその人物の姿を照らし出す。
     朝比奈さんだ。
     目が赤い。やはり泣いていたのは間違いない。

    「朝比奈さん…大丈夫ですか?」

     俺の問いに、朝比奈さんは弱々しく頷いた。

    「うん…ごめんね、キョン君……私…なんだか気が動転しちゃって」

    「一体どうしたんです? また未来と連絡が取れなくなったり…!」

     朝比奈さんの指先が俺の首筋を撫でた。思わず息を呑んでしまう。

    「こんなに濡れてる…シャワー、浴びて。風邪引いちゃうから……」

     朝比奈さんの様子に何か尋常じゃない気配を感じながらも、俺は頷いた。

    169 :

    今夜のオカズは朝比奈さんの同人誌にしよう
    そう決めた瞬間であった

    170 = 1 :

     シャワーを浴びて、冷えた体を温める。

    「ふう……」

     脱衣所に出て、体に付いた水滴を拭った。が、そのあとに身に着けるのは絞ったとはいえ十分に湿った衣服だ。
     何か替えになるものがあればいいが、男物の服が朝比奈さんの部屋に置いてあるわけも無く、俺は泣く泣く濡れた衣服に袖を通した。
     うえ、肌触りが気持ち悪い。これじゃせっかくシャワーを浴びても焼け石に水じゃなかろうか。
     ため息をつきながら脱衣所のドアノブに手をかける。

    「朝比奈さん、シャワーありがとうございま…し……」

     言葉に詰まる。
     脱衣所を出た俺を迎えた朝比奈さんは、全裸だった。

    171 :

    カラ鍋

    172 :

    陰鬱書いた人?

    174 = 152 :

    ハハッ

    176 = 1 :

    「あ…さひな…さん……?」

     朝比奈さんの顔は涙に濡れていた。

    「キョン君…お願い…」

     体を隠そうともせずに朝比奈さんはふらふらとこっちに歩み寄ってくる。

    「お願い…私を捨てないで…!」

     朝比奈さんが俺の胸に飛び込んでくる。
     涙で顔をぐしゅぐしゅにしてこちらを見上げてくる朝比奈さんを、俺はただ呆然と見つめていた。

    「お願い…お願いぃ…!!」

     頭を思いっきり殴られたような衝撃があった。
     まさか。そんな。
     俺は、今まで自分が朝比奈さんに依存していたのだと思っていた。
     違ったのか?

     依存していたのは、朝比奈さんなのか?

    177 = 124 :

    しかし、アピールの仕方がアダルトだなw

    178 = 166 :

    おいハルヒ系の同人誌ってなんでこんなにも画力が
    残念なんだよ…

    だれかオススメのタイトル教えてくれ…

    179 = 165 :

    みくる…

    180 = 1 :

    「もうコンドームつけてなんて言わないから…キョン君のしたいこと、何でもしていいから……何でも言うことを聞きますからぁ…」

     ガキン、と。
     頭の中で嫌な音がした。
     それは、かつて聞いた音とはまた別の。
     何かのスイッチが入ったというよりは。
     何かが壊れてしまったような音で。

    「何でもする…って言いましたよね」

    「……」

     俺の言葉に朝比奈さんは無言で頷いた。

    「なら…跪いて下さい。ここで。今すぐに」

    182 :

    いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

    183 = 88 :

    このキョンは理性のタガがゆるすぎだな

    184 = 152 :

    マジで楓じゃねーかw
    アニメでもこんなシーンがあったような

    185 = 86 :

    キョン乱心だな

    186 = 1 :

     朝比奈さんは逆らわない。素直にその場に跪く。
     朝比奈さんの顔が、ちょうど俺の股間の位置に来る。

    「口を開けて…それから舌を出して」

     言いながら俺も、さっきはいたばかりのズボンを下ろす。
     もうこれからすることの予測がある程度ついたのか、朝比奈さんはおずおずと舌を差し出した。

    「違う、もっと犬みたいに出すんです」

     俺の言葉に、朝比奈さんは限界まで舌を差し出した。
     口も自然に大きく開かれてしまうからだろう。朝比奈さんの口からは留めようの無い涎が流れ落ち始めていた。

    187 = 172 :

    てす

    188 :

    よしよしいい感じだぞ

    189 = 1 :

     俺がパンツまで下ろしたことで、勃起したものが朝比奈さんの目の前に晒される。
     朝比奈さんは目の前に放り出された俺のものを凝視していた。

    「違う。俺の顔を見て。もちろん舌は出したまま」

     言われるままに朝比奈さんが俺の顔を見上げる。
     俺の顔を見上げたまま全裸で舌を出す朝比奈さんの姿はひどく扇情的だった。
     そっと俺のものを朝比奈さんの舌の上に当てる。
     俺の充血した先端部分、その下半分が温かな感触に包まれる。

    「そのままじっとしていてください」

     朝比奈さんの舌の上に乗せたものを、ぬるぬるとゆっくり奥に進ませていく。

    「口をすぼめて…そう、アイスキャンディを舐めるように……」

     七分目ほど進ませた辺りでそう指示する。すぐにもの全体に心地よい圧迫がかかる。
     そして、俺は朝比奈さんの細く、柔らかな髪の毛を手に取り――腰を朝比奈さんの口目掛けて振り始めた。
     くちゅくちゅと、小さな水音だけがしばらく部屋に響いた。

    190 = 94 :

    鹿のくせに生意気なああああああああああああああああ!!!!

    192 :

    いいぞ、もっとやれ

    193 = 169 :

    闇条と同格だと!?こいつ…できる

    194 = 1 :

     結局その日、俺達は獣のように一晩中交わった。

     何度か携帯電話が音を鳴らしていたが見向きもしなかった。

     あとで確認したときに、連絡を求める母からの着信の中に、「今何してる?」というハルヒのメールを見つけて死にたくなった。

     頭の中はぐちゃぐちゃで。

     これからどうしよう、というよりは。

     もうどうにでもなれ、と。

     そんな思いが俺の心を支配し始めていた。

    195 :

    ええい、続きはまだか!
    皆のもの、続きを持てぃ

    196 = 1 :

     週末。不思議探索の日がやってきた。
     30分前到着を目指してみようかと思ったがやはりやめておいた。
     何せ本音を言えば行きたくないんだ。
     朝比奈さんを再び抱いてしまったあの日から、放課後の団活ですら胃に穴が空きそうなくらいだ。
     もしこの不思議探索で俺とハルヒと朝比奈さんの三人グループに分かれたらと思うとぞっとする。
     結局、集合場所に到着したのは集合時間を5分過ぎていて。

    「遅い!! 罰金!!」

     こればかりは団長様のお叱りにも素直に頷くしかなかった。
     組分けは俺と古泉、ハルヒと朝比奈さんと長門という風に分かれた。
     よかった。どうやら最悪の状況だけは避けられたようだ。

    197 = 1 :

    「少し、お話をしましょうか」

     そんな風に切り出してきたのは古泉だった。

    「何だ? あらたまって気色悪い」

    「あまり人に聞かれたくない類の話ではあります。場所を変えましょう。もっと人気の無い所に」

     そう言って古泉は歩き出す。
     俺は首を傾げながらも古泉の後を追った。

    198 :

    ついに古泉の出番だな

    199 = 86 :

    この状況にガチホモはどう動く

    200 = 163 :

    古泉「お願い…私を捨てないで…!」


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