元スレ黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×22
251 = 95 :
男「そう言うんじゃないくて。頑張り屋だからさー。
覚悟決めて、助けて上げなきゃなぁ、と」
姉「わお。なんだ。らぶじゃないのかー。家庭教師路線?
てっきり彼女にして調教飼育するのかと」
男「そうじゃないって」
姉「でもあんたねー。子供だからって女は女なの。
そういう態度ってすげぇ、傷つけると思うよ?」
男「傷つけるとこも含めて。覚悟決めたって事」
姉「……」
男「傷つく覚悟も決めたし。
それで、まぁ。なんか色々あって。
……そういう未来もあれば、それはそれで、善し。かな」
姉「……難しい娘なんだ?」
男「難易度SSだね」
姉「あんたそれローマの休日クラスだから」
男「うっは。まさにその難易度だわ。弾幕で画面見えない系」
姉「ふぅん。よく判らないけど。……いいわね」
男「……ん?」
姉「まぁ、いんじゃない? 一回くらい。
……そういうの。一回くらい賭けてさ。しないと。
人生生きてる意味なんてさ、無いのかも知れないし。
いいんじゃない? あたしは。
そういうの悪くないと思うよ」
252 = 224 :
姉ちゃん巨乳とな?
253 :
いいね
254 = 95 :
――黒髪の四阿
友女房「ええ、その箱はこちらへ。
えーい、それは絹ですよ!? もっと丁寧に運びなさい。
真珠は文箱です。間違えてはなりません」
黒髪娘「あの」
友女房「姫はそこで黙って座っていて下さいっ」
黒髪娘「う、うむ」
友女房「襲は何にいたしましょうね。
右大臣家の何かけて、仇やおろそかな衣装で
歌会に出るわけには参りませんが。
この衣装の色合いこそ最初の関門。
一遍の落ち度もあってはなりませんっ」
ごごごごっ
黒髪娘「いや、友? そこまで殺気立たなくとも……」
友女房「紅梅匂ですかね。柳桜……いや、もう一目華やかに
樺桜と云う手も。しかし人妻ではない乙女ですからね。
乙女で14であると。
……我が姫の異能はその才気と知性ですから」
黒髪娘「……わたしは異能者だったのか」
255 = 95 :
友女房「成熟した、しとやかな色気。
そして乙女の清らかさ。
しかしそれらはすべて内側から照らしにじむような
知性を基調として表現されなくては。
そうですね……。
やはり、基調は春ですから梅、桜。それに知性の藤色」
黒髪娘「藤壺の君が、藤は使うであろう」
友女房「では、表着は藤色を避けて、
胸元から覗かせましょう。薄色と紗の梅を合わせ
扇には、緑柱石の勾玉をっ!」
黒髪娘「すごい張り切り用だな」
友女房「あたりまえでございますよ。
姫様がとうとう藤壺の君の宴へと参加する。
おつきの女房としてこれほど晴れがましいことは
ございませんですよっ」
黒髪娘「そ、そうか」
友女房「ええ。かくなるうえは、どんな手段を用いても
準備万端、万事遺漏無きよう整えさせて頂きます」
黒髪娘「むぅ」
友女房「後は、お化粧ですね」
黒髪娘「そ、それは……」 きょろきょろ
257 = 162 :
気になって仕事に手が付かん支援
258 = 95 :
がたんっ
男「化粧はいいんじゃね?」
黒髪娘「男殿っ」
友女房「男様、いらしてたんですかっ?」
男「うん。まぁ、紅をさすくらいはしないと
まずいけれどさ。黒髪は、黒髪じゃない。
化粧して誤魔化すのも、面倒だろう?」
黒髪娘「……」 こくん
友女房「しかし、それでは……」
男「いや、考えたんだけどさ。
今さら手のひらを返して『普通の姫君』やったって
もう高得点は狙えないだろ?
こんだけ引きこもりもしてれば、
トンデモ噂だって流れちゃってるんだろうし。
いまから一夜漬けで話し方だのなんだの
仕込んでもそうそう上手くいきゃしないよ」
友女房「それはそうかもしれませんが」
男「黒髪は、黒髪のまんまでいいって。
正面突破で。黒髪は、黒髪の積み重ねてきた物で
それだけでみんなを振り向かせないと」
黒髪娘「男殿……」
259 = 95 :
男「信じないとさ。自分の姫だろー?」
友女房「それはそうですが……」
男「それとも、自信ないのか?」
友女房「いえっ。確かに姫様は変わり者ですが
その賢さ聡明さ、そして優しい心根だけは
どこに出しても恥じる事なき、最高の主でございますっ」
男「だってさ」
黒髪娘「……友も、ありがとう」
友女房「もったいないお言葉です」
男「まぁ、実際それ『だけ』って云うわけには
行かないからさ。幾つか仕込みはするんだけど」
黒髪娘「仕込み……?」
友女房「仕込み、ですか?」
男「うん、だから衣服を整えるのは重要だ。
それから参加するメンバーも調べてくれ」
黒髪娘「判った。何か意味があるのか?」
男「賢いんだから、脳みそ使わないとな」
黒髪娘「やってみる」 こくん
260 = 95 :
と、いうわけで。本日はここまででQKであります。
また夜にでも、これたら! 落ちたらその時はその時で!
今回はオナヌーですみませんママレード饅頭くらえーい!
261 = 173 :
ママレード饅頭を華麗に顔面キャッチ
乙
262 = 208 :
>>260 食わせていただくぜ!
264 = 162 :
落としてタクラマカン
265 = 112 :
おぬしのママレ饅頭しかと喰らったわぁ!
267 :
マーマレードすきだな!美味しい!
268 :
まだ残ってるか?
273 :
「ほしゅ?・・・ほしゅ」
275 :
黒髪殿がほしゅうございます。
276 = 200 :
お
278 = 253 :
さ
281 = 97 :
やっと追いついた保守
シャナと草壁先輩を足して2で割ったかんじか
285 :
>>161
今更だがkwsk
290 :
ゅ
294 :
明日もまだあるかなー?
295 :
こ
296 :
>>286
なんか中身壊れてる?
結構読みづらかったんだが
もちろん十二分に萌えた
298 :
黒髪娘「かしこかしこまりましたかしこー!」
300 :
>>298
こんなので笑っちまった…
みんなの評価 : ★★★×22
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