私的良スレ書庫
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元スレみくる「キョンくん、あまり私に優しくしないで」
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キョン「(………俺は最低だ……)」
あまりの罪悪感に、俺はその場から動くことができなかった。
ただひたすら、その場で自分のやったことに、後悔を感じながら。
プルルルル
沈黙を破るように音を発する携帯電話。
出る気力などなかったが、着信相手を知ると、俺の指は自然と通話ボタンに
力を入れていた。
キョン「………よう」
古泉「………今機関の方から連絡がありました。
あなたが原因で涼宮さんが閉鎖空間を開く可能性があると。
一体なにをしたんですか?」
キョン「………ほんと………なにしてんだろうな………俺……」
古泉「………質問に答えられていません。ちゃんと答えてください」
キョン「………ハルヒを………襲っちまった………」
あまりの罪悪感に、俺はその場から動くことができなかった。
ただひたすら、その場で自分のやったことに、後悔を感じながら。
プルルルル
沈黙を破るように音を発する携帯電話。
出る気力などなかったが、着信相手を知ると、俺の指は自然と通話ボタンに
力を入れていた。
キョン「………よう」
古泉「………今機関の方から連絡がありました。
あなたが原因で涼宮さんが閉鎖空間を開く可能性があると。
一体なにをしたんですか?」
キョン「………ほんと………なにしてんだろうな………俺……」
古泉「………質問に答えられていません。ちゃんと答えてください」
キョン「………ハルヒを………襲っちまった………」
古泉「………本気で言ってるんですか?」
キョン「………嘘だったら、どんなによかっただろうな………」
古泉「………そうですか。わかりました。
では僕は今から閉鎖空間の発生の可能性に備えて準備をします」
キョン「………すまないな………お前の仕事まで増やしちまって………
………ホントに………俺はなんてクズ野郎なんだ………!」
古泉「………落ち着いて下さい。僕はあなたの気持ち、分かりますよ」
キョン「………え………?」
キョン「………嘘だったら、どんなによかっただろうな………」
古泉「………そうですか。わかりました。
では僕は今から閉鎖空間の発生の可能性に備えて準備をします」
キョン「………すまないな………お前の仕事まで増やしちまって………
………ホントに………俺はなんてクズ野郎なんだ………!」
古泉「………落ち着いて下さい。僕はあなたの気持ち、分かりますよ」
キョン「………え………?」
古泉「………前々からあなたの事情は知っていました。
………そして、こういう結果になるという予感も少しですがしてはいました」
キョン「………………」
古泉「………確かに貴方のやったことは最低です。
………ですが、あなたのような事情に陥れば、おそらく誰しもあなたみたいになると僕は思います。
………僕もきっとそうするでしょう」
キョン「………」
古泉「あなたはたまたま手を出した相手が涼宮さんだったから騒がれた。
それだけの違いです。
………今日はもうゆっくり休んで下さい。………僕はあなたの味方ですよ」 ピッ
古泉の優しさに心が締め付けられる。
こんな最低な俺でも、見捨てずに…味方だと言ってくれる。
あいつの心はあんなにも綺麗だというのに、
………俺って奴は………
キョン「う……!うぅ………うわぁぁぁぁ……!!」
自分があまりにも情けなくて、弱くて、
それが悔しくて、俺は体中の水分を全て出し切るくらい
涙を流した。
………そして、こういう結果になるという予感も少しですがしてはいました」
キョン「………………」
古泉「………確かに貴方のやったことは最低です。
………ですが、あなたのような事情に陥れば、おそらく誰しもあなたみたいになると僕は思います。
………僕もきっとそうするでしょう」
キョン「………」
古泉「あなたはたまたま手を出した相手が涼宮さんだったから騒がれた。
それだけの違いです。
………今日はもうゆっくり休んで下さい。………僕はあなたの味方ですよ」 ピッ
古泉の優しさに心が締め付けられる。
こんな最低な俺でも、見捨てずに…味方だと言ってくれる。
あいつの心はあんなにも綺麗だというのに、
………俺って奴は………
キョン「う……!うぅ………うわぁぁぁぁ……!!」
自分があまりにも情けなくて、弱くて、
それが悔しくて、俺は体中の水分を全て出し切るくらい
涙を流した。
ごめんちょっと用事できたからいってくる。
1時間ほどで帰ります。
1時間ほどで帰ります。
おい古泉弱りきったキョンに優しくしてどうするつもりだ? あ?
お……おい、いまのキョンさんに優しくしたらいくら古泉でも……
今帰宅。
これから書きます。
正直寝るまでに完結できる気がしない…
もう少し長引きそうですが、付き合ってもらえるとうれしいです。
これから書きます。
正直寝るまでに完結できる気がしない…
もう少し長引きそうですが、付き合ってもらえるとうれしいです。
ハルヒがかわいそうなんだが
なんかみくる√ってレスに反応して無理やり持っていった感があるな
なんかみくる√ってレスに反応して無理やり持っていった感があるな
キョン「(……ん………ここは……)」
目覚めると俺は自分の部屋にいた。
そこであのあと涙を出し切った俺は、フラフラの状態で家に帰り、
すぐ眠りについたことを思い出す。
キョン「(もう朝か………今日、学校……あるんだよな………
………行きたくねえ………)」
おそらく今日は今まで生きてきて一番学校に行きたくないと思った日だろう。
今の俺にハルヒにあわす顔や度胸なんて存在しない。
キョン「(でも………いかないと親に迷惑かけちまう……
………それに、こうやって逃げるとますますハルヒに顔をあわせづらくなっちまう……)」
俺は全然回復していないわずかな気力を振り絞って、学校への支度をする。
目覚めると俺は自分の部屋にいた。
そこであのあと涙を出し切った俺は、フラフラの状態で家に帰り、
すぐ眠りについたことを思い出す。
キョン「(もう朝か………今日、学校……あるんだよな………
………行きたくねえ………)」
おそらく今日は今まで生きてきて一番学校に行きたくないと思った日だろう。
今の俺にハルヒにあわす顔や度胸なんて存在しない。
キョン「(でも………いかないと親に迷惑かけちまう……
………それに、こうやって逃げるとますますハルヒに顔をあわせづらくなっちまう……)」
俺は全然回復していないわずかな気力を振り絞って、学校への支度をする。
たしかに無理にみくるENDに持ってってるように感じるなぁ
そこんとこどうなのよ
そこんとこどうなのよ
>>432
計 画 通 り
ってのは半分冗談。でも半分は本気。
教室
谷口「よお!キョン!元気か!」
キョン「………」
谷口「…なんだ?お前大丈夫か?死にそうな顔してるぞ?」
キョン「………ハルヒは…?」
国木田「さあ、まだきてないよ」
キョン「………そうか……」
結局、この日ハルヒは学校へ姿を現すことはなかった。
計 画 通 り
ってのは半分冗談。でも半分は本気。
教室
谷口「よお!キョン!元気か!」
キョン「………」
谷口「…なんだ?お前大丈夫か?死にそうな顔してるぞ?」
キョン「………ハルヒは…?」
国木田「さあ、まだきてないよ」
キョン「………そうか……」
結局、この日ハルヒは学校へ姿を現すことはなかった。
SOS団部室
ガチャ
古泉「やあ、こんにちは」
古泉の笑顔は、顔についた無数の傷やアザで、少し歪んでいた。
キョン「………死闘だったみたいだな」
古泉「ええ。今回は手ごわかったです。
まあ、この顔の傷はアザは森さんにつけられたものですが」
キョン「………森さんに?」
古泉「ええ。こうなったのは僕の監視不足だという理由で罰を受けたんです」
キョン「………そんなことはない……あれは完全に俺のせいだ……」
古泉「いえ、森さんの言う通りだと思っています。あなたの事情を知っていながら
何も言葉をかけてあげることができなかった。……これは僕のミスでもあるんです」
キョン「………お前はつくづくお人よしだな……」
古泉「ええ、よく言われます」
古泉は冗談で言ったんだろうが、俺にとっては古泉のその言葉は
真実でしかなかった。
ガチャ
古泉「やあ、こんにちは」
古泉の笑顔は、顔についた無数の傷やアザで、少し歪んでいた。
キョン「………死闘だったみたいだな」
古泉「ええ。今回は手ごわかったです。
まあ、この顔の傷はアザは森さんにつけられたものですが」
キョン「………森さんに?」
古泉「ええ。こうなったのは僕の監視不足だという理由で罰を受けたんです」
キョン「………そんなことはない……あれは完全に俺のせいだ……」
古泉「いえ、森さんの言う通りだと思っています。あなたの事情を知っていながら
何も言葉をかけてあげることができなかった。……これは僕のミスでもあるんです」
キョン「………お前はつくづくお人よしだな……」
古泉「ええ、よく言われます」
古泉は冗談で言ったんだろうが、俺にとっては古泉のその言葉は
真実でしかなかった。
訂正
古泉「この顔の傷はアザは~×
古泉「この顔の傷やアザは~○
古泉「……それで、どうするつもりなんですか?」
キョン「……わからない……怖いんだ……今動くと……
……何もかもが裏目に動きそうで……」
古泉「………そうですか。なら、あなたの気持ちに整理がつくまで待つ方が
よさそうですね。………そういえば、涼宮さんはどうしたんです?」
キョン「………今日は来てない……」
古泉「………そうですか。
………どうやら彼女は僕の想像以上にあなたのことを慕っていたようですね」
キョン「………くっ……!」
古泉「………落ち着いて下さい。そうやって後悔しても、
もう過ぎたことなんですから」
古泉「この顔の傷はアザは~×
古泉「この顔の傷やアザは~○
古泉「……それで、どうするつもりなんですか?」
キョン「……わからない……怖いんだ……今動くと……
……何もかもが裏目に動きそうで……」
古泉「………そうですか。なら、あなたの気持ちに整理がつくまで待つ方が
よさそうですね。………そういえば、涼宮さんはどうしたんです?」
キョン「………今日は来てない……」
古泉「………そうですか。
………どうやら彼女は僕の想像以上にあなたのことを慕っていたようですね」
キョン「………くっ……!」
古泉「………落ち着いて下さい。そうやって後悔しても、
もう過ぎたことなんですから」
長門「……情報操作」
キョン「………え……?」
俺たちの横で本を読んでいた長門が、いきなり口を開く。
長門「涼宮ハルヒからその事件の日の記憶を消去すればいい」
………おそらくそれが一番ベストな選択だろう。
………だが。
キョン「……すまん長門……気持ちはありがたいが、
それだけはやっちゃダメなんだ……それをすると……俺は反省を
した気分になれないんだ……」
長門「……そう」
古泉「……あなたがそう言ってくれてよかったです。
もしあなたがその方法を選択したら、僕はあなたの味方をやめ、
軽蔑の眼差しであなたを見ていたでしょう」
キョン「………古泉……」
古泉「機関の一員としては、その方がありがたいんですけどね。
………でも僕は機関の一員である前に、このSOS団の一員なんです。
だからこそ、あなたには悩んで、その答えを見つけ出してほしいんです」
キョン「………え……?」
俺たちの横で本を読んでいた長門が、いきなり口を開く。
長門「涼宮ハルヒからその事件の日の記憶を消去すればいい」
………おそらくそれが一番ベストな選択だろう。
………だが。
キョン「……すまん長門……気持ちはありがたいが、
それだけはやっちゃダメなんだ……それをすると……俺は反省を
した気分になれないんだ……」
長門「……そう」
古泉「……あなたがそう言ってくれてよかったです。
もしあなたがその方法を選択したら、僕はあなたの味方をやめ、
軽蔑の眼差しであなたを見ていたでしょう」
キョン「………古泉……」
古泉「機関の一員としては、その方がありがたいんですけどね。
………でも僕は機関の一員である前に、このSOS団の一員なんです。
だからこそ、あなたには悩んで、その答えを見つけ出してほしいんです」
キョン「……だが……俺が早くなんとかしないとお前はまた罰を……」
古泉「構いません。言ったでしょう?僕はあなたの味方だと。
あなたが納得のいく答えを見つけ出してくれるのなら、
このくらいの罰など、喜んで受けますよ」
長門「……私もできる限り協力する」
俺は………こんな素晴らしい仲間を持っていたんだな……
………やばい……また涙がでてきちまいそうだ……
キョン「……ありがとう。俺は必ず自分の中で答えを出してみせる」
長門「……そう」
古泉「ええ、期待しています」
古泉「構いません。言ったでしょう?僕はあなたの味方だと。
あなたが納得のいく答えを見つけ出してくれるのなら、
このくらいの罰など、喜んで受けますよ」
長門「……私もできる限り協力する」
俺は………こんな素晴らしい仲間を持っていたんだな……
………やばい……また涙がでてきちまいそうだ……
キョン「……ありがとう。俺は必ず自分の中で答えを出してみせる」
長門「……そう」
古泉「ええ、期待しています」
キキィー
俺が自転車で向かった場所は、ハルヒの家だった。
……あの2人のおかげで勇気づけられ、俺は覚悟を決めることができた。
(……もう、悩んだりはしない。俺の気持ちをあいつに伝えてやる)
ハルヒ「………」
コンコン
ハルヒ「………なに……?」
「………ハルヒ、いるのか……?」
ハルヒ「?!!」
俺が自転車で向かった場所は、ハルヒの家だった。
……あの2人のおかげで勇気づけられ、俺は覚悟を決めることができた。
(……もう、悩んだりはしない。俺の気持ちをあいつに伝えてやる)
ハルヒ「………」
コンコン
ハルヒ「………なに……?」
「………ハルヒ、いるのか……?」
ハルヒ「?!!」
ガチャ
ハルヒ「………なんであんたがここにいるのよ……」
キョン「………お前に謝りにきた。家に入る許可ならお前の親のひとに
もらった」
ハルヒ「………入りなさいよ……」
キョン「………ああ……」
俺はハルヒと一緒に、ハルヒの部屋へと入って行く。
ハルヒ「………なんであんたがここにいるのよ……」
キョン「………お前に謝りにきた。家に入る許可ならお前の親のひとに
もらった」
ハルヒ「………入りなさいよ……」
キョン「………ああ……」
俺はハルヒと一緒に、ハルヒの部屋へと入って行く。
キョン「………まず……最初に謝っておく…すまなかった……」
俺は再び土下座の姿勢をして、ハルヒに頭を下げる。
ハルヒ「………謝るくらいなら……どうしてあんなことやったのよ……」
キョン「………すまん……」
やはりこの言葉以外にハルヒへの謝罪の言葉が思いつかない。
ハルヒ「………楽しかった……?…あたしをからかって……」
キョン「………すまない……」
ハルヒ「……あたし……嬉しかったのよ……?キョンがあたしを
求めてきて………」
キョン「………」
やっぱりきつい……心が引き裂かれそうだ……
………俺はそれほどのことをこいつにやったんだな……
俺は再び土下座の姿勢をして、ハルヒに頭を下げる。
ハルヒ「………謝るくらいなら……どうしてあんなことやったのよ……」
キョン「………すまん……」
やはりこの言葉以外にハルヒへの謝罪の言葉が思いつかない。
ハルヒ「………楽しかった……?…あたしをからかって……」
キョン「………すまない……」
ハルヒ「……あたし……嬉しかったのよ……?キョンがあたしを
求めてきて………」
キョン「………」
やっぱりきつい……心が引き裂かれそうだ……
………俺はそれほどのことをこいつにやったんだな……
>>300
つhttp://ja.wikipedia.org/wiki/九条信乃
つhttp://ja.wikipedia.org/wiki/九条信乃
ハルヒ「……キョンと一つになれるって……
………これからずっと一緒にいれるって……思ってた……」
キョン「………」
ハルヒ「……ねえ……どうして……どうしてあんなことしたの……?」
キョン「………俺は……ある人を愛していた……
……いや……今も愛している………だがその人とはある事情で付き合えなかった………」
ハルヒ「………あんたのことだったんだ……あたしに聞いてきたあの話……」
キョン「………だから……その人のことを忘れようと思った……
………でもできなかった……どうしても……」
ハルヒ「………あたしはそれの変わりだったってわけ………?」
キョン「………だから……お前にあれ以上手を出すわけにはいかなかった………」
ハルヒ「………ねえ………キョン……あんたあたしの気持ちがわかる……?
………好きな人に求められて……幸せの最中だと思ったのに……それが
違う人を忘れるためだけのものだった……あたしの気持ちが……」
キョン「………本当に悪かったと思っている………」
ハルヒ「思ってない!!あんたはあたしの気持ちなんて!!
全然わかってなんていない!!」
………これからずっと一緒にいれるって……思ってた……」
キョン「………」
ハルヒ「……ねえ……どうして……どうしてあんなことしたの……?」
キョン「………俺は……ある人を愛していた……
……いや……今も愛している………だがその人とはある事情で付き合えなかった………」
ハルヒ「………あんたのことだったんだ……あたしに聞いてきたあの話……」
キョン「………だから……その人のことを忘れようと思った……
………でもできなかった……どうしても……」
ハルヒ「………あたしはそれの変わりだったってわけ………?」
キョン「………だから……お前にあれ以上手を出すわけにはいかなかった………」
ハルヒ「………ねえ………キョン……あんたあたしの気持ちがわかる……?
………好きな人に求められて……幸せの最中だと思ったのに……それが
違う人を忘れるためだけのものだった……あたしの気持ちが……」
キョン「………本当に悪かったと思っている………」
ハルヒ「思ってない!!あんたはあたしの気持ちなんて!!
全然わかってなんていない!!」
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