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元スレ新ジャンル「透視能力」
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スリ男「いい人に出会えたんだな。」
幼馴染「…うん、ホントいい人だよ。職場のみんなにもお人よしって言われてるくらいだからね」
スリ男「そういえばこの間、男が来たぞ」
幼馴染「え、ホント?」
スリ男「ああ、大学受かって楽しくやってるってよ。
女ちゃんとも正式に付き合ってるそうだ」
幼馴染「へ~、それは良かったね~」
スリ男「卒業式に告ッたんだってよ。ドラマチックだろって自慢してたわ」
幼馴染「あはは、確かにドラマみたいだね。…そうかぁ、あの二人が……」
スリ男「お前達は結婚するのか?」
幼馴染「ええ!?いや、まだ付き合ってそんな経ってないし…まだわかんないよ」
スリ男「そうか…」
幼馴染「あんたが出所したら35歳か…。」
スリ男「俺はもう結婚は諦めてるさ。前科持ちだしな…。俺は母さんの目さえ治せりゃそれでいいんだ…」
幼馴染「…うん、ホントいい人だよ。職場のみんなにもお人よしって言われてるくらいだからね」
スリ男「そういえばこの間、男が来たぞ」
幼馴染「え、ホント?」
スリ男「ああ、大学受かって楽しくやってるってよ。
女ちゃんとも正式に付き合ってるそうだ」
幼馴染「へ~、それは良かったね~」
スリ男「卒業式に告ッたんだってよ。ドラマチックだろって自慢してたわ」
幼馴染「あはは、確かにドラマみたいだね。…そうかぁ、あの二人が……」
スリ男「お前達は結婚するのか?」
幼馴染「ええ!?いや、まだ付き合ってそんな経ってないし…まだわかんないよ」
スリ男「そうか…」
幼馴染「あんたが出所したら35歳か…。」
スリ男「俺はもう結婚は諦めてるさ。前科持ちだしな…。俺は母さんの目さえ治せりゃそれでいいんだ…」
幼馴染「そんな寂しい事言わないでよ」
スリ男「誰が前科持ちの男なんかと結婚なんてしたいと思う?まして35歳のオジサンと?」
幼馴染「…い、いや……そんな事…」
スリ男「これはこの能力を悪用した俺への罰なんだよ。まだ、母さんの目を治せる可能性があるのだけが唯一の救いだ…。……と、お前達のような頼れる人間がいてくれた事もな」
幼馴染「…スリ男……」
警「…時間だ」
スリ男「あ、はい……。じゃあな幼馴染、来てくれてありがとう…。彼氏さんにも礼を言っておいてくれ…」
幼馴染「うん…」
スリ男「誰が前科持ちの男なんかと結婚なんてしたいと思う?まして35歳のオジサンと?」
幼馴染「…い、いや……そんな事…」
スリ男「これはこの能力を悪用した俺への罰なんだよ。まだ、母さんの目を治せる可能性があるのだけが唯一の救いだ…。……と、お前達のような頼れる人間がいてくれた事もな」
幼馴染「…スリ男……」
警「…時間だ」
スリ男「あ、はい……。じゃあな幼馴染、来てくれてありがとう…。彼氏さんにも礼を言っておいてくれ…」
幼馴染「うん…」
スリ男「(…結婚か……。母さんの事ばっかで考えた事もなかった……。俺があの時就職してりゃ、結婚相手にも出会えたんだろうか…。
…俺がもしこんな所にいなかったら俺は幼馴染と付き合えてたんだろうか…。
幼馴染と結婚までいけたんだろうか………。
……今更こんな事考えても後の祭りってやつだな……。
あの時が人生の分岐点だったのかもな……。)
翌日 運動場
囚人「よぉ、またボーッとして」
スリ男「ん?色々考えててさ…」
囚人「…脱獄でも考えてんのか?」
スリ男「ばっ、違ぇよ!」
囚人「じゃあなんなんだ?」
スリ男「いや…、過去に戻れたらなー………なんて考えてただよ」
囚人「過去?お前子供かよ?はっはっは……」
…俺がもしこんな所にいなかったら俺は幼馴染と付き合えてたんだろうか…。
幼馴染と結婚までいけたんだろうか………。
……今更こんな事考えても後の祭りってやつだな……。
あの時が人生の分岐点だったのかもな……。)
翌日 運動場
囚人「よぉ、またボーッとして」
スリ男「ん?色々考えててさ…」
囚人「…脱獄でも考えてんのか?」
スリ男「ばっ、違ぇよ!」
囚人「じゃあなんなんだ?」
スリ男「いや…、過去に戻れたらなー………なんて考えてただよ」
囚人「過去?お前子供かよ?はっはっは……」
幸福は前から来るけど不幸は後ろから来る
って誰の言葉だっけ?
何が言いたいかって言うとお悔やみ申し上げます
って誰の言葉だっけ?
何が言いたいかって言うとお悔やみ申し上げます
御愁傷様です
続きを楽しみにお待ちいたしておりますが、無理はなさらないよう
御自愛ください
続きを楽しみにお待ちいたしておりますが、無理はなさらないよう
御自愛ください
みんなありがとよ
囚人「…まぁ、ここにいる人間なら誰もが一度は考える事だろうな」
スリ男「こんな能力があるなら過去に戻れる能力があってもいいのに…」
囚人「能力?なに言ってんだ?」
スリ男「あ、いや…なんでもない」
囚人「まぁ、お前は俺みたいに無期懲役じゃねぇんだから、出所したらまたやり直せるだろ」
スリ男「前科持ちの30代を雇ってくれる所なんてあるかよ……」
囚人「お前な、そうやってすぐ駄目とか、無理だって答えから入るの止めろよ」
スリ男「え?」
囚人「…いや、悪い。犯罪侵した俺が注意出来るようなタマじゃないがな…。
お前にはまだ社会でやっていけるという希望があるんだ。無理だ無理だと考えないで、どうやったら上手くやっていけるか考えるんだよ…」
スリ男「……うん」
囚人「俺みたいなのはもう希望のカケラもないがな。
まぁ元気だせや」
スリ男「ああ…」
囚人「…まぁ、ここにいる人間なら誰もが一度は考える事だろうな」
スリ男「こんな能力があるなら過去に戻れる能力があってもいいのに…」
囚人「能力?なに言ってんだ?」
スリ男「あ、いや…なんでもない」
囚人「まぁ、お前は俺みたいに無期懲役じゃねぇんだから、出所したらまたやり直せるだろ」
スリ男「前科持ちの30代を雇ってくれる所なんてあるかよ……」
囚人「お前な、そうやってすぐ駄目とか、無理だって答えから入るの止めろよ」
スリ男「え?」
囚人「…いや、悪い。犯罪侵した俺が注意出来るようなタマじゃないがな…。
お前にはまだ社会でやっていけるという希望があるんだ。無理だ無理だと考えないで、どうやったら上手くやっていけるか考えるんだよ…」
スリ男「……うん」
囚人「俺みたいなのはもう希望のカケラもないがな。
まぁ元気だせや」
スリ男「ああ…」
スリ男「(希望…か、そうだよな…。
こんな事で諦めるなんて俺らしくねぇ…。社会に出て、この能力を悪用しないで堂々と食っていけるようにする事を考えるのが俺の仕事だ…。
この能力を生かした…。
周りを驚かせ、有名になる何かを。
考える時間はたっぷりあるしな……。
囚人のオッサン…、俺、アンタの分まで頑張るよ!)」
数日後
スリ男「(今日の面会は誰か…)」
ガチャ
スリ男「!」
男「どうも」
女「お久しぶりです…と、ここで言うのも変ですけど」
スリ男「女ちゃんか、大人っぽくなったな…」
女「え?そうですか?」
男「そりゃアレだ。愛しい彼氏の為に自分を磨く努力を耐
ガッ
男「いでっ!」
女「なに馬鹿言ってんのよ…」
警「ごほんっ」
女「あ、すみません…」
スリ男「相変わらずだな、お前達は」
男「まぁね、大学が別なのがちょい悔やまれるけど」
女「アタシは別々の方がいいわよ、勉強に集中出来るし」
男「…あれ?んな事言って…。
一日メール送らなかっただけで寂しいコールしてきたの誰
バチィンッ!
スリ男「うわ」
警「…ごほんっ!」女「あ、ゴメンなさい…このバカが…」
男「…久々にぶたれた……」
女「余計な事言うからよ。バカ」
スリ男「まぁ、楽しくやっていけてるようだな。仲良くやれよ…」
女「あ、そういえば一昨日、幼馴染さんに会いましたよ」
スリ男「幼馴染と?」
女「ええ、スリ男さんの事情は全部聞きました。」
スリ男「…幼馴染……余計な事を…」
男「…スリ男さんのお母さん、目が見えないんだってね…」
スリ男「ああ、手術して少しでも見えるようにしてあげたかったんだ。
…だがそれには大金が必要でな……。それであんなバカをやったんだ」
女「もし、スリ男さんがここを出た時アタシが医者になってたら、アタシの所訪ねて来て下さいね。
格安でやりますから!ww」
男「格安じゃ逆に不安だろ」
スリ男「はは…、そりゃありがたい話だ…」
女「余計な事言うからよ。バカ」
スリ男「まぁ、楽しくやっていけてるようだな。仲良くやれよ…」
女「あ、そういえば一昨日、幼馴染さんに会いましたよ」
スリ男「幼馴染と?」
女「ええ、スリ男さんの事情は全部聞きました。」
スリ男「…幼馴染……余計な事を…」
男「…スリ男さんのお母さん、目が見えないんだってね…」
スリ男「ああ、手術して少しでも見えるようにしてあげたかったんだ。
…だがそれには大金が必要でな……。それであんなバカをやったんだ」
女「もし、スリ男さんがここを出た時アタシが医者になってたら、アタシの所訪ねて来て下さいね。
格安でやりますから!ww」
男「格安じゃ逆に不安だろ」
スリ男「はは…、そりゃありがたい話だ…」
また別でもいいから男と女がちゃんと付き合うようになったところもやってほしいな。
夜
スリ男「(こんな俺の為にわざわざ来てくれるなんて…。友といい、幼馴染といい、俺はいい仲間に出会えて幸せだ……。早くこんな所を出て、一緒に酒を交わしたいぜ……)」
それからも友に幼馴染、男に女は毎月のように来てくれた。
月日が経つのは早く、俺の留置場生活も11年目を迎えた…
スリ男「(こんな俺の為にわざわざ来てくれるなんて…。友といい、幼馴染といい、俺はいい仲間に出会えて幸せだ……。早くこんな所を出て、一緒に酒を交わしたいぜ……)」
それからも友に幼馴染、男に女は毎月のように来てくれた。
月日が経つのは早く、俺の留置場生活も11年目を迎えた…
面会室
スリ男「本当か、それ?」
友「ああ、男の子らしい」
スリ男「…そうか、そりゃめでたい…。おめでとうと伝えておいてくれ」
幼馴染はあれから3年後、あの彼氏と結婚した。
幼馴染はなかなか子供が出来ない事に悩んでいて、よく俺にも相談しに来ていた。
そんな幼馴染もついに子供を宿した。
嬉しい事だ、本当に…
友「近々報告に来ると思うけどな」
スリ男「そうだな、その時に言うよ」
友「…あと一年だな。」
スリ男「ああ、お前には…いや、皆には本当に感謝してる。
ここに来てもう10年以上経つのに、皆見捨てず今もこうやって付き合ってくれてる。
…本当に感謝してる」
友「その台詞はもう聞き飽きたっての。俺達は好きでやってんだから、そんな気負うんじゃねぇよ」
スリ男「すまん…。友、お前こそ俺にとって1番の親友だ…」
スリ男「本当か、それ?」
友「ああ、男の子らしい」
スリ男「…そうか、そりゃめでたい…。おめでとうと伝えておいてくれ」
幼馴染はあれから3年後、あの彼氏と結婚した。
幼馴染はなかなか子供が出来ない事に悩んでいて、よく俺にも相談しに来ていた。
そんな幼馴染もついに子供を宿した。
嬉しい事だ、本当に…
友「近々報告に来ると思うけどな」
スリ男「そうだな、その時に言うよ」
友「…あと一年だな。」
スリ男「ああ、お前には…いや、皆には本当に感謝してる。
ここに来てもう10年以上経つのに、皆見捨てず今もこうやって付き合ってくれてる。
…本当に感謝してる」
友「その台詞はもう聞き飽きたっての。俺達は好きでやってんだから、そんな気負うんじゃねぇよ」
スリ男「すまん…。友、お前こそ俺にとって1番の親友だ…」
友「ここ出たらすぐ働くのか?」
スリ男「ああ、金はまだ全部貯まったワケじゃないしな」
友「…あー……」
スリ男「?」
友「……いや、なんでもね。」
スリ男「なんだよ、気になるな……」
友「まぁまぁ……出る時まで黙ってるよ。……びっくりさせたいからな……」
スリ男「なんだよ…、今言えない事なのかよ」
友「へへ…、まぁこれで出所までの楽しみが増えたろ」
スリ男「…気になるなぁ……」
スリ男「ああ、金はまだ全部貯まったワケじゃないしな」
友「…あー……」
スリ男「?」
友「……いや、なんでもね。」
スリ男「なんだよ、気になるな……」
友「まぁまぁ……出る時まで黙ってるよ。……びっくりさせたいからな……」
スリ男「なんだよ…、今言えない事なのかよ」
友「へへ…、まぁこれで出所までの楽しみが増えたろ」
スリ男「…気になるなぁ……」
運動場
囚人「お前も後一年で出れるのか…」
スリ男「ああ、もう10年経ったなんてな…」
囚人「問題なんか起こすんじゃねぇぞ。俺みたいな奴は他にもいるからな。気に食わないって理由でつっかかって来るかもしれんぞ」
スリ男「ああ、わかってるよ。アンタには色々相談に乗ってもらって助かったよ」
囚人「なあに、つまらん毎日の退屈しのぎにはちょうど良かったってやつだ。」
スリ男「はは、そうかい…」
囚人「俺の分まで楽しく生きろよ」
スリ男「ああ、任せてくれ…ってなww」
囚人「お前も後一年で出れるのか…」
スリ男「ああ、もう10年経ったなんてな…」
囚人「問題なんか起こすんじゃねぇぞ。俺みたいな奴は他にもいるからな。気に食わないって理由でつっかかって来るかもしれんぞ」
スリ男「ああ、わかってるよ。アンタには色々相談に乗ってもらって助かったよ」
囚人「なあに、つまらん毎日の退屈しのぎにはちょうど良かったってやつだ。」
スリ男「はは、そうかい…」
囚人「俺の分まで楽しく生きろよ」
スリ男「ああ、任せてくれ…ってなww」
数日後
面会室
スリ男「久しぶりだな」
幼馴染「そうだね。」
旦那「一ヶ月ぶりくらいかな?」
スリ男「もうそんな経ったか…。
あ、そういえば友から聞いたよ、男の子だってね。おめでとう」
幼馴染「えー!?友くん言っちゃったの?…びっくりさせようと思ったのに…」
旦那「ゴメン、俺が言っちゃったんだ。前偶然会った時に……」
幼馴染「余計な事しないでよ、もう」
スリ男「まぁまぁ…、誰だって誰かに言いたくなるさ。」
幼馴染「う~ん。まぁそれもそうだよねー」
旦那「スリ男君のお母さんも自分の事のように喜んでくれたよ」
スリ男「すまないな、結婚してからも面倒見てもらって…」
幼馴染「それはもう言わない約束でしょ?」
旦那「そうそう。全然気にする事ないって」
スリ男「ああ、ありがとう」
面会室
スリ男「久しぶりだな」
幼馴染「そうだね。」
旦那「一ヶ月ぶりくらいかな?」
スリ男「もうそんな経ったか…。
あ、そういえば友から聞いたよ、男の子だってね。おめでとう」
幼馴染「えー!?友くん言っちゃったの?…びっくりさせようと思ったのに…」
旦那「ゴメン、俺が言っちゃったんだ。前偶然会った時に……」
幼馴染「余計な事しないでよ、もう」
スリ男「まぁまぁ…、誰だって誰かに言いたくなるさ。」
幼馴染「う~ん。まぁそれもそうだよねー」
旦那「スリ男君のお母さんも自分の事のように喜んでくれたよ」
スリ男「すまないな、結婚してからも面倒見てもらって…」
幼馴染「それはもう言わない約束でしょ?」
旦那「そうそう。全然気にする事ないって」
スリ男「ああ、ありがとう」
一見過疎って見えるけど
いつもすっごい楽しみにして来ています
っていう人がたくさんいるんだろな。
いつもすっごい楽しみにして来ています
っていう人がたくさんいるんだろな。
>>681
パー即ってのはいつもだいたいそんな扱いだろう
パー即ってのはいつもだいたいそんな扱いだろう
こんなgdgd状態でも見てくれてる人がいるとは…。
感謝だぜ
最近一日一日ほんと早く感じるから1つ書いて次考えてるともう寝る時間になってるから困る
感謝だぜ
最近一日一日ほんと早く感じるから1つ書いて次考えてるともう寝る時間になってるから困る
幼馴染「出たらすぐ働くの?」
スリ男「ああ、なんか見つけないとな。まだ金完全に貯まったわけじゃないし」
旦那「え?それは……あっ、違う、なんでもない…」
スリ男「?」
幼馴染「?」
旦那「ま、まぁそうだよね。早く仕事見つけないと…」
幼馴染「あたしの知り合いのとこ紹介してあげようか?」
旦那「良かったら俺の知り合いにも聞いてみるけど…」
スリ男「本当か?それだと助かるな…」
幼馴染「採用されるかはわかんないけどね。話は聞いて貰えると思うよ」
旦那「俺の知り合いも人手不足って言ってたからね。どんな奴でもいいから連れて来てくれって言ってたし」
スリ男「ありがとう、出たら早速話させてもらうよ」
スリ男「ああ、なんか見つけないとな。まだ金完全に貯まったわけじゃないし」
旦那「え?それは……あっ、違う、なんでもない…」
スリ男「?」
幼馴染「?」
旦那「ま、まぁそうだよね。早く仕事見つけないと…」
幼馴染「あたしの知り合いのとこ紹介してあげようか?」
旦那「良かったら俺の知り合いにも聞いてみるけど…」
スリ男「本当か?それだと助かるな…」
幼馴染「採用されるかはわかんないけどね。話は聞いて貰えると思うよ」
旦那「俺の知り合いも人手不足って言ってたからね。どんな奴でもいいから連れて来てくれって言ってたし」
スリ男「ありがとう、出たら早速話させてもらうよ」
幼馴染「じゃあ、そろそろ帰るね」
スリ男「ああ、元気な子産めよ」
旦那「次に会う時はここを出る時だな」
スリ男「ああ、それまで元気でな」
幼馴染「うん、スリ男もね」
旦那「それじゃあ…」
スリ男「ああ、じゃな…」
自室
スリ男「ふう……」
スリ男「(出所までの楽しみが増えたな……。もう少しだ…もう少しで出れるんだ……)」
スリ男「ああ、元気な子産めよ」
旦那「次に会う時はここを出る時だな」
スリ男「ああ、それまで元気でな」
幼馴染「うん、スリ男もね」
旦那「それじゃあ…」
スリ男「ああ、じゃな…」
自室
スリ男「ふう……」
スリ男「(出所までの楽しみが増えたな……。もう少しだ…もう少しで出れるんだ……)」
1000行く前に終わらせれるか不安だ
そして一年後
運動場
囚人「お前も後三日でここを出るのか…」
スリ男「ああ、はやいモンだよな」
囚人「俺もお前と知り合って12年経つって事だな」
スリ男「そうだな。そう考えると随分長く居たんだなって気になるよ」
囚人「話相手が減るのは寂しいが、外出ても上手くやっていけよ」
スリ男「ああ、わかってるさ」
囚人「…現実に辛くなったらまた来いww」
スリ男「ふざけんなww」
そして一年後
運動場
囚人「お前も後三日でここを出るのか…」
スリ男「ああ、はやいモンだよな」
囚人「俺もお前と知り合って12年経つって事だな」
スリ男「そうだな。そう考えると随分長く居たんだなって気になるよ」
囚人「話相手が減るのは寂しいが、外出ても上手くやっていけよ」
スリ男「ああ、わかってるさ」
囚人「…現実に辛くなったらまた来いww」
スリ男「ふざけんなww」
スリ男「俺が服役してる間、外も随分変わってるんだろうな…」
囚人「10年ぽっちじゃ大して変わらんだろ。」
スリ男「まぁ、そうだよな。12年間、大した情報も入って来なかったからな。ニュース記事なんか楽しみだ」
囚人「ニュースか…。俺はテレビ欄しか興味ねぇや」
スリ男「俺ですら記事見てんのに10歳以上年上のあんたがテレビ欄しか興味ないとか」
囚人「うるせぇな、俺は偉い人がなにを成そうが問題起こそうが興味無いんだよ。」
スリ男「…まぁ、人それぞれだわな……」
囚人「ん、そろそろ時間じゃねぇか?」
スリ男「そうだな、戻るか」
囚人「10年ぽっちじゃ大して変わらんだろ。」
スリ男「まぁ、そうだよな。12年間、大した情報も入って来なかったからな。ニュース記事なんか楽しみだ」
囚人「ニュースか…。俺はテレビ欄しか興味ねぇや」
スリ男「俺ですら記事見てんのに10歳以上年上のあんたがテレビ欄しか興味ないとか」
囚人「うるせぇな、俺は偉い人がなにを成そうが問題起こそうが興味無いんだよ。」
スリ男「…まぁ、人それぞれだわな……」
囚人「ん、そろそろ時間じゃねぇか?」
スリ男「そうだな、戻るか」
自室
スリ男「(ふう…、後三日……。待ち遠しいな……)」
翌日
面会室
ガチャ
スリ男「!」
母「…。」
スリ男「…母さん」
母「スリ男?」
スリ男「俺だよ。…まさか来てくれるなんて……」
母「今まで来れなくてごめんね。」
スリ男「いや…、嬉しいよ。でも、一人で来るなんて…」
母「幼馴染ちゃんと旦那さんが連れて来てくれたの。二人共外で待っててくれてるんだよ」
スリ男「そうなんだ…。……母さんには色々謝りたい事があるんだ…」
母「いいよ、その話はもう。私にも原因はあったしね…」
スリ男「い、いや。母さんが原因なんて…俺が勝手にやった事だよ」
母「…そんな事……。まぁ、とにかく私はもう気にしてない…。……後三日だね。」
スリ男「あ…。うん…。長いようで短かったよ」
スリ男「(ふう…、後三日……。待ち遠しいな……)」
翌日
面会室
ガチャ
スリ男「!」
母「…。」
スリ男「…母さん」
母「スリ男?」
スリ男「俺だよ。…まさか来てくれるなんて……」
母「今まで来れなくてごめんね。」
スリ男「いや…、嬉しいよ。でも、一人で来るなんて…」
母「幼馴染ちゃんと旦那さんが連れて来てくれたの。二人共外で待っててくれてるんだよ」
スリ男「そうなんだ…。……母さんには色々謝りたい事があるんだ…」
母「いいよ、その話はもう。私にも原因はあったしね…」
スリ男「い、いや。母さんが原因なんて…俺が勝手にやった事だよ」
母「…そんな事……。まぁ、とにかく私はもう気にしてない…。……後三日だね。」
スリ男「あ…。うん…。長いようで短かったよ」
………
母「じゃあ、そろそろ帰るよ。あまり待たせても悪いからね。」
スリ男「ああ、そうだね。」
母「後二日…頑張ってね」
スリ男「ああ、頑張るよ。いの一番で家に帰るから…」
母「うん、待ってるよ…」
スリ男「じゃあね…」
自室
スリ男「後二日…。後二日で出れるんだ……。問題起こさないように気をつけなくちゃな……」
運動場
囚人「そうか、お袋さんが来てくれたのか。良かったな」
スリ男「ああ、俺がした事、許してくれたよ。ホント良かった…」
囚人「後二日だな。他の囚人とモメ事起こすなよ?」
スリ男「わかってるさ。ここまで来て、チャラにするもんかって」
母「じゃあ、そろそろ帰るよ。あまり待たせても悪いからね。」
スリ男「ああ、そうだね。」
母「後二日…頑張ってね」
スリ男「ああ、頑張るよ。いの一番で家に帰るから…」
母「うん、待ってるよ…」
スリ男「じゃあね…」
自室
スリ男「後二日…。後二日で出れるんだ……。問題起こさないように気をつけなくちゃな……」
運動場
囚人「そうか、お袋さんが来てくれたのか。良かったな」
スリ男「ああ、俺がした事、許してくれたよ。ホント良かった…」
囚人「後二日だな。他の囚人とモメ事起こすなよ?」
スリ男「わかってるさ。ここまで来て、チャラにするもんかって」
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