私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ新ジャンル「透視能力」
新ジャンル スレッド一覧へ / 新ジャンル とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
個人的にはエロがくどかったが普通に楽しめた
ただ、石井のことも名前で呼んであげてください
ただ、石井のことも名前で呼んであげてください
>>495
うん、普通に面白かったぜ
うん、普通に面白かったぜ
VIPで安っぽいポルノSSにばっかり執着してるのでクセが出ました
今は反省してます
あと石井は単に名前が思い出せなかったんです
過去ログ読めよカスって感じですが、正直貫徹明けの頭にその発想はなかったわ
今は反省してます
あと石井は単に名前が思い出せなかったんです
過去ログ読めよカスって感じですが、正直貫徹明けの頭にその発想はなかったわ
鬼畜非道なところを表現しようと思ったんだろうけど、エロはいらないな
サイコな感じを演出したかったんです
エロ需要あるかなと思ったら皆さん意外に賢人で、はい
エロ需要あるかなと思ったら皆さん意外に賢人で、はい
ああ、でも超常能力を手に入れた奴が簡単にエロや殺しに走る低俗さが、他のキャラといい対比になっていた気はする。
検事と弁護士で互いに心が読める同士で
裁判所での心理戦とか良いかもね
そうなるとスレタイの透視能力は関係なくなるかw
裁判所での心理戦とか良いかもね
そうなるとスレタイの透視能力は関係なくなるかw
>>512
早く「新ジャンル『読心能力』」を書く作業に取り掛かるんだ
早く「新ジャンル『読心能力』」を書く作業に取り掛かるんだ
確かに振り子はいい悪キャラだったな。
読んでたらまた書きたくなってきたww
読んでたらまた書きたくなってきたww
>>514
IDすごいな 全部大文字
IDすごいな 全部大文字
>>515!
時は男達が遊園地へ行った日に遡る。
石井「早く財布を返せ!」
スリ「へいへい、ほら」
スッ…
男「おっさん、次また同じ事してたら警察に突き出すからな!」
スリ「あ、ああ。分かってる…」
石井「よし、戻ろうぜ。二人が待ってる」
男「ああ、そうだな」
………
スリ「……おっさんか…甘いなガキ共。」
ゴソゴソ…
男(スリ)「俺の変装にまんまと騙されて…。…しかしアイツらどうやって俺を見つけれたんだ……?
つけられてた気配はなかったのに…」
男「…とにかく、一発目から失敗したんじゃ今日は駄目だな…。…家に帰るか……」
時は男達が遊園地へ行った日に遡る。
石井「早く財布を返せ!」
スリ「へいへい、ほら」
スッ…
男「おっさん、次また同じ事してたら警察に突き出すからな!」
スリ「あ、ああ。分かってる…」
石井「よし、戻ろうぜ。二人が待ってる」
男「ああ、そうだな」
………
スリ「……おっさんか…甘いなガキ共。」
ゴソゴソ…
男(スリ)「俺の変装にまんまと騙されて…。…しかしアイツらどうやって俺を見つけれたんだ……?
つけられてた気配はなかったのに…」
男「…とにかく、一発目から失敗したんじゃ今日は駄目だな…。…家に帰るか……」
自宅前
オバサン1「…でね、向かいの山本さんが…ん?」
オバサン2「どうしたの?」
オバサン1「あれ、見て……」
男「……」
スタスタ… ガチャ バタン
オバサン2「母さんちの所の息子さんじゃない」
オバサン1「23にもなって、フラフラしてるらしいのよ」
オバサン2「嫌ねぇ…。確か母子家庭でしょ?」
オバサン1「噂じゃ悪どい事してお金稼いでるそうだけど…お母さんが気の毒ね…」
オバサン2「確かお母さん目に障害がある人なのよね?それなのにそんな事して…親不孝もいい所ね」
オバサン1「…でね、向かいの山本さんが…ん?」
オバサン2「どうしたの?」
オバサン1「あれ、見て……」
男「……」
スタスタ… ガチャ バタン
オバサン2「母さんちの所の息子さんじゃない」
オバサン1「23にもなって、フラフラしてるらしいのよ」
オバサン2「嫌ねぇ…。確か母子家庭でしょ?」
オバサン1「噂じゃ悪どい事してお金稼いでるそうだけど…お母さんが気の毒ね…」
オバサン2「確かお母さん目に障害がある人なのよね?それなのにそんな事して…親不孝もいい所ね」
男「ただいまー」
母「あら男、おかえり。今日は仕事早かったのね?」
男「……うん、まぁね」
母「今、ご飯用意するから……とと」
男「母さん、動かないで。目見えないのに無理しないでくれ。自分の事は自分で出来るから…」
母「…そう、すまないね…。こんな目の病気にかかってなかったら……」
男「……」
母「お前も今年で23か…大人な顔になったんだろうね…。見れないのが悔しいよ…」
男「…大丈夫だよ母さん。早く手術代貯めて、必ず見えるようにしてあげるから」
母「……すまないね、お前には迷惑かけっぱなしで……」
男「何いってるんだよ。俺達たった二人の親子だろ?」
母「うん…うん……」
母「あら男、おかえり。今日は仕事早かったのね?」
男「……うん、まぁね」
母「今、ご飯用意するから……とと」
男「母さん、動かないで。目見えないのに無理しないでくれ。自分の事は自分で出来るから…」
母「…そう、すまないね…。こんな目の病気にかかってなかったら……」
男「……」
母「お前も今年で23か…大人な顔になったんだろうね…。見れないのが悔しいよ…」
男「…大丈夫だよ母さん。早く手術代貯めて、必ず見えるようにしてあげるから」
母「……すまないね、お前には迷惑かけっぱなしで……」
男「何いってるんだよ。俺達たった二人の親子だろ?」
母「うん…うん……」
ああなるほど
男は母子家庭だっけ?妹は?っておもた
多少面倒でもスリ男にした方が混同しにくいかもね
男は母子家庭だっけ?妹は?っておもた
多少面倒でもスリ男にした方が混同しにくいかもね
母「ああ、そうだ。あんた携帯忘れていったでしょ。なんか鳴ってたわよ」
スリ男「あ、誰だろ…」
カチカチ…
スリ男「(友からだ。飲みに行こうぜ…か)」
スリ男「母さん、友に飲み誘われたからちょっと行ってくるわ」
母「いってらっしゃい。あんま飲み過ぎないようにね」
スリ男「わかってるよ。」
駅前
友「おーい、スリ男ー」
スリ男「よう、久しぶり。」
友「仕事の調子はどうだ?」
スリ男「まぁその話しは飲みながらしようぜ…」
スリ男「あ、誰だろ…」
カチカチ…
スリ男「(友からだ。飲みに行こうぜ…か)」
スリ男「母さん、友に飲み誘われたからちょっと行ってくるわ」
母「いってらっしゃい。あんま飲み過ぎないようにね」
スリ男「わかってるよ。」
駅前
友「おーい、スリ男ー」
スリ男「よう、久しぶり。」
友「仕事の調子はどうだ?」
スリ男「まぁその話しは飲みながらしようぜ…」
居酒屋
友「一発目で失敗して帰った?」
スリ男「ああ、人目につかない所に隠れたつもりだったんだけどな…逆に油断した…」
友「透視使って周り確認すりゃよかったのに」
スリ男「透視ったって薄く透かし見えるぐらいだ。あんなに木や葉っぱに囲まれた場所じゃ使っても意味ねぇよ…」
友「…まぁ、警察連れてかれなかっただけでもよかったな……」
スリ男「ああ…、てかお前こんな人だかりの多い所で透視の話すんじゃねぇよ」
友「大丈夫だよ、真に受ける奴なんていねぇから」
スリ男「…ったく」
友「お袋さんはどうなんだ?元気でやってんの?」
スリ男「ああ、元気だよ。」
友「手術費の方は?」
スリ男「三分の一ぐらいだ。そう簡単には貯まらないよ…」
友「お前財布すってもカードとかに手ださないもんな…」
スリ男「あくまで頂くのは中身にある金だからな」
友「カード使ってりゃそんな金すぐ貯まるのによ…」
友「一発目で失敗して帰った?」
スリ男「ああ、人目につかない所に隠れたつもりだったんだけどな…逆に油断した…」
友「透視使って周り確認すりゃよかったのに」
スリ男「透視ったって薄く透かし見えるぐらいだ。あんなに木や葉っぱに囲まれた場所じゃ使っても意味ねぇよ…」
友「…まぁ、警察連れてかれなかっただけでもよかったな……」
スリ男「ああ…、てかお前こんな人だかりの多い所で透視の話すんじゃねぇよ」
友「大丈夫だよ、真に受ける奴なんていねぇから」
スリ男「…ったく」
友「お袋さんはどうなんだ?元気でやってんの?」
スリ男「ああ、元気だよ。」
友「手術費の方は?」
スリ男「三分の一ぐらいだ。そう簡単には貯まらないよ…」
友「お前財布すってもカードとかに手ださないもんな…」
スリ男「あくまで頂くのは中身にある金だからな」
友「カード使ってりゃそんな金すぐ貯まるのによ…」
スリ男「カードを悪用したら俺のような家族が増える。それだけはできない…」
友「…そうだったな。親父さんはそれで……」
スリ男「言うな、思いだしたくもない。」
友「お前、自分の才能を生かしたスリもいいけど、ちゃんと職に着いた方がいいんじゃねぇの?その方が収入も安定するぞ?」
スリ男「中卒の俺なんかを雇ってくれる所なんてあるのかよ?」
友「…俺の知り合いに一人いるんだけど、その人の所行ってみないか?ちょっとヤバイ仕事だけど、その分の稼ぎは期待できるぞ」
スリ男「本当か?」
友「ああ、お前なら優遇されるよ…」
友「…そうだったな。親父さんはそれで……」
スリ男「言うな、思いだしたくもない。」
友「お前、自分の才能を生かしたスリもいいけど、ちゃんと職に着いた方がいいんじゃねぇの?その方が収入も安定するぞ?」
スリ男「中卒の俺なんかを雇ってくれる所なんてあるのかよ?」
友「…俺の知り合いに一人いるんだけど、その人の所行ってみないか?ちょっとヤバイ仕事だけど、その分の稼ぎは期待できるぞ」
スリ男「本当か?」
友「ああ、お前なら優遇されるよ…」
スリ男「…やばい仕事ってなんだ?」
友「…ここじゃ言えない。出たら教えるからよ。」
スリ男「…まさかお前、この話するために俺を呼んだのか?」
友「…ああ、俺が良く世話になった人のお願いでな…。」
スリ男「ふーん…」
友「大丈夫だよ、いい人だから。小学校からのダチだろ俺ら?」
スリ男「ああ…、信用はしてるよ。(…俺の透視能力を気味悪がらずにずっと友達でいてくれてたもんな…)」
友「…ここじゃ言えない。出たら教えるからよ。」
スリ男「…まさかお前、この話するために俺を呼んだのか?」
友「…ああ、俺が良く世話になった人のお願いでな…。」
スリ男「ふーん…」
友「大丈夫だよ、いい人だから。小学校からのダチだろ俺ら?」
スリ男「ああ…、信用はしてるよ。(…俺の透視能力を気味悪がらずにずっと友達でいてくれてたもんな…)」
店員「ありがとうざっしたー」
スリ男「悪いな、奢ってもらって」
友「気にすんな。さ、行くか…」
………
友「ここだ」
スリ男「ん?廃ビルじゃんか」
友「この地下にあるんだよ。ついてこい……」
スリ男「…なんか、いかにもって感じだな……」
友「この廃ビルの事は誰にも言うなよ。バレたら終わりだからな……」
スリ男「…。」
スリ男「悪いな、奢ってもらって」
友「気にすんな。さ、行くか…」
………
友「ここだ」
スリ男「ん?廃ビルじゃんか」
友「この地下にあるんだよ。ついてこい……」
スリ男「…なんか、いかにもって感じだな……」
友「この廃ビルの事は誰にも言うなよ。バレたら終わりだからな……」
スリ男「…。」
友「ここが地下に通じる階段だ。足元気をつけろよ…」
スリ男「なんとなく分かってきた…。賭場だろ?」
友「! ああ、その通り。お前のその透視能力は賭場でこそ発揮されるべきなんだよ」
スリ男「…ヤクザとは関わりは持ちたくなかったな……」
友「まぁまぁ、早くお袋さんを治す為だ。背に腹は変えられないだろ?」
スリ男「……ああ、そうだな」
………
友「さて、この扉の奥がその賭場だが…。くどいようだがここで見た事は絶対に誰にも言うなよ。」
スリ男「…ああ、わかってるよ」
友「…よし、じゃあ行こうか」
スリ男「なんとなく分かってきた…。賭場だろ?」
友「! ああ、その通り。お前のその透視能力は賭場でこそ発揮されるべきなんだよ」
スリ男「…ヤクザとは関わりは持ちたくなかったな……」
友「まぁまぁ、早くお袋さんを治す為だ。背に腹は変えられないだろ?」
スリ男「……ああ、そうだな」
………
友「さて、この扉の奥がその賭場だが…。くどいようだがここで見た事は絶対に誰にも言うなよ。」
スリ男「…ああ、わかってるよ」
友「…よし、じゃあ行こうか」
賭場
友「こっちだ。」
スリ男「(へぇ…、こんな所実在するなんて…ドラマの世界だけだと思ってた……)」
客「あ~っ!くそ!」
ディーラー「残念でしたー」
スリ男「(ん?あれ政治家の〇〇じゃ…。おおっ!あれは大女優の△△!!)」
友「おい、なにぼーっとしてんだ!早く来い!!」
スリ男「あ、悪い悪い……」
………
友「失礼します。連れてきました。」
暴「おう、ここに座れ」
スリ男「し、失礼します。」
暴「お前の事は全部友から聞いている。透視ができるそうだな…。にわかには信じてがたいが…」
スリ男「は、はい。透かして見る程度ですが…」
暴「…どれ、俺を透視してみろ」
スリ男「…はい?」
友「言われた通り透視するんだよ。」
スリ男「あ…ああ(……ん?胸ポケットに紙が……「見えてるなら頷け。採用する。」……。)」
コクン
暴「…どうやら本当のようだな。よし、採用だ」
友「ありがとうございます!」
スリ男「あ…ありがとうございます……」
友「こっちだ。」
スリ男「(へぇ…、こんな所実在するなんて…ドラマの世界だけだと思ってた……)」
客「あ~っ!くそ!」
ディーラー「残念でしたー」
スリ男「(ん?あれ政治家の〇〇じゃ…。おおっ!あれは大女優の△△!!)」
友「おい、なにぼーっとしてんだ!早く来い!!」
スリ男「あ、悪い悪い……」
………
友「失礼します。連れてきました。」
暴「おう、ここに座れ」
スリ男「し、失礼します。」
暴「お前の事は全部友から聞いている。透視ができるそうだな…。にわかには信じてがたいが…」
スリ男「は、はい。透かして見る程度ですが…」
暴「…どれ、俺を透視してみろ」
スリ男「…はい?」
友「言われた通り透視するんだよ。」
スリ男「あ…ああ(……ん?胸ポケットに紙が……「見えてるなら頷け。採用する。」……。)」
コクン
暴「…どうやら本当のようだな。よし、採用だ」
友「ありがとうございます!」
スリ男「あ…ありがとうございます……」
スリ男「それで…俺がやる仕事とは?」
暴「その透視能力を使って賭けを操ってもらう。」
スリ男「操る…?」
暴「お前の透視能力で相手の持ってるカードを透かし見る。わざと最初は負けて、後でガッポリ頂く。熱くなった客は最終的に勝つまでやろうとするからな。ここに来ている客は皆金銭感覚が麻痺した連中ばかりだ。お前なら簡単だろう」
スリ男「…はい、まぁ…」
暴「詳しいやり方はまた明日説明する。今日はもう帰って休んでいろ。ご苦労だったな。」
スリ男「あ、はい…失礼します」
友「失礼しまーす」
……
友「よかったな、決まって。これでお袋さんの目もすぐ治せるだろうぜ」
スリ男「ああ、上手くやらないとな…」
友「大丈夫さ、お前にならできる!」
スリ男「昼夜逆転するな…母さんに上手い言い訳考えないとな……」
暴「その透視能力を使って賭けを操ってもらう。」
スリ男「操る…?」
暴「お前の透視能力で相手の持ってるカードを透かし見る。わざと最初は負けて、後でガッポリ頂く。熱くなった客は最終的に勝つまでやろうとするからな。ここに来ている客は皆金銭感覚が麻痺した連中ばかりだ。お前なら簡単だろう」
スリ男「…はい、まぁ…」
暴「詳しいやり方はまた明日説明する。今日はもう帰って休んでいろ。ご苦労だったな。」
スリ男「あ、はい…失礼します」
友「失礼しまーす」
……
友「よかったな、決まって。これでお袋さんの目もすぐ治せるだろうぜ」
スリ男「ああ、上手くやらないとな…」
友「大丈夫さ、お前にならできる!」
スリ男「昼夜逆転するな…母さんに上手い言い訳考えないとな……」
スリ男「ただい…あれ、誰か来てる…?」
幼馴染「あ、おかえりー」
母「おかえり、ちょうど幼馴染ちゃん遊びに来てくれてたのよ」
スリ男「なんだ、来るなら連絡くらいくれればいいのに…」
幼馴染「んー、だって友君と飲んでたんでしょ?邪魔かなって思ったから…」
スリ男「んな気ぃ使わなくてもいいのに…。」
母「さて、私は早いけど寝るわね。幼馴染ちゃん、ゆっくりしていってね」
幼馴染「はい、お休みなさーい」
スリ男「大丈夫か?」
母「大丈夫大丈夫、ひとりで行けるから……」
幼馴染「あ、おかえりー」
母「おかえり、ちょうど幼馴染ちゃん遊びに来てくれてたのよ」
スリ男「なんだ、来るなら連絡くらいくれればいいのに…」
幼馴染「んー、だって友君と飲んでたんでしょ?邪魔かなって思ったから…」
スリ男「んな気ぃ使わなくてもいいのに…。」
母「さて、私は早いけど寝るわね。幼馴染ちゃん、ゆっくりしていってね」
幼馴染「はい、お休みなさーい」
スリ男「大丈夫か?」
母「大丈夫大丈夫、ひとりで行けるから……」
スリ男「お前がウチに来るのも久しぶりだな。仕事はどうなんだ?」
幼馴染「んー、まぁまぁかな。それなりに上手くやってるよ。スリ男は?」
スリ男「俺?俺は…新しい職場見つけたんだ。」
幼馴染「いつの間に転職したの?」
スリ男「まぁ色々あってね。前の仕事より稼ぎがいいらしいから。母さん早く治してあげたいしさ…」
幼馴染「スリ男は偉いね…。ただ漠然と働いてる私とは大違いだよ…」
スリ男「なにか目標ねぇの?」
幼馴染「んー……特に……」
スリ男「…そうか、まぁ働いてる内に見つかる事もあるさ」
幼馴染「うん…っていうか、新しい仕事ってなんなの?」
スリ男「え、え?いやえーと……その」
幼馴染「?」
スリ男「…まぁ、ボーイみたいなモン…だ」
幼馴染「ボーイ?アンタ接客嫌だって言ってなかったっけ」
スリ男「ま、まぁ修業も兼ねて、な」
幼馴染「…ふーん(怪しい…)」
幼馴染「んー、まぁまぁかな。それなりに上手くやってるよ。スリ男は?」
スリ男「俺?俺は…新しい職場見つけたんだ。」
幼馴染「いつの間に転職したの?」
スリ男「まぁ色々あってね。前の仕事より稼ぎがいいらしいから。母さん早く治してあげたいしさ…」
幼馴染「スリ男は偉いね…。ただ漠然と働いてる私とは大違いだよ…」
スリ男「なにか目標ねぇの?」
幼馴染「んー……特に……」
スリ男「…そうか、まぁ働いてる内に見つかる事もあるさ」
幼馴染「うん…っていうか、新しい仕事ってなんなの?」
スリ男「え、え?いやえーと……その」
幼馴染「?」
スリ男「…まぁ、ボーイみたいなモン…だ」
幼馴染「ボーイ?アンタ接客嫌だって言ってなかったっけ」
スリ男「ま、まぁ修業も兼ねて、な」
幼馴染「…ふーん(怪しい…)」
幼馴染「…まぁ、困った事があったらなんでも言ってよ?相談くらいには乗るからさww」
スリ男「ああ、ありがとな。」
幼馴染「……じゃあ、アタシ帰るね」
スリ男「え?もう帰るのか?」
幼馴染「うん、ちょっと寄っただけだからさ」
スリ男「そうか、途中まで送ってこうか?」
幼馴染「いや、いいよ。近所だし。新しい仕事頑張りなさいよ?」
スリ男「ああ、死ぬ気で頑張るさ」
幼馴染「じゃあまたねー」
バタン
スリ男「……さて、明日からホントに気ぃ入れないとな…。失敗したらヤバイし…。…もう寝るか……」
スリ男「ああ、ありがとな。」
幼馴染「……じゃあ、アタシ帰るね」
スリ男「え?もう帰るのか?」
幼馴染「うん、ちょっと寄っただけだからさ」
スリ男「そうか、途中まで送ってこうか?」
幼馴染「いや、いいよ。近所だし。新しい仕事頑張りなさいよ?」
スリ男「ああ、死ぬ気で頑張るさ」
幼馴染「じゃあまたねー」
バタン
スリ男「……さて、明日からホントに気ぃ入れないとな…。失敗したらヤバイし…。…もう寝るか……」
翌日
スリ男「(…仕事の時間までまだ時間あるな…街中でもブラブラしてるか……)」
………
スリ男「(この時間帯は学生が多いんだな……)」
ドンッ
スリ男「うっ?」
ブス「ぶひっ!ごめんなさい、大丈夫ですか?」
スリ男「あ、ああ…(! この女はあの時の…)」
石井「おいブス気をつけろよー。ったくすみません、怪我ないですか?」
スリ男「ああ、大丈夫。(コイツも…!…あの時変装してたのが幸いしてか、俺だとバレてないようだ…な)」
スリ男「すまない、俺もよそ見しててね。お互い様さ。」
ブス「ぶひ、どうもすみませんでした~」
スリ男「ああ、じゃあ俺はこれで……」
?「どうかしたの?」
ブス「ああ、女ちゃん。私がよそ見しててこの人とぶつかっちゃったの」
スリ男「(この女も……って事は…?)」
男「大丈…(…!)夫ですか?」
スリ男「(やはり…)あ、ああ、大丈夫。じゃあ俺はこれで…」
タッタッタ…
ブス「さぁ、早く行きましょ~」
石井「はしゃぐな、恥ずかしい」
女「久々のカラオケだもんね。」
男「……。」
女「? 男、どうしたの?」
男「悪い、先行っててくれ」
ブス「?」
石井「どうしたんだあいつ?」
女「さあ?」
スリ男「(…仕事の時間までまだ時間あるな…街中でもブラブラしてるか……)」
………
スリ男「(この時間帯は学生が多いんだな……)」
ドンッ
スリ男「うっ?」
ブス「ぶひっ!ごめんなさい、大丈夫ですか?」
スリ男「あ、ああ…(! この女はあの時の…)」
石井「おいブス気をつけろよー。ったくすみません、怪我ないですか?」
スリ男「ああ、大丈夫。(コイツも…!…あの時変装してたのが幸いしてか、俺だとバレてないようだ…な)」
スリ男「すまない、俺もよそ見しててね。お互い様さ。」
ブス「ぶひ、どうもすみませんでした~」
スリ男「ああ、じゃあ俺はこれで……」
?「どうかしたの?」
ブス「ああ、女ちゃん。私がよそ見しててこの人とぶつかっちゃったの」
スリ男「(この女も……って事は…?)」
男「大丈…(…!)夫ですか?」
スリ男「(やはり…)あ、ああ、大丈夫。じゃあ俺はこれで…」
タッタッタ…
ブス「さぁ、早く行きましょ~」
石井「はしゃぐな、恥ずかしい」
女「久々のカラオケだもんね。」
男「……。」
女「? 男、どうしたの?」
男「悪い、先行っててくれ」
ブス「?」
石井「どうしたんだあいつ?」
女「さあ?」
路地裏
スリ男「…ふぅ、なんて偶然だ…。二度会う事もないと思ってたが……」
男「俺もだよ。」
スリ男「! お前…いや、君……」
男「お兄さん、あの時のスリだね?」
スリ男「え!?(…変装は完璧だったはず…何故?)」
男「とぼけても無駄だよ、普通の人は騙せても俺は騙されない。」
スリ男「…」
男「…どうやら、何かすったワケじゃないみたいだな…。」
スリ男「俺はもうスリから足を洗ったんだ。もっとでかい仕事が待ってるんでね」
男「…ふーん、まぁいいさ。とにかく、俺はあんたの顔を覚えたからな。また俺達に同じ事したら今度は見逃さないからな…」
スリ男「…ああ、わかってるよ…。
じゃあな、俺はこれから仕事にいかなきゃなんねー」
男「ああ。」
スリ男「今度こそ二度会う事もないだろ」
男「…だといいな。」
スリ男「…ふぅ、なんて偶然だ…。二度会う事もないと思ってたが……」
男「俺もだよ。」
スリ男「! お前…いや、君……」
男「お兄さん、あの時のスリだね?」
スリ男「え!?(…変装は完璧だったはず…何故?)」
男「とぼけても無駄だよ、普通の人は騙せても俺は騙されない。」
スリ男「…」
男「…どうやら、何かすったワケじゃないみたいだな…。」
スリ男「俺はもうスリから足を洗ったんだ。もっとでかい仕事が待ってるんでね」
男「…ふーん、まぁいいさ。とにかく、俺はあんたの顔を覚えたからな。また俺達に同じ事したら今度は見逃さないからな…」
スリ男「…ああ、わかってるよ…。
じゃあな、俺はこれから仕事にいかなきゃなんねー」
男「ああ。」
スリ男「今度こそ二度会う事もないだろ」
男「…だといいな。」
スリ男「(…不気味な男だ…。全部見透かされてる気がする……)…と、早く行かないと遅れる……」
……
男「お待たせお待たせ」
女「なにやってたの?」
男「いや、ちょっとね…」
ブス「ぶひ、じゃあ行きましょー」
石井「よし、出発!」
男「(…妙な雰囲気を持ったやつだったな……)」
………
スリ男「確かここのビルだったな…。
………よし、頑張ろう!」
……
男「お待たせお待たせ」
女「なにやってたの?」
男「いや、ちょっとね…」
ブス「ぶひ、じゃあ行きましょー」
石井「よし、出発!」
男「(…妙な雰囲気を持ったやつだったな……)」
………
スリ男「確かここのビルだったな…。
………よし、頑張ろう!」
>>545
仕事がクソ忙しくて遅れたぜ
仕事がクソ忙しくて遅れたぜ
スリ男「おはようございます。」
暴「おぅ、来たか!さっそく、騙しのやり方を教える!しっかり覚えるようにな!」
スリ男「は、はい」
(省略)
暴「…というワケだ、わかったな?」
スリ男「は、はいなんとか」
暴「…よし、さっそく実戦だ!行ってこい!」
スリ男「ええ?い、いきなりですか?」
暴「当たり前だ!さっさと行ってがっぱり頂いてこい!」
スリ男「わ、わかりました…(失敗したって知らねぇぞ……)」
暴「おぅ、来たか!さっそく、騙しのやり方を教える!しっかり覚えるようにな!」
スリ男「は、はい」
(省略)
暴「…というワケだ、わかったな?」
スリ男「は、はいなんとか」
暴「…よし、さっそく実戦だ!行ってこい!」
スリ男「ええ?い、いきなりですか?」
暴「当たり前だ!さっさと行ってがっぱり頂いてこい!」
スリ男「わ、わかりました…(失敗したって知らねぇぞ……)」
街中
友「…スリ男は今頃働いてる時間だな…上手くいきゃいいけど……」
幼馴染「あら、友くん!」
友「ん?おぉ、幼馴染。久しぶりだな」
幼馴染「仕事休みなの?」
友「ああ、まぁな。お前もか?」
幼馴染「うん、連休なんだー。…そうだ、ちょうど友くんに聞きたい事があったんだ!」
友「ん、なに?」
幼馴染「スリ男仕事変えたって言ってたんだけどさ、なにしてるか教えてくれないんだよね。友くん昨日飲みに行ったんなら知ってるかなーって思って。」
友「え!?い、いや~知らないなー…それは聞いてなかったわ…はは…(スリ男め…口滑らせやがって…)」
幼馴染「ホントに知らないの?…まさか、人には言えない事してるとか?」
友「(…勘の鋭いヤツ……)…いやいや、ホントに知らねぇんだよ。飲みに行った時は仕事の話しなかったからな。」
幼馴染「ふー…ん」
友「しかしお前もなんでそんなにスリ男の事聞いてくるんだ?お前達付き合ってたっけ?」
幼馴染「そ、そんなんじゃないわよ。ただ、気になっただけよ…」
友「ふぅ~ん…」
幼馴染「な、なにその顔…」
友「いや?別に?ww」
友「…スリ男は今頃働いてる時間だな…上手くいきゃいいけど……」
幼馴染「あら、友くん!」
友「ん?おぉ、幼馴染。久しぶりだな」
幼馴染「仕事休みなの?」
友「ああ、まぁな。お前もか?」
幼馴染「うん、連休なんだー。…そうだ、ちょうど友くんに聞きたい事があったんだ!」
友「ん、なに?」
幼馴染「スリ男仕事変えたって言ってたんだけどさ、なにしてるか教えてくれないんだよね。友くん昨日飲みに行ったんなら知ってるかなーって思って。」
友「え!?い、いや~知らないなー…それは聞いてなかったわ…はは…(スリ男め…口滑らせやがって…)」
幼馴染「ホントに知らないの?…まさか、人には言えない事してるとか?」
友「(…勘の鋭いヤツ……)…いやいや、ホントに知らねぇんだよ。飲みに行った時は仕事の話しなかったからな。」
幼馴染「ふー…ん」
友「しかしお前もなんでそんなにスリ男の事聞いてくるんだ?お前達付き合ってたっけ?」
幼馴染「そ、そんなんじゃないわよ。ただ、気になっただけよ…」
友「ふぅ~ん…」
幼馴染「な、なにその顔…」
友「いや?別に?ww」
賭場
客「だぁーっ!くそ!」
スリ男「続けますか?」
客「当たり前だ!負けたまま帰れるか!」
スリ男「(…ホントに金銭感覚マヒしてんだな、このオッサン方…。)」
暴「ふふ…上手くやってるな……。アイツがいりゃ暫くここも賑わうな……」
スリ男「(オッサンが持ってるカードがこれだから……)」
スッ ペラ…
客「よぉし!見ろ!ツキが戻ってきたぞ!!ここから巻き返してやるからな!」
スリ男「はは…、頑張ってください(…ここで帰ればいいのに…。
オッサン、悪いけどあんたの遊ぶ金、全部頂くぜ……)」
客「だぁーっ!くそ!」
スリ男「続けますか?」
客「当たり前だ!負けたまま帰れるか!」
スリ男「(…ホントに金銭感覚マヒしてんだな、このオッサン方…。)」
暴「ふふ…上手くやってるな……。アイツがいりゃ暫くここも賑わうな……」
スリ男「(オッサンが持ってるカードがこれだから……)」
スッ ペラ…
客「よぉし!見ろ!ツキが戻ってきたぞ!!ここから巻き返してやるからな!」
スリ男「はは…、頑張ってください(…ここで帰ればいいのに…。
オッサン、悪いけどあんたの遊ぶ金、全部頂くぜ……)」
類似してるかもしれないスレッド
- 新ジャンル「透視能力」 (346) - [100%] - 2008/9/9 7:45 ☆
- 新ジャンル「透視能力」 (107) - [100%] - 2008/9/10 0:30 ○
- 新ジャンル「首輪」 (64) - [73%] - 2008/12/14 21:45 △
- 新ジャンル「自転車娘」 (126) - [72%] - 2009/1/25 5:45
- 新ジャンル「野田聖子」 (80) - [72%] - 2009/6/17 21:45 △
- 新ジャンル「誤解雪女」 (94) - [69%] - 2008/8/11 1:15 △
- 新ジャンル「両腕骨折」 (169) - [69%] - 2008/6/15 0:45 ○
- 新ジャンル「落語デレ」 (137) - [69%] - 2008/3/8 20:50 ○
- 新ジャンル「魔王の婿」 (381) - [69%] - 2009/7/1 3:50 ☆
- 新ジャンル「分裂少女」 (70) - [69%] - 2009/8/28 3:15 △
- 新ジャンル「逆RPG」 (1001) - [69%] - 2008/3/6 11:20 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について