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元スレ新ジャンル「幼女980円(税)」七人目。
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なんかコテのみんなが戻ってきてくれてめっちゃ嬉しいww
ちらっと顔出してくれるだけでもこれだもの…やっぱこーじゃなきゃなぁww
ちらっと顔出してくれるだけでもこれだもの…やっぱこーじゃなきゃなぁww
嫌な目覚め方をしたと思った。
寝起きだというのに、ひどく気だるい。
何か、とても手荒な起こされ方をしたような気分だ。
身体は不快な汗で、びっしょりと濡れている。
しばらくぼんやりと、夢のことを考えた。
…そう、あれは確かに夢だった。
理屈ではちゃんと理解しているにも関わらず、俺は明らかに動揺している。
気分を落ち着けようと、深く息を吸い込んだ。
身体を起こし、暗闇の壁際に手を這わせ、部屋の照明を点けた。
部屋に明るみが戻ると同時に、人間として本能的な安堵が
まるで温かい湯のように、じんわりと拡がってくる。
しばらくぼんやりと、夢のことを考えた。
夢でよかったと考えた。
そして、ふと思いつく。
「ミクは?」
口をついて出たその名は、このからっぽな空間で
何物にも妨げられることなく広がり、やがて黒ずんだ壁に虚しく浸透してゆく。
静寂な水溜りに、一つ石を投げ入れる感覚に似ていた。そこに波紋を遮るものは存在しない。
もちろんこの場所に、ミクの存在の手応えはない。
だがそれだけで済んだなら、まだ俺は多少の冷静さを保っていられただろう。
…身体を起こした際に膝からずりおちた、「それ」さえなければ。
見間違えるはずもない。
以前俺が買ってやった、ミクのコートだった。
その瞬間俺が体験した狼狽は、尋常のものではない。
自分の耳で、顔の血が一斉に引く音を聞いた。
自分の鼓動の音で、脳がぐらぐらと揺れてるようだった。
次の瞬間、目の前に白い閃光が広がり、何も見えなくなる。
あんな不吉な夢にうなされた直後だから、
悪い予感は加速するばかりで、留まることを知らない。
ほとんど無意識の動きで俺は床に落下したそれを掴むと、
息苦しい個室から乱暴にとびだした。
外はまだ薄暗かった。
真冬の肌を刺すような空気の中を、俺は走る。
息はすぐに切れるし、足は何度も縺れた。
だが決して走るのをやめはしない。
酸素が不足して、頭の中が真っ白になっても、まだ走る。
…走らずにはいられなかった。
足を止めてしまうと、その瞬間
何か自分が自分ではなくなってしまう気がしたから。
俺は一斉の逃げ道を撤去された上で、孤独と対峙していた。
今それがやけに辛く感じるのは、随分長い間俺が孤独では無かったからだろう。
それが実は、どんなに幸せなことであったか。
今になって始めて、そのことに気が付いた。
ずっと見落としていた。それほど、当たり前になっていたのだ。
しかしそれが大事なことではないかと問われると、それは違う。
だから今俺は、こんなに苦しんでいる。
孤独の最中でもがき、ぶるぶる震え、助けの手を求めている。
たった一人の、か細い少女の手を。
誰の目から見ても、明らかに思考は不安定だったろう。
時間の感覚も失われていた。
一体ミクのコートをひっつかんでカラオケを出てから、どれくらい経ったのだろう。
何時間も経過した気もするし、ほんの数分前のことのようにも思える。
それにも増して不気味なことに、俺は今や自分の一切の行動から
現実味が感じられずにいた。
それらはひどく不安定な心地だ。
浅い眠りの中で短い間隔をあけて何度も目が覚めてしまう、その度に
全く別の夢を次々と体験するみたいに、
自分の起こした行動の記憶が連続していない。
それらは全く関連性無しに床にばらまかれた写真のように
俺の脳に自分の直面しているはずの場面や風景を無感動に、しかし強烈に焼き付けた。
あとに拡がるのは永い空白ばかりで、
その流れの中にまた次の情景が瞬間浮かび、また空白にもどる。
その繰り返しだった。
それらの場面の中に、俺は自分の走る映像を捉えた。
派手に転び、すりむいた傷から血の流れ出る映像を。
見知らぬ駅の風景を。
切符売り場で、切符を買う自分の手のひらを(まるで他人の体の一部みたいだ)。
俺は、電車に乗る。
自分自身の行動が他人事のようにひどくよそよそしいとはいえ、
それらの行動の集合が何を意味するのか、俺には分かりすぎるほどに理解る。
まぎれもなく俺は、ミクを捜していた。
何故ミクが失踪したのかは、相変わらず知れない。
あいつことだ、その理由はきっと俺の理解の範疇を越えているに違いない。
しかしその行き先として想像できる場所は、そう多くない。
ミクが俺と出会ってから、今まで。二人で外を見て歩くうちに増えていった
その小さな心が拠り所とする、いくつかの大切な場所。
そこにきっと、彼女はいる。
俺を乗せた列車も、ほどなくして「そこ」に辿り着く。
全てはそれから始まるものだと、俺は知っている。
だから今この場所では、俺は前に進めない。
ここで俺がすべきことなど、ただの一つも無い。
正しい頻度の揺れを背中に感じながら、少しの時間
俺は眠りに身を寄せる。
それらの行動の集合が何を意味するのか、俺には分かりすぎるほどに理解る。
まぎれもなく俺は、ミクを捜していた。
何故ミクが失踪したのかは、相変わらず知れない。
あいつことだ、その理由はきっと俺の理解の範疇を越えているに違いない。
しかしその行き先として想像できる場所は、そう多くない。
ミクが俺と出会ってから、今まで。二人で外を見て歩くうちに増えていった
その小さな心が拠り所とする、いくつかの大切な場所。
そこにきっと、彼女はいる。
俺を乗せた列車も、ほどなくして「そこ」に辿り着く。
全てはそれから始まるものだと、俺は知っている。
だから今この場所では、俺は前に進めない。
ここで俺がすべきことなど、ただの一つも無い。
正しい頻度の揺れを背中に感じながら、少しの時間
俺は眠りに身を寄せる。
GJだがせつねぇぇぇぇぇぇええええええええ
Badルートは用意しなくていいです…Happyルートのみで…
Badルートは用意しなくていいです…Happyルートのみで…
人を不幸にするのは簡単だが、幸福にするのはとても難しい。
不幸の定義は決まっているが、幸福の定義など星の数ほどあるからだ。
って、偉い人が言ってた。
でも俺はHappyENDを希望するよ
不幸の定義は決まっているが、幸福の定義など星の数ほどあるからだ。
って、偉い人が言ってた。
でも俺はHappyENDを希望するよ
今でない時の話。
それは、遥か遥か未来の話かもしれない。
第三次世界大戦勃発後に起こった第四次世界大戦で、
人類の99.9%が死滅した。
まぁ、核とかバカスカ打ち始めた某国のキ○ガ○が悪いんだが。
そもそも戦争を(ry
そして、人間の変わりに不毛の大地とかした地球を支配したのは
『幼女』たちだった。
幼女は、人間に似た容姿を持っているが人間ではない。
つまり、人間に対して多大な害を及ぼす核の放射能は、幼女たちに一切意味を成さなかったのだ。
幼女なので癌細胞が出来る訳でもないし、内部器官不調が起こることもない。
ただ、爆発まではどうにも出来る訳ではなかったらしく、核の爆心地に居た幼女たちは、人間と同じく死んだ。
さて、これは、人間の変わりに幼女たちが、地球の支配をするというお話だ。
人間が作り出した「幼」は、二種類。幼女と幼男。
二種類あるだけで、派閥やら国やらは出来る。
現在、地球には、北半球を支配する幼女の国と南半球を支配する幼男の国が存在するのみ。
ユナイデットステイツなどもう存在しないし、中華人民共和国も日本もエジプトもヨーロッパ諸国も
その名前は、忘れ去られて久しくない。
その地球に、生き残った人間は、どうなるのだろうか?
それは、遥か遥か未来の話かもしれない。
第三次世界大戦勃発後に起こった第四次世界大戦で、
人類の99.9%が死滅した。
まぁ、核とかバカスカ打ち始めた某国のキ○ガ○が悪いんだが。
そもそも戦争を(ry
そして、人間の変わりに不毛の大地とかした地球を支配したのは
『幼女』たちだった。
幼女は、人間に似た容姿を持っているが人間ではない。
つまり、人間に対して多大な害を及ぼす核の放射能は、幼女たちに一切意味を成さなかったのだ。
幼女なので癌細胞が出来る訳でもないし、内部器官不調が起こることもない。
ただ、爆発まではどうにも出来る訳ではなかったらしく、核の爆心地に居た幼女たちは、人間と同じく死んだ。
さて、これは、人間の変わりに幼女たちが、地球の支配をするというお話だ。
人間が作り出した「幼」は、二種類。幼女と幼男。
二種類あるだけで、派閥やら国やらは出来る。
現在、地球には、北半球を支配する幼女の国と南半球を支配する幼男の国が存在するのみ。
ユナイデットステイツなどもう存在しないし、中華人民共和国も日本もエジプトもヨーロッパ諸国も
その名前は、忘れ去られて久しくない。
その地球に、生き残った人間は、どうなるのだろうか?
「えっと。何この巨大な幼男」
「違います。オウカ様。この存在は、当に滅びたと思われた我等の祖を生み出した人間と言う存在です」
「へぇ~………人間って私たちより図体でかいが、かなり弱いって歴史書で見たぞ?」
「そうですね。もしかしたら、この行倒れが、最後の人間かもしれませんね」
「で? この国の宰相は、この人間をどうする訳だ?」
「さぁ? この国の帝である、オウカ様が決めてくださいよ。めんどくさい」
「いま、めんどくさいって言ったろお前」
「さぁ? 何の事ですか……それより、行倒れの人間が目を覚ましましたよ」
「ほう。おい。人間。生きてるか?」
あんまりな問いかけだろ。それは。
「声が出ないのか。まぁ、追々治るだろ。じゃ、聞くぞ? 人間。
九百八十円税込みで、私を買え」
「なんですか? その九百八十円税込みって」
「知らん。帝に着任する者が代々受け継ぐ言い伝えだ。
人間を見つけ、自分のモノにしたかったらこう尋ねて答えを待てとな」
「初代からですか?」
「初代からなだ」
九百八十円……第三次世界大戦前に使われていた亡き故郷の金。
父親が死ぬとき、渡してくれた見た事ない故郷の御守りに、丁度九百八十円入っている事を思い出す。
なんで、父親が、コレをくれたのか判らない。
「ははははは! 宰相! 笑え! この人間。九百八十円ちょっきり持っておったわ!」
「コレが、九百八十円ですか?」
「あぁ、初代から受け継がれて聞いた貨幣だ」
そういえば、親父も幼女と共に居た事を思い出した。
無論、お袋も幼男と一緒に居て……あぁ、思い出した。小さい頃面倒を見てもらった記憶がある。
でも……いつの間にか居なくなってたんだ。
「人間。いや、今からお前が私の主だな。まぁ、私が帝であるのには代わらんのだが」
「まぁそりゃそうでしょう」
「さて、人間。お前の名前を聞かせておくれ。まったく声が出ない訳ではあるまい」
僕の名前? 僕の名前は……
「『 』か、よし。お前が死に行くまで私が死ぬその日まで我とお前は共にある」
「大胆発言ですね。オウカ様」
「まぁ、人間と我らの寿命は似たり寄ったりらしいからな」
「その割には、北の凍れる大地に居る魔女様は、始まりの時から居ると言ううわさですが?」
「知るか」
リハビリ
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これはWKTKwwwwww
さあ、はやく続きを書く作業に戻るんだ!
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>>113-
沢山感想ありがとうww
しかしラストはもう大まかに書き終えてしまってるんだ
どちらに転ぶにせよ、最後まで見てもらえたら
投下する身としてこれほど嬉しいことはないよ。
というか、絶対に最後はハッピーかバッドの二択だけという考えに捕らわれる必要は無いと思うんだ
>>黒百合
お前さんの描く絵は、なんというか絵全体の雰囲気が
驚くほど自分のイメージに近いんだ。よもやエスパー?
そして待望の新作ktkr
おとなしく正座してテカテカしときますね
沢山感想ありがとうww
しかしラストはもう大まかに書き終えてしまってるんだ
どちらに転ぶにせよ、最後まで見てもらえたら
投下する身としてこれほど嬉しいことはないよ。
というか、絶対に最後はハッピーかバッドの二択だけという考えに捕らわれる必要は無いと思うんだ
>>黒百合
お前さんの描く絵は、なんというか絵全体の雰囲気が
驚くほど自分のイメージに近いんだ。よもやエスパー?
そして待望の新作ktkr
おとなしく正座してテカテカしときますね
>>121
だが、ことわ(ry
いや、ごめんなさい。書きたいんだけど。書けないというか
こうシックリこないというか……もうひとつの方を終わらせないといけないと思ってるけど
なんか、こうえー・・・(ry
>>ミク氏
ははは。そんなまさか。
下手なりにその下手さをどうにかこうにか加工してごまかしてるだけだよ。
足がしびれるほどに正座するがいいさ!!(ぇ
うわっ!?一張羅の脇の部分に穴あいてるっ!?
ちょっwwwwww大事な一張羅wwwwww
だが、ことわ(ry
いや、ごめんなさい。書きたいんだけど。書けないというか
こうシックリこないというか……もうひとつの方を終わらせないといけないと思ってるけど
なんか、こうえー・・・(ry
>>ミク氏
ははは。そんなまさか。
下手なりにその下手さをどうにかこうにか加工してごまかしてるだけだよ。
足がしびれるほどに正座するがいいさ!!(ぇ
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>>124
失業中に購入した大事な一張羅なのに……(´・ω・`)ショボーン
失業中に購入した大事な一張羅なのに……(´・ω・`)ショボーン
第二十七代目リトルライン帝国皇帝 オウカ・ツゥセブンは、ここ最近機嫌よく政をこなしていた。
つい最近、絶滅したと思われた人間を手に入れた事が起因なのかもしれないが……
オウカ・ツゥセブンの何時も傍に居る宰相たるクラン・ファイブオーワンは、その原因がよく分かっていた。
そりゃ、目の前で堂々と人間とイチャイチャするのだから、分からない方が馬鹿だ。
「ん~くすぐったい。あまり髪をなでるな『 』」
いちゃいちゃ。
「まだ、声は治らないのか? 人間とは不自由だな」
べたべた。
「よい。気にするな。お前は私を買ったんだろう? ははは。そうそうその顔が一番いいな」
いちゃいちゃべたべた。いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ。
はっきり言って毒だ。アレはいけないものだ。よく分からないが口の中が甘い。吐き気がするほど甘い。
まぁ、政をちゃんとやってからなので、クランは何とか耐えている。
それに、あの人間が来るまでのオウカときたらサボる事を日常茶飯事レベルで引き起こしていた事に比べれば!
と、クランはそう思って耐えるのだが……
「こら。其処は触る出ない。ははは。顔を真っ赤にしおって……面白いなぁお前は」
非常に甘いんだよ。馬鹿皇帝。人の居ない場所でやれや。と、内心毒づく。
こんな皇帝と宰相と人間をこのままにしておいて、この世界の説明をしよう。
つい最近、絶滅したと思われた人間を手に入れた事が起因なのかもしれないが……
オウカ・ツゥセブンの何時も傍に居る宰相たるクラン・ファイブオーワンは、その原因がよく分かっていた。
そりゃ、目の前で堂々と人間とイチャイチャするのだから、分からない方が馬鹿だ。
「ん~くすぐったい。あまり髪をなでるな『 』」
いちゃいちゃ。
「まだ、声は治らないのか? 人間とは不自由だな」
べたべた。
「よい。気にするな。お前は私を買ったんだろう? ははは。そうそうその顔が一番いいな」
いちゃいちゃべたべた。いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ。
はっきり言って毒だ。アレはいけないものだ。よく分からないが口の中が甘い。吐き気がするほど甘い。
まぁ、政をちゃんとやってからなので、クランは何とか耐えている。
それに、あの人間が来るまでのオウカときたらサボる事を日常茶飯事レベルで引き起こしていた事に比べれば!
と、クランはそう思って耐えるのだが……
「こら。其処は触る出ない。ははは。顔を真っ赤にしおって……面白いなぁお前は」
非常に甘いんだよ。馬鹿皇帝。人の居ない場所でやれや。と、内心毒づく。
こんな皇帝と宰相と人間をこのままにしておいて、この世界の説明をしよう。
北半球を幼女たちが、南半球を幼男たちがそれぞれ支配している。
支配といっても、幼女・幼男たちの数は、嘗ての人類ほどは居ない。
せいぜい、両方あわせて一千万いるかいないかである。
なので、支配とは言っていても、支配していない場所生活に適応していない場所。
作物等の食べ物が育たない場所等など、いろいろと未支配の場所は多い。
さらに、幼女は幼女だけでは、子をなす事は出来ない。幼男も叱り。
つまり、子をなすには、人間と同じく男と女でヤル事やらないといけないのだが……
その場所として、北半球と南半球の丁度中心で子育てがしやすい場所に両国同意の下で作られた中立国が存在する。
まぁもともと、領地の奪い合いとかそう言う強奪やら戦争やらの人間特有の『醜い感情』は幼女・幼男には存在しない。
話は戻して、つまり、その中立国でちゃんと『理解しあった幼女と幼男』が夫婦としての営みをして子をなし育てる訳だ。
生まれた子が幼女なら、所属は北半球……リトルライン帝国の所属。
生まれた子が幼男なら、所属は南半球……ラインバレル帝国の所属になる訳だ。
それに、ぶっちゃけると……支配支配いっているが、別に北半球に幼男がまったく居ない訳でもない。
その逆もしかり。中立国は、ある意味「お見合い」の場所として設けられたデカイ集団お見合い会場みたいなもんである。
「さ、オウカ様休憩は終わりです。まだ終わっていない政がたくさんありますよ」
「なっ!? 宰相! クラン! まて! まだ、我は!」
「はいはい。行きますよ。ほら、『 』が手を振って見送ってくれますよ」
「お、おう……すぐ戻ってくるからなっ!」
そんな感じの日常。まだリハビリ
支配といっても、幼女・幼男たちの数は、嘗ての人類ほどは居ない。
せいぜい、両方あわせて一千万いるかいないかである。
なので、支配とは言っていても、支配していない場所生活に適応していない場所。
作物等の食べ物が育たない場所等など、いろいろと未支配の場所は多い。
さらに、幼女は幼女だけでは、子をなす事は出来ない。幼男も叱り。
つまり、子をなすには、人間と同じく男と女でヤル事やらないといけないのだが……
その場所として、北半球と南半球の丁度中心で子育てがしやすい場所に両国同意の下で作られた中立国が存在する。
まぁもともと、領地の奪い合いとかそう言う強奪やら戦争やらの人間特有の『醜い感情』は幼女・幼男には存在しない。
話は戻して、つまり、その中立国でちゃんと『理解しあった幼女と幼男』が夫婦としての営みをして子をなし育てる訳だ。
生まれた子が幼女なら、所属は北半球……リトルライン帝国の所属。
生まれた子が幼男なら、所属は南半球……ラインバレル帝国の所属になる訳だ。
それに、ぶっちゃけると……支配支配いっているが、別に北半球に幼男がまったく居ない訳でもない。
その逆もしかり。中立国は、ある意味「お見合い」の場所として設けられたデカイ集団お見合い会場みたいなもんである。
「さ、オウカ様休憩は終わりです。まだ終わっていない政がたくさんありますよ」
「なっ!? 宰相! クラン! まて! まだ、我は!」
「はいはい。行きますよ。ほら、『 』が手を振って見送ってくれますよ」
「お、おう……すぐ戻ってくるからなっ!」
そんな感じの日常。まだリハビリ
これはアメエェwwwwww
口から砂糖があふれ出すぜ!
おかわりはOK!?
口から砂糖があふれ出すぜ!
おかわりはOK!?
忘れてた、今夜は七夕だ!
『ようじょふたり。』
「姉さま姉さま!今日は七夕だよ!」
「ん。知ってる。…それは何?」
「笹だよー」
「……食べられるの?」
「違うよぉ!これに願い事を書いた短冊を飾るんだよ。そうすると願い事が叶うんだって!」
「ん。知ってた」
「…ホントに?」
「……知ってた」
「ま、いっか!さぁ願い事書こう、姉さま」
「ん。願い事はいくつ書けばいい?」
「えっと…たくさん書けば一つくらい叶うんじゃないかな?」
「ん」
カリカリカリカリ…
『お腹いっぱいケーキが食べたい。姉』
『お腹いっぱいカレーが食べたい。姉』
『お腹いっぱいハンバーグが食べたい。姉』
『お腹いっぱい…』
「…姉さまお腹空いてる?」
「…空いてない。妹も短冊を書きなさい」
「う、うん…。えっと…」
カリカリ…
『いつまでも姉さまと一緒にいられますように。妹』
『マスターが早く帰ってきますように。妹』
「…私と一緒」
「うん。姉さまと私とマスターでいつまでも仲良く、ね!」
「ん。でも、そうじゃなくて願い事…」
『妹とマスターと仲良くお腹いっぱいご飯食べたい。姉』
「あ、ホントだ!一緒だね、姉さま!」
「ん、一緒」ニコッ
「エヘヘ…」
「……(ニコニコ)」グゥ~
「……じゃ、一緒にご飯作ろっか?」
「ん」
『ようじょふたり。』
「姉さま姉さま!今日は七夕だよ!」
「ん。知ってる。…それは何?」
「笹だよー」
「……食べられるの?」
「違うよぉ!これに願い事を書いた短冊を飾るんだよ。そうすると願い事が叶うんだって!」
「ん。知ってた」
「…ホントに?」
「……知ってた」
「ま、いっか!さぁ願い事書こう、姉さま」
「ん。願い事はいくつ書けばいい?」
「えっと…たくさん書けば一つくらい叶うんじゃないかな?」
「ん」
カリカリカリカリ…
『お腹いっぱいケーキが食べたい。姉』
『お腹いっぱいカレーが食べたい。姉』
『お腹いっぱいハンバーグが食べたい。姉』
『お腹いっぱい…』
「…姉さまお腹空いてる?」
「…空いてない。妹も短冊を書きなさい」
「う、うん…。えっと…」
カリカリ…
『いつまでも姉さまと一緒にいられますように。妹』
『マスターが早く帰ってきますように。妹』
「…私と一緒」
「うん。姉さまと私とマスターでいつまでも仲良く、ね!」
「ん。でも、そうじゃなくて願い事…」
『妹とマスターと仲良くお腹いっぱいご飯食べたい。姉』
「あ、ホントだ!一緒だね、姉さま!」
「ん、一緒」ニコッ
「エヘヘ…」
「……(ニコニコ)」グゥ~
「……じゃ、一緒にご飯作ろっか?」
「ん」
おっす!みんな乙!!
早速ですが、富男の続きをちょっとだけいきますよ~!
早速ですが、富男の続きをちょっとだけいきますよ~!
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと59
俺はグッと腰に力を入れた!
あやめ「あっ!」
・・・が、興奮している所為か中々ジェントルが入ってくれない・・・
富男「あれ?あれ?くっ・・・!」
あやめ「お、お兄様・・・?///」
思いがけず苦闘する俺を見て、あやめが不安そうに俺を呼ぶ・・・
俺は反射的にあやめの表情を伺う・・・
はっとした・・・
あやめは小刻みに震えていた・・・
あやめ・・・
俺の欲望に支配された精神の中にスウッと知性が混じる
そして、更なる愛しさが腹の底からじわじわと昇ってくる
富男「あやめ・・・一緒に気持ち良くなろうな?///」
俺は愛しさを表すように微笑みながら言った
あやめ「はい///」
あやめは、ほんの少し、殆ど分からない程弱く強ばっていた体からそっと力を抜いた
俺はあやめの唇にそっと口付けて・・・
富男「いくよ?」
あやめ「はい・・・///」
あやめはそっと目を瞑った・・・
俺は意を決して、紳士をあてがう・・・
そして・・・
俺はグッと腰に力を入れた!
あやめ「あっ!」
・・・が、興奮している所為か中々ジェントルが入ってくれない・・・
富男「あれ?あれ?くっ・・・!」
あやめ「お、お兄様・・・?///」
思いがけず苦闘する俺を見て、あやめが不安そうに俺を呼ぶ・・・
俺は反射的にあやめの表情を伺う・・・
はっとした・・・
あやめは小刻みに震えていた・・・
あやめ・・・
俺の欲望に支配された精神の中にスウッと知性が混じる
そして、更なる愛しさが腹の底からじわじわと昇ってくる
富男「あやめ・・・一緒に気持ち良くなろうな?///」
俺は愛しさを表すように微笑みながら言った
あやめ「はい///」
あやめは、ほんの少し、殆ど分からない程弱く強ばっていた体からそっと力を抜いた
俺はあやめの唇にそっと口付けて・・・
富男「いくよ?」
あやめ「はい・・・///」
あやめはそっと目を瞑った・・・
俺は意を決して、紳士をあてがう・・・
そして・・・
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと60
ズッ・・・ズズッ・・・
あやめ「あ・・・はっ・・・///」
富男「くっ・・・あっ・・・」
あやめの小さなそこは、ギチギチと俺の物を締め上げ
まるで奥へ奥へと誘うように蠢いている・・・
余りの気持ち良さに俺は早々に出そうになる・・・
あやめ「んっ!・・・はぁっ・・・お、お兄様が・・・お腹の中で・・・震えてるぅ・・・///」
富男「あっ・・・あやめの中・・・気持ち良過ぎて・・・早速出そうだ・・・」
あやめ「んっ・・・良いですよ・・・お兄様・・・いつでも・・・だして・・・ハッ・・・///」
富男「ははっ・・・大丈夫・・・・・・奥までいれるね・・・?」
あやめ「はい・・・///」
俺は歯を食いしばって、一気に紳士をあやめの奥まで押し込んだ
あやめ「あっ!ん!んんんんんん!!」
俺の紳士があやめの奥のコリコリした所に辿り着いたとたん
あやめの体がビクビクと震えた・・・
極力、声が出ない様、指を咥えて必死に耐え震える小さな肩が
堪らなく色っぽい・・・
富男「大丈夫・・・?」
あやめ「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・えへへ・・・軽くイってしまいました・・・はぁ・・・///」
あやめは下から俺を見上げて、真っ赤に赤らめた顔で恥ずかしそうに微笑む・・・
本当に可愛くて、綺麗で・・・
興奮は静かに高まっていく・・・
富男「動いても・・・構わないかい?」
あやめ「はい・・・お兄様・・・///」
俺はあやめのおでこに口付けて・・・
その澄んだ瞳を見つめながら・・・
そっと、優しく、腰の律動を開始した・・・
ズッ・・・ズズッ・・・
あやめ「あ・・・はっ・・・///」
富男「くっ・・・あっ・・・」
あやめの小さなそこは、ギチギチと俺の物を締め上げ
まるで奥へ奥へと誘うように蠢いている・・・
余りの気持ち良さに俺は早々に出そうになる・・・
あやめ「んっ!・・・はぁっ・・・お、お兄様が・・・お腹の中で・・・震えてるぅ・・・///」
富男「あっ・・・あやめの中・・・気持ち良過ぎて・・・早速出そうだ・・・」
あやめ「んっ・・・良いですよ・・・お兄様・・・いつでも・・・だして・・・ハッ・・・///」
富男「ははっ・・・大丈夫・・・・・・奥までいれるね・・・?」
あやめ「はい・・・///」
俺は歯を食いしばって、一気に紳士をあやめの奥まで押し込んだ
あやめ「あっ!ん!んんんんんん!!」
俺の紳士があやめの奥のコリコリした所に辿り着いたとたん
あやめの体がビクビクと震えた・・・
極力、声が出ない様、指を咥えて必死に耐え震える小さな肩が
堪らなく色っぽい・・・
富男「大丈夫・・・?」
あやめ「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・えへへ・・・軽くイってしまいました・・・はぁ・・・///」
あやめは下から俺を見上げて、真っ赤に赤らめた顔で恥ずかしそうに微笑む・・・
本当に可愛くて、綺麗で・・・
興奮は静かに高まっていく・・・
富男「動いても・・・構わないかい?」
あやめ「はい・・・お兄様・・・///」
俺はあやめのおでこに口付けて・・・
その澄んだ瞳を見つめながら・・・
そっと、優しく、腰の律動を開始した・・・
っと、今日はここまででござる。
だいぶ間が空いたのにこれだけなんだwwスマナイwwww
てか、これエロシーンをぶつ切りで投下すると
立派な生殺し爆弾にwwwwごめんwwwwww
少しでも早く次回投下出来るように頑張りますお!
だいぶ間が空いたのにこれだけなんだwwスマナイwwww
てか、これエロシーンをぶつ切りで投下すると
立派な生殺し爆弾にwwwwごめんwwwwww
少しでも早く次回投下出来るように頑張りますお!
俺のそそり立ったムスコをどうすればいいんだ
オナ禁中なのにどうしてくれるんだ
オナ禁中なのにどうしてくれるんだ
>>@ビックバン
相変わらずエロいな…だがそれがいい!
ってか、富男絶倫だよなぁ~すげーよなぁ~
相変わらずエロいな…だがそれがいい!
ってか、富男絶倫だよなぁ~すげーよなぁ~
〉ビックバン氏
相変わらずの生殺しっぷりにテンション上がりまくりだフヒヒwwwwww
…しかしエロSSは久しぶりだなぁ
でも、ほのぼのもエログロもギャグも
あらゆるジャンルごちゃ混ぜのカオスっぷりが幼女980円スレなんだよな!
おぉぉなんか解らんが燃えてきた!書くぜ、俺は書く!
期末が終わったらねorz
相変わらずの生殺しっぷりにテンション上がりまくりだフヒヒwwwwww
…しかしエロSSは久しぶりだなぁ
でも、ほのぼのもエログロもギャグも
あらゆるジャンルごちゃ混ぜのカオスっぷりが幼女980円スレなんだよな!
おぉぉなんか解らんが燃えてきた!書くぜ、俺は書く!
期末が終わったらねorz
昔々、あるところに一人の幼女がいました。
幼女には、名前がありませんでした。
正確には、その幼女にはたくさんの名前がありました。ありすぎました。
一例を挙げるなら、ネリーやらレナスにオウカ、クラン、ピケル……
挙げたら挙げるだけの名前を無数にもつ幼女は、真の意味で名前がありませんでした。
一例に挙げた名前も、本当の名前じゃありません。
名前のない幼女は、旅をしています。ずっと旅をしています。
何時から、旅をしているのか。旅の終わりは何なのか。それはもう覚えていません。
ただ、旅をする途中途中、お世話になった人や人じゃない者から、幼女は名前をもらいます。
結果的にそれが、無数の名前を持つ事につながったのです。
でも、結局幼女の名前は無いままで、旅を続けます。
地球という狭い星を、延々と旅し続けています。旅の目的も旅の終わりもわかりません。
でも、幼女はいつか、多分。終わりが来るんだろうと思いながら旅をします。
極寒の大陸を徒歩で横断し、灼熱の砂漠を徒歩で横断し、海を横断し、ジャングルを横断し、世界を横断する。
幼女は、旅を続けます。何時から旅を始めたのか覚えていません。
だから、何で旅を始めたのか分かりません。でも、旅をして見つけないといけないと思ってます。
でも、その見つけるものが分かりません。だから、今も旅をしています。
何度も同じ場所を横断しつづけた幼女は、もう地球という星で行かなかった場所は無いと言う状態になってしまいました。
それでも、やっぱり幼女は旅をし続けます。
長い年月が経過したのか定かではないです。でも、地球と言う星をそういう状態になるまで旅したという事実は、
可也の年月の経過を想像させるでしょう。
幼女には、名前がありませんでした。
正確には、その幼女にはたくさんの名前がありました。ありすぎました。
一例を挙げるなら、ネリーやらレナスにオウカ、クラン、ピケル……
挙げたら挙げるだけの名前を無数にもつ幼女は、真の意味で名前がありませんでした。
一例に挙げた名前も、本当の名前じゃありません。
名前のない幼女は、旅をしています。ずっと旅をしています。
何時から、旅をしているのか。旅の終わりは何なのか。それはもう覚えていません。
ただ、旅をする途中途中、お世話になった人や人じゃない者から、幼女は名前をもらいます。
結果的にそれが、無数の名前を持つ事につながったのです。
でも、結局幼女の名前は無いままで、旅を続けます。
地球という狭い星を、延々と旅し続けています。旅の目的も旅の終わりもわかりません。
でも、幼女はいつか、多分。終わりが来るんだろうと思いながら旅をします。
極寒の大陸を徒歩で横断し、灼熱の砂漠を徒歩で横断し、海を横断し、ジャングルを横断し、世界を横断する。
幼女は、旅を続けます。何時から旅を始めたのか覚えていません。
だから、何で旅を始めたのか分かりません。でも、旅をして見つけないといけないと思ってます。
でも、その見つけるものが分かりません。だから、今も旅をしています。
何度も同じ場所を横断しつづけた幼女は、もう地球という星で行かなかった場所は無いと言う状態になってしまいました。
それでも、やっぱり幼女は旅をし続けます。
長い年月が経過したのか定かではないです。でも、地球と言う星をそういう状態になるまで旅したという事実は、
可也の年月の経過を想像させるでしょう。
その幼女は、遥か東方の国。幼女たちの祖が生まれた国を旅していました。
もちろん、何度も旅した場所です。多少地理が変わっていようとも、何度か旅をしたという経験がある幼女は、淡々と旅を続けます。
途中、幼女は、一人の倒れている人間と出会いました。
その人間は、倒れています。ギュッと拳を作りナニカを握っていました。
それにしても、その人間はやたらとボロボロです。喧嘩でもしたかのようにボロボロでした。
その人間は、傍らに幼女が立っている事に気づかないのか、呻く様にナニカをつぶやいています。
その呟く声の内容を聞いた、幼女は、ナニカ、今までに無いモノを感じました。
そして、幼女は、人間の顔を己に向けさせ、長い間呼吸と食事以外に使わなかった小さな口から言葉が漏れます。
『九百八十円。税込みで私ヲ買え』
もちろん、何度も旅した場所です。多少地理が変わっていようとも、何度か旅をしたという経験がある幼女は、淡々と旅を続けます。
途中、幼女は、一人の倒れている人間と出会いました。
その人間は、倒れています。ギュッと拳を作りナニカを握っていました。
それにしても、その人間はやたらとボロボロです。喧嘩でもしたかのようにボロボロでした。
その人間は、傍らに幼女が立っている事に気づかないのか、呻く様にナニカをつぶやいています。
その呟く声の内容を聞いた、幼女は、ナニカ、今までに無いモノを感じました。
そして、幼女は、人間の顔を己に向けさせ、長い間呼吸と食事以外に使わなかった小さな口から言葉が漏れます。
『九百八十円。税込みで私ヲ買え』
「と、言うわけで、私たち幼女は、九百八十円税込みで買われると言う事に、運命を感じています。
たとえ、高級な幼女達が、中古だの欠陥商品だのと蔑んでも、九百八十円税込みで買われる事は大変嬉しい事です。
まぁ蔑む幼女らの大半は、九百八十円税込みで購入される幼女への嫉妬なんですけどね」
そう得意げに言う幼女を見て、いろいろと突っ込みたいが、なんか得意げに話す幼女を見ているとまぁいいや。と思った。
『なんじゃ。■■■■。帰ってきておったか』
二階から降りてきた、片目を瞑ったままの幼女が、僕にそう言った後で、今しがた購入してきた幼女を見た。
『やれやれ。大事にせよ? ■■■■』
そう告げた後で、幼女は外へと出て行ってしまった。もう死んじまった爺さんからもらった古びれた外套を羽織って。
「ご主人さま。今の方は?」
僕の爺さんの幼女。でも、爺さんが若い頃からいたらしいから、結構な年齢だおともうけどなぁ……
「………旅する名も無い方?」
何それ。それより。幼女って何食べるの?
「人間と同じもの食べれます! でも、私ピーマン嫌いです!」
じゃ、ピーマンたっぷりのチンジャオロースね。
「うわぁあーん!!」
たとえ、高級な幼女達が、中古だの欠陥商品だのと蔑んでも、九百八十円税込みで買われる事は大変嬉しい事です。
まぁ蔑む幼女らの大半は、九百八十円税込みで購入される幼女への嫉妬なんですけどね」
そう得意げに言う幼女を見て、いろいろと突っ込みたいが、なんか得意げに話す幼女を見ているとまぁいいや。と思った。
『なんじゃ。■■■■。帰ってきておったか』
二階から降りてきた、片目を瞑ったままの幼女が、僕にそう言った後で、今しがた購入してきた幼女を見た。
『やれやれ。大事にせよ? ■■■■』
そう告げた後で、幼女は外へと出て行ってしまった。もう死んじまった爺さんからもらった古びれた外套を羽織って。
「ご主人さま。今の方は?」
僕の爺さんの幼女。でも、爺さんが若い頃からいたらしいから、結構な年齢だおともうけどなぁ……
「………旅する名も無い方?」
何それ。それより。幼女って何食べるの?
「人間と同じもの食べれます! でも、私ピーマン嫌いです!」
じゃ、ピーマンたっぷりのチンジャオロースね。
「うわぁあーん!!」
『ただいま』
「おかえり。孫たちは元気だった?」
『相変わらず元気じゃ。おぬしが死んだ後でもな』
「そりゃぁ、よかった」
『私としては、よくない。この力も大概使えんもんじゃな……』
「んーでも、いいじゃない。時間を渡れるんだから。いつでも僕に合いに来れば良いさ」
『ふっ……それもそうよな』
「そうさ。さてと……、今日は『 』の嫌いなピーマンの肉詰めでも食べようか」
『おぬしは、私の嫌がる事を率先してやる癖をどうにかせい』
「いやだよ~ん」
ばあちゃんは突然訪れた俺を見て、ひどく驚いていたようだった。
それでもほんの少しの間の後、すぐに何かを察した顔つきになり、
「とにかく、おあがり」 と言った。
玄関を跨ぐと、田舎の家特有のかびのような臭いがつんと鼻をついた。
ああ、この家はあの夏の日から何一つ変わっていないんだな、と俺は考える。
いやむしろ、ここはそもそも時間の流れが
俺の知るものと全く違うのかもしれない。
それは都会の営みよりもっと穏やかなもので、
一つの動物としてはより自然の流れに忠実なやり方に思える。
だとしたら、一体どちらが「正しい」のだろう。
電車を降りてからの記憶は、やはり靄がかかったように不鮮明だった。
もちろん俺はずいぶん長く歩いたはずで、
ただ、それに実感が伴わないのが多少不可解なだけだ。
夏に歩いたのがまるで昨日のことのように偲ばれる道のりを、
まるで機械が与えられた作業をこなすみたいに俺は辿った。
三人だとあれほど途方もなく感じられた距離は
一人だとほんの一瞬のようで、しかし永遠のようでもあった。
そんな奇妙な行路を、まるで見えない何かに誘われるようにして
この土地に辿り着いた。
数多くの選択肢の中でどうしてここであったのか、
俺の中の何がどうしてそうさせたのかは、いくら考えても
やはりわからない。
ただ一つ言えることとして、俺はミクのかすかな「息遣い」のようなものを、
貪欲に追い求めていた。
もちろん俺はずいぶん長く歩いたはずで、
ただ、それに実感が伴わないのが多少不可解なだけだ。
夏に歩いたのがまるで昨日のことのように偲ばれる道のりを、
まるで機械が与えられた作業をこなすみたいに俺は辿った。
三人だとあれほど途方もなく感じられた距離は
一人だとほんの一瞬のようで、しかし永遠のようでもあった。
そんな奇妙な行路を、まるで見えない何かに誘われるようにして
この土地に辿り着いた。
数多くの選択肢の中でどうしてここであったのか、
俺の中の何がどうしてそうさせたのかは、いくら考えても
やはりわからない。
ただ一つ言えることとして、俺はミクのかすかな「息遣い」のようなものを、
貪欲に追い求めていた。
しかし日ごろ俺たちの目につく大方の場所に、それらは感じられない。
全くもってゼロなのだ。
そして今、それはあらゆる場所から更に消失しつつある。
少なくとも俺には、そうとしか考えられない。
それらはとっくに決定づけられてしまった事柄だ。
だから俺はその「気配」のより色濃く残った場所を、
殆ど無意識に追い求める。
それこそ渇きに耐えかねた旅人が、僅かな水の気配に心底飢え苦しむように。
そして辿り着いたのが、ここだった。
たしかにここにはまだあの夏の日の輝くような情景が
うっすら浮かんで、上手く馴染んでいるようにも見える。
空気に溶け込み、もう手の届かないところで
ちらちらと光を振り撒いているようだった。
全くもってゼロなのだ。
そして今、それはあらゆる場所から更に消失しつつある。
少なくとも俺には、そうとしか考えられない。
それらはとっくに決定づけられてしまった事柄だ。
だから俺はその「気配」のより色濃く残った場所を、
殆ど無意識に追い求める。
それこそ渇きに耐えかねた旅人が、僅かな水の気配に心底飢え苦しむように。
そして辿り着いたのが、ここだった。
たしかにここにはまだあの夏の日の輝くような情景が
うっすら浮かんで、上手く馴染んでいるようにも見える。
空気に溶け込み、もう手の届かないところで
ちらちらと光を振り撒いているようだった。
ばあちゃんに連れられ、居間に通された。
目の前を白髪に被われた頭が小さく上下する。
幼い頃よく見た、腰の曲がった後姿だ。
ただ、今その背中は驚くほどに小さい。
老衰は何人も逃れることができないものだ。
それは、分かってるつもりでいた。
しかし、俺の周りの全てのものが少しずつでも変わらずにはいられないという現実を
何の前触れもなく見せつけられたような気がして、
無意識に目を逸らしてしまうのだった。
促され、俺たちは向かい合って座る。
不意に幽霊のような静寂さを纏った、一人の少年が現れた。
触るとひんやりしていそうな白い手には盆を持ち、
その上には湯呑みが二つのせられている。
湯呑みをこちらに手渡すと、タマ君は少し微笑む。
彼は以前見たときと何も変わらない。
どこか現実離れした人外的な雰囲気も、幼男らしからぬ落ち着き払った物腰も、そのままだ。
その事実が、少し俺を安心させる。
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