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    元スレ武内P「便秘、ですか」

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    951 = 935 :

    武内P「……もしや、毎朝」

    「……まあ、いや、さ」

    武内P「……健康的、ですね」

    「……ありがとうございます」

    武内P「……良い事、ですね」

    「……そう、ですね」

    武内P「……」

    「……」

    952 = 935 :

    武内P「……便秘、などは」

    「……聞きますか」

    武内P「……申し訳、ありません」

    「……無縁です」

    武内P「……それが、美しさの秘訣かも知れませんね」

    「……そう、なのでしょうかね」

    武内P「……」

    「……」

    953 = 935 :

    武内P「……臭いは、薔薇の香りでは」

    「……ありません」

    武内P「……臭い、ですか」

    「……すみません、それはちょっと」

    武内P「……申し訳、ありません」

    「……いえ、お気になさらず」

    武内P「……」

    「……」

    954 = 935 :

    武内P「……実は、少ししか出ない」

    「……事は、無いです」

    武内P「……大量、ですか」

    「……あの、デリカシー」

    武内P「……申し訳、ありません」

    「……はい、気にしてください」

    武内P「……」

    「……」

    955 = 935 :

    武内P「……お酒を飲んだ翌朝は」

    「――苦しくて、溢れ出すの~♪」

    武内P・楓「立ち尽くす風の~な~か~で~♪」

    「……まあ、座りますけど」

    武内P「……洋式、ですか」

    「……」

    武内P「……」

    956 = 935 :

    武内P「……ウォシュレット」

    「……はい」

    武内P「……良い、ですよね」

    「……はい」

    武内P「……」

    「……ふふっ」

    武内P「……高垣さん?」

    「……変な所で似てるな、って思ったら、つい」

    武内P「……」

    957 = 935 :

    武内P「……私は、間違っていたようです」

    「……」

    武内P「高垣さんも、ウンコをする」

    「ちょっと、言い直してください!」

    バシバシ!

    武内P「……アイドルも、ウンコをする」

    「……はい、それで」

    武内P「……」

    「……」

    958 = 935 :

    武内P「……本当は、わかっていました」

    「……」

    武内P「しかし、高垣さんがウンコするなら、全員するでしょう」

    「ちょっと、私の責任みたいに言わないでください!」

    バシバシ!

    武内P「……トップアイドルでもするなら、全員するでしょう」

    「……まあ、それで」

    武内P「……」

    「……」

    959 = 935 :

    武内P「……アイドルも、ウンコをするのですね」

    「……はい、全員します」

    武内P「……輝いていたりは」

    「……しません」

    武内P「……実は」

    「……輝いていませんから」

    武内P「……」

    「……」

    960 = 935 :

    武内P「……ウンコをしても、貴女達アイドルは輝いている」

    「……まあ、そう、ですね」

    武内P「その輝きは、ウンコの上に成り立っている」

    「ちょっと、言い方!」

    バシバシ

    武内P「大の事など、アイドルの輝きの前では、小さな事だと」

    「……?」

    武内P「貴女達アイドルは、とても輝いている、という意味です」

    「まあ……ありがとう、ございます」

    961 :

    女の子のうんこも臭いの?

    962 = 935 :

    「……すみません、ちょっと」

    武内P「……あの、まさか」

    「……お腹の調子が、今朝から悪くて」

    武内P「!? 待ってください! それでは、まさか貴女は――」

    「!」

    バシバシ!

    武内P「――……!」



    「……失礼します」

    ツカツカツカツカ…


    武内P「……」


    武内P「下痢、ですか」


    「……!」

    ツカツカツカツカ…バシバシ!



    おわり

    963 = 935 :

    以下、まとめ


    未央「明るい笑いを振りまいて♪」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512131825/

    興水幸子「腹パンしてやる」
    http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1504344912/

    ルパン三世 Gifted Cinderella 魔法のトワレ
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512567189/


    前スレ?

    武内P「大人の魅力、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510490903/

    964 = 935 :

    このスレは試行錯誤で、昔のネタ、ギミック等、色々とやってみました
    その結果か、初めて自分の書いたもので「うくく」と声を出して笑えました


    こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう


    おかげで、昔もひっくるめて最高の1レスが出来ました

    965 :

    ルパンのもあんただったのか
    すげえ楽しんでたからこれで終わりだと寂しくなるなあ
    次スレもたてていいのよ?

    966 = 935 :

    >>383に関してですが、今からMマス見てきます
    んで、見終わったら書きます

    次スレはまあ、気が向いたらってことで
    考えて書いてないので、今まで書いたものを覚えてないからネタ被りしそうで

    このスレは多分、思い出深くなります
    6年以上前の俺の書いたものを読んでた人も見てたっぽいですから

    では、見てきます

    967 :

    いやほんと楽しませてもらったわ
    是非またこんなスレを立ててくれ

    968 :

    楽しかった。おつ

    969 :

    前スレも含めてまるまる2スレ楽しめたわ

    970 :

    次のウンコ待ってるぞ

    971 :

    びどいひどいとってもひどい
    それが良い

    972 :

    書きます


    武内P「スカウト、ですか」

    973 = 972 :

    石川P「はい」

    武内P「あの……スカウトとは、私をアイドルに……という意味でしょうか?」

    石川P「はい。っと、遅れてすみません、こちらが名刺になります」

    武内P「これはご丁寧に……で、ではなく、何故、私をアイドルに……!?」

    石川P「笑顔です」

    武内P「……!?」


    未央「めっちゃ助けを求めてる」

    「面白そうだから、少し見てようか」

    974 = 972 :

    武内P「え、笑顔、ですか」

    石川P「はい。貴方は……笑顔がとても好きそうな感じがしまして」

    武内P「それは……合っています、が」

    石川P「でしょう? 僕のプロデューサーとしての勘が、是非スカウトすべきだ、と」

    武内P「……!?」


    卯月「すぐに断らないのは……」

    美嘉「自分がスカウトで苦労してるから、だろうねー★」

    975 = 972 :

    蘭子「我が友が……アイドルに……?」

    ほわほわ~ん


      ・  ・  ・


    武内P『甘い時間スウィートな~レッスンあげる~♪』


    蘭子「我が友―! 我が友ー!」


    武内P『おいでどうぞお望みのまま~聴くよ~♪』


    蘭子「我が友ー! 我が友ー!」


    武内P『恋のレクチャー予約NG~♪』


    蘭子「我が友……! 我が友……!」ポロポロッ


    武内P『大人のマネにはま~だ~少し~早すぎるでしょ♪』


    蘭子「うぅ、わがとも……! わがともぉ……!」ポロポロッ

    976 = 972 :

    蘭子「魂の饗宴、しかと見届ける!」

    美波「でも、プロデューサーさんがアイドルになったら……」

    アイドル達「?」

    美波「男女のユニットでの曲も出せるわね♪」

    アイドル達「!」

    ほわほわ~ん

    977 = 972 :

    武内P「私達の、ユニットとしての初LIVEですね」

    卯月「緊張、してます?」


      ・  ・  ・


    武内P「いえ……それが、意外にも」

    未央「へー! プロデューサー、案外度胸あるじゃん!」


      ・  ・  ・


    武内P「貴女が隣に居る事が、心強いからでしょう」

    「……ふーん。そういうもの?」


      ・  ・  ・


    未央・卯月・凛「……サイコー」

    978 = 972 :

    みく「でも、アイドルやったらみく達のケアが出来なくなるにゃ」

    李衣菜「プロデューサー、ただでさえ忙しそうだもんね」

    かな子「それはそれで好都合だよ~♪」

    智絵里「でも……それはちょっと寂しいかも」

    「だったらさー、レッスンとか一緒にすれば良いんじゃない?」

    アイドル達「!」

    ほわほわ~ん

    979 = 972 :

    莉嘉「お疲れ様っ、Pくん!☆」

    武内P「お疲れ様です」


      ・  ・  ・


    みりあ「えへへっ! でも、一緒にレッスン出来て楽しいなー!」

    武内P「あっ、赤城さん……今くっつかれては、その……!」


      ・  ・  ・


    きらり「あっ、ゴメンにぃ! 汗でぇ、ベトベトしちゃってたゆ」

    武内P「その……シャツが透けて……はい、申し訳ありません」


      ・  ・  ・


    莉嘉・みりあ・きらり「きゃーっ!///」

    980 = 972 :

    アーニャ「……ハラショー! 良い事、いっぱいです!」

    アイドル達「!」ウンウン


    石川P「お返事はすぐに、とは言いません」

    武内P「あ……いえ、私は……」

    石川P「ですが、貴方ならきっと、アイドルとして輝けます」

    武内P「……!?」タスケテクダサイ!


    アイドル達「……」フイッ


    武内P「!?」

    981 = 972 :

    石川P「僕で良ければ、そんな貴方の力にならせてください」

    武内P「しかし……それは……!」

    石川P「貴方が、ファンの方達を笑顔にする手助けを」

    武内P「……」

    石川P「そして、見たことのない景色を見ましょう」

    武内P「……!?」タスケテクダサイ!タスケテクダサイ!


    アイドル達「……」フイッ


    武内P「!?」


    ピエール「あーっ! ここにいたんだ!」


    アイドル達「!?」

    982 = 972 :

    ピエール「すっごく探しちゃった!」

    石川P「す、すみません。少し、スカウトに夢中になってしまって」

    ピエール「スカウト?」

    石川P「はい。彼を」

    武内P「……」

    ピエール「うわー! 新しい、仲間!? 嬉しいなー!」

    武内P「あの、いえ……私は……」

    ピエール「えっ……違う、の?」キュルンッ

    武内P「……!?」


    アイドル達「……」

    983 = 972 :

    未央「……可愛くない?」

    卯月「……可愛い、です」

    「……何か、デレデレしてる」

    蘭子「……魂の繋がりが、断ち切られようとしている」

    アーニャ「……ニェート、あれは、アー、良くない、です」

    智絵里「……見捨てられちゃう?」

    かな子「……クッキー美味しい~♪」

    「……そもそも、別の事務所の人じゃない? あれ」

    アイドル達「!」

    984 = 972 :

    莉嘉「……事務所が違うってコトは」

    みりあ「……ねえねえ、プロデューサー、取られちゃうの?」

    きらり「……うゆ……アイドルになったら、そう、なるにぃ」

    みく「……プロデューサー兼、アイドルという手も」

    李衣菜「……事務所が違うから、難しいと思う」

    美波「……」

    ほわほわ~ん

    985 = 972 :

    武内P「LIVE、頑張りましょう」

    ピエール「うん! ボク、頑張る!」

    武内P「会場の緊張も、ほぐれているようですね」

    ピエール「エヘヘ!」

    武内P「笑顔で、楽しんでください」

    ピエール「はーい!」

    武内P「良い、笑顔です」


    武内P「やはり、後楽園ホールは最高ですね」


      ・  ・  ・


    美波「――待って皆!」

    アイドル達「!?」

    美波「大事なのはプロデューサーさんの気持ち、でしょ?」

    アイドル達「……」

    986 = 972 :

    美波「確かに、プロデューサーさんが居なくなるのは寂しいわ」

    アイドル達「……」

    美波「でもね、怖がってちゃ、前に進めない」

    アイドル達「……」

    美波「……プロデューサーさんが選んだ道なら、応援してあげなきゃ!」

    アイドル達「……!」

    美波「精一杯の笑顔で、後ろの前に進むのを応援してあげましょ!」

    アイドル達「後ろの……?」


    美嘉「えっ? 皆、アイツいらないの?」


    アイドル達「!?」

    987 = 972 :

    美嘉「皆がいらないなら、アタシが貰っちゃおっかなー★」

    アイドル達「……!?」


    武内P「……しかし、私は」

    石川P「気が向いたら、で結構です。いつでも待っていますから」

    武内P「……」


    美嘉「ホーラ! 黙ってないで、アンタも名刺渡しなって!」

    バシッ!


    武内P「じょ、城ヶ崎さん……!?」

    石川P「カリスマJKアイドルの、城ヶ崎美嘉さん……? は、はじめまして」

    ピエール「わふー! はじめましてー!」

    美嘉「はじめまして★ ホラ、はやく!」

    武内P「……」

    988 = 972 :

      ・  ・  ・

    ちひろ「……ふふっ、大変だったみたいですね」

    武内P「……」

    ちひろ「もしかしたら、本当にアイドルになっちゃってたかも?」

    武内P「……いえ、それは有り得ません」

    ちひろ「あら、どうしてですか?」

    武内P「私は、プロデューサーとして、皆さんの笑顔を見ていきたいですから」

    ちひろ「まあ、仕事熱心ですね」

    武内P「……」

    989 = 972 :

    ちひろ「でも、可能性としてはあると思います」

    武内P「……私がアイドルに、ですか?」

    ちひろ「ええ。だって、プロデューサーさん、歌は得意でしょう?」

    武内P「……何故、それを……!?」

    ちひろ「事務員は、何でもお見通しなんですよ♪」

    武内P「……答えに、なっていないのですが」

    ちひろ「うーん……何て言えば良いのかしら」

    武内P「……」



    ちひろ「理由あって、ですかね♪」



    おわり

    990 :



    まあこのPならアイドルならないよなぁ・・・

    991 = 972 :

    ピエールくんのちんぽの事しか考えられないので、休憩後1レスもので刻みます

    992 = 972 :


    「……」


     いやー、まさか、プロデューサーのこんな無防備な姿を見るとはね。
     だけどね、そこは杏の特等席なんだよ?
     プロデューサーが寝たら、クッションが潰れちゃうってば。


    「……」


     まあ、気持ちはわからないでもないけどね。
     にっしっし、これで杏がそこから離れたくない気持ちがわかったんじゃないかな。
     今後はさ、杏がそこで寝てたら起こさなくて良いからね。
     働くのなんて、働き者に任せておけば良いんだよ。


    「……」


     プロデューサーはその働き者の内の一人だけど、ね。
     だけど、それでもそうやってダラダラする時間も大事だと思うよー。
     働きっぱなしじゃあ疲れちゃうって。
     杏だって、ダラダラするのとゴロゴロするの、メリハリを付けてるんだから。


    「よっこいしょ、っと」


     おいおい、いくら杏が軽いからって、上に乗っても起きないなんてある?
     どんだけ疲れてるのさ、全く。
     しっかり休んで疲れを取るのも、仕事の内って言うじゃんね。
     仕事しないなんて、けしからんね!


    「ふわぁ~あ」


     ってなわけで、杏はこれからお仕事といきます。
     プロデューサーも一緒だから、サボりじゃなくてお仕事だよ、お仕事。
     ……それにしても、妙に寝心地が良いじゃん。
     やるねー、プロデューサー。


    「こういう仕事なら、大歓迎だよー……」


     起きた時の事? そんなの考えないよ!
     杏はそんなに仕事熱心じゃないのだ、はっはっはー!


    おわり

    993 = 972 :


    「プロデューサーさん、ちょっと待って下さい」
    「? はい」


     席を外そうとした時、新田さんに呼び止められた。
     新田さんは立ち上がり、パタパタと私に歩み寄ってくる。
     一体、何の用事だろうか?
     必要な連絡事項は、伝え終わっていた筈だが。


    「ネクタイ、曲がってますよ」


     新田さんはそう言うと、私のネクタイに手をかけた。


    「すみません、気づきませんでした」
    「前に注意されたんですから、しっかりしないと」


     確かに、その通りだ。
     クライアントが最初に会うのは私で、だからこそ身だしなみには気をつけねば、と。
     そう、思っていたのだが、最近は気が緩んでいたのかも知れない。


    「はい、これでバッチリです♪」


     新田さんは、微笑みながらそう言った。
     それは、とてもまぶしい、良い笑顔だった。
     その輝きに当てられてか、普段言わないような言葉が、口をついて出た。


    「――新田さんは、良い奥さんになりそうですね」
    「ふえっ!?」


     私の言葉に、新田さんは驚いて目を丸くした。
     大人びているとは言え、19歳の彼女に言うような言葉ではなかったか。


    「も、もう! 急に何を言うんですか!」
    「……申し訳ありません。それでは、行ってきます」


     見れば、耳まで赤くなっている。
     怒らせてしまったようだ……今後はこういう事の無い様、反省しなければ。


    「はい、行ってらっしゃい♪」


     そんな私を新田さんは、とても良い笑顔で送り出してくれた。



    おわり

    994 = 972 :


    「……ん」


     なんだろう……私、揺れてる?
     あれ? でも、さっきまで事務所に居たのに、何で揺れてるんだろ?


    「――気が、付きましたか?」
    「……ええっ!? なんっ、ななな、なんっ!?」


     なっ、なんでシンデレラプロジェクトのプロデューサーさんが……!?
     それに、えっ、これ、お姫様だっこ~!?
     はっ!? えっ!? なんで!?


    「すみません……また、気絶されてしまったので」
    「……!?」


     そう言えば、曲がり角で何かにぶつかって、それで――


    「す、すみません~! 私、また、失礼な事を~!」
    「いえ、お気になさらず」


     って言ってくれてるけど、あぁぁやっぱり気にしてるぅ!
     顔を見られただけで気絶なんて、落ち込むに決まってるよ~!


    「それよりも、どこか、痛む所はありませんか?」
    「なっ、なっ、無いです! すみません~!」
    「今、医務室に向かっていますので、少々お待ち下さい」
    「はっ、はい~!」


     そ、そっか……医務室に連れてってくれてるんだ……。
     えへへ、顔は怖いけど、やっぱり優しい人だな~。
     こういう時は、お礼を言わないといけないよね!


    「ありがとうございます♪」
    「……良い、笑顔です」


     そう言うと、とっても優しい顔で微笑まれた。
     私は、今の状況を思い出し、あえなく本日二度目の気絶をする事となった。



    おわり

    995 = 972 :


    「ホットコーヒーで、ホッと一息、ですか?」


     談話スペースで、缶コーヒーを片手に座っている彼を見つけた。
     ここで見かけるなんて、初めてじゃないかしら?
     うふふっ、普段無い事が起きるなんて、もしかしたら今日はついてるのかも。


    「高垣さん……お疲れ様です」
    「はい、お疲れ様です」


     挨拶として言ったけど、この人は本当に疲れてるみたい。
     いつもより、心なしか声に元気がない気がするもの。


    「お仕事、忙しいみたいですね」
    「そうですね……ですが、有り難い事です」
    「まあ、仕事熱心ですね」


     この人は、本当に、心からそう思っているのだろう。
     体は疲れていても、自分の担当する子達、これから担当するであろう子達のため、
    自分が忙しいのはとっても喜ばしい事だと考えているのだ。
     ……ちょっとだけ、からかっちゃおうかしら。


    「お仕事、大変じゃないですか?」
    「いえ、大変だと思ったことはありません」


     もう、間髪入れずに答えちゃうんですから。
     からかい甲斐が無いですよ、全くもう!


    「高垣さんも、お仕事の方は大変では?」
    「いいえ。そんなの、思った事ありません」


     私の答えを聞いて、彼はそうだと思いましたと頷き、微笑んだ。
     まあ、この人ったら、私をからかったのね! 失礼しちゃうわ!


    「――それでは、私は、これで」
    「はい。また」


     私をからかったからか、声にいつもの張りが戻ったみたい。
     子供みたいな所があるんですから……仕方ない人ですね、もう。



    おわり

    996 = 972 :


     カラリと、そう、絶望を告げる音がトイレの個室に響きました。
     何気なく入った場所に、あるべき物が無いというのは、こんな気持ちなのですね。
     この気持ちは、書の中では体験の出来ない、非常に貴重なものかもしれません。


    「……」


     嗚呼、どうして私はカバンを預けてしまったのでしょうか。
     あの中には、携帯が入っているというのに、これでは助けが呼べません。
     勿論、大声を出すという選択肢もありますが、それは、少し恥ずかしいと思ってしまいます。
     けれど、他に手は……無いのでしょうね。


    「あっ、ありすちゃーん!」


     入り口で待っている、ありすちゃんに声をかけます。
     けれど、待てども待てども、ありすちゃんは現れません。
     もう一度、声をあげてみましょう。


    「ありすちゃーん!」


     最初よりも、大きな声が出た気がします。
     私の焦りが、声にも現れたのでしょうか……とても、大きな声でした。
     けれど、一向にありすちゃんが現れる気配はありません。


    「……!」


     もしかしたら、ありすちゃんに何かあったのでは、という疑念が湧き上がります。
     今の、私以上の危機にありすちゃんが直面していたとしたら?
     返事も出来ず、逆に私の助けを待っているのだとしたら?


    「!」


     私は、まとめた髪の毛も、たくし上げたスカートもそのままに、個室を飛び出しました。


    「文香さん、トイレの紙がきれてるかもって、用務員、さん、が……」


     良かった、ありすちゃんに何かがあったわけでは無かったようです。
     しかし、困りました……もう一度トイレの個室に入ったら、二度と外に出たくないと思ってしまいそうです。



    おわり

    997 = 972 :


    「未央ちゃん、なんだか顔色が悪いですよ?」


     しまむーが、とっても心配そうに声をかけてくる。
     でもさ、その心配の原因は、しまむー自身にあるんだよ、ね。


    「そ、そう?」


     私は、気付いてしまった。
     しまむーの髪の一房、その先端にへばりつく、茶色い物体に。
     髪の毛が長いと大変というのは、こういう事でもある。


    「未央、もしかして……気付いた?」
    「しぶりん」


     しぶりんが、チラチラとしまむーの髪の先に目を向けている。
     どうやら、しぶりんもしまむーの異常事態に気付いていたらしい。
     どちらが、どうやって、しまむーにその事実を告げるか。
     今は、それが問題――


    「未央ちゃんも、ですか?」
    「へっ?」


     ――しまむーが、チラチラとしぶりんの腰辺りに目を向けている。


    「あっ」


     居ますね。


    「あっ……って、どうしたの?」
    「ううん! 何でもないよ! 何でも!」


     どっちもかよ!
     私達は友達だけどさ、そういう所で変な仲の良さ発揮するのやめてくれない!?


    「言ってよ、未央」
    「言ってください、未央ちゃん」


     こんな事になるなら、私も髪を伸ばしておけば良かったなんて、疎外感。
     私ってさ、こういう時についてないんだよね。



    おわり

    998 = 972 :

    皆さんは、好きなアイドルは誰ですか?
    俺は、片桐早苗さんが大好きです


    あたしが無理って思わなかったら、それって無理じゃないもの。
    人の可能性、ナメてかかるやつなんて逮捕よ、逮捕!!

    それで……プロデューサー君はどうする?


    [やりすぎお姉さん]片桐早苗の、この台詞に完全にやられました
    たかが絵の、それも、どっかのオッサンが考えた台詞なのにですよ


    そして、新年のスカチケ販売がありましたね


    ありがとう、片桐早苗さん


    貴女は、俺の中で最高のアイドルです


    <美味しいコーヒー……こーひーん質の豆なんでしょうね、うふふふっ♪


    いらっしゃいませ、高垣楓さん

    999 = 972 :

    では、またどこかで


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